JP3723722B2 - アウトサイドドアハンドル装置 - Google Patents

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Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用のアウトサイドドアハンドル装置に関する。詳しくは、ドアロックオープンレバーを駆動するレリースプレートと、該レリースプレートに一体に形成されたレリースプレート軸との接続部の強度を向上したアウトサイドドアハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、の車両用のアウトサイドドアハンドル装置の1例を図3に示す。同図(a)は前面図,(b)は背面図、(c)は(b)図のc−c線における断面図である。このアウトサイドドアハンドル装置は、同図に示すように、グリップハンドル1と該グリップハンドル1を支持するケース2とを具備し、前記グリップハンドル1は(c)図の如く、軸部1aによりケース2に前後に移動可能に支持されている。
【0003】
また、ケース2には、グリップハンドル1の軸部1aの先端に形成された押圧部1bにより押圧されて回動するベルクランク3がベルクランク軸4により回動可能に設けられ、トーションばね5により復帰するように矢印A方向に付勢されている。また、このベルクランク3には、図4(a)(b)に示すように、レリースプレート6が該レリースプレート6と一体に形成されたレリースプレート軸7により回動可能に取付けられている。また、図3(c)に示すようにレリースプレート6のフォーク部8はドアロックオープンレバー(図示なし)のピン9に係合している。
【0004】
そして図5(a)に示す初期状態から図5(b)の如くグリップハンドル1を引っ張ることにより、ベルクランク3がベルクランク軸4を中心にして反時計方向に回動する。それに伴ってレリースプレート6はドアロックオープンレバーのピン9を図5(a)の状態から図5(b)の状態に押圧しドアロックを解除する方向に移動させる。これによりドアのロックは解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のアウトサイドドアハンドル装置では、図4に示したように、レリースプレート6とレリースプレート軸7とが一体に形成されており、ドアロックオープンレバーを駆動する時に図6に示すようにレリースプレート6に加わる荷重Wによる応力がレリースプレート6とレリースプレート軸7との接続部に集中するため、該部が破損する恐れがあるという問題がある。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、レリースプレートと、該レリースプレートと一体に形成されたレリースプレート軸との接続部に生ずる応力を分散して強度の向上を可能としたアウトサイドドアハンドル装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のアウトサイドドアハンドル装置は、グリップハンドル20と、該グリップハンドル20を前後移動可能に支持するケース21と、該グリップハンドル20を引張ることにより回動するベルクランク22と、該ベルクランク22を復帰させるトーションばね24と、前記ベルクランク22にレリースプレート軸26により回動可能に支持されてドアロックオープンレバーを駆動するレリースプレート25とを具備して成るアウトサイドドアハンドル装置において、前記レリースプレート25とレリースプレート軸26とは一体に形成され、該レリースプレート25には該レリースプレート25を支持するベルクランクの軸受部31の外周31aに接触して摺動可能な凸部30が一体に形成され、レリースプレート25に加わる荷重を前記凸部30で負荷することを特徴とする。
【0008】
この構成を採ることにより、レリースプレートと一体に形成されたレリースプレート軸との接続部に加わる荷重をレリースプレートに設けた凸部により分散することができる。これによりレリースプレートとレリースプレート軸との接続部の強度を向上したアウトサイドドアハンドル装置が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の車両用のアウトサイドドアハンドル装置の実施の形態を示す図で、(a)は背面図、(b)は(a)図のZ矢視図、(c)は(a)図のc−c線における断面図である。本実施の形態は、同図に示すように、グリップハンドル20と該グリップハンドル20を支持するケース21とを具備し、前記グリップハンドル20は軸部20aによりケース21に前後に移動可能に支持されている。
【0010】
また、ケース21には、グリップハンドル20の軸部20aの先端に形成された押圧部20bにより押圧されて回動するベルクランク22がベルクランク軸23により回動可能に設けられ、トーションばね24により復帰するようになっている。また、このベルクランク22には、レリースプレート25がレリースプレート軸26により回動可能に取付けられ、該レリースプレート25のフォーク部27はドアロックオープンレバー(図示なし)のピン28に係合している。
【0011】
以上は図3及び図4で説明した従来例と同様である。本実施の形態の特徴は、図1(c)の如く前記レリースプレート25に突起30を設けたことである。この突起30を次に説明する。
【0012】
レリースプレート25は図1(c)の如くレリースプレート軸26と一体に形成されており、該レリースプレート25には突起30が形成されており、該突起30はレリースプレート軸26を支持する軸受部31の外周31aに接触しながら回動可能なように形成されている。その断面は図においては3角形であるが4角形または他の形状でも良い。要は、レリースプレート25に掛かる矢印A方向からの荷重を受けることができればよい。また、軸受部外周31aとの接触部はある程度の面積がある方が良い。
【0013】
このように形成されたレリースプレート25を用いた本実施の形態の作用を次に説明する。先ずドアをあけるためにグリップハンドル20を引っ張ると、その軸部20aの先端に形成された押圧部20bにより押圧されてベルクランク22が反時計方向に回動する。べルクランク22が回動するとレリースプレート25は図1(b)に示すようにドアロックオープンレバーのピン28を押圧して破線で示す状態となる。
【0014】
この時、図2(a)の無負荷の状態から図2(b)の如くレリースプレート25に荷重Wがかかると、レリースプレート25は弾性変形(図は誇張して描かれている。)しても、突起30が軸受部31の外周31aに接触しているため、レリースプレート25とレリースプレート軸26との接続部への荷重が分散される。これにより、レリースプレート25とレリースプレート軸26との接続部の破損は防止される。
【0015】
【発明の効果】
本発明のアウトサイドドアハンドル装置に依れば、レリースプレートにレリースプレート軸の軸受外周に接触し回動できる突起を設けたことにより荷重が分散され、レリースプレートとレリースプレート軸との接続部に応力が集中しないため、該部の破損は防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアウトサイドドアハンドル装置の実施の形態を示す図で、(a)は背面図、(b)は(a)図のZ矢視図、(c)は(a)図のc−c線における断面図である。
【図2】本発明のアウトサイドドアハンドル装置の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図3】従来のアウトサイドドアハンドル装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は(b)図のc−c線における断面図である。
【図4】従来のアウトサイドドアハンドル装置におけるベルクランクとレリースプレーートを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図である。
【図5】従来のアウトサイドドアハンドル装置の動作を説明するための図で、(a)は初期状態、(b)はハンドルを操作した状態をそれぞれ示す図である。
【図6】発明が解決しようとする課題を説明するための図である。
【符号の説明】
20…グリップハンドル
20a…軸部
20b…押圧部
21…ケース
22…ベルクランク
23…ベルクランク軸
24…トーションばね
25…レリーズプレート
26…レリースプレート軸
27…フォーク部
28…ドアロックオープンレバーピン
30…突起
31…軸受部
31a…軸受部の外周

Claims (1)

  1. グリップハンドル(20)と、該グリップハンドル(20)を前後移動可能に支持するケース(21)と、該グリップハンドル(20)を引張ることにより回動するベルクランク(22)と、該ベルクランク(22)を復帰させるトーションばね(24)と、前記ベルクランク(22)にレリースプレート軸(26)により回動可能に支持されてドアロックオープンレバーを駆動するレリースプレート(25)とを具備して成るアウトサイドドアハンドル装置において、
    前記レリースプレート(25)とレリースプレート軸(26)とは一体に形成され、該レリースプレート(25)には該レリースプレート(25)を支持するベルクランクの軸受部(31)の外周(31a)に接触して摺動可能な凸部(30)が一体に形成され、レリースプレート(25)に加わる荷重を前記凸部30で負荷することを特徴とするアウトサイドドアハンドル装置。
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