JP2001319480A - メモリ回路 - Google Patents

メモリ回路

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JP2001319480A
JP2001319480A JP2000139304A JP2000139304A JP2001319480A JP 2001319480 A JP2001319480 A JP 2001319480A JP 2000139304 A JP2000139304 A JP 2000139304A JP 2000139304 A JP2000139304 A JP 2000139304A JP 2001319480 A JP2001319480 A JP 2001319480A
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sense amplifier
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circuit
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JP2000139304A
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Kiyotada Funane
聖忠 舟根
Kazutomo Ogura
和智 小倉
Fumihiro Boute
郁宏 棒手
Noriyoshi Watabe
憲佳 渡部
Yuji Kawano
祐司 川野
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センスアンプ回路に直接出力バッファを接続
して、センスアンプ回路を出力データラッチとして利用
し、データ読出し時以外にもセンスアンプ回路を動作状
態とするような制御を行なう方式のメモリ回路におい
て、センスアンプ回路が不確定な電位のまま増幅動作す
ることによって不要な貫通電流が流れるのを防止できる
ようにする。 【解決手段】 メモリアレイ内の互いに対をなすビット
線(BL,/BL)の電位を増幅するセンスアンプ回路
(SA)の一対の入出力ノードのいずれか一方に、意図
的に容量(Cs)もしくは抵抗(Rs)を接続して、セ
ンスアンプ回路の一対の入出力ノードの時定数をアンバ
ランスにさせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ回路におけ
る読出しデータ増幅用のセンスアンプ回路の不定状態回
避技術に関し、例えばマイクロコンピュータのキャッシ
ュメモリに用いられるセンスアンプ回路に利用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スタティック型RAMのような半
導体メモリにおいては、ワード線を立ち上げてメモリセ
ルを選択することによって一対のビット線(ビット線
対)に読み出された微小電位差を増幅する回路として、
一対のインバータの入出力ノードを交差結合してなるフ
リップフロップ型のセンスアンプ回路が用いられてい
る。ところで、汎用メモリにおけるデータの読出し系
は、例えば図6に示すように、ビット線BL,/BLに
接続された上記のようなセンスアンプ回路SAでビット
線対の微小電位差を増幅し、アドレス信号に基づいて選
択的に導通状態にされたカラムスイッチC−SWを介し
てコモンデータ線CDL,/CDLに伝達してメインア
ンプ回路MAで増幅し、データラッチDLTでラッチし
てから出力バッファOBFにより出力する方式が一般的
である。
【0003】しかしながら、上記のようなセンスアンプ
回路とメインアンプ回路とによる2段増幅の読出し方式
にあっては、回路段数が2段であることとコモンデータ
線に存在する配線抵抗や寄生容量によって読出し速度が
遅くなるという問題がある。
【0004】一方、マイクロコンピュータに内蔵される
キャッシュメモリのような内部メモリ回路においては、
読出し信号がチップ外部に出力されず、内部バスを介し
てCPU等に出力される。そこで、例えば図7に示すよ
うに、センスアンプ回路SAを、カラムスイッチC−S
Wを介してメモリセルアレイの対をなすビット線BL,
/BLに接続し、センスアンプ回路SAの入出力ノード
n1,n2に直接出力バッファOBF1,OBF2の入
力端子を接続して、センスアンプ回路SAを出力データ
ラッチとして利用して読出し信号をバス等に出力するこ
とで高速の読出しを可能にする方式が考えられる。
【0005】さらに、図7に示すようなメモリ回路にお
いては、図8に示すように、読出し時にはカラムスイッ
チをオンさせてビット線のプリチャージを行なった後
に、ワード線WLを立ち上げビット線対に微小な電位差
がついた時点でカラムスイッチをオフしてセンスアンプ
回路を動作させる一方、ライトパスWP,/WPよりデ
ータの書込みを行なうデータ書込み時には、カラムスイ
ッチC−SWをオフ状態としたまま、センスアンプ回路
SAを動作状態にして前回読み出したデータを保持させ
ておくように制御する方式がある。この方式は、ライト
データの変化を受けて出力回路が動作するのを防ぎ、消
費電力を低減できるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにデータ読出し時以外にもセンスアンプ回路を動作
状態にさせておく方式にあっては、電源投入から最初に
メモリセルのデータ読出しを行なうまでの間、コモンデ
ータ線対が不定状態であるためセンスアンプ回路が入出
力ノードn1,n2の不確定な電位を増幅することとな
る。そのため、センスアンプ回路が電源電圧Vccと接
地電位との中間の電位を出力し、それによってセンスア
ンプ回路自身およびCMOSインバータなどからなる次
段の出力バッファOBF1,OBF2にずっと貫通電流
が流れ続ける状態が発生するおそれがあることが明らか
となった。
【0007】この発明の目的は、センスアンプ回路に直
接出力バッファを接続して、センスアンプ回路を出力デ
ータラッチとして利用し、データ読出し時以外にもセン
スアンプ回路を動作状態とするような制御を行なう方式
のメモリ回路において、センスアンプ回路が不確定な電
位のまま増幅動作することによって不要な貫通電流が流
れるのを防止できるようにすることにある。
【0008】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0010】すなわち、メモリアレイ内の互いに対をな
すビット線の電位を増幅するセンスアンプ回路の一対の
入出力ノードのいずれか一方に、意図的に容量もしくは
抵抗を接続して、センスアンプ回路の一対の入出力ノー
ドの時定数をアンバランスにさせるようにしたものであ
る。
【0011】上記した手段によれば、センスアンプ回路
の一対の入出力ノードの時定数がアンバランスにされて
いることにより、センスアンプ回路が動作状態にされる
とセンスアンプ回路の出力は必ず電源電圧Vccまたは
接地電位に引き込まれて安定し、出力が電源電圧Vcc
と接地電位との中間の電位となって不要な貫通電流が流
れるのを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明をスタティック型RAMに適
用した場合の要部の一実施例を示す概略構成図である。
【0014】図1において、10は、一対のインバータ
の入出力ノードを交差結合してなるフリップフロップと
該フリップフロップの入出力ノードとビット線BL,/
BLとの間に接続された選択用MOSFETとからなる
メモリセルで、かかるメモリセルがマトリックス状に配
置され同一行のメモリセルの選択用MOSFETのゲー
ト端子がそれぞれ共通のワード線WLに接続されるとと
もに、同一列のメモリセルの入出力ノードがそれぞれ共
通のビット線BL,/BLに接続されてメモリアレイが
構成されている。ビット線BL,/BLには、読出し前
にVccのような所定の電位にプリチャージするための
プリチャージ回路11と、カラムスイッチC−SWが接
続されている。
【0015】12は入力されたX系のアドレス信号をデ
コードして上記メモリアレイ内の対応するワード線を選
択するXアドレスデコーダで、この実施例ではワード線
を選択レベルに駆動するワードドライバを含んでいる。
また、13は入力されたY系のアドレス信号をデコード
して上記ビット線BL,/BL上のカラムスイッチC−
SWを選択的にオンさせるための信号を発生するYアド
レスデコーダ、SAはカラムスイッチC−SWを介して
一対のビット線BL,/BLに接続され当該ビット線対
の電位差を増幅するセンスアンプ回路である。
【0016】この実施例においては、上記センスアンプ
回路SAの入出力ノードn1,n2に直接出力バッファ
OBF1,OBF2の入力端子が接続され、センスアン
プ回路SAを出力データラッチとして利用して出力バッ
ファOBF1,OBF2を介して読出し信号をバス等に
出力するように構成されている。また、ビット線BL,
/BLには、ライト時に図示しない書込み回路からの書
込み信号WD,/WDがカラムスイッチC−SWを介さ
ずにライトパスWP,/WPを介して直接ビット線B
L,/BLに印加されるように構成されている。
【0017】ワード線WLの立上がり立下がりタイミン
グ、ビット線BL,/BLのプリチャージタイミング、
カラムスイッチC−SWのオン、オフタイミングおよび
センスアンプ回路SAの活性化タイミングは図8に示さ
れているタイミングチャートと同じである。すなわち、
ワード線WLは選択時にハイレベルとされ、ビット線B
L,/BLはプリチャージ信号φpcがロウレベルのと
きにプリチャージされ、カラムスイッチC−SWは選択
信号Ycsがロウレベルのときにオン状態とされ、セン
スアンプ回路SAは活性化信号φsaがハイレベルのと
きに活性化すなわち増幅動作する状態とされる。
【0018】この実施例のセンスアンプ回路SAは、一
対のインバータの入出力ノードを交差結合してなるフリ
ップフロップ回路と、該フリップフロップ回路と接地点
との間に接続され活性化信号φsaによりオン、オフさ
れるスイッチ用MOSFETQsとから構成され、この
MOSFET Qsがオンされることでセンスアンプ回
路SAが増幅動作を行なうように構成されている。さら
に、この実施例では、上記センスアンプ回路SAの入出
力ノードn1またはn2のいずれかに比較的小さな容量
Csが接続可能にされている。このように、センスアン
プ回路の一対の入出力ノードの一方に容量Csが接続さ
れていると時定数がアンバランスにされることにより、
センスアンプ回路SAが動作状態にされるとセンスアン
プ回路SAの出力は必ず電源電圧Vccまたは接地電位
に引き込まれて安定し、出力が電源電圧Vccと接地電
位との中間の電位となってセンスアンプ回路それ自身お
よび次段の回路である出力バッファOBF1,OBF2
に不要な貫通電流が流れるのを防止できる。
【0019】なお、上記容量Csは、センスアンプ回路
SAの入出力ノードn1,n2の時定数をアンバランス
にさせるためのものであり、ノードn1またはn2のい
ずれに接続されていても良い。この実施例では、特に制
限されないが、マスタスライス法による配線MSの形成
によってノードn1またはn2のいずれ一方に容量Cs
が接続される。容量Csを接続するノードは、例えば、
レイアウトによりパターニングされたセンスアンプ回路
SAの入出力ノードn1,n2に寄生する容量と抵抗と
からなる寄生の時定数が若干アンバランスになるので、
その時定数が大きい方のノードの側に接続してやるよう
にすることが考えられる。
【0020】図2には上記センスアンプ回路SAの入出
力ノードn1またはn2のいずれかに接続される容量C
sの具体的なレイアウト構成例が、また図3には図2の
A−Aに沿った断面構造例が示されている。
【0021】図2において、21a,21bはビット線
BL,/BLを構成する配線層、22a,22bはカラ
ムスイッチC−SWを構成するMOSFET、23a,
23bはカラムスイッチMOSFET22a,22bを
介して上記ビット線BL,/BLを構成する配線層21
a,21bと図示しない出力バッファOBF1,OBF
2(図1参照)とを接続する信号配線、また図2におい
て24はプリチャージ回路11を構成する素子が形成さ
れる領域、25はセンスアンプ回路SAを構成する素子
が形成される領域である。
【0022】この実施例においては、上記信号配線23
a,23bの間にこれらと並行に配置されたダミー配線
層26aが設けられ、マスタスライス法によって形成さ
れる配線27aまたは27bにより上記ダミー配線層2
6aとマスタスライス配線27aまたは27bに寄生す
る容量が上記信号配線23a,23bのいずれかに接続
されるように構成されている。
【0023】図3には、一例として信号配線23a側に
マスタスライス配線27aが形成され、これによって、
配線23a(ビット線BL)側にダミー配線層26aと
マスタスライス配線27aまたは27bと該配線の周辺
(半導体基板表面の拡散層や他の配線等)との間に存在
する寄生容量が、センスアンプ回路SAの入出力ノード
をアンバランス化させるための容量Csとして接続され
ている場合が示されている。28aは信号配線23aと
マスタスライス配線27aとを接続するためのコンタク
トメタル、28bは信号配線23bとマスタスライス配
線27bとを接続するためのコンタクトメタル、26b
はダミー配線層26aとマスタスライス配線27aまた
は27bとを接続するためのコンタクトメタルである。
特に制限されるものでないが、信号配線23a,23b
とダミー配線層26aは2層目のメタル層により、マス
タスライス配線27a,27bとコンタクトメタル28
a,28b,26bは3層目のメタル層により構成され
ている。
【0024】なお、図3の実施例では、信号配線23a
と23bとの間のに設けられたダミー配線層26aに寄
生する容量をセンスアンプ回路SAの入出力ノードをア
ンバランス化させるための容量としているが、信号配線
23a,23bの外側にそれぞれダミー配線層を設けて
マスタスライス配線でいずれか一方を接続してそれに寄
生する容量を利用することも可能である。また、配線に
寄生する容量を利用する代わりにPN接合容量あるいは
層間絶縁膜やゲート絶縁膜を誘電体とする容量素子を形
成して、それをセンスアンプ回路SAの入出力ノードを
アンバランス化させるための容量Csとして利用するよ
うにしても良い。
【0025】さらに、センスアンプ回路SAの入出力ノ
ードの時定数をアンバランスさせるための素子として
は、上記のような配線層を用いた容量の他に抵抗を用い
る構成も考えられる。図4には、センスアンプ回路SA
の入出力ノードの時定数をアンバランスさせるための素
子として抵抗Rsを用いた場合の等価回路を示す。図4
の例ではセンスアンプ回路SAのフリップフロップを構
成する一方のNチャネルMOSFETとスイッチ用MO
SFET Qsとの間に抵抗Rsを接続しているが、セ
ンスアンプ回路SAの一方の入出力ノードn1またはn
2とフリップフロップを構成する一方のNチャネルMO
SFETとの間に抵抗Rsを接続しても良い。
【0026】図5は本発明に係るメモリ回路を利用して
効適な半導体集積回路の一例としてのマイクロコンピュ
ータを示す。特に制限されないが、図5に示されている
各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術に
より、単結晶シリコンのような1個の半導体チップ上に
形成される。
【0027】図5に示されているように、この実施例の
マイクロコンピュータは、チップ全体の制御を司る中央
処理ユニットCPUと、CPUに代わって乗算などの演
算処理を行なう演算ユニットMULTと、メモリの管理
を行なうメモリ管理ユニットMMU、CPUから出力さ
れる論理アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変
換バッファTLB、データの一時記憶領域を提供するキ
ャッシュメモリCACHE、該キャッシュメモリのデー
タブロックの置換等の制御を行なうキャッシュコントロ
ーラCCN、所定の割込み要因の発生に基づいてCPU
に対して割込み要求を行なう割込みコントローラINT
C、エミュレーションの際にユーザーが指定したブレー
クポイントでCPUに対しプログラムの実行停止を要求
したりするユーザーブレークコントローラUBC、バス
上の信号のタイミング調整などの制御を行なうバスステ
ートコントローラBSC、CPUに代わって外部のハー
ドディスク装置のような記憶装置と間でDMA(ダイレ
クト・メモリ・アクセス)方式のデータ転送を行なうD
MAコントローラDMAC、外部バスとの間の信号の入
出力を行なう入出力インタフェースI/Fなどを備えて
いる。これらの回路は、CPUアドレスバスIABおよ
びCPUデータバスIDBを介して接続されている。
【0028】また、この実施例のマイクロコンピュータ
には、上記CPUバスIAB,IDBとは別個に第1周
辺バスPB1および第2周辺バスPB2が設けられてい
る。このうち第1周辺バスPB1には、外部装置との間
でシリアル通信を行なうシリアルコミュニケーションイ
ンタフェースSCI、内部動作に必要なクロックを形成
したりカレンダ機能を有するリアルタイムクロック回
路、時間管理用のタイマユニットTMUなどの周辺回路
が接続されている。また、第2周辺バスPB2には、ア
ナログ・デジタル変換回路ADC、デジタル・アナログ
変換回路DACなどの周辺回路や信号の入出力を行なう
I/OポートPORTが接続されている。このマイクロ
コンピュータにおいては、キャッシュメモリCACHE
として前記実施例のメモリ回路が用いられている。
【0029】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前
記実施例ではセンスアンプ回路SAの入出力ノードの時
定数をアンバランスさせるための素子として容量Csま
たは抵抗Rsを用いた場合について説明したが、容量と
抵抗を組み合わせたCR時定数回路をセンスアンプ回路
SAの入出力ノードの時定数をアンバランスさせるため
に接続するように構成することも可能である。
【0030】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるキャッ
シュ内蔵のマイクロコンピュータにおけるキャッシュメ
モリに適用した場合について説明したが、この発明はそ
れに限定されるものでなく、半導体集積回路に内蔵され
るメモリ回路に広く利用することができる。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0032】すなわち、本発明に従うと、センスアンプ
回路に直接出力バッファを接続して、センスアンプ回路
を出力データラッチとして利用し、データ読出し時以外
にもセンスアンプ回路を動作状態とするような制御を行
なう方式のメモリ回路において、センスアンプ回路が不
確定な電位のまま増幅動作するのを回避し、これによっ
て不要な貫通電流が流れるのを防止することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をスタティック型RAMに適用した場合
の要部の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】センスアンプ回路の入出力ノードのいずれかに
接続されるアンバランス化用の容量の具体的なレイアウ
ト構成例を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】センスアンプ回路の入出力ノードの時定数をア
ンバランスさせるための素子として抵抗を用いた場合の
実施例を示す等価回路図である。
【図5】本発明に係るメモリ回路を利用して効適な半導
体集積回路の一例としてのマイクロコンピュータの概略
構成を示すブロック図である。
【図6】従来のメモリ回路としてのスタティックRAM
の要部の概略構成を示す回路図である。
【図7】本発明に先立って検討したスタティックRAM
の要部の概略構成を示す回路図であるである。
【図8】図1および図7のメモリ回路の動作タイミング
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 メモリセル 11 プリチャージ回路 12 Xアドレスデコーダ回路 13 Yアドレスデコーダ回路 OBF1,OBF2 出力バッファ SA センスアンプ回路 C−SW カラムスイッチ列 WL ワード線 BL,/BL ビット線対 21a,21b ビット線BL,/BLを構成する配線
層 22a,22b カラムスイッチC−SWを構成するM
OSFET 23a,23b 信号配線 24 プリチャージ回路形成領域 25 センスアンプ回路形成領域 26a アンバランス化用容量を構成するダミー配線層 26b,28a,28b コンタクトメタル 27a,27b マスタスライス配線 30 層間絶縁膜
フロントページの続き (72)発明者 小倉 和智 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 棒手 郁宏 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 渡部 憲佳 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 川野 祐司 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 Fターム(参考) 5B015 HH05 JJ04 KB12 KB23 QQ10 QQ11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルがマトリックス状に配
    置されたメモリアレイと、メモリアレイ内の対応するビ
    ット線対の電位差を増幅するセンスアンプ回路と、該セ
    ンスアンプ回路の入出力端子に入力端子が接続された出
    力バッファとを備え、データ読出し時以外にもセンスア
    ンプ回路を動作状態とするような制御が行なわれるメモ
    リ回路において、上記センスアンプ回路の一対の入出力
    端子のいずれか一方に、時定数をアンバランスにさせる
    容量もしくは抵抗を接続したことを特徴とするメモリ回
    路。
JP2000139304A 2000-05-12 2000-05-12 メモリ回路 Withdrawn JP2001319480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059637A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体メモリ
JP2008210467A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法

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