JP2002020591A - 光反射体用ポリエステル樹脂組成物および光反射体 - Google Patents

光反射体用ポリエステル樹脂組成物および光反射体

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JP2002020591A
JP2002020591A JP2000211828A JP2000211828A JP2002020591A JP 2002020591 A JP2002020591 A JP 2002020591A JP 2000211828 A JP2000211828 A JP 2000211828A JP 2000211828 A JP2000211828 A JP 2000211828A JP 2002020591 A JP2002020591 A JP 2002020591A
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resin composition
light reflector
light
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JP2000211828A
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Yoshihiko Azuma
良彦 東
Shinobu Fujie
忍 藤江
Tamae Takagi
珠衣 高木
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形後の表面平滑性に優れ、金属のダイレク
ト蒸着法により均一で平滑な金属蒸着膜を形成すること
ができ、かつ耐熱性および熱安定性に優れた光反射体用
ポリエステル樹脂組成物を得て、表面平滑性および耐熱
性に優れ、高温下の長時間使用に際しても光反射面に白
濁が生じず、光反射特性に優れた光反射体を得る。 【解決手段】 熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100
質量部に対して、二酸化チタンまたは酸化鉄(B)5〜
50質量部が配合されてなる光反射体用ポリエステル樹
脂組成物およびこの樹脂組成物に直接金属蒸着膜を形成
した光反射体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ランプの
ハウジング、リフレクター、エクステンションや照明器
具のハウジング、リフレクター等の光反射体に関し、ポ
リエステル樹脂組成物からなる成形品の一部または全体
にダイレクト蒸着により光反射金属膜を形成してなるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のヘッドランプや、ターン
シグナルランプ等のランプにおけるハウジング、リフレ
クター、エクステンションなどの光反射体や、照明器具
のハウジング、リフレクターなどの光反射体としては、
金属(板金)や、バルクモールディングコンパウンド
(BMC)、シートモールディングコンパウンド(SM
C)に代表される熱硬化性樹脂が使用されていた。近
年、これらの光反射体の高機能化やデザインの多様化に
伴い、上記熱硬化性樹脂にかわり、生産性に優れた熱可
塑性樹脂の射出成形品が使用されるようになってきた。
【0003】図1及び図2は、自動車のヘッドランプの
一例を示したものである。図1は、シールドビーム型の
ヘッドランプ4であり、レンズ1と、反射板2、光源3
から概略構成され、これらが一体化されて密閉されてな
るものである。このようなヘッドランプ4においては、
反射板2等に熱可塑性樹脂が用いられている。また、図
2のヘッドランプは、ハロゲンランプ型のヘッドランプ
14で、レンズ11と、ハロゲン電球12と、リフレク
ター13とから概略構成され、これらが一体化されて密
閉されてなるものである。このようなヘッドランプ14
においては、リフレクター13等に熱可塑性樹脂が使用
される。
【0004】従来このような反射板2やリフレクター1
3等に代表される光反射体は、熱可塑性樹脂からなる成
形品の一部または全体表面に金属蒸着膜が形成され、こ
の金属蒸着膜表面を光反射面として使用する。このよう
な光反射体の製造方法としては、上記熱可塑性樹脂から
なる成形品における光反射面とされる場所に、表面平滑
性を高めるためにプライマーを塗布したのちに、このプ
ライマー上に金属を蒸着して金属蒸着膜を形成し、さら
にこの金属蒸着膜上にトップコートを塗布する方法が挙
げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
プライマーやトップコートを塗布する従来の方法では、
プライマーに有機溶剤が使用されているために環境上好
ましくなく、さらに前記有機溶剤の揮発および塗膜の硬
化に時間がかかるため、結果として生産コストが上昇す
るという問題があった。このため最近ではプライマーを
塗布せずに、上記成形品表面に直接、金属蒸着膜を形成
するダイレクト蒸着(直接蒸着)が増えてきている。
【0006】このようなダイレクト蒸着においては、成
形品表面にプライマーを塗布せず、直接金属蒸着膜を形
成する、あるいは成形品と金属蒸着膜との密着性を高め
るために成形品表面にプラズマ活性化処理を施した後に
金属蒸着膜を形成する。この場合、均一で平滑な金属蒸
着膜を得る、すなわち光反射能に優れた光反射面を得る
ためには、成形品の表面平滑性が求められる。また、最
近光反射体が用いられるヘッドランプや照明器具等で
は、輝度を高めるために高出力のランプを使用する傾向
にあり、このためランプの発熱量が大きくなり照明器具
等の内部温度が160〜180℃に上昇するため、光反
射体としても160〜180℃程度の高温下においても
変形しない耐熱性を要求されるようになってきた。さら
に、ダイレクト蒸着により金属蒸着膜を形成した光反射
体においては、高温に達した状態で長時間使用した際
に、前記光反射面に白濁が生じ、光反射能が低下すると
いう問題があり、高温下における長時間使用においても
白濁の生じることのない熱安定性が要求されるようにな
ってきている。上記光反射体における耐熱性、表面の白
濁等の特性は、光反射体を構成する樹脂組成物の特性に
起因する。すなわち、光反射能に優れた光反射体を得る
ためには、成形時の表面平滑性、耐熱性、熱安定性に優
れた樹脂組成物が求められている。
【0007】このような光反射体用樹脂組成物における
要求に答えるために、特開平11−241006号公報
においては、ポリアルキレンテレフタレート樹脂とポリ
カーボネート樹脂と変性シリコーンオイルとの樹脂組成
物が、また特開平11−293099号公報ではポリア
リレート樹脂とポリエステル樹脂との樹脂組成物が提案
されている。しかしながら、上記樹脂組成物において
は、成形流動性が悪いために成形品の肉厚を厚くした
り、ゲート点数の追加等の対応が必要であったり、十分
な表面平滑性が得られないという問題があった。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、射出成形後の表面平滑性に優れ、金属のダイレクト
蒸着法により均一で平滑な金属蒸着膜を形成することが
でき、かつ耐熱性および熱安定性に優れた光反射体用ポ
リエステル樹脂組成物を得て、表面平滑性および耐熱性
に優れ、高温下の長時間使用に際しても光反射面に白濁
が生じず、光反射特性に優れた光反射体を得ることを目
的とする。また、射出成形時の流動性および金型からの
離型性等の成形加工性に優れた光反射体用ポリエステル
樹脂組成物を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100
質量部に対して、二酸化チタンまたは酸化鉄(B)5〜
50質量部とを配合してなる光反射体用ポリエステル樹
脂組成物を提供する。また上記光反射体用ポリエステル
樹脂組成物においては、熱可塑性ポリエステル樹脂
(A)100質量部に対して、結晶核剤(C)0.05
〜5質量部を配合することが出来る。また、上記光反射
体用ポリエステル樹脂組成物においては、上記熱可塑性
ポリエステル樹脂(A)が、ポリブチレンテレフタレー
(A1)とポリエチレンテレフタレート(A2)との混
合物であり、その質量比(A1/A2)が90/10〜
55/45であることが望ましい。そして、本発明の光
反射体は、上記光反射体用ポリエステル樹脂組成物から
なる成形品の一部または全体に、直接、金属蒸着膜を形
成してなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物は、熱可塑
性ポリエステル樹脂(A)100質量部に対して、二酸
化チタンまたは酸化鉄(B)を5〜50質量部配合して
なるものである。
【0011】上記熱可塑性ポリエステル樹脂(A)とし
ては、ポリブチレンテレフタレート(以下、PBTと略
記する)、ポリブチレンナフタレート(以下、PBNと
略記する)、ポリエチレンテレフタレート(以下、PE
Tと略記する)、ポリエチレンナフタレート(以下、P
ENと略記する)などのポリエステル、またはこれらポ
リエステルの共重合体、混合物などが挙げられる。熱可
塑性ポリエステル樹脂(A)におけるPBT、PBN、
PET、PENあるいはこれらの共重合体における、P
BT、PBN、PET、PEN成分は、70%以上であ
ることが望ましい。これらの成分が70%未満の場合に
は、得られたポリエステル樹脂組成物の耐熱性や成形時
の離型性が低下する傾向にある。上記混合物としては、
二種以上の上記ポリエステル樹脂あるいはその共重合体
をブレンドしたものであって、例えばPBTとPETと
の混合物、PBNとPETとの混合物、PENとPET
との混合物などが挙げられ、限定されるものではない
が、中でもPBTとPETとの混合物が、コスト、加工
性に優れることから好ましい。
【0012】熱可塑性樹脂(A)として、PBT(A
1)とPET(A2)との混合物を用いる場合には、こ
れらの質量比(A1/A2)は、90/10〜55/4
5であることが好ましい。より好ましくは80/20〜
60/40である。このとき、PBTが90質量%を越
える割合で配合されると、樹脂組成物の表面平滑性が低
下しやすく、55質量%未満であると樹脂組成物の射出
成形時の金型からの離型性が低下する傾向にある。
【0013】上記PBT、PBN、PET、PENある
いはこれらの共重合体などの熱可塑性ポリエステル樹脂
(A)の製造方法としては、特殊なものではなく、エス
テル交換法を経て重縮合を行う方法、直接エステル化を
経て重縮合を行う方法等、通常の熱可塑性ポリエステル
樹脂(A)の製造法により得ることが出来る。このとき
のこれら熱可塑性ポリエステル樹脂(A)は、次に示す
酸成分、ジオール成分、オキシカルボン酸などの共重合
成分を重合反応させることによって得ることが出来る。
【0014】上記、酸成分としては、芳香族ジカルボン
酸などが挙げられる。この芳香族ジカルボン酸として
は、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフ
タレンジカルボン酸、ビス(P−カルボキシフェニル)
メタン、アントラセンジカルボン酸、4,4'−ジフェ
ニルジカルボン酸、4,4'−ジフェニルエーテルジカ
ルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、
セバシン酸、ドテカン二酸等が挙げられる。これら酸成
分のエステル形成性誘導体としては、これら酸成分のジ
アルキルエステル、ジアリールエステル等があげられ
る。また、これらの芳香族ジカルボン酸化合物は、エス
テル形成可能な誘導体、例えばジメチルエステルのよう
な低級アルコールエステルの形で重縮合に使用し、共重
合体(コポリマー)成分として導入することも可能であ
る。
【0015】上記ジオール成分としては、(1)エチレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、デカメチレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール等の炭素数2〜10の脂肪族ジオール、
ポリエチレングリコール、ポリ1,3−プロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール等の分子量が4
00〜6000の長鎖グリコール、(2)ハイドロキノ
ン、レゾルシン、ジヒドロキシフェニル、ナフタレンジ
オール、ジヒドロキシジフェニルエーテル、シクロヘキ
サンジオール、2,2ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ジエトキシ化ビスフェノールAのような比較
的低分子量のヒドロキシ化合物、およびこれらの
(1)、(2)の化合物のアルキル、アルコキシまたは
ハロゲン置換体等が挙げられる。上記オキシカルボン酸
としては、オキシ安息香酸、オキシナフトエ酸、ジフェ
ニレンオキシカルボン酸等のオキシカルボン酸、および
これらのアルキル、アルコキシ、またはハロゲン置換体
が挙げられる。また、これら化合物のエステル形成性誘
導体も使用出来る。また、これらの他に熱可塑性ポリエ
ステル樹脂を形成するための三官能性モノマー、すなわ
ちトリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、ペ
ンタエリスリトール、トリメチロールプロパン等を少量
併用して原料として用いてもよい。またこれらの原料を
用いた場合、得られる熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
は、分岐または架橋構造を有する共重合体であってもよ
い。これら共重合成分は、二種類以上を混合して導入し
たものであってもよい。
【0016】また、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
は、固有粘度[η]が、0.5〜1.4のものであるこ
とが望ましい。熱可塑性ポリエステル樹脂(A)を、フ
ェノールとテトラクロルエタンとの1:1の混合溶媒に
種々の濃度で溶かした溶液の粘度を、23℃の温度下で
測定する。溶液粘度は、粘度を求める下記式(1)にあ
てはめて算出したものである。溶液粘度=ηsp/C=
(η−ηo)/ηo・C …(1)ここで、ηspは比粘
度、ηoは溶媒の粘度、Cは溶液の濃度である。この溶
液粘度を上記濃度に対してプロットし、濃度0に外挿し
たものが固有粘度[η]である。熱可塑性ポリエステル
樹脂(A)の固有粘度[η]が、0.5未満であると、
得られた成形品の強度が低下する傾向にあり、1.4を
超えると成形時の流動性が低下し、充填性が問題とな
る。
【0017】上記二酸化チタンまたは酸化鉄(B)とし
ては特別なものではなく、着色顔料等に用いられるもの
である。本発明における二酸化チタンの製造方法として
は、特別なものではなく、塩素法あるいは硫酸法によっ
て製造されたものである。塩素法とは天然ルチルや合成
ルチルなどを、流動法により塩素、コークスで塩素化し
て四塩化チタンを得てこれを精製した後、約1000℃
に加熱し、同様に加熱した酸素と反応させて粗製二酸化
チタンを得る。次いで粉砕、分級、表面処理の工程を経
て二酸化チタンを得る。硫酸法とはイルメナイトやチタ
ンスラグを濃硫酸で蒸解して、硫酸チタニルとし、これ
を熱加水分解して含水二酸化チタンを得る。濾過、洗浄
した後必要な焼成処理剤を加えて800〜1000℃焼
成し粗製二酸化チタンを得る。次いで粉砕、分級、表面
処理の工程を経て二酸化チタンを得る。硫酸法に比べて
塩素法は不純物が少なく塩素法で製造された二酸化チタ
ンが好ましい。
【0018】また、上記二酸化チタンの表面処理工程と
は、特別なものではなく、アルミニウムや硅素の含水酸
化物を表面処理剤として任意の方法により表面処理した
ものであり、その表面処理方法としては特に限定される
ものではい。さらに表面処理剤の量としては特に限定さ
れるものではないが、二酸化チタンに対し1〜10質量
%程度が適当である。
【0019】二酸化チタンの結晶形態にはアナターゼ
型、ブルーカイト型、ルチル型があり特に限定されるも
のではないが、熱安定性の面からはルチル型が好まし
い。二酸化チタンの平均粒子径としては特に限定される
ものではないが、0.05〜1μm程度のものが好まし
い。平均粒子径が1μmを越えると、上記ポリエステル
樹脂組成物の表面平滑性が低下する傾向がある。
【0020】上記酸化鉄としては、特別なものではな
く、α−Fe23で示される鉄酸化物である。その製造
方法としては特に限定されるものではなく、(1)鉄鋼
業などから副生する硫酸鉄(II)あるいは塩化鉄(II)
を熱分解する方法、(2)鉄(II)塩溶液からの反応に
よって得られる黄色酸化鉄あるいは鉄黒を焼成する方
法、(3)アニリン製造の際副生する黄色酸化鉄あるい
は鉄黒を焼成する方法などが挙げられる。酸化鉄の平均
粒子径としては特に限定されるものではないが、0.0
5〜1μm程度のものが好ましい。平均粒子径が1μm
を越えると表面平滑性に劣る傾向がある。
【0021】上記二酸化チタンまたは酸化鉄(B)の配
合量としては、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100
質量部に対して5〜50質量部である。5質量部未満で
は十分な耐熱性が得られず、50質量部を越えると、ペ
レットの製造が困難となったり、成形時の表面外観すな
わち表面平滑性が低下する。
【0022】上記ポリエステル樹脂組成物においては、
熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100質量部に対し
て、結晶核剤(C)を0.05〜5質量部の割合で配合
することが出来る。このように結晶核剤(C)を配合す
ることにより、ポリエステル樹脂組成物の結晶化度がや
や高くなり、耐熱性および射出成形時の金型からの離型
性をより向上させることが出来る。結晶核剤(C)は、
0.05質量部以上の添加でポリエステル樹脂組成物に
おける耐熱性や金型離型性が向上する場合があり、5質
量部を越えて添加されると成形品の表面外観が悪かった
り、結晶核剤の種類によっては熱可塑性ポリエステル樹
脂(A)が劣化する場合があり好ましくない。
【0023】上記結晶核剤(C)としては、ポリエステ
ル系樹脂の結晶化促進剤として効果を有する有機カルボ
ン酸の周期律表第Ia族または第IIa族の金属塩、安息
香酸エステルまたは安息香酸誘導体のエステル、脂肪族
エステル、イオン性共重合体の金属塩、結晶化促進剤と
して効果のある無機物等が挙げられ、具体的にはラウリ
ン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸ナ
トリウム、ミリスチン酸カリウム、ミリスチン酸カルシ
ウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウ
ム、ステアリン酸カルシウム、オクタコサン酸ナトリウ
ム、オクタコサン酸カルシウム、安息香酸ナトリウム、
安息香酸カリウム、安息香酸カルシウム、テレフタル酸
リチウム、テレフタル酸ナトリウム、テレフタル酸カリ
ウム、エチレングリコールモノベンゾエート、プロピレ
ングリコールモノベンゾエート、プロピレングリコール
ジベンゾエート、ネオペンチルグリコールモノベンゾエ
ート、ジエチレングリコールジベンゾエート、トリエチ
レングリコールジベンゾエート、エチレングリコールプ
ロピレングリコールジベンゾエート、エチレン−アクリ
ル酸ナトリウム共重合体、エチレン−メタクリル酸ナト
リウム共重合体、タルク、酸化チタン、酸化亜鉛等およ
びこれらの組み合わせを用いることが出来る。これら結
晶核剤には、これらと併用させると結晶化速度がさらに
促進される化合物例えばポリオキシエチレン誘導体、エ
ポキシ化合物、ソルビタン誘導体等を加えることが出来
る。
【0024】また、上記ポリエステル樹脂組成物におい
ては、その効果を損なわない範囲で、シリカやステアリ
ン酸塩等の滑剤や離型剤、紫外線吸収剤、カーボンブラ
ック等の顔料を含む着色料、ハロゲン化物やリン化合物
等の難燃剤、難燃助剤、酸化防止剤、帯電防止剤、カッ
プリング剤、発泡剤、架橋剤、および熱安定剤等の公知
の添加剤を添加することが出来る。またさらに、効果を
損なわない範囲で、ナイロン樹脂等の他の熱可塑性樹脂
や耐衝撃性、耐加水分解性、耐ヒートショック性等を改
善させるためのポリエステルエラストマーやMBS、ブ
タジエン系、アクリル系、シリコン系、シリコンアクリ
ル系等各種ゴム成分、オレフィン系共重合体、ナイロン
系共重合体等の各種改質剤を添加することが出来る。
【0025】このような上記配合成分からなるポリエス
テル樹脂組成物は耐熱性に優れるので、このポリエステ
ル樹脂組成物からなる成形品においては、高温時におけ
る変形が少ない。また、上記ポリエステル樹脂組成物に
おいては、高温時においても熱安定性にも優れ、熱分解
等による樹脂成分由来の物質が発生することがない。さ
らには、射出成型時の流動性、金型からの離型性等の成
形加工性に優れるので、上記成形品の表面平滑性が高
く、その表面に直接金属を蒸着することが出来るととも
に、均一で平滑な金属蒸着膜を形成することが出来る。
さらには、成形加工性、流動性が良好なことから、射出
成形時のゲートの設定が少なくて済み、デザインの自由
度や金型作製の際の自由度が増す等のメリットもある。
よって、このようなポリエステル樹脂組成物は光反射体
に好適に使用することが出来る。
【0026】本発明の光反射体は、上記ポリエステル樹
脂組成物を射出成形により所望の形状となるように成形
し、この成形品の一部又は全部の表面に、ダイレクト蒸
着により金属蒸着膜を形成して光反射面としたものであ
る。上記ダイレクト蒸着においては、通常用いられる方
法を用いることができ、その条件は特に限定されるもの
ではない。このとき、上記成形品においては表面平滑性
に優れるものであるので、プライマー処理を必要とせ
ず、そのまま金属を蒸着することが可能である。また、
このとき、成形品と金属蒸着膜との接着性を高めるため
に、成形品表面にプラズマ処理を施してから蒸着するこ
とも出来る。この場合のプラズマ処理においても、通常
用いられる方法により実施することが出来る。また、金
属蒸着膜を保護のためにその表面上にトップコートある
いはプラズマ処置を施すことも可能である。この方法に
ついても、通常用いられる方法を用いることが出来る。
【0027】上記光反射体においては、上記ポリエステ
ル樹脂組成物からなる成形品からなるものであるので、
得られた金属蒸着膜は均一で表面が平滑な膜となり、反
射能に優れた光反射面となる。また、ポリエステル樹脂
組成物からなる成形品が耐熱性に優れるものであるので
高温時においても変形が少ないため光反射面の歪みが少
なく、高温時においても優れた反射特性を有する。ま
た、上記ポリエステル樹脂組成物が熱安定性が高いもの
であるので、これに起因する光反射面の白濁が生じるこ
とが少なく、優れた光反射能を長期にわたって維持する
ことが出来る。よって、このような光反射体は、自動車
用ランプのハウジング、リフレクター、エクステンショ
ンなどの光反射体や、家電用ランプのランプケースなど
の光反射体として好適に用いることが出来る。
【0028】
【実施例】以下実施例により本発明を詳しく説明する。 《ポリエステル樹脂組成物の調整》以下に示す成分を、
表1および表2に示す割合で配合して実施例1〜10、
比較例1〜5の樹脂組成物を製造した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】 1)PBT(A−1):三菱レイヨン製タフペットPB
T N1300 2)PET(A−2):三菱レイヨン製ダイヤナイト
MA521HD 3)PBN(A−3):通常のポリブチレンナフタレー
トの製造方法に従って重合を実施。分子量はN1300
相当となるように調整した。 4)PEN(A−4):通常のポリエチレンナフタレー
トの製造方法に従って重合を実施。分子量はN1300
相当となるように調整した。 5)TiO2(B−1):石原産業(株)製タイペーク
酸化チタン CR−60−2、アルミニウムの含水酸化
物で表面処理したもの。 6)TiO2(B−2):川鉄工業(株)製GTR−
1、TiO2(B−1)を顆粒状にしたもの。 7)Fe23(B−3):戸田カラー製ベンガラ100
ED 8)タルク・結晶核剤(C−1):林化成(株)製タル
ク、#5000A 9)WAX:ヘキスト製ワックスOP 10)安定剤1:アデカ・アーガス(株)製MARK
AO−60 11)安定剤2:アデカ・アーガス(株)製MARK
PEP−24G 上記成分を表1および表2に示す配合量で配合し、V型
ブレンダーで5分間混合、均一化させて実施例、比較例
の樹脂組成物を得た。なお、タルク・結晶核剤(C−
1)は、結晶核剤の他に、二酸化チタン、酸化鉄に対す
る比較例として樹脂組成物の配合に供した。
【0032】得られた実施例、比較例の樹脂組成物を、
φ30mmのベント式二軸押出機(池貝製PCM30)
に投入し、次のような条件で、押し出してペレットを調
整した。 (1)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)が、PBTある
いはPBT/PET系樹脂またはPBN/PET系樹脂
である場合においては、シリンダー温度270℃で、
(2)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)が、PEN/P
ET系樹脂である場合においては、シリンダー温度28
5℃で押し出した。
【0033】上記実施例1〜10、比較例1〜5の樹脂
組成物のペレットを、射出成形機(東芝製IS80FP
B)を用いて、次に示す条件で射出成形し、100角3
mmt板を得た。 (1)熱可塑性ポリエステル樹脂(A)が、PBTある
いはPBT/PET系樹脂、またはPBN/PET系樹
脂であるものにおいては、シリンダー温度270℃、金
型温度80℃の条件で、(2)熱可塑性ポリエステル樹
脂(A)が、PEN/PET系樹脂であるものにおいて
は、同様にシリンダー温度285℃、金型温度120℃
の条件で、射出成形した。
【0034】ついで、得られたそれぞれの板に直接蒸着
を実施した。直接蒸着の方法は特別限定されるものでは
なく、一般的に行われる方法、装置を用いて実施した。
まず、真空状態下の蒸着装置に不活性ガス(アルゴンガ
ス)を導入し、チャンバ内をプラズマ状態にして、10
0角板表面を活性化させるプラズマ活性化処理を実施し
た。次に、真空状態下の蒸着装置でアルミ蒸着を実施し
た。蒸着装置内においてアルミニウムからなるターゲッ
トを担持した電極に通電することで、チャンバ内には誘
導放電によりプラズマが生成され、プラズマ中のイオン
はターゲットをスパッタし、ターゲットから飛び出した
スパッタ粒子すなわちアルミニウム粒子が100角板表
面に付着し、全面にアルミ蒸着膜が形成された。アルミ
蒸着膜の膜厚は80nm(800Å)であった。
【0035】さらにアルミ蒸着面の保護膜としてプラズ
マ重合処理を実施した。真空、プラズマ状態下の装置に
ケイ素(Si)を含むガスを導入すると、アルミ蒸着膜
上に二酸化ケイ素(SiO2)の重合膜が形成される。
二酸化ケイ素重合膜の膜厚は50nm(500Å)であ
った。
【0036】《5°正反射率、蒸着面外観の評価》この
ようにして直接蒸着した実施例1〜10、比較例1〜5
の試料について、表面平滑性について比較評価するため
に、100角板としたプレートを準備し、5°正反射率
の測定および目視による観察を行った。この5°正反射
率は、100角板の表面平滑性、蒸着面の白化、熱処理
後の変形等に大きく依存し、強化材の種類や添加量によ
って表面平滑性が劣ったり、熱処理後にユズ肌状の外観
不良や蒸着面の白化、変形等が発生した場合には数値が
低下する傾向にある。また、耐熱性、アルミ蒸着面の加
熱後白化の有無を比較評価するために、直接蒸着した1
00角板を180℃×60Hr熱処理した後、5°正反
射率の測定および目視による観察を行った。上記100
角板について、日立製分光光度計U−1600を用い
て、波長550nmにおける5°正反射率を測定した。
なお、初期あるいは180℃×60Hr加熱後の5°正
反射率が80%以上のものを、光反射体としての機能を
果たす目安とした。同時に表面平滑性、蒸着面の白化の
状態を目視により判定し、許容レベルにあるものを○、
許容レベルにないものをその程度に応じて△、×とし
た。結果を表1および表2に示す。
【0037】《成形時離型性の評価》上記実施例1〜1
0、比較例1〜5の樹脂組成物を射出成形する際に、エ
ジェクターピンが板に食い込んでいないか、板が変形し
ていないか、目視により判定し、許容レベルにあるもの
を○、許容レベルにないものをその程度に応じて△、×
とした。結果を表1および表2に合わせて示す。
【0038】表1および表2に示す結果より、実施例に
おいては、表面平滑性に優れ、180℃、無荷重時の条
件下で加熱しても変形がなく、またダイレクト蒸着法に
よる蒸着面の白化が少なく、光反射率が加熱後において
も多様の低下があっても高い状態を保っていることがわ
かる。これに対して比較例のものにおいては、表面平滑
性に劣り、光反射率が低かったり加熱後に変形、白化す
るなどして光反射率が低下し、80%以下と低いレベル
になってしまっていることがわかる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光反射体
用ポリエステル樹脂組成物においては、熱可塑性ポリエ
ステル樹脂(A)に、二酸化チタンまたは酸化鉄(B)
を特定量配合してなるものであるので、耐熱性、熱安定
性に優れるとともに、成形加工性に優れるので、高温時
の変形が少なく、表面平滑性に優れた成形品を得ること
が出来る。よって、光反射体用ポリエステル樹脂組成物
からなる成形品においては、その表面に均一な金属蒸着
膜を形成することが出来る。また、上記ポリエステル樹
脂組成物に、結晶核剤(C)を特定量配合したものであ
れば、より耐熱性が向上するとともに、射出成型時の金
型からの離型性が向上する。さらに、上記熱可塑性ポリ
エステル組成物が、ポリブチレンテレフタレー(A1)
とポリエチレンテレフタレート(A2)との混合物で、
その質量比(A1/A2)が90/10〜55/45で
あるものであれば、成形性に優れるとともに、コスト面
にも優れる。
【0040】本発明の光反射体においては、上記表面平
滑性、耐熱性、熱安定性に優れるポリエステル樹脂組成
物からなる成形品にダイレクト蒸着により金属蒸着膜を
形成してなるものであるので、前記金属蒸着膜の表面平
滑性に優れ反射率が高く、高温時にも変形または表面が
白濁することなく、良好な反射特性を維持することが出
来る。よって、自動車ランプのハウジング、リフレクタ
ー、エクステンションや家電照明用ランプケース等の光
反射体として好適に用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ヘッドランプの一例を示した構成図である。
【図2】 ヘッドランプの一例を示した構成図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 反射板 3 光源 4 ヘッドランプ 11 レンズ 12 ハロゲン電球 13 リフレクター 14 ヘッドランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 珠衣 神奈川県川崎市多摩区登戸3816番地 三菱 レイヨン株式会社東京技術・情報センター 内 Fターム(参考) 3K042 AA08 AA13 AB01 AB04 BA02 4F006 AA35 AB73 BA15 CA04 CA05 DA01 4J002 BB083 CF062 CF071 CF081 DE107 DE116 DE136 DE137 DJ047 EG027 EH057 EH157 FA083 FD016 FD203 FD207 GN00 GP00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100
    質量部に対して、二酸化チタンまたは酸化鉄(B)5〜
    50質量部が配合されていることを特徴とする光反射体
    用ポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポリエステル樹脂組成
    物に、熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100質量部に
    対して、結晶核剤(C)0.05〜5質量部が配合され
    ていることを特徴とする光反射体用ポリエステル樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 上記熱可塑性ポリエステル樹脂(A)
    が、ポリブチレンテレフタレート(A1)とポリエチレ
    ンテレフタレート(A2)との混合物であり、その質量
    比(A1/A2)が90/10〜55/45であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の光反射体用ポリ
    エステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光
    反射体用ポリエステル樹脂組成物からなる成形品の一部
    または全体に、直接金属蒸着膜が形成されていることを
    特徴とする光反射体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008303292A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Toyobo Co Ltd 塗装・蒸着成形品用ポリエステル樹脂組成物
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US8569403B2 (en) * 2003-08-26 2013-10-29 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Thermoplastic resin composition for light reflector, formed article for light reflector, light reflector, and method for producing formed article for light reflector

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