JP2001316573A - ポリエステル樹脂組成物およびランプ部品 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物およびランプ部品

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JP2001316573A
JP2001316573A JP2000136181A JP2000136181A JP2001316573A JP 2001316573 A JP2001316573 A JP 2001316573A JP 2000136181 A JP2000136181 A JP 2000136181A JP 2000136181 A JP2000136181 A JP 2000136181A JP 2001316573 A JP2001316573 A JP 2001316573A
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polyester resin
resin composition
epoxy
parts
weight
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JP2000136181A
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Yoshihiko Azuma
良彦 東
Yoshiya Kurachi
与志也 倉地
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱分解物の昇華が少なく、ランプ部品とした
場合に、レンズやガラスに、くもりを生じさせず、また
耐熱性、成形性、成形流動性が良好なランプ部品用樹脂
組成物を得る 【解決手段】 熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100
重量部に対して、エポキシ基含有物質(B)5〜50重
量部と、強化材(C)0.1〜50重量部とを配合して
なるポリエステル樹脂組成物およびこれからなるランプ
部品を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ランプの
ハウジング、リフレクター、エクステンションなどのラ
ンプ部品や、密閉系の家電照明用ランプケース等のラン
プ部品に用いられる樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のヘッドランプや、ターン
シグナルランプ等のランプにおける、ハウジング、リフ
レクター、エクステンションなどのランプ部品や、密閉
系の家電ランプにおけるランプケースなどのランプ部品
には、金属(板金)や、バルクモールディングコンパウ
ンド(BMC)、シートモールディングコンパウンド
(SMC)に代表される熱硬化性樹脂が使用されてい
た。近年、これらのランプ部品の高機能化やデザインの
多様化に伴い、生産性に優れた熱可塑性樹脂の射出成形
品が使用されるようになってきた。
【0003】図1は及び図2は、自動車のヘッドランプ
の一例を示したものである。図1は、シールドビーム型
のヘッドランプ4であり、レンズ1と、反射板2、光源
3から概略構成され、これらが、一体化されて密閉され
てなるものである。このようなヘッドランプ4において
は、反射板2等に、熱可塑性樹脂が用いられる。また、
図2のヘッドランプは、ハロゲンランプ型のヘッドラン
プ14で、レンズ11と、ハロゲン電球12と、リフレ
クター13とから概略構成され、これらが一体化してな
るものである。このようなヘッドランプ11において
は、リフレクター13等に熱可塑性樹脂が使用される。
【0004】このようなランプ部品においては、光源が
発する熱や使用環境等により、160〜180℃の温度
に耐えられる耐熱性が要求される場合がある。このよう
なランプ部品については、主にポリブチレンテレフタレ
ートやポリエチレンテレフタレートあるいはそのアロイ
などの熱可塑性ポリエステル樹脂が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記熱
可塑性ポリエステル樹脂においては、長期間使用する際
に、熱可塑性ポリエステル樹脂の熱分解物が昇華して、
ランプのレンズあるいはガラス面に付着して、レンズあ
るいはガラスにくもりが生じるという問題があった。た
とえば、図1に示すようなヘッドランプ4または図2に
示すようなヘッドランプ14の場合、その使用時に、自
動車のエンジンからの熱や、光源から発生する熱等によ
り、反射板3から熱分解物が昇華してレンズ1、11に
付着し、長期間使用した場合に、レンズ1、11がくも
るといった問題があった。
【0006】このような熱可塑性ポリエステル樹脂の熱
分解物の昇華によるレンズやガラスのくもりの問題に関
しては、特開平8−208959号公報等に、耐熱性の
高い熱可塑性ポリエステル樹脂からなる樹脂組成物を使
用することが提案されているが、くもりの低減化に関し
ては効果は認められるものの、その効果は満足できるも
のではなかった。
【0007】一方、このようなランプ部品においては、
その使用用途、目的に応じて、その表面に、ダイレクト
蒸着や塗装が施されることがある。このような場合、ラ
ンプ部品表面が平坦なものほど、前記蒸着や塗装が良好
に行われるため、ランプ部品には、表面平滑性が要求さ
れる。また、図1に示す自動車用ヘッドランプ部品等に
おいては、レンズ1が配向制御用プリズムが付いたタイ
プから、素通しタイプへと変わり、ランプのリフレクタ
(反射鏡)として用いられるランプ部品においては、良
好な像鮮映性が要求される。
【0008】このようなランプ部品における表面平滑
性、像鮮映性の要求に応じるために、ランプ部品を形成
する樹脂組成物においては、射出成形時に発生するウェ
ルドが少なく(ゲート点数の低減化=高流動化)、成形
型の離型性の良好な、すなわち成形加工性の良好な樹脂
組成物が求められるようになってきた。
【0009】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、熱分解物の昇華が少なく、ランプ部品とした場合
に、レンズやガラスに、くもりを生じさせない樹脂組成
物を得ることを目的とする。また、上記特性に加えて、
耐熱性、金型離型性、成形流動性が良好なランプ部品用
樹脂組成物を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のポリエステル樹
脂組成物は、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100重
量部に対して、エポキシ基含有物質(B)5〜50重量
部と強化材(C)0.1〜50重量部とを配合してなる
ものである。また本発明のポリエステル樹脂組成物は、
熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100重量部に対し
て、エポキシ基含有物質(B)5〜50重量部と強化材
(C)0.1〜50重量部と非晶性樹脂(D)1〜50
重量部とを配合してなるものである。
【0011】このポリエステル樹脂組成物におけるエポ
キシ基含有物質(B)としては、エポキシ表面処理強化
材(B−1)、エポキシ(グリシジル)変性樹脂(B−
2)、臭素化エポキシ樹脂(B−3)、またはビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(B−4)のいずれか、あるい
はこれらの混合物であることが好ましい。また、上記熱
可塑性ポリエステル樹脂(A)が、ポリブチレンテレフ
タレート(A1)とポリエチレンテレフタレート(A
2)との混合物であり、その混合比(A1/A2)が9
0/10〜55/45であることが望ましい。また、本
発明のランプ部品は、上記ポリエステル樹脂組成物から
なることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、熱可塑性ポリエス
テル樹脂(A)に、エポキシ基含有物質(B)と、強化
材(C)とを配合してなるもの、あるいは、これらに非
晶性樹脂(D)を配合してなるものである。
【0013】上記熱可塑性ポリエステル樹脂(A)とし
ては、ポリブチレンテレフタレート(以下、PBTと略
記する)、ポリブチレンナフタレート(以下、PBNと
略記する)、ポリエチレンテレフタレート(以下、PE
Tと略記する)、ポリエチレンナフタレート(以下、P
ENと略記する)などのポリエステル、またはこれらポ
リエステルの共重合体、混合物などが挙げられる。熱可
塑性ポリエステル樹脂(A)におけるPBT、PBN、
PET、PENあるいはこれらの共重合体における、P
BT、PBN、PET、PEN成分は、70%以上であ
ることが望ましい。これらの成分が70%未満の場合に
は、得られたポリエチレン樹脂組成物の耐熱性や成形時
の離型性が低下する傾向にある。
【0014】上記混合物としては、二種以上の上記ポリ
エステル樹脂あるいはその共重合体をブレンドしたもの
であって、例えばPBTとPETとの混合物、PBNと
PETとの混合物、PENとPETとの混合物などが挙
げられ、限定されるものではないが、中でもPBTとP
ETとの混合物が、コストおよび加工性に優れることか
ら好ましい。ここで、PBTとPETとの混合比は、9
0/10〜55/45とするのが好ましく、より好まし
くは80/20〜60/40である。PBTが90重量
%を越えると、樹脂組成物の表面平滑性が低下しやす
く、55重量%未満であると樹脂組成物の成形時の離型
性が低下する傾向にある。
【0015】上記PBT、PBN、PET、PENある
いはこれらの共重合体などの熱可塑性ポリエステル樹脂
(A)の製造方法としては、特殊なものではなく、エス
テル交換法を経て重縮合を行う方法、直接エステル化を
経て重縮合を行う方法等、通常の熱可塑性ポリエステル
樹脂(A)の製造法により得ることができる。このとき
のこれら熱可塑性ポリエステル樹脂(A)の原料成分と
しては、次に示す酸成分、ジオール成分、オキシカルボ
ン酸などの共重合成分を重合反応させることによって得
ることができる。
【0016】上記、酸成分としては、芳香族ジカルボン
酸などが挙げられる。この芳香族時カルボン酸として
は、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフ
タレンジカルボン酸、ビス(P−カルボキシフェニル)
メタン、アントラセンジカルボン酸4,4’−ジフェニ
ルジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカル
ボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セ
バシン酸、ドテカン二酸等が挙げられる。これら酸成分
のエステル形成性誘導体としては、これら酸成分のジア
ルキルエステル、ジアリールエステル等があげられる。
また、これらの芳香族ジカルボン酸化合物は、エステル
形成可能な誘導体、例えばジメチルエステルのような低
級アルコールエステルの形で重縮合に使用し、共重合体
(コポリマー)成分として導入することも可能である。
【0017】上記ジオール成分としては、(1)エチレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、デカメチレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール等の炭素数2〜10の脂肪族ジオール、
ポリエチレングリコール、ポリ1,3−プロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール等の分子量が4
00〜6000の長鎖グリコール、(2)ハイドロキノ
ン、レゾルシン、ジヒドロキシフェニル、ナフタレンジ
オール、ジヒドロキシジフェニルエーテル、シクロヘキ
サンジオール、2,2ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ジエトキシ化ビスフェノールAのような比較
的低分子量のヒドロキシ化合物、およびこれらの
(1)、(2)の化合物のアルキル、アルコキシまたは
ハロゲン置換体等が挙げられる。
【0018】上記オキシカルボン酸としては、オキシ安
息香酸、オキシナフトエ酸、ジフェニレンオキシカルボ
ン酸等のオキシカルボン酸、およびこれらのアルキル、
アルコキシ、またはハロゲン置換体が挙げられる。ま
た、これら化合物のエステル形成性誘導体も使用でき
る。
【0019】また、これらの他に熱可塑性ポリエステル
樹脂を形成するための三官能性モノマー、すなわちトリ
メリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、ペンタエ
リスリトール、トリメチロールプロパン等を少量併用し
て原料として用いてもよい。またこれらの原料を用いた
場合、得られる熱可塑性ポリエステル樹脂は、分岐また
は架橋構造を有する共重合体であってもよい。これら共
重合成分は、二種類以上を混合して導入したものであっ
てもよい。
【0020】また、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
は、固有粘度(η)が、0.5〜1.4のものであるこ
とが望ましい。この固有粘度(η)とは、熱可塑性ポリ
エステル樹脂(A)を、フェノールとテトラクロルエタ
ンとの混合溶媒に、重量比で1:1で混合した溶液の粘
度を、23℃の温度下で測定し、これを、粘度を求める
下記式(1)にあてはめて、算出したものである。 溶液粘度=ηsp/C=(η−η0)/η0・C ・・・(1) ここで、ηspは比粘度、η0は溶媒の粘度、Cは溶液
の濃度である。熱可塑性ポリエステル樹脂(A)の固有
粘度(η)が、0.5未満であると、得られた成形品の
強度が低下する傾向にあり、1.4を超えると成形時の
流動性が低下し、充填性が問題となる。
【0021】上記ポリエステル樹脂組成物に配合するエ
ポキシ基含有物質(B)とは、その物質あるいは化合物
中に、エポキシ基を有する化合物が含まれているもの、
あるいは、エポキシ基を有する化合物を示す。具体的に
は、エポキシ表面処理強化材(B−1)、エポキシ(グ
リシジル)変性樹脂(B−2)、臭素化エポキシ樹脂
(B−3)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(B−
4)等が挙げられる。これらは、1種だけで用いること
も、また2種以上を併用して用いることもできる。この
ような、エポキシ基含有物質(B)を、熱可塑性ポリエ
ステル樹脂(A)に添加することにより、ポリエステル
樹脂組成物における揮発性物質の発生を低減することが
できる。
【0022】上記エポキシ表面処理強化材(B−1)と
は、エポキシシラン化合物やフェノールノボラック型エ
ポキシ化合物等の多価エポキシ樹脂からなる収束剤や表
面処理剤によって表面処理された強化材を示す。この強
化材としては、(1)ガラス繊維、ガラス繊維以外の無
機繊維、金属繊維、炭素繊維、耐熱性有機繊維等の繊維
状強化材、(2)マイカ、セリサイト、ガラスフレーク
等の板状充填材、(3)タルク、カオリン、クレー、ウ
ォラストナイト、ベントナイト、アスベスト、アルミナ
シリケート等の珪酸塩、(4)アルミナ、酸化珪素、酸
化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン等の金
属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマ
イト等の炭酸塩、(5)硫酸カルシウム、硫酸バリウム
等の硫酸塩、(6)ガラスビーズ、窒化ホウ素、炭化珪
素等の粒状強化材、などが挙げられる。
【0023】また、これらの強化材の表面処理に用いら
れるエポキシシラン化合物としては、具体的には、β−
(3,4エポキシシクロヘキシル)‐エチルトリメトキ
シシラン、γ-グリシドキシプロピル−トリメトキシシ
ラン等が挙げられる。また、上記多価エポキシ樹脂とし
ては、具体的には、線上高分子量クレゾールをグリシジ
ルエーテル化した線上高分子クレゾールノボラックエポ
キシ樹脂等が挙げられる。エポキシ処理強化材(B−
1)は、上記エポキシ化合物等を、強化材に表面処理す
ることにより得ることができる。このとき、エポキシ化
合物のエポキシ当量、分子量や、強化材に対するエポキ
シ化合物の添加量は、その使用用途に応じて適宜調整す
ればよい。
【0024】また、これらのエポキシ表面処理強化材
(B−1)は、2種以上を併用しても良く、耐熱性が重
要な製品では、繊維状強化材と粒状強化材の併用したも
のを用いるのが好ましく、表面平滑性が重要な場合に
は、粒状強化材のみを使用することが好ましい。このよ
うに、上記強化材の組み合わせおよび配合量は、その使
用用途に応じて適宜調整すれば良い。
【0025】また、ランプ部品の表面に他の成分、たと
えば、ダイレクト蒸着や塗装により、表面加飾する場合
等には、上記エポキシ表面処理強化材(B−1)として
は粒状強化材を用い、この中でも平均粒径が30μm以
下のものを使用することが好ましく、より好ましくは1
0μm以下、さらに好ましくは5μm以下のものを使用
する。このような粒子の細かいエポキシ処理強化材(B
ー1)を用いることによって、ポリエステル樹脂組成物
からなるランプ部品の表面平滑性を良好にすることがで
きる。
【0026】上記エポキシ(グリシジル)変性樹脂(B
−2)としては、エポキシ変性AS(アクリロニトリル
スチレン)、エポキシ変性PS(ポリスチレン)、エポ
キシ変性PC(ポリカーボネート)やエポキシ(グリシ
ジル)変性モディファイヤー(St−GMA、PP−G
MA、PE−GMA、EPDM−GMA、EPR−GM
A、SEBS−GMA、SBS−GMA、PDMS/B
A−MMA/GMA)等が挙げられる。これらのエポキ
シ(グリシジル)変性樹脂(B−2)は2種以上を併用
しても良く、その組み合わせおよび配合量は、その使用
用途に応じて適宜決定すればよい。
【0027】上記臭素化エポキシ樹脂(B−3)として
は、ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂などが
挙げられる。ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂としては、特別なものではなく、テトラブロモビスフ
ェノールAあるいはさらにビスフェノールAとエピクロ
ヒドリンとの縮合によって得られ、一般に難燃剤として
用いられる臭素化エポキシ樹脂を用いることができる。
臭素化エポキシ樹脂(B−3)は、エポキシ当量、分子
量等が異なる2種以上を併用してもよく、その配合量お
よび組み合わせは使用用途に応じて決定すればよい。
【0028】上記ビスフェノールA型エポキシ樹脂(B
−4)としては、特別なものではなく、ビスフェノール
Aとエピクロヒドリンとの縮合によって得られるものを
用いることができる。ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(B−4)は、エポキシ当量、分子量等が異なる2種以
上を併用しても良く、その配合量、組み合わせは使用用
途に応じて決定すればよい。
【0029】このようなエポキシ基含有物質(B)とし
ては、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100重量部に
対して、5〜50重量部配合されることが好ましい。エ
ポキシ基含有物質(B)が5重量部未満では、ポリエス
テル樹脂組成物における揮発成分低減化の効果がなく、
50重量部を越えるとポリエステル樹脂組成物の熱安定
性が低下するため好ましくない。
【0030】上記強化材(C)としては、エポキシ表面
処理強化材(B−1)で示した強化材と同様の強化材が
挙げられる。強化材(C)としては、熱可塑性ポリエス
テル樹脂(A)100重量部に対して、0.1〜50重
量部配合されることが好ましい。強化剤(C)の配合量
が0.1重量部未満であると、ポリエステル樹脂組成物
の結晶性や耐熱性が低くなり、50重量部を越えると、
ポリエステル樹脂組成物からなる成形品の表面平滑性が
低下する。
【0031】 ここで、ポリエステル樹脂組成物をランプ
部品に用いた場合に、そのランプ部品に耐熱性が特に要
求される場合においては、強化剤(C)として、繊維状
強化材と粒状強化材の併用系を用いることが望ましく、
ランプ部品に表面平滑性が得に要求される場合において
は、強化剤(C)として粒状強化材のみを使用すること
が望ましい。このように、強化材(C)の配合量、組み
合わせはその使用用途に応じて適宜調製することができ
る。また、ポリエステル樹脂組成物において、エポキシ
基含有物質(B)として、エポキシ表面処理強化材(B
−1)を用いる場合においては、配合するエポキシ表面
処理強化材(B−1)と強化材(C)の配合比率につい
ても、その使用用途に応じて適宜調製すれば良い。さら
に、ランプ部品でダイレクト蒸着等を施す場合には、特
にランプ部品の表面平滑性が要求されるが、このような
場合は、強化材(C)として、平均粒径が平均粒径30
μm以下、より好ましくは10μm以下、さらに好まし
くは5μm以下の粒状強化材を用いることが好ましい。
このような粒径の強化材(C)を用いれば、ランプ部品
の表面を平滑にすることができる。
【0032】次に、上記非晶性樹脂(D)としては、ゴ
ム強化樹脂(ブタジエン系共重合体、アクリル系共重合
体、シリコン系共重合体、シリコン−アクリル系共重合
体)、AS樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂等が挙げられる。こ
れら非晶性樹脂(D)を配合すると、ポリエステル樹脂
組成物において、低ソリ性、塗装性、蒸着密着性等を向
上させることができる。これら非晶性樹脂(D)は、熱
可塑性ポリエステル樹脂(A)100重量部に対して、
1〜50重量部配合される。1重量部未満であると、低
ソリ性、塗装性、蒸着密着性等を向上がみられず、50
重量部未満であると、耐熱性や耐薬品性に劣る。
【0033】また、上記ポリエステル樹脂組成物におい
ては、その効果を損なわない範囲で、シリカやステアリ
ン酸塩等の滑剤や離型剤、紫外線吸収剤、カーボンブラ
ック等の顔料を含む着色料、ハロゲン化物やリン化合物
等の難燃剤、難燃助剤、酸化防止剤、帯電防止剤、カッ
プリング剤、発泡剤、架橋剤、結晶核剤および熱安定剤
等の公知の添加剤を添加することができる。
【0034】またさらに、効果を損なわない範囲で、ナ
イロン樹脂等の他の熱可塑性樹脂や耐衝撃性、耐加水分
解性、耐ヒートショック性等を改善させるためのポリエ
ステルエラストマーやMBS、ブタジエン系、アクリル
系、シリコン系、シリコンアクリル系等各種ゴム成分、
オレフィン系共重合体、ナイロン系共重合体、等の各種
改質剤を添加することができる。
【0035】このような配合成分からなるポリエステル
樹脂組成物においては、エポキシ基含有物質(B)が配
合されているので、熱分解成分あるいは揮発性成分が少
なく、加熱条件下においても、ポリエステル樹脂組成物
の成分の昇華が少ない。また、このようなポリエステル
樹脂組成物においては、強化材(C)が配合されている
ので、耐熱性に優れる。さらに、このようなポリエステ
ル樹脂組成物においては、成形流動性、成形加工性を良
好にすることができる。よって、自動車用ランプのハウ
ジング、リフレクター、エクステンションなどのランプ
部品や、家電用ランプのランプケースなどのランプ部品
として、好適に用いることができる。
【0036】このようなポリエステル樹脂組成物は、射
出成形により、所望形状のランプ部品とすることができ
る。得られたランプ部品においては、上記ポリエステル
樹脂組成物が用いられているので、使用時に、揮発性成
分が発生して、レンズやガラスに付着することが少な
い。よって、これらのランプ部品を長期間使用した場合
においても、ランプのレンズやガラス面をくもらせるこ
とがない。また、上記ランプ部品は、成形流動性、成形
加工性が良好なポリエステル樹脂組成物からなるもので
あるので、その表面平滑性が良好なものである。よっ
て、これらランプ部品には、使用用途、目的に応じて着
色(無塗装仕様)や塗装、間接蒸着(プライマー処理を
実施後蒸着しさらにトップコートを実施する蒸着法)、
直接蒸着(プライマー処理無しあるいはプラズマ処理後
蒸着しさらにトップコートあるいはプラズマ処理を実施
する方法)が可能である。
【0037】
【実施例】以下実施例により発明の効果を説明する。 《樹脂組成物の調整》以下に示す成分を、表1〜表3に
示す配合で、配合して実施例1〜12、比較例1〜9の
樹脂組成物を製造した。 1)PBT(A−1):三菱レイヨン製タフペットPB
T N1300 2)PET(A−2):三菱レイヨン製ダイヤナイト
MA521HD 3)PBN(A−3):通常のポリブチレンナフタレー
トの製造方法に従って重合を実施。分子量はN1300
相当となるように調整した。 4)PEN(A−4):通常のポリエチレンナフタレー
トの製造方法に従って重合を実施。分子量はN1300
相当となるように調整した。
【0038】5)タルク−1(B−1−1):林化成
(株)製タルクCHC−13S−05E、エポキシシラ
ン0.5%表面処理品。 6)GF−1(B−1−2):日東紡績(株)製ガラス
ファイバーCS3J948、多価エポキシ処理品。 7)AS−2(B−2):蒸留水115重量部に第三燐
酸カルシウム1重量部、デモールP(花王(株)製)
0.001重量部を反応釜に仕込み撹拌した。これにア
クリロニトリル25重量部とスチレン75重量部、グリ
シジルメタクリレート0.4重量部、t−ドデシルメル
カプタン0.5重量部、アゾビスイソブチロニトリル
0.17重量部、ガファックGB−520(東邦化学工
業(株)製)0.003重量部の混合物を加え懸濁液状
にした後75℃に上昇し、240分間保持して重合を完
結した後に得た重合体。 8)臭素化エポキシ樹脂(B−3):坂本薬品(株)製
臭素化エポキシSR−BSP。 9)エポキシ(B−4):油化シェルエポキシ(株)製
エポキシ樹脂エピコート1004K。
【0039】10)タルク−2(C−1):林化成
(株)製タルクCHC−13P−03、未処理品。 11)GF−2(C−2):日本電気硝子(株)製ガラ
スファイバーECS03T−191。
【0040】12)AS−1(D−1):蒸留水115
重量部に第三燐酸カルシウム1重量部、デモールP(花
王(株)製)0.001重量部を反応釜に仕込み撹拌し
た。これにアクリロニトリル25重量部とスチレン75
重量部、t−ドデシルメルカプタン0.5重量部、アゾ
ビスイソブチロニトリル0.17重量部、ガファックG
B−520(東邦化学工業(株)製)0.003重量部
の混合物を加え懸濁液状にした後75℃に上昇し、24
0分間保持して重合を完結した後に得た重合体。
【0041】13)WAX:ヘキスト製ワックスOP 14)安定剤1:アデカ・アーガス化学製MARK A
O−60 15)安定剤2:旭電化工業製アデカスタブ PEP−
24G
【0042】上記成分を表1〜表3に示す配合量で配合
し、V型ブレンダーで5分間混合、均一化させて実施例
1〜12、比較例1〜9の樹脂組成物を得た。得られた
実施例1〜12、比較例1〜9の樹脂組成物を、φ30
mmのベント式二軸押出機(池貝製PCM30)に投入
し、次のような条件で、押し出してペレットを調整し
た。 (1)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)が、PBTある
いはPBT/PET系樹脂である、実施例1〜6、9〜
12、比較例1〜3、5〜7およびPBN/PET系樹
脂である実施例7、比較例8においては、シリンダー温
度270℃で、(2)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
が、PEN/PET系樹脂である実施例8、比較例9に
おいては、シリンダー温度285℃で押し出した。
【0043】《ガラス板ヘイズの評価》自動車ヘッドラ
ンプや家電用ランプの連続点灯試験によるレンズ、ガラ
ス面の付着物によるくもりをフォギング試験機(スガ試
験機製フォギングテスターWSF−2改良型)を用いて
再現評価した。
【0044】上記実施例1〜12、比較例1〜9の樹脂
組成物のペレットを、射出成形機(東芝製IS80FP
B)を用いて、次に示す条件で射出成形し、100角3
mmt板を得た。 (1)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)が、PBTある
いはPBT/PET系樹脂である、実施例1〜6、9〜
12、比較例1〜3、5〜7、およびPBN/PET系
樹脂である実施例7、比較例8においては、シリンダー
温度270℃、金型温度80℃の条件で、(2)熱可塑
性ポリエステル樹脂(A)が、PEN/PET系樹脂で
ある実施例8、比較例9においては、同様にシリンダー
温度285℃、金型温度120℃の条件で射出成形し
た。
【0045】ついで、得られたそれぞれの板を粉砕機に
より粉砕し、粉砕したもの30gを、試験管(φ30×
200mm)に入れ、150℃に温度調節したフォギング
試験機にセットした。さらに、上記試験管に、耐熱ガラ
ス(テンパックスガラス55×55×3mmt)の蓋を
した後、25℃に温度調節した冷却水を通水したアルミ
ブロックを載せ、150℃で100時間、熱処理を実施
した。この熱処理の結果、ガラス板内壁には樹脂組成物
より昇華した分解物等による付着物が析出した。これら
のガラス板におけるヘイズ(光線の透過度)を、光線反
射率透過率測定機((株)村上色彩技術研究所製HP−
100)を用いて測定した。結果を表1〜表3に示す。
なお、150℃×100Hr加熱後のガラス板ヘイズが
10%未満であるものを、各種ランプの部品としての機
能を果たす目安とした。
【0046】《成形時離型性の評価》上記実施例1〜1
2、比較例1〜9の樹脂組成物を射出成形する際に、エ
ジェクターピンが板に食い込んでいないか、板が変形し
ていないか、目視により判定した。結果を表1〜表3に
示す。
【0047】《像鮮映性の評価》上記板の像鮮映性を、
写像性測定器(スガ試験機製ICM−1PD)で測定し
た。結果を表1〜表3に示す。なお、像鮮映性は成形品
の表面平滑性を表し、像鮮映性が70%以上を各種ラン
プの反射板としての機能を果たす目安とした。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】表1〜表3に示す結果から、実施例におけ
るポリエステル樹脂組成物およびそれよりなるランプ部
品は、熱分解物の昇華が少なくレンズあるいはガラス面
のくもりが少ないものであり、成形性、像鮮映性も良好
であることが判った。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリエス
テル樹脂組成物においては、熱分解しにくく、加熱条件
下であっても、揮発成分の昇華が低いものである。ま
た、これに加えて耐熱性、成形加工性に優れるものであ
る。よって、自動車ランプのハウジング、リフレクタ
ー、エクステンションや密閉系の家電照明用ランプケー
ス等のランプ部品として好適に用いることができる。ま
た、本発明のランプ部品においては、上記加熱条件下に
おいても、熱分解し熱分解しにくいポリエステル樹脂組
成物を用いているので、長期間使用しても、ランプのレ
ンズあるいはガラスをくもらせることが少ない。また、
これらランプ部品は、上記ポリエステル樹脂組成物は、
耐熱性に優れるので、高温下で使用されるランプにも使
用することができる。さらに、上記ポリエステル樹脂組
成物は、成形加工性が良好なものであるので、ランプ部
品表面が平坦なものとなり、その使用用途、目的に応じ
て着色(無塗装仕様)や塗装、間接蒸着(プライマー処
理を実施後蒸着しさらにトップコートを実施する蒸着
法)、直接蒸着(プライマー処理無しあるいはプラズマ
処理後蒸着しさらにトップコートあるいはプラズマ処理
を実施する方法)が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ヘッドランプの一例を示した構成図である。
【図2】 ヘッドランプの一例を示した構成図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 反射板 3 光源 11 レンズ 12 ハロゲン電球 13 リフレクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21S 8/10 (C08L 67/00 //(C08L 67/00 63:00) 63:00) F21Q 1/00 Z Fターム(参考) 3K080 AB17 4J002 BC03Z BC04Z BC06Z BG04Z BN14Z CD05X CD05Y CD12X CD12Y CD17Y CD20Y CF01W CF01X CF06W CF06X CF07W CF07X CF08W CF08X CG00Z CH07Z CP03Z DA016 DA066 DE076 DE096 DE136 DE146 DE236 DG046 DG056 DJ006 DJ016 DJ026 DJ036 DJ046 DJ056 DL006 FA016 FA046 FB136 FD016 FD090 FD130 FD170 GN00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100
    重量部に対して、エポキシ基含有物質(B)5〜50重
    量部と、強化材(C)0.1〜50重量部とを配合して
    なるポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリエステル樹脂組成物
    に、非晶性樹脂(D)1〜50重量部を配合してなるこ
    とを特徴とするポリエステル樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 上記エポキシ基含有物質(B)が、エポ
    キシ表面処理強化材(B−1)、エポキシ(グリシジ
    ル)変性樹脂(B−2)、臭素化エポキシ樹脂(B−
    3)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(B−4)の群
    から選ばれる1種またはこれら2種以上の混合物である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のポリエ
    ステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 上記熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
    が、ポリブチレンテレフタレート(A1)とポリエチレ
    ンテレフタレート(A2)との混合物であり、その混合
    比(A1/A2)が90/10〜55/45であること
    を特徴とするポリエステル樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のポリエステル樹脂組成物からなることを特徴とするラ
    ンプ部品。
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