JP2001321578A - 遊動玩具 - Google Patents
遊動玩具Info
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Abstract
きる遊動玩具を提供する。 【解決手段】 第1の磁性体を有する遊動体と、前記第
1の磁性体に磁力を作用させる第2の磁性体を有しその
磁力によって前記遊動体を動作させる駆動手段とを備え
た遊動玩具において、前記駆動手段は巻掛伝動機構を有
し、この巻掛伝動機構の巻掛部材に前記第2の磁性体が
設けられている。
Description
体を動作させる遊動玩具に関するもので、詳しくは、遊
動体が面白い動きをする遊動玩具に関するものである。
具として、例えば床下に磁石が設置された円板を設け、
この円板を回転させることで床上の遊動体を動作させた
りするものがあった。
回転させるだけでは遊動体の動作が極めて単調なものと
なり、面白みに乏しいという問題があった。本発明は、
かかる点に鑑みなされたもので、遊動体に面白みのある
動作をさせることができる遊動玩具を提供することを目
的とする。
は、第1の磁性体を有する遊動体と、前記第1の磁性体
に磁力を作用させる第2の磁性体を有しその磁力によっ
て前記遊動体を動作させる駆動手段とを備えた遊動玩具
において、前記駆動手段は巻掛伝動機構を有し、この巻
掛伝動機構の巻掛部材に前記第2の磁性体が設けられて
いることを特徴とする。ここで「巻掛伝動機構」とは、
ベルト、ロープチェーン、ゴム等のように、引張力だけ
に抵抗でき、撓み性のある巻掛部材(伝動節)を複数軸
に取り付けた被巻掛体(車)に、巻き掛けて動力を伝え
る機構をいう。この遊動玩具によれば、複数の被巻掛体
の配設の仕方によって任意の方向に遊動体を動作させる
ことができる。
の遊動玩具において、前記駆動手段は前記巻掛伝動機構
の駆動源として正逆転モータを有することを特徴とす
る。この遊動玩具によれば、正逆転モータで巻掛伝動機
構を作動させているので、巻掛部材は正逆に回転するこ
ととなり、遊動体の動作に変化を与えられる。
の遊動玩具において、前記巻掛伝動機構の巻掛部材には
前記第2の磁性体が回動可能に設けられ、前記第2の磁
性体は前記巻掛部材の回転方向に応じて回動して向きを
変えるように構成されていることを特徴とする。この遊
動玩具によれば、巻掛部材の回転方向に応じて第2の磁
性体が向きを変えるので、巻掛部材の回転方向に応じて
遊動体も向きを変えることになる。
いずれか記載の遊動玩具において、前記巻掛伝動機構の
被巻掛体を揺動させる揺動手段が設けられていることを
特徴とする。この遊動玩具によれば、被巻掛体が揺動す
るので、遊動体は複雑な動きをすることになる。
いずれか記載の遊動玩具において、前記遊動体の本体に
は軸が配設され、該軸に車輪が傾斜して設置されている
ことを特徴とする。この遊動体によれば、軸に対して車
輪が傾斜しているので、車輪が転動するに伴って、本体
が左右に揺動することとなる。このように本体の揺動を
車輪の転動によって実現させているので、本体の揺動が
円滑に行われる。
の遊動玩具において、前記第1の磁性体は磁石であって
前記車輪に組み込まれN極とS極が横に並ぶように設置
され、前記第2の磁性体は磁石であってN極とS極が横
に並ぶように設けられていることを特徴とする。この遊
動玩具によれば、車輪の磁石と床下の磁石の極性が逆と
なるようにし、床下の磁石の向きを反転させれば、それ
に追従して遊動体の向きも反転することになる。
6記載の遊動玩具において、前記本体の一部は回動部を
構成し、この回動部は他の部分に対して所定の軸を中心
に左右に回動可能に構成されていることを特徴とする。
この遊動玩具によれば、遊動体が動くと本体が揺動する
と共に、回動部が左右に回動することになる。
いずれか記載の遊動玩具において、前記遊動体は水中動
物を模して形成されされていることを特徴とする。この
遊動玩具によれば、遊動体は揺れながら走行するので、
水中動物の動作をうまく再現できることになる。
に基づいて本発明の遊動玩具を説明する。なお、この実
施の形態では、遊動玩具として、水槽内で魚を模した遊
動体が動作する遊動玩具を示している。
0と、該遊動体20を作動させる駆動装置30を備えて
いる。
設置された地面板(床板)11を境にして上部空間12
と下部空間13に画成されている。上部空間12は、遊
動体20が作動される空間であり、透明なカバー14に
よって画成されている。そして、このカバー14は、一
部に開口14aを有している。また、下部空間13は、
駆動装置30を収容する空間であり、不透明な側壁13
aおよび底壁13bによって画成されている。そして、
地面板11の上面には、適宜箇所に水草,岩等を模した
装飾物15a,15b,15c,15dが配設され、そ
のうちの装飾物15aは、巣として使用される。
を構成する本体21が、頭部を形成する部分21aと、
胴部を構成する部分(回動部)21bと、尻部を構成す
る部分(回動部)21cとに分割して形成されており、
それらが縦方向(鉛直方向)に配設された軸22a,2
2bによって互いに揺動自在に連結されている。そし
て、図3に示したように、頭部を形成する部分21aに
は、横方向(水平方向)に軸23が配設され、該軸23
に車輪24が軸芯と垂直な面に対して僅かに傾けた状態
で固定されている。この車輪24は、磁石によって構成
され、左右の一方をS極24aとし、他方をN極24b
としている。また、この遊動体20では、頭部を形成す
る部分21aの外面に鰭,髭等に相当する舌片(揺動突
出部)25,25が植設され、また尻部を構成する部分
21cに尾鰭に相当する舌片(揺動突出部)26が植設
されている。
動プーリ31と、従動プーリ32と、それらに巻き掛け
られたベルト33とを備えている。駆動プーリ31に
は、ウォーム歯車34が添設されており、該歯車34は
ウォーム35を介して正逆転モータ36に連係されてい
る。また、従動プーリ32はアーム37によって駆動プ
ーリ31に揺動自在に連結されている。このアーム37
は、揺動角度を設定するための位置決め手段38を備え
ており、該位置決め手段38は、アーム37に一端を連
結したリンク39a,該リンク39aの他端に連結した
リンク39bおよび該リンク39bの他端に連結した正
逆転モータ40等によって構成されている。さらに、ベ
ルト33には、外面に突起33a,33b,33cが形
成され、中央の突起33bに磁石41が揺動自在に設置
されている。この磁石41はS極41aとN極41bが
共に上方へ向くように並設されている。
0の下部空間13に、ベルト33の磁石41が水槽10
の地面板11の下面に接するようにして駆動装置30が
収容される。
入れ、そこに遊動体20を入れて準備がなされる。
5,ウォーム歯車34を介して駆動プーリ31が回転さ
れ、それに伴ってベルト33が回転される。したがっ
て、ベルト33に設置されている磁石41も回転され、
磁石41の移動に伴って、その磁力で遊動体20が移動
される。
うゴム(図示せず)が設けられているので、地面板11
との摩擦抵抗によってベルト33の進行方向後方に揺動
され、例えば図5に示したようにS極41aをN極41
bに対してベルト33の外側に位置させる。したがっ
て、遊動体20の車輪24は、磁石41の磁極41a,
41bに対応して磁極24b,24aが位置決めされ、
それによって遊動体20の姿勢が決定され、例えば頭部
を構成する部分21aがベルト33の進行方向前方を向
くように位置される。また、遊動体20の車輪24は、
軸23に対して傾いた状態に配設されているので、図5
に示したように、遊動体20は車輪24の回転に伴って
左右方向へ往復動する。したがって、図6(a),
(b)に示したように、遊動体20の頭部を構成する部
分21aが左右方向へ揺動し、それに伴って他の部分2
1b,21cも従動する。この場合に、他の部分21
b,21cは、水の抵抗によって頭部を構成する部分2
1aよりは動きが遅くゆったりと動作する。また、遊動
体20の本体21の動作に伴って舌片25,26も揺れ
る。
ベルト33が反対方向へ移動される。すると、磁石41
は、地面板11との摩擦抵抗によってベルト33の進行
方向後方に揺動されるため、N極41bが外側に位置さ
れることになる。したがって、遊動体20の車輪24の
磁極24a,24bがベルト33の磁石41の磁極41
b,41aに対応するために、遊動体20は半回転し
て、遊動体20の頭部を構成する部分21aがベルト3
3の進行方向前方を向く。
ト33の磁石41の移動に対応して揺動しながら移動
し、しかもベルト33の進行方向前方に遊動体20の頭
部が向いて進行する。
および従動プーリ32によって決定されるが、位置決め
手段38によって駆動プーリ31を中心として、任意の
軌跡をとり得る。即ち、モータ40を正逆転駆動してア
ーム37を揺動させることによって、図1の水槽10に
おいて点線で示したコースA,一点鎖線で示したコース
Bのように、任意に設定することができる。
コースA,Bの傍に、他の遊動体20aを設置し、それ
をベルト33の磁石41によって揺動させることもでき
る。
に、遊動体20aをベルト33の進行方向に対してほぼ
垂直な方向に移動可能に設置するとともに、遊動体20
aに磁石27を設置し、かつ磁極27a,27bの一方
をベルト33に対向するように位置させる(図7におい
てはS極27a)。この遊動体20aの場合には、図7
(a)に示したように、ベルト33が矢印方向に回転さ
れているとき、遊動体20aはベルト33の磁石41の
N極41bに引き寄せられ、図7(b)に示したよう
に、ベルト33が逆転されると、磁石41のS極41a
によって引き離される。
たように、水槽10の適宜位置に設置したマイクロフォ
ン50,光センサー51,コースA,Bの適宜位置に設
置した遊動体20を検出する位置決めセンサー52,5
3,54,55等の信号に基づきCPU56によってモ
ータ36,40の正逆転,回転数等を制御し、また水槽
10の適宜位置に設置したLED57を点灯,消灯し、
さらに、水槽10の適宜位置に設置したスピーカー58
から音声を発生させる。
づくのを感知することに使用し、人が近づいて来たとき
或いは近づいた回数に応じて遊動体10の動作や音声を
変えることができる。また、室内において電球の光,音
等を検知して、遊動体20を巣15aに復帰させ、位置
決めセンサー52,53,54,55で遊動体20を検
知して、遊動体20の進行方向を変更したり、それらの
要件の組み合わせによってLED57を点灯または点滅
したり、スピーカー58から音声を発生したりする。
水槽10に入れた例を示したが、水槽10でなく一般的
な容器で動作させてもよいことは勿論である。
2をアーム37を介して駆動プーリ31に揺動自在に保
持させるにあたり、固定の駆動プーリ31に対して従動
プーリ32を揺動させるように構成したが、従動プーリ
32を固定とし駆動プーリ31側を揺動させるように構
成してもよい。
して駆動プーリ31に揺動自在に保持させたが、図9に
示すようにアーム37を介さずに駆動プーリ31及び従
動プーリ32の一方をモータMを駆動源としてリンク機
構60a及び案内溝60bによって他方に対して揺動自
在となるように構成してもよいし、図10に示すように
駆動プーリ31及び従動プーリ32の双方をモータM,
Mを駆動源としてリンク機構61a,62a及び案内溝
61b,62bによって揺動させるように構成してもよ
い。さらには、図11に示すように駆動プーリ31及び
従動プーリ32の他にテンションプーリ63を設け、駆
動プーリ31及び従動プーリ32の少なくとも一方を矢
印Xの方向で往復動作可能に構成すると共に、駆動プー
リ31と従動プーリ32が離反する方向に付勢してお
き、一方、テンションプーリ63を巻掛部材64が緊張
したり緩んだりする方向例えば矢印Yの方向に往復動作
可能に構成し、テンションプーリ63の動作によって駆
動プーリ31及び従動プーリ32の少なくとも一方を動
作させるように構成してもよい。
体を有する遊動体と、前記第1の磁性体に磁力を作用さ
せる第2の磁性体を有しその磁力によって前記遊動体を
動作させる駆動手段とを備えた遊動玩具において、前記
駆動手段は巻掛伝動機構を有し、この巻掛伝動機構の巻
掛部材に前記第2の磁性体が設けられているので、遊動
体に任意の方向に動作をさせることができることとな
り、興趣性の高い遊動玩具が実現できる。
は前記巻掛伝動機構の駆動源として正逆転モータを有す
るので、遊動体の動作に変化を与えられ、より興趣性が
高いものとなる。
機構の巻掛部材には前記第2の磁性体が回動可能に設け
られ、前記第2の磁性体は前記巻掛部材の回転方向に応
じて回動して向きを変えるように構成されているので、
巻掛部材の回転方向に応じて遊動体も向きを変えること
となり、さらに興趣性の高いものとなる。
機構の被巻掛体を揺動させる揺動手段が設けられている
ので、遊動体はさらに複雑な動きをすることとなり、さ
らに興趣性の高いものとなる。
本体には軸が配設され、該軸に車輪が傾斜して設置され
ているので、車輪が転動するに伴って、本体が左右に揺
動することとなり、さらに興趣性の高いものとなる。
性体は磁石であって前記車輪に組み込まれN極とS極が
横に並ぶように設置され、前記第2の磁性体は磁石であ
ってN極とS極が横に並ぶように設けられているので、
床下の磁石の向きを反転させれば、それに追従して遊動
体の向きも反転することとなり、さらに興趣性の高いも
のとなる。
部は回動部を構成し、この回動部は他の部分に対して所
定の軸を中心に左右に回動可能に構成されているので、
遊動体が動くと本体が揺動すると共に、回動部が左右に
回動することとなり、さらに興趣性の高いものとなる。
いずれか記載の遊動玩具において、前記遊動体は水中動
物を模して形成されされているので、水中動物の動作を
うまく再現できることとなり、さらに興趣性の高いもの
となる。
斜視図である。
な斜視図である。
底面図である。
した斜視図である。
面図である。
である。
を示した概念図である。
ある。
た平面図である。
例を示した平面図である。
例を示した平面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の磁性体を有する遊動体と、前記第
1の磁性体に磁力を作用させる第2の磁性体を有しその
磁力によって前記遊動体を動作させる駆動手段とを備え
た遊動玩具において、前記駆動手段は巻掛伝動機構を有
し、この巻掛伝動機構の巻掛部材に前記第2の磁性体が
設けられていることを特徴とする遊動玩具。 - 【請求項2】 前記駆動手段は前記巻掛伝動機構の駆動
源として正逆転モータを有することを特徴とする請求項
1記載の遊動玩具。 - 【請求項3】 前記巻掛伝動機構の巻掛部材には前記第
2の磁性体が回動可能に設けられ、前記第2の磁性体は
前記巻掛部材の回転方向に応じて回動して向きを変える
ように構成されていることを特徴とする請求項2記載の
遊動玩具。 - 【請求項4】 前記巻掛伝動機構の少なくとも1つの被
巻掛体を揺動させる揺動手段が設けられていることを特
徴とする請求項1〜3いずれか記載の遊動玩具。 - 【請求項5】 前記遊動体の本体には軸が配設され、該
軸に車輪が傾斜して設置されていることを特徴とする請
求項1〜4いずれか記載の遊動玩具。 - 【請求項6】 前記第1の磁性体は磁石であって前記車
輪に組み込まれN極とS極が横に並ぶように設置され、
前記第2の磁性体は磁石であってN極とS極が横に並ぶ
ように設けられていることを特徴とする請求項5記載の
遊動玩具。 - 【請求項7】 前記本体の一部は回動部を構成し、この
回動部は他の部分に対して所定の軸を中心に左右に回動
可能に構成されていることを特徴とする請求項5又は6
記載の遊動玩具。 - 【請求項8】 前記遊動体は水中動物を模して形成され
されていることを特徴とする請求項5〜7いずれか記載
の遊動玩具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JP2001321578A true JP2001321578A (ja) | 2001-11-20 |
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---|---|---|---|
JP2000143502A Expired - Fee Related JP3663337B2 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 遊動玩具 |
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Cited By (1)
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-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000143502A patent/JP3663337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112973151A (zh) * | 2020-03-02 | 2021-06-18 | 株式会社万代 | 组装玩具 |
CN112973151B (zh) * | 2020-03-02 | 2022-12-16 | 株式会社万代 | 组装玩具 |
Also Published As
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JP3663337B2 (ja) | 2005-06-22 |
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