JPH1185648A - 受信情報処理方法、情報通信処理装置、情報通信方法、情報通信システム、情報通信端末およびサーバ装置 - Google Patents
受信情報処理方法、情報通信処理装置、情報通信方法、情報通信システム、情報通信端末およびサーバ装置Info
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- JPH1185648A JPH1185648A JP9247242A JP24724297A JPH1185648A JP H1185648 A JPH1185648 A JP H1185648A JP 9247242 A JP9247242 A JP 9247242A JP 24724297 A JP24724297 A JP 24724297A JP H1185648 A JPH1185648 A JP H1185648A
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Abstract
信情報内容を知ることができるようにする。 【解決手段】 自分宛ての受信情報の一覧を表示画面に
表示し、この一覧から選択された特定の受信情報の内容
を表示画面に展開して内容を確認できるようにする受信
情報処理方法である。受信情報の一覧を、各受信情報の
内容のそれぞれを概略画像情報として表示することによ
り表示する。
Description
ミリ通信や電子メール通信などのデータ通信を行う情報
通信処理装置、その受信情報処理方法、情報通信方法、
システムおよびこのシステムに使用する情報通信端末お
よびサーバ装置に関し、特に、受信情報へのアクセスを
容易にする手法に関する。
電子メールによる通信が一般的になってきている。ま
た、コンピュータに、いわゆるファックスモデムを搭載
して、コンピュータ間でのファクシミリ通信も良く行わ
れるようになってきている。特に、インターネットを通
じての電子メール通信が良く行われる。
子メールサービスを受ける場合には、一般的には、パー
ソナルコンピュータや携帯型情報処理端末の使用者は、
特定のインターネット・サービス・プロバイダ(回線接
続業者のことである。以下、ISPという)と情報通信
サービスの契約をする。この契約により、契約者は、イ
ンターネット上のメールアドレス(自分へのメールの宛
て先)を取得することができる。そして、ISPは、契
約者用の専用の郵便箱としてメールボックスと呼ばれる
メモリスペースをメールサーバに確保する。
ルが送られてくると、当該契約者用のメールボックス
に、その受信した電子メールの情報を蓄積する。契約者
は、自分のメールボックスにアクセスして電子メールが
蓄積されているか否かを確認して、もし、自分宛ての電
子メールが来ていれば、それを自分のパーソナルコンピ
ュータに取り込んで、見ることができる。
数個存在する場合に、それらの複数個の電子メールのリ
ストを表示することができるようにしている。このメー
ルリストは、一般的には、例えば、図12に示すような
表形式とされる。すなわち、図12のリスト例に示すよ
うに、受信した日付と、電子メールのヘッダに含まれる
相手のメールアドレスやタイトル等が一覧表として表示
される。
スのすべての電子メール情報を取り込んだパーソナルコ
ンピュータが、そのアプリケーションソフトウエアによ
り生成する場合もあるが、最近は、ISPサーバが、図
12のような受信リスト表を生成して、メールボックス
にアクセスしてきた契約者に送るようにする場合が多
い。
内容を見たい受信情報を選択して、パーソナルコンピュ
ータのディスプレイに表示して、内容を知ることができ
る。そして、不要な情報は、メールボックスやパーソナ
ルコンピュータのメモリから廃棄(消去)することもで
きる。
のような表形式の受信リストの場合には、電子メールの
ヘッダに含まれる情報までしか使用者は、知ることがで
きず、受信情報内容が実際にはどのようなものであるか
は知る術がない。このため、従来は、ほとんどの受信情
報はパーソナルコンピュータなどの情報通信処理装置の
ディスプレイで内容を展開して確認するようにしなけれ
ばならなかった。
報の一覧を見るだけで、おおよその受信情報内容を知る
ことができるようにする装置、方法、システムを提供す
ることを目的とする。
め、請求項1の発明は、自分宛ての受信情報の一覧を表
示画面に表示し、前記一覧から選択された特定の受信情
報の内容を表示画面に展開して内容を確認できるように
する受信情報処理方法において、前記受信情報の一覧
を、各受信情報の内容のそれぞれを概略画像情報として
表示することにより表示するようにしたことを特徴とす
る。
容のそれぞれが概略画像情報として一覧に表示されるの
で、受信情報内容を展開する前に、受信情報内容の概略
を知ることができる。このため、例えば、一覧に表示さ
れた受信情報中で重要な電子メールなどの受信情報を即
座に展開するように要求することができる。
情報は、各受信情報内容の縮小画像であることを特徴と
する。
れば、受信内容のほとんどを把握することができるの
で、不要な受信情報を内容を展開することがなく、廃棄
することが容易にできる。
は、ボイスメールの受信情報と、その他の電子メールの
受信情報とを識別する画像情報を含むことを特徴とす
る。
が文書メールか、ボイスメールかを即座に知ることがで
きる。
報通信端末とがネットワークを通じて接続され、前記情
報通信端末が、前記サーバ装置と協働することにより、
自分宛ての情報の受信を行うようにする情報通信方法で
あって、前記サーバ装置は、前記情報通信端末宛ての受
信データをメモリ部に格納すると共に、前記情報通信端
末からの要求に応じて、前記メモリ部に格納されている
1〜複数個の受信情報の内容のそれぞれを概略画像情報
とした、前記1〜複数個の受信情報の一覧の表示画像情
報を前記情報通信端末に送信し、前記情報通信端末は、
前記サーバ装置からの前記受信情報の一覧の表示画像情
報による受信情報の一覧画像を表示画面に表示すること
を特徴とする。
で受信情報の内容のそれぞれを概略画像情報とした1〜
複数個の受信情報の一覧の表示画像情報を生成し、情報
通信端末に送られる。したがって、情報通信端末は、一
覧の表示画像情報を生成しなくても、サーバ装置からの
一覧表示画像情報を表示するだけで、受信内容の概略を
知ることができる。このため、この請求項8の発明の方
法においては、受信情報の一覧の表示画像情報の取得
と、それぞれの受信情報の取得とを別の時点とし、一覧
中に必要な受信情報があるときにだけ、受信情報の取得
を行うようにすることも可能である。
の情報通信方法において、前記情報通信端末では、前記
受信情報の一覧画像から特定の受信情報が選択されたと
きに、前記選択された受信情報の取得要求を前記サーバ
装置に送出し、前記サーバ装置は、前記受信情報の取得
要求により指定された受信情報を前記情報通信端末に送
信することを特徴とする。
の一覧の表示画像中で詳細内容の確認の必要があるとし
た受信情報のみの取得要求をサーバ装置に送出すると、
サーバ装置は、当該要求された受信情報のみを情報通信
端末に送るようにする。したがって、この請求項9の発
明においては、情報通信端末は、不要な受信情報を取得
する必要がなくなり、メモリの使用効率が非常によくな
る。また、不要な受信情報を取得した後、メモリから削
除する手間も不要となる。
項8または請求項9に記載の情報通信方法において、前
記サーバ装置に対して、前記情報通信端末は複数個が前
記ネットワークを通じて接続可能とされ、前記サーバ装
置は、前記情報通信端末のそれぞれ宛ての受信情報を前
記メモリ部に、前記情報通信端末のそれぞれ毎に区分け
して管理しており、前記情報通信端末からの要求には、
当該情報通信端末毎の識別情報が含まれ、前記サーバ装
置は、前記情報通信端末毎の識別情報に基づいて、前記
要求をしてきた情報通信端末宛ての受信情報を前記メモ
リ部から検索し、当該検索結果の情報通信端末宛ての受
信情報から、前記受信情報の一覧の表示画像情報を生成
することを特徴とする。
置に対して、複数個の情報通信端末が接続されている場
合に、それぞれの情報通信端末について、上述した受信
情報の一覧表示画像による、受信情報の展開前の概略の
検知および効率的な受信情報の取得ができるものであ
る。
は請求項9に記載の情報通信方法において、前記情報通
信端末と前記サーバ装置とが接続される前記ネットワー
クは、携帯型の電話端末用のネットワークを含み、前記
情報通信端末は、前記携帯型の電話端末用の無線基地局
を通じて通信するための無線通信手段を備えることを特
徴とする。
端末は、携帯型の通信端末である。前述したように、受
信情報のメモリ部は、サーバ装置が備えるので、情報通
信端末は必要最小限のメモリだけでよく、しかも、受信
情報の一覧表示画像情報も情報通信端末が生成するので
はなく、サーバ装置が生成するものであるため、情報通
信端末のソフトウエアの負担は小さい。また、前述した
ように、すべての受信情報を取得する必要はなく、概略
内容がわかる一覧から選択した受信情報を取得すること
ができるので、情報通信端末が備えるメモリは、小容量
の小型のもので良く、携帯端末として非常に好都合であ
る。
理方法、情報通信処理装置、情報通信システム、情報通
信方法および情報通信端末並びにサーバ装置の実施の形
態を、図を参照しながら説明する。
サーバ装置に対して、このサーバ装置と契約関係にある
複数個の情報通信端末とがネットワークを通じて接続さ
れて情報通信システムが構成される場合である。この実
施の形態では、共通サーバ装置と情報通信端末とが協働
することにより受信情報処理方法および情報通信処理装
置が構成されるものである。
な点が考慮されて新規に考案されたシステム構成とされ
ている。すなわち、最近のPHS端末などの携帯無線通
信端末の普及と、これら携帯無線通信端末を用いたデー
タ通信の伝送速度の高速化により、音声通信だけでな
く、例えばテキストデータや画像データなどの種々のデ
ータを無線通信するようにする無線データ通信サービス
が注目されている。
送速度が32kビット/秒でのデータ通信が可能とな
り、アナログ電話回線でモデムを使用した場合の伝送速
度の28.8kビット/秒または33.6kビット/秒
と同程度の伝送速度となり、電子メールのやり取りや、
ファクシミリ通信などが、携帯無線通信端末により屋外
から行える環境が整ってきている。
の形態の場合、情報通信端末は、携帯無線通信端末の構
成とされ、PHS(パーソナル・ハンディホン・システ
ム)の電話機能を備えるほか、共通サーバ装置と協働す
ることにより、ファクシミリ、電子メールのデータ通信
機能を実現し、さらには、共通サーバ装置からの情報提
供を受ける機能を備える構成とされる。
して、各携帯無線通信端末から希望する相手方への情報
送信および自分宛ての情報の受信は、個々の携帯無線通
信端末と前記サーバ装置とが協働することにより、行わ
れるように構成される新規なシステム構成とされてい
る。
この発明の実施の形態が適用された通信ネットワークシ
ステムの概念構成を説明するための図であり、この図1
において、1は共通サーバ装置と契約関係がある携帯無
線通信端末、2は共通サーバ装置である。複数個の携帯
無線通信端末1と、共通の共通サーバ装置2とは、携帯
無線通信端末用のネットワーク3と、このネットワーク
3に対して、1〜複数個のアクセスポイント4を通じて
接続される専用基幹ネットワーク5を通じて接続され
る。
共通サーバ装置2と契約関係にない他の携帯無線通信端
末も接続されるが、後述するような共通サーバ装置2か
らの情報提供サービスを受けることができる携帯無線通
信端末は、予め、この共通サーバ装置2と契約関係が結
ばれた携帯無線通信端末1のみである。共通サーバ装置
2との契約関係がない携帯無線通信端末との混同を避け
るため、以下の説明においては、共通サーバ装置2と契
約関係にある携帯無線通信端末を会員端末と呼ぶことに
する。
無線通信端末のそれぞれは、例えば電波の届く範囲を考
慮した所定のエリア単位に設けられる無線基地局6に対
して無線接続される。無線基地局6同志の間の接続な
ど、携帯無線通信端末用のネットワーク3では、例えば
光ケーブルが用いられる。
ネットワーク5を管理するネットワーク管理サーバ装置
7が接続される。このネットワーク管理サーバ装置7
は、共通サーバ装置2と会員端末1との間の、いわゆる
ルーティングを管理する。したがって、ネットワーク管
理サーバ装置7でのルーティング管理上から見たときに
は、共通サーバ装置2は、専用基幹ネットワーク5に接
続される端末装置の一つとして位置づけることができ
る。なお、この場合、このネットワーク管理サーバ装置
7は、インターネット8に対しても接続される。
トワーク管理サーバ装置7は、共通サーバ装置2に対し
て直接的にも接続され、会員端末1からの共通サーバ装
置2へのアクセス履歴などを、ネットワーク管理サーバ
装置7から共通サーバ装置2に送るように構成されてい
る。すなわち、この実施の形態では、会員端末1の課金
ログ収集などの会員総合管理は、共通サーバ装置2が行
うように構成している。
1は、共通サーバ装置2と契約関係があるのであって、
ネットワーク管理サーバ装置7と契約関係にあるのでは
ない。そして、共通サーバ装置2は、会員端末1のネッ
トワーク接続上の管理をネットワーク管理サーバ装置7
に委託するものであって、共通サーバ装置2とネットワ
ーク管理サーバ装置7との間にも契約関係がある。した
がって、共通サーバ装置2は、他の専用基幹ネットワー
クおよびそのネットワーク管理サーバ装置とも、前述の
専用基幹ネットワーク5およびそのネットワーク管理サ
ーバ装置7と全く同様の関係を持って接続されることが
可能である。
から見たときには、個々の会員端末1に対しては、特定
の専用基幹ネットワークを割り当てて、各会員端末1か
らの共通サーバ装置2へのアクセスは、必ず、その会員
端末用に割り当てた専用基幹ネットワークを通るように
管理するのであるが、会員端末1から見た場合には、共
通サーバ装置2とネットワーク管理サーバ装置7との間
の契約関係は全く無関係であるので、会員端末1は、単
に共通サーバ装置2だけにアクセスして共通サーバ装置
2だけにより管理されているようになる。
ば、例えば、共通サーバ装置2に個々のネットワーク管
理サーバ装置7が備えるサービス機能をすべて持たせる
ようにすることにより、会員端末1の使用者は、各個の
ネットワーク管理サーバ装置7が備える種々のサービス
を受けるために、個々のネットワーク管理サーバ装置7
に対して契約するのではなく、共通サーバ装置2と契約
関係を生じさせるだけで、この共通サーバ装置2が持つ
種々のサービスを受けられるようになり、非常に便利で
ある。
9に接続され、後述するように、会員端末1が、この公
衆回線網9に接続されるファクシミリ端末やパーソナル
コンピュータなどの通信端末10との間で通信データの
送受を行うことができるようにするための機能を備えて
いる。
サーバ装置2は、会員端末1に対して、情報提供サービ
スを行うために、提供情報のデータベースの一部となる
記憶部を備える。また、共通サーバ装置2は、コンテン
ツ提供装置11と接続されており、このコンテンツ提供
装置11から、会員への提供情報のデータベースの残部
となる情報を取得して、会員端末1に提供するようにす
る。
の提供情報を有する提供会社が備えるもので、共通サー
バ装置2を有するサービス会社との契約により、共通サ
ーバ装置2を通じて会員端末1に、その情報を提供する
ものである。図1では、コンテンツ提供装置11は、1
個だけ示したが、複数個のコンテンツ提供装置11が共
通サーバ装置2に接続される場合も勿論ある。
装置11との接続態様は、専用線を通じて接続される場
合と、インターネットなどのネットワークを通じて接続
される場合とがある。
ットワークを通じて共通サーバ装置2に接続されるコン
テンツ提供装置11からの情報は、共通サーバ装置2
が、会員端末1から、その情報提供要求があったとき
に、前記コンテンツ提供装置11にアクセスして取得
し、要求してきた会員端末1に提供するようにする。
時、取得して、共通サーバ装置2の内蔵メモリ部に格納
して、その内蔵メモリ部の記憶内容を最新にしておくこ
とも考えられるが、コンテンツ提供装置11が多数にな
り、提供情報が多量になると共通サーバ装置2のメモリ
部を大規模にしなければならなくなるという問題があ
る。
会員端末1からの要求があったときに、その要求のあっ
た情報のみをコンテンツ提供装置11から共通サーバ装
置2が取得して会員端末1に提供するようにすれば、共
通サーバ装置2のメモリ部の規模は大規模にならない。
また、コンテンツ提供装置11が備える情報が常時更新
されていれば、共通サーバ装置2は、単に、コンテンツ
提供装置11から情報を取得するだけで、常に最新の情
報を会員端末1に提供することができる。
装置2が、1〜複数個のコンテンツ提供装置11に接続
されていて、これらのコンテンツ提供装置11からの情
報を集中的に集めて、会員端末1に提供する構成である
ので、会員端末1では、それぞれのコンテンツ提供装置
11に対して契約したりする必要はなく、また、複数個
のコンテンツ提供装置11からの情報の形式などに関係
なく、共通サーバ装置2から必要な情報を受け取ること
ができる。
よるコンテンツの共通サーバ装置2への提供方法として
は、上述のように専用線やネットワークを通じて接続し
て共通サーバ装置2に提供するのではなく、コンテンツ
提供会社がCD−ROMなどの記録媒体を共通サーバ装
置2に提供して、共通サーバ装置2の記憶部に記憶させ
ておくようにする態様もある。
端末1の使用者と、共通サーバ装置2の所有会社との契
約が行われると、前述したように、携帯無線通信端末1
は会員端末1となる。例えば、会員端末1を使用者が購
入することが、共通サーバ装置2に対する契約関係の発
生とするようにすることができる。
として使用者が購入するときに、その会員端末1には、
前述したように、各端末ごとの特定の専用基幹ネットワ
ークを通じた共通サーバ装置2のアドレス情報(メール
サーバアドレスを含む)が予め与えられ、会員端末1の
不揮発性メモリ(後述のフラッシュメモリ)に格納され
る。また、この不揮発性メモリには、会員端末であるこ
とを示す識別情報(会員識別情報)も格納される。この
会員識別情報としては、例えば、ID番号やパスワード
などが用いられる。
情報や会員識別情報の会員端末1への書き込み登録は、
会員端末1の購入時に、端末販売員や購入者が行っても
よいが、予め、会員端末1に登録しておくとよい。その
場合には、共通サーバ装置2のアドレス情報や会員識別
情報を入力する操作が全く不要となるので、使用者には
共通サーバ装置を意識させずに、会員端末1を利用させ
るようにすることができる。
で、ファクシミリ通信や電子メール通信の処理が開始さ
れるとき、また、会員端末1で、共通サーバ装置2の情
報提供サービスを受けるとき、それに先立ち、前記の予
め記憶されているアドレス情報および会員識別情報を用
いて、会員端末1は、自動的に共通サーバ装置2に接続
する処理を実行するものである。
は、携帯性に優れ、何時、どこからでも、共通サーバ装
置2にアクセスするだけで、ファクシミリ通信、電子メ
ール通信サービスや種々の情報の提供サービスを受ける
ことができる。
は、そのファクシミリ通信や電子メール通信の機能およ
びその関連機能を、共通サーバ装置2と協働することに
より、実現する。すなわち、会員端末1は、これら通信
のための大容量のメモリを有しない。その代わりに、共
通サーバ装置2が、各会員端末1の受信データ用のメモ
リあるいはメモリエリアを備える。また、会員端末1
は、必要最小限の処理のためのアプリケーション(マイ
クロコンピュータのソフトウエア)、例えば表示アプリ
ケーションのためのアプリケーションを除き、種々の機
能を実現するためのアプリケーションを、共通サーバ装
置2に委ねるようにしている。すなわち、会員端末1に
おいて、使用者が、目的とする機能を得るための要求に
相当する、例えばキー操作を行うと、その要求が共通サ
ーバ装置2に送られ、共通サーバ装置2で当該機能のア
プリケーションが実行される。そして、そのアプリケー
ションでの処理結果が、会員端末1に送られてくる。
要であるが、より具体的な構成について以下に説明す
る。
システムの概念構成を、より具体化したものである。こ
の場合、会員端末1は、PHS電話端末と、データ通信
機能を備えるPDA(パーソナル・デジタル・アシスタ
ンツ)との複合機の構成を有し、PHS電話機能のほか
に、後述するように、ファクシミリ通信機能、電子メー
ル通信機能を備えると共に、共通サーバ装置2からの情
報提供を受ける機能を備えている。
末用のネットワーク3は、この例では、PHS/ISD
N網3nである。したがって、会員端末1は、無線基地
局6−PHS/ISDN網3n−無線基地局6を通じ
て、他の会員端末1または会員以外のPHS端末と電話
通信ができると共に、無線基地局6−PHS/ISDN
網3nを通じて一般加入電話端末と電話通信ができる。
ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が
管理するネットワークとされる。すなわち、5Nは、そ
のISPバックボーン、つまり、LANなどのネットワ
ークであり、このISPバックボーン5NとPHS/I
SDN網3nとは、PHS用の32kビット/秒の伝送
速度の業界標準方式であるPIAFS(PHS Int
ernet Access Forum Standa
rd)用のアクセスポイント4Pを通じて接続されてい
る。
り、これを介して、ISPバックボーン5Nと、ネット
ワーク管理サーバ装置7に対応するISPサーバ装置7
Iと、共通サーバ装置2とが接続される。
2側の委託により、前述したように、会員端末1からの
アクセスがあったときに、その認証をとる。すなわち、
ISPサーバ装置7Iには、このISPサーバ装置7I
を経由して共通サーバ装置2にアクセスする会員端末1
の会員識別情報、例えば前述したように、ID番号やパ
スワードなどが予め登録されており、ISPサーバ装置
7Iは、当該ISPバックボーン5Nに接続された端末
に対するアクセスがあったときに、そのアクセスをして
きた端末が、当該ISPバックボーン5Nを通じて共通
サーバ装置2に接続すべき会員端末1であるか否かの認
証を行い、会員端末1であれば、そのアクセスをルータ
5Rを通じて共通サーバ装置2に着信させる。
員端末1のアクセスの履歴(ログ)を共通サーバ装置2
に送る。共通サーバ装置2は、1〜複数のISPサーバ
装置7Iからの複数個の会員端末のそれぞれのアクセス
の履歴の情報を受け取って、それぞれの会員端末への課
金などを総合的に管理する。
インターネット8を通じて共通サーバ装置2に接続さ
れ、共通サーバ装置2が必要なときに、このコンテンツ
提供装置11から提供すべき情報をインターネット8を
通じて取得して、会員端末1に提供するようにする。な
お、前述もしたように、コンテンツ提供装置11は、イ
ンターネット8を通じてではなく、専用線を通じて共通
サーバ装置2と接続するようにすることもできる。ま
た、ISPサーバ装置7Iもコンテンツ提供装置となる
こともできる。
サーバ装置2の一実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この図3に示すように、共通サーバ装置2は、マ
スターサーバ21と、メールサーバ22と、ファクシミ
リサーバ23と、着信通知サーバ24と、HTTP(H
yper Text Transfer Protoc
ol)Dサーバ25と、コンテンツサーバ26と、コン
テンツ用Proxyサーバ27とが、LAN(ローカル
エリアネットワーク)により接続されて構成されてい
る。また、このLANはインターネット8とも接続され
ている。
理、コンテンツオプション等の申し込み、解約処理やネ
ットワーク全体の管理メンテナンスを行う。マスターサ
ーバ21は、会員データ(ユーザ情報)などを記憶する
メモリ21Mを備える。
ビスの管理・運用を行うものであり、POP(Post
Office Protocol)またはIMAP
(Internet Message Access
Protocol)サーバ機能を実装しており、会員端
末1とのインターフェース処理を行う。そして、メール
サーバ22は、会員端末用のメールボックスと呼ばれる
メモリ22Mを備える。メールボックス22Mは、各会
員端末1のそれぞれ毎に区分けされたメモリエリアを備
え、各会員端末宛ての電子メールの受信データを、各会
員端末毎に蓄える。
に、ある会員端末から他の会員端末宛てに送信された、
イメージデータ(画像データ)を含まないテキストデー
タ形式のファクシミリデータも、このメールボックス2
2Mの前記他の会員端末用のメモリエリアに、電子メー
ルデータとして蓄えられる。
通信機能のアプリケーションを実行する。会員端末1と
のインターフェース用にメールサーバ機能を実装し、ま
た、G3ファクシミリ用のPSTN(公衆交換電話網)
通信回線機能も実装し、ISDN網9に接続されてい
る。また、ファクシミリデータとしての画像データを記
憶するファクシミリボックス(以下FAXボックスとい
う)と呼ばれるメモリ23Mを備える。FAXボックス
23Mも、各会員端末毎に区分けされたメモリエリアを
備え、各会員端末宛ての、イメージデータを含むファク
シミリ受信データを各会員端末1毎に蓄える。
クシミリの着信が会員端末宛てにあった場合に、ISD
N回線(ISDN網9)を通じて、その着信を各会員端
末1に通知するためのものである。
インターフェースを制御する。会員端末1が、この共通
サーバ装置2に接続されている場合のすべての処理は、
このサーバ25を経由して各機能サーバに接続される。
2が提供するコンテンツ情報処理用のサーバである。こ
のサーバ26は、提供するコンテンツ情報用として、2
つの情報格納用メモリ26A,26Bを備える。その一
つのメモリ26Aは、予めこのサーバ26内に提供する
情報を保持するためのものである。もう一つのメモリ2
6Bは、この共通サーバ装置2内には、提供する情報を
保持せず、利用時に、図2の実施の形態では、インター
ネット8経由でコンテンツ提供装置11から取得したデ
ータを一時的に格納するためのものである。
ンテンツデータを、インターネット8を経由して、外部
のコンテンツ提供装置11から取得するために使用され
る。Proxyサーバ27は、図示しないファイアウォ
ールと共に機能させることによって、外部からの不正な
アクセスを防御しながら、ファイアウォールの内側から
自由に外部にアクセスできる環境を作っている。
について説明する。図4は、会員端末1の外観の一例で
あり、また、図5は、この会員端末1の内部回路構成の
一例である。前述もしたように、この例の会員端末1
は、PHS電話機能と、ファクシミリ通信および電子メ
ール通信、情報提供サービスを受けるデータ通信機能を
備える複合端末の構成を有するものである。
(A)および図4(B)に示すように、開閉可能の蓋1
01を備え、この蓋101を閉じた図4(A)の状態で
は、PHS電話端末として動作する電話モードになり、
蓋101を開いた図4(B)の状態では、ファクシミリ
通信機能と、電子メール通信機能と、情報提供サービス
受信機能とを得ることができるデータ通信モードにな
る。このモード切り換えのために、図示しないが、蓋1
01の開閉を検知するセンサが設けられている。このセ
ンサとしては、例えば蓋101の内側に突起を設け、こ
の突起により機械的に押圧スイッチを押圧する機械的な
センサや、磁石を利用したセンサスイッチなどを用いる
ことができる。
うに、電話用(ダイヤル用)のテンキー102が設けら
れている。103は、PHS用のアンテナである。
ように、蓋101を開けた状態のときに現れる本体10
0側の面に、大型のLCD(液晶ディスプレイ)105
を備え、このLCD105の表示面に、通信文、機能一
覧メニュー、提供情報一覧リスト、受信ファクシミリリ
ストや受信電子メールリストなどを表示することができ
る。メニューやリストが一画面で表示できないときに
は、画面をスクロールしたり、次ページに切り換えるこ
とで全部が表示できるようにされている。
例えば透明プラスチック板などからなるLCD窓104
を通じてLCD105の表示面が臨めるようにされる。
この場合、蓋101を閉じた状態では、LCD表示窓1
04から臨める部分だけに表示が行われるように、LC
D105が表示制御されている。
LCD105の表面には透明のタッチパネル106が貼
付されており、蓋101の裏側に、図4(B)のように
取り外し自在に取り付けられているペン107によるタ
ッチ操作や、手書き文字入力を受け付ける機能を備える
ようにしている。
K1、オンライン接続キーK2、機能キーK3、…など
の複数個のキー釦108が、ダイレクトキーとして設け
られている。さらに、LCD105の右横には、回動キ
ーと押しボタンキーとの2つの機能を合わせ持つジョグ
ダイヤルキー109が設けられる。このジョグダイヤル
キー109を回動キーとして回動操作したときには、例
えばメニューなどにおける項目選択動作が行え、また、
押しボタンキーとして押下操作したときには、選択され
た項目の決定入力を意味するものとして扱われる。
ついて説明する。この例の会員端末1は、大きく分け
て、通信機能部110と、制御部120とからなる。
RF処理部112と、送受信データ処理部113と、マ
イクロホンアンプ114と、スピーカアンプ115と、
マイクロホン100MCと、スピーカ100SPとから
なる。
より構成されており、CPUで構成されるシステムコン
トロール部121と、ROM122と、DRAM123
と、書き換え可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュ
メモリ124とを備えている。
01の開閉に応じてオン・オフするスイッチSWが接続
されており、このスイッチSWのオン・オフにより、蓋
101が開状態か、閉状態かをシステムコントロール部
121は検知し、蓋101が閉状態のときには、当該会
員端末1をPHS電話用端末として制御する。また、蓋
101が開状態のときには、当該会員端末1を情報通信
端末や、ファクシミリ通信用端末あるいはメール通信用
端末として制御する。
た、テンキー102のキースイッチ群や、蓋101の裏
側に設けられたキー釦108のスイッチ群の状態を示す
情報が入力されるようにされており、システムコントロ
ール部121は、使用者によりキー操作がなされたと
き、それがテンキー102やキー釦108のいずれかで
あるかを検知し、その検知したキーに応じた処理を実行
するようにする。
は、LCDドライバ125が接続され、後述するROM
122のプログラムおよび表示データを用いてLCD1
05に、共通サーバ装置2から提供された情報を表示し
たり、その他の表示画像を表示するようにする。
は、使用者への、電話の着信通知や、ファクシミリおよ
びメールの着信通知などのためのブザー127やLED
(発光ダイオード)126が接続されている。
接続のためのシーケンスを制御するプログラムや、PH
S電話通信のための制御プログラム、情報提供サービス
を受けるための制御プログラム、ファクシミリ送信のた
めの制御プログラム、メール送信のための制御プログラ
ム、ファクシミリデータやメールデータを受信するため
の制御プログラムなどの会員端末1での通信のために最
低限必要な通信アプリケーションプログラムと、LCD
105を表示制御するプログラムやメニューなどの表示
データ、その他が記憶されている。
サーバ装置2から取得した受信データを一時的に蓄えた
り、その他、ワークエリアとして使用するメモリを領域
を備えるものである。
うに、共通サーバ装置2に対してISPサーバ装置7I
を通じて会員端末1から自動接続するためのネットワー
ク上のアドレス情報が予め格納されている。また、この
フラッシュメモリ124には、当該会員端末1が共通サ
ーバ装置2と契約関係のある端末であって、ファクシミ
リ通信サービスや電子メールサービス、また、情報提供
サービスを共通サーバ装置2から受けることができる端
末であることを示すと共に、各会員端末を識別するため
の識別情報(会員識別情報)も記憶されている。
共通サーバ装置2のメインサーバ21にも記憶されて共
通サーバ装置2においても管理されている。また、IS
Pサーバ装置7Iも、この会員識別情報によりアクセス
してきたのが会員であるか否かの認証を行うものであ
る。
RAM123に一時的に蓄えた受信データの内の、特に
保存しておきたいデータを格納する領域を備えている。
作を、関連する共通サーバ装置の動作も含めて、以下に
説明する。
る。蓋101を閉じた状態で、テンキー102を用い
て、相手方の電話番号をダイヤル入力すると、発呼がな
される。また、蓋101を閉じた状態で、PHS電話端
末としての当該会員端末1に電話の着信があると、それ
がブザー127により使用者に知らされ、使用者が応答
すると、その電話着信を受けることができ、通話状態に
なる。
あったときには、本体100側に設けられている図示し
ない通話キーを押すことにより、いつでも通話が可能で
ある。ただし、通話は、蓋101を閉じた状態で行うよ
うにする。
話時には、システムコントロール部121からの制御を
送受信データ処理部113が受けながら、送話信号を送
信し、また、受話信号を受信する。
音声信号がアンプ114を介して送受信データ処理部1
13に供給されて送信データに変換され、RF処理部1
12を通じ、アンテナ111を通じて無線基地局6に対
して送信されると共に、無線基地局6よりの相手側から
の通話音声のデータがアンテナ111で受信され、その
受信データが送受信データ処理部113で処理されて、
相手の通話音声信号が復元され、それがアンプ115を
通じてスピーカ100SPに供給されて放音される。
る。この通信モードにおいては、ファクシミリ機能、電
子メール機能、WWWブラウザ機能、メモ機能などを会
員端末1では、実現できるように構成されている。これ
らの機能の一覧メニューは、キー釦108の内のメニュ
ーキーを操作することにより、LCD105の画面上に
表示される。そして、使用者が、このLCD105の画
面に表示される機能一覧メニューから、ジョグダイヤル
キー109の回動操作および押下操作により希望する機
能を選択して、決定することにより、会員端末1は、そ
の機能を実行するモードの状態になる。
ァクシミリデータの送信および受信をする場合、また、
電子メールの送信および受信をする場合は、すべて共通
サーバ装置2を介して処理される。
の間でのデータのやり取りにおいては、ファクシミリ通
信方式としての既定の通信方式に関係なく、すべてネッ
トワーク3およびネットワーク5に適合する通信方式に
よって行うようにする。すなわち、この実施の形態の場
合には、ファクシミリデータと電子メールデータとは、
インターネットで電子メールを転送するのに用いられる
標準的な手順であるSMTP(Simple Mail
Transfer Protocol)を用い、ま
た、WWWブラウザ機能における共通サーバ装置2から
の提供情報は、HTTP(Hyper Text Tr
ansfer Protocol)を用い、PHS網を
利用したPIAFS方式により、会員端末1と共通サー
バ装置2との間で送信データおよび受信データをやり取
りする。
ータは、DRAM123に一時格納され、送信実行によ
りシステムコントロール部121により読み出されて、
前述の通信プロトコルおよびデータ形式で、送受信デー
タ処理部113、RF処理部112、アンテナ111を
順次介して無線送信される。
は、アンテナ111で受信され、RF処理部112、送
受信データ処理部113を通じて、システムコントロー
ル部121によりDRAM123に一時格納される。そ
して、システムコントロール部121の制御により、L
CDドライバ125を通じてLCD105に表示データ
として送られ、受信データによる表示内容が表示され
る。
106とを用いて入力を行う「手書きメモ」と、LCD
105の画面にキーボードを表示して、その表示キーボ
ードを利用して文書を作成する「タイプメモ」とがあ
る。そして、手書きメモとタイプメモのいずれの場合
も、作成したイメージまたは文書をファクシミリデータ
として送信できるように構成されている。
いずれのモードの場合においても、LCD105の画面
上には、「FAX送信(ファクシミリ送信)」のアイコ
ンを含むメニューバーが表示され、この「FAX送信」
のアイコンが例えばペンで選択されると、送信すべき相
手方端末の電話番号や、ファクシミリタイトルなどの入
力モード画面になる。そして、相手方端末の電話番号や
タイトルの入力後、このモードのときに表示されている
「送信」のアイコンを選択すると、手書きメモあるいは
タイプメモで作成されたイメージまたは文書がファクシ
ミリデータとして送信される。
クシミリデータは電子メールデータとして共通サーバ装
置2に送信されるので、イメージデータおよび文書デー
タはファクシミリ通信のビットマップデータではなく、
イメージデータは例えばGIF(Grafics In
terchange Format)形式とされ、ま
た、文書データは、テキストデータ形式とされる。
サーバ装置2が、受け取ったデータを、ビットマップデ
ータに変換して、当該会員以外の端末にファクシミリ送
信する処理を実行する。宛先が会員端末1であるときに
は、共通サーバ装置2は、受け取ったデータを、メール
ボックス22MあるいはFAXボックス23Mに格納
し、各会員端末1に対しては、着信通知サーバ24を通
じて当該会員端末1宛ての着信があったことを通知す
る。この着信通知は、ファクシミリデータ受信の場合だ
けでなく、電子メールのデータ受信のときにも行われ
る。
れた機能メニューからファクシミリ機能が選択されてい
るときに、キー釦108のうちのオンライン接続キーK
2が押されると、その会員端末1は、共通サーバ装置2
と接続するための処理を自動的に行う。すなわち、会員
端末1は、共通サーバ装置2と接続するために、フラッ
シュメモリ124の会員識別情報を含む接続要求を生成
してフラッシュメモリ124のアドレスデータにより当
該接続要求を送出する。この接続要求には、ファクシミ
リ機能における接続要求である情報が含まれる。
SPサーバ7Iが当該アクセスしてきた端末が会員端末
であるかどうかの認証を接続要求に含まれる会員識別情
報により行い、会員端末であれば、共通サーバ装置2に
接続する処理を行う。
を会員識別情報により認識し、ファクシミリ機能におけ
る接続要求であることを受けて、当該会員端末宛てに受
信したファクシミリ受信データの一覧情報として、後述
するような各ファクシミリ受信データの内容の概略画像
情報から構成される一覧画像情報を作成し、当該会員端
末1に送る。したがって、この例では、オンライン接続
キーK2は、受信データ一覧の要求キーの役割も有す
る。
この受信データ一覧画像情報を受信してDRAM123
に一時格納し、その一覧画像情報をLCD105の画面
に表示する。使用者は、ジョグダイヤルキー109やペ
ン107を用いて、この一覧画像情報から希望するファ
クシミリ受信データを選択することができる。希望する
ファクシミリ受信データの選択がなされ、「取り込み」
のアイコンが選択されると、会員端末1は、当該受信デ
ータの取得の要求を、共通サーバ装置2に送信する。
は、要求されたファクシミリ受信データを抽出して、電
子メールのSMTPにより会員端末1に送る。会員端末
1は、受け取ったデータをDRAM123に一時格納
し、表示データに変換し、LCD105の画面に表示す
る。したがって、使用者は、自分が必要なファクシミリ
データを選んで、LCD105の画面で見ることができ
る。
た機能メニューから電子メール機能が選択されていると
きに、キー釦108のうちのオンライン接続キーK2が
押されたときも、ファクシミリ機能が選択されていた場
合と同様にして、その会員端末1は、共通サーバ装置2
と接続するための処理を自動的に行う。そして、共通サ
ーバ装置2では、電子メール機能における接続要求であ
ることを認識して、電子メールの受信データの一覧画像
情報を作成し、当該会員端末1に送る。
を受信し、その一覧画像情報をLCD105の画面に表
示する。そして、使用者は、ジョグダイヤルキー109
やペン107を用いて、この一覧画像情報から希望する
電子メールの受信データを選択することができる。希望
する電子メールの受信データの選択がなされ、「取り込
み」のアイコンが選択されると、会員端末1は、当該受
信データの取得の要求を、共通サーバ装置2に送信す
る。
された電子メールの受信データを抽出して、SMTPに
より会員端末1に送る。会員端末1は、受け取ったデー
タをDRAM123に一時格納し、表示データに変換
し、LCD105の画面に表示する。したがって、使用
者は、自分が必要と思われる電子メールを選んで、LC
D105の画面で見ることができる。
た機能メニューからWWWブラウザ機能が選択された状
態で、オンライン接続キー2が押された場合には、前述
と同様にして、共通サーバ装置2と会員端末1との間の
接続処理がなされ、共通サーバ装置2からは、共通サー
バ装置2が提供することができる情報の一覧を含む、共
通サーバ装置2のいわゆるホームページが会員端末1に
送られる。
との間のデータのやり取りは、HTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)が用
いられ、PHS網を利用したPIAFS方式により行わ
れる。共通サーバ装置2から提供される情報のデータ形
式は、HTML(Hyper Text Makeup
Language)である。
ジ中の提供可能な情報の中から、使用者が欲しい情報を
選択すると、その情報の要求が会員端末1から共通サー
バ装置2に送られ、共通サーバ装置2は、その要求に応
じた情報を会員端末1に送る。会員端末1は、これを受
信して、LCD105の画面に表示する。これにより、
使用者は、提供された情報を、LCD105の画面にお
いて観視することができる。
次に、ファクシミリ機能または電子メール機能における
自分宛てのファクシミリ受信データまたは電子メール受
信データの取得動作の詳細について説明するに、ファク
シミリ受信データの取得動作および電子メール受信デー
タの取得動作は、ほぼ同様であるので、以下の説明は、
ファクシミリ受信データの取得動作について行うものと
する。
クシミリ受信データの取得手順を、図6および図7の流
れ図を参照しながら、共通サーバ装置2の動作も加味し
て説明する。
された機能メニューからファクシミリ機能が選択されて
いるときに、キー釦108のうちのオンライン接続キー
K2が押されると(手順S1)、上述したようにして、
その会員端末1は、共通サーバ装置2と接続するための
処理を自動的に行う(手順S2)。すなわち、フラッシ
ュメモリ124に記憶されいる自己の会員端末1の識別
情報と、ISPサーバ装置7Iを通じた共通サーバ装置
2への接続のためのアドレスデータとを用いて、共通サ
ーバ装置2に対して、ファクシミリ機能における接続要
求を会員端末1は送出する。
サーバであるISPサーバ7Iが当該アクセスしてきた
端末が会員端末であるかどうかの認証を、接続要求に含
まれる会員識別情報を用いて行い(手順S3)、会員端
末であれば、共通サーバ装置2に接続する処理を行う
(手順S4)。
からの接続要求を受け取り、それに含まれる会員識別情
報により、接続された会員端末がいずれの会員端末であ
るかを認識する(手順S5)。そして、ファクシミリ機
能における接続要求であることを確認して、FAXボッ
クス23Mに蓄積されているファクシミリ受信データ中
から、接続要求をしてきた会員端末1宛てのファクシミ
リ受信データを検索する(手順S6)。
数のファクシミリ受信データについて、その受信データ
のそれぞれの内容の概略画像からなる一覧表示画像情報
を生成する(手順S7)。そして、生成したファクシミ
リ受信データの一覧表示画像情報を、接続要求してきた
会員端末1に送る(手順S8)。したがって、この例で
は、オンライン接続キーK2は、自分宛てのファクシミ
リ受信データの一覧の要求キーの役割も有する。
ータの一覧表示画像をLCD105の画面に表示する
(手順S9)。図8は、一覧表示画像情報の一例であ
る。この例では、共通サーバ装置2は、ファクシミリ受
信データのそれぞれの例えばフロントページ(1ページ
目)や、受信データが複数ページからなる場合には本文
の1ページ目である第2ページ目などを縮小画像201
として、それを受信順に並べて一覧表示画像を生成す
る。この縮小画像201は、受信内容の概略が使用者が
識別可能な程度の縮小率とされる。
8に示すように、各ファクシミリ受信データのフロント
ページや2ページ目の縮小画像201が並べられて表示
される。図8において、各縮小画像201中の右肩の位
置の数値は、受信順位を示すものである。
場合には、すべてのファクシミリ受信データを1画面に
収容するように縮小率を大きくして一覧表示画像を作成
することもできるし、また、受信内容の概略の識別性を
考慮して、縮小率を一定として、一画面に表示されない
受信データの部分は、スクロールにより表示することが
できるようにすることもできる。
タが何ページからなっているかを、重ね合ったページの
重ね合わせ数を画像として表示するようにすることもで
きる。
覧表示画面から、使用者は、自分が見たい情報を選択す
る操作をする。この際、一覧表示画面には、図8に示さ
れるように、受信内容の概略が表示されるので、受信内
容を展開しなくてもおおよその内容を使用者は知ること
ができる。したがって、使用者は、自分が本当に内容を
見たい受信情報のみを選択指示操作をすることができ
る。
小画像201の部分をペン107で指示したり、各縮小
画像201の右肩の数値を入力する、あるいはジョグダ
イヤルキー109を用いるなどの方法により行われる。
(手順S10)。この選択指示操作入力を受けて、会員
端末1は、当該選択指示された受信データの取得要求を
共通サーバ装置2に対して送出する(手順S11)。
のファクシミリ受信データの取得要求を受けて、要求さ
れている受信データが何であるかを解析する(手順S1
2)。そして、この解析の結果に基づき、FAXボック
ス23Mから要求されている受信データを読み出して、
要求してきた会員端末1に送信する(手順S13)。次
に、会員端末1は、手順S13で共通サーバ装置2から
送出されたファクシミリ受信情報を受信してDRAM1
23に一旦格納し、このDRAM123から読み出して
表示情報に展開してLCD105の表示画面に表示し、
使用者に報知する(手順S14)。
示した、共通サーバ装置2からのファクシミリ受信デー
タの一覧表示画面から、自分が内容を見たい受信データ
を選択することにより、当該受信データを共通サーバ装
置2から取得して、LCD105で見ることができる。
開して画面で見る前に、一覧表示画面において、各受信
データのおおよその内容を把握できるので、内容を展開
してみたら不要であったなどということがなくなり、ま
た、重要な受信情報の到着を確実に知って、その受信内
容を速やかに展開して見ることができる。
1は、共通サーバ装置2のFAXボックス23Mの自分
宛てのすべての受信情報を取得して、その受信情報から
一覧表示画像を生成して、LCD105の画面に表示す
るようにするのではなく、共通サーバ装置2からの一覧
表示画像を受信して表示するだけでよいので、この一覧
表示画面に関する会員端末1におけるソフトウエア負担
はほとんどない。
択した受信データだけを共通サーバ装置2に要求して取
得し、DRAM123に格納して、LCD105の表示
画面に表示するようにするので、FAXボックス23M
のすべての受信データを取得する必要がなく、メモリ容
量が小さくてよい。
は、携帯無線通信端末から受信情報要求を送出して、そ
の表示画面で受信情報を見ることができるので、外出先
等においても、必要な情報を必要なときに取得して利用
することができる。
ら選択する受信データは、一つではなく、複数個とし、
受信データ取得要求は、当該複数の受信データの取得要
求とすることもできる。その場合には、DRAM123
に当該複数の受信データを一旦格納する。そして、会員
端末1のLCD105の画面に、DRAM123に取り
込んだ受信データの一覧を表示し、使用者は、その中か
ら、展開して表示したい受信データを選択するようにす
る。
受信データの一覧は、図12に示したような表形式のリ
ストを会員端末1側で生成して表示してもよいが、複数
個の受信データを送信する共通サーバ装置2側で、それ
らの送信する複数個の受信データについての前述したよ
うな一覧表示画像を生成して、送信する受信データと共
に、会員端末1に送るようにしてもよい。会員端末1で
は、この一覧表示画像から内容を見たい受信データを選
択し、DRAM123から読み出して、LCD105の
画面に表示することができ、便利である。
は、図8の例に限らない。例えば、図9の例は、前述と
同様に、各ファクシミリ受信データの縮小画像201
を、その受信順にリング状に、一部が重なり合う状態で
並べて一覧表示するものである。そして、この例の場合
には、使用者が選択したファクシミリ受信データのみ
が、図9において斜線を付して示すように、一番上に出
てくるように表示される。図9の例は、一番新しいファ
クシミリ受信データが選択指示されている状態である。
受信データ数が多い時には、重ね合わせの量を多くする
ことより、一画面内で表示することができるようにな
る。
画像201の右側に、日付やタイトルや発信者を表示し
たものである。この例の場合には、縮小画像201から
だけでなく、別個に、日付やタイトルや発信者が明確に
分かるので、この一覧表示画像のみから受信内容その他
を判断することも可能であり、実際に受信内容を展開し
て表示させるように共通サーバ装置2に要求する受信デ
ータは、少なくすることができると期待できる。
て、例えば文字コード(テキストコード)を文字画像変
換してメッセージ文としたものを縮小画像として、各電
子メール受信データ毎に作成し、その縮小画像を図8、
図9あるいは図10に示すように並べて一覧表示画像を
生成するようにすることができる。
での受信データの取得手順と全く同様にして、電子メー
ル機能においても、共通サーバ装置2との接続時に共通
サーバ装置2から受け取った一覧表示画像から、受信デ
ータ内容の概略を判断した上で、希望する受信データを
選択するようにすることできる。
E(Multipurpose Internet M
ail Extensions)規格の場合であれば、
文字コード以外に音声によるメール(ボイスメール)も
伝送できる。このボイスメールの場合は、受信データ
は、LCD105の画面に表示するのではなく、スピー
カにより音声出力されて、その内容が使用者に報知され
る。図11の例は、このボイスメールを考慮した場合の
一覧表示画像の例である。
子メールの受信データが、文字コードのみからなる場合
または文字以外の画像をも含む場合には、縮小画像20
1を生成すると共に、その右横にタイトルやサブジェク
トを表示する。また、電子メールの受信データが、ボイ
スメールであるときには、ボイスメールであることを示
す例えばスピーカマークなどの画像202と、この画像
202の右横に、誰からのボイスメールであるかを示す
文字列とを表示するようにする。
スメールも、図12に示したような一覧表リストに区別
なく表示されていたので、どれがボイスメールであるか
を知ることができなかったが、図11の例の場合には、
一覧表示画像を見ただけで、文書メールとボイスメール
とを区別ができ、便利である。
ジ目や2ページ目を縮小した画像を表示するようにした
が、ページのうちの重要と思われる一部を抽出し、それ
を縮小画像として表示するようにしてもよい。その他、
受信データ内容の概略画像情報としては、複数ページ、
例えば2ページの情報を、例えば上半分と下半分に合わ
せて表示する形態や、その他種々の表示画像形態とする
ことができる。
実施の形態では、携帯無線通信端末は、PHS電話の機
能を備える場合として説明したが、電話機能としては、
携帯電話であってもよい。その場合には、ネットワーク
は携帯電話用のネットワークが使用されることになる。
端末は、携帯無線通信端末に限らず、有線電話回線を通
じた携帯型のパーソナルコンピュータや、その他の通信
端末であってもよい。そして、受信データの一覧表示画
面の情報は、上述の実施の形態のようにサーバ装置側で
作成するのではなく、情報通信端末側で作成する場合に
も、この発明は適用できる。
複数個の受信データを共通サーバ装置2に要求してそれ
を受信し、DRAM123に格納した後、会員端末で取
得した複数の受信データについての一覧表示画像を作成
して表示する場合に適用することができる。
うな共通サーバ装置と情報通信端末との協働により実現
される場合ではなく、例えばパーソナルコンピュータで
電子メールやファクシミリデータを受信して、その一覧
をパーソナルコンピュータ自身で、すなわち、情報通信
処理装置あるいは情報通信端末側で作成して画面に表示
する場合にも、勿論適用可能である。
よれば、受信情報内容のそれぞれが概略画像情報として
一覧に表示されるので、受信情報内容を展開する前に、
受信情報内容の概略を知ることができる。したがって、
例えば、一覧に表示された受信情報中で重要な電子メー
ルなどの受信情報を即座に展開するように要求すること
ができ、また、不要な受信データは展開して表示するこ
となく、消去するように要求することもできる。
像情報を、各受信情報内容の縮小画像とした場合には、
受信内容の把握が容易であるという効果がある。
ルが文書メールか、ボイスメールかを即座に知ることが
できる。
置で受信情報の内容のそれぞれを概略画像情報とした1
〜複数個の受信情報の一覧の表示画像情報を生成し、情
報通信端末に送られるので、情報通信端末は、一覧の表
示画像情報を生成しなくても、サーバ装置からの一覧表
示画像情報を表示するだけで、受信内容の概略を知るこ
とができる。このため、この請求項8の発明の方法にお
いては、受信情報の一覧の表示画像情報の取得と、それ
ぞれの受信情報の取得とを別の時点とし、一覧中に必要
な受信情報があるときにだけ、受信情報の取得を行うよ
うにすることも可能である。
報の一覧の表示画像情報で必要として確認した受信情報
のみの取得要求をサーバ装置に送出すると、サーバ装置
は、当該要求された受信情報のみを情報通信端末に送る
ようにするので、情報通信端末は、不要な受信情報を取
得する必要がなくなり、メモリの使用効率が非常によく
なる。また、不要な受信情報を取得した後、メモリから
削除する手間も不要となる。
装置に対して、複数個の情報通信端末が接続されている
場合に、それぞれの情報通信端末について、上述した受
信情報の一覧表示画像による、受信情報の展開前の概略
の検知および効率的な受信情報の取得ができるものであ
る。
通信端末は、携帯型の通信端末であるが、受信情報のメ
モリ部は、サーバ装置が備えるので、情報通信端末は必
要最小限のメモリだけでよく、しかも、受信情報の一覧
表示画像情報も情報通信端末が生成するのではなく、サ
ーバ装置が生成するものであるため、情報通信端末のソ
フトウエアの負担は小さい。また、情報通信端末は、す
べての受信情報を取得する必要はなく、概略内容がわか
る一覧から選択した受信情報を取得することができるの
で、情報通信端末が備えるメモリは、小容量の小型のも
ので良く、携帯端末として非常に好都合である。
信機能を備える携帯端末により情報通信端末が構成され
るので、情報通信端末の使用者は、外出先など、任意の
場所から、任意のときに、必要な受信情報を取得するこ
とができる。
ネットワーク構成の全体の概要を示す図である。
ある。
すブロック図である。
外観を示す図である。
ブロック図である。
態における手順を示すフローチャートの一部である。
態における手順を示すフローチャートの一部である。
置に表示される受信情報の一覧表示画像の例を示す図で
ある。
置に表示される受信情報の一覧表示画像の例を示す図で
ある。
装置に表示される受信情報の一覧表示画像の例を示す図
である。
装置に表示される受信情報の一覧表示画像の例を示す図
である。
図である。
置、3…携帯無線通信端末用ネットワーク、4…アクセ
スポイント、5…専用基幹ネットワーク、6…無線基地
局、7…ネットワーク管理サーバ装置、21…マスター
サーバ、22…メールサーバ、23…ファクシミリサー
バ、24…着信通知サーバ、100…携帯無線通信端末
本体、101…蓋、102…テンキー、103…アンテ
ナ、105…LCD,106…タッチパネル、108…
キー釦、121…システムコントロール部、122…R
OM、123…DRAM
Claims (31)
- 【請求項1】自分宛ての受信情報の一覧を表示画面に表
示し、前記一覧から選択された特定の受信情報の内容を
表示画面に展開して内容を確認できるようにする受信情
報処理方法において、 前記受信情報の一覧を、各受信情報の内容のそれぞれを
概略画像情報として表示することにより表示するように
したことを特徴とする受信情報処理方法。 - 【請求項2】前記概略画像情報は、各受信情報内容の縮
小画像であることを特徴とする請求項1に記載の受信情
報処理方法。 - 【請求項3】前記概略画像情報には、ボイスメールの受
信情報と、その他の電子メールの受信情報とを識別する
画像情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の受信
情報処理方法。 - 【請求項4】自分宛ての受信情報の一覧を表示画面に表
示する手段と、 前記表示された受信情報の一覧の中から、受信内容を確
認したい受信情報を選択するための選択手段と、 前記選択手段で選択された受信情報の内容を使用者に報
知する手段と、 を備える情報通信処理装置において、 前記受信情報の一覧を、各受信情報の内容のそれぞれを
概略画像情報として表示することにより表示するように
したことを特徴とする情報通信処理装置。 - 【請求項5】自分宛ての受信情報の1〜複数個を格納す
るメモリ部と、 少なくとも前記メモリ部に格納されている1〜複数個の
受信情報の内容のそれぞれを概略画像情報とした、前記
1〜複数個の受信情報の一覧の表示画像情報を生成する
手段と、 前記一覧の表示画像情報により、各受信情報の一覧を表
示画面に表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする情報通信処理装置。 - 【請求項6】前記概略画像情報は、各受信情報内容の縮
小画像であることを特徴とする請求項4または請求項5
に記載の情報通信処理装置。 - 【請求項7】前記概略画像情報には、ボイスメールの受
信情報と、その他の電子メールの受信情報とを識別する
画像情報を含むことを特徴とする請求項4または請求項
5に記載の情報通信処理装置。 - 【請求項8】サーバ装置と情報通信端末とがネットワー
クを通じて接続され、前記情報通信端末が、前記サーバ
装置と協働することにより、自分宛ての情報の受信を行
うようにする情報通信方法であって、 前記サーバ装置は、前記情報通信端末宛ての受信データ
をメモリ部に格納すると共に、前記情報通信端末からの
要求に応じて、前記メモリ部に格納されている1〜複数
個の受信情報の内容のそれぞれを概略画像情報とした、
前記1〜複数個の受信情報の一覧の表示画像情報を前記
情報通信端末に送信し、 前記情報通信端末は、前記サーバ装置からの前記受信情
報の一覧の表示画像情報による受信情報の一覧画像を表
示画面に表示することを特徴とする情報通信方法。 - 【請求項9】請求項8に記載の情報通信方法において、 前記情報通信端末では、前記受信情報の一覧画像から特
定の受信情報が選択されたときに、前記選択された受信
情報の取得要求を前記サーバ装置に送出し、 前記サーバ装置は、前記受信情報の取得要求により指定
された受信情報を前記情報通信端末に送信することを特
徴とする情報通信方法。 - 【請求項10】前記概略画像情報は、各受信情報内容の
縮小画像であることを特徴とする請求項8または請求項
9に記載の情報通信方法。 - 【請求項11】前記概略画像情報には、ボイスメールの
受信情報と、その他の電子メールの受信情報とを識別す
る画像情報を含むことを特徴とする請求項8または請求
項9に記載の情報通信方法。 - 【請求項12】請求項8または請求項9に記載の情報通
信方法において、 前記サーバ装置に対して、前記情報通信端末は複数個が
前記ネットワークを通じて接続可能とされ、 前記サーバ装置は、前記情報通信端末のそれぞれ宛ての
受信情報を前記メモリ部に、前記情報通信端末のそれぞ
れ毎に区分けして管理しており、 前記情報通信端末からの要求には当該情報通信端末毎の
識別情報が含まれ、 前記サーバ装置は、前記情報通信端末毎の識別情報に基
づいて、前記要求をしてきた情報通信端末宛ての受信情
報を前記メモリ部から検索し、当該検索結果の情報通信
端末宛ての受信情報から、前記受信情報の一覧の表示画
像情報を生成することを特徴とする情報通信方法。 - 【請求項13】請求項8または請求項9に記載の情報通
信方法において、 前記情報通信端末と前記サーバ装置とが接続される前記
ネットワークは、携帯型の電話端末用のネットワークを
含み、前記情報通信端末は、前記携帯型の電話端末用の
無線基地局を通じて通信するための無線通信手段を備え
ることを特徴とする情報通信方法。 - 【請求項14】ネットワークを通じて接続されるサーバ
装置と、情報通信端末とからなり、 前記サーバ装置は、 前記情報通信端末宛ての受信データを格納するメモリ部
と、 前記情報通信端末からの要求に応じて、前記メモリ部に
格納されている1〜複数個の受信情報の内容のそれぞれ
を概略画像情報とした、前記1〜複数個の受信情報の一
覧の表示画像情報を生成して、前記情報通信端末に送信
する手段と、 を備え、 前記情報通信端末は、 前記サーバ装置に前記受信情報の一覧の要求を送出する
手段と、 前記サーバ装置からの前記受信情報の一覧の表示画像情
報を取得する手段と、 前記取得した前記受信情報の一覧の表示画像情報による
受信情報の一覧画像を表示画面に表示する手段と、 を備えることを特徴とする情報通信システム。 - 【請求項15】請求項14に記載の情報通信システムに
おいて、 前記情報通信端末は、 前記受信情報の一覧画像からの、使用者による特定の受
信情報の選択指示を検出する選択指示検出手段と、 前記選択指示検出手段で検出された前記選択された受信
情報の取得要求を前記サーバ装置に送出する受信情報要
求手段と、 前記受信情報の取得要求に応じて前記サーバ装置から送
られてくる受信情報の内容を前記使用者に報知する手段
と、 をさらに備え、 前記サーバ装置は、 前記受信情報の取得要求により指定された受信情報を前
記情報通信端末に送信する手段をさらに備えることを特
徴とする情報通信システム。 - 【請求項16】請求項14に記載の情報通信システムに
おいて、 前記概略画像情報は、各受信情報内容の縮小画像である
ことを特徴とする情報通信システム。 - 【請求項17】請求項14に記載の情報通信システムに
おいて、 前記概略画像情報には、ボイスメールの受信情報と、そ
の他の電子メールの受信情報とを識別する画像情報を含
むことを特徴とする情報通信システム。 - 【請求項18】請求項14に記載の情報通信システムに
おいて、 前記サーバ装置に対して、前記情報通信端末は複数個が
前記ネットワークを通じて接続可能とされ、 前記情報通信端末からの要求には、当該情報通信端末毎
の識別情報が含まれ、 前記サーバ装置は、前記情報通信端末のそれぞれ宛ての
受信情報を前記メモリ部に、前記情報通信端末のそれぞ
れ毎に区分けして管理すると共に、 前記サーバ装置は、前記情報通信端末毎の識別情報に基
づいて、前記要求をしてきた情報通信端末宛ての受信情
報を前記メモリ部から検索し、当該検索結果の情報通信
端末宛ての受信情報から、前記受信情報の一覧の表示画
像情報を生成することを特徴とする情報通信システム。 - 【請求項19】請求項14または請求項18に記載の情
報通信システムにおいて、 前記情報通信端末と前記サーバ装置とが接続される前記
ネットワークは、携帯型の電話端末用のネットワークを
含み、前記情報通信端末は、前記携帯型の電話端末用の
無線基地局を通じて通信するための無線通信手段を備え
ることを特徴とする情報通信システム。 - 【請求項20】ネットワークを通じてサーバ装置と接続
され、このサーバ装置と協働することにより、自分宛て
の情報の受信を行うようにする情報通信端末であって、 前記サーバ装置に前記受信情報の一覧の要求を送出する
手段と、 前記サーバ装置からの前記受信情報の一覧として、各受
信情報の内容のそれぞれを概略画像情報とした一覧表示
画像情報を取得する手段と、 前記取得した前記一覧表示画像情報による受信情報の一
覧画像を表示画面に表示する手段と、 を備えることを特徴とする情報通信端末。 - 【請求項21】請求項20に記載の情報通信端末におい
て、 前記受信情報の一覧画像からの、使用者による特定の受
信情報の選択指示を検出する選択指示検出手段と、 前記選択指示検出手段で検出された前記選択された受信
情報の取得要求を前記サーバ装置に送出する受信情報要
求手段と、 前記受信情報の取得要求に応じて前記サーバ装置から送
られてくる受信情報の内容を前記使用者に報知する手段
と、 をさらに備えることを特徴とする情報通信端末。 - 【請求項22】請求項20に記載の情報通信端末におい
て、 前記概略画像情報は、各受信情報内容の縮小画像である
ことを特徴とする情報通信端末。 - 【請求項23】請求項20に記載の情報通信端末におい
て、 前記概略画像情報には、ボイスメールの受信情報と、そ
の他の電子メールの受信情報とを識別する画像情報を含
むことを特徴とする情報通信端末。 - 【請求項24】請求項20に記載の情報通信端末におい
て、 前記サーバ装置に送出する前記受信情報の一覧の要求に
は、自己の情報通信端末を識別するための識別情報を含
むものであることを特徴とする情報通信端末。 - 【請求項25】請求項20に記載の情報通信端末におい
て、 前記サーバ装置と接続される前記ネットワークは、携帯
型の電話端末用のネットワークを含み、前記携帯型の電
話端末用の無線基地局を通じて通信するための無線通信
手段を備えることを特徴とする情報通信端末。 - 【請求項26】情報通信端末とネットワークを通じて接
続され、前記情報通信端末と協働することにより、前記
情報通信端末が、自分宛ての受信情報を取得するように
するためのサーバ装置であって、 前記情報通信端末宛ての受信データを格納するメモリ部
と、 前記情報通信端末からの要求に応じて、前記メモリ部に
格納されている1〜複数個の受信情報の内容のそれぞれ
を概略画像情報とした、前記1〜複数個の受信情報の一
覧の表示画像情報を生成して、前記情報通信端末に送信
する手段と、 を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 【請求項27】請求項26に記載のサーバ装置におい
て、 前記情報通信端末からの特定の受信情報の取得要求によ
り指定された受信情報を前記メモリ部から読み出して、
前記情報通信端末に送信する手段をさらに備えることを
特徴とするサーバ装置。 - 【請求項28】請求項26に記載のサーバ装置におい
て、 前記概略画像情報は、各受信情報内容の縮小画像である
ことを特徴とするサーバ装置。 - 【請求項29】請求項26に記載のサーバ装置におい
て、 前記概略画像情報には、ボイスメールの受信情報と、そ
の他の電子メールの受信情報とを識別する画像情報を含
むことを特徴とするサーバ装置。 - 【請求項30】請求項26に記載のサーバ装置におい
て、 前記情報通信端末は複数個が前記ネットワークを通じて
接続可能とされ、 前記情報通信端末のそれぞれ宛ての受信情報は前記メモ
リ部に、前記情報通信端末のそれぞれ毎に区分けして管
理すると共に、 前記情報通信端末からの要求には、当該情報通信端末毎
の識別情報が含まれ、この情報通信端末毎の識別情報に
基づいて、前記要求をしてきた情報通信端末宛ての受信
情報を前記メモリ部から検索し、当該検索結果の情報通
信端末宛ての受信情報から、前記受信情報の一覧の表示
画像情報を生成することを特徴とするサーバ装置。 - 【請求項31】請求項26に記載のサーバ装置におい
て、 前記ネットワークは、携帯型の電話端末用のネットワー
クを含み、前記情報通信端末は、前記携帯型の電話端末
用の無線基地局を通じて通信するための無線通信手段を
備えるものであることを特徴とするサーバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247242A JPH1185648A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 受信情報処理方法、情報通信処理装置、情報通信方法、情報通信システム、情報通信端末およびサーバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247242A JPH1185648A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 受信情報処理方法、情報通信処理装置、情報通信方法、情報通信システム、情報通信端末およびサーバ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185648A true JPH1185648A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17160576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9247242A Pending JPH1185648A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 受信情報処理方法、情報通信処理装置、情報通信方法、情報通信システム、情報通信端末およびサーバ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1185648A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005222408A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Sony Corp | 電子メール受信装置、電子メール表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム |
JP2008250579A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Xing Inc | メール受信装置、受信メールリスト生成方法およびコンピュータプログラム |
JP2012048647A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Nec System Technologies Ltd | 携帯情報端末、電子メール表示方法、及びプログラム |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP9247242A patent/JPH1185648A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005222408A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Sony Corp | 電子メール受信装置、電子メール表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム |
JP2008250579A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Xing Inc | メール受信装置、受信メールリスト生成方法およびコンピュータプログラム |
JP2012048647A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Nec System Technologies Ltd | 携帯情報端末、電子メール表示方法、及びプログラム |
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