JP2001317456A - クラッチレス圧縮機 - Google Patents

クラッチレス圧縮機

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JP2001317456A
JP2001317456A JP2001099598A JP2001099598A JP2001317456A JP 2001317456 A JP2001317456 A JP 2001317456A JP 2001099598 A JP2001099598 A JP 2001099598A JP 2001099598 A JP2001099598 A JP 2001099598A JP 2001317456 A JP2001317456 A JP 2001317456A
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pulley
compressor
load torque
clutchless compressor
support plate
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JP2001099598A
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Michio Okazaki
道雄 岡崎
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H35/00Gearings or mechanisms with other special functional features
    • F16H35/10Arrangements or devices for absorbing overload or preventing damage by overload
    • F16H2035/103Arrangements or devices for absorbing overload or preventing damage by overload with drive interruption by structural failure of overload preventing means, e.g. using shear pins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮機内蔀の異常によって圧縮機側の負荷トル
クが過大になった場合、プーリから駆動軸に至る動力伝
達経路を速やかに遮断でき、振動や騒音を抑制すること
ができるクラッチレス圧縮機を提供する。 【解決手段】ハウジング1に収容された駆動軸2に、ハ
ウジング1に回転可能に装着されたプーリ10を介して
外部駆動源の駆動力が伝達されるクラッチレス圧縮機に
おいて、駆動軸2及びプーリ10の動力部材間の動力伝
達経路中に、所定値以上の負荷トルクが作用したときに
破断可能な部材23を設けたクラッチレス圧縮機であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクラッチレス圧縮
機に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチ付圧縮機においては、エンジン
の駆動力は電磁クラッチを介して圧縮機の駆動シャフト
に伝達される。
【0003】このクラッチ付圧縮機は、圧縮機の内部に
焼付等の異常が発生したとき、圧縮機内の温度や圧力に
基づいて電磁クラッチを切り、エンジンへの過大な負荷
によるエンジンストールを防止している。
【0004】一方、電磁クラッチを使用しないクラッチ
レス圧縮機においては、圧縮機の内部に焼付等の異常が
発生したとき、エンシンヘの過大な負荷によるエンジン
ストールを防止するため、プーリから圧縮機の回転軸へ
の動力伝達を断つ機構が必要になる。
【0005】図6は従来のクラッチレス圧縮機の要部断
面図である。
【0006】クラッチレス圧縮機は、ハウジング501
から突出する回転軸502の突出端部に止着したハブ5
20と、ハブ520にボルト521aで固着された支持
板521と、プーリ10にボルト511aで固着された
支持板511とを備える。
【0007】支持板521のフランジ525と支持板5
11のフランジ515とはプー利10の半径方向で対向
している。
【0008】フランジ525及びフランジ5615には
それぞれ周方向に沿って凹部が形成され、フランジ52
5とフランジ515との間に形成される環状空間に緩衝
ゴム540が収容されている。緩衝ゴム540には凸部
が周方向に沿って形成され、凸部はフランジ525,5
15の凹部に係合している。
【0009】このクラッチレス圧縮機では、圧縮機内部
の異常によって圧縮機側の負荷トルクが過大になった場
合、緩衝ゴム540の凸部がフランジ525,515の
凹部から離脱し、プーリ510がハブ520に対して空
転し、プーリ510とハブ520との間の負荷伝達が遮
断される(特開平9−4564号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、緩衝ゴム54
0の凸部が周方向に連続するフランジ525,515の
凹部に対して離脱と嵌合とを繰り返すことにより負荷伝
達が遮断されるため、緩衝ゴム540が剪断するまでの
間、負荷トルクが変動し、振動や騒音が発生するという
問題がある。
【0011】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は圧縮機内部の異常によって圧縮機
側の負荷トルクが過大になった場合、プーリから回転軸
に至る動力伝達経路を速やかに遮断でき、振動や騒音を
抑制することができるクラッチレス圧縮機を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本願請求項1記載の発明は、ハウジングに収容された
駆動軸に、前記ハウジングに回転可能に装着されたプー
リを介して外部駆動源の駆動力が伝達されるクラッチレ
ス圧縮機において、前記駆動軸と前記プーリ間の動力伝
達経路中に、所定値以上の負荷トルクが作用したときに
破断可能な部材を設けたクラッチレス圧縮機である。
【0013】また、本願請求項2記載の発明は、ハウジ
ングに収容された駆動軸に、前記ハウジングに回転可能
に装着されたプーリを介して外部駆動源の駆動力が伝達
されるクラッチレス圧縮機において、前記駆動軸及び前
記プーリの動力部材間に駆動力伝達部材を介在させ、前
記動力部材に対する前記駆動力伝達部材の接合部に、所
定値以上の負荷トルクが作用したときに破断可能な部材
を設けたクラッチレス圧縮機である。
【0014】また、本願請求項3記載の発明は、請求項
1又は2の発明において、前記破断可能な部材はプラス
チック製のものである。
【0015】このように、本願発明によれば、動力部材
間の動力伝達経路中に、所定値以上の負荷トルクが作用
したときに破断可能な部材を設けているので、圧縮機側
の負荷トルクの変動を緩和できるとともに、圧縮機内部
の異常によって圧縮機側の負荷トルクが所定値以上にな
ったとき、当該部材が破断し、プーリから駆動軸に至る
動力伝達経路を速やかに遮断することができる。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1はこの発明の第1実施形態に係るクラ
ッチレス圧縮機の要部を示す断面図、図2は保持部の拡
大斜視図である。
【0017】このクラッチレス圧縮機は、ラジアル軸受
5を介してハウジング1のボス部1aに回転可能に支持
され、かつ駆動軸(動力部材)2を回転中心として図示
しないエンジン(外部駆動源)からの駆動力によって回
転するプーリ(動力部材)10と、ハウジング1から突
出する駆動軸2の端部にボルト6によって固定されたハ
ブ20とを備える。
【0018】ラジアル軸受5の外輪5aに固着されたプ
ーリ10には一方を開放した円筒状のスチール製の保持
部11が溶着されている。保持部11はプーリ10の一
部を構成し、駆動軸2を中心とする同一円周上に、例え
ば120°毎に配置されている。なお、ラジアル軸受5
の内輪5bはボス部1aに固着されている。
【0019】プーリ本体12の外周面にはベルト30が
巻き掛けられ、プーリ本体12はベルト30を介して図
示しないエンジンのクランクシャフトに連結されてい
る。
【0020】ハブ20の外周面にはプラスチック製の環
状の支持板21が取り付けられている。支持板21の内
周縁部はフォーク状に形成され、ハブ20の外周面の突
起22と嵌合している。
【0021】支持板21の外周端部、すなわち動力部材
(プーリ10)に対する駆動力伝達部材(支持板21)
の接合部には、保持部11と対向する、3つの円筒状の
保持部23が一体に形成されている。
【0022】保持部11と保持部23とで円柱状の緩衝
ゴム(弾性部材)40の外周をそれぞれ保持する。保持部
23には所定値以上の負荷トルクが作用したとき確実に
破断するように4つの切欠23aが形成されている。
【0023】圧縮機側の負荷トルクが所定値以内である
場合、プーリ10の回転力は保持部11、緩衝ゴム4
0、保持部23、支持板21及びハブ20を介して駆動
軸2に伝達され、駆動軸2が回転する。
【0024】このとき、圧縮機側の負荷トルクによって
支持板21の保持部23が弾性変形するとともに、保持
部11,23に保持された緩衝ゴム40が保持部11,
23内で弾性変形するので、圧縮機側の負荷トルクの変
動は保持部23と緩衝ゴム40とで緩和されてプーリ1
0に伝達される。
【0025】また、圧縮機側の負荷トルクが所定値以上
に過大になった場合、この負荷トルクが保持部11,2
3と緩衝ゴム40とに加わり、緩衝ゴム40によってプ
ラスチック製の保持部23が破断されるので、プーリ1
0から駆動軸2への回転力の伝達が断たれ、緩衝ゴム4
0が保持部11に保持されたままプーリ10が空転す
る。
【0026】この実施形態のクラッチレス圧縮機によれ
ば、以下の効果を発揮する。
【0027】プーリ10から駆動軸2に至る動力伝達経
路の途中に、所定値以上の負荷トルクが作用したときに
破断可能なプラスチック製の保持部23を介在させたの
で、圧縮機内部の異常によって圧縮機側の負荷トルクが
所定値以上になったとき、保持部23が破断し、プーリ
10から駆動軸2に至る動力伝達経路が速やかに断た
れ、プーリ10が空転する。その結果、過大な負荷トル
クによるエンジンストール、ベルト30の破断又は圧縮
機の破損を防止でき、しかも従来例のように負荷トルク
の変動による振動や騒音を抑制することができる。
【0028】所定値以上の負荷トルクが作用したときプ
ラスチック製の保持部23だけが破断するので、緩衝ゴ
ム40が破損することがなく、緩衝ゴム40の再利用が
可能となる。
【0029】支持板21及び保持部23はプラスチック
製であるので、成形し易く、軽量である。また、プラス
チックは安価であるので、クラッチレス圧縮機の製造コ
ストを従来より低減させることができる。
【0030】保持部23は支持板21と一体に形成さ
れ、緩衝ゴム40を保持する部品を別途設ける必要がな
いので、部品点数の増加を防止できる。
【0031】図3はこの発明の第2実施形態に係るクラ
ッチレス圧縮機の要部を示す断面図であり、第1実施形
態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0032】プーリ10には一方を開放した円筒状のプ
ラスチック製の保持部111が固着されている。保持部
111は駆動軸2を中心とする同一円周上に、例えば1
20°毎に配置されている。
【0033】また、支持板121は鉄等の金属で形成さ
れ、その内周縁部がボルト(図示せず)等によってハブ2
0の外周面の突起22に固着されている。ハブ20及び
支持板121で駆動力伝達体が構成される。支持板12
1に外周縁部には保持部111と対向する、一方を開放
した3つの円筒状のプラスチック製の保持部123が固
着されている。
【0034】保持部111,123で円柱状の緩衝ゴム
40の外周面が保持されている。なお、保持部123に
は周方向に複数の切欠が形成されている。
【0035】圧縮機側の負荷トルクが所定値以内である
場合、プーリ10の回転力は保持部111、緩衝ゴム4
0、保持部123、支持板121及びハブ20を介して
駆動軸2に伝達され、駆動軸2が回転する。
【0036】このとき、圧縮機側の負荷トルクによって
保持部111,123が弾性変形するとともに、保持部
111,123に保持された緩衝ゴム40が保持部11
1,123内で弾性変形するので、圧縮機側の負荷トル
クの変動は保持部111,123と緩衝ゴム40とで緩
和されてプーリ10に伝達される。
【0037】また、圧縮機側の負荷トルクが所定値以上
に過大になった場合、この負荷トルクが保持部111,
123と緩衝ゴム40とに加わり、緩衝ゴム40によっ
てプラスチック製の保持部123が破断されるので、プ
ーリ10から駆動軸2への回転力の伝達が断たれ、緩衝
ゴム40を保持部111に保持したままプーリ10が空
転する。
【0038】この実施形態のクラッチレス圧縮機によれ
ば、以下の効果を発揮する。
【0039】プーリ10から駆動軸2に至る動力伝達経
路の途中に、所定値以上の負荷トルクが作用したときに
破断可能なプラスチック製の保持部111,123を介
在させたので、圧縮機内部の異常によって圧縮機側の負
荷トルクが所定値以上になったとき、保持部123が破
断し、プーリ10から駆動軸2に至る動力伝達経路が速
やかに断たれ、プーリ10が空転する。その結果、過大
な負荷トルクによるエンジンストール、ベルト30の破
断又は圧縮機の破損が防止でき、しかも従来例のように
負荷トルクの変動による振動や騒音を抑制することがで
きる。
【0040】所定値以上の負荷トルクが作用したときプ
ラスチック製の保持部123だけが破断するので、緩衝
ゴム40が破損することがなく、緩衝ゴム40の再利用
が可能となる。
【0041】保持部111,123はプラスチックであ
るので、成形し易く、軽量である。また、プラスチック
は安価であるので、クラッチレス圧縮機の製造コストを
従来より低減させることができる。
【0042】図4はこの発明の第3実施形態に係るクラ
ッチレス圧縮機の要部を示す断面図であり、第1実施形
態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0043】この実施形態ではプーリ10からの動力伝
達経路の途中に緩衝ゴムを介在させず、プラスチック製
の環状の支持板221だけをプーリ10とハブ20との
間に介在させた。
【0044】支持板221の内周縁部はハブ20の外周
面の突起22に固着されている。
【0045】支持板221の外周縁部はボルト221a
によってプーリ10に固着されている。
【0046】圧縮機側の負荷トルクが所定値以内である
場合、プーリ10の回転力は支持板221及びハブ20
を介して駆動軸2に伝達され、駆動軸2が回転する。
【0047】このとき、圧縮機側の負荷トルクによって
支持板221が弾性変形するので、負荷トルクの変動は
支持板221で緩和されてプーリ10に伝達される。
【0048】また、圧縮機側の負荷トルクが所定値以上
に過大になった場合、この負荷トルクが支持板221に
加わり、支持板221が破断されるので、プーリ10か
ら駆動軸2への回転力の伝達が断たれ、プーリ10は空
転する。
【0049】この実施形態のクラッチレス圧縮機によれ
ば、以下の効果を発揮する。
【0050】プーリ10から駆動軸2に至る動力伝達経
路の途中に、所定値以上の負荷トルクが作用したときに
破断可能なプラスチック製の支持板221を介在させた
ので、圧縮機内部の異常によって圧縮機側の負荷トルク
が所定値以上になったとき、支持板221が破断し、プ
ーリ10から駆動軸2に至る動力伝達経路が速やかに断
たれ、プーリ10が空転する。その結果、過大な負荷ト
ルクによるエンジンストール、ベルト30の破断又は圧
縮機の破損が防止でき、しかも従来例のように負荷トル
クの変動による振動や騒音を抑制することができる。
【0051】支持板221はプラスチックであるので、
成形し易く、しかも軽量である。
【0052】緩衝ゴムを用いないので、第1実施形態や
第2実施形態よりも部品点数が減少し、クラッチレス圧
縮機の製造コストを第1実施形態や第2実施形態よりも
低減させることができる。
【0053】なお、ハブ20にはプラスチックをモール
ドし、ハブ20を支持板221と一体化してもよい。
【0054】図5はこの発明の第4実施形態に係るクラ
ッチレス圧縮機の要部を示す断面図であり、第1実施形
態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0055】この実施形態ではプーリ10と支持板32
1との間に円筒状の緩衝ゴム340を介在させている。
【0056】緩衝ゴム340はスチール製支持板32
1,311間に扶持され、焼付によって支持板321,
311に固着されている。
【0057】支持板311はリベット311aによって
プーリ10に固着され、プーリ10の一部を構成する。
支持板321の内周縁部はリベット321aによってハ
ブ20の外周面の突起22に固着されている。
【0058】圧縮機側の負荷トルクが所定値以内である
場合、プーリ10の回転力は支持板311、緩衝ゴム3
40、支持板321及びハブ20を介して駆動軸2に伝
達され、駆動軸2が回転する。
【0059】このとき、圧縮機側の負荷トルクによって
緩衝ゴム340が弾性変形するので、負荷トルクの変動
は緩衝ゴム340で緩和されてプーリ10に伝達され
る。
【0060】また、圧縮機側の負荷トルクが所定値以上
に過大になった場合、この負荷トルクが緩衝ゴム340
に加わり、緩衝ゴム340が破断されるので、プーリ1
0から駆動軸2への回転力の伝達が断たれ、プーリ10
は空転する。
【0061】この実施形態のクラッチレス圧縮機によれ
ば、以下の効果を発揮する。
【0062】プーリ10から駆動軸2に至る駆動力伝達
経路の途中に、所定値以上の負荷トルクが作用したとき
に破断可能な緩衝ゴム340を介在させたので、圧縮機
内部の異常によって圧縮機側の負荷トルクが所定値以上
になったとき、緩衝ゴム340が破断し、プーリ10か
ら駆動軸2に至る動力伝達経路が速やかに断たれ、プー
リ10が空転する。その結果、過大な負荷トルクによる
エンジンストール、べルト30の破断又は圧縮機の破損
が防止でき、しかも従来例のように負荷トルクの変動に
よる振動や騒音を抑制することができる。
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、動力部材間の動力伝達経路中に、所定値以上の負荷
トルクが作用したときに破断可能な部材を設けているの
で、圧縮機側の負荷トルクの変動を緩和できるととも
に、圧縮機内部の異常によって圧縮機側の負荷トルクが
所定値以上になったとき、当該部材が破断し、プーリか
ら駆動軸に至る動力伝達経路を速やかに遮断することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るクラッチ
レス圧縮機の要部を示す断面図である。
【図2】図2は保持部の拡大斜視図である。
【図3】図3はこの発明の第2実施形態に係るクラッチ
レス圧縮機の要部を示す断面図である。
【図4】図4はこの発明の第3実施形態に係るクラッチ
レス圧縮機の要部を示す断面図である。
【図5】図5はこの発明の第4実施形態に係るクラッチ
レス圧縮機の要部を示す断面図である。
【図6】図6は従来のクラッチレス圧縮機の要部断面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回転軸 10 プーリ 20 ハブ 21,221 支持板 23,123 保持部 23a 切欠 40,340 緩衝ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに収容された駆動軸に、前記
    ハウジングに回転可能に装着されたプーリを介して外部
    駆動源の駆動力が伝達されるクラッチレス圧縮機におい
    て、 前記駆動軸と前記プーリ間の動力伝達経路中に、所定値
    以上の負荷トルクが作用したときに破断可能な部材を設
    けたことを特徴とするクラッチレス圧縮機。
  2. 【請求項2】 ハウジングに収容された駆動軸に、前記
    ハウジングに回転可能に装着されたプーリを介して外部
    駆動源の駆動力が伝達されるクラッチレス圧縮機におい
    て、 前記駆動軸及び前記プーリの動力部材間に駆動力伝達部
    材を介在させ、 前記動力部材に対する前記駆動力伝達部材の接合部に、
    所定値以上の負荷トルクが作用したときに破断可能な部
    材を設けたことを特徴とするクラッチレス圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記破断可能な部材はプラスチック製の
    ものであることを特徴とする請求項1又は2記載のクラ
    ッチレス圧縮機。
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