JP2001322565A - 車両用開閉体の支持構造 - Google Patents

車両用開閉体の支持構造

Info

Publication number
JP2001322565A
JP2001322565A JP2000145364A JP2000145364A JP2001322565A JP 2001322565 A JP2001322565 A JP 2001322565A JP 2000145364 A JP2000145364 A JP 2000145364A JP 2000145364 A JP2000145364 A JP 2000145364A JP 2001322565 A JP2001322565 A JP 2001322565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
opening
closing body
hollow member
support structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000145364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3603302B2 (ja
Inventor
Fumio Okana
文夫 岡那
Hayaji Harasaki
隼次 原崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2000145364A priority Critical patent/JP3603302B2/ja
Publication of JP2001322565A publication Critical patent/JP2001322565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3603302B2 publication Critical patent/JP3603302B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • B62D25/12Parts or details thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で支持剛性に優れる車両用開閉体の支持
構造の提供。 【解決手段】 エンジンルームの開口に開閉可能に軸支
されるボンネットであって、アウターパネル2、その裏
面に接合されるインナーパネル3、並びに2つの中空部
材1が接合されることによって形成されている。中空部
材1は、アウターパネル2及びインナーパネル3を補強
するレインフォースメントとしての機能と、ヒンジ4と
の軸支を可能にするボンネット側のヒンジ部材としての
機能とを兼ね備えるべく、ハイドロフォームの手法によ
って管状部材から一体成型される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用開閉体の支
持構造に関し、例えば代表的な車両である自動車のボン
ネットやトランクリッド等の開閉体に採用して好適な支
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、所謂ハイドロフォームによる金属
部材の成型方法が自動車の分野において各種提案されて
おり、この技術を利用した部材の成型方法としては、例
えば、ハイドロフォームにより形成されたレインフォー
スメントを、車体のピラー内部に接合する技術が特開平
10−218017号に提案されている。また、特開平
11−235963号には、ハイドロフォームにより形
成されたレインフォースメントを、車体のサイドフレー
ム内部に接合する技術が提案されており、この他にも、
ハイドロフォームによって車体各部の金属部材が成型さ
れつつある。
【0003】ハイドロフォームは、金型に入れた高張力
鋼管の内部に液体(油や水等)を満たし、その状態にお
いて液体に加える圧力を高めることにより、高張力鋼管
を所望の形状に成型する(膨らませる)手法であり、係
る手法によれば、鋼板をプレスした複数の部材を溶接す
ることによって所望の部材形状を得る従来の手法よりも
軽量且つ高剛性の部材を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、車両に設けら
れた開閉体として、代表的な車両である自動車のボンネ
ット及びトランクリッドの一般的な構造について概説す
る。
【0005】図13は、一般的な自動車のボンネットを
構成する部材を示す図であり、図14は、図13に示す
ボンネットと車体との支持部分の車幅方向の要部断面図
である。図13及び図14に示すように、ボンネットの
アウターパネル51の裏面には、インナーパネル53が
接合され、車体56との支持部には、ボンネット側のヒ
ンジ54を取り付けるべく補強用のレインフォースメン
ト52が更に接合(または配置)される。そして、車体
56に設けられたヒンジ55とヒンジ54とが回転可能
に軸支される。
【0006】図15は、一般的な自動車のトランクリッ
ドを構成する部材を示す図であり、図16は、図15に
示すトランクリッドとヒンジとの取り付け部分の車体長
手方向の断面図である。図15及び図16に示すよう
に、トランクリッドのアウターパネル61の裏面には、
インナーパネル63が接合され、車体(不図示)との支
持部には、ヒンジ64を取り付けるべく補強用のレイン
フォースメント62が更に接合(または配置)される。
そして、車体に設けられたヒンジ(不図示)とヒンジ6
4とが不図示の機構により、回転可能に支持される。
【0007】一般に、自動車のボンネット及びトランク
リッドの構造部分は、車体剛性には直接的に寄与する部
分ではないので軽量であることが望まれる一方で、外部
から相対的に加えられる衝撃に対する吸収性能を要求さ
れる。このため、上記のように、アウターパネルのプレ
ーンな形状に対して、インナーパネルの形状は衝撃吸収
性が考慮された複雑な形状にする必要があり、且つ車体
側への取り付けを十分な支持剛性をもって実現可能にヒ
ンジ等の取り付け部材を設ける必要もある。このような
ボンネット構造に関する提案としては、例えな特開平1
1−255153号にも開示されている。
【0008】しかしながら、ボンネットやトランクリッ
ド等の開閉体は、上述したように、複雑な形状であり、
部品点数も多いので、たとえばハイドロフォームを適用
することにより、支持剛性を低下させることなく、部品
点数の削減や軽量化等が望まれる。
【0009】そこで本発明は、軽量で支持剛性に優れる
車両用開閉体の支持構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両用開閉体の支持構造は、以下の構
成を特徴とする。
【0011】即ち、車両に設けられた開口を開閉体(例
えばボンネットまたはトランクリッド)によって開閉可
能に覆うべく、その開閉体を、該開閉体側に設けられた
第1ヒンジ部材と、該車両側に設けられた第2ヒンジ部
材とによって支持する車両用開閉体の支持構造であっ
て、前記開閉体を補強するレインフォースメントと、前
記第1ヒンジ部材とが一体の中空部材によって形成され
ていることを特徴とし、例えば、ハイドロフォームによ
り形成すると良い。
【0012】上記の構造において、前記中空部材は、平
面視で略コの字形状に成型すると共に、そのコの字形状
の2ヶ所の端部に、それぞれ前記第1ヒンジ部材を一体
に形成すると良い。
【0013】また、好適な実施形態において、略コの字
形状の前記中空部材は、その中央部において、前記開閉
体の裏面に設けられたロック部材を迂回すべく、車両後
ろ方向(前記開閉体が車体に対して閉止している場合に
おける車両後ろ方向)に凹形状に形成すると良い。
【0014】また、前記開閉体がトランクリッドである
場合に、略コの字形状の前記中空部材は、その中間部に
おいて、前記トランクリッドのインナーパネルとの間に
空隙を設けるべく、車体下方向に凹形状に形成すると良
い。
【0015】
【発明の効果】上記の本発明によれば、軽量で支持剛性
に優れる車両用開閉体の支持構造の提供が実現する。
【0016】即ち、請求項1の発明によれば、複数部材
の一体化により、従来の構造と比較して部品点数を削減
することができ、開閉体(ボンネットやトランクリッ
ド:(請求項4、請求項5)の軽量化が図れると共に、
接合箇所を少なくすることができるので、車体に対する
開閉体の支持剛性を向上させることができる。
【0017】また、請求項2の発明によれば、中空部材
を、開口に設けられた2ヶ所の第2ヒンジ部材に対して
回動可能に支持することができ、開閉体の車幅方向の2
ヶ所に別体の第1ヒンジ部材が設けられていた従来の構
造とは異なり、部品点数を削減することができ、より軽
量化が図れると共に、接合箇所を少なくすることができ
るので、車体に対する開閉体の支持剛性を更に向上させ
ることができる。
【0018】また、請求項3の発明によれば、開閉体を
全体にわたって補強することができ、支持剛性を更に向
上させることができる。
【0019】また、請求項6の発明によれば、トランク
開閉時等のきしみ音を防止することができ、使用者の操
作感を向上させることができる。
【0020】また、請求項7の発明によれば、ハイドロ
フォームによるレインフォースメントと第1ヒンジ部材
との一体形成により、優れた部材剛性を実現することが
できるので、開閉体のインナーパネルに、従来の構造に
おける鋼板と比較して薄い鋼板を採用することができ、
より軽量化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用開閉体
の支持構造の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明
する。
【0022】[第1の実施形態]図1は、第1の実施形
態における車両用開閉体の支持構造を示す斜視図であ
り、本実施形態では、自動車の車体前方のエンジンルー
ムを開閉可能に覆うボンネットを例に説明する。また、
図2は、第1の実施形態におけるボンネットを構成する
主な部材を説明する斜視図である。
【0023】図1に示すように、車体5のエンジンルー
ムの開口には、車体側に設けられたヒンジ4の部分にお
いて、ボンネットが開閉可能に軸支される。このボンネ
ットは、図2に示すように、ボンネットのアウターパネ
ル2、その裏面に接合されるインナーパネル3、並びに
2つの中空部材1が接合されることによって形成されて
いる。
【0024】本実施形態において、中空部材1は、アウ
ターパネル2及びインナーパネル3を補強するレインフ
ォースメントとしての機能と、ヒンジ4との軸支を可能
にするボンネット側のヒンジ部材としての機能とを兼ね
備えるべく、後述するハイドロフォームの手法により、
管状部材から一体成型された部材である。
【0025】図3は、第1の実施形態におけるボンネッ
トと車体との支持部分の車幅方向の要部断面図であり、
図1に示す如くボンネットが組み立てられた状態におけ
る図2のA−A断面に相当する。また、図4は、第1の
実施形態におけるボンネットと車体との支持部分の車幅
方向の要部断面図であり、図1に示す如くボンネットが
組み立てられた状態における図2のB−B断面に相当す
る。
【0026】図2に示すように、中空部材1の形状は、
ヒンジ構造が形成された車体後方側の厚さ(高さ)が前
方側と比較して厚い(高い)形状に成型されており、イ
ンナーパネル3の車幅方向の幅は、車体前方側と比較し
て後方側の方が絞られた形状をなす。これにより、中空
部材1は、アウターパネル2及びインナーパネル3との
接合状態において、車体後方側では、図3に示すように
アウターパネル2の裏面に接合され、且つ前方側では、
図4に示すようにインナーパネル3の裏面に接合されて
いる。
【0027】また、中空部材1の車体側方側の側面は、
図3に示す如く車体側に設けられたヒンジ4によって軸
支される。尚、ヒンジ4は、例えばボルトによって車体
5に固定される。
【0028】上述した構造を採用すれば、従来は別体で
あったレインフォースメントとヒンジ部材とを中空部材
1として一体化することができる。これにより、図13
及び図14を参照して上述した従来の構造と比較して、
部品点数を削減することができ、ボンネットの軽量化が
図れると共に、接合箇所を少なくすることができるの
で、車体に対するボンネットの支持剛性を向上させるこ
とができる。
【0029】また、係る構造を採用することによって支
持剛性が向上するのに応じて、アウターパネル2及びイ
ンナーパネル3に採用すべき鋼板の厚さを従来より薄く
することができるので、より軽量化を図ることができ、
この効果は、中空部材1をハイドロフォームによって成
型した場合に特に顕著である。
【0030】<第1の実施形態の変形例>上述した第1
の実施形態では、ボンネットのアウターパネル2及びイ
ンナーパネル3に対して中空部材1を2つ接合する構造
を説明したが、本変形例では、1つの中空部材により、
レインフォースメントとしての機能と、2つのヒンジ部
材としての機能とを実現する。
【0031】図5は、第1の実施形態の変形例における
中空部材を示す斜視図であり、同図に示す中空部材1A
は、平面視で略コの字形状に一体成型されると共に、そ
のコの字形状の2ヶ所の端部には、車体側に設けられた
ヒンジ4による軸支を可能とすべく、上述した中空部材
1と同様な形状が成型されている。そして、中空部材1
Aの略コの字形状の中央部には、インナーパネル3の裏
面に設けられたロック部材を迂回すべく、車両後ろ方向
(ボンネットが車体に対して閉止している場合における
車両後ろ方向)に凹形状の凹部1AAが形成されてい
る。
【0032】このような形状の中空部材1Aを、上述し
たアウターパネル2及びインナーパネル3に対して接合
すれば、中空部材1を2つ使用する上述した構造と比較
して更に部品点数を削減することができ、より軽量化が
図れる。
【0033】また、中空部材1Aのコの字形状の中間部
分を、インナーパネル3の裏面において車幅方向に接合
することができるので、中空部材1を2つ使用する上述
した構造と比較してボンネット全体を補強することがで
き、支持剛性を更に向上させることができる。このた
め、アウターパネル2及びインナーパネル3に採用すべ
き鋼板の厚さをより薄くすることができ、より軽量化を
図ることができ、アウターパネル2及びインナーパネル
3を、中空部材1Aが埋設された一体成型の樹脂製にす
ることも可能となる。
【0034】[第2の実施形態]図6は、第2の実施形
態における車両用開閉体の支持構造を示す斜視図であ
り、本実施形態では、自動車の車体後方のトランクルー
ムを開閉可能に覆うトランクリッドを例に説明する。ま
た、図7は、第2の実施形態におけるトランクリッドを
構成する主な部材を説明する斜視図である。
【0035】図6に示すように、車体14のトランクル
ームの開口には、車体側に設けられた不図示のヒンジの
部分において、トランクリッドが開閉可能に支持され
る。このトランクリッドは、図7に示すように、トラン
クリッドのアウターパネル12、その裏面に接合される
インナーパネル13、並びに中空部材11が接合される
ことによって形成されている。
【0036】尚、トランクリッドを開閉可能に支持する
車体側に設けられたヒンジ部分の機構は、一般的な構造
を採用するものとし、本実施形態における説明は省略す
る。
【0037】本実施形態において、中空部材11は、ア
ウターパネル12及びインナーパネル13を補強するレ
インフォースメントとしての機能と、車体14側の不図
示のヒンジ部材による支持を可能にするトランクリッド
側のヒンジ部材としての機能とを兼ね備えるべく、後述
するハイドロフォームの手法により、管状部材から一体
成型された部材である。
【0038】図8は、第2の実施形態におけるアウター
パネル12、インナーパネル13、並びに中空部材11
の取り付け部分の車体長手方向の要部断面図であり、図
6に示す如くトランクリッドが組み立てられた状態にお
ける図7のC−C断面に相当する。また、図9は、第2
の実施形態におけるアウターパネル12及びインナーパ
ネル13と、中空部材11との車体長手方向のの要部断
面図であり、図6に示す如くトランクリッドが組み立て
られた状態における図7のD−D断面に相当する。
【0039】本実施形態において、中空部材11の形状
は、図7に示すように平面視で略コの字形状に成型され
ている。このコの字形状の2ヶ所の端部には、車体側に
設けられた不図示のヒンジ機構に対して回動可能に支持
されるべく、一般的な形状(本実施形態では、一例とし
てボルトが立てられた台座)が成型されており、そのコ
の字形状の中間部には、図8に示す如くインナーパネル
13とボルト・ナットによって固定されるための台座が
設けられていると共に、インナーパネル13との間に空
隙を図9に示す如く設けるべく、車体下方向に凹形状に
成型されている。
【0040】上述した構造を採用すれば、従来は別体で
あった2ヶ所のレインフォースメント及びヒンジを、中
空部材11として一体化することにより、図15及び図
16を参照して上述した従来の構造と比較して部品点数
を削減することができ、トランクリッドの軽量化が図れ
ると共に、接合箇所を少なくすることができるので、車
体に対するトランクリッドの支持剛性を向上させること
ができる。
【0041】また、本実施形態においても、アウターパ
ネル12及びインナーパネル13に採用すべき鋼板の厚
さを薄くすることができるので、より軽量化を図ること
ができ、この効果は、中空部材1をハイドロフォームに
よって成型した場合に特に顕著である。
【0042】また、中空部材11のコの字形状の中間部
を、車体下方向に凹形状に成型したことにより、トラン
ク開閉時等のきしみ音を防止することができ、使用者の
操作感を向上させることができる。
【0043】ここで、上述した第1の実施形態及びその
変形例、並びに第2の実施形態において採用したハイド
ロフォームによる中空部材1,1A,11の成型方法に
ついて概説する。
【0044】図10は、ハイドロフォーム成型設備を説
明する図である。また、図11及び図12は、ハイドロ
フォームによる成型方法を説明する図である。
【0045】油圧プレス機102の下方に配置される上
型103及び下型104は、予め所望の形状(上述した
中空部材1,1A,11の外形形状)に成型する。
【0046】次に、上型103及び下型104の間に、
図11に示す如く高張力鋼管106をセットし、上方か
ら油圧プレス機102によって押圧すると共に、高張力
鋼管106の内部に、図12に示すように油圧ユニット
101から油圧ライン105を介して油を充填させ、そ
の状態において油圧を高める。この高圧な油圧により、
高張力鋼管106は、上型103及び下型104に沿っ
て所望の形状(上述した中空部材1,1A,11)に成
型される(膨らまされる)。
【0047】以上説明したように、上述した各実施形態
によれば、軽量で支持剛性に優れる車両用開閉体の支持
構造の提供が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における車両用開閉体の支持構
造を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態におけるボンネットを構成する
主な部材を説明する斜視図である。
【図3】第1の実施形態におけるボンネットと車体との
支持部分の車幅方向の要部断面図である。
【図4】第1の実施形態におけるボンネットと車体との
支持部分の車幅方向の要部断面図である。
【図5】第1の実施形態の変形例における中空部材を示
す斜視図である。
【図6】第2の実施形態における車両用開閉体の支持構
造を示す斜視図である。
【図7】第2の実施形態におけるトランクリッドを構成
する主な部材を説明する斜視図である。
【図8】第2の実施形態におけるアウターパネル12、
インナーパネル13、並びに中空部材11の取り付け部
分の車体長手方向の要部断面図である。
【図9】第2の実施形態におけるアウターパネル12及
びインナーパネル13と、中空部材11との車体長手方
向のの要部断面図である。
【図10】ハイドロフォーム成型設備を説明する図であ
る。
【図11】ハイドロフォームによる成型方法を説明する
図である。
【図12】ハイドロフォームによる成型方法を説明する
図である。
【図13】一般的な自動車のボンネットを構成する部材
を示す図である。
【図14】図13に示すボンネットと車体との支持部分
の車幅方向の要部断面図である。
【図15】一般的な自動車のトランクリッドを構成する
部材を示す図である。
【図16】図15に示すトランクリッドとヒンジとの取
り付け部分の車体長手方向の断面図である。
【符号の説明】
1,1A,11:中空部材, 2,51:ボンネット用アウターパネル, 3,53:ボンネット用インナーパネル, 4,55:車体側ヒンジ, 5,14,56:車体, 12,61:トランクリッド用アウターパネル, 13,63:トランクリッド用インナーパネル, 52,62:レインフォースメント, 54:ボンネット側ヒンジ, 64:トランクリッド側ヒンジ, 101:油圧ユニット, 102:油圧プレス機, 103:上型, 104:下型, 105:油圧ライン, 106:高張力鋼管,

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられた開口を開閉体によって
    開閉可能に覆うべく、その開閉体を、該開閉体側に設け
    られた第1ヒンジ部材と、該車両側に設けられた第2ヒ
    ンジ部材とによって支持する車両用開閉体の支持構造で
    あって、 前記開閉体を補強するレインフォースメントと、前記第
    1ヒンジ部材とが一体の中空部材によって形成されてい
    ることを特徴とする車両用開閉体の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記中空部材は、平面視で略コの字形状
    に成型されると共に、そのコの字形状の2ヶ所の端部に
    は、それぞれ前記第1ヒンジ部材が一体に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用開閉体の支持
    構造。
  3. 【請求項3】 略コの字形状の前記中空部材は、その中
    央部において、前記開閉体の裏面に設けられたロック部
    材を迂回すべく、車両後ろ方向に凹形状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の車両用開閉体の支持
    構造。
  4. 【請求項4】 前記開閉体は、前記車両の前部を覆うボ
    ンネットであることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れかに記載の車両用開閉体の支持構造。
  5. 【請求項5】 前記開閉体は、前記車両の後部を覆うト
    ランクリッドであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3の何れかに記載の車両用開閉体の支持構造。
  6. 【請求項6】 略コの字形状の前記中空部材は、その中
    間部において、前記トランクリッドのインナーパネルと
    の間に空隙を設けるべく、車体下方向に凹形状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の車両用開閉体
    の支持構造。
  7. 【請求項7】 前記中空部材は、ハイドロフォームによ
    り形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    6の何れかに記載の車両の前部車体構造。
JP2000145364A 2000-05-17 2000-05-17 車両用開閉体の支持構造 Expired - Fee Related JP3603302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000145364A JP3603302B2 (ja) 2000-05-17 2000-05-17 車両用開閉体の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000145364A JP3603302B2 (ja) 2000-05-17 2000-05-17 車両用開閉体の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001322565A true JP2001322565A (ja) 2001-11-20
JP3603302B2 JP3603302B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=18651882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000145364A Expired - Fee Related JP3603302B2 (ja) 2000-05-17 2000-05-17 車両用開閉体の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3603302B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003212153A (ja) * 2002-01-23 2003-07-30 Nissan Motor Co Ltd 車両用開閉体の内部構造
DE102004057899A1 (de) * 2004-12-01 2006-06-08 Wilhelm Karmann Gmbh Fahrzeugklappenanordnung für ein Kraftfahrzeug
EP1669280A1 (fr) * 2004-12-13 2006-06-14 Compagnie Plastic Omnium Capot moteur d'un véhicule automobile comportant un auvant arrière intégré
FR2898627A1 (fr) * 2006-03-16 2007-09-21 Renault Sas Charniere capot sur structure tubulaire
JP2009248691A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Nissan Motor Co Ltd 車両の開閉体構造

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003212153A (ja) * 2002-01-23 2003-07-30 Nissan Motor Co Ltd 車両用開閉体の内部構造
US6786531B2 (en) 2002-01-23 2004-09-07 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle closure body structure and related method
DE102004057899A1 (de) * 2004-12-01 2006-06-08 Wilhelm Karmann Gmbh Fahrzeugklappenanordnung für ein Kraftfahrzeug
DE102004057899B4 (de) * 2004-12-01 2007-10-25 Wilhelm Karmann Gmbh Fahrzeugklappenanordnung für ein Kraftfahrzeug
EP1669280A1 (fr) * 2004-12-13 2006-06-14 Compagnie Plastic Omnium Capot moteur d'un véhicule automobile comportant un auvant arrière intégré
FR2879161A1 (fr) * 2004-12-13 2006-06-16 Plastic Omnium Cie Capot moteur d'un vehicule automobile comportant un auvent arriere integre
FR2898627A1 (fr) * 2006-03-16 2007-09-21 Renault Sas Charniere capot sur structure tubulaire
JP2009248691A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Nissan Motor Co Ltd 車両の開閉体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3603302B2 (ja) 2004-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU741872B2 (en) Reinforcement structure for rear pillar of automobiles
EP1068970B1 (en) Side door structure for vehicle
US6779830B2 (en) Anti-intrusion beam for a vehicle door assembly
US7597385B2 (en) Cab door structure
JP4510748B2 (ja) 車両フレームの後部ピラー構造物
JPH0714691B2 (ja) 自動車の後部開閉体構造
JP3603302B2 (ja) 車両用開閉体の支持構造
JP3565250B2 (ja) 車体の骨格部材の構造
JP3253494B2 (ja) 自動車
JPS5881867A (ja) 自動車の車体構造
TWI222413B (en) Vehicle open stay mounting structure
JP2000272538A (ja) 自動車の側部車体構造
JPH06321138A (ja) 自動車の車体構造
JP3498615B2 (ja) 車両の車体構造及びその製造方法
JPH06329051A (ja) 自動車の車体構造
JPH06286650A (ja) 自動車の車体構造
JP2008049760A (ja) 車両のバックドア開口部の構造
JP2004314697A (ja) 車両用ドア
JP4285013B2 (ja) 車体後部構造
JP3381432B2 (ja) リヤパーセルパネルのトランクリッドヒンジ取付部構造
JP2003327159A (ja) 車体構造
JPH09104228A (ja) 車両用ドア
JPH0445986Y2 (ja)
JPH06321139A (ja) 自動車の車体構造
JP3582077B2 (ja) 自動車の開閉体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees