JP2001320502A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

通信装置およびその制御方法

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JP2001320502A
JP2001320502A JP2000137679A JP2000137679A JP2001320502A JP 2001320502 A JP2001320502 A JP 2001320502A JP 2000137679 A JP2000137679 A JP 2000137679A JP 2000137679 A JP2000137679 A JP 2000137679A JP 2001320502 A JP2001320502 A JP 2001320502A
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Taro Tsuchida
太郎 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産コストを上げることなく、複数種類の通
信経路で互いに通信を行う通信装置間の通信を効率的か
つ容易に行うことができる通信装置およびその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 1または複数種類の通信経路で接続され
た通信装置と通信を行う通信装置であって、通信相手の
通信装置を指定する指定手段と、前記指定された通信相
手の通信装置に対応する宛先番号等に基づいて前記通信
経路を特定する判別手段と、前記判別手段によって特定
された通信経路を介する通信に係わる所定の事項を出力
する出力手段とを備えるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の通信装置と複
数種類の通信経路で接続され、該通信経路を用いて通信
を行う通信装置およびその制御方法およびコンピュータ
可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、一般公衆回線やインタ
ーネットを介して通信する場合に、ユーザは通信経路別
の通信の特徴を知らなければならなかった。例えばイン
ターネットを用いる場合、通信経路の構造上、一般公衆
回線を使用する場合とは異なり回線使用料がかからない
反面、以下のような注意点があるという特徴があった。
インターネットを介した電子メールでの通信では送りた
い電子メールが届かない可能性がある点、相手に確実に
送信できたかが確認できない可能性がある点、電子メー
ルの中身を第三者に傍受される危険性が高い点、相手に
送りたいメールが届いたかどうかの確認に公衆電話網の
通信よりも多大な時間を要する点等の注意点である。そ
して、ユーザはこれらの特徴、特に、注意点を十分認識
した上で、インターネットを利用する必要があった。
【0003】また、一般公衆回線の経路とは異なる通信
の場合、オペレータがその通信がどのような経路を使っ
て通信するかを認識していることが前提条件としてあっ
た。つまり、利用する通信経路が異なる場合は、全く別
の通信として認識することをオペレータ側に要求してい
た。そのため、同一の相手先に対する複数の通信経路が
存在する場合、それぞれの宛先は別のものとして扱われ
るので、ファクシミリ装置等で用いられているワンタッ
チキー等のようにある相手先の宛先を1つのワンタッチ
キーに対応させて通信を行う場合、同一の相手先である
にもかかわらず、別々のワンタッチキーにそれぞれの通
信経路の宛先番号を登録していた。
【0004】具体的な例を挙げると、例えばT事業所と
S事業所がともに一般公衆回線とLAN経由で通信でき
るファクシミリ装置を有している場合、このファクシミ
リ装置には、LAN経由、公衆電話回線経由のそれぞれ
の宛先番号がワンタッチキーで登録されている。そのた
め、ユーザは、T事業所からS事業所にデータを送信し
たい場合、送信に用いるワンタッチキーはどちらか1つ
であるために、事前にT事業所ではどちらの通信経路の
宛先番号を使ってS事業所にデータを送信するのか決め
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、せっかく同一宛先に複数の宛先番号がある
にもかかわらず、これらの宛先番号が異なるワンタッチ
キーに登録されている為に、使用される通信経路が偏
り、通信経路が複数あることを有効に利用できない問題
や、有限数しかないワンタッチキーの有効利用が図れな
いという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、生産コストを上げることなく、複数種類の通
信経路で互いに通信を行う通信装置間の通信を効率的か
つ容易に行うことができる通信装置およびその制御方
法、コンピュータ可読メモリを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の本発明による通信装置は以下の構成を備える。すなわ
ち、1または複数種類の通信経路で接続された通信装置
と通信を行う通信装置であって、通信相手の通信装置を
指定する指定手段と、前記指定された通信相手の通信装
置に対応する識別子に基づいて前記通信経路を特定する
判別手段と、前記判別手段によって特定された通信経路
を介する通信に係わる所定の事項を出力する出力手段と
を備える。
【0008】また、好ましくは、前記識別子は、少なく
ともインターネットで使用するメールアドレス、専用線
で使用する電話番号、一般公衆回線で使用する電話番号
のうちの少なくともひとつを含む。
【0009】また、好ましくは、通信相手の通信装置と
その識別子を対応づけて管理する宛先番号テーブルを記
憶する記憶手段をさらに備え、前記指定手段で指定され
た通信相手の通信装置に対応する識別子を前記宛先番号
テーブルより獲得し、その獲得された識別子に所定の文
字または記号が含まれているか否かを判定して、前記識
別子に対応する通信経路を特定する。
【0010】また、好ましくは、前記判別手段は、前記
識別子に所定の文字または記号が含まれている場合、使
用する通信経路はインターネットであると特定する。
【0011】また、好ましくは、前記判別手段で特定さ
れた通信経路がインターネットである場合、前記出力手
段は、インターネットを用いた通信に係わる所定の事項
を出力する。
【0012】また、好ましくは、前記判別手段で特定さ
れた通信経路がインターネットである場合、前記出力手
段は、通信対象の情報が不達の可能性がある旨を出力す
る。
【0013】また、好ましくは、前記判別手段で特定さ
れた通信経路がインターネットである場合、前記出力手
段は、通信結果の確認ができないかまたはできない可能
性がある旨を出力する。
【0014】また、好ましくは、前記判別手段で特定さ
れた通信経路がインターネットである場合、前記出力手
段は、通信対象の情報が第三者によって傍受される可能
性がより高い旨を出力する。
【0015】また、好ましくは、前記判別手段で特定さ
れた通信経路がインターネットである場合、前記出力手
段は、通信結果の確認に所定以上の時間がかかる可能性
がある旨を出力する。
【0016】また、好ましくは、通信相手の1つの通信
装置に複数の識別子が存在する場合、前記通信装置の複
数の識別子に対して優先順位を設定する優先順位設定手
段をさらに備え、前記判別手段は、前記優先順位に基づ
いて、前記通信相手の通信装置に対する通信に使用する
識別子を決定し、前記識別子に対応する通信経路を特定
する。
【0017】また、好ましくは、通信相手の1つの通信
装置に複数の識別子が存在する場合、前記出力手段は、
前記判別手段で特定された通信経路以外の通信経路の使
用が可能である旨を出力する。
【0018】また、好ましくは、前記優先順位設定手段
は、通信方法毎に識別子の優先順位を設定する。
【0019】また、好ましくは、通信相手の1つの通信
装置に複数の識別子が複数存在し、かつ前記通信装置に
対する通信に使用する識別子の優先順位が設定されてい
る場合、その優先順位に従って使用する識別子を決定す
るか、あるいは、前記出力手段により識別子の選択を指
示する旨の出力を行うかを設定する。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
通信装置の制御方法は、以下の構成を備える。
【0021】1または複数種類の通信経路で接続された
通信装置と通信を行う通信装置の制御法であって、通信
相手の通信装置を指定する指定ステップと、前記指定さ
れた通信相手の通信装置に対応する識別子に基づいて前
記通信経路を特定する判別ステップと、前記判別ステッ
プによって特定された通信経路を介する通信に係わる所
定の事項を出力する出力ステップとを備える。
【0022】上記の目的を達成する為の本発明によるコ
ンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。
【0023】1または複数種類の通信経路で接続された
通信装置と通信を行う通信装置の制御を実行するプログ
ラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであっ
て、通信相手の通信装置を指定する指定ステップを実行
するコードと、前記指定された通信相手の通信装置に対
応する識別子に基づいて前記通信経路を特定する判別ス
テップを実行するコードと、前記判別ステップによって
特定された通信経路を介する通信に係わる所定の事項を
出力する出力ステップを実行するコードとを備える。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0025】図1において、100はCPUであり、装
置全体を制御するシステム制御部である。105はRO
Mであり、CPU100によって実行される各種処理の
制御プログラムを格納する。特に、本実施の形態では、
ROM105は、操作部101による入力を制御する入
力処理プログラム105a、同一の宛先に複数の宛先番
号(電話番号、あるいは電子メールアドレス)がある場
合に使用する宛先番号の優先順位を選択する選択処理プ
ログラム105b、宛先に対するデータの送信を制御す
る送信処理プログラム105c、入力された宛先番号か
ら使用する通信経路を判別する通信経路判別処理プログ
ラム105d、データの送信時にユーザに対して設定さ
れた警告文を表示する警告処理プログラム105eを格
納している。
【0026】106はRAMであり、SRAM等で構成
され、プログラム制御変数等を格納する。特に、本実施
の形態では、RAM106は、各種設定値、装置の管理
データ類以外に、ユーザが操作部101のワンタッチキ
ーに対応づけて登録した宛先とその宛先番号を管理する
宛先番号テーブル106a、同一の宛先に対する宛先番
号が複数ある場合に使用する宛先番号の優先順位を管理
する優先番号テーブル106b、インターネット経由で
送信を行う際にユーザに対して表示する警告文を管理す
る警告設定情報テーブル106c等の管理テーブルを格
納し、さらに、各種データのワークエリア106dを有
している。
【0027】102は外部表示部であり、LCD、LE
D等で構成され、ユーザに処理内容などの情報や、イン
ターネット経由でデータを送信する場合の警告文を表示
する。104はMODEMであり、ファクシミリの送受
信信号の変復調を行う。103はNCUであり、選択信
号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を、回線制
御部107を介して通信回線108に送出する機能を有
し、呼び出し音の検出による自動着信動作も行う。10
9はネットワーク通信ボードであり、LAN110に接
続され、インターネット経由の通信の制御を行うネット
ワークインターフェースの機能を果たす。なお、ネット
ワークインターフェースを有さない場合は、ユーザが契
約したインターネットサービス・プロバイダのアクセス
ポイントへダイヤルアップ接続することでインターネッ
トへの接続が可能となる。101は操作部であり、キー
ボード、タッチパネル、ワンタッチキー等で構成され、
オペレータは、ここから各種入力操作を行う。また、同
一宛先の宛先番号が複数ある場合に使用する宛先番号の
優先順位の設定や、インターネット経由で送信を行う際
にユーザに対して表示する警告文の設定を行う。
【0028】以下、図2から図17を用いて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0029】図2は、本発明の実施の形態に係るファク
シミリ装置のネットワーク構成を示す図であり、T事業
所とS事業所のファクシミリ装置が、互いに一般公衆回
線と専用線とインターネットに接続され、どの通信経路
を使っても互いにデータを送受信可能なネットワーク構
成を有している場合のものである。
【0030】この場合に、T事業所のファクシミリ装置
には、図1に示す操作部101のワンタッチキーによっ
て登録された宛先とその宛先番号が、図3に示すように
登録されている。図3の例では、01番にS事業所のフ
ァクシミリ装置の一般公衆回線(外線)の電話番号、0
2番にはS事業所のファクシミリ装置のインターネット
の電子メールアドレス、03番にはS事業所のファクシ
ミリ装置の専用線(内線)の電話番号、04番にはF事
業所(不図示)のファクシミリ装置の一般公衆回線(外
線)の電話番号が登録されており、05番には宛先が登
録されていないことを示している。この場合に、操作部
101でS事業所を示すワンタッチキーが押下される
と、押下されたワンタッチキーに対応するS事業所の宛
先番号がRAM106の宛先番号テーブル106aから
読み出され、宛先番号から通信経路を判別する経路判別
処理が行われる。
【0031】以下に、本発明に係るワンタッチキー登録
の構成を図15に示す。図15には、登録の流れに沿っ
て、登録項目名とその内部処理が示されている。すなわ
ち、「ワンタッチ登録・変更」の登録画面において、多
値選択のメニューから「宛先登録・変更」、「宛先優先
順位」、「警告設定」のいずれかを選択し、例えば「宛
先登録・変更」が選択された場合には、多値選択のメニ
ューから登録されている宛先を選択し、さらに1つの宛
先に複数の宛先番号が設定できる場合には、多値選択メ
ニューから宛先番号を選択し、選択された宛先番号に対
して宛先入力を行うことを示している。
【0032】本発明の実施の形態における多値選択時の
処理を示したのが図13である。また、優先順位設定時
の処理と警告設定時の処理については後述する。また、
宛先入力処理と2値選択処理は公知であり、ここでは、
その説明は省く。
【0033】以下、本実施の形態に係る経路判別処理に
ついて説明する。
【0034】図4は、本発明の実施の形態に係る通信経
路判別処理を示すフローチャートである。
【0035】ステップS100で、この処理が開始す
る。ステップS101で、押下されたワンタッチキーに
対応する宛先番号をRAM106の宛先番号テーブル1
06aから読み出し、その読み出した宛先番号の1文字
目を読み込む。読み込まれた文字が電子メールアドレス
の宛先番号であるか否かを判定する為に、ステップS1
02で、その文字が”.”であるか否かを判定する。そ
の文字が”.”である場合(ステップS102でYE
S)は、ステップS105に移り、宛先番号はインター
ネットの電子メールアドレスであると判断する。一方、
ステップS102で、その文字が”.”でない場合(ス
テップS102でNO)は、ステップS103に進み、
その文字が”@”であるか否かを判定する。その文字
が”@”である場合(ステップS103でYES)、ス
テップS105に移り、宛先番号はインターネットの電
子メールアドレスであると判断する。一方、その文字
が”@”でない場合(ステップS103でNO)、ステ
ップS104に進む。
【0036】次に、読み込んだ文字が宛先番号の最後の
文字であるか否かを判定する(ステップS104)。最
後の文字でない場合(ステップS104でNO)、ステ
ップS101に戻り、次の文字について上述の処理を行
う。一方、最後の文字である場合(ステップS104で
YES)、ステップS106に進み、宛先番号は一般公
衆回線の電話番号と判断する。ステップS105または
106をもって通信経路判別処理は終了S107され
る。
【0037】上述の処理において、宛先番号が一般公衆
回線の電話番号と判断された場合、その後の処理は、通
常のファクシミリ装置におけるワンタッチキー使用の場
合に実行される処理と同様の処理を行う。一方、宛先番
号がインターネットの電子メールアドレスであると判断
された場合は、使用される通信経路がインターネットで
あるので、ファクシミリデータは電子メールで送信可能
なデータ形式に変換され、送信される。送信に際し、図
5に示すような設定画面が外部表示部102に表示され
る。
【0038】図5の表示例では、宛先とその宛先番号で
ある電子メールアドレスが表示され、それと共に、送信
するデータの解像度、濃度、画質、書式を設定すること
ができる。この設定画面による設定の完了後、実際にデ
ータを送信する場合には、データがいつ届くか(到達時
間)、必ず相手に送信データが到着するかどうか(送達
確認)、第三者がデータを傍受する可能性が高い(秘匿
性)、通信料金がどのくらい係るか(通信コスト)等の
事項に対して保証されていない等の警告文を表示し、そ
の警告文の表示後、データの送信動作を続行するかどう
か等の確認を促す表示をユーザに対して行う。この警告
文の表示後、ユーザがデータの送信動作の続行を指示す
る場合は、インターネット経由でデータの送信を行い、
送信動作の中断を指示する場合は送信を中止する。
【0039】なお、図6に示す警告文の表示例は、「こ
の宛先番号による送信では、送信に時間が係る場合があ
ります。」という注意を促している表示例である。ま
た、図11に示すように、この表示例に限定されず、相
手に届かない可能性がある旨、第三者に傍受される可能
性が高い旨などのインターネットを介した通信において
注意すべき内容を表示することができる。これは、オペ
レータがワンタッチキーによって送信動作を行わせたと
きに、そのワンタッチキーの警告設定情報テーブル(図
16)を参照することによって実現される。
【0040】以上は、警告文を外部表示部102に表示
するような構成であるが、ファクシミリ装置に音声出力
部を設け、音声によって警告文をユーザに対して読み上
げるような構成にしても良い。
【0041】以下では、宛先にデータを送信する際に表
示する警告文の設定手順について説明する。
【0042】図12は、本発明の実施の形態に係る警告
文の設定手順を表す図である。
【0043】図12(a)から(d)は、操作部101
の操作によって外部表示部102に表示される一連の設
定画面を示す。
【0044】ユーザが、操作部101上で警告文の設定
を指示すると、図12(a)に示す表示がなされる。そ
の際、既に登録されている宛先があれば設定候補として
表示される。次に、設定対象の宛先が表示されていれ
ば、その表示の中から設定対象の宛先を選択し、設定対
象の宛先が表示されていなければ所望の宛先を入力す
る。図12(b)は、設定対象の宛先として「T事業
所」が選択された例を示す。次に、設定対象の宛先へデ
ータを送信する際に警告文を表示するか否かを決定す
る。図12(c)は、警告文を表示することを決定した
例を示す。
【0045】次に、警告文の内容を設定する。図12
(d)は、到達時間、送達確認、秘匿性に関する警告文
を設定する例を示す。この設定された警告文の内容は、
宛先と対応づけられてRAM106の警告設定情報テー
ブル106cに格納される。
【0046】この警告文の設定処理の流れを図17に示
す。そのときに参照される警告設定情報テーブルの例を
図16に示す。この警告設定テーブルは宛先の数だけ用
意され、それぞれの宛先に対してテーブルにある警告内
容の表示の有無を設定できる。具体的には、図17にお
いて、警告設定時に警告設定を「する」にした場合、上
下のカーソルキーで設定したい、または設定からはずし
たい警告内容を選択し、所望の警告内容が選択されてい
るところでセットキーを押下することにより(ステップ
S605)、選択されていた警告内容が、それまで設定
されていれば設定からはずれ(ステップS610)、設
定されていなければ設定される(ステップS609)。
【0047】以上説明した処理は、1つの宛先に1つの
宛先番号が登録されている場合であったが、図1の説明
で記載したように、同一の宛先に複数の宛先番号が登録
されている場合もあり、そのような場合には、以下に説
明するような処理が上記処理に加えて実行される。
【0048】このとき、同一の宛先に複数の宛先番号が
存在する為に、ユーザがワンタッチキーに新たに登録・
変更する操作を行うことがある。このワンタッチキー登
録を行う際、最初に外部表示部102には、図7
(a)、図8(a)、図12(a)に示す、宛先に対す
る登録・変更を選択のための画面が出力される。これら
の図は、ワンタッチキーの01番にT事業所、02番に
S事業所、03番にF事業所などが既に登録されている
ことを示している。
【0049】以下に、同一の宛先に複数の宛先番号を登
録する場合の手順について説明する。
【0050】図7は、本発明の実施の形態に係る複数の
宛先番号を登録する場合の手順を表わす図である。
【0051】図7(a)から(d)は、操作部101の
操作によって外部表示部102に表示される一連の設定
画面の図である。
【0052】ユーザが、操作部101上で宛先番号の登
録・変更を指示すると、外部表示部102には、図7
(a)に示す表示がなされる。その際、既に登録されて
いる宛先は登録候補として表示される。登録候補が表示
されていれば、その表示の中から登録する宛先を選択
し、宛先の登録候補が表示されていなければ、所望の宛
先を入力する。図7(b)は、登録する宛先として「T
事業所」が選択された場合の表示を表す図である。この
操作の後、登録する宛先の宛先番号を登録する。一方、
図7(c)は、既に一般公衆回線(外線)の電話番号と
専用線(内線)の電話番号が登録されている状態で、さ
らにインターネットの電子メールアドレスを登録した場
合の表示を表す図である。登録が完了すると、図7
(d)に示す表示がなされ、RAM106の宛先番号テ
ーブル106aで管理されている登録される宛先の宛先
番号の内容は更新されている。新たな宛先番号を登録し
た時は、この番号が、既に登録された宛先に対する全送
信方法の優先テーブルの最下位に追加される。新たな宛
先番号を登録した時の優先順位の設定については、後に
詳細を説明する。
【0053】図9は、宛先番号の優先順位を設定した場
合の装置の内部設定(RAM106内に設定される宛先
番号テーブル106aと優先番号テーブル106b)状
態を表わした図である。
【0054】1つの宛先に複数の宛先番号が登録されて
いる場合に、ユーザが、操作部101から、その宛先に
データ送信しようとして、その宛先に登録されている宛
先番号に付ける優先順位の設定を指示すると、図9に示
すような優先テーブルが設定される。図9は、ワンタッ
チキーの01番「T事業所」に登録された複数の宛先番
号とそれに設定された優先順位の例を示すものであり、
送信方法別に、優先順位が宛先番号に設定されている状
態を示している。優先テーブルには、送信方法毎に、そ
れぞれの宛先番号に付けられたインデックス番号が優先
順位順に並んでいる。例えば、低コストの通信を行う場
合の優先順位は、専用線(内線)の電話番号が優先順位
1、インターネットの電子メールアドレスが優先順位
2、一般公衆回線(外線)の電話番号が優先順位3など
と設定される。また、秘匿性が要求される「親展送信」
の場合の優先順位は、専用線(内線)の電話番号が優先
順位1、一般公衆回線(外線)の電話番号が優先順位
2、インターネットの電子メールアドレスが優先順位3
などと設定される。そして、この設定された内容は、宛
先と対応づけられてRAM106の優先番号テーブル1
06bに格納される。
【0055】以下に、優先順位の設定手順について説明
する。
【0056】図8は、送信内容に基づいて宛先番号の優
先順位を設定する場合の手順を表わす図である。
【0057】図8(a)から(e)は、操作部101の
操作によって外部表示部102に表示される一連の設定
画面を表わす。
【0058】1つの宛先に複数の宛先番号が登録されて
いる場合に、ユーザが、操作部101から、その宛先に
データ送信しようとして、その宛先に登録されている宛
先番号に付ける優先順位の設定を指示すると、図8
(a)に示すような表示がなされる。その際、既に登録
されている宛先があれば設定候補として表示される。次
に、設定候補が表示されていれば、その表示の中から設
定する宛先を選択する。図8(b)は、設定する宛先と
して「T事業所」が選択された例を示す。次に、設定す
る宛先に対するデータの送信方法の候補を表示する。図
8(c)は、「通常送信」、「親展送信」、「中継送
信」の3種類の送信方法の候補が表示された例を示す。
次に、優先順位を変更しようとする送信方法を選択す
る。図8(d)は、送信方法として「親展送信」が選択
され、その「親展送信」に対して既に設定されている宛
先番号の優先順位が表示された例を示す。ここでは、宛
先番号の優先順位が高い順番に、一般公衆回線(外線)
の電話番号、専用線(内線)の電話番号、インターネッ
トの電子メールアドレスとなっている。次に、選択した
送信方法に対する宛先番号の優先順位を設定する。図8
(d)において、現在の「親展送信」の優先順位の設定
で、優先順位を最上位に上げたい宛先番号を操作部10
1のカーソルキーなどの操作によって選択し、スタート
キーやセットキーなどにより決定すると、図8(e)に
示す例のように表示される。図8(e)は、宛先番号の
優先順位として、専用線(内線)の電話番号、一般公衆
回線(外線)の電話番号、インターネットの電子メール
アドレスの順に設定された例を示している。そして、こ
の設定された内容は、宛先の送信方法と対応づけられて
RAM106の優先番号テーブル106bに格納され
る。
【0059】このときの内部処理を示したのが図14で
あり、図9に示された宛先番号テーブルにある宛先番号
に対応するインデックス番号を優先テーブルにセットす
ることによって、送信方法毎に優先順位を設定できる。
【0060】次に、1つの宛先に複数の宛先番号が設定
されている状態で、データを送信する場合の処理につい
て説明する。
【0061】図10は、同一の宛先に複数の宛先番号が
設定されている状態で、データを送信する場合に実行さ
れる処理のフローチャートである。
【0062】ステップS201では、操作部101で所
望の宛先を示すワンタッチキーが押下されると、予め指
定された送信方法に対応する宛先番号の優先テーブルが
RAM106の優先番号テーブル106bから読み込ま
れる。ステップS202で、優先順位が1位の宛先番号
がRAM106の宛先番号テーブル106aから読み込
まれる。ステップS203で、読み込んだ宛先番号に対
して上述の図4に示した経路判別処理が施され、その処
理が中断されるか否かが判定される。経路判別処理が中
断される場合(ステップS203でYES)、ステップ
S202に戻り、次の優先順位の宛先番号がRAM10
6の宛先番号テーブル106aから読み込まれ、ステッ
プS203の処理が行われる。一方、経路判別処理が中
断されない場合(ステップS203でNO)、ステップ
S204に進み、経路判別処理の処理結果に基づいて、
データの送信処理を行う。
【0063】この場合、図4で説明した処理と同様、経
路判別処理によって外部表示部102に警告文が表示さ
れる。経路判別処理の判別結果によって、指定した宛先
番号を用いた送信が中断された場合は、図12に示すよ
うに、次に優先順位の高い宛先番号を用いた送信を行う
か否かを促す表示が外部表示部102になされる。
【0064】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、登録された宛先の番号の内容に基づいて、ユーザに
対し送信に関する情報を通知することができるので、効
率的な通信を行うことができる。
【0065】また、従来のファクシミリ送信の操作方法
を踏襲した形で複数の宛先番号を同一のワンタッチキー
に登録できると共に、通信経路の違いによる通信装置を
制御する方法の特性の違いをユーザが送信時に認識する
ことが可能となる。そのため、生産コストを上げること
なく、様々な通信経路を利用した通信を行うことができ
る。
【0066】また、使用する宛先番号の優先順位を設定
することにより、複数の宛先が同一の宛先のワンタッチ
キーに割り当てられていても、従来のワンタッチキーと
同様に使用することができる。
【0067】また、従来からのワンタッチキーの操作性
の利点を生かす為に、通信相手の通信装置の宛先番号が
複数存在し、かつ、その通信装置に対する通信に使用す
る宛先番号の優先順位が設定されている場合に、その優
先順位に従って使用する宛先番号を本実施の形態に係る
装置に決定させるか、あるいは、外部表示部102によ
って所望の宛先番号を選択させるかを設定することもで
きる。宛先番号を選択させるようにするには、次のよう
にする。まず、優先順位の設定に係る画面表示に関して
は、「優先順位処理をしない」等の選択項目を設け、そ
れが選択された場合は図9の優先テーブルの先頭、即ち
最上位に99等の使用されていないインデックス番号を
「優先処理をしない番号」としてセットする。次に、図
10に示すデータを送信する場合に実行される処理に関
しては、図10の優先テーブルを読み込んだ時に(ステ
ップS201)、この選択項目が「優先処理をしない番
号」であれば、ユーザに登録されている宛先番号の中か
ら手動で選択させる。このようにすることにより宛先番
号を選択させる機能を実現できる。
【他の実施の形態】なお、本発明は、複数の機器(例え
ばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミ
リ装置など)に適用してもよい。
【0068】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することによっても、達成されることは
言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出された
プログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実
現することになり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコー
ドを供給する為の記憶媒体としては、例えば、フロッピ
ィディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード、ROM等を用いることができる。ま
た、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行
することにより、前述した実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティング
システム)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に示したフローチャートに対応する
プログラムコードが格納されることになる。 [発明の効果]以上説明したように、本発明によれば、
生産コストを上げることなく、複数種類の通信経路で互
いに通信を行う通信装置間の通信を効率的かつ容易に行
うことができる通信装置およびその制御方法、コンピュ
ータ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ネットワーク構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るワンタッチキーによ
って登録された宛先とその宛先番号の表示例を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態に係る通信経路判別処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る送信を行う場合の設
定画面の表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る警告文の表示例を示
す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る複数の宛先番号を登
録する場合の手順を表わす図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る次の優先順位の高い
宛先番号を用いた送信を行うか否かを促す表示例を示す
図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る優先順位が設定され
た場合の、宛先番号テーブルと、優先テーブルの内部状
態を表わす図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る宛先番号の優先順
位を設定する場合に実行される処理を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明の実施の形態に係る送信時に警告が表
示され、そのまま送信するか、他の宛先番号を使用する
かどうかの決定を促す表示の図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る警告文を設定する
場合の手順を表わす図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る登録設定時の多値
選択画面における内部処理を表わすフローチャートであ
る。
【図14】本発明の実施の形態に係る優先順位設定時の
内部処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態に係るワンタッチキーに
関する登録の階層と内部処理を表わす図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る、警告設定におい
て参照される警告設定テーブルのある状態を表わす図で
ある。
【図17】本発明の実施の形態に係る警告設定時の内部
処理を表わすフローチャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA05 GA08 HA01 HA04 HB14 HC01 HC13 LB05 5K034 AA19 EE07 EE09 EE10 EE12 HH01 HH14 JJ11 LL01 LL07 5K036 AA15 DD11 5K101 KK02 LL02 PP03 QQ11 RR04 RR12 RR27

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数種類の通信経路で接続され
    た他の通信装置と通信を行う通信装置であって、 通信相手の通信装置を指定する指定手段と、 前記指定された通信相手の通信装置に対応する識別子に
    基づいて前記通信経路を特定する判別手段と、 前記判別手段によって特定された通信経路を介する通信
    に係わる所定の事項を出力する出力手段とを備えること
    を特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記識別子は、少なくともインターネッ
    トで使用する電子メールアドレス、専用線で使用する電
    話番号、一般公衆回線で使用する電話番号のうち少なく
    ともひとつを含むことを特徴とする請求項1記載の通信
    装置。
  3. 【請求項3】 通信相手の通信装置とその識別子を対応
    づけて管理する識別子テーブルを記憶する記憶手段をさ
    らに備え、前記判別手段は、前記指定手段で指定された
    通信相手の通信装置に対応する識別子を前記識別子テー
    ブルより獲得し、その獲得された識別子に所定の文字ま
    たは記号が含まれているか否かを判定して、前記識別子
    に対応する通信経路を特定することを特徴とする請求項
    1に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記識別子に所定の文
    字または記号が含まれている場合、使用する通信経路は
    インターネットであると特定することを特徴とする請求
    項1記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段で特定された通信経路がイ
    ンターネットである場合、前記出力手段は、インターネ
    ットを用いた通信に係わる所定の事項を出力することを
    特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段で特定された通信経路がイ
    ンターネットである場合、前記出力手段は、通信対象の
    情報が不達の可能性がある旨を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段で特定された通信経路がイ
    ンターネットである場合、前記出力手段は、通信結果の
    確認ができないかまたはできない可能性がある旨を出力
    することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段で特定された通信経路がイ
    ンターネットである場合、前記出力手段は、通信対象の
    情報が第三者によって傍受される可能性がより高い旨を
    出力することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 前記判別手段で特定された通信経路がイ
    ンターネットである場合、前記出力手段は、通信結果の
    確認に所定以上の時間がかかる可能性がある旨を出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 通信相手の1の通信装置に複数の識別
    子が存在する場合、前記通信装置の複数の識別子に対し
    て優先順位を設定する優先順位設定手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記優先順位に基づいて、前記通信相
    手の通信装置に対する通信に使用する識別子を決定し、
    前記識別子に対応する通信経路を特定することを特徴と
    する請求項1記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 通信相手の1つの通信装置に複数の識
    別子が存在する場合、前記出力手段は、前記判別手段で
    特定された通信経路以外の通信経路の使用が可能である
    旨を出力することを特徴とする請求項10に記載の通信
    装置。
  12. 【請求項12】 前記優先順位設定手段は、通信方法毎
    に識別子の優先順位を設定することを特徴とする請求項
    10に記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 通信相手の1つの通信装置に複数の識
    別子が複数存在し、かつ前記通信装置に対する通信に使
    用する識別子の優先順位が設定されている場合、その優
    先順位に従って使用する識別子を決定するか、あるい
    は、前記出力手段により識別子の選択を指示する旨の出
    力を行うかを設定することを特徴とする請求項10に記
    載の通信装置。
  14. 【請求項14】 1または複数種類の通信経路で接続さ
    れた通信装置と通信を行う通信装置の制御方法であっ
    て、 通信相手の通信装置を指定する指定ステップと、 前記指定された通信相手の通信装置に対応する識別子に
    基づいて前記通信経路を特定する判別ステップと、 前記判別ステップによって特定された通信経路を介する
    通信に係わる所定の事項を出力する出力ステップとを備
    えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記識別子は、少なくともインターネ
    ットで使用するメールアドレス、専用線で使用する電話
    番号、一般公衆回線で使用する電話番号のうちの少なく
    ともひとつを含むことを特徴とする請求項14に記載の
    通信装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 通信相手の通信装置とその識別子を対
    応づけて管理する宛先番号テーブルを記憶する記憶ステ
    ップをさらに備え、前記判別ステップにおいては、前記
    指定ステップで指定された通信相手の通信装置に対応す
    る識別子を前記宛先番号テーブルより獲得し、その獲得
    された識別子に所定の文字または記号が含まれているか
    否かを判定して、前記識別子に対応する通信経路を特定
    することを特徴とする請求項14に記載の通信装置の制
    御方法。
  17. 【請求項17】 前記判別ステップは、前記識別子に所
    定の文字または記号が含まれている場合、使用する通信
    経路はインターネットであると特定することを特徴とす
    る請求項14に記載の通信装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記判別ステップで特定された通信経
    路がインターネットである場合、前記出力ステップは、
    インターネットを用いた通信に係わる所定の事項を出力
    することを特徴とする請求項14に記載の通信装置の制
    御方法。
  19. 【請求項19】 前記判別ステップで特定された通信経
    路がインターネットである場合、前記出力ステップは、
    通信対象の情報が不達の可能性がある旨を出力すること
    を特徴とする請求項14に記載の通信装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記判別ステップで特定された通信経
    路がインターネットである場合、前記出力ステップは、
    通信結果の確認ができないかまたはできない可能性があ
    る旨を出力することを特徴とする請求項14に記載の通
    信装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記判別ステップで特定された通信経
    路がインターネットである場合、前記出力ステップは、
    通信対象の情報が第三者によって傍受される可能性がよ
    り高い旨を出力することを特徴とする請求項14に記載
    の通信装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記判別ステップで特定された通信経
    路がインターネットである場合、前記出力ステップは、
    通信結果の確認に所定以上の時間がかかる可能性がある
    旨を出力することを特徴とする請求項14に記載の通信
    装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 通信相手の1つの通信装置に複数の識
    別子が存在する場合、前記通信装置の複数の識別子に対
    して優先順位を設定する優先順位設定ステップをさらに
    備え、前記判別ステップは、優先順位に基づいて、前記
    通信相手の通信装置に対する通信に使用する識別子を決
    定し、該識別子に対応する通信経路を特定することを特
    徴とする請求項14に記載の通信装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 通信相手の1つの通信装置に複数の識
    別子が存在する場合、前記出力ステップは、前記判別ス
    テップで判別された通信経路以外の通信経路の使用が可
    能である旨を出力することを特徴とする請求項23に記
    載の通信装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記優先順位設定ステップは、通信方
    法毎に識別子の優先順位を設定することを特徴とする請
    求項23に記載の通信装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 通信相手の1つの通信装置に複数の識
    別子が複数存在し、かつ前記通信装置に対する通信に使
    用する識別子の優先順位が設定されている場合、その優
    先順位に従って使用する識別子を決定するか、あるい
    は、前記出力ステップにより識別子の選択を指示する旨
    の出力を行うかを設定することを特徴とする請求項23
    に記載の通信装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 1または複数種類の通信経路で接続さ
    れた通信装置と通信を行う通信装置の制御を実行するプ
    ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
    あって、 通信相手の通信装置を指定する指定ステップを実行する
    コードと、 前記指定された通信相手の通信装置に対応する識別子に
    基づいて前記通信経路を特定する判別ステップを実行す
    るコードと、 前記判別ステップによって特定された通信経路を介する
    通信に係わる所定の事項を出力する出力ステップを実行
    するコードとを備えることを特徴とするコンピュータ可
    読メモリ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003167809A (ja) * 2001-12-04 2003-06-13 Murata Mach Ltd 通信装置
US7400714B2 (en) 2002-12-09 2008-07-15 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication device and management server
JP2015194941A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 機能実行装置、機能実行方法、及び記録媒体

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