JP2001318528A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001318528A
JP2001318528A JP2000135855A JP2000135855A JP2001318528A JP 2001318528 A JP2001318528 A JP 2001318528A JP 2000135855 A JP2000135855 A JP 2000135855A JP 2000135855 A JP2000135855 A JP 2000135855A JP 2001318528 A JP2001318528 A JP 2001318528A
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toner
carrier
image forming
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polarity
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Masayoshi Yamada
昌義 山田
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】S/Dを下げた時や静電潜像担持体の回転速度
を上げた時等でも画像濃度低下等による画像不良が防止
される画像形成装置を提供する。 【解決手段】トナー収納部4の内壁または攪拌棒5にト
ナーの極性と帯電系列から逆極性に帯電する材料からな
るシート6,7を貼付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーを使用して
画像を形成する画像形成装置に関するものであり、特
に、静電潜像担持体と対向してトナーを現像領域に搬送
するトナー担持体を設けた現像装置を有する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真複写機やレーザープリン
タ等の画像形成装置は、感光体上の静電潜像を現像装置
で帯電を付与されたトナーにより現像して可視化する。
従来の1成分現像装置は、図3に示すように、感光体ド
ラムである静電潜像担持体21と現像スリーブであるト
ナー担持体22との間に交番電界を作用させて静電潜像
担持体21上の潜像を現像している。また、穂立規制板
23によってトナー担持体22上のトナー層が形成さ
れ、トナー収納部24にトナーが溜められ、攪拌棒25
でトナーが攪拌される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像装置は、ト
ナーの帯電はトナー担持体22だけで行われるが、トナ
ー担持体22上のトナーの帯電量は2.0(μC/m
g)程度であるのに対し、トナー担持体22を除くトナ
ー収納部24内部のトナーの帯電量は‐0.2〜0.1
(μC/mg)程度と低く、トナーの帯電が低いまま現
像領域まで搬送される場合があり、画像濃度低下やカブ
リといった問題を引き起こすことがあるという問題があ
った。このような問題は、高湿環境時、トナー担持体2
2と静電潜像担持体21との速度比(以下、S/D)を
下げた時、あるいは静電潜像担持体21の速度を上げた
時、等に現れやすい。
【0004】従来から、トナー担持体22の表面形状や
材質の検討により、トナーの帯電付与能力が十分に発揮
できるように改良されてきてはいるが、トナーの帯電が
不足し上述したような現象が生じやすくなる場合があ
る。また、S/Dを下げたり、静電潜像担持体21の速
度を上げた時には、トナー担持体22から静電潜像担持
体21へのトナー供給量が減り、濃度低下等の問題が発
生してしまうという問題があった。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、上記問題に鑑み
てなされたものであり、トナー収納部と、静電潜像担持
体と対向して前記トナー収納部内のトナーを現像領域ま
で搬送するトナー担持体と、を具えてなる現像装置を有
する画像形成装置において、前記トナー収納部の内壁を
トナーの極性と帯電系列から逆極性に帯電する材料で形
成、あるいは前記トナー収納部の内壁に前記材料でコー
トまたは前記材料からなるシートを貼付したものであ
る。あるいは、トナー収納部と、トナーを攪拌する攪拌
部材と、静電潜像担持体と対向して前記トナー収納部内
のトナーを現像領域まで搬送するトナー担持体と、を具
えてなる現像装置を有する画像形成装置において、前記
攪拌部材をトナーの極性と帯電系列から逆極性に帯電す
る材料で形成、あるいは前記攪拌部材に前記材料でコー
トまたは前記材料からなるシートを貼付したものであ
る。あるいは、トナー収納部と、静電潜像担持体と対向
して前記トナー収納部内のトナーを現像領域まで搬送す
るトナー担持体と、を具えてなる現像装置を有する画像
形成装置において、前記トナー担持体に到達する前のト
ナーと接触する部材をトナーの極性と帯電系列から逆極
性に帯電する材料で形成、あるいは前記部材に前記材料
でコートまたは前記材料からなるシートを貼付したもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説
明例に過ぎない。
【0007】図1は、本発明の実施形態を示した画像形
成装置の概略断面図である。同図において、静電潜像担
持体であるa−Siで形成される感光体ドラム1の周り
には、帯電器8、露光ユニット9、現像器、転写ローラ
10、クリーナ11を配置している。感光体ドラム1お
よび現像スリーブ2は、それぞれ図中の矢印の方向に回
転し、画像形成を行うものとする。
【0008】現像器は、感光体ドラム1と対向してトナ
ー収納部4内のトナーを現像領域まで搬送する現像スリ
ーブ2、現像スリーブ2上のトナー層の厚みを規制する
穂立規制板3、トナーコンテナ(不図示)から適宜トナ
ーが補給されてトナーが溜められるトナー収納部4、ト
ナー収納部4内のトナーを攪拌する攪拌棒5を設けてな
る。さらに、本発明では、トナー収納部4の内壁底面お
よび攪拌棒5の先端に、トナーの極性と帯電系列から逆
極性に帯電する材料からなるシート6,7を貼付したこ
とを特徴とする。なお、本実施例では、攪拌部材として
攪拌棒5を用いているが、他の攪拌手段、例えばスクリ
ュー等であってもよい。また、実施例では攪拌棒5の先
端にシート7を貼付し、攪拌棒5が回転時にシート7が
変形するような構成にして攪拌性能も向上するようにし
ているが、攪拌棒5の全体または一部に貼付してもよ
い。このように構成することにより、攪拌性能が向上す
るばかりでなく、側壁や底壁に本来なら付着することで
不具合を生じるようなトナーも掻き落とすことができ
る。また、トナー有無センサが側壁や底壁に配置されて
いるような場合には、その表面がスクレープ(表面摺
擦)されてセンサとしての安定した機能が保たれる。
【0009】また、シート6,7の材料としては、トナ
ーの極性と帯電系列から逆極性に帯電する材料であれば
どようなものであってもよいが、例えばPFAやPEA
等のフッ素樹脂やテフロン(登録商標)樹脂等とよりな
るものであればよい。また、シート6,7は、現像スリ
ーブ2到達前、あるいは現像スリーブ2の現像領域到達
前でトナーと接触する場所であればどのような場所に貼
付しても同様の効果を得ることができ、例えば、穂立規
制板3に貼付してもよく、トナー収納部4の内壁または
攪拌棒のいずれか一方のみであってもよい。
【0010】また、本実施例では、シート6,7を貼付
しているが、上述した材料をトナー収納部4の内壁や攪
拌棒5等に直接コートしたり、基材そのものを上述した
材料で構成してもよく、トナー収納部4の内壁や攪拌棒
5等を上述した材料で成形してもよい。
【0011】本発明は、トナーと接触する部材を上述し
た材料により成形、シート6,7をトナーと接触する部
材に貼付、あるいは上述した材料をトナーと接触する部
材にコートすることにより、現像スリーブ2到達前にト
ナーが擦られて帯電付与効果を得ることができるため
に、従来問題となっていたS/Dを下げた時、あるいは
感光体ドラム1の回転速度を上げた時でも画像濃度低下
等の画像不良を防止することができるようになる。以
下、具体的な実施例を説明する。
【0012】現像スリーブ2は、定形あるいは不定形粒
子によるブラスト処理を施した表面を有し、交番電界と
しては、DC電圧に矩形波、三角波、あるいは正弦波の
AC成分を重畳したものとする。本実施例では、帯電器
によりa−Si感光体ドラム1上を約+240[V]に
均一に帯電させ、露光ユニット9により感光体ドラム1
上に静電潜像の形成を行う。このとき露光後の感光体表
面電位は、約+10[V]である。また、感光体ドラム
1と現像スリーブ2との間には交番電界(Vdc=16
0[V]、Vpp=1.8[kV]、f=2.4[kHz])を作用
させて、感光体の露光部分にトナー像を現像させる。図
2に本実施の形態に用いる現像バイアスの波形を示す。
【0013】現像された感光体ドラム1のトナー像は、
記録媒体P上に転写ローラ10によって転写され、記録
媒体搬送方向下流側に配置される定着器(不図示)によ
り定着され排出される。このとき、転写ローラ10に
は、環境や記録媒体の種類・抵抗等により異なるが負極
性の高圧バイアスを印可する。
【0014】トナーは、正帯電磁性トナーを使用し、ト
ナーの平均粒径dは、5.0〜8.0[μm]とする。
【0015】そして、本発明のシート6,7を貼付した
現像器Aと、シート6,7を貼付していない現像器Bを
用いて、S/D=1.0、感光体ドラム1の線速150
mm/secの条件で画像出しをした結果、現像器Aの
画像濃度が1.40、現像器Bの画像濃度が1.23とな
り、現像器Aでは十分な画像濃度が得られたが、現像器
Bでは画像濃度が低下した。また、33℃で85%の高
温高湿環境においても、現像器Aの画像濃度が1.3
7、現像器Bが1.10これより、本発明の構成による
効果を得られていることが判る。
【0016】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、トナー
収納部の内壁、攪拌部材、あるいはトナー担持体到達前
でトナーと接触する部材をトナーの極性と帯電系列から
逆極性に帯電する材料で形成、あるいはトナー収納部の
内壁、攪拌部材、あるいはトナー担持体到達前でトナー
と接触する部材にそれらの材料でコートまたはそれらの
材料からなるシートを貼付することにより、トナー担持
体到達前にトナーがそれらの材料で擦られ帯電させて十
分な画像濃度を得ることができ、トナー帯電量の立ち上
がりに要する時間が減少し、画像濃度が回復するまでの
時間が減少し、高湿環境下でのトナー帯電量の低下が防
止され、S/Dを下げた時や静電潜像担持体の回転速度
を上げた時等でも画像濃度低下等による画像不良が防止
される画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を示す概略断面図であ
る。
【図2】現像バイアス波形図である。
【図3】従来の画像形成装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1:感光体ドラム 2:現像スリーブ 3,23:穂立規制板 4,24:トナー収納部 5,25:攪拌棒 6,7:シート 8:帯電器 9:露光ユニット 10:転写ローラ 11:クリーナ 21:静電潜像担持体 22:トナー担持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー収納部と、静電潜像担持体と対向し
    て前記トナー収納部内のトナーを現像領域まで搬送する
    トナー担持体と、を具えてなる現像装置を有する画像形
    成装置において、 前記トナー収納部の内壁をトナーの極性と帯電系列から
    逆極性に帯電する材料で形成、あるいは前記トナー収納
    部の内壁に前記材料でコートまたは前記材料からなるシ
    ートを貼付することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】トナー収納部と、トナーを攪拌する攪拌部
    材と、静電潜像担持体と対向して前記トナー収納部内の
    トナーを現像領域まで搬送するトナー担持体と、を具え
    てなる現像装置を有する画像形成装置において、 前記攪拌部材をトナーの極性と帯電系列から逆極性に帯
    電する材料で形成、あるいは前記攪拌部材に前記材料で
    コートまたは前記材料からなるシートを貼付することを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】トナー収納部と、静電潜像担持体と対向し
    て前記トナー収納部内のトナーを現像領域まで搬送する
    トナー担持体と、を具えてなる現像装置を有する画像形
    成装置において、 前記トナー担持体に到達する前のトナーと接触する部材
    をトナーの極性と帯電系列から逆極性に帯電する材料で
    形成、あるいは前記部材に前記材料でコートまたは前記
    材料からなるシートを貼付することを特徴とする画像形
    成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065159A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2010217700A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 現像装置および画像形成装置

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JP2008065159A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
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