JP2000238777A - 荷物支持用パレット - Google Patents

荷物支持用パレット

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JP2000238777A
JP2000238777A JP11040716A JP4071699A JP2000238777A JP 2000238777 A JP2000238777 A JP 2000238777A JP 11040716 A JP11040716 A JP 11040716A JP 4071699 A JP4071699 A JP 4071699A JP 2000238777 A JP2000238777 A JP 2000238777A
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JP
Japan
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pallet
leg member
casters
support plate
leg
Prior art date
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Pending
Application number
JP11040716A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Kanayama
浩敏 金山
Masato Sawada
正人 澤田
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SUZUE HAMAMATSU KK
Original Assignee
SUZUE HAMAMATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のパレットの機能を維持したまま台車と
しての機能を発揮することができる荷物支持用パレット
を提供すること。 【解決手段】 支持板の底面に脚部材を突設した荷物支
持用パレットにおいて、前記支持板の底面に前記脚部材
とキャスターを設置し、前記脚部材の先端を適宜進退手
段によって進退可能にし、その脚部材のストロークの伸
長端を前記キャスターの先端よりも突出した位置にする
とともにその後退端を前記キャスターの先端よりも後退
した位置に設定した荷物支持用パレットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は荷物支持用パレットに
関するものであり、荷物を積んで昇降・運搬したり、一
時的に保管したりする際に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種のパレット90は、図
8に示すように、木製等の支持板(複数の板材を並べた
もの)91の底面に脚部材92,92 を突設したものであり、
この支持板91に荷物を載置した状態で、前記一対の脚部
材92,92 の間にフォークリフトのフォークを挿入し、パ
レットとともに荷物を昇降・運搬したり、倉庫等に保管
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、荷物を積ん
だパレットを台車として使用したい場合も存在する。こ
の場合、前記支持板91の裏面にキャスターを設置するこ
とも考えられるが、単に、キャスターを設置したので
は、当該キャスターが前記脚部材92,91 よりも突出して
しまうため、前記脚部材92,92 によって前記支持板91を
安定した状態で支えることはできず、この結果、荷物を
安定した状態で保管したり、不要のパレットを重ね積み
して保管したりするというパレットとしての機能は失わ
れてしまうものである。
【0004】この発明の課題は、パレットとしての機能
を維持した状態で搬送用台車としても機能する新規な荷
物支持用パレットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、発明者は鋭意研究した結果、本発明を完成した。
【0006】この発明に係る荷物支持用パレットにおい
ては、支持板の底面に脚部材を突設した荷物支持用パレ
ットにおいて、前記支持板の底面に前記脚部材とともに
所要数のキャスターを設置し、且つ、前記脚部材の先端
を適宜進退手段によって進退可能にし、その脚部材のス
トロークの伸長端を前記キャスターの先端よりも突出し
た位置にするとともにその後退端を前記キャスターの先
端よりも後退した位置に設定したため、前記進退手段を
作動させることにより前記脚部材を前記キャスターの先
端よりも突出させれば、当該荷物支持用パレットは従来
のパレットと同様にその機能を発揮することができ、一
方、前記進退手段を作動させることにより前記脚部材を
前記キャスターの先端よりも後退させれば、このキャス
ターが前記脚部材よりも突出するため当該荷物支持用パ
レットは所謂台車としての役目を果たすことができるも
のである。
【0007】なお、前記脚部材のストロークの伸長端と
後退端とを前記進退手段によって弾性的に選択するよう
にすれば、パレットの機能と台車の機能との選択が迅速
にできるものである。
【0008】また、補助板に前記脚部材と前記キャスタ
ーを設置してユニット化し、このユニット化したものを
前記支持板に取り付け可能にすれば、支持板に設置する
際の両者の位置決めが簡易にできるものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る荷物支持用パレットの実
施例の正面図、図2は同平面図、図3は同左側面図、図
4は図1を部分的に拡大した図、図5は図4のV 矢視
図、図6は図5におけるVI−VI線断面図、図7は図3に
相当する他の実施例の図である。
【0010】図1〜図3において、Mは本発明に係る荷
物支持用パレット(以下「パレット」と記す)、10はそ
の支持板である。この支持板10に荷物が載置される。な
お、この支持板10はスチール、木材、合成樹脂等従来存
在する材料で製造することができる。
【0011】20,20 は脚部材であり、前記支持板10の底
面に略平行の状態で固着されている。この脚部材20は先
端方向に向かって進退でき、Sはそのストロークを示し
ている。また、30,30 は方向自在のキャスターであり、
前記パレットMの後部に設置され、31,31 は方向固定式
のキャスターであり、前記パレットMの前部に設置され
ている。
【0012】図1〜図3はパレットMの常態(パレット
としての機能を発揮する場合)を示したものであり、前
記脚部材10の先端は後記進退部材60のストロークSにお
ける伸長端に位置しており、前記キャスター30,31 の先
端よりも突出している。
【0013】次に、図4〜図6に基づいて、前記パレッ
トMにおける脚部材20について詳述する。
【0014】これらの図に示されるように、前記脚部材
20は固定部材50と進退部材60とから構成されている。
【0015】前記固定部材50は断面コ字状のスチール製
の長尺物であり、前記支持板10に固定されている。また
前記進退部材60も断面コ字状のスチール製の長尺物であ
り、前記固定部材50に対向した状態で略平行に配置さ
れ、この固定部材50に対して進退可能の状態で外嵌めさ
れている。
【0016】70,70 はリンク部材であり、前記固定部材
50と前記進退部材60の内側に配置されている。このリン
ク部材70は断面コ字状のスチール製であり、その上端部
において、揺動ピン71,71 によって前記固定部材50に揺
動可能に連結され、且つ、その下端部において、下部ピ
ン72によって前記進退部材60に揺動可能に設置されてい
る。このため、対向する固定部材50と進退部材60および
対向する一対のリンク部材70,70 は機構学上の平行クラ
ンク機構を構成するため、前記リンク部材70,70 が揺動
することによって固定部材50と進退部材60とは近付いた
り離れたりすることができる。なお、74はリンク部材70
の係止斜辺部であり、リンク部材70の下方に形成されて
いる。この係止斜辺部74の機能は後記する。
【0017】51は係止ピンであり、前記固定部材50に横
架されている。また、80は引っ張りコイルばねであり、
一端をこの係止ピン51に掛け止めし、他端を前記進退部
材60の下部ピン72に掛け止めしている。この引っ張りコ
イルばね80は前記リンク部材70,70 が揺動する際に、揺
動ピン71の位置を通過する際に最も伸長するため、進退
部材60のストロークSにおける伸長端と後退端とを弾性
的に選択することができるものである。なお、前記進退
部材60がそのストロークSにおける伸長端に位置した際
に、前記リンク部材70の係止斜辺部74は前記進退部材60
の内壁面に接触して係止されるため、前記リンク部材70
の揺動、ひいては,前記進退部材60の進退は停止され
る。この結果、前記進退部材60はそのストロークSにお
ける伸長端に位置した際に確りした堅固な状態を確保で
きる。一方、前記進退部材60がそのストロークSにおけ
る後退端に位置した際には、前記引っ張りコイルばね80
は常態に戻り、自由状態になっている。
【0018】なお、上記した固定部材50と進退部材60と
一対のリンク部材70,70 とがこの発明の「進退手段」に
相当する。進退手段として、この実施例のものを使用す
れば、簡単な構成で、進退部材60を常時平行な状態で進
退させることができるため、製造コストが低額化できる
とともに維持管理がしやすいものである。
【0019】次に、このパレットMの使用方法を説明す
る。先ず、パレットMをパレットとして使用していた状
態(図4に示すように、進退部材60がそのストロークS
の伸長端にある状態)において、台車として使用したい
場合には、進退部材60の先端面を床面に接触させた状態
で、パレットMを前側(図において矢印方向)に押し出
す。すると、進退部材60が床面に固定されているため、
前記リンク部材70,70 が引っ張りコイルばね80の弾性に
抗して時計方向に揺動し、進退部材60がそのストローク
Sの後退端の位置で停止する(仮想線で図示した状態を
参照のこと)。この場合、進退部材60の先端は前記キャ
スター30,31 の先端よりも後退するため、パレットMは
従来のパレットとしての機能は喪失し、台車としての機
能のみを発揮する。
【0020】一方、パレットMを台車して使用していた
状態(図4に仮想線で示すように、進退部材60がそのス
トロークSの後退端にある状態)において、作業者が足
によって前記突出したリンク部材70を反時計方向に押し
下げれば、このリンク部材70,70 が引っ張りコイルばね
80の弾性に抗して反時計方向に揺動し、進退部材60がそ
のストロークSの伸長端の位置に達した際に、前記リン
ク部材70の係止斜辺部74が前記進退部材60の内壁面に接
触して係止され、固定される(図4に示す実線の状態を
参照のこと)。
【0021】また、図7は他の実施例を示したものであ
り、補助板11に前記脚部材20と前記キャスター30,31 を
設置してユニット化し、このユニット化したものを前記
支持板10に取り付けるようにしたものである。このよう
にユニット化すると、前記支持板10に設置する際の両者
の位置決めが簡易にできるため、当該パレットMの製造
コストを低額化することができるとともにその維持管理
もしやすいものである。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る荷物支持用パレットは、
支持板の底面に脚部材を突設した荷物支持用パレットに
おいて、前記支持板の底面に前記脚部材とともに所要数
のキャスターを設置し、且つ、前記脚部材の先端を適宜
進退手段によって進退可能にし、その脚部材のストロー
クの伸長端を前記キャスターの先端よりも突出した位置
にするとともにその後退端を前記キャスターの先端より
も後退した位置に設定したため、前記進退手段を作動さ
せることにより前記脚部材を前記キャスターの先端より
も突出させれば、当該荷物支持用パレットは従来のパレ
ットと同様にその機能を発揮することができ、一方、前
記進退手段を作動させることにより前記脚部材を前記キ
ャスターの先端よりも後退させれば、このキャスターが
前記脚部材よりも突出するため当該荷物支持用パレット
は所謂台車としての役目を果たすことができるものであ
る。
【0023】よって、この荷物支持用パレットを使用す
れば、一台のパレットにおいて、従来のパレットの機能
を維持したまま台車としての機能を発揮することができ
るため、その使用価値は極めて高いものである。
【0024】なお、前記脚部材のストロークの伸長端と
後退端とを前記進退手段によって弾性的に選択するよう
にすれば、パレットの機能と台車の機能との選択が迅速
にできるため、このパレットを使用する作業能率が向上
する。
【0025】また、補助板に前記脚部材と前記キャスタ
ーを設置してユニット化し、このユニット化したものを
前記支持板に取り付け可能にすれば、支持板に設置する
際の両者の位置決めが簡易にでき、この結果、当該荷物
支持用パレットの製造コストを低額化することができる
とともにその維持管理もしやすいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る荷物支持用パレットの実施例の正
面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同左側面図である。
【図4】図1を部分的に拡大した図である。
【図5】図4のV 矢視図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図3に相当する他の実施例の図である。
【図8】従来における荷物支持用パレットの斜視図であ
る。
【符号の説明】
M … 荷物支持用パレット S … ストローク 10 … 支持板 11 … 補助板 20 … 脚部材 30 … キャスター 31 … キャスター 50 … 固定部材(進退手段) 60 … 進退部材(進退手段) 70 … リンク部材(進退手段) 80 … 引っ張りコイルばね(弾性手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板の底面に脚部材を突設した荷物支
    持用パレットにおいて、前記支持板の底面に前記脚部材
    とともに所要数のキャスターを設置し、且つ、前記脚部
    材の先端を適宜進退手段によって進退可能にし、その脚
    部材のストロークの伸長端を前記キャスターの先端より
    も突出した位置にするとともにその後退端を前記キャス
    ターの先端よりも後退した位置に設定したことを特徴と
    する荷物支持用パレット。
  2. 【請求項2】 請求項1の荷物支持用パレットにおい
    て、前記脚部材のストロークの伸長端と後退端とを前記
    進退手段によって弾性的に選択する事を特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1の荷物支持用パレットにおい
    て、補助板に前記脚部材とキャスターを設置してユニッ
    ト化し、このユニット化したものを前記支持板に取り付
    け可能とした。
JP11040716A 1999-02-18 1999-02-18 荷物支持用パレット Pending JP2000238777A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2440699B (en) * 2005-09-09 2008-07-16 Polymer Logistics Bv Combination dolly-pallet
US8403344B2 (en) 2008-03-19 2013-03-26 Ds Smith Plastics Limited Dolly
US8888110B2 (en) 2011-11-15 2014-11-18 Polymer Logistics (Israel) Ltd. Pallet dolly
US9045253B2 (en) 2011-11-15 2015-06-02 Polymer Logistics (Israel) Ltd. Pallet-dolly
US10974749B2 (en) 2018-04-23 2021-04-13 Overhead Door Corporation Trolley and method for moving long pallets

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