JP4298485B2 - スロープ - Google Patents

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本発明は、例えば、船積用コンテナからフォークリフトを使用して荷物を搬入・搬出するような場合に、フォークリフトを船積用コンテナの荷物搬入・搬出口のレベルまで昇らせて作業を行うことを可能にするスロープに係り、特に、コンパクトで使い勝手の良好なものが得られるように工夫したものに関する。
この種のスロープを開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3等がある。
特開平8―2694号公報 特開平8―40568号公報 特開平9―156775号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、特許文献1、特許文献2、特許文献3の何れに開示されているスロープも、基本的には、フォークリフトがスロープを介してコンテナの荷物搬入・搬出口付近まで昇っていき、そこで荷物を保持してスロープを逆走して元の位置まで戻り、保持した荷物を載置するというものであり、そのため、スロープが長くなってしまうと共に、広い設置スペースを必要としてしまうという問題があった。
又、スロープ自体が大型構造物(特に、長手方向に長くなっている)になっているので、それを別の場所に移動させて使用することが困難であるといった問題があった。
又、荷物の搬入・搬出に際してフォークリフトの移動距離も長く、よって、搬入・搬出作業に長時間を要してしまうと共に、傾斜している走行路上を荷物を保持して走行するために、その間に荷崩れしてしまうようなことがあった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡単、且つ、コンパクトな構成で荷物搬入・搬出車両を昇降させて所定の荷物搬入・搬出作業を行わせることを可能にするスロープを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1によるスロープは、コンテナの荷物搬入・搬出口に近接・配置されるプラットフォームと、上記プラットフォームの一部として設けられ水平又は傾斜の何れかの状態に切り換えられ水平状態にあるときにはプラットフォームの一部として機能し傾斜状態にあるときには荷物搬入・搬出車両の荷台への昇降路として機能する荷物搬入・搬出車両走行路と、上記プラットフォームの上記コンテナに面した側に出没可能に設けられ出現することにより上記プラットフォームと上記コンテナとを連絡する第1補助ステージと、上記プラットフォームの上記コンテナ側であって上記コンテナに面した側に対して側面側に出没可能に設けられ出現することにより上記コンテナの荷物搬入・搬出口を介して搬入・搬出される荷物の載置場所或いは上記荷物搬入・搬出車両の作業場所として機能する第2補助ステージと、上記プラットフォームに着脱可能に取り付けられ上記荷物搬入・搬出車両走行路が傾斜状態にあるときにその先端に連結されて傾斜角度を緩やかにする別の荷物搬入・搬出車両走行路要素と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2によるスロープは、請求項1記載のスロープにおいて、上記荷物搬入・搬出車両走行路は、上記プラットフォームの一部として配置され、その一端を介して回動可能に取り付けられていて、荷物搬入・搬出車両が昇降する場合には、一端を介して他端を下方に向けて回動させて傾斜した昇降路を提供するものであることを特徴とするものである。
又、請求項3によるスロープは、請求項1又は請求項2記載のスロープにおいて、上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対してその一端を介して回動可能に取り付けられていて、非使用時には他端を下方に向けて回動させ、使用時には他端を上方に向けて回動させて上記プラットフォームと平行な状態にすると共に上記プラットフォームに回動可能に取り付けられた支持脚部によって支持されるものであることを特徴とするものである。
又、請求項4によるスロープは、請求項3記載のスロープにおいて、上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対する水平状態からさらに上方に回動可能に取り付けられていて、上方に回動することにより上記プラットフォームから側方に突出しない状態になるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるスロープは、請求項1〜請求項4の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームは、第1プラットフォームと第2プラットフォームを着脱可能に連結したものであり、収納時には上記第1プラットフォームを上記第2プラットフォーム上に載置可能に構成されていることを特徴とするものである。
以上述べたように、本願発明によるスロープによると、コンテナの荷物搬入・搬出口に近接・配置されるプラットフォームと、上記プラットフォームの一部として設けられ水平又は傾斜の何れかの状態に切り換えられ水平状態にあるときにはプラットフォームの一部として機能し傾斜状態にあるときには荷物搬入・搬出車両の荷台への昇降路として機能する荷物搬入・搬出車両走行路と、上記プラットフォームに出没可能に設けられ上記荷物搬入・搬出車両によって上記コンテナの荷物搬入・搬出口を介して搬入・搬出される荷物の載置場所或いは荷物搬入・搬出車両の作業場所として機能する補助ステージと、を具備した構成になっていて、荷物搬入・搬出車両がプラットフォーム上に昇る時には、荷物搬入・搬出車両走行路を傾斜させ、荷物搬入・搬出車両がプラットフォーム上に昇って作業を行う場合には、荷物搬入・搬出車両走行路を水平状態に戻す。そして、水平なプラットフォーム上にて荷物の搬入・搬出作業を行い、その際、補助ステージを使用して荷物の搬入・搬出を行う。
したがって、まず、プラットフォームの長さが大幅に短縮されることになり、コンパクトなスロープを得ることができるようになった。
又、荷物搬入・搬出車両はプラットフォーム上にて荷物の搬入・搬出作業を行うことができるので、作業時間が大幅に短縮されると共に、荷物を保持して傾斜路を走行する必要がないので、荷崩れ等を効果的に防止することができる。
又、コンパクトになったことにより何処にでも搬送して使用することができるようになった。
又、荷物搬入・搬出車両走行路としては様々な構成が考えられるが、例えば、上記プラットフォームの一部として配置して、その一端を介して回動可能に取り付け、荷物搬入・搬出車両が昇降する場合には、一端を介して他端を下方に向けて回動させて傾斜した昇降路を提供するように構成することが考えられ、その場合には、簡単な構成で所望の荷物搬入・搬出車両走行路を得ることができる。
又、別の荷物搬入・搬出車両走行路要素を上記荷物搬入・搬出車両走行路に着脱可能に連結した場合には、傾斜角度を小さくすることが可能になり、荷物搬入・搬出車両の昇降を容易なものとすることができる。
又、上記荷物搬入・搬出車両走行路要素を上記プラットフォームに着脱可能に取り付けた場合には、作業時の柵として機能させることができると共に非使用時に効率良く収納することが可能になる。
又、補助ステージをプラットフォームに対してその一端を介して回動可能に取り付けて、使用時には他端を上方に向けて回動させて上記プラットフォームと平行な状態にすると共に上記プラットフォームに回動可能に取り付けられた支持脚部によって支持されるように構成した場合には、別途、支持脚部を用意する必要もない。
又、補助ステージを上記プラットフォームに対する水平状態からさらに上方に回動可能に取り付けて、上方に回動することにより上記プラットフォームから側方に突出しない状態になるように構成した場合には、例えば、トラックによって運搬する場合も、幅方向の寸法が抑えられることになるので、運び易くなるという利点がある。
又、プラットフォームを、第1プラットフォームと第2プラットフォームを着脱可能に連結したものとし、収納時には上記第2プラットフォームを上記第1プラットフォーム上に載置可能に構成した場合には、長手方向によりコンパクトな状態で収納することができるものである。
以下、図1乃至図7を参照して本発明の一実施の形態を説明する。まず、プラットフォーム1があり、このプラットフォーム1は、第1プラットフォーム3と、第2プラットフォーム5とから構成されている。これら第1プラットフォーム3と第2プラットフォーム5は、図4に示す引掛け具6によって着脱可能に連結されている。上記第1プラットフォーム3は、図4に示すように、脚部6と、この脚部6上に設けられたステージ7とから構成されている。又、上記第2プラットフォーム5も、脚部9と、この脚部9上に設けられたステージ11とから構成されている。
上記脚部6、9は各種鋼材を溶接等により連結することによって構築されている。又、上記ステージ11は、図1に示すように、左側ステージ13と、右側ステージ15とから構成されている。又、これら左側ステージ13と右側ステージ15との間には、荷物搬入・搬出車両走行路としてのフォークリフト走行路17が設けられている。
上記フォークリフト走行路17は、図4に示すように、第1プラットフォーム3のステージ7側の一端において、図示しないヒンジ部を介して、上下方向に回動可能に取り付けられている(図4中矢印aで示す方向に回動する)。そして、フォークリフト19が地面から第1プラットフォーム3のステージ7上に昇る時、及び、該ステージ7上から地面に降りる時には、図4に示すように、下方に向って回動して傾斜した状態になる。上記フォークリフト走行路17の傾斜状態は、脚部9に取り付けられたブラケット18によって支持されるものである。又、フォークリフト19がプラットフォーム1上にて作業を行う場合には、元の水平状態に戻されるものである。
又、図1は上記フォークリフト走行路17を水平に戻した状態を示している。又、図6に示すように、脚部9に対して回動可能に取り付けられた脚部要素10、10があり、上記フォークリフト走行路17は、これら脚部要素10、10によって下方より支持されるようになっている。上記脚部要素10は、図示しないヒンジ部を介して回動可能に取り付けられたアーム12、12と、これらアーム12、12の先端に取り付けられた支持脚14とから構成されている。
又、スロープ補助板21、22、23、24が設けられていて、これらスロープ補助板21、22、23、24は、図3、図4に示すように、フォークリフト走行路17の先端に連結されることになる。これらスロープ補助板21、22、23、24をフォークリフト走行路17に連結して使用することにより、走行路の傾斜角度を小さくすることができ、それによって、フォークリフト19の昇降が容易になるものである。
又、上記スロープ補助板21、22、23、24は非使用時にはプラットフォーム1の柵として機能するようになっている。すなわち、スロープ21、22、23、24の側部には、図2(a)に示すように、凸部26、26が設けられている。一方、図1に示すように、第2プラットフオーム5の左側ステージ13には差込部28、28が設けられている。同様に、右側ステージ15にも、差込部28、28、28、28が設けられていると共に、フォークリフト走行路17の先端にも差込部28、28が設けられている。これら各2個ずつの差込部28、28にスロープ補助板21、22、23、24の凸部26、26を差し込むことにより柵として機能させると共に収納するものである。
尚、図1では、スロープ補助板21、22、23、24を仮想線で示している。
上記フォークリフト走行路17の左右両端部には複数個の滑り止め部材25が所定のピッチで突設されている。又、上記スロープ補助板21、22、2324にも複数個の滑り止め部材27が所定のピッチで突設されている。
上記第1プラットフォーム3のステージ7の1図中左奥には、補助ステージ31が、図3中矢印bで示す方向に回動可能に取り付けられている。すなわち、補助ステージ31はヒンジ部33、33を介して回動可能に取り付けられていて、荷物搬入・搬出時には、図1及び図3に示すように、上方に回動していて、第1プラットフォーム3のステージ7に対して平行な状態になっている。その状態は支持脚部35によって支持されている。上記支持脚部35は、第1プラットフォーム3の脚部5に対して回動可能に取り付けられている。すなわち、図3に示すように、ヒンジ部36、36を介して回動可能に取り付けられた2本の腕部38、38と、これら2本の腕部38、38の先端に取り付けられた支持脚40とから構成されている。上記補助ステージ31は、搬入・搬出する荷物の載置場所として機能したり、或いは、フォークリフト19の作業場所として機能する。
又、上記ステージ7の奥側には短い別の補助ステージ41がヒンジ部43、43を介して図3中矢印cで示す方向に回動可能に取り付けられていて、荷物搬入・搬出時には、図1、図4に示すように、上方に回動していて、ステージ7に対して平行な状態になっていると共に、コンテナ45の底板47上に載置された状態になる。
又、上記補助ステージ31には開口部32が形成されている。例えば、補助ステージ31を上方に向けて起こすような場合に、フォークリフト19のフォーク19aを上記開口部32に差し込んで上方に起こすものである。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、本実施の形態によるスロープを、例えば、4tトラックに積んで作業場所まで搬送して据え付ける。搬送する場合には、図7に示すような状態で搬送する。まず、第1プラットフォーム3と第2プラットフォーム5とを横に並べた状態とし、且つ、第1プラットフォーム3側の補助ステージ31を立てた状態とする。それによって、補助ステージ31が幅方向に出っ張ることがないので幅方向の寸法が縮小され、上記4tトラックに積載することが可能になる。
又、据付場所には、図4に示すように、船積コンテナ45が図示しないトラックの荷台上に載置されている。そして、補助ステージ41を上方に回動させてステージ7と平行にすると共に、船積コンテナ45の底板47上に載置する。又、補助ステージ31を下方に回動させてステージ9と平行にして支持脚部35によって支持する。
次に、フォークリフト走行路17を下方に向けて回動させると共に、その先端にスロープ補助板21、22、23、24を連結する。フォークリフト19は上記スロープ補助板21、、22、23、24及びフォークリフト走行路17を介して地面から第1プラットフォーム3のステージ7上に昇る。フォークリフト19がステージ7上に上がったら、上記スロープ補助板21、22、23、24を撤去すると共にフォークリフト走行路17を元の水平状態に戻す。しそて、撤去したスロープ補助板21、22、23、24を、図1に示すように、ステージ11の各所に立設して柵として機能させるものである。
尚、図4では、フォークリフト走行路17が傾斜しているが、上記したように、フォークリフト19によって作業を行う場合には、もとの水平状態に戻すものである。
後は、フォークリフト19が第1プラットフォーム3のステージ7上、第2プラットフォーム5のステージ11上を前後しながら、コンテナ45内の荷物49を搬出して、補助ステージ31上に載置する。
尚、この場合、補助ステージ31の横に図示しないパレットを積層して荷物載置部を構成し、そこに荷物49を載置するようにしてもよく、その場合には、補助ステージ31はフォークリフト19の作業場所として機能することになる。
補助ステージ31上又はパレット上に載置された荷物49は、図示しない別のフォークリフトによって別の場所に搬送されることになる。
全ての作業が終了したら、フォークリフト走行路17を下方に向けて回動させると共に、その先端にスロープ補助板21、22、23、24を連結する。フォークリフト19は上記フォークリフト走行路17、スロープ補助板21、22、23、24を介して第1プラットフォーム3のステージ7上から地面に降りる。又、スロープ補助具21、22、23、24は撤去される。又、補助ステージ31、41は下方に向けて回動されて脚部5に沿った状態にて格納される。
又、非使用時においてスロープを格納するような場合には、図5、図6に示すように、第1プラットフォーム3を第2プラットフォーム5上に載せた状態にする。それによって、長手方向に対してよりコンパクトな状態にて収納するものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、スロープ自体がコンパクトになった。特に、その長さが各段に短縮された。これは、フォークリフト19の昇降路を第2プラットフォーム5のステージ11の一部を使用して提供するようにしたこと、又、従来のように、荷物49を保持したフォークリフト19がその都度逆走して地面に戻って荷物を置くのではなく、補助ステージ31上又は図示しないパレット上に載置するように構成したこと、の二点が大きく寄与しているものである。
又、荷物49の搬入・搬出作業に要する時間も大幅に短縮されることになり、それによって、コストの低減を図ることができる。
作業的におけるフォークリフト19の走行距離も極めて短く、且つ、傾斜した走行路を荷物49を保持して走行することもないので、走行途中における荷崩れを防止することができる。
又、スロープはコンパクトであって何処へでも搬送可能であるので便利である。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記一実施の形態では、荷物搬入・搬出車両走行路を中央部に配置したが、左右何れかの側に配置する構成も考えられる。
又、補助ステージをスライド方式によって出没させる構成も考えられる。
又、荷物を搬入・搬出する対象としては、船積用コンテナ以外にも様々なものが想定される。
又、前記一実施の形態の場合にはプラットフォームを、第1プラットフォームと第2プラットフォームに分けて構成し着脱可能としたが、単一のプラットフォームとすることも考えられる。
又、前記一実施の形態において、フォークリフト走行路17の傾斜をより緩やかにするために、第2プラットフォーム5の長さを長くすることも考えられ、その際、第1プラットフォームの長さを短くすることが考えられる。
その他、図示したものはあくまで一例である。
本発明は、例えば、船積用コンテナからフォークリフトを使用して荷物を出し入れするような場合に、フォークリフトを船積用コンテナの荷物出入口のレベルまで昇らせて作業を行うことを可能にするスロープに係り、特に、コンパクトで使い勝手の良好なものを得られるように工夫したものに関し、例えば、船積用コンテナに対して荷物を搬入・搬出するような場合に好適である。
本発明の一実施の形態を示す図で、使用状態におけるスロープの平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2(a)はスロープ補助板の平面図、図2(b)はスロープ補助板の側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、使用状態におけるスロープの正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、使用状態におけるスロープの側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、非使用状態であって収納時におけるスロープの側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、非使用状態であって収納時におけるスロープの正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、運搬時におけるスロープの正面図である。
符号の説明
1 プラットフォーム
3 第1プラットフォーム
5 第2プラットフォーム
6 脚部
7 ステージ
9 脚部
11 ステージ
13 左側ステージ
15 右側ステージ
17 フォークリフト走行路(荷物搬入・搬出車両走行路)
19 フォークリフト(荷物搬入・搬出車両)
21 スロープ補助板(荷物搬入・搬出車両走行路要素)
23 スロープ補助板(荷物搬入・搬出車両走行路要素)
31 補助ステージ
35 支持脚部
45 コンテナ
49 荷物

Claims (5)

  1. コンテナの荷物搬入・搬出口に近接・配置されるプラットフォームと、
    上記プラットフォームの一部として設けられ水平又は傾斜の何れかの状態に切り換えられ水平状態にあるときにはプラットフォームの一部として機能し傾斜状態にあるときには荷物搬入・搬出車両の荷台への昇降路として機能する荷物搬入・搬出車両走行路と、
    上記プラットフォームの上記コンテナに面した側に出没可能に設けられ出現することにより上記プラットフォームと上記コンテナとを連絡する第1補助ステージと、
    上記プラットフォームの上記コンテナ側であって上記コンテナに面した側に対して側面側に出没可能に設けられ出現することにより上記コンテナの荷物搬入・搬出口を介して搬入・搬出される荷物の載置場所或いは上記荷物搬入・搬出車両の作業場所として機能する第2補助ステージと、
    上記プラットフォームに着脱可能に取り付けられ上記荷物搬入・搬出車両走行路が傾斜状態にあるときにその先端に連結されて傾斜角度を緩やかにする別の荷物搬入・搬出車両走行路要素と、
    を具備したことを特徴とするスロープ。
  2. 請求項1記載のスロープにおいて、
    上記荷物搬入・搬出車両走行路は、上記プラットフォームの一部として配置され、その一端を介して回動可能に取り付けられていて、荷物搬入・搬出車両が昇降する場合には、一端を介して他端を下方に向けて回動させて傾斜した昇降路を提供するものであることを特徴とするスロープ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のスロープにおいて、
    上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対してその一端を介して回動可能に取り付けられていて、非使用時には他端を下方に向けて回動させ、使用時には他端を上方に向けて回動させて上記プラットフォームと平行な状態にすると共に上記プラットフォームに回動可能に取り付けられた支持脚部によって支持されるものであることを特徴とするスロープ。
  4. 請求項3記載のスロープにおいて、
    上記第2補助ステージは上記プラットフォームに対する水平状態からさらに上方に回動可能に取り付けられていて、上方に回動することにより上記プラットフォームから側方に突出しない状態になるように構成されていることを特徴とするスロープ。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のスロープにおいて、
    上記プラットフォームは、第1プラットフォームと第2プラットフォームを着脱可能に連結したものであり、収納時には上記第1プラットフォームを上記第2プラットフォーム上に載置可能に構成されていることを特徴とするスロープ。
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