JP2001316095A - フォークリフトのパレット固定構造 - Google Patents

フォークリフトのパレット固定構造

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JP2001316095A
JP2001316095A JP2000139167A JP2000139167A JP2001316095A JP 2001316095 A JP2001316095 A JP 2001316095A JP 2000139167 A JP2000139167 A JP 2000139167A JP 2000139167 A JP2000139167 A JP 2000139167A JP 2001316095 A JP2001316095 A JP 2001316095A
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pallet
forklift
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claw
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Tsutomu Fujita
務 藤田
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットを固定する爪部によるデッドスペー
スを解消し、積載効率を向上できるフォークリフトのパ
レット固定構造を提供する。 【解決手段】 フォークリフト10は、車体11のリフト部
12により昇降する運転台13,フォーク部14を有する。運
転台13から突出してパレット16の上面に圧接離反する爪
部15は、パレット16の平面輪郭形状の外側に退避可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
パレット固定構造に係り、特にピッキング作業時にパレ
ットを確実に固定できるとともに、ピックアップ作業時
および荷置き作業時にパレットの積載効率を低下させな
いフォークリフトのパレット固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、棚に対して移送物の出し入れ
を行うフォークリフトは、車体に設けられたリフト部に
より運転台およびフォーク部が一体的に昇降可能とさ
れ、運転者がフォーク部に支持されたパレットに乗って
ピッキング作業を行うようになっている。このようなフ
ォークリフトにおいては、パレット上の作業者が安定し
て作業を行うために、フォーク部に対してパレットを固
定するパレット固定構造を採用する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なフ
ォークリフトのフォーク部に対してパレットを固定する
ために、シリンダを介して板状のパレット押え部材をパ
レットの上面に圧接させる「フォークリフトにおける簡
易パレット押え装置」が提案されている(実開昭64-393
99号公報参照:従来例)。しかしながら、この従来例を
フォークリフトに適用した場合、パレット押え部材が動
作状態に関わらず常にパレットの平面輪郭形状の内側に
配置されていることになる。従って、このようなフォー
クリフトは、例えばパレットを固定する必要がない通常
の荷役作業を行う場合、パレット押え部材が障害となっ
てパレット上に移送物を積載できないデッドスペースが
生じ、積載効率が低くなるという問題がある。
【0004】本発明は、前述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的はピッキング作業時にパレット
を確実に固定できるとともに、荷役作業時にパレットの
積載効率を低下させないフォークリフトのパレット固定
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、請求項1に記載したように、車体に
設けられたリフト部により昇降可能な運転台と、前記運
転台に連結されているとともに移送物を載置するパレッ
トを支持可能なフォーク部と、前記パレットの上面に対
して圧接離反可能な圧接部材とを有し、前記圧接部材が
前記パレットの平面輪郭形状の外側に退避可能であるこ
とを特徴としている。
【0006】ここで、圧接部材としては、パレットの上
面に対して圧接可能であれば形状,数,動作形態等は任
意である。そして、このような圧接部材は、例えば運転
台の下部に収容する形態や、あるいは運転台の側方に回
動させる形態等によりパレットの平面輪郭形状の外側に
退避させればよい。
【0007】このように構成されたフォークリフトのパ
レット固定構造においては、圧接部材がパレットの平面
輪郭形状の外側に退避可能であるため、通常の荷役作業
を行う場合、パレットの上面に圧接部材によるデッドス
ペースが生じないことになる。すなわち、このようなフ
ォークリフトのパレット固定構造においては、荷役作業
時、パレットの全域にわたって移送物を載置でき、これ
により前述した目的を達成できることになる。
【0008】また、本発明においては、請求項2に記載
したように、前記運転台が前記圧接部材を収容可能であ
るため、例えば圧接部材を運転台の側方に回動させるこ
とによりパレットの平面輪郭形状の外側に退避させる場
合に比較して、運転台の側方に突起が生じる虞れがない
ことになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発
明の第1実施形態であるフォークリフト10は、車体11に
設けられたリフト部12により一体的に昇降可能な運転台
13およびフォーク部14を有し、運転台13の下部から突出
する圧接部材である爪部15によりフォーク部14に支持さ
れたパレット16が固定される。運転台13は、フォーク部
14側に立設された操作部17にペダル18およびレバー19が
設けられている。そして、爪部15は、ペダル18の操作に
よりパレット16の上面に対して圧接され、レバー19の操
作によりパレット16の上面から離反される。
【0010】図2に示すように、爪部15は、所定厚みを
有するとともに略クランク状に折り曲げられた帯状部材
20の先端を略二股に形成することにより設けられてい
る。帯状部材20は、運転台13の足元に設けられた略水平
な支軸21に基端部が支持されているとともに、側端面に
略T字状の押圧部22が設けられている。
【0011】このような帯状部材20は、第1スプリング
23を伸長させながら運転者がペダル18を踏み下げると、
ペダル18に連結された棒部材24が押圧部22を押し下げる
ため、支軸21を支点として爪部15が降下するように回動
する。従って、図3に示すように、爪部15がパレット16
の上面に圧接される。
【0012】図2に戻って、この際、ペダル18は、当該
ペダル18を支持する支持板25の端面25Aがカム部材26の
カム面26Aに対して摺接ながら降下するため、カム部材
26の楔効果により初期位置に復帰するように上昇せず、
これによりパレット16の上面に対する爪部15の圧接状態
が維持される。なお、第2スプリング27により支持板25
の端面25Aに対するカム面26Aの圧接状態が維持されて
いるため、これによっても爪部15の圧接状態が維持され
る。
【0013】一方、運転者がレバー19を操作すると、レ
バー19に連結されたワイヤ28がカム部材26を図2中時計
廻りに回動させることにより、支持板25の端面25Aに対
するカム面26Aの圧接状態が解除され、これによりペダ
ル18が初期位置に復帰するとともに、図4に示すよう
に、爪部15がパレット16の上面から離反する。
【0014】そして、爪部15は、運転台13の下部に収容
されることによりパレット16の平面輪郭形状の外側に退
避するようになっている。従って、このフォークリフト
10によれば、パレット16を固定する爪部15が離反するに
あたって、パレット16の平面輪郭形状の外側に退避する
ため、通常の荷役作業を行う場合、従来のようにパレッ
ト16上に移送物を載置できないデッドスペースが生じる
ことがなく、これにより従来に比較して積載効率を向上
できる。特に、このようなフォークリフト10によれば、
爪部15が運転台13の下部に収容されるため、例えば爪部
15を運転台13の側方に回動させることによりパレット16
の平面輪郭形状の外側に退避させる場合に比較して、運
転台13の側方に突起が生じる虞れがない。なお、上記通
常の荷役作業とは、オペレータが運転席で車の運転を行
いながら、荷が積まれたパレットの昇降・運搬を行う作
業である。
【0015】図5ないし図8には、本発明に係る第2実
施形態が示されている。なお、以下に説明する第2実施
形態において、既に図1ないし図4において説明した部
材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付
すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0016】図5に示すように、本発明の第2実施形態
であるフォークリフト50は、圧接部材である爪部55が、
運転台53におけるリフト部52側に設けられた操作部57に
設けられたペダル58およびレバー59の操作によりパレッ
ト16の上面に対して圧接離反される。
【0017】図6に示すように、爪部55は、所定厚みを
有するとともに略L字状に折り曲げられた帯状部材60の
先端を略二股に形成することにより設けられている。帯
状部材60は、運転台13の足元に設けられた略水平な支軸
61に基端部が支持されている。このような帯状部材60
は、第1スプリング23を伸長させながら運転者がペダル
58を踏み下げると、ペダル58に連結されたラック部材62
が歯車63を介してクランク64を回動させ、クランク64に
連結されたリンクアーム65により支軸61を支点として爪
部55が降下するように回動する。従って、図7に示すよ
うに、爪部55がパレット16の上面に圧接される。一方、
運転者がレバー59を操作すると、図8に示すように、爪
部55がパレット16の上面から離反する。
【0018】そして、この第2実施形態においては、前
述した第1実施形態と同様に、爪部55が運転台53の下部
に収容されることによりパレット16の平面輪郭形状の外
側に退避するようになっているため、従来に比較して積
載効率を向上できるという効果が得られるとともに、運
転台13の側方に突起が生じる虞れがない。
【0019】なお、本発明は、前述した各実施形態に限
定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能であ
る。例えば、前述した各実施形態において、圧接部材で
ある爪部の先端部が起立,転倒するように回動させるこ
とによりパレットに対して圧接離反する構造が例示され
ていたが、本発明は図9および図10に示す爪部75も本発
明に含まれる。
【0020】すなわち、爪部75は、円柱状の支軸部70
と、支軸部70の外周面に沿って設けられた略半円形状の
テーパ部71とを有している。テーパ部71は、片面が支軸
部70の軸線に対して略直交しているとともに、他面が支
軸部70の軸線に対して略螺旋状に湾曲するテーパ面72と
されている。図10に示すように、この爪部75は、運転台
13の下部において支軸部70を略垂直に配置し、支軸部70
およびテーパ部71を一体的に回動させることにより、テ
ーパ部71を運転台13から突出させるとともに、テーパ面
72をパレット16の上面に圧接させることにより、パレッ
ト16を固定する。
【0021】その他、前述した実施形態において例示し
た車体,リフト部,運転台,パレット,フォーク部,爪
部等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発
明を達成できるものであれば任意であり、限定されな
い。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、爪部がパレットの平面
輪郭形状の外側に退避可能であるため、従来のようなデ
ッドスペースが生じることなくパレットの全域にわたっ
て移送物を載置でき、これにより積載効率を向上でき
る。
【0023】また、本発明によれば、請求項2に記載し
たように、運転台が爪部を収容可能であるため、例えば
爪部を運転台の側方に回動させることによりパレットの
平面輪郭形状の外側に退避させる場合に比較して、運転
台の側方に突起が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態を示す全体斜視図で
ある。
【図2】第1実施形態における爪部の動作構造を示す斜
視図である。
【図3】第1実施形態における爪部の動作を示す模式図
である。
【図4】第1実施形態における爪部の動作を示す模式図
である。
【図5】本発明に係る第2実施形態を示す全体斜視図で
ある。
【図6】第2実施形態における爪部の動作構造を示す斜
視図である。
【図7】第2実施形態における爪部の動作を示す模式図
である。
【図8】第2実施形態における爪部の動作を示す模式図
である。
【図9】爪部の変形例を示す模式図である。
【図10】爪部の変形例を示す模式図である。
【符号の説明】
10,50 フォークリフト 11,51 車体 12,52 リフト部 13,53 運転台 14,54 フォーク部 15,55 爪部 16 パレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられたリフト部により昇降可
    能な運転台と、前記運転台に連結されているとともに移
    送物を載置するパレットを支持可能なフォーク部と、前
    記パレットの上面に対して圧接離反可能な圧接部材とを
    有し、 前記圧接部材が前記パレットの平面輪郭形状の外側に退
    避可能であることを特徴とするフォークリフトのパレッ
    ト固定構造。
  2. 【請求項2】 前記運転台が前記圧接部材を収容可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載したフォークリフ
    トのパレット固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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