JPH11136275A - 情報通信方法、情報通信システム、サーバ装置および携帯情報通信端末 - Google Patents
情報通信方法、情報通信システム、サーバ装置および携帯情報通信端末Info
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- JPH11136275A JPH11136275A JP9297989A JP29798997A JPH11136275A JP H11136275 A JPH11136275 A JP H11136275A JP 9297989 A JP9297989 A JP 9297989A JP 29798997 A JP29798997 A JP 29798997A JP H11136275 A JPH11136275 A JP H11136275A
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Abstract
を、簡便な操作で取得できるようにする 【解決手段】 携帯無線通信端末1宛ての受信データ
は、共通サーバ装置2において受信され、そのメモリ部
に格納される。携帯無線通信端末1に設けられている未
受信一括取得キーが使用者により操作されると、携帯無
線通信端末1より共通サーバ装置2に未受信一括取得要
求が送信される。この未受信一括取得要求に応じて、共
通サーバ装置2は、要求元の携帯無線通信端末1宛てで
あって、当該携帯無線通信端末1が未だに取得していな
い受信データである未受信データを抽出する。この未受
信データを要求元の携帯無線通信端末1に送信する。
Description
シミリ通信や電子メール通信などの通信サービスを提供
する情報通信方法、情報通信システム、および、これら
方法、システムに用いられるサーバ装置、携帯情報通信
端末に関する。
末の普及と、これら携帯無線通信端末を用いたデータ通
信の伝送速度の高速化により、音声通信だけでなく、例
えばテキストデータや画像データなどの種々のデータを
無線通信するようにする無線データ通信サービスが注目
されている。
送速度が32kビット/秒でのデータ通信が可能とな
り、アナログ電話回線でモデムを使用した場合の伝送速
度の28.8kビット/秒または33.6kビット/秒
と同程度の伝送速度となり、電子メールのやり取りや、
ファクシミリ通信などが、携帯無線通信端末により屋外
から行える環境が整ってきている。
コンピュータや携帯型情報処理表示端末などの情報通信
端末を用いて、ネットワークに接続されたサーバ装置に
蓄積されている自分宛ての電子メールの受信データを取
得する場合には、まず情報通信端末とサーバ装置との間
に通信回線を接続する。そして、情報通信端末は、自分
宛ての電子メールの受信データであって、サーバ装置に
蓄積されている電子メールの受信データの一覧リストの
提供を受ける。
の一覧リストの中から、送信を要求する電子メールの受
信データを選択し、サーバ装置に対して、選択した電子
メールの受信データの送信を要求する。サーバ装置は、
情報通信端末からの送信要求に応じて、要求された電子
メールの受信データを抽出し、これを要求元の情報通信
端末に送信する。これにより、情報通信端末の使用者
は、自分宛ての電子メールの受信データを取得して、情
報通信端末の表示画面に表示するなどして利用すること
ができる。
すでに過去に取り込んだことのある情報や新着の未だ取
得したことがない情報(以下、未受信情報という)が混
在して表示される。したがって、使用者は、新着の未受
信情報のみを取得する場合にも、電子メールの受信デー
タの一覧リストを通じて選択して、サーバ装置に取得要
求を出す必要があり、操作手順が厄介であった。
回線接続、リストからの選択および情報受信、回線切断
までの操作をそれぞれ手動で使用者が行う必要があり、
非常に不便であった。
装置に記憶されている未受信情報を、簡便な操作で取得
できるようにする方法、システム、および、これらの方
法、システムで用いられる携帯情報通信端末ならびにサ
ーバ装置を提供することを目的とする。
め、請求項1に記載の発明の情報通信方法は、サーバ装
置と、携帯情報通信端末とがネットワークを通じて接続
可能とされ、前記携帯情報通信端末宛ての受信データ
は、前記サーバ装置が受信してメモリ部に格納すると共
に、前記サーバ装置は、前記携帯情報通信端末から受信
データの取得要求を受けたときに、その取得要求に応じ
て指定された受信データを前記携帯情報通信端末に送る
ようにする情報通信方法において、前記携帯情報通信端
末に、未受信一括取得キーを設け、前記携帯情報通信端
末は、この未受信一括取得キーが操作されたときに、未
受信一括取得要求を前記サーバ装置に送信し、前記サー
バ装置は、前記携帯情報通信端末からの前記未受信一括
取得要求が到来したときには、前記携帯情報通信端末
が、それまでに取得していない受信データのみを前記メ
モリ部から抽出して、前記携帯情報通信端末に送出する
ことを特徴とする。
によれば、携帯情報通信端末には、未受信一括取得キー
が設けられており、この未受信一括取得キーが使用者に
より操作されると、携帯情報通信端末からサーバ装置に
対して、未受信一括取得要求が送信される。この未受信
一括取得要求は、サーバ装置により受信されて蓄積され
ている携帯情報通信端末宛ての受信データのうち、その
携帯情報通信端末が、未だに取得していない受信データ
である未受信データの提供を要求するものである。
装置より当該携帯情報通信端末宛ての未受信データが、
当該携帯情報通信端末に提供され、携帯情報通信端末に
おいて利用することができるようにされる。
一括取得キーを操作するという極めて簡単な操作で、自
己宛ての受信データであって、未だに取得していない未
受信データの全部を自動的に取得することができる。
請求項1に記載の情報通信方法であって、前記サーバ装
置と前記携帯情報通信端末との間の回線接続は、前記携
帯情報通信端末から接続要求を前記サーバ装置に宛てて
送出することによりなされるものであり、前記携帯情報
通信端末は、前記未受信一括取得キーが操作されたとき
に、前記携帯情報通信端末と前記サーバ装置とが接続さ
れていない場合には、前記接続要求を前記未受信一括取
得要求に先立ち、あるいは、同時に送信して、前記サー
バ装置との間に通信回線を接続し、前記サーバ装置から
の前記受信データの受信を完了した後には、前記サーバ
装置との間で接続した前記通信回線を自動的に切断する
ようにすることを特徴とする。
によれば、携帯情報通信端末の未受信一括取得キーが操
作されたときに、携帯情報通信端末とサーバ装置との間
に通信回線が接続されていない場合には、接続要求が、
未受信一括取得要求の送信に先だって、あるいは、未受
信一括取得要求と共に、携帯情報通信端末からサーバ装
置に送信されて、サーバ装置と携帯情報通信端末との間
に通信回線が接続される。
装置から携帯情報通信端末宛ての未受信データが、要求
元の携帯情報通信端末に提供される。そして、携帯情報
通信端末において、サーバ装置から送信されてくる未受
信データの受信が完了したときには、接続した通信回線
を切断する。このように、通信回線の接続、未受信デー
タの取得、通信回線の切断までを一連の処理として、携
帯情報通信端末の未受信一括取得キーを操作することに
より行うことができるようにされる。
は、通信回線の接続操作や通信回線の切断操作などを行
うことなく、極めて簡単な操作でサーバ装置に蓄積され
ている自己宛ての未受信データを取得することができ
る。
請求項1または請求項2に記載の情報通信方法であっ
て、前記サーバ装置は、前記携帯情報通信端末宛ての受
信があったときに、前記携帯情報通信端末に着信通知を
行い、前記携帯情報通信端末は、前記サーバ装置からの
着信通知を受けたときに、使用者に着信を報知するよう
にすることを特徴とする。
によれば、サーバ装置において、携帯情報通信端末宛て
の受信データが受信されると、受信データの宛先の携帯
情報通信端末に対して、サーバ装置より着信通知がされ
る。携帯情報通信端末は、この着信通知を受けて、携帯
情報通信端末の使用者に対して、自己宛ての受信データ
の着信があることを知らせる。
は、自己宛ての受信データの着信があることを遅滞なく
知ることができ、着信が報知された後に迅速に自己宛て
の未受信データを簡単な操作で取得することができる。
法、情報通信システムおよび携帯情報通信端末並びにサ
ーバ装置の実施の形態を、図を参照しながら説明する。
情報通信端末は、携帯無線通信端末の構成とされたもの
である。そして、この実施の形態においては、1個の共
通サーバ装置に対して、このサーバ装置と契約関係にあ
る複数個の携帯無線通信端末がネットワークを通じて接
続される。そして、各携帯無線通信端末から希望する相
手方への情報送信および自分宛ての情報の受信は、個々
の携帯無線通信端末と前記サーバ装置とが協働すること
により、行われる。
この発明の実施の形態が適用された通信ネットワークシ
ステムの概念構成を説明するための図であり、この図1
において、1は共通サーバ装置と契約関係がある携帯無
線通信端末、2は共通サーバ装置である。複数個の携帯
無線通信端末1と、共通の共通サーバ装置2とは、携帯
無線通信端末用のネットワーク3と、このネットワーク
3に対して、1〜複数個のアクセスポイント4を通じて
接続される専用基幹ネットワーク5を通じて接続され
る。
共通サーバ装置2と契約関係にない他の携帯無線通信端
末も接続されるが、後述するような共通サーバ装置2の
協働処理のサービスを受けることができる携帯無線通信
端末は、予め、この共通サーバ装置2と契約関係が結ば
れた携帯無線通信端末1のみである。共通サーバ装置2
との契約関係がない携帯無線通信端末との混同を避ける
ため、以下の説明においては、共通サーバ装置2と契約
関係にある携帯無線通信端末を会員端末と呼ぶことにす
る。
無線通信端末のそれぞれは、例えば電波の届く範囲を考
慮した所定のエリア単位に設けられる無線基地局6に対
して無線接続される。無線基地局6同志の間の接続な
ど、携帯無線通信端末用のネットワーク3では、例えば
光ケーブルが用いられる。
ネットワーク5を管理するネットワーク管理サーバ装置
7が接続される。このネットワーク管理サーバ装置7
は、共通サーバ装置2と会員端末1との間の、いわゆる
ルーティングを管理する。したがって、ネットワーク管
理サーバ装置7でのルーティング管理上から見たときに
は、共通サーバ装置2は、専用基幹ネットワーク5に接
続される端末装置の一つとして位置づけることができ
る。なお、この場合、このネットワーク管理サーバ装置
7は、インターネット8に対しても接続される。
トワーク管理サーバ装置7は、共通サーバ装置2に対し
て直接的にも接続され、会員端末1からの共通サーバ装
置2へのアクセス履歴などを、ネットワーク管理サーバ
装置7から共通サーバ装置2に送るように構成されてい
る。すなわち、この実施の形態では、会員端末1の課金
ログ収集などの会員総合管理は、共通サーバ装置2が行
うように構成している。
1は、共通サーバ装置2と契約関係があるのであって、
ネットワーク管理サーバ装置7と契約関係にあるのでは
ない。そして、共通サーバ装置2は、会員端末1のネッ
トワーク接続上の管理をネットワーク管理サーバ装置7
に委託するものであって、共通サーバ装置2とネットワ
ーク管理サーバ装置7との間にも契約関係がある。した
がって、共通サーバ装置2は、他の専用基幹ネットワー
クおよびそのネットワーク管理サーバ装置とも、前述の
専用基幹ネットワーク5およびそのネットワーク管理サ
ーバ装置7と全く同様の関係を持って接続されることが
可能である。
から見たときには、個々の会員端末1に対しては、特定
の専用基幹ネットワークを割り当てて、各会員端末1か
らの共通サーバ装置2へのアクセスは、必ず、その会員
端末用に割り当てた専用基幹ネットワークを通るように
管理するのであるが、会員端末1から見た場合には、共
通サーバ装置2とネットワーク管理サーバ装置7との間
の契約関係は全く無関係であるので、会員端末1は、単
に共通サーバ装置2だけにアクセスして共通サーバ装置
2だけにより管理されているようになる。
ば、例えば、共通サーバ装置2に個々のネットワーク管
理サーバ装置7が備えるサービス機能をすべて持たせる
ようにすることにより、会員端末1の使用者は、各個の
ネットワーク管理サーバ装置7が備える種々のサービス
を受けるために、個々のネットワーク管理サーバ装置7
に対して契約するのではなく、共通サーバ装置2と契約
関係を生じさせるだけで、この共通サーバ装置2が持つ
種々のサービスを受けられるようになり、非常に便利で
ある。
9に接続され、後述するように、会員端末1が、この公
衆回線網9に接続されるファクシミリ端末やパーソナル
コンピュータなどの通信端末10との間で通信データの
送受を行うことができるようにするための機能を備えて
いる。
サーバ装置2は、会員端末1に対して、情報提供サービ
スを行えるように構成されていると共に会員端末1はこ
の情報提供サービスを受ける機能を備えて構成されてい
る。このため、共通サーバ装置2に対しては、提供情報
のデータベースの一部となる記憶部を備える。また、共
通サーバ装置2は、コンテンツ提供装置11と接続され
ており、このコンテンツ提供装置11から、会員への提
供情報のデータベースの一部となる情報を取得して、会
員端末1に提供するようにする。
る情報として、それぞれ固有の提供情報を有する提供会
社が備えるもので、共通サーバ装置2を有するサービス
会社との契約により、共通サーバ装置2を通じて会員端
末1に、その情報を提供するものである。図1では、コ
ンテンツ提供装置11は、1個だけ示したが、通常、複
数個のコンテンツ提供装置11が共通サーバ装置2に接
続されるものである。
装置11との接続態様は、専用線を通じて接続される場
合と、インターネットなどのネットワークを通じて接続
される場合とがある。
端末1の使用者と、共通サーバ装置2の所有会社との契
約が行われると、前述したように、携帯無線通信端末1
は会員端末1となる。例えば、会員端末1を使用者が購
入することが、共通サーバ装置2に対する契約関係の発
生とするようにすることができる。
として使用者が購入するときに、その会員端末1には、
前述したように、各端末ごとの特定の専用基幹ネットワ
ークを通じた共通サーバ装置2のアドレス情報が予め与
えられ、不揮発性メモリに格納される。また、この不揮
発性メモリには、会員端末であることを示す会員情報と
して、識別情報やパスワードが格納される。
情報や会員情報の会員端末1への書き込み登録は、会員
端末1の購入時に、端末販売員や購入者が行ってもよい
が、予め、会員端末1に登録しておくとよい。その場合
には、アドレスを入力する操作が全く不要となるので、
使用者には共通サーバ装置を意識させずに、会員端末1
を利用させるようにすることができる。
で、ファクシミリ通信や電子メール通信の処理が開始さ
れるとき、それに先立ち、前記の予め記憶されているア
ドレス情報および会員情報を用いて、会員端末1は、自
動的に共通サーバ装置2に接続する処理を実行するもの
である。
は、携帯性に優れ、また、その通信機能およびその関連
機能を、共通サーバ装置2と協働することにより、実現
するものである。
を有しない。その代わりに、共通サーバ装置2が、各会
員端末1用のメモリあるいはメモリエリアを備える。ま
た、会員端末1は、必要最小限の処理のためのアプリケ
ーション(マイクロコンピュータのソフトウエア)を除
き、種々の機能を実現するためのアプリケーションを、
共通サーバ装置2に委ねるようにしている。すなわち、
会員端末1において、使用者が、目的とする機能を得る
ための要求に相当する、例えばキー操作を行うと、その
要求が共通サーバ装置2に送られ、共通サーバ装置2で
当該機能のアプリケーションが実行される。そして、そ
のアプリケーションでの処理結果が、会員端末1に送ら
れてくる。
ーク構成の概要であるが、より具体的な構成について以
下に説明する。
システムの概念構成を、より具体化したものである。こ
の場合、会員端末1は、PHS電話端末と、データ通信
機能を備えるPDA(パーソナル・デジタル・アシスタ
ンツ)との複合機の構成を有し、PHS電話機能のほか
に、後述するように、ファクシミリ通信機能、電子メー
ル通信機能を備えると共に、共通サーバ装置2に蓄積さ
れたサービスコンテンツのうちからの情報の提供を受け
る機能を備えている。
末用のネットワーク3は、この例では、PHS/ISD
N網3nである。したがって、会員端末1は、無線基地
局6−PHS/ISDN網3n−無線基地局6を通じ
て、他の会員端末1または会員以外のPHS端末と電話
通信ができると共に、無線基地局6−PHS/ISDN
網3nを通じて一般加入電話端末と電話通信ができる。
ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が
管理するネットワークとされる。すなわち、5Nは、そ
のISPバックボーン、つまり、LANなどのネットワ
ークであり、このISPバックボーン5NとPHS/I
SDN網3nとは、PHS用の32kビット/秒の伝送
速度の業界標準方式であるPIAFS(PHS Int
ernet Access Forum Standa
rd)用のアクセスポイント4Pを通じて接続されてい
る。
り、これを介して、ISPバックボーン5Nと、ネット
ワーク管理サーバ装置7に対応するISPサーバ装置7
Iと、共通サーバ装置2とが接続される。
2側の委託により、前述したように、会員端末1からの
アクセスがあったときに、その認証をとる。すなわち、
ISPサーバ装置7Iには、このISPサーバ装置7I
を経由して共通サーバ装置2にアクセスする会員端末1
の会員情報、例えば会員識別情報(会員ID)やパスワ
ードなどが予め登録されており、ISPサーバ装置7I
は、当該ISPバックボーン5Nに接続された端末に対
するアクセスがあったときに、そのアクセスをしてきた
端末が、当該ISPバックボーン5Nを通じて共通サー
バ装置2に接続すべき会員端末1であるか否かの認証を
行い、会員端末1であれば、そのアクセスをルータ5R
を通じて共通サーバ装置2に着信させる。そして、IS
Pサーバ装置7Iは、当該会員端末1のアクセスの履歴
(ログ)を共通サーバ装置2に送る。
では、インターネット8を通じて共通サーバ装置2に接
続され、共通サーバ装置2が必要なときに、このコンテ
ンツ提供装置11から提供すべき情報をインターネット
8を通じて取得して、会員端末1に提供するようにす
る。なお、前述もしたように、コンテンツ提供装置11
は、インターネット8を通じてではなく、専用線を通じ
て共通サーバ装置2と接続するようにすることもでき
る。また、ISPサーバ装置7Iもコンテンツ提供装置
となることもできる。
サーバ装置2の一実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この図3に示すように、共通サーバ装置2は、マ
スターサーバ21と、メールサーバ22と、ファクシミ
リサーバ23と、着信通知サーバ24と、HTTP(H
yper Text Transfer Protoc
ol)Dサーバ25と、コンテンツサーバ26と、コン
テンツ用Proxyサーバ27とが、LAN(ローカル
エリアネットワーク)により接続されて構成されてい
る。
理、コンテンツオプション等の申し込み、解約処理やネ
ットワーク全体の管理メンテナンスを行う。マスターサ
ーバ21は、前述した会員IDやパスワードなどの会員
識別情報を含む会員データ(ユーザ情報)などを記憶す
るメモリ21Mを備える。
ビスの管理・運用を行うものであり、POP(Post
Office Protocol)サーバ機能を実装
しており、会員端末1とのインターフェース処理を行
う。そして、メールサーバ22は、会員端末用のメール
ボックスと呼ばれるメモリ22Mを備える。メールボッ
クス22Mは、各会員端末1のそれぞれ毎に区分けされ
たメモリエリアを備え、各会員端末宛ての電子メールの
受信データを、各会員端末毎に蓄える。
に、ある会員端末から他の会員端末宛てに送信された、
イメージデータ(画像データ)を含まないテキストデー
タ形式のファクシミリデータも、このメールボックス2
2Mの前記他の会員端末用のメモリエリアに、電子メー
ルデータとして蓄えられる。
通信機能のアプリケーションを実行する。会員端末1と
のインターフェース用にメールサーバ機能を実装し、ま
た、G3ファクシミリ用のPSTN(公衆交換電話網)
通信回線機能も実装し、ISDN網9に接続されてい
る。また、ファクシミリデータとしての画像データを記
憶するファクシミリボックス(以下FAXボックスとい
う)と呼ばれるメモリ23Mを備える。FAXボックス
23Mも、各会員端末毎に区分けされたメモリエリアを
備え、各会員端末宛ての、イメージデータを含むファク
シミリ受信データを各会員端末1毎に蓄える。
クシミリの着信が会員端末宛てにあった場合に、ISD
N回線(ISDN網9)を通じて、各会員端末1に通知
するためのものである。この着信通知サーバの動作につ
いては、後で詳述する。
インターフェースを制御する。会員端末1が、この共通
サーバ装置2に接続されている場合のすべての処理は、
このサーバ25を経由して各機能サーバに接続される。
2が提供するコンテンツ情報処理用のサーバである。こ
のサーバ26は、提供するコンテンツ情報用として、2
つのメモリ26A,26Bを備える。その一つのメモリ
26Aは、予めこのサーバ26内に提供する情報を保持
するためのものである。もう一つのメモリ26Bは、こ
の共通サーバ装置2内には、提供する情報を保持せず、
利用時に、インターネット経由でデータを取得したもの
を格納するためのものである。
ンテンツデータを、インターネットを経由して、外部か
ら取得するために使用される。Proxyサーバ27
は、図示しないファイアウォールと共に機能させること
によって、外部からの不正なアクセスを防御しながら、
ファイアウォールの内側から自由に外部にアクセスでき
る環境を作っている。
クシミリ通信を実行するアプリケーションを備えるほ
か、会員端末1が要求する機能を実行するためのアプリ
ケーションを備えるものである。
について説明する。図4は、会員端末1の外観の一例で
あり、また、図6は、この会員端末1の内部回路構成の
一例である。前述もしたように、この例の会員端末1
は、PHS電話機能と、ファクシミリ通信および電子メ
ール通信機能と、情報提供サービスを受けるデータ通信
機能を備える複合端末の構成を有するものである。
(A)および図4(B)に示すように、端末本体100
に対して開閉可能のカバーパネル101を備え、このカ
バーパネル101を閉じた図4(A)の状態では、PH
S電話端末として動作する電話モードになり、カバーパ
ネル101を開いた図4(B)の状態では、ファクシミ
リ通信機能と、電子メール通信機能と、情報提供サービ
ス受信機能とを得ることができるデータ通信モードにな
る。このモード切り換えのために、図示しないが、カバ
ーパネル101の開閉を検知するセンサが設けられてい
る。
101の内側に突起を設けると共に、これと対応する本
体100側の位置に押圧スイッチを設け、カバーパネル
101の前記突起により、機械的に本体100側の押圧
スイッチを押圧する機械的なセンサを用いる。
の一方に、磁石を設け、他方に感磁性素子からなるスイ
ッチを設ける構成のセンサスイッチを用いるようにして
もよい。
ように、カバーパネル101を開けた状態のときに現れ
る本体100側の面に、大型のメインLCD(液晶ディ
スプレイ)105Mを備え、このメインLCD105M
の表示面に、通信文、メニュー、受信ファクシミリリス
トや受信電子メールリストなどを表示することができ
る。
(A)に示すように、電話用(ダイヤル用)のテンキー
102が設けられていると共に、小さいサイズのサブL
CD105Sが設けられている。103は、PHS用の
アンテナである。
(A)の状態では、例えば透明プラスチック板などから
なるLCD窓104を通じてLCD105の表示面が臨
めるようにされる。この場合、カバーパネル101を閉
じた電話モードにおいて、待ち受け状態のときには、サ
ブLCD105Sのみが表示状態となり、メインLCD
105Mは消灯状態となっている。
をするときには、メインLCD105Mが表示可能状態
となる。しかし、この場合に、LCD表示窓104から
臨める部分だけに表示が行われるように、メインLCD
105Mが表示制御されている。そして、LCD表示窓
104から臨める部分に、使用者により入力された電話
番号などが表示されるようにされる。
において使用者が観視する表示部の様子を示すもので、
図5(A)は待ち受け状態でのサブLCD105Sおよ
び表示窓104での表示状態の例を示し、また、図5
(B)は発呼時のサブLCD105Sおよび表示窓10
4での表示状態の例を示すものである。
105Sに表示される各マーク(文字を含む)201〜
207は、それぞれ、それらマークが表示されることに
より、次のような意味内容を示すものである。
電波が届く場所に在って、受けている電波の強さを示す
ものであり、電波の強さに応じて表示内容が変化する。
例えば、アンテナマークの右のバーが強さによって変化
する。マーク202は、会員端末1が公衆モードで使用
されていることを示す。マーク203は、会員端末1が
電波の届かない場所に在ることを示す。マーク204
は、電池の残量を示すもので、残量に応じて表示態様が
変わる。
シミリ着信があることを示すファクシミリ着信マーク
で、後述するように共通サーバ装置2からのファクシミ
リ着信通知を受けて表示される。また、マーク206
は、自己の端末宛ての電子メールの着信があることを示
す電子メール着信マークで、共通サーバ装置2からの電
子メール着信通知を受けて表示される。マーク207
は、端末1の電話着信の使用者への報知態様がベル鳴動
ではなく、振動によるものとなっていることを示すもの
である。
105Sの表示は、使用者には見えなくなるので、会員
端末1がデータ通信モードになると、サブLCD105
Sは消灯状態になり、メインLCD105Mが表示可能
状態になる。そして、それまでサブLCD105Sに表
示されていた前記マーク201〜207は、メインLC
D105Mの、サブLCD105Sに対応する表示エリ
アに表示されるように制御される。
メインLCD105Mの表面には透明のタッチパネル1
06が貼付されており、カバーパネル101の裏側に、
図4(B)のように取り外し自在に取り付けられている
ペン107によるタッチ操作や、手書き文字入力を受け
付ける機能を備えるようにしている。
行可能な処理機能に対応して、オンライン接続キーK
1、未受信一括取得キーK2、機能キーK3、メモキー
K4、電話帳キーK5、WWWブラウザキーK6、ファ
ックスキーK7、電子メールキーK8などの複数個のキ
ー釦108が、ダイレクトキーとして設けられている。
これら各キーK1〜K8が操作されることにより、後述
するように操作されたキーに割り当てられている処理や
機能が実行するようにされる。
は、回動キーと押しボタンキーとの2つの機能を合わせ
持つジョグダイヤルキー109が設けられる。このジョ
グダイヤルキー109を回動キーとして回動操作したと
きには、例えばメニューなどにおける項目選択動作が行
え、また、押しボタンキーとして押下操作したときに
は、選択された項目の決定入力を意味するものとして扱
われる。
ついて説明する。この例の会員端末1は、大きく分け
て、通信機能部110と、制御部120とからなる。
RF処理部112と、送受信データ処理部113と、マ
イクロホンアンプ114と、スピーカアンプ115と、
マイクロホン100MCと、スピーカ100SPとから
なる。
より構成されており、CPUで構成されるシステムコン
トロール部121と、ROM122と、DRAM123
と、書き換え可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュ
メモリ124とを備えている。
ーパネル101の開閉に応じてオン・オフする前述した
ようなセンサスイッチSWが接続されており、このセン
サスイッチSWのオン・オフにより、カバーパネル10
1が開状態か、閉状態かをシステムコントロール部12
1は検知し、カバーパネル101が閉状態のときには、
当該会員端末1をPHS電話用端末として制御する電話
モードとする。また、カバーパネル101が開状態のと
きには、当該会員端末1を、ファクシミリ通信用、メー
ル通信用、共通サーバ装置2から提供される情報の再生
用などの端末として制御するデータ通信モードとする。
た、テンキー102のキースイッチ群や、カバーパネル
101の裏側に設けられたキー釦108のスイッチ群の
状態を示す情報が入力されるようにされており、システ
ムコントロール部121は、使用者によりキー操作がな
されたとき、それがテンキー102やキー釦108のい
ずれかであるかを検知し、その検知したキーに応じた処
理を実行するようにする。
は、メインLCDドライバ125およびサブLCDドラ
イバ128が接続され、後述するROM122のプログ
ラムおよび表示データを用いてメインLCD105Mお
よびサブLCD105Sに、前述したマーク表示や、そ
の他の所定の表示画像を表示するようにする。
は、使用者への、電話の着信通知のためのブザー127
やLED(発光ダイオード)126が接続されている。
接続のためのシーケンスを制御するプログラムや、共通
サーバ装置2からの着信通知を受けた場合の制御プログ
ラムや、PHS電話通信のための制御プログラム、ファ
クシミリ送信のための制御プログラム、メール送信のた
めの制御プログラム、ファクシミリデータやメールデー
タを受信するための制御プログラムなどの会員端末1で
の通信のために最低限必要な通信アプリケーションプロ
グラムと、メインLCD105MやサブLCD105S
を表示制御するプログラムやメニュー表示などのための
表示データ、その他が記憶されている。
サーバ装置2から取得した受信データを一時的に蓄えた
り、その他、ワークエリアとして使用するメモリを領域
を備えるものである。
うに、共通サーバ装置2に対してISPサーバ装置7I
を通じて会員端末1から自動接続するためのネットワー
ク上のアドレス情報が予め格納されている。また、この
フラッシュメモリ124には、当該会員端末1が共通サ
ーバ装置2と契約関係のある端末であって、ファクシミ
リ通信サービスや電子メールサービス、また、情報提供
サービスを共通サーバ装置2から受けることができる端
末であることを示すと共に、各会員端末を識別するため
の識別情報(会員情報)も記憶されている。
サーバ装置2のメインサーバ21にも記憶されて共通サ
ーバ装置2においても管理されている。また、ISPサ
ーバ装置7Iも、この会員情報によりアクセスしてきた
のが会員であるか否かの認証を行うものである。
4には、DRAM123に一時的に蓄えた受信データの
内の、特に保存しておきたいデータを格納する領域を備
えている。
作を、関連する共通サーバ装置の動作も含めて、以下に
説明する。
S電話モードについて説明する。カバーパネル101を
閉じた状態で、テンキー102を用いて、相手方の電話
番号をダイヤル入力すると、発呼がなされる。また、カ
バーパネル101を閉じた状態で、PHS電話端末とし
ての当該会員端末1に電話の着信があると、それがブザ
ー127により使用者に知らされ、使用者が応答する
と、その電話着信を受けることができ、通話状態にな
る。
電話着信があったときには、図示しないが、会員端末1
に設けられている通話キーを押すことにより、いつでも
通話が可能である。ただし、通話は、カバーパネル10
1を閉じた状態で行うようにする。
話時には、システムコントロール部121からの制御を
送受信データ処理部113が受けながら、送話信号を送
信し、また、受話信号を受信する。
音声信号がアンプ114を介して送受信データ処理部1
13に供給されて送信データに変換され、RF処理部1
12を通じ、アンテナ111を通じて無線基地局6に対
して送信されると共に、無線基地局6よりの相手側から
の通話音声のデータがアンテナ111で受信され、その
受信データが送受信データ処理部113で処理されて、
相手の通話音声信号が復元され、それがアンプ115を
通じてスピーカ100SPに供給されて放音される。
いて共通サーバ装置2からのISDN網9(PHS/I
SDN網3nと一部重複)を通じての疑似着呼による着
信通知があると、前述したサブLCD105Sに、ファ
クシミリまたは電子メールの着信通知マーク205また
は206を表示して、使用者にこれらファクシミリまた
は電子メールの着信が報知される。
タ通信モードについて説明する。この通信モードにおい
ては、ファクシミリ機能、電子メール機能、WWWブラ
ウザ機能、メモ機能などを会員端末1は、実現できるよ
うに構成されている。そして、キー釦108の内の各機
能に対応するダイレクトキーを操作することにより、会
員端末1は、その機能を実行するモードの状態になる。
ァクシミリデータの送信および受信をする場合、また、
電子メールの送信および受信をする場合は、すべて共通
サーバ装置2を介して処理される。
の間でのデータのやり取りにおいては、ファクシミリ通
信方式としての既定の通信方式に関係なく、すべてネッ
トワーク3およびネットワーク5に適合する通信方式に
よって行うようにする。すなわち、この実施の形態の場
合には、ファクシミリデータと電子メールデータとは、
インターネットで電子メールを転送するのに用いられる
標準的な手順であるSMTP(Simple Mail
Transfer Protocol)を用い、ま
た、WWWブラウザ機能における共通サーバ装置2から
の提供情報は、HTTP(Hyper Text Tr
ansfer Protocol)を用い、PHS網を
利用したPIAFS方式により、会員端末1と共通サー
バ装置2との間で送信データおよび受信データをやり取
りする。
ーバ装置2と会員端末1との間でやり取りするデータ
は、HTML(Hyper Text Makeup
Language)で作成される。
ータは、DRAM123に一時格納され、送信実行によ
りシステムコントロール部121により読み出されて、
前述の通信プロトコルおよびデータ形式で、送受信デー
タ処理部113、RF処理部112、アンテナ111を
順次介して無線送信される。
は、アンテナ111で受信され、RF処理部112、送
受信データ処理部113を通じて、システムコントロー
ル部121によりDRAM123に一時格納される。そ
して、システムコントロール部121の制御により、メ
インLCDドライバ125を通じてメインLCD105
Mに表示データとして送られ、受信データによる表示内
容が表示される。
106とを用いて入力を行う「手書きメモ」と、メイン
LCD105Mの画面にキーボードを表示して、その表
示キーボードを利用して文書を作成する「タイプメモ」
とがある。そして、手書きメモとタイプメモのいずれの
場合も、作成したイメージまたは文書をファクシミリデ
ータとして送信できるように構成されている。
てペン107が用いられて手書き入力された文字や図形
が、タッチパネル106を通じてイメージデータとして
読み込まれ、ファクシミリ送信用のバッファメモリに記
憶される。この場合、イメージデータのデータ形式は、
SMTPにより伝送可能なデータ形式とされる。例えば
GIF(Grafics Interchange F
ormat)形式とされる。
LCD105Mの画面に、例えばアルファベットのタイ
プ入力キーボタンがグラフィックスイメージとして表示
されて、そのタイプ入力キーがペン107や指で指示さ
れることにより、文字入力がなされる。この場合には、
入力データはテキストデータ形式でファクシミリ送信用
のバッファメモリに記憶される。
ードの場合においても、メインLCD105Mの画面上
には、「FAX送信(ファクシミリ送信)」のアイコン
を含むメニューバーが表示され、この「FAX送信」の
アイコンが例えばペンで選択されると、送信すべき相手
方端末の電話番号や、ファクシミリタイトルなどの入力
モード画面になる。そして、相手方端末の電話番号やタ
イトルの入力後、このモードのときに表示されている
「送信」のアイコンを選択すると、手書きメモあるいは
タイプメモで作成されたイメージまたは文書がファクシ
ミリデータとして送信される。
クシミリデータは電子メールデータとして共通サーバ装
置2に送信されるので、イメージデータおよび文書デー
タはファクシミリ通信のビットマップデータではなく、
イメージデータは例えばGIF形式とされ、また、文書
データは、テキストデータ形式とされる。
サーバ装置2が、受け取ったデータを、ビットマップデ
ータに変換して、当該会員以外の端末にファクシミリ送
信する処理を実行する。
共通サーバ装置2は、受け取ったデータを、テキストデ
ータ形式やGIF形式のまま、宛先の各会員端末ごとに
区分けして、メールボックス22MあるいはFAXボッ
クス23Mに格納し、各会員端末1に対しては、着信通
知サーバ24を通じて当該会員端末1宛ての着信があっ
たことを通知する。この着信通知は、ファクシミリデー
タ受信の場合だけでなく、電子メールのデータ受信のと
きにも行われる。
2は、各会員端末1から自分宛てのファクシミリ受信情
報の取得要求があったときに、そのテキストデータ形式
やGIF形式のまま、SMTPにより取得要求をしてき
た会員端末1に転送するようにする。
7が押されて、ファクシミリ機能が選択されているとき
に、キー釦108のうちのオンライン接続キーK1が押
されると、その会員端末1は、共通サーバ装置2と接続
するための処理を自動的に行う。すなわち、フラッシュ
メモリ124のアドレスデータおよび会員情報を用いて
共通サーバ装置2と接続する要求を会員端末1は送出す
る。すると、ネットワーク管理サーバであるISPサー
バ7Iが当該アクセスしてきた端末が会員端末であるか
どうかの認証を前記会員情報により行い、会員端末であ
れば、共通サーバ装置2に接続する処理を行う。
を認識し、当該会員端末宛てに受信したファクシミリ受
信データの一覧リストを作成し、当該会員端末1に送
る。したがって、この例では、オンライン接続キーK1
は、受信データ一覧リストの要求キーの役割も有する。
また、この際に、共通サーバ装置2は、接続要求をして
きた会員端末1宛てのファクシミリ着信および電子メー
ル着信であって、いまだ当該会員端末1に通知していな
いものがあれば、その着信通知を会員端末1に宛てて送
る。
信通知を受けて、メインLCD105Mに、前述したフ
ァクシミリ着信表示マーク205および/または電子メ
ール着信表示マーク206を表示する。
らの、ファクシミリ受信データの一覧リストのデータを
受信してDRAM123に一時格納し、その一覧リスト
をメインLCD105Mの画面に表示する。使用者は、
ジョグダイヤルキー109やペン107を用いて、この
一覧リストから希望するファクシミリ受信データを選択
することができる。希望するファクシミリ受信データの
選択がなされ、「取り込み」のアイコンが選択される
と、会員端末1は、当該受信データの取得の要求を、共
通サーバ装置2に送信する。
受けると、共通サーバ装置2は、要求されたファクシミ
リ受信データを抽出して、SMTPにより会員端末1に
送る。会員端末1は、受け取ったデータをDRAM12
3に一時格納し、表示データに変換し、メインLCD1
05Mの画面に表示する。したがって、使用者は、自分
が必要なファクシミリデータを選んで、メインLCD1
05Mの画面で見ることができる。
ーK8が押されて、電子メール機能が選択されていると
きに、キー釦108のうちのオンライン接続キーK1が
押されたときも、ファクシミリ機能が選択されていた場
合と同様にして、その会員端末1は、共通サーバ装置2
と接続するための処理を自動的に行う。そして、共通サ
ーバ装置2では、電子メールの受信データの一覧リスト
を作成し、当該会員端末1に送ると共に、着信通知すべ
き受信データがあるときには、着信通知を当該会員端末
1に送る。
受信し、その一覧リストをメインLCD105Mの画面
に表示する。また、共通サーバ装置2からの着信通知を
受けて、メインLCD105Mに、前述したファクシミ
リ着信表示マーク205および/または電子メール着信
表示マーク206を表示する。
09やペン107を用いて、電子メールの受信データの
一覧リストから希望する電子メールの受信データを選択
することができる。希望する電子メールの受信データの
選択がなされ、「取り込み」のアイコンが選択される
と、会員端末1は、当該受信データの取得の要求を、共
通サーバ装置2に送信する。
された電子メールの受信データを抽出して、SMTPに
より会員端末1に送る。会員端末1は、受け取ったデー
タをDRAM123に一時格納し、表示データに変換
し、メインLCD105Mの画面に表示する。
関連情報に関しても、会員端末1が、その生成処理や加
工処理のためのアプリケーションを持つ必要はない。す
なわち、前述したように、ファクシミリキーK7、ある
いは、電子メールキーK8が押下されて、ファクシミリ
機能、あるいは、電子メール機能が選択され、オンライ
ン接続キーK1が押下されたときには、自己の会員端末
宛てのファクシミリ受信データリストや電子メール受信
データリストが、共通サーバ装置2で生成されて送られ
てくる。そして、会員端末1では、このリストから、見
たい受信データを選択して見ることができる。
ザキーK6が操作されて、WWWブラウザ機能が選択さ
れた状態で、オンライン接続キーK1が押された場合に
は、前述と同様にして、共通サーバ装置2と会員端末1
との間の接続処理がなされ、共通サーバ装置2からは、
共通サーバ装置2が提供することができる情報の一覧を
含む、共通サーバ装置2のいわゆるホームページが会員
端末1に送られる。
の中から、使用者が欲しい情報を選択すると、その情報
の要求が会員端末1から共通サーバ装置2に送られ、共
通サーバ装置2は、その要求に応じた情報を会員端末1
に送る。会員端末1は、これを受信して、メインLCD
105Mの画面に表示する。これにより、使用者は、提
供された情報を、LCD105Mの画面を観視すること
ができる。
メールサーバ22やファクシミリサーバ23からの、会
員端末宛ての電子メール着信やファクシミリ着信の情報
を取得し、これに基づき、その会員端末1についての電
子メールやファクシミリのそれぞれについての着信キュ
ーを発生する。そして、受信情報に含まれる会員端末1
の電話番号あるいはメインサーバから取得して会員端末
1の電話番号を用いて、着信を通知すべき会員端末1
を、ISDN公衆回線網9を通じて、この実施の形態で
は、疑似着呼サービスを用いて呼び出し、会員端末1の
応答を確認して、着信通知の情報を会員端末1に送る。
この場合に、この着信通知の情報としては、電子メール
の着信か、ファクシミリの着信かを識別する情報を伴っ
て送信する。
対してベルを鳴動させずに、相手に着信させて相手との
通信路を形成し、必要なデータの送信後、即座に回線を
切断するもので、安価な料金でこのサービスを利用する
ことができる。会員端末1が電波の届く範囲に存在して
いれば、共通サーバ装置2は、この疑似着呼による呼び
出しにより着信通知情報を会員端末1に送ることができ
る。
信通知が完了した着信については、当該着信を着信キュ
ーから削除する。しかし、会員端末1が電波の届かない
場所にあって、着信通知をしたが通知が完了しなかった
場合には、その着信キューは通知未完了として消去しな
い。この着信通知が完了しなかった着信キューについて
は、適当な後のタイミングで再通知の処理を行うように
することもできる。
Dサーバ25からの、会員端末1が共通サーバ装置2に
接続された旨の通知を受けたときに、当該接続された会
員端末1についての電子メールやファクシミリの着信キ
ューを参照し、着信がまだ行われていない着信キューや
通知未完了の着信キューがあれば、その着信の通知を接
続してきた会員端末1に、接続された通信路、つまり、
ネットワーク5−AP4−ネットワーク3−基地局6を
通じて送るようにする。これにより、まだ通知されてい
ない着信キューはもちろんのこと、上述したように着信
が未完了であった着信キューも、確実に会員端末1に通
知される。
る。以下に説明する例は、会員端末以外のファクシミリ
装置から、会員端末1宛てのファクシミリ着信があった
場合の処理手順である。共通サーバ装置2での受信手順
は異なるが、他の会員端末からのファクシミリ着信や、
電子メール着信があった場合においても、着信通知サー
バ24が実行する着信通知処理はほぼ変わりない。
リ端末から会員端末1へのファクシミリデータの着信が
あった場合の共通サーバ装置2の動作を示すものであ
る。
で、図2に示したようにISDNなど公衆回線網9を通
じてファクシミリ端末からの申し込み着信を受けると
(手順S1)、この実施の形態では、音声ガイダンスに
よるファクシミリ受信受付けを行う(手順S2)。する
と、前記ファクシミリ端末からファクシミリデータが送
られてくるので、このファクシミリデータをファクシミ
リサーバ23で受信する(手順S3)。
内容を判断し、拡張ヘッダを編集する(手順S4)。そ
して、受信したファクシミリデータおよび編集した拡張
ヘッダをメールフォーマットに変換して、SMTPによ
りメールサーバ22にメール送信する(手順S5)。
(手順S6)、受信内容を判断し、拡張ヘッダの抽出を
行う(手順S7)。そして、宛先電話番号から送信先が
会員端末であるか否かを確認し(手順S8)、送信先が
会員端末でなければ、受信処理を終了する。
ーマットにより会員端末に送信するように決定し、宛先
電話番号をメールアドレスに変更するなどの処理を行
い、FAXボックス23Mの宛先の会員端末のメモリエ
リアに、受信したファクシミリデータであるビットマッ
プ形式のイメージデータを、SMTPにより送信できる
例えばGIF形式に変換して格納しておく(手順S
9)。ビットマップ形式で格納しておいてもよいが、G
IF形式に変換して格納しておくほうが、データ量は少
なくなり、メモリを小さくすることができる。
端末宛てのファクシミリ着信を通知する(手順S1
0)。着信通知サーバ24は、これを受けて、図8に示
すように、ファクシミリ着信キューを発生させる(手順
S11)。次に、宛先電話番号を用いて、宛先の会員端
末1に疑似着呼による発呼を行う(手順S12)。そし
て、宛先の会員端末1との接続を確認し(手順S1
3)、接続が確認できたときには、ファクシミリ着信で
ある識別情報を含む着信通知情報を音声帯域のデータと
して送信し(手順S14)、回線断となる(手順S1
5)。そして、着信通知完了として、通知した着信キュ
ーは削除する(手順S16)。
存在していた、あるいは会員端末1の電源がオフであっ
たなどのために、会員端末1に対して疑似着呼ができな
かった場合には、着信通知が未完了であることを記録し
ておく(手順S17)。以上で、共通サーバ装置2での
ファクシミリ着信処理は終了である。
ールの着信があったときにも、同様にして、着信サーバ
にその通知が送られ、着信サーバは、上述の手順S11
〜S17を同様にして実行して、宛先の会員端末1に対
して電子メールの着信通知処理を行う。
ら送信されてくるファクシミリデータは、後述する送信
手順において説明するように、受信データは、テキスト
データのみの場合には、メールボックス22Mに格納さ
れ、イメージデータを含む場合にはFAXボックス23
Mに格納されるものである。
1の動作を示すものである。すなわち、会員端末1は、
疑似着呼があると回線接続を行い(手順S21)、着信
通知情報を受信する(手順S22)。そして、受信した
着信通知情報がファクシミリ着信であるか、電子メール
着信であるかを判別する(手順S23)。その結果、フ
ァクシミリ着信であれば、サブLCD105S(電話モ
ードの時)またはメインLCD105M(データ通信モ
ードの時)にファクシミリ着信マーク205を表示させ
る(手順S24)。また、電子メール着信であれば、サ
ブLCD105S(電話モードの時)またはメインLC
D105M(データ通信モードの時)に電子メール着信
マーク206を表示させる(手順S25)。
は、電話モードにかぎらず、データ通信モードにおいて
も着信通知が受けられ、サブLCD105Sだけでな
く、メインLCD105Mの画面においても、着信マー
クが表示されることにより、使用者に着信通知が報知さ
れる。
得]以上のような共通サーバ装置2からの着信通知を受
けた会員端末1の使用者は、通常は、データ通信モード
において、ファクシミリ機能あるいは電子メール機能を
選択して共通サーバ装置2に接続する操作をすると、受
信データリストが共通サーバ装置2から送られてくるの
で、このリストから取り込みたい受信データを指定して
受信データ取得要求を送出することで、希望する受信デ
ータを取得することができる。
おいて、例えば、ファクシミリ機能や電子メール機能を
選択し、かつ、共通サーバ装置2に接続して受信データ
リストを取得してそれを表示している状態にある場合な
ど、会員端末1と共通サーバ装置2とが接続状態にある
ときに、前述した未受信一括取得キーK2を押下するだ
けで、それまでに取得したことのない受信データのすべ
てを一括して取得することができる機能を備えている。
装置2に接続していない状態から、未受信一括取得キー
K2を押下するだけで、共通サーバ装置2に回線接続
し、それまでに取得したことのない受信データのすべて
を一括して取得し、共通サーバ装置2との回線切断まで
を自動的にできる機能をも備える。
施の形態においては、未受信一括取得キーK2が押下さ
れたときには、ファクシミリの未受信データと電子メー
ルの未受信データの両方を一括して会員端末1に取り込
み利用できるようにする。
と、電子メールの未受信データとを別々に取得するよう
にすることも可能であり、これについても後述する。
よび図11の流れ図を参照して、使用者が受信データの
取り込みを行う手順について説明する。
く(手順S31)。すると、会員端末1は、データ通信
モードになる(手順S32)。そして、使用者が、キー
釦108のうちのファクシミリ機能キーK7あるいは電
子メール機能キーK8を押下する(手順S33)と、会
員端末1は、その押下されたダイレクトキーに応じた機
能の状態になる(手順S34)。この状態で、オンライ
ン接続キーK1が押されると(手順S35)、会員端末
1は、前述したようにして、共通サーバ装置2と接続す
るための処理を自動的に行う(手順S36)。すなわ
ち、フラッシュメモリ124に記憶されいる自己の会員
端末1の識別情報と、ISPサーバ装置7Iを通じた共
通サーバ装置2への接続のためのアドレスデータとを用
いて、共通サーバ装置2と接続する要求を会員端末1は
送出する。
サーバであるISPサーバ7Iが当該アクセスしてきた
端末が会員端末であるかどうかの認証を、接続要求に含
まれる会員端末であるか否かの識別情報やパスワードを
用いて行い(手順S37)、会員端末であれば、共通サ
ーバ装置2に接続する処理を行う(手順S38)。
からの接続要求を受け取り、接続された会員端末がいず
れの会員端末であるかを認識する(手順S39)。そし
て、接続要求がファクシミリ機能でのものであれば、当
該会員端末1宛てのファクシミリ受信データの一覧リス
トを、あるいは接続要求が電子メール機能でのものであ
れば、当該会員端末1宛ての電子メール受信データの一
覧リストを、当該会員端末1に送る(手順S40)。し
たがって、この例では、オンライン接続キーK1は、受
信データのリストの要求キーの役割も有する。
会員端末1宛ての着信通知が未了である着信キューがあ
るか否か判断し(手順S41)、未了な着信キューがあ
れば、その着信通知を接続してきた会員端末1に、接続
された通信路を通じて送信する(手順S42)。
信されてくるファクシミリ受信データのリストあるいは
電子メールの受信データのリストを表示すると共に、共
通サーバ装置2から着信通知情報が送信されてきた場合
には、それを解析し、ファクシミリ着信の着信通知であ
ればマーク205を、電子メール着信の着信通知であれ
ばマーク206を、その両方の着信通知であれば、両マ
ーク205および206を、メインLCD105Mの画
面に表示する(手順S43)。
5Mに表示される電子メールの受信データのリストの表
示例である。すなわち、各受信データは、図示のよう
に、URL(Universal Resource
Locator)形式の電子メールアドレス、受信した
日付、タイトルを1行としてリスト表示される。
端末1がそれまでに1度も取得していない受信データ
(未受信データ)については、それを知らせる情報が共
通サーバ装置2からのリスト情報に含まれており、この
未受信データには、「未受」の欄に★印が、図示のよう
に付加される。
の処理機能を示すタグ(アイコンボタンに相当)401
〜404が表示されている。使用者が、処理機能を選択
して例えばペン107やジョグダイヤルキー109によ
り、タグ401〜404のいずれかの位置を指示するこ
とにより、タグ401〜404に表示されている内容の
処理機能が実行される。
も、受信リストは、メールアドレスの代わりにファクシ
ミリ電話番号が表示されるなどの変更はあるものの、リ
スト表示の仕方や、タグ401〜404は、まったく同
様に表示されて設けられるものである。
込み作業を行う場合は、図13のように示されたメイン
LCD105Mの画面に表示された受信リストから、自
分が得たい受信データを選択する操作をし、当該選択し
た受信データの取得要求操作をする(手順S44)。す
なわち、使用者は、このリスト表示画面において、自分
が取得したい受信データを一つ一つ指定し、タグ402
の[取り込み]をペン107やジョグダイヤルキー10
9で選択指示操作する。
合には、ジョグダイヤルキー109を回動操作して選択
指定する受信データの行にカーソルを合わせ、タグ40
2の[取り込み]をペン107やジョグダイヤルキー1
09で選択指示操作する。図13の例では、カーソル位
置は、アンダーラインを付した行であって、行の右横に
矢印を付して示している。図13では、「7.」の行が
カーソルで指示されている。
ることもできる。その場合には、カーソルを指定する受
信データの行に合わせた後、その行のチェック欄を、例
えばペン107や、ジョグダイヤルキー109により指
示する。指示されたチェック欄、図示のように黒く塗り
潰されて表示される。この作業を同時取得要求するすべ
ての受信データの行について行った後に、タグ402の
[取り込み]をペン107やジョグダイヤルキー109
で選択指示操作する。
い受信データが指定され、タグ402の[取り込み]が
選択されると、会員端末1からは、指定された受信デー
タの取得要求が共通サーバ装置2に対して送信される
(手順S45)。
得要求を解析して、要求してきた会員端末を認識すると
ともに、要求情報が受信データの取得要求であることを
認識し(手順S46)、要求された受信データをFAX
ボックスあるいはメールボックスから読み出し、メール
として当該会員端末に送信する(手順S47)。そして
共通サーバ装置2では、当該送出した受信データについ
て、取込済フラグを立てておく(手順S48)。
受信データを受け取り、DRAM123に格納する(手
順S49)。次に、このリスト表示画面から移行可能な
他の処理を指示する操作があったか否かを判別し(手順
S50)、当該操作があれば、その指示された処理を実
行する(手順S51)。また、前記移行処理への指示が
なかったときには、タグ404の[回線切断]が選択指
示されたか否か判別し(手順S52)、当該タグ404
の[回線切断]が選択指示された場合には、共通サーバ
装置2との回線切断を実行する(手順S53)。以上
で、各会員端末宛ての受信データの受信手順は終了であ
る。
データの未受信一括取り込み]以上の説明では、ファク
シミリ機能や電子メール機能を選択した状態からオンラ
イン接続きーK1を押下して、共通サーバ装置2と回線
接続して、共通サーバ装置2からの受信データリストを
会員端末1に表示し、そのリストの中から受信データを
選択指定し、受信データの取得要求を出して所望の受信
データを取り込むようにした。
得しようとする場合には、それが複数個ある場合に、そ
のすべてを指定する操作をし、タグ403の[取り込
み]を選択指示操作しなければならず、操作が厄介であ
る。
め、会員端末1のカバーパネル101の裏側のキー釦1
08の1つとして、未受信一括取得キーK2を設け、こ
の未受信一括取得キーK2を押下するだけで、それまで
取得していなかった自分宛ての受信データのすべてを取
得することができるようにしている。図14は、そのた
めの手順を示すもので、前述した手順S31〜手順S4
3までは、前述した通常の受信データ取得手順とまった
く同じであるので省略した。
シミリ機能が選択されて共通サーバ装置2と接続されて
いる場合、あるいは、電子メール機能が選択されて共通
サーバ装置2と接続されている場合のいづれであって
も、それまで取得していなかった自分宛てのファクシミ
リの受信データと、電子メールの受信データの両方を取
得することができるようにしている。
リストを受信して、図13のように、メインLCD10
5Mの画面に受信リストを表示している場合において、
使用者は、会員端末1のキー釦108の未受信一括取得
キーK2を押下する。すると、会員端末1ではそれを受
付け(手順S60)、未受信一括取得要求を送出する
(手順S61)。
要求を受けると、いずれの会員端末1からの未受信一括
取得要求であるかを認識し(手順S62)、認識した会
員端末1のFAXボックス22M、メールボックス22
Mの中から、取込済フラグが立っていない受信データ、
つまり、当該会員端末1に1度も取り込まれていない受
信データを抽出する(手順S63)。そして、抽出した
受信データのすべてを、そのリストと共に、要求を送っ
てきた会員端末1に送出する(手順S64)。そして、
未受信データの送出後、当該会員端末1のFAXボック
ス23M、メールボックス22Mに、送出した受信デー
タのすべてについて、取込済フラグを立てる(手順S6
5)。
受信データを受け取り、DRAM123に格納する(手
順S66)。次に、このリスト表示画面から移行可能な
他の処理を指示する操作があったか否かを判別し(手順
S67)、当該操作があれば、その指示された処理を実
行する(手順S68)。また、前記移行処理への指示が
なかったときには、タグ405の[回線切断]が選択指
示されたか否か判別し(手順S69)、当該タグ405
の[回線切断]が選択指示された場合には、共通サーバ
装置2との回線切断を実行する(手順S70)。
下するだけで、それまでに受信していなかった受信デー
タのすべてを自動的に、取得することができる。そし
て、この例の場合のように、共通サーバ装置2と回線が
接続されている状態で、未受信一括取得キーK2が押下
した場合には、未受信データの受信を完了した後であっ
ても、即座に回線を切断することなく、共通サーバ装置
2と協働して行う他の処理機能に移行することができ
る。
キーを押下し、未受信一括取得をした後に、例えばキー
釦108のうちの電子メール機能キーK8を押すと、
[送信ボックス]と呼ぶ電子メール送信の処理機能に移
ることができる。したがって、共通サーバ装置2との接
続回線を切断することなく、電子メールの送信をするこ
とができる。例えば、未受信一括取得をし、その受信デ
ータの中から必要な受信データを選択し、タグ402の
[表示]を選択指示して受信内容を表示したことによ
り、返信の必要性が生じた場合、即座に返信メールの送
信を行うことが可能である。
装置2と接続中における受信データの未受信一括取り込
みにおいては、ファクシミリ機能、電子メール機能のう
ち、いづれが選択されている場合であっても、ファクシ
ミリの未受信データと電子メールの未受信データとの両
方を取得するようにしたが、これに限るものではない。
機能が選択されて共通サーバ装置2との間に通信回線が
接続されている場合に、未受信一括取得キーK2が押下
された場合には、電子メールの未受信データを取得する
ようにし、ファクシミリ機能が選択されて共通サーバ装
置2との間に通信回線が接続されている場合に、未受信
一括取得キーK2が押下された場合には、ファクシミリ
の未受信データを取得するようにすることもできる。
る機能に応じて、ファクシミリの未受信データあるいは
電子メールの未受信データを簡単な操作で取得すること
ができる。
なく、会員端末1と共通サーバ装置2とが接続中である
ときに、未受信一括取得キーK2が押下された場合に
は、電子メールの未受信データと、ファクシミリの未受
信データとの両方を会員端末1が取得するようにするこ
ともできる。したがって、例えば、WWWブラウザ機能
が選択されて会員端末1と共通サーバ装置2とが接続中
である場合に、未受信一括取得キーK2が押下された場
合には、電子メールの未受信データとファクシミリの未
受信データとを取得するようにすることもできる。
れたときに、ファクシミリの未受信データと電子メール
の未受信データとの両方を取得するようにした場合、フ
ァクシミリの未受信データは、DRAM123のファク
シミリの受信データ用の記憶領域に記憶し、電子メール
の未受信データは、DRAM123の電子メールの受信
データ用の記憶領域に記憶するようにする。
リの未受信データと電子メールの未受信データとを一括
して取得するようにした場合であっても、ファクシミリ
の保存ボックスの機能処理によりファクシミリの未受信
データを利用し、電子メールの保存ボックスの機能処理
により電子メールの未受信データを利用するというよう
に、それぞれの未受信データが混在することなく、別々
に利用することができる。
クシミリと電子メールとで分けるようにする場合に限る
ものではなく、ファクシミリの未受信データか、電子メ
ールの未受信データかを区別できる情報を各未受信デー
タに付加しておくことで、ファクシミリの未受信データ
と、電子メールの未受信データとをDRAM123の同
じ記憶領域に記憶し、別々に利用するようにすることも
できる。
未受信一括取り込み]会員端末1においては、ファクシ
ミリ機能と電子メール機能のいずれの場合においても、
以上のようにしてDRAM123に取り込んだ受信デー
タを、それぞれ共通サーバ装置2との回線を切断した状
態において、「受信ボックス」という処理を動作させる
ことにより、メインLCD105Mの画面に表示させた
り、フラッシュメモリ124に保存するなどの処理を行
うことができる。
を切断した後、例えば図13に示した受信データリスト
表示の状態において、使用者がペン107やジョグダイ
ヤルキー109により[メールリスト]のタグを指示操
作すると、指示操作をするごとに、[受信ボックス]と
呼ぶDRAM123に取り込んだ受信データについての
処理画面と、[保存ボックス]と呼ぶフラッシュメモリ
124に格納した受信データについての処理画面と、
[送信ボックス]と呼ぶファクシミリ送信や電子メール
送信を行うデータについての処理画面とが、サイクリッ
クに順次に選択される。
ボックス]の処理画面の例を示すものである。この画面
のリストは、DRAM123に格納されている取り込ん
だ受信データのリストである。図15において、「未
読」の欄の★印が表示されているのは、端末に取り込ん
でから、まだ表示していないデータであることを示すも
のである。
も、次の処理機能を示すタグ(アイコンボタンに相当)
501〜505が表示されている。使用者が、処理機能
を選択して、例えばペン107やジョグダイヤルキー1
09により、タグ501〜505のいずれかの位置を指
示することにより、タグ501〜505に表示されてい
る内容の処理機能が実行される。
ス]の処理画面も、メールアドレスの代わりにファクシ
ミリ電話番号が表示されるなどの変更はあるものの、ほ
ぼ同様の表示となる。
いて、タグ502の[表示]が選択指示操作されると、
カーソルでそのとき指示された行の受信データが、メイ
ンLCD105Mに展開されて表示される。また、タグ
501の[保存]が選択指示されると、カーソルでその
とき指示された行の受信データが、フラッシュメモリ1
24に格納される。このフラッシュメモリ123に格納
された受信データは、メイン電源スイッチがオフとされ
ても消去されずに保存される。
受信データは、前述した[保存ボックス]の処理画面を
呼び出すと保存リストが表示されるので、そのリストか
ら選択して画面に展開して表示することができる。
は、共通サーバ装置2との間で通信回線が接続されてい
ない場合においても、既に会員端末1に取り込まれてい
る受信データを利用したり、あるいは、この会員端末1
から送信しようとする送信データを作成するなどの種々
の処理を行うことができるようにされている。
ように、当該会員端末1宛てのファクシミリや電子メー
ルの受信データが共通サーバ装置2において受信された
場合には、当該会員端末1に着信が通知されるので、会
員端末1と共通サーバ装置2とが非接続状態にあるとき
にも、未受信データを取得するようにできればより便利
である。
が非接続状態にあり、会員端末1に取り込んだ受信デー
タを画面に表示し、その内容を確認している場合や、送
信しようとするファクシミリや電子メールの送信データ
を作成しているときに、着信通知があった場合、現在実
行している処理を中断して、前述したように、共通サー
バ装置2との間に通信回線を接続し、未受信データを取
得するようにしなければならないとすれば、非常に面倒
である。また、現在実行中の処理を即座に中断できない
場合もあり、着信通知がされても、その着信が通知され
た受信データを即座に取得できない場合も発生すること
になる。
端末1と共通サーバ装置2との間に通信回線が接続され
ていない場合に、未受信一括取得キーK2が押下された
ときには、会員端末1において現在実行されている処理
に関係なく、当該会員端末1宛ての未受信データを取り
込むことができるようにされている。
取得キーK2を押下することにより、共通サーバ装置2
との通信回線の接続、未受信データの取得、通信回線の
切断までを一連の処理として自動的に行う。この場合に
おいても、未受信データの取得は、ファクシミリの未受
信データと、電子メールの未受信データとの両方を取得
することができるようにされている。
サーバ装置2とが非接続状態にあるときに、未受信一括
取得キーK2を押下することにより、共通サーバ装置2
から未受信のデータを一括取得するときの処理手順をの
詳細を示すものである。
クス]や[保存ボックス]の各処理機能の実行中や、会
員端末1が電話モードとされて、いわゆる待ち受け状態
にある場合など、会員端末1と共通サーバ装置2とが非
接続状態にあるときに、未受信一括取得キーK2が押下
されると、会員端末1はこれを受付けて(手順S8
1)、共通サーバ装置2と接続するための接続要求と、
未受信一括取得要求を、共通サーバ装置2に宛てて送出
する(手順S82)。なお、接続要求は、フラッシュメ
モリ124に記憶されいる自己の会員端末1の識別情報
およびパスワードと、ISPサーバ装置7Iを通じた共
通サーバ装置2への接続のためのアドレスデータとを用
いて、生成して送出する。
管理サーバであるISPサーバ7Iが当該アクセスして
きた端末が会員端末であるかどうかの認証を、接続要求
に含まれる会員端末であるか否かの識別情報を用いて行
い(手順S83)、会員端末であれば、共通サーバ装置
2に接続する処理を行う(手順S84)。
からの接続要求を受け取り、接続された会員端末がいず
れの会員端末であるかを認識するとともに、未受信一括
取得要求の到来も認識する(手順S85)。そして、認
識した会員端末1のFAXボックス23Mおよびメール
ボックス22Mで取込済フラグが立っていない受信デー
タを抽出し(手順S86)、抽出したすべての受信デー
タを、そのリストとともに、要求した会員端末1に宛て
て送出する(手順S87)。そして、送出したすべての
ファクシミリの受信データ、電子メールの受信データに
ついて取込済フラグを立てる(手順S88)。
を受信した会員端末1では、当該受信データをDRAM
123に格納する(手順S89)。この場合、ファクシ
ミリの受信データは、ファクシミリの受信データの格納
領域に、電子メールの受信データは、電子メールの受信
データの格納領域にというように、両受信データは、別
々の領域に格納されて、前述したように、ファクシミリ
の受信ボックス処理機能、電子メールの受信ボックス処
理機能を用いて、それぞれを区別して利用することがで
きるようにされている。
タのDRAM123への格納が終了すると、会員端末1
では回線切断処理を実行する(手順S90)。これによ
り、共通サーバ装置2と会員端末1との間の回線接続が
切断される。次に、ファクシミリの受信ボックス、ある
いは、電子メールの受信ボックスの処理機能により、取
込んだ情報の中のリストを用いて、受信ボックスの新た
なリストを作成し、画面に表示する手順S91)。この
表示の変更により、未受信一括により新たに取得された
情報がリストに加わる。
とが接続されていない状態のときに、会員端末1の未受
信一括取得キーK2が押下された場合には、会員端末1
は、共通サーバ装置2との回線接続、未受信データ取
得、回線切断までの一連の動作を自動的に行うことがで
きるようにされている。これにより、会員端末1は、自
分宛ての未受信データを非常に簡単な操作で取得し、利
用することができるようにされている。
る未受信一括取得の機能によれば、新着の電子メールや
ファクシミリの着信があったときに、現在実行されてい
る処理機能とは無関係に、新着の受信データを、簡単に
取込めるという顕著な効果がある。つまり、[受信ボッ
クス]や[保存ボックス]の各処理機能の実行中や、会
員端末1が電話モードとされて、いわゆる待ち受け状態
にある場合などにおいて、未受信一括取得キーK2を押
下するという非常に簡単な操作で、共通サーバ装置2と
の間の通信回線接続、未受信データの取得、接続した通
信回線の切断までを、一連の処理として行うことができ
る。
装置2と接続中における受信データの未受信一括取り込
みにおいても、また、図16、図17を用いて前述した
共通サーバ装置2と非接続状態における未受信一括取り
込みにおいても、以下に説明するように、ファクシミリ
の未受信データと、電子メールの未受信データとを分け
て取得するようにすることができる。
押下では電子メールの未受信データの送信を要求し、未
受信一括取得キーK2を連続して2回押下した場合に
は、ファクシミリの未受信データの送信を要求するとい
うように、未受信一括取得キーK2の操作の仕方に応じ
て、電子メールの未受信データを要求するか、ファクシ
ミリの未受信データを要求するかを制御するようにする
ことができる。
を要求するか、電子メールの未受信データの送信を要求
可の切り換えキーを設け、この切り換えキーを操作し
て、ファクシミリか電子メールかを選択した後に、未受
信一括取得キーK2を押下したときに、選択された方の
未受信データを取得するようにしてもよい。
を要求するためのファクシミリ用未受信一括取得キー
と、電子メールの未受信データの送信を要求する電子メ
ール用未受信一括取得キーとを設け、操作された未受信
一括取得キーがファクシミリ用か、電子メール用かに応
じて、送信を要求する未受信データを変えるようにして
もよい。
おいては、共通サーバ装置2に、会員端末1宛てのファ
クシミリの受信データや電子メールの受信データの着信
があった場合には、宛先の会員端末1に着信通知がされ
る。会員端末1の使用者は、この着信通知に応じて、未
受信一括取得キーK2を操作して、未受信データを取得
する場合も多いので、以下に説明するように、着信通知
に応じて、ファクシミリの未受信データを取得するよう
にするか、電子メールの未受信データを取得するように
するかを制御するようにすることができる。
着信通知は、サブLCD105SあるいはメインLCD
105Mに、ファクシミリの着信の場合にはマーク20
5を表示し、電子メールの着信の場合には、マーク20
6を表示することにより行われる。つまり、ファクシミ
リの着信か電子メールの着信かが会員端末1に通知さ
れ、使用者に報知することができるようにされている。
そこで、この着信通知に応じて、未受信データを取得す
るようにする。
たはメインLCD105Mにマーク205が表示され、
ファクシミリの着信が通知されている場合に、未受信一
括取得キーK2が押下された場合には、会員端末1は、
ファクシミリの未受信データの送信要求を送信して、フ
ァクシミリの未受信データを取得する。また、サブLC
D105またはメインLCD105Mにマーク206が
表示され、電子メールの着信が通知されている場合に、
未受信一括取得キーK2が押下された場合には、電子メ
ールの未受信データの送信要求を送出して、電子メール
の未受信データを取得する。
たはメインLCD105Mにマーク205とマーク20
6とが表示され、ファクシミリの着信と電子メールの着
信とが通知されている場合に、未受信一括取得キーK2
が押下された場合には、ファクシミリの未受信データと
電子メールの未受信データとの両方の送信要求を送信し
て、ファクシミリの未受信データと電子メールの未受信
データとの両方を取得する。
タだけを簡単な操作で、遅滞なく、かつ、確実に取得す
ることができる。つまり、受信データの一覧リストから
未受信データを選択して、提供を要求する場合のよう
に、手間をかけたり、選択ミスをすることもなく、未受
信データのみを取得することができる。
よる携帯無線通信端末での使用者への報知手段として
は、上述の実施の形態のような、表示マークによる方法
に限られるものではなく、ベルの鳴動を伴ってもよい
し、また、音声メッセージにより着信を知らせるように
してもよい。
端末1と共通サーバ装置2とが接続状態にあるときに
は、会員端末1が未受信データのすべてを取得し終えて
も、通信回線は切断しないようにしたが、接続されてい
る通信回線を自動的に切断するようにしたり、あるい
は、通信回線を切断するか否かを会員端末1の使用者が
選択するようにすることもできる。
が非接続状態にあるときには、会員端末1が未受信デー
タのすべてを取得し終えたときに、通信回線を自動的に
切断するようにしたが、接続されている通信回線をその
まま維持するようにしたり、あるいは、通信回線を切断
するか否かを会員端末1の使用者が選択するようにする
こともできる。
の取得後に会員端末1において行おうとする処理に応じ
て、通信回線を切断したり、接続したままとするなど、
柔軟に対応することが可能となる。
信端末は、PHS電話の機能を備える場合として説明し
たが、電話機能としては、携帯電話であってもよい。そ
の場合には、ネットワークは携帯電話用のネットワーク
が使用されることになる。
線通信端末に限るものではなく、有線でネットワークに
接続する、通信機能を備えた例えばパーソナルコンピュ
ータなどの通信機器にこの発明を適用することができ
る。
およびファクシミリは、SMTPにより共通サーバ装置
2と会員端末1との間でデータのやり取りを行うように
したが、電子メールおよびファクシミリも、WWWブラ
ウザ機能の場合と同様に、HTTPによりデータのやり
取りをすることにより、共通サーバ装置2と会員端末1
との間の通信を統一して、通信のためのアプリケーショ
ンを簡略化することができる。
発明によれば、未受信一括取得キーを操作するという極
めて簡単な操作で、自己宛ての受信データであって、未
だに取得していない未受信データの全部を自動的に取得
することができる。
の接続、未受信データの取得、通信回線の切断までを一
連の処理として、携帯情報通信端末の未受信一括取得キ
ーを操作することにより行うことができる。これによ
り、通信回線の接続操作や通信回線の切断操作などを行
うことなく、極めて簡単な操作でサーバ装置に蓄積され
ている自己宛ての未受信データを取得することができ
る。
通信端末の使用者は、自己宛ての受信データの着信があ
ることを遅滞なく知ることができ、着信が報知された後
に迅速に自己宛ての未受信データを簡単な操作で取得す
ることができる。
ネットワーク構成の全体の概要を示す図である。
ある。
すブロック図である。
態の外観を示す図である。
る。
態のブロック図である。
態におけるファクシミリ着信手順を示すフローチャート
の一部である。
態におけるファクシミリ着信手順を示すフローチャート
の一部である。
態における会員端末での着信通知の手順を示す図であ
る。
形態における受信データの取り込み手順の一部を示す図
である。
形態における受信データの取り込み手順の一部を示す図
である。
形態における受信データの取り込み手順の一部を示す図
である。
形態における携帯情報通信端末での受信データリストの
表示の例を示す図である。
形態において、サーバ装置と携帯情報通信端末とが回線
接続されている状態における未受信一括取得処理手順を
示すフローチャートである。
形態における携帯情報通信端末で取り込んだ受信データ
リストの表示の例を示す図である。
形態において、サーバ装置と携帯情報通信端末とが回線
接続されていない状態における未受信一括取得処理手順
を示すフローチャートの一部である。
形態において、サーバ装置と携帯情報通信端末とが回線
接続されていない状態における未受信一括取得処理手順
を示すフローチャートの一部である。
無線通信端末用ネットワーク、4…アクセスポイント、
5…専用基幹ネットワーク、6…無線基地局、7…ネッ
トワーク管理サーバ装置、21…マスターサーバ、22
…メールサーバ、23…ファクシミリサーバ、24…着
信通知サーバ、100…携帯無線通信端末本体、101
…カバーパネル、102…テンキー、103…アンテ
ナ、105M…メインLCD,105S…サブLCD,
106…タッチパネル、108…キー釦、121…シス
テムコントロール部、122…ROM、123…DRA
M、124…フラッシュメモリ、K2…未受信一括取得
キー
Claims (13)
- 【請求項1】サーバ装置と、携帯情報通信端末とがネッ
トワークを通じて接続可能とされ、前記携帯情報通信端
末宛ての受信データは、前記サーバ装置が受信してメモ
リ部に格納すると共に、前記サーバ装置は、前記携帯情
報通信端末から受信データの取得要求を受けたときに、
その取得要求に応じて指定された受信データを前記携帯
情報通信端末に送るようにする情報通信方法において、 前記携帯情報通信端末に、未受信一括取得キーを設け、
前記携帯情報通信端末は、この未受信一括取得キーが操
作されたときに、未受信一括取得要求を前記サーバ装置
に送信し、 前記サーバ装置は、前記携帯情報通信端末からの前記未
受信一括取得要求が到来したときには、前記携帯情報通
信端末が、それまでに取得していない受信データのみを
前記メモリ部から抽出して、前記携帯情報通信端末に送
出することを特徴とする情報通信方法。 - 【請求項2】前記サーバ装置と前記携帯情報通信端末と
の間の回線接続は、前記携帯情報通信端末から接続要求
を前記サーバ装置に宛てて送出することによりなされる
ものであり、 前記携帯情報通信端末は、 前記未受信一括取得キーが操作されたときに、前記携帯
情報通信端末と前記サーバ装置とが接続されていない場
合には、前記接続要求を前記未受信一括取得要求に先立
ち、あるいは、同時に送信して、前記サーバ装置との間
に通信回線を接続し、前記サーバ装置からの前記受信デ
ータの受信を完了した後には、前記サーバ装置との間で
接続した前記通信回線を自動的に切断するようにするこ
とを特徴とする請求項1に記載の情報通信方法。 - 【請求項3】前記サーバ装置は、前記携帯情報通信端末
宛ての受信があったときに、前記携帯情報通信端末に着
信通知を行い、前記携帯情報通信端末は、前記サーバ装
置からの着信通知を受けたときに、使用者に着信を報知
するようにすることを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の情報通信方法。 - 【請求項4】サーバ装置と携帯情報通信端末とがネット
ワークを通じて接続され、前記携帯情報通信端末が、前
記サーバ装置と協働することにより、自分宛ての情報の
受信を行うようにする情報通信システムであって、 前記サーバ装置は、 前記携帯情報通信端末宛ての受信データを受信してメモ
リ部に記憶する受信手段と、 前記携帯情報通信端末からの接続要求に応じて回線接続
するための処理を行う回線接続処理手段と、 前記携帯情報通信端末からの未受信一括取得要求に応じ
て、前記携帯情報通信端末が、それまでに取得していな
い受信データのみを前記メモリ部から抽出して、前記携
帯情報通信端末に提供する受信データ提供手段とを備
え、 前記携帯情報通信端末は、 前記サーバ装置に接続要求を送出する接続要求送出手段
と、 前記サーバ装置に対する前記未受信一括取得要求の送信
を指示するための未受信一括取得キーと、 前記未受信一括取得キーが操作されたときに、前記未受
信一括取得要求を送出する未受信一括取得要求送出手段
と、 前記サーバ装置の前記受信データ提供手段からの前記受
信データを受信する受信手段とを備えることを特徴とす
る情報通信システム。 - 【請求項5】前記携帯情報通信端末で前記未受信一括取
得キーが操作されたときに、前記携帯情報通信端末と前
記サーバ装置とが回線接続されていない場合には、 前記携帯情報通信端末は、前記接続要求送出手段より前
記接続要求を前記サーバ装置に送出すると共に、前記未
受信一括取得要求送出手段から前記未受信一括取得要求
を前記サーバ装置に宛てて送出し、 前記サーバ装置の前記受信データ提供手段からの受信デ
ータの受信を終了した後には、前記回線接続を切断する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報通信システム。 - 【請求項6】前記サーバ装置は、 前記携帯情報通信端末宛てに着信があったことを、前記
携帯情報通信端末に通知する着信通知手段を備え、 前記携帯情報通信端末は、 前記サーバ装置からの前記着信の通知を受けて、当該着
信を使用者に知らせる手段を備えることを特徴とする請
求項4または請求項5に記載の情報通信システム。 - 【請求項7】前記携帯情報通信端末と前記サーバ装置と
が接続される前記ネットワークは、携帯型の電話端末用
のネットワークを含み、前記携帯情報通信端末は、前記
携帯型の電話端末用の無線基地局を通じて通信するため
の無線通信手段を備えることを特徴とする請求項4、請
求項5または請求項6に記載の情報通信システム。 - 【請求項8】携帯情報通信端末とネットワークを通じて
接続され、前記携帯情報通信端末と協働することによ
り、前記携帯情報通信端末が、自分宛ての受信データを
取得するようにするためのサーバ装置であって、 前記携帯情報通信端末宛ての受信データを受信してメモ
リ部に記憶する受信手段と、 前記携帯情報通信端末からの接続要求に応じて回線接続
するための処理を行う回線接続処理手段と、 前記携帯情報通信端末からの未受信一括取得要求に応じ
て、前記携帯情報通信端末が、それまでに取得していな
い受信データのみを前記メモリ部から抽出して、前記携
帯情報通信端末に提供する受信データ提供手段とを備え
ることを特徴とするサーバ装置。 - 【請求項9】前記携帯情報通信端末宛ての着信があった
ことを、前記携帯情報通信端末に通知する着信通知手段
を備えることを特徴とする請求項8に記載のサーバ装
置。 - 【請求項10】ネットワークを通じてサーバ装置と接続
され、前記サーバ装置により受信されて、蓄積されてい
る自分宛ての受信データを取得するようにする携帯情報
通信端末であって、 前記サーバ装置に接続要求を送出する接続要求送出手段
と、 前記サーバ装置に対して、未だに取得していない未受信
データのみの提供を要求する未受信一括取得要求の送信
を指示するための未受信一括取得キーと、 前記未受信一括取得キーが操作されたときに、前記未受
信一括取得要求を送出する未受信一括取得要求送出手段
と、 前記サーバ装置の前記受信データ提供手段からの前記受
信データを受信する受信手段とを備えたことを特徴とす
る携帯情報通信端末。 - 【請求項11】前記未受信一括取得キーが操作されたと
きに、前記携帯情報通信端末と前記サーバ装置とが回線
接続されていない場合には、前記接続要求送出手段から
前記接続要求を前記サーバ装置に送出すると共に、前記
未受信一括取得要求送信手段から前記未受信一括取得要
求を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置からの受信データの受信を完了した後に
は、前記回線接続を切断するようにすることを特徴とす
る請求項10に記載の携帯情報通信端末。 - 【請求項12】前記サーバ装置からの着信の通知を受け
て、当該着信を使用者に知らせる手段を備えることを特
徴とする請求項10または請求項11に記載の携帯情報
通信端末。 - 【請求項13】前記ネットワークは、携帯型の電話端末
用のネットワークを含むものであり、 前記携帯型の電話端末用の無線基地局を通じて通信する
ための無線通信手段を備えることを特徴とする請求項1
0、請求項11または請求項12に記載の携帯情報通信
端末。
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-
1997
- 1997-10-30 JP JP29798997A patent/JP3874043B2/ja not_active Expired - Lifetime
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