JPH083684B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH083684B2
JPH083684B2 JP61147427A JP14742786A JPH083684B2 JP H083684 B2 JPH083684 B2 JP H083684B2 JP 61147427 A JP61147427 A JP 61147427A JP 14742786 A JP14742786 A JP 14742786A JP H083684 B2 JPH083684 B2 JP H083684B2
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toner
magnetic
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developing sleeve
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JP61147427A
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俊治 中村
細井  敦
令久 星加
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Canon Inc
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真複写装置に用いられる乾式現像装置
に関するものである。
本出願人は、先にカラーコピー可能な簡便な現像装置
として現像スリーブ近傍にのみ磁性粒子を存在させトナ
ー補給槽からトナーを補給して静電像を顕像化するシス
テムを提案した。その装置構成概要は第5図に示すよう
なものであり、内部に固定磁極2を内包する非磁性スリ
ーブ2上に磁性粒子5を介在させトナー6を供給部材7
によって磁性粒子領域に供給し、磁性粒子及び現像スリ
ーブとの摩擦によってトナーに電荷を与え、層厚規制部
材3によって均一な磁性現像剤層を形成し潜像面に対向
させ交互電界下で現像を行なうものである。
従来の二成分現像方式に比較して磁性粒子量が少ない
ために装置のトルクが大巾に減少するし、磁性粒子の動
きによってトナーの取り込みを行うためトナー=磁性粒
子の混合比率を検知調整する手段も簡素化する事が可能
である。
しかし、近年キヤノン社製PC10/20に代表されるよう
に、感光ドラム周囲の現像・クリーニングユニツトを着
脱可能にしたプロセスカートリツジにおいてはその取扱
いにおいて現像装置にさかさまにされる事もあり、その
ような場合においては前記磁性粒子によるトナーの取り
込み状況も変化し、装置長手方向で濃度ムラや帯状のカ
ブリ等の発生する場合があった。
(目的) 本発明は、上述の乾式現像装置のかかえる問題すなわ
ち、画像上のカブリや現像装置軸方向の濃度ムラを解決
することにある。本発明によれば感光ドラムのような像
担持体周囲のユニツトを着脱自在にしたプロセスキツト
の記録装置外での取扱いに対しても安定した画像性を維
持することが可能になった。
(実施例) 以下図を用いても本発明にもとづく現像装置に関して
説明する。
第1図は、本発明による現像装置の一実施例を示すも
のである。
非磁性導電性の円筒形現像スリーブ10は、その内部に
固定されたマグネツトローラ11の磁気力によって磁性粒
子及びトナーの混合からなる磁性現像剤12をその表面に
担持して矢印bの方向に回転する。
ドクターブレード13は、磁性現像剤12の搬出口に現像
スリーブ10表面に間隙を介して対向させ非磁性体からな
る層厚規制部材13aの背面に磁性板13bを配設した構造を
有し、現像スリーブ10上の磁性現像剤層厚規制を行な
う。
第1トナー供給規制部材14は、前記ドクターブレード
13の上部あるいは上方に固定端を有し現像スリーブ10を
おこなうようにトナー補給槽15側へ延びるように配設さ
れている。トナー補給槽15内のトナー16は、その先端領
域に弾性シートを貼り付けて矢印cの向きに回転する第
1トナー供給手段17及び同様の構成で矢印dの向きに回
転する第2トナー供給手段18によって、順次現像スリー
ブ側へ搬送され、現像スリーブ10上に磁気吸着した磁性
現像剤12内に供給される。
第2トナー供給規制部材19は、図示の如く、前記第1
トナー供給規制部材14よりも現像装置内でトナー補給槽
15側にあって、磁性現像剤のある現像スリーブ10領域と
トナー補給槽15からなる二つの空間を装置上方では実質
的に隔絶するように配されており(実質的に隔絶すると
したのは、図の如く、スタート現像剤空室23の壁や装置
ホツパーの凸部の延長に配設する事を含むという意味で
ある。)、下端自由端では現像スリーブ10の方向に折り
曲げられ第1トナー供給規制部材の自由端延長線あるい
はそれよりも現像スリーブ10側まで伸びている。
シール部材20は、現像スリーブ10内の固定マグネツト
11の磁極に近接対向させた磁性部材であり、現像スリー
ブ10とシール部材20間の磁界によって磁性現像剤の磁気
ブラシを形成させ、現像装置内から下方へのトナー流出
・飛散を防止するものである。
21は現像スリーブ10から静電荷パターンを有して矢印
aの向きに回転する感光ドラム9へのトナー転移すなわ
ち現像効率を向上させるために現像スリーブ10に電位を
印加するための高圧電源であり、直流電圧あるいは交流
電圧を印加するものである。
飛散防止電極22には、トナーと同極性の直流電圧が印
加され、ドラム=現像スリーブ対向部からパウダークラ
ウド状に落下してくるトナーを電界によってドラム側へ
反跳させ、現像装置下方に位置する転写紙搬送領域のト
ナーによる汚れを防止するものである。
本発明の主なる特徴は、上述の現像装置構成におい
て、第1トナー供給規制手段と第2トナー供給規制手段
の配置構成にあるものであり、第1トナー供給規制手段
とそれよりトナー補給槽側に配設されその下方自由端が
第1トナー供給規制手段下方自由端の延長上あるいはそ
れよりも現像スリーブ側に存する第2トナー供給規制手
段からなる事を特徴とするものである。
次に前記トナー供給規制部材の配置と先述の現像装置
軸方向の濃度ムラ及びカブリとに関して説明する。
第2図は、現像装置内、現像スリーブ近傍の磁性現像
剤の動きを示すものである。現像スリーブ10の回転及び
内包されるマグネツトロールの磁気力によって磁性現像
剤は全体的には矢印eの向きにすなわちドクターブレー
ド部へ動くが、現像スリーブ表層では、スリーブ表面の
摩擦及び磁気力が強いために、そのスピードは早く、ス
リーブ表層から遠ざかるにつれて、磁気力の減少によっ
てその運動速度は鈍化してくる。磁性現像剤最上層部に
おいては、トナー供給手段から供給される多量のトナー
と接触しており、また磁極から遠ざかるため、その領域
の磁性現像剤は比較的疎な状態を有している。したがっ
て、ここで磁性現像剤中に取り込まれたトナーは、磁性
粒子と十分な摩擦帯電の機会に恵まれないままゆっくり
とドクターブレード部へ搬送され、その後現像スリーブ
上に塗布され、局部的には磁性粒子量に対してトナー量
が多い、すなわちT/C比の高い磁性現像剤塗布が行なわ
れ、軸方向に濃度ムラあるいはカブリを生じる。このよ
うなT/C比が適正値よりも異常に高くなることは、摩擦
帯電によって十分磁性粒子表面に担持されないトナーの
存在を意味するものであり、現像部から下方へのトナー
こぼれ・飛散を生じ易い。
第3図は、トナー供給規制部材の有無及びその配置関
係と上述の軸方向濃度ムラ及びカブリとの関係を示すも
のである。
(3−a)図はトナー供給規制部材のないドクターブレ
ードのみの場合であり、トナーの磁性現像剤中への取り
込みは、ドクターブレードの極く近傍まで行なわれ、ト
ナーの磁性粒子との摩擦機会が極めて少ないために、激
しいカブリ現象を生じ易く、その対策として現像装置内
に充填される磁性粒子量を多量に増やす必要性があり、
現像装置の重量及びトルク増加あるいは着脱自在のプロ
セスキツトにおいては磁性粒子を全て磁界によって捕捉
できず取扱い上磁性粒子が装置内に散逸しやすい。
(3−b)図は、第1トナー供給規制部材のみの場合で
あり、ドクターブレード近傍でのトナー取り込みはない
が、先に第2図で説明した如く、磁性現像剤最上層でと
りこまれ、第1トナー供給部材と現像スリーブとドクタ
ーブレードで囲まれる領域に入ったトナーはその出口が
ないために摩擦電荷が不十分なまま、塗布され局所的な
カブリ・濃度ムラが生じる傾向にある。
(3−c)図は、第1トナー供給規制部材とその下方自
由端が第1トナー供給規制部材自由端延長線上もしくは
現像スリーブ側にある第2トナー供給規制部材の配置構
成の場合であり、磁性現像剤最上層の比較的磁性現像剤
が疎でトナーを取り込み易い領域は、スリーブ表面近傍
よりもT/C比が高い状態で現像スリーブの回転によって
ドクターブレード部へ移動しようとするが第1トナー供
給規制手段と現像スリーブドクターブレードで囲まれる
領域に入り込む前に、第2トナー供給規制手段の自由端
が第1トナー供給規制手段よりも現像スリーブ側にある
ため、その領域でその動きを阻止され、T/C比の異常に
高い磁性現像剤が塗布層厚規制領域に供給される事はな
く、十分に磁性粒子と摩擦帯電保持されたトナーのみが
感光ドラムと対向し現像工程を経過するため、装置軸方
向の濃度ムラ及びカブリ等の発生する事はなく、電子写
真複写装置内の飛散トナーによる汚れを極力抑える事が
可能である。
実際に、本発明者達が、行なった実験条件を以下に記
す。
表1は、第2トナー供給規制手段の下方自由端と第
1トナー供給規制手段自由端の延長線との距離と耐久画
質及びプロセスキツトを想定しての現像装置を振動及び
反転させた後の画像変化に関する実験結果である。+−
の符号は現像スリーブ側に+、トナー補給層側に−とし
てある。
図のように評価モードとしては現像装置の振動の方が
単なる耐久画像変化に比較して厳しくはあるが、0mmを
境に+方向では、濃度ムラ及びカブリに対して良好な結
果を得た。また、本発明にもとづく現像装置において
は、第1・第2トナー供給規制部材が現像スリーブ上に
向けて開口端を有する経路を形成するため、その上方に
予め磁性粒子とトナーの混合からなるスタート現像剤を
収容する部屋を設け、ポリエステルフイルム等でシーリ
ングする事によって使用前の輸送・保管時の耐候性向上
あるいは現像装置設置が一般ユーザーでも可能なプロセ
スキツトを達成する事ができる。
以上説明したように、磁性粒子とトナーとからなる磁
性現像剤が現像スリーブ近傍領域に偏在し、トナー補給
槽からトナーを前記磁性現像剤領域に供給して顕像化を
はかる現像位置において、現像スリーブとトナー補給槽
との中間にあって、ドクターブレード上方に固定端を有
しトナー補給槽側へ延びた第1トナー供給規制部材と前
記第1トナー供給規制部材よりトナー補給層側にあっ
て、その下方自由端が前記第1トナー供給規制部材の自
由端延長線上もしくは、現像スリーブ側にある第2トナ
ー供給規制部材を設けることによって、現像装置の振動
及び反転という取扱いに対して濃度ムラ・カブリ等のな
い画像安定性のある、かつ装置内飛散の少ない現像装置
で可能である。
また本発明にもとづく現像装置の実施例として非磁性
トナーを用いた系について説明してきたが、内部に磁性
粉を含む磁性トナーについても適用可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、不要な画像を形成することなく、安
定した画像を形成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にもとづく現像装置断面図、 第2図は、現像スリーブ近傍の磁性現像剤運動状況図、 第3図(3−a)、(3−b)、(3−c)は、現像ス
リーブとトナー補給槽との間に設けられたトナー供給規
制部材の配置図、 第4図は、従来現像装置の端面図、 である。 9:感光ドラム 10:現像スリーブ 11:マグネツト 12:磁性現像剤 13:ドクターブレード 14:第1トナー供給規制部材 15:トナー補給槽 16:トナー 17:第1トナー供給手段 18:第2トナー供給手段 19:第2トナー供給規制手段 20:シール部材 21:高圧電源 22:飛散防止電極 23:スタート現像剤空室。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−95571(JP,A) 特開 昭56−159673(JP,A) 実開 昭58−131060(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーとキャリアと、を有するスタート現
    像剤を収容する第1収容部と、補給するトナーを収容す
    る第2収容部と、現像剤を担持して移動する現像剤担持
    体と、この現像剤担持体上の現像剤層厚を規制する規制
    ブレードと、この規制ブレード上方に固定端を有し、第
    2収容部側に延び第1収容部の開口部を形成する第1ト
    ナー供給規制部材と、第I収容部と第2収容部の開口部
    を形成し第1トナー供給規制部材の延長線上もしくはこ
    の延長線上より現像剤担持体側迄延びた第2トナー供給
    部材と、を有することを特徴とする現像装置。
JP61147427A 1986-06-24 1986-06-24 現像装置 Expired - Lifetime JPH083684B2 (ja)

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