JP2001313988A - リモートコントロール装置及びリモートコントロール装置の送信出力調整方法 - Google Patents

リモートコントロール装置及びリモートコントロール装置の送信出力調整方法

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JP2001313988A
JP2001313988A JP2000131156A JP2000131156A JP2001313988A JP 2001313988 A JP2001313988 A JP 2001313988A JP 2000131156 A JP2000131156 A JP 2000131156A JP 2000131156 A JP2000131156 A JP 2000131156A JP 2001313988 A JP2001313988 A JP 2001313988A
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JP
Japan
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transmission output
transmission
remote control
keys
key
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Application number
JP2000131156A
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English (en)
Inventor
Satoru Kamito
悟 上戸
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Toshiba Video Products Japan Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Video Products Japan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用環境に応じた送信出力を使用者が簡単に設
定できるとともに、電池の電圧がある程度下がった場合
でも使用者が設定した送信出力を自動的に維持できるよ
うにする。 【解決手段】送信出力制御回路24は、送信出力設定回
路21からの送信コードに基づいてLED電流ドライブ
回路14に電流のオン,オフを行わせるとともに、前記
電池電圧検出回路23の電圧の検出結果と送信出力設定
回路21からの送信出力値に基づいて、前記LED13
の送信出力が前記設定入力手段による送信出力値と一致
するようにLED電流ドライブ回路14に前記LED1
3に流れる電流値の調整を行わせている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ール信号を送信して制御対象機器を制御するリモートコ
ントロール装置及びリモートコントロール装置の送信出
力調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にリモートコントロール装置(以下
リモコン装置)は、色々な使用環境で使用されるにもか
かわらず、操作しても制御対象の機器が動作しないとい
うクレームを恐れ、送信レベルを最大に設定しているた
め、時として必要以上の出力レベルでリモートコントロ
ール信号(以下リモコン信号)が送信されることにな
り、電源である電池を無駄に使っているという現実があ
った。
【0003】このことに対応して、リモコン信号送信用
の発光ダイオード(以下LED)に流れる電流を、抵抗
の切換え接続により調整して省電力化を図るリモコン装
置が開発されている。
【0004】図3はこのような従来のリモコン装置を示
すブロック図である。
【0005】図3において、リモコン装置6は、電池6
1、マイクロコンピュータ62、LED63、送信スイ
ッチ64、送信出力切換スイッチ65、リモコンキーの
スイッチ部66、送信出力制限抵抗R1及び送信最大パ
ワー設定抵抗R2を有している。
【0006】電池61は、負極端子が基準電位点に接続
され、正極端子がマイクロコンピュータ62の電源入力
端子に接続される。また、電池61の正極端子は、送信
出力制限抵抗R1、送信最大パワー設定抵抗R2及びL
ED63の直列接続を介して送信スイッチ64の一端に
接続される。送信スイッチ64の他端は基準電位点に接
続される。送信出力制限抵抗R1には並列に送信出力切
換スイッチ65が接続される。送信出力切換スイッチ6
5は、手動操作によりオン,オフし、オンした場合に送
信出力制限抵抗R1の一端及び他端の間をショートさせ
るようになっている。
【0007】マイクロコンピュータ62は、電池61か
らの電力を電源として動作し、リモコンキーのスイッチ
部66の操作入力を検出し、この検出結果に基づいて送
信コードの設定を行い、送信コードに対応したリモコン
信号がLED63から送信されるように送信スイッチ6
4のオン,オフを行う。
【0008】このような従来のリモコン装置6では、送
信出力切換スイッチ65をオンした場合には、送信出力
制限抵抗R1の両端がショート状態になり、LED63
に流れる電流を送信最大パワー制限抵抗R2のみで制限
して、送信スイッチ64のオン,オフによりLED63
の発光・消灯を行い、LED63から最大出力でリモコ
ン信号を送信する。
【0009】送信出力切換スイッチ65をオフした場合
には、リモコン装置6は、送信出力制限抵抗R1に電池
61からの電流が流れるようにして、LED63に流れ
る電流を、送信出力制限抵抗R1と送信最大パワー設定
抵抗R2との直列接続により制限して、送信スイッチ6
4のオン,オフによりLED63の発光・消灯を行い、
比較的低い出力でリモコン信号を送信する。
【0010】ここで、制御対象の機器が近くにある場合
において、電池61を長期間使用したい場合には、送信
出力切換スイッチ65をオフ状態にすれば、送信出力制
限抵抗R1が送信最大パワー制限抵抗R2に直列接続さ
れ、LED63に流れる電流が低い値に制限されて電池
寿命が延びるが、同時にLED63のリモコンの送信出
力がその分少なくなり、リモコン信号の到達距離も制限
される。この場合、機械的に電流を減らすため制御対象
の機器(例えばテレビジョン受像機)が遠くにある等の
使用環境によってはリモコンが効かない事もあった。ま
た、電池61の電圧は当初3Vを超えているが使用する
につれて2.8V、2.5V、2.2Vと徐々に下がっ
てくる。電池61の電圧が高い時には送信出力切換スイ
ッチ65をオフにして消費電力を低下させる機能が使え
ても、電池61の電圧が下がった場合にはリモコン機能
が使えなくなり送信出力切換スイッチ65を手動により
オンに切換えLED63に流れる電流を増大させる電流
を流す必要があった。さらに使用者がこの原理を知らず
に送信出力を下げて使用していた場合、電池61の電気
エネルギーが消耗してリモコン信号の到達距離が落ちリ
モコン制御が行えなくなった時点で電池が使用できなく
なったと誤認するという問題もあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の従来の
リモコン装置は、送信出力切換スイッチのオン,オフに
より発光ダイオードに流れる電流を切換えて電池寿命を
延ばしていたが、電池の電圧が下がった場合には送信出
力切換スイッチを手動によりオンに切換えるため、この
操作が使用者にとって煩わしいものとなるとともに、電
池が消耗してリモコンの到達距離が落ちリモコン制御が
行えなくなった時点で電池が使用できなくなったと誤認
するという問題もあった。
【0012】この発明は上記問題点を除去し、使用環境
に応じた送信出力を使用者が簡単に設定できるととも
に、電池の電圧がある程度下がった場合でも使用者が設
定した送信出力を自動的に維持できるようにしたリモー
トコントロール装置及びリモートコントロール装置の送
信出力調整方法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のリモート
コントロール装置は、複数のキーと、該キーの操作を検
出する検出手段と、該検出手段によって検出されたキー
に対応する制御信号を出力する制御手段と、前記制御信
号を送信する送信手段と、を備えたリモートコントロー
ル装置において、前記検出手段によって、前記複数のキ
ーのうち所定のキーが操作されたことが検出されたこと
で送信出力設定モードを設定する送信出力モード設定手
段と、前記送信手段の送信出力レベルを変化させる送信
出力制御手段と、前記送信出力設定モードにおいて、前
記検出手段によって前記複数のキーのうち特定キーが操
作されたことが検出された際に、前記送信出力制御手段
によって前記送信出力レベルを変更する送信出力変更手
段と、を具備したことを特徴とする。
【0014】請求項2記載のリモートコントロール装置
は、複数のキーと、該キーの操作を検出する検出手段
と、該検出手段によって検出されたキーに対応する制御
信号を出力する制御手段と、前記制御信号を送信する送
信手段と、を備えたリモートコントロール装置におい
て、前記検出手段によって、前記複数のキーのうち所定
のキーが操作されたことが検出されたことで送信出力設
定モードを設定するモード設定手段と、前記送信出力設
定モードにおいて、前記検出手段によって前記複数のキ
ーのうち特定キーが操作されたことが検出された際に、
送信出力設定データを出力する送信出力設定手段と、前
記送信出力設定データに基づく出力レベルで送信が行わ
れるように前記送信手段を制御する送信出力制御手段
と、前記送信出力設定データを記憶する記憶手段と、を
具備したことを特徴とする。
【0015】請求項3記載のリモートコントロール装置
は、請求項2に記載のリモートコントロール装置であっ
て、前記送信出力設定手段は、前記特定キーが連続的に
操作されることで前記送信出力レベル設定データを連続
的に変化させながら出力するものであり、前記記憶手段
は、前記特定キーの操作が断たれた際に、その瞬間の前
記送信出力設定データを記憶するものであることを特徴
とする。
【0016】請求項4記載のリモートコントロール装置
は、請求項2に記載のリモートコントロール装置であっ
て、さらに、電源としての電池と、該電池の電圧を検出
する電池電圧検出手段を備え、該電池電圧検出手段の検
出結果に基づいて、前記送信出力設定データに基づく出
力レベルでの送信が実行されるように前記送信出力制御
手段を制御する調整手段を具備したことを特徴とする。
【0017】請求項5記載のリモートコントロール装置
は、請求項2に記載のリモートコントロール装置であっ
て、前記送信出力設定モードは、複数のキーの同時押し
によって設定されるものであることを特徴とする。
【0018】請求項6記載のリモートコントロール装置
の送信出力調整方法は、被制御機器の所定の動作を連続
的に調整するための操作キーを含む複数のキーと、該複
数のキーの操作を検出する検出手段と、該検出手段によ
って検出されたキーに対応する制御信号を出力する制御
手段と、前記制御信号を送信する送信手段と、電池とを
備えたリモートコントロール装置における送信出力調整
方法において、前記検出手段によって、前記複数のキー
のうち所定のキーが操作されたことが検出されたことで
送信出力設定モードを設定する第1のステップと、前記
送信出力設定モードにおいて、前記検出手段によって前
記被制御機器の動作を連続的に調整する特定キーが操作
されたことを検出する第2のステップと、該特定キーが
操作されている間中、連続的に変化する送信出力設定デ
ータを出力する第3のステップと、前記送信出力設定デ
ータに基づく出力レベルで送信が行われるように前記送
信手段を制御する第4のステップと、前記送信手段から
送信される制御信号によって、前記被制御機器が予め設
定された所定の動作を行った際の前記送信出力設定デー
タを記憶手段に記憶させる第5のステップと、前記送信
出力設定モードを解除して、以後前記記憶手段に記憶さ
れた送信出力設定データに基づいた出力レベルで前記制
御信号が送信されるように前記送信手段を制御する第6
のステップと、を具備したことを特徴とする。
【0019】請求項7記載のリモートコントロール装置
の送信出力調整方法は、請求項6記載のリモートコント
ロール装置の送信出力調整方法にであって、さらに、前
記第6のステップ以降、前記電池の電圧を検出して、前
記送信手段の送信出力が前記記憶手段に記憶された送信
出力設定データで設定されたレベルでの送信が可能とな
るように前記送信手段を制御する第7のステップを備え
たことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0021】図1は本発明に係るリモートコントロール
装置の第1の実施の形態をテレビジョン受像機用のリモ
ートコントロール装置に適用した場合を示すブロック図
である。
【0022】図1において、リモートコントロール装置
(以下リモコン装置)1は、電池11、マイクロコンピ
ュータ12、LED13、LED電流ドライブ回路14
及びリモコンキーのスイッチ部15を有している。マイ
クロコンピュータ12は、送信出力設定回路21、記憶
手段22、電池電圧検出回路23及び送信出力制御回路
24を有している。
【0023】電池11は、負極端子が基準電位点に接続
され、正極端子がマイクロコンピュータ12の電池電圧
検出回路21及び図示しない電源入力端子に接続される
とともにLED電流ドライブ回路14に接続される。
【0024】LED電流ドライブ回路14は、マイクロ
コンピュータ12からの制御に基づいて電池11からの
電流をオン,オフするとともに電流値を調整してLED
13に流す。LED13は、LED電流ドライブ回路1
4による電流のオン,オフのより赤外線によりリモコン
信号を送信する。
【0025】電池電圧検出回路23は、電池電圧検出手
段となっており、電池11の電圧を検出し、この検出結
果のデータを送信出力制御回路24に供給する。
【0026】スイッチ部15には、リモコンキーの一部
であるチャンネルアップキー31、チャンネルダウンキ
ー32及び図示しない各種リモコンキーが設けられてい
る。通常、リモコン装置1は、スイッチ部15のキーが
押されることにより、各々定められたリモコンコードを
送信するようになっている。また、本実施の形態では、
チャンネルアップキー31、チャンネルダウンキー32
を使用してリモコン信号の送信出力値の設定を行う。
【0027】送信出力設定回路21は、スイッチ部15
の操作に基づいて送信出力値の設定を行い送信出力値デ
ータを記憶手段22に記憶するとともに、記憶手段22
に記憶した送信出力値データを送信出力制御回路24に
供給する。また、送信出力設定回路21は、スイッチ部
15の操作に基づいて送信コードを設定し、設定した送
信コードのデータを送信出力制御回路24に供給する。
【0028】このような構成により、スイッチ部15と
送信出力設定回路21とは、手動入力操作に基づいてリ
モコン信号の送信コード及び送信出力値を設定する設定
入力手段となっている。
【0029】送信出力制御回路24は、送信出力設定回
路21からの送信コードに基づいてLED電流ドライブ
回路14に電流のオン,オフを行わせるとともに、前記
電池電圧検出回路23の電圧の検出結果と送信出力設定
回路21からの送信出力値に基づいて、前記LED13
の送信出力が前記設定入力手段による送信出力値と一致
するようにLED電流ドライブ回路14に電流値の調整
を行わせている。
【0030】このような構成により、送信出力設定回路
21は、スイッチ部15の操作を検出する検出手段とな
るとともに、検出されたキーに対応する制御信号を出力
する制御手段となっている。送信出力制御回路24、L
ED電流ドライブ回路14及びLED13は、前記制御
信号を送信する送信手段となっている。また、送信出力
設定回路21は、前記複数のキーのうち所定のキーが操
作されたことが検出されたことで送信出力設定モードを
設定する送信出力モード設定手段と、前記送信手段の送
信出力レベルを変化させる送信出力制御手段と、前記送
信出力設定モードにおいて、前記検出手段によって前記
複数のキーのうち特定キーが操作されたことが検出され
た際に、前記送信出力制御手段によって前記送信出力レ
ベルを変更する送信出力変更手段と、を備えている。
【0031】また、送信出力設定回路21は、前記送信
出力設定モードにおいて、前記検出手段によって前記複
数のキーのうち特定キーが操作されたことが検出された
際に、送信出力設定データを出力する送信出力設定手段
と、前記送信出力設定データに基づく出力レベルで送信
が行われるように前記送信手段を制御する送信出力制御
手段と、を備え、記憶手段22は、前記送信出力設定デ
ータを記憶するようになっている。
【0032】送信出力設定回路21の送信出力設定手段
は、前記特定キーが連続的に操作されることで前記送信
出力レベル設定データを連続的に変化させながら出力す
るものであり、前記記憶手段22は、前記特定キーの操
作が断たれた際に、その瞬間の前記送信出力設定データ
を記憶するものである。
【0033】さらに、送信出力設定回路21は、該電池
電圧検出回路23の検出結果に基づいて、前記送信出力
設定データに基づく出力レベルでの送信が実行されるよ
うに前記送信出力制御回路24を制御する調整手段とな
っている。
【0034】図2は図1のリモコン装置により制御され
る機器(テレビジョン受像機)を示すブロック図であ
る。
【0035】図2において、テレビジョン受像機4は、
選局回路41、受信信号処理手段42、表示制御手段4
3、表示手段44、リモコン信号受信回路45、リモコ
ン信号判別回路46を有している。
【0036】リモコン信号受信回路45は、図1のリモ
コン装置1のLED13からのリモコン信号を受信し、
受信したリモコン信号を電気信号に変換してリモコン信
号判別回路46に供給する。リモコン信号判別回路46
はリモコン信号受信回路45からのリモコン信号の判別
を行することにより、リモコン装置1にて設定された送
信コードを判別し、判別した送信コードに基づいて制御
信号を作成して受信信号処理手段42、表示制御手段4
3、表示手段44に供給する。
【0037】選局回路41は、アンテナが受信したテレ
ビジョン信号に対してリモコン信号判別回路46からの
制御信号が示すチャンネルの選局を行って周波数変換を
行うことにより中間周波数信号(IF信号)を取り出
し、この信号を受信信号として受信信号処理手段42に
供給する。受信信号処理手段42は選局回路41からの
受信信号に対して映像検波及び音声検波を行い、映像信
号と音声信号を復調し、さらにリモコン信号判別回路4
6からの制御信号が示す音量に基づいて、音声信号の音
量調整を行い、映像信号とともに表示制御手段43に供
給する。表示制御手段43は、受信信号処理手段42か
らのリモコン制御によって表示が切換え/変更されるチ
ャンネル番号、音量値(レベル)の信号源と、表示切換
え手段を含んでおり、表示制御手段43からの映像信号
及び音声信号をそれぞれ表示手段44の画面及びスピー
カに出力させるとともに、リモコン信号判別回路46か
らの制御信号がチャンネル切換えや音量切換えを示した
場合、切り替えられチャンネルや音量を示す映像を表示
制御手段43からの映像信号の一部と切換えることによ
りオンスクリーン表示を行う。
【0038】次に本構成での動作について説明する。
【0039】電池11の電圧は常に電池電圧検出回路2
3で監視されており電圧が変化しても予め設定されたL
ED13の送信出力は一定に送信出力制御回路24で保
たれる。
【0040】また、使用環境に応じた送信パワーは次の
ような手順で設定する。
【0041】この場合には、まず、使用者は、チャンネ
ルアップキー31とチャンネルダウンキー32とを同時
に5秒以上押す。これにより、この信号がマイクロコン
ピュータ12の送信出力設定回路21に送られ、マイク
ロコンピュータ12は送信出力設定モードとなる。この
後、テレビジョン受像機4を見ながらリモコン装置1の
チャンネルアップキー31あるいはチャンネルダウンキ
ー32を押し続けると、送信出力制御回路24の制御に
よりLED13の送信出力が最大(MAX)から段階的
に減少していく。テレビジョン受像機4はこのようなリ
モコン信号を受信すると、選局回路41に対して選局チ
ャンネルをアップあるいはダウンさせるとともに、表示
制御手段43を制御して表示手段44のオンスクリーン
表示によるチャンネルの数字をアップあるいはダウンさ
せる。このような状態で、テレビジョン受像機4のチャ
ンネルアップあるいはダウンの動作が止まるところ、即
ち、表示手段44に表示される画面及びオンスクリーン
表示によるチャンネルが変化しなくなると、チャンネル
アップキー31あるいはチャンネルダウンキー32を押
すのをやめる。この時点ではリモコン装置1の送信出力
はテレビジョン受像機4がリモコン動作不能となる値と
なるので、送信出力設定回路21は、その送信出力に対
応する送信出力値データにいくらかのマージンを持たせ
た値を送信出力値データとして設定する。マイクロコン
ピュータ12は、こうして設定された送信出力値データ
を記憶手段22に記憶する。そして、マイクロコンピュ
ータ12の送信出力制御回路24は、記憶手段22に記
憶された値と電池電圧検出回路23で監視された電池電
圧を比較しながら常に一定の電流がLED13に流れる
ようにLED電流ドライブ回路14の制御を行う。
【0042】このような動作により、本実施の形態のリ
モコン装置の送信出力調整方法は、前記検出手段(送信
出力設定回路21)によって、前記複数のキーのうち所
定のキー(チャンネルアップキー31とチャンネルダウ
ンキー32)が操作されたことが検出されたことで送信
出力設定モードを設定する第1のステップと、前記送信
出力設定モードにおいて、前記検出手段によって前記被
制御機器(テレビジョン受像機4)の動作を連続的に調
整する特定キー(チャンネルアップキー31またはチャ
ンネルダウンキー32)が操作されたことを検出する第
2のステップと、該特定キーが操作されている間中、連
続的に変化する送信出力設定データを出力する第3のス
テップと、前記送信出力設定データに基づく出力レベル
で送信が行われるように前記送信手段(送信出力制御回
路24、LED電流ドライブ回路14及びLED13)
を制御する第4のステップと、前記送信手段から送信さ
れる制御信号によって、前記被制御機器が予め競ってい
された所定の動作を行った際の前記送信出力設定データ
を記憶手段22に記憶させる第5のステップと、前記送
信出力設定モードを解除して、以後前記記憶手段22に
記憶された送信出力設定データに基づいた出力レベルで
前記制御信号が送信されるように前記送信手段を制御す
る第6のステップと、前記電池の電圧を11検出して、
前記送信手段の送信出力が前記記憶手段に記憶された送
信出力設定データで設定されたレベルでの送信が可能と
なるように前記送信手段を制御する第7のステップとを
有している。
【0043】このような実施の形態によれば、リモコン
信号の送信出力レベルを、使用環境に応じて、使用者
が、必要最小限な値に簡単に設定できるため、電池を効
率的に使用することができるから電池の寿命を延ばすこ
とができる。さらに、電池の電圧がある程度低下した場
合でも、使用者によって設定された送信出力レベルを自
動的に維持できるので、一度設定してしまえば、なんの
切換えを行うことなく、電池をその寿命まで使い切るこ
とができるため、操作性も向上するものである。
【0044】尚、図1の実施の形態では、リモコン装置
1を送信出力設定モードに設定するのに、チャンネルア
ップキー31とチャンネルダウンキー32の同時押し操
作によって行うものとして説明したが、他の機能を制御
するためのキーを通常は使うことのない使用形態で操作
することで送信出力設定モードを設定するようにしても
よいし、あるいは、送信出力設定モード専用のキーを設
けるようにしてもよい。
【0045】また、送信出力設定モードの設定後、実際
に送信出力を設定する操作をチャンネルのアップあるい
はダウン操作を行うための送信出力を徐々に低下させ
て、チャンネルが切換わらなくなった時点で、操作を停
止するようにするものと説明したが、逆に送信出力の低
いところかにら徐々に上げていき、チャンネルが切換わ
った時点で、操作を停止し、その際の送信出力値データ
を記憶手段22に記憶するようにしてもよい。
【0046】あるいは、送信出力を徐々に低下させる操
作と、増加させる操作の両方を実行して、それぞれの操
作を停止した時点の送信出力に基づき、最も適当な送信
出力値データを特定して記憶手段22に記憶するように
してもよい。
【0047】送信出力設定モード専用のキーによって、
送信出力設定モードを設定する場合には、上述のように
チャンネルの切換え、あるいは音量の当該キーによって
送信出力の設定を行うように構成することが可能である
が、制御される機器側に、送信出力レベル調整のために
可変される専用の機能を設けることも可能である。
【0048】尚、図1の実施の形態では、信号電流が流
れることによりリモコン信号を送信するリモコン信号送
信手段として発光ダイオードを用いたが、電波送信用ア
ンテナ等、他のリモコン信号送信手段を用いることもで
きる。即ち、リモコン信号としては、赤外線より波長の
長い電磁波や音波等各種適用できる。また、本実施の形
態では、テレビジョン受像機用のリモコン装置に適用し
たが、エアコン等、他の機器用のリモコン装置に適用し
てもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、使用環境に応じて、必
要な送信出力レベルを無駄なく設定することができるの
ため電池の寿命を延ばすことができ、さらに、電池の電
圧が下がった場合でも使用者が設定した送信出力レベル
を自動的に維持できるので、送信出力を一度設定してし
まえば、なんの切換えを行うことなく電池を寿命まで使
い切ることができるので、操作性も優れたものが得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るリモートコントロール装置
の実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1のリモートコントロール装置により制御さ
れる機器を示すブロック図。
【図3】従来のリモートコントロール装置のブロック
図。
【符号の説明】 1 リモートコントロール装置 11 電池 12 マイクロコンピュータ 13 LED 14 LED電流ドライブ回路 15 スイッチ部 21 送信出力設定回路 22 記憶手段 23 電池電圧検出回路 24 送信出力制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/00 H04N 5/00 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーと、該キーの操作を検出する
    検出手段と、該検出手段によって検出されたキーに対応
    する制御信号を出力する制御手段と、前記制御信号を送
    信する送信手段と、を備えたリモートコントロール装置
    において、 前記検出手段によって、前記複数のキーのうち所定のキ
    ーが操作されたことが検出されたことで送信出力設定モ
    ードを設定する送信出力モード設定手段と、 前記送信手段の送信出力レベルを変化させる送信出力制
    御手段と、 前記送信出力設定モードにおいて、前記検出手段によっ
    て前記複数のキーのうち特定キーが操作されたことが検
    出された際に、前記送信出力制御手段によって前記送信
    出力レベルを変更する送信出力変更手段と、 を具備したことを特徴とするリモートコントロール装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のキーと、該キーの操作を検出する
    検出手段と、該検出手段によって検出されたキーに対応
    する制御信号を出力する制御手段と、前記制御信号を送
    信する送信手段と、を備えたリモートコントロール装置
    において、 前記検出手段によって、前記複数のキーのうち所定のキ
    ーが操作されたことが検出されたことで送信出力設定モ
    ードを設定するモード設定手段と、 前記送信出力設定モードにおいて、前記検出手段によっ
    て前記複数のキーのうち特定キーが操作されたことが検
    出された際に、送信出力設定データを出力する送信出力
    設定手段と、 前記送信出力設定データに基づく出力レベルで送信が行
    われるように前記送信手段を制御する送信出力制御手段
    と、 前記送信出力設定データを記憶する記憶手段と、 を具備したことを特徴とするリモートコントロール装
    置。
  3. 【請求項3】 前記送信出力設定手段は、前記特定キー
    が連続的に操作されることで前記送信出力レベル設定デ
    ータを連続的に変化させながら出力するものであり、 前記記憶手段は、前記特定キーの操作が断たれた際に、
    その瞬間の前記送信出力設定データを記憶するものであ
    ることを特徴とする請求項2に記載のリモートコントロ
    ール装置。
  4. 【請求項4】 さらに、電源としての電池と、該電池の
    電圧を検出する電池電圧検出手段を備え、該電池電圧検
    出手段の検出結果に基づいて、前記送信出力設定データ
    に基づく出力レベルでの送信が実行されるように前記送
    信出力制御手段を制御する調整手段を具備したことを特
    徴とする請求項2に記載のリモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 前記送信出力設定モードは、複数のキー
    の同時押しによって設定されるものであることを特徴と
    する請求項2に記載のリモートコントロール装置。
  6. 【請求項6】 被制御機器の所定の動作を連続的に調整
    するための操作キーを含む複数のキーと、該複数のキー
    の操作を検出する検出手段と、該検出手段によって検出
    されたキーに対応する制御信号を出力する制御手段と、
    前記制御信号を送信する送信手段と、電池とを備えたリ
    モートコントロール装置における送信出力調整方法にお
    いて、 前記検出手段によって、前記複数のキーのうち所定のキ
    ーが操作されたことが検出されたことで送信出力設定モ
    ードを設定する第1のステップと、 前記送信出力設定モードにおいて、前記検出手段によっ
    て前記被制御機器の動作を連続的に調整する特定キーが
    操作されたことを検出する第2のステップと、該特定キ
    ーが操作されている間中、連続的に変化する送信出力設
    定データを出力する第3のステップと、 前記送信出力設定データに基づく出力レベルで送信が行
    われるように前記送信手段を制御する第4のステップ
    と、 前記送信手段から送信される制御信号によって、前記被
    制御機器が予め設定された所定の動作を行った際の前記
    送信出力設定データを記憶手段に記憶させる第5のステ
    ップと、 前記送信出力設定モードを解除して、以後前記記憶手段
    に記憶された送信出力設定データに基づいた出力レベル
    で前記制御信号が送信されるように前記送信手段を制御
    する第6のステップと、 を具備したことを特徴とするリモートコントロール装置
    の送信出力調整方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第6のステップ以降、前記
    電池の電圧を検出して、前記送信手段の送信出力が前記
    記憶手段に記憶された送信出力設定データで設定された
    レベルでの送信が可能となるように前記送信手段を制御
    する第7のステップを備えたことを特徴とする請求項6
    に記載のリモートコントロール装置の送信出力調整方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270152A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Sharp Corp リモコン出力制御システム
JP2008164193A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Fujitsu General Ltd 無線リモコンを備えた電子機器

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