JP4277141B2 - 情報再生端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ガイド情報や地図情報などの情報を使用者の要求に応じて表示するなどして、使用者に提供する情報提供システムおよびこのシステムに使用する情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子手帳などの携帯型の情報処理表示端末が広く普及している。この情報処理表示端末では、内蔵メモリに種々の提供情報を格納しておくことで、使用者が必要なときに必要な場所で、当該提供情報を利用することができる。しかし、携帯型であるため、内蔵メモリとしては、大容量のメモリを備えることができず、提供できる情報量が限定されてしまう。また、提供情報の更新は、メモリの記憶内容を書き替えたり、メモリを交換しなければできないので、アップツーデートの情報を得ることが困難である。
【0003】
前者のメモリ容量の問題点は、提供情報を、例えばPCMCIA規格のカードに記憶させ、携帯型情報処理表示端末には、カードリーダを設けて、カードを交換して利用する構成によりある程度は改善される。しかし、この場合には、利用頻度が低い情報も含めて、種々の情報が記憶されている複数個のカードを使用者は購入しなければならず、使用者の経済的負担が大きくなってしまう。しかも、アップツーデートの情報を得るためには、新規な情報が格納されるカードを購入しなければならず、使用者の経済的負担は大きい。
【0004】
一方、最近、インターネット上に提供されている種々の情報を、モデムを介してパーソナルコンピュータで取得して、モニター画面やスピーカで再生するようにすることが良く行われるようになっている。このインターネット上に提供されている情報を利用する場合には、パーソナルコンピュータは、利用している情報を格納できるメモリ領域さえ持てば、情報利用ができることになり、端末自身が大容量のメモリを持つ必要はない。
【0005】
そこで、上述のインターネット上の情報を利用する利点に鑑み、携帯型情報処理表示端末にも、モデムおよびデータ通信機能を付加して、インターネット上の情報を取得することができるようにしたものも提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インターネットを通じての情報提供サービスを受ける場合には、一般的には、パーソナルコンピュータや携帯型情報処理表示端末の使用者は、特定のインターネット・サービス・プロバイダ(以下、ISPという)と情報提供サービスの契約をする。そして、実際の情報提供サービスを受けるときには、この契約関係にあるISPにアクセスして、ISPと自己の端末とを接続し、提供情報を要求することで、そのISPサーバにより提供可能な情報の提供を受けることができる。
【0007】
この場合に、個々のISPが提供サービスできる情報は、当該ISPのネットワーク内にあるコンテンツ提供者から収集した、ISP自身が備える情報に限られる。したがって、一つのISPからでは得られない情報が必要になるときには、その情報の提供が可能なISPと別途契約する必要がある。
【0008】
そして、このように複数のISPと契約している状況では、使用者は、自分が必要な情報に応じてISPを選択して、アクセスするようにしなければならないため、それぞれのISPの提供可能情報を記憶しておかなければならず、情報提供を要求するための操作が面倒になる。
【0009】
また、ISP毎に、提供される情報の仕様が異なる場合があり、端末は、前述のように複数個のISPからの情報提供サービスを受ける場合には、各情報の仕様に応じたアプリケーションや、場合によってはハードウエアを設ける必要がある。この点は、アプリケーションの負担の軽減や、ハードウエアの簡単化が重要である携帯型の情報処理表示端末の場合には、特に問題となる。
【0010】
この発明は、以上の点にかんがみ、提供された情報を再生する情報再生端末のハードウエアやアプリケーションの負担を大きくすることなく、かつ、一つの情報提供源にアクセスするという簡単な操作で、多種多様な最新の情報の提供を受けることができるシステムおよび情報再生端末を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、
ネットワークを通じて、情報を提供する1以上の情報提供装置に接続されたサーバ装置と、電子メール機能によって電子メールの受信データを、WWWブラウザ機能によって提供情報を通信する、本体と当該本体に開閉可能に設けられた蓋部を有する情報再生端末であって、
前記サーバ装置のネットワーク上のアドレス情報が予め記憶されているメモリ部と、
一覧メニューからの使用者の機能選択操作による前記使用者の要求操作を受けて、前記メール機能または前記WWWブラウザ機能を選択するための選択手段と、
前記選択手段によって、前記電子メール機能が選択されたときに、前記蓋部を閉じたときには操作できない当該蓋部の裏側に設けられた所定のキー前記使用者により押されたことによる接続要求操作に基づき、前記メモリ部に記憶されている前記サーバ装置のネットワーク上のアドレス情報を用いて、前記サーバ装置を宛先とした第1の接続要求を、前記ネットワークに送出する第1の接続要求送出手段と、
前記サーバ装置との間で前記第1の接続要求に基づく第1の通信路を生成する第1の通信路生成手段と、
前記第1の接続要求に応答して前記サーバ装置によって作成された、自端末宛の電子メールの受信データの一覧リストを前記サーバ装置から前記第1の通信路を通じて受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記受信データの一覧リストを表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された前記受信データの一覧リストから、前記使用者によって所定の受信データが選択されたとき、当該選択された受信データの取得要求を前記サーバ装置に前記第1の通信路を通じて送出する第1の送出手段と、
前記サーバ装置から、前記選択された受信データを前記第1の通信路を通じて取得する第1の取得手段と、
前記選択手段によって、前記WWWブラウザ機能が選択されたときに、前記蓋部の裏側に設けられた前記所定のキー前記使用者により押されたことによる接続要求操作に基づき、前記サーバ装置のネットワーク上のアドレス情報を用いて、前記サーバ装置を宛先とした第2の接続要求を、前記ネットワークに送出する第2の接続要求送出手段と、
前記サーバ装置との間で前記第2の接続要求に基づく第2の通信路を生成する第2の通信路生成手段と、
前記第2の接続要求に応答して前記サーバ装置から提供されてくる、当該サーバ装置が提供可能な複数の提供情報の一覧リストからの、前記使用者による前記提供情報の選択要求操作に基づいて、前記選択要求操作された前記提供情報の取得要求を前記サーバ装置に前記第2の通信路を通じて送出する第2の送出手段と、
前記サーバ装置から、前記要求した提供情報を前記第2の通信路を通じて取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段で取得した受信データまたは前記第2の取得手段で取得した前記提供情報を再生する手段と、
を備えることを特徴とする情報再生端末を提供する。
【0012】
上述の構成の請求項1の発明においては、機能一覧メニューから選択することにより、電子メール機能またはWWWブラウザ機能を選択することができると共に、それぞれの機能が選択されているときに、例えばオンライン接続キーなどの所定のキー操作がなされると、自端末宛の電子メールの受信データの一覧リストや、サーバ装置が提供可能な複数の提供情報の一覧リストをサーバ装置から取得することできる。そして、それぞれの一覧リストから、使用者は選択したい受信メールや提供情報の選択をして、サーバ装置から取得することができる。したがって、使用者は、簡単な分かり易い操作で、電子メール機能およびWWWブラウザ機能を利用することができる。
【0013】
サーバ装置は、この情報提供要求を受けると、それにより要求される情報の提供が可能な情報提供装置から当該情報を取得し、情報再生端末に送出する。情報再生端末は、これを受信して、情報を再生することができる。
【0015】
そして、情報再生端末とサーバ装置との間で通信することにより情報提供を受けることができるので、通信のプロトコルやデータ形式は一意に定まり、複数の情報提供装置と通信する場合のような、個々のデータ形式などに適合する処理機能を情報再生端末が備える必要もない。
【0016】
また、サーバ装置に蓄積した情報を提供するのではなく、サーバ装置とネットワークを通じて接続されている外部の情報提供装置から提供情報を取得するので、外部の情報提供装置の情報が常に最新のものにされていれば、常に最新の情報の提供を受けることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による情報提供システム、情報提供方法および情報再生端末並びにサーバ装置の実施の形態を、図を参照しながら説明する。
【0026】
この実施の形態においては、1個の共通サーバ装置に対して、このサーバ装置と契約関係にある複数個の情報再生端末がネットワークを通じて接続されて情報提供システムが構成される。
【0027】
そして、この実施の形態の場合、情報再生端末は、携帯無線通信端末の構成とされ、共通サーバ装置からの情報提供を受ける機能を備えるほか、PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)の電話機能およびファクシミリ、電子メールのデータ通信機能をも備える構成とされる。そして、ファクシミリや電子メールに際して、各携帯無線通信端末から希望する相手方への情報送信および自分宛ての情報の受信は、個々の携帯無線通信端末と前記サーバ装置とが協働することにより、行われるように構成されている。
【0028】
[ネットワークシステムの説明]
図1は、この発明の実施の形態が適用された通信ネットワークシステムの概念構成を説明するための図であり、この図1において、1は共通サーバ装置と契約関係がある携帯無線通信端末、2は共通サーバ装置である。複数個の携帯無線通信端末1と、共通の共通サーバ装置2とは、携帯無線通信端末用のネットワーク3と、このネットワーク3に対して、1〜複数個のアクセスポイント4を通じて接続される専用基幹ネットワーク5を通じて接続される。
【0029】
携帯無線通信端末用ネットワーク3には、共通サーバ装置2と契約関係にない他の携帯無線通信端末も接続されるが、後述するような共通サーバ装置2からの情報提供サービスを受けることができる携帯無線通信端末は、予め、この共通サーバ装置2と契約関係が結ばれた携帯無線通信端末1のみである。共通サーバ装置2との契約関係がない携帯無線通信端末との混同を避けるため、以下の説明においては、共通サーバ装置2と契約関係にある携帯無線通信端末を会員端末と呼ぶことにする。
【0030】
複数個の会員端末1および他の同種の携帯無線通信端末のそれぞれは、例えば電波の届く範囲を考慮した所定のエリア単位に設けられる無線基地局6に対して無線接続される。無線基地局6同志の間の接続など、携帯無線通信端末用のネットワーク3では、例えば光ケーブルが用いられる。
【0031】
専用基幹ネットワーク5に対しては、このネットワーク5を管理するネットワーク管理サーバ装置7が接続される。このネットワーク管理サーバ装置7は、共通サーバ装置2と会員端末1との間の、いわゆるルーティングを管理する。したがって、ネットワーク管理サーバ装置7でのルーティング管理上から見たときには、共通サーバ装置2は、専用基幹ネットワーク5に接続される端末装置の一つとして位置づけることができる。なお、この場合、このネットワーク管理サーバ装置7は、インターネット8に対しても接続される。
【0032】
そして、この実施の形態においては、ネットワーク管理サーバ装置7は、共通サーバ装置2に対して直接的にも接続され、会員端末1からの共通サーバ装置2へのアクセス履歴などを、ネットワーク管理サーバ装置7から共通サーバ装置2に送るように構成されている。すなわち、この実施の形態では、会員端末1の課金ログ収集などの会員総合管理は、共通サーバ装置2が行うように構成している。
【0033】
つまり、この実施の形態の場合、会員端末1は、共通サーバ装置2と契約関係があるのであって、ネットワーク管理サーバ装置7と契約関係にあるのではない。そして、共通サーバ装置2は、会員端末1のネットワーク接続上の管理をネットワーク管理サーバ装置7に委託するものであって、共通サーバ装置2とネットワーク管理サーバ装置7との間にも契約関係がある。したがって、共通サーバ装置2は、他の専用基幹ネットワークおよびそのネットワーク管理サーバ装置とも、前述の専用基幹ネットワーク5およびそのネットワーク管理サーバ装置7と全く同様の関係を持って接続されることが可能である。
【0034】
この実施の形態の場合、共通サーバ装置2から見たときには、個々の会員端末1に対しては、特定の専用基幹ネットワークを割り当てて、各会員端末1からの共通サーバ装置2へのアクセスは、必ず、その会員端末用に割り当てた専用基幹ネットワークを通るように管理するのであるが、会員端末1から見た場合には、共通サーバ装置2とネットワーク管理サーバ装置7との間の契約関係は全く無関係であるので、会員端末1は、単に共通サーバ装置2だけにアクセスして共通サーバ装置2だけにより管理されているようになる。
【0035】
このようなネットワーク管理構成によれば、例えば、共通サーバ装置2に個々のネットワーク管理サーバ装置7が備えるサービス機能をすべて持たせるようにすることにより、会員端末1の使用者は、各個のネットワーク管理サーバ装置7が備える種々のサービスを受けるために、個々のネットワーク管理サーバ装置7に対して契約するのではなく、共通サーバ装置2と契約関係を生じさせるだけで、この共通サーバ装置2が持つ種々のサービスを受けられるようになり、非常に便利である。
【0036】
そして、共通サーバ装置2は、公衆回線網9に接続され、後述するように、会員端末1が、この公衆回線網9に接続されるファクシミリ端末やパーソナルコンピュータなどの通信端末10との間で通信データの送受を行うことができるようにするための機能を備えている。
【0037】
さらに、この実施の形態においては、共通サーバ装置2は、会員端末1に対して、情報提供サービスを行うために、提供情報のデータベースの一部となる記憶部を備える。また、共通サーバ装置2は、コンテンツ提供装置11と接続されており、このコンテンツ提供装置11から、会員への提供情報のデータベースの残部となる情報を取得して、会員端末1に提供するようにする。
【0038】
コンテンツ提供装置11は、それぞれ固有の提供情報を有する提供会社が備えるもので、共通サーバ装置2を有するサービス会社との契約により、共通サーバ装置2を通じて会員端末1に、その情報を提供するものである。図1では、コンテンツ提供装置11は、1個だけ示したが、複数個のコンテンツ提供装置11が共通サーバ装置2に接続される場合も勿論ある。
【0039】
また、共通サーバ装置2とコンテンツ提供装置11との接続態様は、専用線を通じて接続される場合と、インターネットなどのネットワークを通じて接続される場合とがある。
【0040】
この実施の形態の場合、これら専用線やネットワークを通じて共通サーバ装置2に接続されるコンテンツ提供装置11からの情報は、共通サーバ装置2が、会員端末1から、その情報提供要求があったときに、前記コンテンツ提供装置11にアクセスして取得し、要求してきた会員端末1に提供するようにする。
【0041】
コンテンツ提供装置11からの情報を、随時、取得して、共通サーバ装置2の内蔵メモリ部に格納して、その内蔵メモリ部の記憶内容を最新にしておくことも考えられるが、コンテンツ提供装置11が多数になり、提供情報が多量になると共通サーバ装置2のメモリ部を大規模にしなければならなくなるという問題がある。
【0042】
これに対して、この実施の形態のように、会員端末1からの要求があったときに、その要求のあった情報のみをコンテンツ提供装置11から共通サーバ装置2が取得して会員端末1に提供するようにすれば、共通サーバ装置2のメモリ部の規模は大規模にならない。また、コンテンツ提供装置11が備える情報が常時更新されていれば、共通サーバ装置2は、単に、コンテンツ提供装置11から情報を取得するだけで、常に最新の情報を会員端末1に提供することができる。
【0043】
そして、この実施の形態では、共通サーバ装置2が、1〜複数個のコンテンツ提供装置11に接続されていて、これらのコンテンツ提供装置11からの情報を集中的に集めて、会員端末1に提供する構成であるので、会員端末1では、それぞれのコンテンツ提供装置11に対して契約したりする必要はなく、また、複数個のコンテンツ提供装置11からの情報の形式などに関係なく、共通サーバ装置2から必要な情報を受け取ることができる。
【0044】
なお、固有の提供情報を有する提供会社によるコンテンツの共通サーバ装置2への提供方法としては、上述のように専用線やネットワークを通じて接続して共通サーバ装置2に提供するのではなく、コンテンツ提供会社がCD−ROMなどの記録媒体を共通サーバ装置2に提供して、共通サーバ装置2の記憶部に記憶させておくようにする態様もある。
【0045】
この実施の形態においては、携帯無線通信端末1の使用者と、共通サーバ装置2の所有会社との契約が行われると、前述したように、携帯無線通信端末1は会員端末1となる。例えば、会員端末1を使用者が購入することが、共通サーバ装置2に対する契約関係の発生とするようにすることができる。
【0046】
すなわち、携帯無線通信端末を会員端末1として使用者が購入するときに、その会員端末1には、前述したように、各端末ごとの特定の専用基幹ネットワークを通じた共通サーバ装置2のアドレス情報が予め与えられ、不揮発性メモリに格納される。また、この不揮発性メモリには、会員端末であることを示す識別情報(会員情報)も格納される。ただし、この共通サーバ装置2のアドレス情報や会員情報の会員端末1への書き込み登録は、会員端末1の購入時に、端末販売員や購入者が行ってもよいが、予め、会員端末1に登録しておくとよい。その場合には、アドレスを入力する操作が全く不要となるので、使用者には共通サーバ装置を意識させずに、会員端末1を利用させるようにすることができる。
【0047】
そして、後述もするように、会員端末1で、共通サーバ装置2の情報提供サービスを受けるとき、また、会員端末1で、ファクシミリ通信や電子メール通信の処理が開始されるとき、それに先立ち、前記の予め記憶されているアドレス情報および会員情報を用いて、会員端末1は、自動的に共通サーバ装置2に接続する処理を実行するものである。
【0048】
この実施の形態においては、会員端末1は、携帯性に優れ、何時、どこからでも、共通サーバ装置2にアクセスするだけで、種々の情報の提供を受けることができる。
【0049】
また、会員端末1は、この実施の形態では、そのファクシミリ通信や電子メール通信の機能およびその関連機能を、共通サーバ装置2と協働することにより、実現する。すなわち、会員端末1は、これら通信のための大容量のメモリを有しない。その代わりに、共通サーバ装置2が、各会員端末1の受信データ用のメモリあるいはメモリエリアを備える。また、会員端末1は、必要最小限の処理のためのアプリケーション(マイクロコンピュータのソフトウエア)、例えば表示アプリケーションのためのアプリケーションを除き、種々の機能を実現するためのアプリケーションを、共通サーバ装置2に委ねるようにしている。すなわち、会員端末1において、使用者が、目的とする機能を得るための要求に相当する、例えばキー操作を行うと、その要求が共通サーバ装置2に送られ、共通サーバ装置2で当該機能のアプリケーションが実行される。そして、そのアプリケーションでの処理結果が、会員端末1に送られてくる。
【0050】
以上が、この発明の実施の形態の構成の概要であるが、より具体的な構成について以下に説明する。
【0051】
図2は、上述した図1の通信ネットワークシステムの概念構成を、より具体化したものである。この場合、会員端末1は、PHS電話端末と、データ通信機能を備えるPDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)との複合機の構成を有し、PHS電話機能のほかに、後述するように、ファクシミリ通信機能、電子メール通信機能を備えると共に、共通サーバ装置2からの情報提供を受ける機能を備えている。
【0052】
無線基地局6が接続される携帯無線通信端末用のネットワーク3は、この例では、PHS/ISDN網3nである。したがって、会員端末1は、無線基地局6−PHS/ISDN網3n−無線基地局6を通じて、他の会員端末1または会員以外のPHS端末と電話通信ができると共に、無線基地局6−PHS/ISDN網3nを通じて一般加入電話端末と電話通信ができる。
【0053】
専用基幹ネットワーク5は、この例では、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が管理するネットワークとされる。すなわち、5Nは、そのISPバックボーン、つまり、LANなどのネットワークであり、このISPバックボーン5NとPHS/ISDN網3nとは、PHS用の32kビット/秒の伝送速度の業界標準方式であるPIAFS(PHS Internet Access Forum Standard)用のアクセスポイント4Pを通じて接続されている。
【0054】
また、5はこのISP用のルータであり、これを介して、ISPバックボーン5Nと、ネットワーク管理サーバ装置7に対応するISPサーバ装置7Iと、共通サーバ装置2とが接続される。
【0055】
ISPサーバ装置7Iは、共通サーバ装置2側の委託により、前述したように、会員端末1からのアクセスがあったときに、その認証をとる。すなわち、ISPサーバ装置7Iには、このISPサーバ装置7Iを経由して共通サーバ装置2にアクセスする会員端末1の会員情報(識別情報)、例えばメールアドレスなどが予め登録されており、ISPサーバ装置7Iは、当該ISPバックボーン5Nに接続された端末に対するアクセスがあったときに、そのアクセスをしてきた端末が、当該ISPバックボーン5Nを通じて共通サーバ装置2に接続すべき会員端末1であるか否かの認証を行い、会員端末1であれば、そのアクセスをルータ5Rを通じて共通サーバ装置2に着信させる。
【0056】
そして、ISPサーバ装置7Iは、当該会員端末1のアクセスの履歴(ログ)を共通サーバ装置2に送る。共通サーバ装置2は、1〜複数のISPサーバ装置7Iからの複数個の会員端末のそれぞれのアクセスの履歴の情報を受け取って、それぞれの会員端末への課金などを総合的に管理する。
【0057】
コンテンツ提供装置11は、この例では、インターネット8を通じて共通サーバ装置2に接続され、共通サーバ装置2が必要なときに、このコンテンツ提供装置11から提供すべき情報をインターネット8を通じて取得して、会員端末1に提供するようにする。なお、前述もしたように、コンテンツ提供装置11は、インターネット8を通じてではなく、専用線を通じて共通サーバ装置2と接続するようにすることもできる。また、ISPサーバ装置7Iもコンテンツ提供装置となることもできる。
【0058】
[共通サーバ装置2の構成]
図3は、共通サーバ装置2の一実施の形態の構成を示すブロック図である。この図3に示すように、共通サーバ装置2は、マスターサーバ21と、メールサーバ22と、ファクシミリサーバ23と、着信通知サーバ24と、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)Dサーバ25と、コンテンツサーバ26と、コンテンツ用Proxyサーバ27とが、LAN(ローカルエリアネットワーク)により接続されて構成されている。また、このLANはインターネット8とも接続されている。
【0059】
マスターサーバ21は、会員データの管理、コンテンツオプション等の申し込み、解約処理やネットワーク全体の管理メンテナンスを行う。マスターサーバ21は、会員データ(ユーザ情報)などを記憶するメモリ21Mを備える。
【0060】
メールサーバ22は、主としてメールサービスの管理・運用を行うものであり、POP(Post Office Protocol)またはINAP(Internet Message Access Protocol)サーバ機能を実装しており、会員端末1とのインターフェース処理を行う。そして、メールサーバ22は、会員端末用のメールボックスと呼ばれるメモリ22Mを備える。メールボックス22Mは、各会員端末1のそれぞれ毎に区分けされたメモリエリアを備え、各会員端末宛ての電子メールの受信データを、各会員端末毎に蓄える。
【0061】
なお、この実施の形態では、後述するように、ある会員端末から他の会員端末宛てに送信された、イメージデータ(画像データ)を含まないテキストデータ形式のファクシミリデータも、このメールボックス22Mの前記他の会員端末用のメモリエリアに、電子メールデータとして蓄えられる。
【0062】
ファクシミリサーバ23は、ファクシミリ通信機能のアプリケーションを実行する。会員端末1とのインターフェース用にメールサーバ機能を実装し、また、G3ファクシミリ用のPSTN(公衆交換電話網)通信回線機能も実装し、ISDN網9に接続されている。また、ファクシミリデータとしての画像データを記憶するファクシミリボックス(以下FAXボックスという)と呼ばれるメモリ23Mを備える。FAXボックス23Mも、各会員端末毎に区分けされたメモリエリアを備え、各会員端末宛ての、イメージデータを含むファクシミリ受信データを各会員端末1毎に蓄える。
【0063】
着信通知サーバ24は、電子メールやファクシミリの着信が会員端末宛てにあった場合に、ISDN回線(ISDN網9)を通じて、その着信を各会員端末1に通知するためのものである。
【0064】
HTTPDサーバ25は、会員端末1とのインターフェースを制御する。会員端末1が、この共通サーバ装置2に接続されている場合のすべての処理は、このサーバ25を経由して各機能サーバに接続される。
【0065】
コンテンツサーバ26は、共通サーバ装置2が提供するコンテンツ情報処理用のサーバである。このサーバ26は、提供するコンテンツ情報用として、2つの情報格納用メモリ26A,26Bを備える。その一つのメモリ26Aは、予めこのサーバ26内に提供する情報を保持するためのものである。もう一つのメモリ26Bは、この共通サーバ装置2内には、提供する情報を保持せず、利用時に、図2の実施の形態では、インターネット8経由でコンテンツ提供装置11から取得したデータを一時的に格納するためのものである。
【0066】
コンテンツ用Proxyサーバ27は、コンテンツデータを、インターネット8を経由して、外部のコンテンツ提供装置11から取得するために使用される。Proxyサーバ27は、図示しないファイアウォールと共に機能させることによって、外部からの不正なアクセスを防御しながら、ファイアウォールの内側から自由に外部にアクセスできる環境を作っている。
【0067】
以上のように、共通サーバ装置2は、会員端末1に提供する情報として、メモリ26Aに格納保持しているものと、共通サーバ装置2の外部のコンテンツ提供装置11から取得するものとの両者を、用意しているものである。そして、会員端末1から要求された情報が、メモリ26Aに保存されているものであるときには、メモリ26Aからそれを読み出して、会員端末1に提供し、メモリ26Aに保存されていない情報であったときには、インターネット8経由でコンテンツ提供装置11から取得して会員端末1に提供する。この情報提供処理については後で詳述する。
【0068】
[会員端末1について]
次に、会員端末1について説明する。図4は、会員端末1の外観の一例であり、また、図5は、この会員端末1の内部回路構成の一例である。前述もしたように、この例の会員端末1は、PHS電話機能と、ファクシミリ通信および電子メール通信、情報提供サービスを受けるデータ通信機能を備える複合端末の構成を有するものである。
【0069】
この実施の形態の会員端末1は、図4(A)および図4(B)に示すように、開閉可能の蓋101を備え、この蓋101を閉じた図4(A)の状態では、PHS電話端末として動作する電話モードになり、蓋101を開いた図4(B)の状態では、ファクシミリ通信機能と、電子メール通信機能と、情報提供サービス受信機能とを得ることができるデータ通信モードになる。このモード切り換えのために、図示しないが、蓋101の開閉を検知するセンサが設けられている。このセンサとしては、例えば蓋101の内側に突起を設け、この突起により機械的に押圧スイッチを押圧する機械的なセンサや、磁石を利用したセンサスイッチなどを用いることができる。
【0070】
蓋101の表側には、図4(A)に示すように、電話用(ダイヤル用)のテンキー102が設けられている。103は、PHS用のアンテナである。
【0071】
そして、会員端末1は、図4(B)に示すように、蓋101を開けた状態のときに現れる本体100側の面に、大型のLCD(液晶ディスプレイ)105を備え、このLCD105の表示面に、通信文、機能一覧メニュー、提供情報一覧リスト、受信ファクシミリリストや受信電子メールリストなどを表示することができる。メニューやリストが一画面で表示できないときには、画面をスクロールしたり、次ページに切り換えることで全部が表示できるようにされている。
【0072】
蓋101を閉じた図4(A)の状態では、例えば透明プラスチック板などからなるLCD窓104を通じてLCD105の表示面が臨めるようにされる。この場合、蓋101を閉じた状態では、LCD表示窓104から臨める部分だけに表示が行われるように、LCD105が表示制御されている。
【0073】
この実施の形態の会員端末1においては、LCD105の表面には透明のタッチパネル106が貼付されており、蓋101の裏側に、図4(B)のように取り外し自在に取り付けられているペン107によるタッチ操作や、手書き文字入力を受け付ける機能を備えるようにしている。
【0074】
また、蓋101の裏側には、メニューキーK1、オンライン接続キーK2、機能キーK3、…などの複数個のキー釦108が、ダイレクトキーとして設けられている。さらに、LCD105の右横には、回動キーと押しボタンキーとの2つの機能を合わせ持つジョグダイヤルキー109が設けられる。このジョグダイヤルキー109を回動キーとして回動操作したときには、例えばメニューなどにおける項目選択動作が行え、また、押しボタンキーとして押下操作したときには、選択された項目の決定入力を意味するものとして扱われる。
【0075】
次に、図5の会員端末1の回路ブロックについて説明する。
この例の会員端末1は、大きく分けて、通信機能部110と、制御部120とからなる。
【0076】
通信機能部110は、アンテナ111と、RF処理部112と、送受信データ処理部113と、マイクロホンアンプ114と、スピーカアンプ115と、マイクロホン100MCと、スピーカ100SPとからなる。
【0077】
制御部120は、マイクロコンピュータにより構成されており、CPUで構成されるシステムコントロール部121と、ROM122と、DRAM123と、書き換え可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ124とを備えている。
【0078】
システムコントロール部121には、蓋101の開閉に応じてオン・オフするスイッチSWが接続されており、このスイッチSWのオン・オフにより、蓋101が開状態か、閉状態かをシステムコントロール部121は検知し、蓋101が開状態のときには、当該会員端末1をPHS電話用端末として制御する。また、蓋101が閉状態のときには、当該会員端末1を情報再生端末や、ファクシミリ通信用端末あるいはメール通信用端末として制御する。
【0079】
システムコントロール部121には、また、テンキー102のキースイッチ群や、蓋101の裏側に設けられたキー釦108のスイッチ群の状態を示す情報が入力されるようにされており、システムコントロール部121は、使用者によりキー操作がなされたとき、それがテンキー102やキー釦108のいずれかであるかを検知し、その検知したキーに応じた処理を実行するようにする。
【0080】
また、システムコントロール部121には、LCDドライバ125が接続され、後述するROM122のプログラムおよび表示データを用いてLCD105に、共通サーバ装置2から提供された情報を表示したり、その他の表示画像を表示するようにする。
【0081】
また、システムコントロール部121には、使用者への、電話の着信通知や、ファクシミリおよびメールの着信通知などのためのブザー127やLED(発光ダイオード)126が接続されている。
【0082】
ROM122には、共通サーバ装置2との接続のためのシーケンスを制御するプログラムや、PHS電話通信のための制御プログラム、情報提供サービスを受けるための制御プログラム、ファクシミリ送信のための制御プログラム、メール送信のための制御プログラム、ファクシミリデータやメールデータを受信するための制御プログラムなどの会員端末1での通信のために最低限必要な通信アプリケーションプログラムと、LCD105を表示制御するプログラムやメニューなどの表示データ、その他が記憶されている。
【0083】
DRAM123は、後述するように、共通サーバ装置2から取得した受信データを一時的に蓄えたり、その他、ワークエリアとして使用するメモリを領域を備えるものである。
【0084】
フラッシュメモリ124には、前述したように、共通サーバ装置2に対してISPサーバ装置7Iを通じて会員端末1から自動接続するためのネットワーク上のアドレス情報が予め格納されている。また、このフラッシュメモリ124には、当該会員端末1が共通サーバ装置2と契約関係のある端末であって、ファクシミリ通信サービスや電子メールサービス、また、情報提供サービスを共通サーバ装置2から受けることができる端末であることを示すと共に、各会員端末を識別するための識別情報(会員情報)も記憶されている。
【0085】
この会員情報は、前述もしたように、共通サーバ装置2のメインサーバ21にも記憶されて共通サーバ装置2においても管理されている。また、ISPサーバ装置7Iも、この会員情報によりアクセスしてきたのが会員であるか否かの認証を行うものである。
【0086】
さらに、フラッシュメモリ124には、DRAM123に一時的に蓄えた受信データの内の、特に保存しておきたいデータを格納する領域を備えている。
【0087】
以上のような構成を備える会員端末1の動作を、関連する共通サーバ装置の動作も含めて、以下に説明する。
【0088】
まず、PHS電話モードについて説明する。蓋101を閉じた状態で、テンキー102を用いて、相手方の電話番号をダイヤル入力すると、発呼がなされる。また、蓋101を閉じた状態で、PHS電話端末としての当該会員端末1に電話の着信があると、それがブザー127により使用者に知らされ、使用者が応答すると、その電話着信を受けることができ、通話状態になる。
【0089】
なお、蓋101を開いた状態で電話着信があったときには、本体100側に設けられている図示しない通話キーを押すことにより、いつでも通話が可能である。ただし、通話は、蓋101を閉じた状態で行うようにする。
【0090】
そして、会員端末1は、このPHS電話通話時には、システムコントロール部121からの制御を送受信データ処理部113が受けながら、送話信号を送信し、また、受話信号を受信する。
【0091】
すなわち、マイクロホン100MCからの音声信号がアンプ114を介して送受信データ処理部113に供給されて送信データに変換され、RF処理部112を通じ、アンテナ111を通じて無線基地局6に対して送信されると共に、無線基地局6よりの相手側からの通話音声のデータがアンテナ111で受信され、その受信データが送受信データ処理部113で処理されて、相手の通話音声信号が復元され、それがアンプ115を通じてスピーカ100SPに供給されて放音される。
【0092】
次に、データ通信モードについて説明する。この通信モードにおいては、ファクシミリ機能、電子メール機能、WWWブラウザ機能、メモ機能などを会員端末1では、実現できるように構成されている。これらの機能の一覧メニューは、キー釦108の内のメニューキーを操作することにより、LCD105の画面上に表示される。そして、使用者が、このLCD105の画面に表示される機能一覧メニューから、ジョグダイヤルキー109の回動操作および押下操作により希望する機能を選択して、決定することにより、会員端末1は、その機能を実行するモードの状態になる。
【0093】
この実施の形態の会員端末1において、ファクシミリデータの送信および受信をする場合、また、電子メールの送信および受信をする場合は、すべて共通サーバ装置2を介して処理される。
【0094】
そして、会員端末1と共通サーバ装置2との間でのデータのやり取りにおいては、ファクシミリ通信方式としての既定の通信方式に関係なく、すべてネットワーク3およびネットワーク5に適合する通信方式によって行うようにする。すなわち、この実施の形態の場合には、ファクシミリデータと電子メールデータとは、インターネットで電子メールを転送するのに用いられる標準的な手順であるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用い、また、WWWブラウザ機能における共通サーバ装置2からの提供情報は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用い、PHS網を利用したPIAFS方式により、会員端末1と共通サーバ装置2との間で送信データおよび受信データをやり取りする。
【0095】
この場合、会員端末1においては、送信データは、DRAM123に一時格納され、送信実行によりシステムコントロール部121により読み出されて、前述の通信プロトコルおよびデータ形式で、送受信データ処理部113、RF処理部112、アンテナ111を順次介して無線送信される。
【0096】
また、共通サーバ装置2からの受信データは、アンテナ111で受信され、RF処理部112、送受信データ処理部113を通じて、システムコントロール部121によりDRAM123に一時格納される。そして、システムコントロール部121の制御により、LCDドライバ125を通じてLCD105に表示データとして送られ、受信データによる表示内容が表示される。
【0097】
メモ機能には、ペン107とタッチパネル106とを用いて入力を行う「手書きメモ」と、LCD105の画面にキーボードを表示して、その表示キーボードを利用して文書を作成する「タイプメモ」とがある。そして、手書きメモとタイプメモのいずれの場合も、作成したイメージまたは文書をファクシミリデータとして送信できるように構成されている。
【0098】
すなわち、手書きメモまたはタイプメモのいずれのモードの場合においても、LCD105の画面上には、「FAX送信(ファクシミリ送信)」のアイコンを含むメニューバーが表示され、この「FAX送信」のアイコンが例えばペンで選択されると、送信すべき相手方端末の電話番号や、ファクシミリタイトルなどの入力モード画面になる。そして、相手方端末の電話番号やタイトルの入力後、このモードのときに表示されている「送信」のアイコンを選択すると、手書きメモあるいはタイプメモで作成されたイメージまたは文書がファクシミリデータとして送信される。
【0099】
ただし、前述したように、この場合にファクシミリデータは電子メールデータとして共通サーバ装置2に送信されるので、イメージデータおよび文書データはファクシミリ通信のビットマップデータではなく、イメージデータは例えばGIF(Grafics Interchange Format)形式とされ、また、文書データは、テキストデータ形式とされる。
【0100】
そして、宛先が会員以外のときには、共通サーバ装置2が、受け取ったデータを、ビットマップデータに変換して、当該会員以外の端末にファクシミリ送信する処理を実行する。宛先が会員端末1であるときには、共通サーバ装置2は、受け取ったデータを、メールボックス22MあるいはFAXボックス23Mに格納し、各会員端末1に対しては、着信通知サーバ24を通じて当該会員端末1宛ての着信があったことを通知する。この着信通知は、ファクシミリデータ受信の場合だけでなく、電子メールのデータ受信のときにも行われる。
【0101】
ファクシミリ機能が選択されたときに、キー釦108のうちのオンライン接続キーK2が押されると、その会員端末1は、共通サーバ装置2と接続するための処理を自動的に行う。すなわち、フラッシュメモリ124のアドレスデータにより共通サーバ装置2と接続する要求を会員端末1は送出する。すると、ネットワーク管理サーバであるISPサーバ7Iが当該アクセスしてきた端末が会員端末であるかどうかの認証を行い、会員端末であれば、共通サーバ装置2に接続する処理を行う。
【0102】
共通サーバ装置2は、接続された会員端末を認識し、当該会員端末宛てに受信したファクシミリ受信データの一覧リストを作成し、当該会員端末1に送る。したがって、この例では、オンライン接続キーK2は、受信データ一覧リストの要求キーの役割も有する。
【0103】
会員端末1は、共通サーバ装置2からの、この一覧リストのデータを受信してDRAM123に一時格納し、その一覧リストをLCD105の画面に表示する。使用者は、ジョグダイヤルキー109やペン107を用いて、この一覧リストから希望するファクシミリ受信データを選択することができる。希望するファクシミリ受信データの選択がなされ、「取り込み」のアイコンが選択されると、会員端末1は、当該受信データの取得の要求を、共通サーバ装置2に送信する。
【0104】
この要求を受けると、共通サーバ装置2は、要求されたファクシミリ受信データを抽出して、電子メールのSMTPにより会員端末1に送る。会員端末1は、受け取ったデータをDRAM123に一時格納し、表示データに変換し、LCD105の画面に表示する。したがって、使用者は、自分が必要なファクシミリデータを選んで、LCD105の画面で見ることができる。
【0105】
また、電子メール機能が選択されたときに、キー釦108のうちのオンライン接続キーK2が押されたときも、ファクシミリ機能が選択されていた場合と同様にして、その会員端末1は、共通サーバ装置2と接続するための処理を自動的に行う。そして、共通サーバ装置2では、電子メールの受信データの一覧リストを作成し、当該会員端末1に送る。
【0106】
会員端末1は、この一覧リストのデータを受信し、その一覧リストをLCD105の画面に表示する。そして、使用者は、ジョグダイヤルキー109やペン107を用いて、この一覧リストから希望する電子メールの受信データを選択することができる。希望する電子メールの受信データの選択がなされ、「取り込み」のアイコンが選択されると、会員端末1は、当該受信データの取得の要求を、共通サーバ装置2に送信する。
【0107】
これを受けて、共通サーバ装置2は、要求された電子メールの受信データを抽出して、SMTPにより会員端末1に送る。会員端末1は、受け取ったデータをDRAM123に一時格納し、表示データに変換し、LCD105の画面に表示する。したがって、使用者は、自分が必要と思われる電子メールを選んで、LCD105の画面で見ることができる。
【0108】
[情報再生端末としての動作]
LCD105の表示画面に表示された機能一覧メニューから、WWWブラウザ機能が選択されているときは、会員端末1は情報再生端末として動作する。このとき、共通サーバ装置2と会員端末1との間のデータのやり取りは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)が用いられ、PHS網を利用したPIAFS方式により行われる。共通サーバ装置2から提供される情報のデータ形式は、HTML(Hyper Text Makeup Language)である。
【0109】
以下に、このWWWブラウザ機能における情報の取得手順を、図6および図7の流れ図を参照しながら、共通サーバ装置2および情報提供装置11の動作も加味して説明する。
【0110】
すなわち、LCD105の表示画面に表示された機能メニューからWWWブラウザ機能が選択されているときに、キー釦108のうちのオンライン接続キーK2が押されると(手順S1)、上述のファクシミリ機能や電子メール機能の場合と同様にして、その会員端末1は、共通サーバ装置2と接続するための処理を自動的に行う(手順S2)。すなわち、フラッシュメモリ124に記憶されいる自己の会員端末1の識別情報と、ISPサーバ装置7Iを通じた共通サーバ装置2への接続のためのアドレスデータとを用いて、共通サーバ装置2と接続する要求を会員端末1は送出する。
【0111】
この接続要求に対して、ネットワーク管理サーバであるISPサーバ7Iが当該アクセスしてきた端末が会員端末であるかどうかの認証を、接続要求に含まれる会員端末であるか否かの識別情報を用いて行い(手順S3)、会員端末であれば、共通サーバ装置2に接続する処理を行う(手順S4)。
【0112】
すると、共通サーバ装置2は、会員端末1からの接続要求を受け取り、接続された会員端末がいずれの会員端末であるかを認識し(手順S5)、会員端末1に提供可能な情報の一覧リストを、いわゆるホームページに含めて、当該会員端末1に送る(手順S6)。したがって、この例では、オンライン接続キーK2は、提供可能情報のリストの要求キーの役割も有する。提供可能情報のリストの例を図8に示す。
【0113】
会員端末1では、この提供可能情報のリストを含むホームページをLCD105の画面に表示する(手順S7)。すると、使用者は、このリストから、自分が見たい情報を選択する操作をする。図8の例では、情報内容を示すボタンアイコンAIが表示されるので、要求する情報のボタンアイコンをペン107で指示するなどの操作をする(手順S8)。この操作を受けて、会員端末1は、当該指示された情報の提供要求を共通サーバ装置2に対して送出する(手順S9)。
【0114】
共通サーバ装置2は、この会員端末1からの情報提供要求を受けて、要求されている情報が何であるかを解析する(手順S10)。この解析の結果、要求により提供する情報が内部メモリ26Aに記憶されている情報であるか否かを判別し(手順S11)、提供要求情報がメモリ26Aに記憶されている情報であれば、当該メモリ26Aから、要求されている情報を読み出して、要求してきた会員端末1に送信する(手順S12)。また、提供要求情報がメモリ26Aに記憶されていない情報であれば、共通サーバ装置2は、当該情報の提供を行う情報提供装置11にアクセスして、前記提供要求情報を取得して、要求してきた会員端末1に送信する(手順S13)。
【0115】
次に、会員端末1は、手順S12または手順S13で共通サーバ装置2から送出された情報を受信し、表示情報に展開してLCD105の表示画面に表示し、使用者に提示する(手順S14)。
【0116】
以上のようにして、会員端末1は、図8に示した、共通サーバ装置2が情報提供可能な情報のリストから選択することにより、希望する情報を取得して、LCD105で見ることができる。
【0117】
この場合に、共通サーバ装置2は、内蔵するメモリ26Aに格納されていない外部の情報提供装置としてのコンテンツ提供装置11からの情報をも、提供可能な情報のリストに含めて、会員端末1に送り、会員端末1で、そのコンテンツ提供装置11の情報の提供要求があったときに、共通サーバ装置2がコンテンツ提供装置11から取得して会員端末1に提供するようにするので、会員端末1では、共通サーバ装置2に格納されている情報よりも多くの提供情報を受けることができる。
【0118】
しかも、会員端末1は、あたかも共通サーバ装置2にすべての提供情報が格納されているように、共通サーバ装置2に対してのみ、情報提供要求をすればよいので、情報提供要求操作が非常に簡単である。すなわち、コンテンツ提供装置11に対して個々に情報要求する形態の従来の場合には、各個のコンテンツ提供装置に対して接続要求を出して、その後、情報提供要求を送出しなければならないが、この実施の形態の場合には、共通サーバ装置2に接続されている1〜複数個のコンテンツ提供装置11を意識することなく、共通サーバ装置2にのみ情報提供要求を送出すればよいので、使用者の操作が簡単になる。
【0119】
また、この実施の形態においては、携帯無線通信端末から情報提供要求を送出して、その表示画面で提供された情報を見ることができるので、必要な情報を必要なときに取得して利用することができる。
【0120】
なお、以上の実施の形態では、携帯無線通信端末は、PHS電話の機能を備える場合として説明したが、電話機能としては、携帯電話であってもよい。その場合には、ネットワークは携帯電話用のネットワークが使用されることになる。
【0121】
また、この発明の情報再生端末は、携帯無線通信端末に限らず、有線電話回線を通じた携帯型のパーソナルコンピュータや、その他の通信端末であってもよい。
【0122】
また、提供情報は、画像情報に限らず、音声情報であってもよいし、また、画像情報と音声情報との両方であってもよい。
また、提供可能な情報のリストは、画像情報ではなく、音声による例えばガイド形式などによって使用者に提供するようにしてもよい。その場合には、提供情報の要求指示は、例えば提供情報に1対1に対応する番号を指示するように案内するなどの手段がとられる。
【0123】
また、上述の実施の形態では、共通サーバ装置2は、提供情報を格納するメモリ26Aを備えていたが、このメモリ26Aはなくてもよい。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、情報再生端末の使用者は、サーバ装置と契約するだけで、このサーバ装置に接続されている情報提供装置が提供可能な情報の提供を受けることができる。すなわち、情報再生端末の使用者は、提供を受けたい情報が、複数のISPなどの情報提供装置に分散されていても、それら個々のISPなどの情報提供装置と契約する必要はない。
【0125】
また、サーバ装置に蓄積した情報を提供するのではなく、サーバ装置とネットワークを通じて接続されている外部の情報提供装置から提供情報を取得するので、外部の情報提供装置の情報が常に最新のものにされていれば、常に最新の情報の提供を受けることができる。
【0126】
また、請求項2の発明によれば、使用者は、サーバ装置で提供可能な情報をリストで確認して、要求することができる。
【0127】
また、請求項3の発明によれば、例えばサーバ装置と契約関係にある情報再生端末にのみ、サーバ装置からの情報提供を受けることができる端末であることを示す識別情報を与えておくことにより、サーバ装置から情報提供サービスを受けられる情報再生端末を特定することができる。
【0128】
また、請求項4の発明によれば、更新の必要がないような情報を記憶部に格納して、情報再生端末からの提供要求に迅速に対応できる。
【0129】
また、請求項5の発明によれば、無線通信機能を備える携帯端末により情報再生端末が構成されるので、情報再生端末の使用者は、外出先など、任意の場所から、任意のときに、必要に応じた情報の提供を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報提供システムが適用されるネットワーク構成の全体の概要を示す図である。
【図2】図1の具体的なネットワーク構成例を示す図である。
【図3】この発明によるサーバ装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図4】この発明による情報再生端末の一実施の形態の外観を示す図である。
【図5】この発明による情報再生端末の一実施の形態のブロック図である。
【図6】この発明による情報提供システムの一実施の形態における手順を示すフローチャートの一部である。
【図7】この発明による情報提供システムの一実施の形態における手順を示すフローチャートの一部である。
【図8】この発明による情報提供システムの情報再生装置に表示される提供情報のリストの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…携帯無線通信端末(会員端末)、2…共通サーバ装置、3…携帯無線通信端末用ネットワーク、4…アクセスポイント、5…専用基幹ネットワーク、6…無線基地局、7…ネットワーク管理サーバ装置、21…マスターサーバ、22…メールサーバ、23…ファクシミリサーバ、24…着信通知サーバ、100…携帯無線通信端末本体、101…蓋、102…テンキー、103…アンテナ、105…LCD,106…タッチパネル、108…キー釦、121…システムコントロール部、122…ROM、123…DRAM

Claims (1)

  1. ネットワークを通じて、情報を提供する1以上の情報提供装置に接続されたサーバ装置と、電子メール機能によって電子メールの受信データを、WWWブラウザ機能によって提供情報を通信する、本体と当該本体に開閉可能に設けられた蓋部を有する情報再生端末であって、
    前記サーバ装置のネットワーク上のアドレス情報が予め記憶されているメモリ部と、
    一覧メニューからの使用者の機能選択操作による前記使用者の要求操作を受けて、前記メール機能または前記WWWブラウザ機能を選択するための選択手段と、
    前記選択手段によって、前記電子メール機能が選択されたときに、前記蓋部を閉じたときには操作できない当該蓋部の裏側に設けられた所定のキー前記使用者により押されたことによる接続要求操作に基づき、前記メモリ部に記憶されている前記サーバ装置のネットワーク上のアドレス情報を用いて、前記サーバ装置を宛先とした第1の接続要求を、前記ネットワークに送出する第1の接続要求送出手段と、
    前記サーバ装置との間で前記第1の接続要求に基づく第1の通信路を生成する第1の通信路生成手段と、
    前記第1の接続要求に応答して前記サーバ装置によって作成された、自端末宛の電子メールの受信データの一覧リストを前記サーバ装置から前記第1の通信路を通じて受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記受信データの一覧リストを表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された前記受信データの一覧リストから、前記使用者によって所定の受信データが選択されたとき、当該選択された受信データの取得要求を前記サーバ装置に前記第1の通信路を通じて送出する第1の送出手段と、
    前記サーバ装置から、前記選択された受信データを前記第1の通信路を通じて取得する第1の取得手段と、
    前記選択手段によって、前記WWWブラウザ機能が選択されたときに、前記蓋部の裏側に設けられた前記所定のキー前記使用者により押されたことによる接続要求操作に基づき、前記サーバ装置のネットワーク上のアドレス情報を用いて、前記サーバ装置を宛先とした第2の接続要求を、前記ネットワークに送出する第2の接続要求送出手段と、
    前記サーバ装置との間で前記第2の接続要求に基づく第2の通信路を生成する第2の通信路生成手段と、
    前記第2の接続要求に応答して前記サーバ装置から提供されてくる、当該サーバ装置が提供可能な複数の提供情報の一覧リストからの、前記使用者による前記提供情報の選択要求操作に基づいて、前記選択要求操作された前記提供情報の取得要求を前記サーバ装置に前記第2の通信路を通じて送出する第2の送出手段と、
    前記サーバ装置から、前記要求した提供情報を前記第2の通信路を通じて取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段で取得した受信データまたは前記第2の取得手段で取得した前記提供情報を再生する手段と、
    を備えることを特徴とする情報再生端末。
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