JP2001319870A - 液処理方法 - Google Patents

液処理方法

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JP2001319870A
JP2001319870A JP2000138756A JP2000138756A JP2001319870A JP 2001319870 A JP2001319870 A JP 2001319870A JP 2000138756 A JP2000138756 A JP 2000138756A JP 2000138756 A JP2000138756 A JP 2000138756A JP 2001319870 A JP2001319870 A JP 2001319870A
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wafer
liquid
processing
unit
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JP2000138756A
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Kazuo Sakamoto
和生 坂本
Shuichi Nishikido
修一 錦戸
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハ等の基板を液処理する際に、基
板上への処理液に含まれる不溶解物のウエハへの付着を
防止しつつ、処理液の残渣を低減する液処理方法を提供
する。 【解決手段】 基板に処理液を供給した後に、基板を回
転させて基板上の処理液を除去する場合に、基板に別の
処理液を供給しつつ基板を低速回転させることにより、
静電気の発生を抑制して、所定時間保持する第1工程
(ステップ4)を行い、次いで、第1工程よりも高速な
回転数として基板を所定時間保持し、処理液の残渣を低
減する第2工程(ステップ5)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
基板の液処理方法であって、基板上への処理液に含まれ
る不溶解物の付着を防止しつつ、処理液の不要な残渣を
低減する液処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスにおける
フォトリソグラフィー工程のためのレジスト塗布・現像
処理システムにおいては、半導体ウエハの表面にレジス
ト膜を形成するレジスト塗布処理と、レジスト塗布後の
ウエハに対して露光処理を行った後にウエハを現像する
現像処理とが行われており、これらレジスト塗布処理お
よび現像処理は、それぞれこのシステムに搭載されたレ
ジスト塗布処理ユニットおよび現像処理ユニットにより
行われる。
【0003】このうち、現像処理ユニットは、半導体ウ
エハを吸着保持して回転させるスピンチャックと、スピ
ンチャック上の半導体ウエハに現像液を供給する現像液
供給ノズル、ならびに現像後の半導体ウエハを洗浄する
ためのリンス液吐出ノズルを備えている。現像処理は、
一般的に、半導体ウエハ上に現像液供給ノズルから現像
液を塗布して現像液パドルを形成し、所定時間、静止保
持した後に、リンス液吐出ノズルからリンス液(洗浄
液)を半導体ウエハに吐出しながら半導体ウエハを回転
させることにより、現像液を洗い流すことにより行われ
る。
【0004】ここで、半導体ウエハを回転させて現像液
を除去する際には、半導体ウエハに現像液が残らないよ
うに、従来は、半導体ウエハの回転数を高く設定するこ
とが一般的であった。これは、半導体ウエハ上に残存す
る現像液によって、現像処理が過度に進行するのを防ぐ
ためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像処
理後、初期にリンス液を供給しながら半導体ウエハを高
速回転させて洗浄を行うと、現像液中に浮遊しているゴ
ミが、リンス液と半導体ウエハとの間の摩擦によって発
生する静電気によって、半導体ウエハ上にパーティクル
として数多く付着し、品質を低下させる問題があった。
【0006】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであって、半導体ウエハ等の種々の基板の液処理にお
いて、従来と同様に処理液の残渣をも低減する、基板上
に付着するパーティクルを低減しつつ、しかも使用され
る液処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、第1に、基板に処理液を供給した後に、前記基板を
回転させて基板上の処理液を除去する液処理方法であっ
て、前記基板に別の処理液を供給しつつ前記基板を低速
回転させることにより、前記基板における静電気の発生
を抑制して、前記処理液に含まれる不溶解物の前記基板
への付着を抑制することを特徴とする液処理方法、が提
供される。
【0008】また、本発明によれば、第2に、基板に処
理液を供給した後に、前記基板を回転させて基板上の処
理液を除去する液処理方法であって、前記基板に別の処
理液を供給しつつ、前記基板を低速回転させることによ
り静電気の発生を抑制して所定時間保持する第1工程
と、前記基板に前記別の処理液を供給しつつ、前記第1
工程よりも高速な回転数として前記基板を所定時間保持
し、前記処理液の残渣を低減する第2工程と、を有する
ことを特徴とする液処理方法、が提供される。
【0009】また、本発明によれば、第3に、基板に処
理液を供給した後に、前記基板を回転させて基板上の処
理液を除去する液処理方法であって、前記基板に別の処
理液を供給しつつ、前記基板を100rpm以上100
0rpm以下の範囲で回転させ、静電気の発生を抑制し
て所定時間保持する第1工程と、前記基板に別の処理液
を供給しつつ、前記基板を1000rpm以上3000
rpm以下の範囲で回転させて、前記処理液の残渣を低
減する第2工程と、を有することを特徴とする液処理方
法、が提供される。
【0010】さらに、本発明によれば、第4に、露光処
理された基板に現像液を塗布した後、前記基板を回転さ
せて、基板上の現像液を除去する液処理方法であって、
前記基板にリンス液を供給しつつ、前記基板を低速回転
させることにより静電気の発生を抑制して所定時間保持
する第1工程と、前記基板にリンス液を供給しつつ、前
記基板を前記第1工程よりも高速な回転数として所定時
間保持し、前記現像液の残渣を低減する第2工程と、を
有することを特徴とする液処理方法、が提供される。
【0011】上述した本発明の液処理方法によれば、処
理液の基板における残渣を少なく維持したまま、基板上
に付着するパーティクルの数をも減少させることが可能
となる。これにより、処理液の残渣による基板品質の低
下を防止することができるのみならず、パーティクル付
着量の少ない優れた品質の基板を得ることが可能とな
り、同時に生産歩留まりの向上が図られる。また、本発
明を露光処理がされた基板の現像液とリンス液による液
処理に適用した場合には、回路パターンの形態が高品質
に確保される利点がある。
【0012】このような本発明に至った経緯について説
明する。例えば、露光処理がされた半導体ウエハの現像
処理においては、従来は、現像液による過度の現像を抑
制することが最も重要であり、そのために、基板の回転
数を高く設定して現像液の残渣の低減が図られ、一方
で、基板に付着するパーティクルについては、考慮され
ていなかった。また、基板の回転数が高くなると、パー
ティクルにはより大きな遠心力が掛かるようになること
から、基板に付着するパーティクルの量は、減少するも
のと考えられていた。
【0013】しかしながら、発明者らの検討結果によれ
ば、基板の回転数を上げても基板に付着するパーティク
ルの量は減少することなく、逆に、回転数が低い場合に
パーティクルの量が減少することが確認された。
【0014】例えば図11は、発明者らが得た、半導体
ウエハの回転数と半導体ウエハ上のポリスチレン粉の除
去率(100%の除去率は全てのパーティクルが除去さ
れたことを示す。)ならびに半導体ウエハに発生する静
電気の大きさとの関係を示したグラフである。図11か
ら明らかなように、基板回転数が100rpmと低い場
合に、パーティクルの除去率は約98%と高く、しかし
ながら、500rpmとすると急激に約38%にまで減
少し、それ以上、回転数を上げても除去率は30%程度
で除去率が向上することはなかった。
【0015】一方、半導体ウエハの回転に伴って発生す
る静電気の大きさは、回転数が高くなるにつれて大きく
なることが確認された。このような結果から、半導体ウ
エハ上のパーティクルの付着量は、半導体ウエハの回転
によってパーティクルに掛かる遠心力の大きさと、半導
体ウエハの回転によってパーティクルが半導体ウエハ上
を移動するときに生ずる静電気による吸着力の大きさと
のバランスによって定まるものと推測された。
【0016】上述した試験結果は乾式で行ったものであ
るが、発明者らは、基板上の液体を振り切って除去する
場合にも、同様の現象が生ずるものと考えた。しかし、
仮に低い回転数での処理によってパーティクルの付着量
を低減することができたとしても、半導体ウエハの現像
処理において半導体ウエハを低速で回転させた場合に
は、現像液を十分に振り切ることができず、その結果、
半導体ウエハ上での現像液の残渣量が多くなり、過度に
現像が促進されて、現像パターンの品質が損なわれる問
題があった。また、乾燥時間の延長によって生産効率が
低下するおそれがあった。
【0017】このような問題は、上述した露光処理後の
現像処理に限定されず、複数の薬液を用いて連続的に液
処理を行う場合にも当てはまる。そこで、上述した本発
明のように、最初に、静電気の発生が抑えられるような
低速で基板を回転させて、処理液を振り切る処理を行な
い、次いで、処理液の残渣が少なくなるように基板を高
速回転させる方法を用いることによって、上記問題を解
決することができる。また、静電気の発生が抑えられる
ような低速で基板を回転させる方法は、処理液の残渣が
基板に悪影響を与えない場合には、単独で用いることも
可能である。いずれの場合にも、液処理後の基板品質が
高く保たれるという効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液処理方法が好適
に用いられる半導体ウエハの現像処理装置を例に、添付
図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明
する。図1は本発明の液処理方法が適用される現像処理
装置の一実施形態に係る現像処理ユニットが搭載された
レジスト塗布・現像処理システムを示す概略平面図、図
2はその正面図、図3はその背面図である。
【0019】このレジスト塗布・現像処理システム1
は、搬送ステーションであるカセットステーション10
と、複数の処理ユニットを有する処理ステーション11
と、処理ステーション11と隣接して設けられる露光装
置(図示せず。)との間で半導体ウエハ(ウエハ)Wを
受け渡すためのインターフェイス部12とを具備してい
る。
【0020】カセットステーション10は、被処理体と
してのウエハWを複数枚、例えば25枚単位でウエハカ
セットCRに搭載された状態で他のシステムからこのレ
ジスト塗布・現像処理システム1へ搬入、またはこのレ
ジスト塗布・現像処理システムから他のシステムへ搬出
する等、ウエハカセットCRと処理ステーション11と
の間でウエハWの搬送を行うためのものである。
【0021】このカセットステーション10において
は、図1に示すように、カセット載置台20上に図中X
方向に沿って複数(図では4個)の位置決め突起20a
が形成されており、この突起20aの位置にウエハカセ
ットCRがそれぞれのウエハ出入口を処理ステーション
11側に向けて一列に載置可能となっている。ウエハカ
セットCRにおいてはウエハWが垂直方向(Z方向)に
配列されている。また、カセットステーション10は、
ウエハカセット載置台20と処理ステーション11との
間に位置するウエハ搬送機構21を有している。
【0022】ウエハ搬送機構21は、カセット配列方向
(X方向)およびその中のウエハWのウエハ配列方向
(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用アーム21aを有
しており、この搬送アーム21aによりいずれかのウエ
ハカセットCRに対して選択的にアクセス可能となって
いる。また、ウエハ搬送用アーム21aは、図1中に示
されるθ方向に回転可能に構成されており、後述する処
理ステーション11側の第3の処理部Gに属するアラ
イメントユニット(ALIM)およびエクステンション
ユニット(EXT)にもアクセスできるようになってい
る。
【0023】一方、処理ステーション11は、半導体ウ
エハWへ対して塗布・現像を行う際の一連の工程を実施
するための複数の処理ユニットを備え、これらが所定位
置に多段に配置されており、これらにより半導体ウエハ
Wが1枚ずつ処理される。この処理ステーション11
は、図1に示すように、中心部にウエハ搬送路22aを
有しており、この中に主ウエハ搬送機構22が設けら
れ、ウエハ搬送路22aの周りに全ての処理ユニットが
配置された構成となっている。これら複数の処理ユニッ
トは、複数の処理部に分かれており、各処理部は複数の
処理ユニットが垂直方向(Z方向)に沿って多段に配置
されている。
【0024】主ウエハ搬送機構22は、図3に示すよう
に、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上
下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持
体49はモータ(図示せず。)の回転駆動力によって回
転可能となっており、それに伴ってウエハ搬送装置46
も一体的に回転可能となっている。
【0025】ウエハ搬送装置46は、搬送基台47の前
後方向に移動自在な複数本のウエハ保持部材48を備
え、これらのウエハ保持部材48によって各処理ユニッ
ト間でのウエハWの受け渡しを実現している。
【0026】また、図1に示すように、この実施の形態
においては、4個の処理部G・G ・G・Gがウ
エハ搬送路22aの周囲に実際に配置されており、第5
の処理部Gは必要に応じて配置可能となっている。こ
れらのうち、第1および第2の処理部G・Gはレジ
スト塗布・現像処理システム1の正面(図1において手
前)側に並列に配置され、第3の処理部Gはカセット
ステーション10に隣接して配置され、第4の処理部G
はインターフェイス部12に隣接して配置されてい
る。また、第5の処理部Gは背面部に配置可能となっ
ている。
【0027】第1の処理部Gでは、コータカップ(C
P)内でウエハWをスピンチャック(図示せず。)に乗
せて所定の処理を行う2台のスピナ型処理ユニットであ
るレジスト塗布ユニット(COT)およびレジストのパ
ターンを現像する現像ユニット(DEV)が下から順に
2段に重ねられている。第2の処理部Gも同様に、2
台のスピナ型処理ユニットとしてレジスト塗布ユニット
(COT)および現像ユニット(DEV)が下から順に
2段に重ねられている。
【0028】第3の処理部Gにおいては、図3に示す
ように、ウエハWを載置台SP(図1)に載せて所定の
処理を行うオーブン型の処理ユニットが多段に重ねられ
ている。すなわち冷却処理を行うクーリングユニット
(COL)、レジストの定着性を高めるためのいわゆる
疎水化処理を行うアドヒージョンユニット(AD)、位
置合わせを行うアライメントユニット(ALIM)、ウ
エハWの搬入出を行うエクステンションユニット(EX
T)、露光処理前や露光処理後、さらには現像処理後に
ウエハWに対して加熱処理を行う4つのホットプレート
ユニット(HP)が下から順に8段に重ねられている。
なお、アライメントユニット(ALIM)の代わりにク
ーリングユニット(COL)を設け、クーリングユニッ
ト(COL)にアライメント機能を持たせてもよい。
【0029】第4の処理部Gも、オーブン型の処理ユ
ニットが多段に重ねられている。すなわち、クーリング
ユニット(COL)、クーリングプレートを備えたウエ
ハ搬入出部であるエクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)、エクステンションユニット(EX
T)、クーリングユニット(COL)、および4つのホ
ットプレートユニット(HP)が下から順に8段に重ね
られている。
【0030】主ウエハ搬送機構22の背部側に第5の処
理部Gを設ける場合に、第5の処理部Gは、案内レ
ール25に沿って主ウエハ搬送機構22から見て側方へ
移動できるようになっている。従って、第5の処理部G
を設けた場合でも、これを案内レール25に沿ってス
ライドすることにより空間部が確保されるので、主ウエ
ハ搬送機構21に対して背後からメンテナンス作業を容
易に行うことができる。
【0031】インターフェイス部12は、奥行方向(X
方向)については、処理ステーション11と同じ長さを
有している。図1、図2に示すように、このインターフ
ェイス部12の正面部には、可搬性のピックアップカセ
ットCRと定置型のバッファカセットBRが2段に配置
され、背面部には周辺露光装置23が配設され、中央部
には、ウエハ搬送機構24が配設されている。
【0032】このウエハ搬送機構24は、ウエハ搬送用
アーム24aを有しており、このウエハ搬送用アーム2
4aは、X方向、Z方向に移動して両カセットCR・B
Rおよび周辺露光装置23にアクセス可能となってい
る。なお、このウエハ搬送用アーム24aは、θ方向に
回転可能であり、処理ステーション11の第4の処理部
に属するエクステンションユニット(EXT)や、
さらには隣接する露光装置側のウエハ受け渡し台(図示
せず。)にもアクセス可能となっている。
【0033】上述したレジスト塗布・現像処理システム
1においては、まず、カセットステーション10におい
て、ウエハ搬送機構21のウエハ搬送用アーム21aが
カセット載置台20上の未処理のウエハWを収容してい
るウエハカセットCRにアクセスして、1枚のウエハW
を取り出し、第3の処理部Gのエクステンションユニ
ット(EXT)に搬送する。
【0034】ウエハWは、このエクステンションユニッ
ト(EXT)から、主ウエハ搬送機構22のウエハ搬送
装置46により、処理ステーション11に搬入される。
そして、第3の処理部Gのアライメントユニット(A
LIM)によりアライメントされた後、アドヒージョン
処理ユニット(AD)に搬送され、そこでレジストの定
着性を高めるための疎水化処理(HMDS処理)が施さ
れる。この処理は加熱を伴うため、その後ウエハWは、
ウエハ搬送装置46により、クーリングユニット(CO
L)に搬送されて冷却される。
【0035】アドヒージョン処理が終了し、クーリング
ユニット(COL)で冷却さたウエハWは、引き続き、
ウエハ搬送装置46によりレジスト塗布ユニット(CO
T)に搬送され、そこで塗布膜が形成される。塗布処理
終了後、ウエハWは第3または第4の処理部G・G
のいずれかのホットプレートユニット(HP)内でプリ
ベーク処理され、その後いずれかのクーリングユニット
(COL)にて冷却される。
【0036】冷却されたウエハWは、第3の処理部G
のアライメントユニット(ALIM)に搬送され、そこ
でアライメントされた後、第4の処理部Gのエクステ
ンションユニット(EXT)を介してインターフェイス
部12に搬送される。
【0037】インターフェイス部12では、周辺露光装
置23により周辺露光されて余分なレジストが除去さ
れ、その後ウエハWはインターフェイス部12に隣接し
て設けられた露光装置(図示せず。)により、所定のパ
ターンに従ってウエハWのレジスト膜に露光処理が施さ
れる。
【0038】露光後のウエハWは、再びインターフェイ
ス部12に戻され、ウエハ搬送機構24により、第4の
処理部Gに属するエクステンションユニット(EX
T)に搬送される。そして、ウエハWは、ウエハ搬送装
置46により、いずれかのホットプレートユニット(H
P)に搬送されてポストエクスポージャーベーク処理が
施され、次いで、クーリングユニット(COL)により
冷却される。
【0039】その後、ウエハWは現像ユニット(DE
V)に搬送され、そこで露光パターンの現像が行われ
る。現像終了後、ウエハWはいずれかのホットプレート
ユニット(HP)に搬送されてポストベーク処理が施さ
れ、次いで、クーリングユニット(COL)により冷却
される。このような一連の処理が終了した後、第3の処
理部Gのエクステンションユニット(EXT)を介し
てカセットステーション10に戻され、いずれかのウエ
ハカセットCRに収容される。
【0040】次に、上述した現像処理ユニット(DE
V)について更に詳細に説明する。図4および図5は、
現像処理ユニット(DEV)の全体構成を示す略断面図
および略平面図である。
【0041】この現像処理ユニット(DEV)の中央部
には環状のカップCPが配置され、カップCPの内側に
はスピンチャック52が配置されている。スピンチャッ
ク52は真空吸着によってウエハWを固定保持した状態
で駆動モータ54によって回転駆動される。駆動モータ
54は、ユニット底板50の開口に昇降移動可能に配置
され、例えばアルミニウムからなるキャップ状のフラン
ジ部材58を介して、例えばエアシリンダからなる昇降
駆動手段60および昇降ガイド手段62と結合されてい
る。駆動モータ54の側面には、例えばステンレス鋼
(SUS)からなる筒状の冷却ジャケット64が取り付
けられ、フランジ部材58は冷却ジャケット64の上半
部を覆うように取り付けられている。
【0042】現像液塗布時、フランジ部材58の下端
は、ユニット底板50の開口の外周付近でユニット底板
50に密着し、これによりユニット内部が密閉される。
スピンチャック52と主ウエハ搬送機構22との間でウ
エハWの受け渡しが行われる時は、昇降駆動機構60が
駆動モータ54またはスピンチャック52を上方へ持ち
上げることでフランジ部材58の下端がユニット底板5
0から浮くようになっている。なお、現像処理ユニット
(DEV)の筐体には、ウエハ保持部材48が侵入する
ための窓70が形成されている。
【0043】ウエハWの表面に現像液を供給するための
現像液供給ノズル86は、長尺状をなしその長手方向を
水平にして配置され、現像液供給管88を介して現像液
供給部89に接続されている。この現像液供給ノズル8
6はノズルスキャンアーム92の先端部に着脱可能に取
り付けられている。スキャンアーム92は、ユニット底
板50の上に一方向(Y方向)に敷設されたガイドレー
ル94上で水平移動可能な垂直支持部材96の上端部に
取り付けられており、Y軸駆動機構111によって垂直
支持部材96と一体的にY方向に移動するようになって
いる。また、現像液供給ノズル86は、Z軸駆動機構1
12によって上下方向(Z方向)に移動可能となってい
る。
【0044】現像液の塗布方法としては、現像液供給ノ
ズル86から現像液をウエハW上に帯状に吐出させなが
ら、Y軸駆動機構111によって現像液供給ノズル86
をガイドレール94に沿って、ウエハW上をスキャンす
るように移動させる方法、または、ウエハWの上方のウ
エハWの直径に重なる位置、例えば、図5に示される位
置まで移動させ、その状態で、現像液をウエハWに吐出
させつつ、ウエハWを少なくとも1/2回転させる方法
を挙げることができる。
【0045】現像液供給ノズル86は、ノズル待機部1
15(図5)に待機されるようになっており、このノズ
ル待機部115には現像液供給ノズル86を洗浄するノ
ズル洗浄機構(ノズルバス)120が設けられている。
【0046】また、現像処理ユニット(DEV)は、別
の処理液であるリンス液(洗浄液)を吐出するためのリ
ンスノズル102を有しており、リンス液供給部100
からリンス液が供給される。リンスノズル102は、ガ
イドレール94上をY方向に移動自在に設けられたノズ
ルスキャンアーム104の先端に取り付けられており、
現像液による現像処理の終了後、ウエハW上に移動さ
れ、洗浄液をウエハWに吐出するように用いられる。な
お、リンスノズル102の形状に制限はなく、例えばパ
イプ状のストレートノズル等を用いることができる。
【0047】現像処理ユニット(DEV)の駆動系の動
作は、制御部110によって制御される。すなわち、駆
動モータ54、ならびにY軸駆動機構111およびZ軸
駆動機構112、現像液供給部89、リンス液供給部1
00等は、制御部110の指令により駆動される。
【0048】次に、このように構成された現像処理ユニ
ット(DEV)における現像処理の動作について説明す
る。図6はこの処理工程を示したフローチャートであ
る。所定のパターンが露光され、ポストエクスポージャ
ーベーク処理および冷却処理されたウエハWが、主ウエ
ハ搬送機構22によってカップCPの真上まで搬送さ
れ、昇降駆動機構60によって上昇されたスピンチャッ
ク52に真空吸着される(ステップ1)。
【0049】次いで、現像液供給ノズル86がウエハW
の一方のY軸方向端部の上方に位置するようにし、現像
液供給ノズル86から現像液を帯状に吐出させながらY
軸移動機構111により現像液供給ノズル86をウエハ
WのY軸方向の他方の端部の上方位置まで移動させる。
続いて、現像液供給ノズル86から現像液を帯状に吐出
させながらY軸移動機構111により現像液供給ノズル
86を最初のY軸方向端部の上方位置まで移動させる。
このような現像液供給ノズル86の往復動を所定回数行
い、現像液の塗布が行われる(ステップ2)。現像液の
塗布が終了した後には、現像液供給ノズル86をノズル
待機部115へ移動させ、収容する。
【0050】なお、前述したように現像液供給ノズル8
6を、ウエハWの直径方向に一致するように配置して、
ウエハWを所定回数ほど回転させることによって現像液
をウエハW上に塗布しても構わない。
【0051】上述のようにしてウエハW上に現像液を液
盛りし、現像液パドルを形成した状態で所定時間、静止
保持する。この間、現像液の自然対流により現像処理が
進行する(ステップ3)。そして、この所定時間経過
後、リンスノズル102をウエハWの上方に移動して、
リンスノズル102からリンス液(洗浄液)を吐出しつ
つ、スピンチャック52を回転させて所定時間保持し、
ウエハW上の現像液をリンス液とともに振り切り洗浄処
理の第1工程が行われる(ステップ4)。
【0052】このステップ4におけるウエハWの回転数
は、リンス液とウエハWとの間の摩擦によって生ずる静
電気の大きさが小さなものとなる程度の小さな値に設定
される。具体的には、以下に示すように、1000rp
m以下で行われ、好ましくは300rpm以上1000
rpm以下の回転数で行われる。発生する静電気の大き
さが小さい場合には、現像液液中に含まれるゴミ等の各
種不溶解物(浮遊固形物)がパーティクルとしてウエハ
Wへ付着し難くなり、ウエハWが高品質に保たれる。
【0053】図7は、ステップ4における回転数を種々
に変えて、15秒間保持した場合に、ウエハW上に存在
するパーティクルの数を調べた結果を示している。ここ
で、ウエハWとして直径8インチのものを用い、また、
リンス液として純水を用い、純水の吐出は、1本のパイ
プ状ノズルから1リットル/分の流量で行った。
【0054】パーティクル数は、ウエハWの回転数が3
00rpm以上500rpm以下と低いときに、約20
個/ウエハであるが、1000rpmでは約30個/ウ
エハと1.5倍に増えており、さらに2000rpmで
は約200個/ウエハと500rpmの場合の10倍に
増加していることがわかる。図7からは、1000rp
m以下の回転数の場合に、パーティクル数はほぼ一定と
考えられることから、ステップ4での回転数は、100
0rpm以下であることが好ましい。
【0055】一方、図7の結果からは、300rpm未
満の回転数であっても、パーティクル数を小さく抑える
ことが可能と考えられるが、ウエハWを低速で回転させ
ると、現像液がリンス液とともに十分に振り切られず、
この残留する現像液によってレジストパターンの現像が
過度に進行し、現像パターンの形状精度が低下する問題
を生ずる。また、図7からは、300rpmより低速で
回転させても、パーティクルの付着量は極端には減少し
ないことも推測される。このような観点から、本発明に
おいては、ステップ4におけるウエハWの回転数は30
0rpm以上とし、前述の通り、1000rpm以下と
することが好ましい。
【0056】上述したように、ウエハWを低速で回転さ
せて処理した場合には、現像が進行しない程度に現像液
とリンス液が振り切られてはいるものの、ウエハWを高
速で回転させて処理した場合と比較すると、ウエハW上
に残っている現像液およびリンス液の量は相対的に多
い。従って、そのまま長時間放置すると、現像処理が進
行するおそれもあり、また次工程であるホットプレート
ユニット(HP)における乾燥処理時間が長くなり、生
産効率が低下する等の問題を生ずる。
【0057】そこで、本発明においては、前述したステ
ップ4の後に、リンス液をウエハWに吐出しつつ、ウエ
ハWをステップ4よりも高い回転数として所定時間保持
する洗浄処理の第2工程を行う(ステップ5)。
【0058】図8は、現像処理終了後に、ステップ4の
条件を、リンス液としての純水を1リットル/分の流量
でウエハW上に吐出しながらウエハWを所定の回転数に
上げて、5秒間保持した場合の現像液に含まれるTMA
H(Tetra Methyl AmmoniumHydroxide)の残渣量とウエ
ハWの回転数との関係を示した説明図である。なお、リ
ンス液の吐出量は一定としている。
【0059】ステップ5における回転数が高いほどTM
AHの残渣量が少なくなっていることがわかるが、10
00rpm以上では残渣量の変化が少なく、また絶対量
も少なく抑えられていることから、本発明においては、
1000rpm以上がステップ5の好適な範囲とされ
る。一方、回転数の上限値は、3000rpm以上では
TMAHの残渣量は大きくは低下せず、変化が小さいこ
とや、リンス液の跳ね等を考慮して、3000rpm以
下とすることが好ましい。なお、ステップ4を1000
rpmとし、ステップ5も1000rpmとした場合に
は、結果的に、2ステップを1000rpmの1ステッ
プで行うことになるが、この場合は、本発明の液処理方
法の一形態に過ぎない。
【0060】図9は、現像処理終了後に、ステップ4の
条件を、リンス液としての純水を1リットル/分の流量
でウエハW上に吐出しながら500rpmで5秒保持し
た後に、ステップ5の条件を、ウエハWの回転数を20
00rpmで一定とし、所定時間保持した場合の、TM
AHの残渣量と処理時間との関係を示した説明図であ
る。ここでも、ステップ4とステップ5におけるリンス
液の吐出量は一定としている。
【0061】TMAHの残渣量は処理開始10秒内に大
きく減少しているが、2秒程度の処理時間では残渣量は
大きく、ウエハWの品質の低下を招くおそれがある。ま
た、20秒以上保持してもTMAHの残渣量は大きくは
低下しておらず、処理時間が長いことは生産効率の低下
や、液処理に必要とするリンス液の量が多くなるという
問題を生ずる。これらのことから、ステップ5の処理時
間は、20秒以下で足り、5秒以上15秒以下とするこ
とが好ましい。
【0062】このステップ5においては、前工程である
ステップ4において、多くの現像液はリンス液とともに
振り切られて既に除去されているので、振り切られる現
像液の絶対量が少ない分、現像液に含まれる浮遊物の量
も少なく、こうして、ステップ5においてウエハWを高
速で回転させても、多くのパーティクルがウエハWに付
着することがない。つまり、上述したように、ウエハW
を最初は低速で回転させてパーティクルの付着量を低減
し、ついで、高速で回転させて現像液の残渣量を低減
し、ウエハWの品質を高く保ち、生産歩留まりを向上さ
せることが可能となる。
【0063】図10は、ステップ4とステップ5の条件
を種々に変えて、ウエハWに付着するパーティクルの量
を調べた結果を示したものであり、ステップ4でウエハ
Wを低速回転させ、ステップ5で高速回転させて処理す
ることにより、パーティクル量が低減されることが確認
された。なお、ステップ4とステップ5の回転数をとも
に500rpmとした場合には、TMAHの残渣量が多
くなり、好ましくない。一方、ステップ4で2000r
pmという高速回転処理を行った場合には、ステップ5
の回転数にかかわらず、パーティクル量が多い結果が得
られた。
【0064】なお、図10に示した試験結果は、ステッ
プ4の保持時間を5秒とし、ステップ5の保持時間を1
0秒としたが、ステップ4とステップ5の保持時間はこ
のような値に限定されるものではない。これらステップ
4とステップ5の保持時間は、ウエハWに付着するパー
ティクルの量、現像液の進行具合、現像液の残渣量を比
較して、製品品質を良好なものとする好適な条件に設定
することができる。
【0065】上述したステップ5の処理終了後は、リン
ス液の吐出を停止して、所定の回転数、好ましくはステ
ップ5での回転数以上の高い回転数として、ウエハW上
の現像液およびリンス液を除去し、ウエハWを乾燥させ
る(ステップ6)。これにより、次工程であるホットプ
レートユニット(HP)における乾燥処理時間を短縮す
ることが可能となる。
【0066】ステップ6の乾燥処理が終了したウエハW
は、第3の処理部G内のいずれかのホットプレートユ
ニット(HP)に搬送され、加熱による乾燥処理に供さ
れる(ステップ7)。これにより、レジスト膜のパター
ンが固定される。
【0067】上述した低速での回転と高速での回転を組
み合わせた液処理方法は、処理液を最初から高速で回転
させて処理液を振り切って除去した場合には得られない
パーティクルの付着量の低減という効果と、低速での回
転による処理液の除去では得られない処理液の残渣量の
低減という2つの効果を同時に満足するためのものであ
るが、例えば、パーティクルの量の低減が主目的であ
り、残渣量を考慮しなくともよい液処理の場合には、基
板を低速で回転させる処理のみを行うことができる。
【0068】以上、本発明の実施の形態について、半導
体ウエハ用のレジスト塗布・現像処理システムに組み込
まれた現像ユニットに適用した場合について説明した
が、現像装置単独のものに適用することも、もちろん可
能であり、また半導体ウエハ以外の他の被処理基板、例
えばLCD基板用の現像装置を用いる場合にも、本発明
を適用することができる。また、本発明はレジスト膜の
現像処理にのみ適用されるものではなく、複数の薬液を
用いて連続的に処理する場合にも用いることができる。
さらに、2種類の処理液を用いる場合に限定されず、3
種類以上の処理液を用いる場合にも、適用することがで
きる。
【0069】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、最初に基
板上の処理液を基板を低速で回転させて振り切って除去
することにより、静電気の発生を抑制して、処理液に含
まれるパーティクルの基板への付着量を低減して、基板
品質の向上を図ることができる。また、続いて、基板を
高速で回転させることによって、処理液の残渣を低減す
ることが可能であり、これにより、基板品質をより高い
ものとすることが可能となるという顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る現像処理ユニットが組
み込まれた半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理シス
テムの全体構成を示す平面図。
【図2】本発明の実施形態に係る現像処理ユニットが組
み込まれた半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理シス
テムの全体構成を示す正面図。
【図3】本発明の実施形態に係る現像処理ユニットが組
み込まれた半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理シス
テムの全体構成を示す背面図。
【図4】本発明の一実施形態である現像処理ユニットの
全体構成を示す断面図。
【図5】図4記載の現像処理ユニットを示す平面図。
【図6】現像処理工程を示す説明図(フローチャー
ト)。
【図7】ウエハの回転数とウエハ上に存在するパーティ
クル数との関係を示す説明図。
【図8】現像液に含まれるTMAHの残渣量とウエハの
回転数との関係を示す説明図。
【図9】リンス処理時間と現像液に含まれるTMAHの
残渣量との関係を示す説明図。
【図10】ウエハの回転速度の組合せと、ウエハに付着
するパーティクルの量を示す説明図。
【図11】半導体ウエハの回転数と、ポリスチレン粉の
除去率および発生する静電気の大きさとの関係を示す説
明図。
【符号の説明】
1;レジスト塗布・現像処理システム 11;処理ステーション 48;ウエハ保持部材 52;スピンチャック 86;現像液供給ノズル 89;現像液供給部 92;ノズルスキャンアーム 94;ガイドレール 100;リンス液供給部 102;リンスノズル 104;ノズルスキャンアーム 110;制御部(制御機構) 115;ノズル待機部 DEV;現像処理ユニット W;半導体ウエハ(基板)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H096 AA25 GA17 GA29 4D075 AC64 AC94 CA48 DA06 DC22 EA05 5F043 AA37 BB27 EE07 EE08 EE09 GG10 5F046 LA03 LA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に処理液を供給した後に、前記基板
    を回転させて基板上の処理液を除去する液処理方法であ
    って、 前記基板に別の処理液を供給しつつ前記基板を低速回転
    させることにより、前記基板における静電気の発生を抑
    制して、前記処理液に含まれる不溶解物の前記基板への
    付着を抑制することを特徴とする液処理方法。
  2. 【請求項2】 基板に処理液を供給した後に、前記基板
    を回転させて基板上の処理液を除去する液処理方法であ
    って、 前記基板に別の処理液を供給しつつ、前記基板を低速回
    転させることにより静電気の発生を抑制して所定時間保
    持する第1工程と、 前記基板に前記別の処理液を供給しつつ、前記第1工程
    よりも高速な回転数として前記基板を所定時間保持し、
    前記処理液の残渣を低減する第2工程と、 を有することを特徴とする液処理方法。
  3. 【請求項3】 基板に処理液を供給した後に、前記基板
    を回転させて基板上の処理液を除去する液処理方法であ
    って、 前記基板に別の処理液を供給しつつ、前記基板を100
    rpm以上1000rpm以下の範囲で回転させ、静電
    気の発生を抑制して所定時間保持する第1工程と、 前記基板に別の処理液を供給しつつ、前記基板を100
    0rpm以上3000rpm以下の範囲で回転させて、
    前記処理液の残渣を低減する第2工程と、 を有することを特徴とする液処理方法。
  4. 【請求項4】 露光処理された基板に現像液を塗布した
    後、前記基板を回転させて、基板上の現像液を除去する
    液処理方法であって、 前記基板にリンス液を供給しつつ、前記基板を低速回転
    させることにより静電気の発生を抑制して所定時間保持
    する第1工程と、 前記基板にリンス液を供給しつつ、前記基板を前記第1
    工程よりも高速な回転数として所定時間保持し、前記現
    像液の残渣を低減する第2工程と、 を有することを特徴とする液処理方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN113534622A (zh) * 2021-07-28 2021-10-22 华虹半导体(无锡)有限公司 去除静电聚集的显影方法

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