JP2013154818A - 可搬式コンテナ台座 - Google Patents

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昌史 牛尾
Ryoji Murachi
良二 村地
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Abstract

【課題】緩やかな傾斜角度でコンテナを降ろすことができるとともに、荷役車両に積み込むことができるため容易に移動させることができるコンテナ台座を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の可搬式コンテナ台座9は、本体90と、該本体90の上部に設けたコンテナ載置部97と、前記本体90の一端部(前部)に荷役車両Vと係合するための被係合部96を備え、載置部97の載置面97eにコンテナ4を降ろすことでコンテナ4の傾斜角を小さくしつつ、被係合部96により荷役車両Vに積み込むことで運搬することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アーム式荷役車両からコンテナを積み降ろす際に使用する台座に関する。
従来、荷役車両は、車体の後部にアーム式の荷役装置を備え、該アーム先端に設けたフックをコンテナのリフトバーに係合し、アームを車両前後方向に回動することで、コンテナを地面と荷役車両との間で積み降ろしすることができるようにしている。そして、リフトバーはコンテナの前壁に備えられているため、コンテナを荷役車両上に積込む時にリフトバーをアームが引き上げると、コンテナ後部は地面と接地しているため、コンテナは前から後に向かって傾斜した姿勢となる。なお、コンテナを荷役車両から降ろす場合であっても同様にコンテナは傾斜している。
このような荷役車両では、積降ろし時にコンテナが傾斜してしまうため、コンテナ内の積載物がこぼれ落ちてしまう恐れがあることから、地面よりも高いプラットホームに対して荷役車両からコンテナを積み降ろしするようにしている。これにより、リフトバーとローラとの高さの差を小さくすることができ、地面に対してコンテナを積み降ろしする場合に比べ、コンテナの傾斜角度を緩やかにすることができる。
特開2003−252109号公報
しかしながら、上記のような場合であれば、コンテナの傾斜角度を緩やかにするためにプラットホームを造成しなければならず、一旦プラットホームを造成するとコンテナを積み降ろす位置が制限されてしまう。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、コンテナの積み降ろし傾斜角度を緩やかにしつつ、積み降ろし位置を任意に変更することができるようにすることを目的とする。
前記目的を達成するため本発明の可搬式コンテナ台座は、本体と、該本体の上部に設けたコンテナ載置部と、前記本体の一端部に荷役車両と係合するための被係合部を備えたことを特徴とする。これにより、可搬式コンテナ台座の上部に設けた載置部に荷役車両からコンテナを降ろすことにより、緩やかな傾斜角度でコンテナを降ろすことができる。そして、可搬式コンテナ台座は、その一端に設けた被係合部により荷役車両に積み込むことができるため容易に移動させることができる。
また、前記被係合部は、積降位置から前記載置部よりも下方に位置する格納位置まで移動させることができる可動部を更に備えたことを特徴とする。これによるとコンテナを載置部と荷役車両との間を積み降ろしする際に、被係合部がコンテナと接触する恐れがない。したがって、被係合部が破損してしまうことを防ぐことができる。
そして、前記可動部は、載置部よりも下方に配置したこと特徴とする。これによると、可動部とコンテナとが接触する恐れがなく、可動部が破損することにより係合部を格納することができなくなってしまうことを防ぐことができる。
このような構成の可搬式コンテナ台座によれば、上部の載置部に荷役車両からコンテナを降ろすことにより、緩やかな傾斜角度でコンテナを降ろすことができる。そして、一端に設けた被係合部により荷役車両に積み込むことができるため容易に移動させることができる。
本発明の可搬式コンテナ台座の側面図である。 本発明の可搬式コンテナ台座の平面図である。 本発明の可搬式コンテナ台座の正面図である。 本発明の可搬式コンテナ台座を正面斜め上方から見た斜視図である。 可搬式コンテナ台座の積込作業を完了した状態の荷役車両を示す側面図である。 コンテナの側面図である。 荷役車両上の可搬式コンテナ台座を積降する途中の状態を示す図であり、(a)は、フックアームを車両後方へ移動させた状態を示す図、(b)は、リフトアーム及びフックアームの回動により、台座の車輪が地面に接地した状態を示す図、(c)は、台座が荷役車両の後方に接地した状態を示す図である。 荷役車両上のコンテナを本発明の可搬式コンテナ台座に積降する途中の状態を示す図であり、(a)は、フックアームを車両後方へ移動させた状態を示す図、(b)は、リフトアーム及びフックアームの回動により、コンテナの接地ローラが台座の載置部に当接した状態を示す図、(c)は、コンテナ全体を台座の載置部に搭載した状態を示す図である。
図1〜図4を参照して本発明の可搬式コンテナ台座9(以下、台座とも呼ぶ)の構造を説明する。
図1は可搬式コンテナ台座9の左側面図であり、図2は平面図、図3は正面図である。図4は、台座9を正面斜め上方から見た斜視図である。
台座9の本体90は、複数の型鋼よりなる縦桁91と横桁92と支柱93とを組み合わせた立体枠状である。具体的には、台座前後方向に長手方向を向けた2本の下部縦桁91aを、2本の下部横桁92a,92bにて連結し、該下部横桁92a,92bの上面には上方に延長固定した4本の支柱93を介して2本の上部縦桁91bが支持されている。上部縦桁91bの前端下面は角パイプよりなる前側の上部横桁92cにて連結し、一方、後端上面はC型チャンネル材よりなる後側の上部横桁92dにて連結している。
台座9は、下部縦桁91aの前側に一対の接地脚94aと後端に車輪94bとを備えており、接地脚94aと車輪94bとにて後述の荷役車両から地面に降ろされた際に着地する。また、上部縦桁92bの台座9の外側にあたる側面であって前後左右には、4基のランディングギア95を備えており、ランディングギア95は着脱式のハンドル95aを取り付けて作業者が回転させることにより、接地面95bを上下移動させることができる。なお、ランディングギア95の接地面95bは、実線で示した最上昇した収納位置では接地脚94aの下面と車輪94bの下面とを結んだ接地線Gよりも上方に位置し、一点鎖線で示した最下降した位置では接地線Gよりも下方に位置している。
台座9は、前側の上部横桁92cに被係合部96を備えている。被係合部96は、前側の上部横桁92cに可動部としてのピン96aを介してブラケット96bを回動可能に備えており、ブラケット96bには荷役車両Vのフック25と係合するためのリフトバー96cを有している。
前記ピン96aは上部横桁92cと平行に配置されてあるため、ブラケット96bは、前後方向に揺動することができる。
上部縦桁91bの上面には載置部97が固定されている。載置部97は、載置本体部97a、導入部97b、ストッパ97c、そしてガイド97dを有している。載置本体部97aは、上部縦桁91bの上面に溶接固定した2枚の鋼板よりなり、台座9の上部にその前後方向に一定幅で一様な平面の載置面97eを形成している。
上部縦桁91bの上面の前端部は斜めに切り欠かれており、台形状の鋼板よりなる導入部97bを載置本体部97aの前側に台座9の前端に向かって下り傾斜となるように溶接固定している。
ストッパ97cは、載置本体部97aの後端に載置面97eよりも上方に突出するように溶接にて固定してある。そして、ガイド97dは、左右一対ある載置本体部97a及び導入部97bの台座9の内側の縁に、載置面97eよりも上方に突出するように溶接固定している。
図5はアーム式の荷役車両Vを示した図である。
本実施例ではスライド式の荷役装置Hを備えた荷役車両Vについて説明するが、その他の形式の荷役装置Hを持つ荷役車両Vであっても台座9を運搬することができる。
図5に示すように、この荷役車両Vは、シャシフレームFと、シャシフレームF上に一体に搭載されるサブフレームSと、台座9やコンテナをシャシフレームF上と地上との間で積み降ろししたり、このコンテナをシャシフレームF上で車両後方へ傾斜させたダンプ状態とする荷役装置Hとを備えている。
そして、荷役車両Vの後部には、左右方向の軸芯回りに回転自在な左右一対の案内ローラRが設けられている。
荷役装置Hは、コンテナを積み降ろしするための荷役アーム2と、この荷役アーム2を駆動する荷役駆動装置3とを有している。荷役アーム2はサブフレームSに取り付けられている。
荷役アーム2は、ダンプアーム21、リフトアーム22、フックアーム24、フック25、ダンプアーム21とリフトアーム22とをロック可能なロック装置(図示せず)を備えている。
サブフレームSの後部には、ダンプアーム21の後部が軸により後方に傾動可能に支持されている。ダンプアーム21の前部には、リフトアーム22の後部が前後方向に起伏回動自在に支持されている。このリフトアーム22は、サブフレームSの左右中間部を前後方向に延びている。リフトアーム22の後部は、ダンプアーム21と前後方向に重なり合っているが、リフトアーム22の大部分は、ダンプアーム21よりも前方に延長されている。また、リフトアーム22の前部は、中空の角筒状に形成されており、リフトアーム22の前端は開放されている。
リフトアーム22の前部には、角筒状のフックアーム24が前後方向に摺動自在に挿入されている。このフックアーム24は、前後方向に延びる基部24bと、フックアーム24の基部24bの前端から一体に略直角に起立する起立部24cとにより、側面から見てL字状に形成されている
フックアーム24の先端にはフック25が一体に設けられる。このフック25は、リフトバー96cに係脱自在である。
そして、荷役駆動装置3は、リフトシリンダ31、フックシリンダ(図示せず)を備えている。
リフトシリンダ31は、サブフレームSの前部とリフトアーム22の中間部とにそれぞれ連結した復動油圧シリンダである。リフトシリンダ31は、伸縮作動することにより、リフトアーム22を起伏回動させることができる。リフトシリンダ31を伸縮させることで、台座9やコンテナ4をシャシフレームF上と地上との間で積み降ろしすることができる。
一方、スライドシリンダは、一端はリフトアーム22に、他端はフックアーム24にそれぞれ連結されるとともにリフトアーム22とフックアーム24との内部に収容されている。このスライドシリンダの伸縮作動により、フックアーム24を、リフトアーム22に対して前後方向に摺動させることができる。これにより、台座9やコンテナ4がサブフレームS上を前後方向に移動することができる。
サブフレームSの後部にはジャッキ5を更に備えている。ジャッキ5は、下方に突出した位置で保持することにより積荷作業の際の荷役車両Vの降下を抑制することができる。
図6は、一般的な荷役車両用コンテナ4を示している。
このコンテナ4は、前面41aと、一対の側面41bと、底面41cとにより無蓋の箱状に形成されている。また、コンテナ4の後部には、後方に向けて開口する開口部41dが形成されている。コンテナ4の前面41a両側は、補強桁42により補強され、コンテナ4の底面41cは、前後方向に延びる主桁43により補強される。コンテナ4の開口部41dは、リヤゲート44により閉じられ、またコンテナ4の前面41a上部には、前記フックアーム24のフック25と係脱自在なコンテナリフトバー45が設けられる。コンテナ4の底面41cには、その前端部に左右一対の脚部46が固定され、後端部に左右一対の走行ローラ47が回転可能に取付けられている。
図7を用いて、上記荷役車両Vによる台座9の積み降ろし作業について説明する。
最初に、台座9を所望の場所に運搬するために、地上に降ろされている台座9を荷役車両V上に積み込む作業について説明する。
まず、台座9のランディングギア95の接地面95bを収納位置まで上昇させるとともに被係合部96を積降位置まで起立させる。一方、荷役車両Vは、リフトアーム22をフックアーム24とともにリフトシリンダ31が最伸長するまで回動させる。このとき、フックアーム24は、スライドシリンダの収縮により、フックアーム24を車両後方へ移動させた状態にある。その後、地上に降ろされている台座9の前方において、荷役車両Vの車幅方向の中心線と、台座9の幅方向の中心線とが略一直線上に位置するように荷役車両Vを一旦、縦列停車させる。この状態から、収納位置にあるジャッキ5を下方回動させ、接地ローラ53が地面に近づく下突出位置とする。
次に、荷役車両Vを後退させ、フックアーム24先端のフック25を台座9の前端部のリフトバー96cに係合させる(図7(c)参照)。その後、リフトシリンダ31の収縮作動によりリフトアーム22をフックアーム24とともに前方に回動させると、台座9は、持ち上げられつつ荷役車両V側に移動し、台座9の底部に位置する下部縦桁91aが案内ローラRに案内されつつさらに荷役車両V側に移動する(図7(b)参照)。
引き続きリフトシリンダ31を収縮作動させると、台座9の車輪94bが地上から離れる。リフトシリンダ31が最収縮すると、台座9の下部縦桁91aの前部がサブフレームS上に載置される(図7(a)参照。)。この状態からフックシリンダ33を収縮作動させることにより、フックアーム24を前方回動させ、台座9がサブフレームS上に搭載された状態とする。最後に下突出位置にあるジャッキ5を上方回動させ、接地ローラ53が地面から退避した収納位置とし、台座9の積み込み作業が終了する(図5参照)。
こうして台座9は荷役車両Vに積み込まれたことにより、荷役車両Vにて運搬することができる。この積込作業の際、台座9のリフトバー96cは、通常荷役車両Vが運搬するコンテナのコンテナリフトバー45と同じ形状のものであり、積降位置(図1の実線で示した位置)にあるリフトバー96cは、コンテナのコンテナリフトバー45と略同じ高さになるように設けられている。従って、荷役車両Vを改造することなく、また、コンテナを積み込む作業と同じ手順を踏むことで台座9を荷役車両Vに積み込むことができる。
そして、台座9の運搬に際し、コンテナ4を運搬するための荷役車両Vをそのまま活用できるため、台座9を運搬するためにフォークリフトやクレーンのような他の機械を用意する必要がなく、作業を簡素化することができる。
続いて、台座9を荷役車両Vから地上へ降ろして、所望の位置に設置する作業について説明する。
まず、図5に示すように、サブフレームS上にコンテナ4が搭載されている状態から、収納位置にあるジャッキ5を下方に突出させる。この状態から、荷役アーム2を後方回動させる。具体的には、スライドシリンダの収縮作動により、フックアーム24を後方に移動させ、台座9を左右の案内ローラRにより案内しながら後方に移動させる(図7(a)参照)。その際、図示しないロック装置がロック解除されることにより、リフトアーム22はダンプアーム21に対して自由に回動できるようになる。
ついで、リフトシリンダ31を伸長作動させると、リフトアーム22はフックアーム24とともに後方に回動する。これにより、台座9は、左右の案内ローラRに案内されてサブフレームS上を後方に移動するとともに、その後部が左右の案内ローラRの回転中心を支点として下方に回動し、車輪94bが地上に着地する(図7(b)参照)。リフトシリンダ31が伸長を継続して最伸長すると、フックアーム24は下向きとなって、台座9は荷役車両Vの後方の地上に降ろされる(図7(c)参照)。ここで、フックアーム24先端のフック25をリフトバー96cより外せば、台座9は荷役車両Vから分離される。
分離後は、被係合部96をピン96a周りに格納位置まで回動させ、ランディングギア95の接地面95bを地面に接地するまで下降させることで、台座9の降ろし作業が終了する。
次に、図8を参照して、コンテナ4を可搬式コンテナ台座9に降ろす作業について説明する。荷役車両Vの動作については台座9を降ろす作業と同じであるため、重複する作業及び動作の説明は省略する。
まず、サブフレームS上にコンテナ4が搭載されている状態から、フックアーム24を後方に移動させ、コンテナ4を左右の案内ローラRにより案内しながら後方に移動させる(図8(a)参照)。そして、リフトシリンダ31を伸長作動させ、リフトアーム22とフックアーム24とを後方に回動させる。これにより、コンテナ4は、左右の案内ローラRに案内されてサブフレームS上を後方に移動するとともに、その後部が左右の案内ローラRの回転中心を支点として下方に回動し始める。
引き続きリフトシリンダ31を伸長させると、コンテナ4の走行ローラ47は台座9の載置部97に当接する(図8(b)参照)。載置部97は地面Gよりも上方に位置するため、フック25により持ち上げられたコンテナリフトバー45(コンテナ前部)と、走行ローラ47(コンテナ後部)との相対的な高さ寸法を小さくすることができる。図8(b)はリフトアーム23の回動中心の略上方にフック25が位置するコンテナ4が最も傾斜する姿勢を示しているが、走行ローラ47が台座9の載置部97に載ることにより地面Gにコンテナ4を降ろす場合に比べその傾斜角度を緩やかに降ろすことができる。
さらに、リフトシリンダ31の伸長を継続すると、走行ローラ47が載置面97eを転動しつつコンテナ4は後方に移動する。そして、必要に応じて荷役車両Vを後退させることによりコンテナ4を後方に移動させ、走行ローラ47がストッパ97cと当接すると荷役車両Vの動作を終了し、フック25からコンテナリフトバー45を外すことでコンテナ4の降ろし動作が終了する(図8(c)参照)。
台座9にコンテナ4を降ろすにあたり、台座9の被係合部96は、載置面97eよりも下方である格納位置(図1の一点鎖線で示した位置)にあるため、コンテナ4と被係合部96とは接触する恐れがない。また、図1に示すように、被係合部96のブラケット96bを格納位置と積降位置との間を回動させるピン96aも、載置面97e(具体的には導入部97bの上面)よりも下方に位置しているため、コンテナ4とピン96aとが接触する恐れがない。
さらに、被係合部96は、左右一対の上部縦桁91b及び載置部97の間に設けられてある。これにより、格納位置において被係合部96の側面は上部縦桁91bや載置部97に覆われることとなり、被係合部96が破損してしまうことをさらに抑制することができる。
載置部97の前部に相当する導入部97bを、台座9の前端に向かって下り傾斜となるように固定しているため、走行ローラ47が載置本体部97aよりも下方まで降りてしまったとしても、走行ローラ47と当接することができる。そして、その状態よりコンテナ4を台座9に対して後退させれば、走行ローラ47が斜面を昇るため、載置本体部97aまで導くことができる。
また、導入部97bは、前端に向かって末広がりになるよう固定した台形状であるため、荷役車両V(コンテナ4の走行ローラ47)の左右位置が台座9に対して左右にずれていたとしても走行ローラ47と当接することができる。さらに、載置部97には載置面97eよりも上方に突出したガイド97dを備えているため、コンテナ4が台座9に対して横方向(左右方向)に移動しようとしても、走行ローラ47の側面がガイド97dの側面と当接することで、コンテナ4の横移動を防止することができる。このガイド97dは、導入部97bにも設けているため、荷役車両Vが台座9に対して左右にずれた状態からコンテナ4を降ろし始めたとしても、導入部97bのガイド97dが左右位置を補正しながら載置本体部97aまで導くため、容易にコンテナ4を台座9に降ろすことができる。
台座9は、ランディングギア95を上部縦桁91bに固定しているため、載置部97に搭載したコンテナ4の荷重をランディングギア95が直接支持することができる。そして、4基のランディングギア95はその接地面95bをそれぞれ独立して昇降させることができるため、不整地であっても載置面97e(載置本体部97aの上面)を水平にすることができる。そして、接地面95bの可動範囲内であって、台座9の接地線Gよりも突出する範囲内の寸法であれば載置面97eの高さ位置を任意の位置にすることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
例えば、被係合部96のブラケット96bはピン96aにより前側の上部横桁92cに回動可能に設けたが、必ずしも可動する必要はなく、上部横桁92cに溶接固定してもよい。また、ピン96aの代わりにボルトナット等を用いて被係合部96を上部横桁92cより着脱可能に設けるようにしてもよく、この場合、コンテナ4を載置部97に搭載する時には被係合部96を取り外しておくことでコンテナ4との接触を回避することができる。
また、被係合部96のブラケット96bはピン96a周りに回動移動するが、ピン96aに代えて上下又は前後方向にスライド可能に設けることで格納位置まで移動するようにしてもよい。具体的な例のひとつを示すと、台座9の上下方向に長手方向を向けた角パイプを前側の上部横桁92cの前側面に溶接固定し、該角パイプの中空部に一回り小さな角パイプを挿入し、小さな角パイプにブラケット96bを溶接固定することで、上下方向にスライド可能に設けることができる。そして、格納位置と積降位置とにそれぞれ保持するためのロック部材を設けておけばよい。
載置部97の導入部97bは、台座9の被係合部96が設けられた位置と同じ前端部に設けているが、導入部97bを台座後端に設けるようにしてもよい。しかしながら、上記実施例のように被係合部96と導入部97bとを同じ端部に設ければ、台座9を降ろす方向とコンテナ4を台座9に降ろす方向とが同じであるため、荷役車両Vが走行できる場所が限られたような場合、例えば細い路地のような荷役車両Vが自由に方向転換できない場所にコンテナ4を降ろす場合であっても、荷役車両Vにより台座9を設置後、台座9を降ろした時と同じ位置に荷役車両Vを停車してコンテナ4を荷役車両Vから降ろせば台座9に載置することができる。
上記実施例では載置部97の載置本体部97aと導入部97bとを左右一対の上部縦桁91bにあわせて左右一対設けたが、コンテナ4の左右一対の走行ローラ47が共に搭載することができる程度の幅(コンテナ4の幅と略同じ寸法)の一枚の鋼板により形成したり、3枚以上の鋼板を平行に並べて形成したりしてもよい。
9 可搬式コンテナ台座
90 本体
96 被係合部
96a ピン(可動部)
96b ブラケット
96c リフトバー
97 載置部
97e 載置面
V 荷役車両
F シャシフレーム
S サブフレーム
H 荷役装置

Claims (3)

  1. 本体と、
    該本体の上部に設けたコンテナ載置部と、
    前記本体の一端部に荷役車両と係合するための被係合部を備えたことを特徴とする可搬式コンテナ台座。
  2. 前記被係合部は、積降位置から前記載置部よりも下方に位置する格納位置まで移動させることができる可動部を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の可搬式コンテナ台座。
  3. 前記可動部は、載置部よりも下方に配置したこと特徴とする請求項2記載の可搬式コンテナ台座。
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