JP4298485B2 - スロープ - Google Patents
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Description
まず、特許文献1、特許文献2、特許文献3の何れに開示されているスロープも、基本的には、フォークリフトがスロープを介してコンテナの荷物搬入・搬出口付近まで昇っていき、そこで荷物を保持してスロープを逆走して元の位置まで戻り、保持した荷物を載置するというものであり、そのため、スロープが長くなってしまうと共に、広い設置スペースを必要としてしまうという問題があった。
又、スロープ自体が大型構造物(特に、長手方向に長くなっている)になっているので、それを別の場所に移動させて使用することが困難であるといった問題があった。
又、荷物の搬入・搬出に際してフォークリフトの移動距離も長く、よって、搬入・搬出作業に長時間を要してしまうと共に、傾斜している走行路上を荷物を保持して走行するために、その間に荷崩れしてしまうようなことがあった。
又、請求項2によるスロープは、請求項1記載のスロープにおいて、上記荷物搬入・搬出車両走行路は、上記プラットフォームの一部として配置され、その一端を介して回動可能に取り付けられていて、荷物搬入・搬出車両が昇降する場合には、一端を介して他端を下方に向けて回動させて傾斜した昇降路を提供するものであることを特徴とするものである。
又、請求項3によるスロープは、請求項1又は請求項2記載のスロープにおいて、上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対してその一端を介して回動可能に取り付けられていて、非使用時には他端を下方に向けて回動させ、使用時には他端を上方に向けて回動させて上記プラットフォームと平行な状態にすると共に上記プラットフォームに回動可能に取り付けられた支持脚部によって支持されるものであることを特徴とするものである。
又、請求項4によるスロープは、請求項3記載のスロープにおいて、上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対する水平状態からさらに上方に回動可能に取り付けられていて、上方に回動することにより上記プラットフォームから側方に突出しない状態になるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるスロープは、請求項1〜請求項4の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームは、第1プラットフォームと第2プラットフォームを着脱可能に連結したものであり、収納時には上記第1プラットフォームを上記第2プラットフォーム上に載置可能に構成されていることを特徴とするものである。
したがって、まず、プラットフォームの長さが大幅に短縮されることになり、コンパクトなスロープを得ることができるようになった。
又、荷物搬入・搬出車両はプラットフォーム上にて荷物の搬入・搬出作業を行うことができるので、作業時間が大幅に短縮されると共に、荷物を保持して傾斜路を走行する必要がないので、荷崩れ等を効果的に防止することができる。
又、コンパクトになったことにより何処にでも搬送して使用することができるようになった。
又、荷物搬入・搬出車両走行路としては様々な構成が考えられるが、例えば、上記プラットフォームの一部として配置して、その一端を介して回動可能に取り付け、荷物搬入・搬出車両が昇降する場合には、一端を介して他端を下方に向けて回動させて傾斜した昇降路を提供するように構成することが考えられ、その場合には、簡単な構成で所望の荷物搬入・搬出車両走行路を得ることができる。
又、別の荷物搬入・搬出車両走行路要素を上記荷物搬入・搬出車両走行路に着脱可能に連結した場合には、傾斜角度を小さくすることが可能になり、荷物搬入・搬出車両の昇降を容易なものとすることができる。
又、上記荷物搬入・搬出車両走行路要素を上記プラットフォームに着脱可能に取り付けた場合には、作業時の柵として機能させることができると共に非使用時に効率良く収納することが可能になる。
又、補助ステージをプラットフォームに対してその一端を介して回動可能に取り付けて、使用時には他端を上方に向けて回動させて上記プラットフォームと平行な状態にすると共に上記プラットフォームに回動可能に取り付けられた支持脚部によって支持されるように構成した場合には、別途、支持脚部を用意する必要もない。
又、補助ステージを上記プラットフォームに対する水平状態からさらに上方に回動可能に取り付けて、上方に回動することにより上記プラットフォームから側方に突出しない状態になるように構成した場合には、例えば、トラックによって運搬する場合も、幅方向の寸法が抑えられることになるので、運び易くなるという利点がある。
又、プラットフォームを、第1プラットフォームと第2プラットフォームを着脱可能に連結したものとし、収納時には上記第2プラットフォームを上記第1プラットフォーム上に載置可能に構成した場合には、長手方向によりコンパクトな状態で収納することができるものである。
尚、図1では、スロープ補助板21、22、23、24を仮想線で示している。
まず、本実施の形態によるスロープを、例えば、4tトラックに積んで作業場所まで搬送して据え付ける。搬送する場合には、図7に示すような状態で搬送する。まず、第1プラットフォーム3と第2プラットフォーム5とを横に並べた状態とし、且つ、第1プラットフォーム3側の補助ステージ31を立てた状態とする。それによって、補助ステージ31が幅方向に出っ張ることがないので幅方向の寸法が縮小され、上記4tトラックに積載することが可能になる。
尚、図4では、フォークリフト走行路17が傾斜しているが、上記したように、フォークリフト19によって作業を行う場合には、もとの水平状態に戻すものである。
尚、この場合、補助ステージ31の横に図示しないパレットを積層して荷物載置部を構成し、そこに荷物49を載置するようにしてもよく、その場合には、補助ステージ31はフォークリフト19の作業場所として機能することになる。
補助ステージ31上又はパレット上に載置された荷物49は、図示しない別のフォークリフトによって別の場所に搬送されることになる。
まず、スロープ自体がコンパクトになった。特に、その長さが各段に短縮された。これは、フォークリフト19の昇降路を第2プラットフォーム5のステージ11の一部を使用して提供するようにしたこと、又、従来のように、荷物49を保持したフォークリフト19がその都度逆走して地面に戻って荷物を置くのではなく、補助ステージ31上又は図示しないパレット上に載置するように構成したこと、の二点が大きく寄与しているものである。
又、荷物49の搬入・搬出作業に要する時間も大幅に短縮されることになり、それによって、コストの低減を図ることができる。
作業的におけるフォークリフト19の走行距離も極めて短く、且つ、傾斜した走行路を荷物49を保持して走行することもないので、走行途中における荷崩れを防止することができる。
又、スロープはコンパクトであって何処へでも搬送可能であるので便利である。
例えば、前記一実施の形態では、荷物搬入・搬出車両走行路を中央部に配置したが、左右何れかの側に配置する構成も考えられる。
又、補助ステージをスライド方式によって出没させる構成も考えられる。
又、荷物を搬入・搬出する対象としては、船積用コンテナ以外にも様々なものが想定される。
又、前記一実施の形態の場合にはプラットフォームを、第1プラットフォームと第2プラットフォームに分けて構成し着脱可能としたが、単一のプラットフォームとすることも考えられる。
又、前記一実施の形態において、フォークリフト走行路17の傾斜をより緩やかにするために、第2プラットフォーム5の長さを長くすることも考えられ、その際、第1プラットフォームの長さを短くすることが考えられる。
その他、図示したものはあくまで一例である。
3 第1プラットフォーム
5 第2プラットフォーム
6 脚部
7 ステージ
9 脚部
11 ステージ
13 左側ステージ
15 右側ステージ
17 フォークリフト走行路(荷物搬入・搬出車両走行路)
19 フォークリフト(荷物搬入・搬出車両)
21 スロープ補助板(荷物搬入・搬出車両走行路要素)
23 スロープ補助板(荷物搬入・搬出車両走行路要素)
31 補助ステージ
35 支持脚部
45 コンテナ
49 荷物
Claims (5)
- コンテナの荷物搬入・搬出口に近接・配置されるプラットフォームと、
上記プラットフォームの一部として設けられ水平又は傾斜の何れかの状態に切り換えられ水平状態にあるときにはプラットフォームの一部として機能し傾斜状態にあるときには荷物搬入・搬出車両の荷台への昇降路として機能する荷物搬入・搬出車両走行路と、
上記プラットフォームの上記コンテナに面した側に出没可能に設けられ出現することにより上記プラットフォームと上記コンテナとを連絡する第1補助ステージと、
上記プラットフォームの上記コンテナ側であって上記コンテナに面した側に対して側面側に出没可能に設けられ出現することにより上記コンテナの荷物搬入・搬出口を介して搬入・搬出される荷物の載置場所或いは上記荷物搬入・搬出車両の作業場所として機能する第2補助ステージと、
上記プラットフォームに着脱可能に取り付けられ上記荷物搬入・搬出車両走行路が傾斜状態にあるときにその先端に連結されて傾斜角度を緩やかにする別の荷物搬入・搬出車両走行路要素と、
を具備したことを特徴とするスロープ。 - 請求項1記載のスロープにおいて、
上記荷物搬入・搬出車両走行路は、上記プラットフォームの一部として配置され、その一端を介して回動可能に取り付けられていて、荷物搬入・搬出車両が昇降する場合には、一端を介して他端を下方に向けて回動させて傾斜した昇降路を提供するものであることを特徴とするスロープ。 - 請求項1又は請求項2記載のスロープにおいて、
上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対してその一端を介して回動可能に取り付けられていて、非使用時には他端を下方に向けて回動させ、使用時には他端を上方に向けて回動させて上記プラットフォームと平行な状態にすると共に上記プラットフォームに回動可能に取り付けられた支持脚部によって支持されるものであることを特徴とするスロープ。 - 請求項3記載のスロープにおいて、
上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対する水平状態からさらに上方に回動可能に取り付けられていて、上方に回動することにより上記プラットフォームから側方に突出しない状態になるように構成されていることを特徴とするスロープ。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載のスロープにおいて、
上記プラットフォームは、第1プラットフォームと第2プラットフォームを着脱可能に連結したものであり、収納時には上記第1プラットフォームを上記第2プラットフォーム上に載置可能に構成されていることを特徴とするスロープ。
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CN105270888A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-01-27 | 苏州市汉诺威升降台有限公司 | 一种具有纠偏功能的登车桥 |
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2003
- 2003-12-03 JP JP2003403870A patent/JP4298485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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