JPH11352262A - 機器用リモコンシステム - Google Patents

機器用リモコンシステム

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JPH11352262A
JPH11352262A JP10160370A JP16037098A JPH11352262A JP H11352262 A JPH11352262 A JP H11352262A JP 10160370 A JP10160370 A JP 10160370A JP 16037098 A JP16037098 A JP 16037098A JP H11352262 A JPH11352262 A JP H11352262A
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remote control
clock
television
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timer
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Kenji Itagaki
憲志 板垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部時計を備えたリモコンの電池交換を行う
にあたり、電池交換のたびに内部時計の時刻を再設定す
る手間を解消する。 【解決手段】 時計手段を備えたリモコンと、機器とか
らなるリモコンシステムにおいて、リモコンは、リモコ
ンの時計リセット信号送信手段と、機器の時刻データ受
信手段と、該機器の時刻データに基づき前記リモコンの
時計手段の時刻を設定するリモコンの時刻設定手段とを
備え、機器は、リモコンの時計リセット信号受信手段
と、時計手段と、該時計手段に基づく機器の時刻データ
送信手段とを備えている。従って、リモコンの電池を交
換し、内部時計がリセットしても、電池交換後、機器よ
り時刻データを受信し、内部時計の時刻が設定されるこ
とにより、リモコンの電池交換のたびに、内部時計の時
刻を再設定する不便が解消でき、さらに、電池交換のあ
いだ内部時計を動作を保持するバックアップ電源が不要
となり、コストダウン、リモコンの小型化、薄型化、軽
量化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンと、リモ
コンからの送信信号に応答動作する機器とからなる機器
用リモコンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術に係わるこの種の機器用リモ
コンシステムの一例であるテレビジョンシステム(以
下、テレビシステムと略称する)について、図13〜図
14に示す。図13は、従来例の前記リモコンの一例で
ある赤外線リモコンの概略的構成を示すブロック回路図
である。また、図14は、従来例の前記機器の一例であ
るテレビジョン(以下、テレビと略称する)の概略的構
成を示すブロック回路図である。以下、図13〜図14
を用いて従来例の技術を説明する。
【0003】図13の従来例の赤外線リモコン100は
以下の構成からなる。赤外線リモコン100において、
使用者がキー入力部102の複数の操作キーの中から任
意に選択した操作キーを押すと、マイクロコンピュータ
101は、押された操作キーに該当するデータaをドラ
イブトランジスタ103のベースに出力する。ドライブ
トランジスタ103は入力されたデータaに基づいてド
ライブされ、発光ダイオード104が点滅動作し、テレ
ビ制御信号がテレビ130に対して赤外線を媒体とした
赤外線信号IRで送信される。時計回路106は、現在
時刻をマイクロコンピュータ101に入力するものであ
り、赤外線リモコン100の機能において、時計回路1
06が必要でなければ、図13より時計回路106を削
除してもよい。なお、上記回路の電源は電池105より
供給される。
【0004】図14の従来例のテレビ130は以下の構
成からなる。テレビ130において、テレビ受信回路1
32は、チューナ回路133、中間周波増幅検波回路
(以下IF増幅検波回路と略称する)134、オンスク
リーンディスプレイ回路(以下OSD回路と略称する)
135、映像増幅回路136、映像表示部137、音声
増幅回路138、スピーカ139からなる。アンテナ1
31より受信されたテレビ信号rはチューナ回路133
に入力される。そして、チューナ回路133によって選
局されたチャンネルの中間周波信号ifに変換された
後、IF増幅検波回路134で増幅、検波され、映像信
号pと音声信号sとなる。映像信号pは、OSD回路1
35を通って、アルファベット、数字、文字などと合成
されて映像信号p′となり、映像増幅回路136で増幅
された後、映像表示部137に受信したテレビ映像が表
示される。また、音声信号sは、音声増幅回路138で
増幅された後、スピーカ139より出力される。
【0005】一方、赤外線リモコン100からの赤外線
信号IRは、リモコン受光部141によって電気信号c
に変換されて、マイクロコンピュータ140に入力され
る。マイクロコンピュータ140は、信号cがテレビ制
御信号のチャンネル選局であれば、チューナ回路133
にチャンネル選局データbを出力すると共に、OSD回
路135にチャンネル数字データdを出力し、選局した
チャンネルは映像表示部137の画面上に表示される。
【0006】また、テレビ130の電源は、電源プラグ
144より供給され、電源回路143でテレビ130に
最適な電源に変換される。そして、テレビ受信回路13
2へは、スイッチ回路142を介して電源が供給され、
スイッチ回路142は、マイクロコンピュータ140に
より制御されることにより、マイクロコンピュータ14
0は、テレビ受信回路132の電源のオンオフを制御し
ている。時計回路145は、現在時刻をマイクロコンピ
ュータ140に入力するものであり、テレビ130の機
能において、時計回路145が必要でなければ、図14
より時計回路145を削除してもよい。上記図13及び
図14において、図13の時計回路106、図14の時
計回路145が必要な場合の一例として、オンオフタイ
マなどのタイマ機能がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来技術の機器用リモコンシステムの一例であるテレビ
システムは、次のような問題点がある。
【0008】リモコンの内部に時計を備えている場合、
リモコンの電池電圧が低下したり、電池を交換すると、
内部時計がリセットされてしまう。そして、電池を新し
い電池に交換した後、内部時計の時刻を再度設定しなけ
ればならない不便がある。この不便を解消するために
は、電池を交換するあいだ内部時計を動作させるための
バックアップ電源が必要となり、コストアップと、リモ
コンの小型化、薄型化、軽量化の妨げとなる問題があ
る。
【0009】また、テレビの内部に時計を備えている場
合、停電や、節電のため電源プラグをコンセントから抜
くと、内部時計がリセットされてしまう。そして、停電
が復帰したり、電源プラグをコンセントに差し込んだ
後、内部時計の時刻を再度設定しなければならない不便
がある。この不便を解消するためには、停電や、電源プ
ラグをコンセントから抜いているあいだ内部時計を動作
させるためのバックアップ電源が必要となり、コストア
ップと、液晶テレビのような小型テレビにおいて小型
化、薄型化、軽量化の妨げとなる問題がある。
【0010】また、リモコンの内部、テレビの内部それ
ぞれに時計を備えている場合、上記のどちらか片方に時
計を備えた場合と同様な問題がある。
【0011】また、リモコンの内部にタイマ回路を備え
ている場合、リモコンの電池電圧が低下したり、電池を
交換すると、タイマ回路がリセットされてしまう。そし
て、電池を新しい電池に交換した後、タイマ回路を再度
設定しなければならない不便さや、リモコンの電池電圧
の低下に気が付かないで、設定したタイマ回路が動作し
ない問題がある。この不便さや問題を解消するために
は、電池を交換するあいだ内部時計を動作させるための
バックアップ電源や、リモコンの電池電圧が低下すると
バックアップ電源に切り替わる切り替え回路が必要とな
り、コストアップと、リモコンの小型化、薄型化、軽量
化の妨げとなる問題がある。
【0012】また、テレビの内部にタイマ回路を備えて
いる場合、停電や、節電のため電源プラグをコンセント
から抜くと、タイマ回路がリセットされてしまう。そし
て、停電が復帰したり、電源プラグをコンセントに差し
込んだ後、タイマ回路を再度設定しなければならない不
便さや、深夜の停電などで朝設定したタイマ回路が動作
しない問題がある。この不便さや問題を解消するために
は、停電や、電源プラグをコンセントから抜いているあ
いだタイマ回路を動作させるためのバックアップ電源が
必要となり、コストアップと、液晶テレビのような小型
テレビにおいて小型化、薄型化、軽量化の妨げとなる問
題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
機器用リモコンシステムは、時計手段を備えたリモコン
と、リモコンからの送信信号に応答動作することが可能
な機器とからなる機器用リモコンシステムであり、前記
リモコンは、リモコンの時計リセット信号送信手段と、
機器の時刻データ受信手段と、該機器の時刻データに基
づき前記リモコンの時計手段の時刻を設定するリモコン
の時刻設定手段とを備え、前記機器は、リモコンの時計
リセット信号受信手段と、時計手段と、該時計手段に基
づく機器の時刻データ送信手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0014】本発明の請求項2記載の機器用リモコンシ
ステムは、リモコンと、時計手段を備えリモコンからの
送信信号に応答動作することが可能な機器とからなる機
器用リモコンシステムであり、前記リモコンは、機器の
時計リセット信号受信手段と、時計手段と、該時計手段
に基づくリモコンの時刻データ送信手段とを備え、前記
機器は、機器の時計リセット信号送信手段と、リモコン
の時刻データ受信手段と、該リモコンの時刻データに基
づき機器の時計手段の時刻を設定する機器の時刻設定手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項3記載の機器用リモコンシ
ステムは、時計手段を備えたリモコンと、時計手段を備
えリモコンからの送信信号に応答動作することが可能な
機器とからなる機器用リモコンシステムであり、前記リ
モコンは、リモコンの時計リセット信号送信手段と、機
器の時刻データ受信手段と、該機器の時刻データに基づ
き前記リモコンの時計手段の時刻を設定するリモコンの
時刻設定手段と、機器の時計リセット信号受信手段と、
リモコンの時計手段に基づくリモコンの時刻データ送信
手段とを備え、前記機器は、リモコンの時計リセット信
号受信手段と、機器の時計手段に基づく機器の時刻デー
タ送信手段と、機器の時計リセット信号送信手段と、リ
モコンの時刻データ受信手段と、該リモコンの時刻デー
タに基づき機器の時計手段の時刻を設定する機器の時刻
設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項4記載の機器用リモコンシ
ステムの、前記リモコンは、電源電圧検出手段と、該リ
モコンの動作情報データ送信手段と、機器からの動作情
報データ受信手段と、該機器からの動作情報データに基
づきリモコンの動作を設定するリモコンの動作設定手段
とを備え、前記機器は、該リモコンの動作情報データ受
信手段と、該リモコンの動作情報データをメモリするメ
モリ手段と、該メモリ手段に基づくリモコンの動作情報
データ送信手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0017】本発明の請求項5記載の機器用リモコンシ
ステムの、前記リモコンは、該機器の動作情報データ受
信手段と、該機器の動作情報データをメモリするメモリ
手段と、該メモリ手段に基づく機器の動作情報データ送
信手段とを備え、前記機器は、電源電圧検出手段と、該
機器の動作情報データ送信手段と、リモコンからの動作
情報データ受信手段と、該リモコンからの動作情報デー
タに基づき機器の動作を設定する機器の動作設定手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項6記載の機器用リモコンシ
ステムの前記リモコンは、タイマ手段を備え、前記リモ
コンの動作情報データが該タイマ手段の情報であること
を特徴とするものである。
【0019】本発明の請求項7記載の機器用リモコンシ
ステムの前記機器は、タイマ手段を備え、前記機器の動
作情報データが該タイマ手段の情報であることを特徴と
するものである。
【0020】本発明の請求項8記載の機器用リモコンシ
ステムの前記リモコンは、応答信号送信手段と、機器か
らの応答信号受信手段と、該応答信号を受信しない限り
同じデータを繰り返し機器に対して送信する繰り返し送
信手段とを備え、前記機器は、応答信号送信手段と、リ
モコンからの応答信号受信手段と、該応答信号を受信し
ない限り同じデータを繰り返しリモコンに対して送信す
る繰り返し送信手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0021】本発明の請求項9記載の機器用リモコンシ
ステムの前記機器が、テレビジョンであることを特徴と
するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に係わる機器用リモコンシ
ステムの一実施の形態よりなるテレビシステムについ
て、図1〜図12に示す。
【0023】図1は、本発明の第1の実施の形態に係わ
る機器用リモコンシステムよりなるテレビシステムのリ
モコンの一例である、赤外線リモコンの概略的構成を示
すブロック回路図である。
【0024】また、図2は、本発明の第1の実施の形態
に係わる機器用リモコンシステムよりなるテレビシステ
ムの機器の一例である、テレビの概略的構成を示すブロ
ック回路図である。
【0025】また、図3は、本発明の第1の実施の形態
(後述する第2の実施の形態も同じ)に係わる機器用リ
モコンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一
例である、赤外線リモコンの操作キー配列の一例を示す
概略の平面図である。
【0026】また、図4と図5(図4の続き)は、本発
明の第1の実施の形態に係わる機器用リモコンシステム
よりなるテレビシステムのリモコンの一例である、赤外
線リモコンの動作を説明したフローチャートである。
【0027】また、図6は、本発明の第1の実施の形態
に係わる機器用リモコンシステムよりなるテレビシステ
ムの機器の一例である、テレビの動作を説明したフロー
チャートである。
【0028】また、図7は、本発明の第2の実施の形態
に係わる機器用リモコンシステムよりなるテレビシステ
ムのリモコンの一例である、赤外線リモコンの概略的構
成を示すブロック回路図である。
【0029】また、図8は、本発明の第2の実施の形態
に係わる機器用リモコンシステムよりなるテレビシステ
ムの機器の一例である、テレビの概略的構成を示すブロ
ック回路図である。
【0030】また、図9と図10(図9の続き)は、本
発明の第2の実施の形態に係わる機器用リモコンシステ
ムよりなるテレビシステムのリモコンの一例である、赤
外線リモコンの動作を説明したフローチャートである。
【0031】また、図11と図12(図11の続き)
は、本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リモコン
システムよりなるテレビシステムの機器の一例である、
テレビの動作を説明したフローチャートである。
【0032】[第1の実施の形態]図1〜図6は、本発
明の第1の実施の形態に係わる機器用リモコンシステム
よりなるテレビシステムに関する図であり、特許請求の
範囲の、請求項4(請求項1から請求項3を含む)、請
求項6、請求項8、請求項9、に関するものである。
図1の本発明の赤外線リモコン10は以下の構成からな
る。本発明は、図13に示す従来例と比較し、リモコン
受光部17、表示部18、電圧検出回路19、タイマ2
0が追加されている点が異なる。赤外線リモコン10に
おいて、使用者がキー入力部12の複数の操作キーの中
から任意に選択した操作キーを押すと、マイクロコンピ
ュータ11は、押された操作キーに該当するデータaを
ドライブトランジスタ13のベースに出力する。ドライ
ブトランジスタ13は入力されたデータaに基づいてド
ライブされ、発光ダイオード14が点滅動作し、テレビ
制御信号がテレビ30に対して赤外線を媒体とした赤外
線信号IR1 で送信される。リモコン受光部17はテレ
ビ30からの赤外線信号IR2 を受信し電気信号eに変
換してマイクロコンピュータ11に入力する。時計回路
16は現在時刻をマイクロコンピュータ11に入力する
ものであり、マイクロコンピュータ11はタイマ20を
内蔵し、時計回路16からの現在時刻に基づいてタイマ
20を動作させ、タイマ時刻になると、タイマ動作信号
を、ドライブトランジスタ13のベースに出力する。ド
ライブトランジスタ13は入力されたデータaに基づい
てドライブされ、発光ダイオード14が点滅動作し、タ
イマ動作信号がテレビ30に対して赤外線を媒体とした
赤外線信号IR1 で送信される。タイマ20の設定動作
状態は、表示部18に表示される。そして、上記回路の
電源は電池15より供給される。電圧検出回路19は、
電池15の電圧を検出し、マイクロコンピュータ11に
入力するものである。
【0033】図2の本発明のテレビ30は以下の構成か
らなる。本発明は、図14に示す従来例と比較し、リモ
コン送信部46、メモリ回路47が追加されている点が
異なる。テレビ30において、テレビ受信回路32は、
チューナ回路33、IF増幅検波回路34、OSD回路
35、映像増幅回路36、映像表示部37、音声増幅回
路38、スピーカ39からなる。アンテナ31より受信
されたテレビ信号rはチューナ回路33に入力される。
そして、チューナ回路33によって選局されたチャンネ
ルの中間周波信号ifに変換された後、IF増幅検波回
路34で増幅、検波され、映像信号pと音声信号sとな
る。映像信号pは、OSD回路35を通って、アルファ
ベット、数字、文字などと合成されて映像信号p′とな
り、映像増幅回路36で増幅された後、映像表示部37
に受信したテレビ映像が表示される。また、音声信号s
は、音声増幅回路38で増幅された後、スピーカ39よ
り出力される。
【0034】一方、赤外線リモコン10からの赤外線信
号IR1 は、リモコン受光部41によって電気信号cに
変換されて、マイクロコンピュータ40に入力される。
マイクロコンピュータ40は、信号cがテレビ制御信号
のチャンネル選局であれば、チューナ回路33にチャン
ネル選局データbを出力すると共に、OSD回路35に
チャンネル数字データdを出力し、選局したチャンネル
は映像表示部37の画面上に表示される。
【0035】また、テレビ30の電源は、電源プラグ4
4より供給され、電源回路43でテレビ30に最適な電
源に変換される。そして、テレビ受信回路32へは、ス
イッチ回路42を介して電源が供給され、スイッチ回路
42は、マイクロコンピュータ40により制御されるこ
とにより、マイクロコンピュータ40は、テレビ受信回
路32の電源のオンオフを制御している。時計回路45
は、現在時刻をマイクロコンピュータ40に入力し、マ
イクロコンピュータ40は、OSD回路35に現在時刻
データdを出力し、現在時刻は映像表示部37の画面上
に表示される。
【0036】また、リモコン送信部46はマイクロコン
ピュータ40から出力される電気信号fを赤外線信号I
2 に変換し、赤外線リモコン10に対して送信する。
【0037】また、メモリ回路47は、赤外線リモコン
10から送られて来たリモコンの動作情報データに基づ
く赤外線リモコン10の動作状態をメモリするためのも
のである。リモコンの動作情報データの一例として、タ
イマ時刻などがある。
【0038】赤外線リモコン10の電池15を新しいも
のと交換し、時計回路16(時計手段)がリセットする
と、赤外線リモコン10は、テレビ30に対してリモコ
ンの時計リセット信号を送信(時計リセット信号送信手
段)する。テレビ30は、リモコンの時計リセット信号
を受信(時計リセット信号受信手段)すると、時計回路
45(時計手段)に基づく時刻データを赤外線リモコン
10に対して送信(時刻データ送信手段)する。赤外線
リモコン10は、テレビ30から受信(時刻データ受信
手段)した時刻データに基づき、時計回路16(時計手
段)の時刻を設定(時刻設定手段)する。
【0039】一方、停電などで、テレビ30の時計回路
45(時計手段)がリセットすると、テレビ30は、赤
外線リモコン10に対してテレビの時計リセット信号を
送信(時計リセット信号送信手段)する。赤外線リモコ
ン10は、テレビの時計リセット信号を受信(時計リセ
ット信号受信手段)すると、時計回路16(時計手段)
に基づく時刻データをテレビ30に対して送信(時刻デ
ータ送信手段)する。テレビ30は、赤外線リモコン1
0から受信(時刻データ受信手段)した時刻データに基
づき、時計回路45(時計手段)の時刻を設定(時刻設
定手段)する。
【0040】また、赤外線リモコン10において、電圧
検出回路19(電源電圧検出手段)は電池15の電圧を
常に監視し、電池15が古くなり電圧が低下するとタイ
マ20(タイマ手段)の動作情報データを、テレビ30
に対して送信(動作情報データ送信手段)する。テレビ
30は、リモコンの動作情報データを受信(動作情報デ
ータ受信手段)すると、リモコンの動作情報データをメ
モリ回路47(メモリ手段)にメモリする。赤外線リモ
コン10の電池15が新しいものと交換されると、赤外
線リモコン10は、テレビ30に対して、前記と同様
に、リモコンの時計リセット信号を送信(時計リセット
信号送信手段)する。テレビ30は、リモコンの時計リ
セット信号を受信(時計リセット信号受信手段)する
と、メモリ回路47(メモリ手段)に基づくタイマ20
(タイマ手段)の動作情報データを赤外線リモコン10
に対して送信(動作情報データ送信手段)する。赤外線
リモコン10は、テレビ30から受信(動作情報データ
受信手段)した動作情報データに基づき、タイマ20
(タイマ手段)の動作状態を設定(動作設定手段)す
る。
【0041】上記において、赤外線リモコン10からテ
レビ30に対してデータ信号を送信し、テレビ30は、
赤外線リモコン10からのデータ信号を受信すると、受
信したことを知らせる応答信号を、赤外線リモコン10
に対して送信(応答信号送信手段)する。赤外線リモコ
ン10は、応答信号を受信(応答信号受信手段)するま
で、同じデータ信号を繰り返しテレビ30に対して送信
(繰り返し送信手段)する。
【0042】また、テレビ30から赤外線リモコン10
に対してデータ信号を送信し、赤外線リモコン10は、
テレビ30からのデータ信号を受信すると、受信したこ
とを知らせる応答信号を、テレビ30に対して送信(応
答信号送信手段)する。テレビ30は、応答信号を受信
(応答信号受信手段)するまで、同じデータ信号を繰り
返し赤外線リモコン10に対して送信(繰り返し送信手
段)する。
【0043】図3(a)は、本発明の赤外線リモコン1
0の操作キー配列の一例を示す概略の平面図、図3
(b)は、本発明の赤外線リモコン10の表示部18の
他の表示例を示す平面図である。
【0044】図3(a)の本発明の赤外線リモコン10
は以下の構成からなる。赤外線リモコン10において、
キー入力部12は、チャンネル選局、音量操作、電源操
作などのテレビ30を制御するための操作キー12a群
と、現在時刻、タイマ時刻、タイマを設定するための操
作キー12b群とで構成されている。テレビ30を制御
するための操作キー12a群において、「0」から
「9」までは、チャンネル選局をするためのものであ
り、一例として、テレビ放送の10チャンネルを選局す
る場合は、「1」「0」と押せばよい。音量制御は
「▲」「▼」で行い、音を大きくしたい場合は「▲」を
押し、音を小さくしたい場合は「▼」を押せばよい。ま
た、テレビ30のテレビ受信回路32の電源オンオフ制
御は「電源」で行い、「電源」を押すたびにテレビ受信
回路32の電源はオンオフする。
【0045】時刻などを設定するための操作キー12b
群において、時計回路16の現在時刻設定は、「現在時
刻」を押し、時刻調整は時刻「▲」「▼」で行う。タイ
マ20のタイマ時刻設定は、「タイマ時刻」を押し、タ
イマ時刻調整は時刻「▲」「▼」で行う。タイマの設定
と解除は「タイマ」で行い、「タイマ」を押すたびにタ
イマは設定解除される。タイマが設定されていると表示
部18に『タイマ オン』と表示される。タイマが解除
されていると図3(b)に示すように表示部には、『タ
イマ オフ』と表示される。
【0046】図4と図5(図4の続き)は、本発明の赤
外線リモコン10の動作を説明したフローチャートであ
る。
【0047】ステップS101において、リモコンの時
計回路16(時計手段)がリセットされたかチェックす
る。リセットされていればステップS102に進み、テ
レビ30に対してリモコンの時計リセット信号を送信
(時計リセット信号送信手段)する。テレビ30より現
在時刻を受信(時刻データ受信手段)したか及びタイマ
時刻データを受信(動作情報データ受信手段)したかを
チェックし、受信するまで繰り返しリモコンの時計リセ
ット信号を送信(繰り返し送信手段)する。テレビ30
より現在時刻及びタイマ時刻データを受信すると、ステ
ップS103に進み、受信した現在時刻及びタイマ時刻
データに基づき、時計回路16(時計手段)の現在時刻
を設定(時刻設定手段)し、さらにタイマ20(タイマ
手段)のタイマ時刻を設定(動作設定手段)し、テレビ
30に対して、応答信号を送信(応答信号送信手段)
し、ステップS104に進む。
【0048】ステップS101において、リモコンの時
計回路16(時計手段)がリセットされていなければ、
ステップS104に進み、キー入力部12の操作キーが
押されているかチェックする。操作キーが押されていな
ければステップS110に進み、操作キーが押されてい
れば、ステップS105に進む。ステップS105にお
いて押された操作キーがテレビ30を制御するための操
作キー12a群であるかチェックする。押された操作キ
ーがテレビ30を制御するための操作キー12a群であ
れば、押された操作キーに該当するテレビ制御データを
送信後ステップS120に進む。
【0049】ステップS105において、押された操作
キーがテレビ30を制御するための操作キー12a群で
なければ、ステップS106に進み押された操作キーが
「現在時刻」であるかチェックする。押された操作キー
が「現在時刻」であれば、時刻「▲」「▼」で時計回路
16(時計手段)の時刻を設定後ステップS120に進
む。ステップS106において押された操作キーが「現
在時刻」でなければステップS107に進み、押された
操作キーが「タイマ時刻」であるかチェックする。押さ
れた操作キーが「タイマ時刻」であれば、時刻「▲」
「▼」でタイマ20(タイマ手段)のタイマ時刻を設定
後ステップS120に進む。ステップS107において
押された操作キーが「タイマ時刻」でなければステップ
S108に進み、押された操作キーが「タイマ」である
かチェックする。押された操作キーが「タイマ」であれ
ばステップS109に進み、押された操作キーが「タイ
マ」でなければステップS120に進む。ステップS1
09において、タイマ設定中であるかチェックし、タイ
マ設定中であればタイマを解除し、タイマが解除されて
いればタイマを設定し、ステップS120に進む。
【0050】ステップS104において、キー入力部1
2の操作キーが押されていなければステップS110に
進み、タイマ設定中であるかチェックし、タイマ設定中
であればステップS111に進み、タイマ設定中でなけ
れば、ステップS120に進む。ステップS111にお
いて、時計回路16(時計手段)の現在時刻とタイマ2
0(タイマ手段)のタイマ時刻とを比較し、一致すれば
ステップS112に進み、一致しなければステップS1
20に進む。ステップS112において、テレビ30に
対してタイマ動作信号を送信し、テレビ30からの応答
信号をを受信(応答信号受信手段)したかチェックし、
受信するまで繰り返しタイマ動作信号を送信(繰り返し
送信手段)する。テレビ30より応答信号をを受信する
とステップS120に進む。
【0051】ステップS120において、テレビ30よ
りテレビの時計リセット信号を受信(時計リセット信号
受信手段)したかチェックし、受信していればステップ
S121に進み、受信していなければステップS122
に進む。ステップS121において、時計回路16(時
計手段)基づく時刻データをテレビ30に対して送信
(時刻データ送信手段)し、テレビ30からの応答信号
を受信したかチェックする。応答信号を受信(応答信号
受信手段)するまで、同じ時刻データを繰り返し送信
(繰り返し送信手段)する。応答信号を受信するとステ
ップS122に進む。 ステップS122において、赤
外線リモコン10の電圧検出回路19(電源電圧検出手
段)は電池15の電圧が正常であるかチェックし、正常
であればステップS104に戻り、電池15の電圧が低
下しておれば、タイマ設定中であるかチェックする。タ
イマが解除されていれば、ステップS104に戻り、タ
イマ設定中であればステップS123に進む。ステップ
S123において、タイマ20(タイマ手段)のタイマ
時刻データをテレビ30に対して送信(動作情報データ
送信手段)し、テレビ30からの応答信号を受信したか
チェックする。応答信号を受信(応答信号受信手段)す
るまで、同じタイマ時刻データを繰り返し送信(繰り返
し送信手段)する。応答信号を受信するとステップS1
01に戻る。
【0052】図6は、本発明のテレビ30の動作を説明
したフローチャートである。
【0053】ステップS150において、テレビ30の
時計回路45(時計手段)がリセットされたかチェック
する。リセットされていなければ、ステップS160に
進み、リセットされていればステップS151に進む。
ステップS151において、テレビ30は、赤外線リモ
コン10に対してテレビの時計リセット信号を送信(時
計リセット信号送信手段)後、赤外線リモコン10から
の時刻データを受信(時刻データ受信手段)したかをチ
ェックし、時刻データを受信するまでテレビの時計リセ
ット信号を繰り返し送信(繰り返し送信手段)する。時
刻データを受信すれば、ステップS155に進み、受信
した時刻データに基づき、テレビ30の時計回路45
(時計手段)の時刻を設定(時刻設定手段)しステップ
S160に進む。
【0054】ステップS160において、赤外線リモコ
ン10からのデータ信号を受信したかをチェックし、受
信していればステップS161に進む。ステップS16
1において、受信データがテレビ30の制御データであ
るかチェックし、制御データであれば受信データに該当
する操作をテレビ受信回路32に対して実行し、OSD
回路35によって実行内容を表示部37に表示後ステッ
プ160に戻る。ステップS161において、受信デー
タがテレビ30の制御データでなければ、ステップS1
62に進み、受信データがタイマ動作データであるかチ
ェックする。受信データがタイマ動作データであれば、
ステップS163に進み、テレビ受信回路32の電源が
オンしているかオフしているかチェックする。テレビ受
信回路32の電源がオンしていれば、同電源をオフし、
テレビ受信回路32の電源がオフしていれば、同電源を
オンした後、赤外線リモコン10に対して、応答信号を
送信(応答信号送信手段)し、ステップS160に戻
る。
【0055】ステップS162において、受信データが
タイマ動作データでなければ、ステップS164に進
み、受信データがタイマ20(タイマ手段)のタイマ時
刻データであるかチェック(動作情報データ受信手段)
する。受信データがタイマ時刻データであれば、ステッ
プS165に進み、受信したタイマ時刻データをメモリ
回路47(メモリ手段)にメモリした後、赤外線リモコ
ン10に対して、応答信号を送信(応答信号送信手段)
し、ステップS160に戻る。
【0056】ステップS164において、受信データが
タイマ時刻データでなければ、ステップS166に進
み、受信データが赤外線リモコン10のリセット信号で
あるかチェック(時計リセット信号受信手段)する。受
信データが赤外線リモコン10のリセット信号でなけれ
ばステップS160に戻り、受信データが赤外線リモコ
ン10のリセット信号であれば、メモリ回路47(メモ
リ手段)よりタイマ20(タイマ手段)のタイマ時刻を
読みだし、ステップS167に進み時計回路45(時計
手段)に基づく時刻データと共に赤外線リモコン10に
対して送信(動作情報データ送信手段、時刻データ送信
手段)することを、赤外線リモコン10から応答信号を
受信(応答信号受信手段)するまで繰り返す(繰り返し
送信手段)。赤外線リモコン10から応答信号を受信す
ると、ステップS160に戻る。
【0057】[第2の実施の形態]図7〜図12は、本
発明の第2の実施の形態に係わる機器用リモコンシステ
ムよりなるテレビシステムに関する図であり、特許請求
の範囲の、請求項5(請求項1から請求項3を含む)、
請求項7、請求項8、請求項9、に関するものである。
なお、本発明の赤外線リモコン10の操作キー配列の一
例を示す概略の平面図は本発明の第1の実施の形態の図
3と同じであるため省略する。
【0058】図7の本発明の赤外線リモコン10は以下
の構成からなる。本発明は、図13に示す従来例と比較
し、リモコン受光部17、表示部18が追加されている
点が異なる。また、図1の本発明の第1の実施の形態と
比較して、時計回路16、電圧検出回路19が削除さ
れ、メモリ回路21が追加されている。
【0059】赤外線リモコン10において、使用者がキ
ー入力部12の複数の操作キーの中から任意に選択した
操作キーを押すと、マイクロコンピュータ11は、押さ
れた操作キーに該当するデータaをドライブトランジス
タ13のベースに出力する。ドライブトランジスタ13
は入力されたデータaに基づいてドライブされ、発光ダ
イオード14が点滅動作し、テレビ制御信号がテレビ3
0に対して赤外線を媒体とした赤外線信号IR1 で送信
される。リモコン受光部17はテレビ30からの赤外線
信号IR2 を受信し電気信号eに変換してマイクロコン
ピュータ11に入力する。また、メモリ回路21は、テ
レビ30から送られて来たテレビの動作情報データに基
づくテレビ30の動作状態をメモリするためのものであ
る。テレビの動作情報の一例として、テレビ30のテレ
ビ受信回路32のオンオフ状態、テレビ30のタイマ設
定状態などがある。時計回路16は現在時刻をマイクロ
コンピュータ11に入力するものである。現在時刻とキ
ー入力部12より設定されたタイマ時刻は、テレビ30
に対して赤外線を媒体とした赤外線信号IR1 で送信さ
れると共に表示部18に表示される。そして、上記回路
の電源は電池15より供給される。
【0060】図8の本発明のテレビ30は以下の構成か
らなる。本発明は、図14に示す従来例と比較し、リモ
コン送信部46、メモリ回路47、タイマ48、電圧検
出回路49が追加されている点が異なる。また、図2の
本発明の第1の実施の形態と比較して、タイマ48、電
圧検出回路49が追加されている。
【0061】テレビ30において、テレビ受信回路32
は、チューナ回路33、IF増幅検波回路34、OSD
回路35、映像増幅回路36、映像表示部37、音声増
幅回路38、スピーカ39からなる。アンテナ31より
受信されたテレビ信号rはチューナ回路33に入力され
る。そして、チューナ回路33によって選局されたチャ
ンネルの中間周波信号ifに変換された後、IF増幅検
波回路34で増幅、検波され、映像信号pと音声信号s
となる。映像信号pは、OSD回路35を通って、アル
ファベット、数字、文字などと合成されて映像信号p′
となり、映像増幅回路36で増幅された後、映像表示部
37に受信したテレビ映像が表示される。また、音声信
号sは、音声増幅回路38で増幅された後、スピーカ3
9より出力される。
【0062】一方、赤外線リモコン10からの赤外線信
号IR1 は、リモコン受光部41によって電気信号cに
変換されて、マイクロコンピュータ40に入力される。
マイクロコンピュータ40は、信号cがテレビ制御信号
のチャンネル選局であれば、チューナ回路33にチャン
ネル選局データbを出力すると共に、OSD回路35に
チャンネル数字データdを出力し、選局したチャンネル
は映像表示部37の画面上に表示される。
【0063】また、テレビ30の電源は、電源プラグ4
4より供給され、電源回路43でテレビ30に最適な電
源に変換される。そして、テレビ受信回路32へは、ス
イッチ回路42を介して電源が供給され、スイッチ回路
42は、マイクロコンピュータ40により制御されるこ
とにより、マイクロコンピュータ40は、テレビ受信回
路32の電源のオンオフを制御している。時計回路45
は、現在時刻をマイクロコンピュータ40に入力し、マ
イクロコンピュータ40はOSD回路35に現在時刻デ
ータdを出力し、現在時刻は映像表示部37の画面上に
表示される。
【0064】また、マイクロコンピュータ40はタイマ
48を内蔵し、時計回路45からの現在時刻に基づいて
タイマ48を動作させ、タイマ時刻になるとスイッチ回
路42を制御することにより、テレビ受信回路32の電
源のオンオフを制御する。
【0065】また、リモコン送信部46はマイクロコン
ピュータ40から出力される電気信号fを赤外線信号I
2 に変換し、赤外線リモコン10に対して送信する。
【0066】また、メモリ回路47は、赤外線リモコン
10から送られて来たリモコンの動作情報データに基づ
く赤外線リモコン10の動作状態をメモリするためのも
のである。リモコンの動作情報データの一例として、タ
イマ時刻などがある。
【0067】赤外線リモコン10の電池15を新しいも
のと交換し、時計回路16(時計手段)がリセットする
と、赤外線リモコン10は、テレビ30に対してリモコ
ンの時計リセット信号を送信(時計リセット信号送信手
段)する。テレビ30は、リモコンの時計リセット信号
を受信(時計リセット信号受信手段)すると、時計回路
45(時計手段)に基づく時刻データを赤外線リモコン
10に対して送信(時刻データ送信手段)する。赤外線
リモコン10は、テレビ30から受信(時刻データ受信
手段)した時刻データに基づき、時計回路16(時計手
段)の時刻を設定(時刻設定手段)する。
【0068】一方、停電などで、テレビ30の時計回路
45(時計手段)がリセットすると、テレビ30は、赤
外線リモコン10に対してテレビの時計リセット信号を
送信(時計リセット信号送信手段)する。赤外線リモコ
ン10は、テレビの時計リセット信号を受信(時計リセ
ット信号受信手段)すると、時計回路16(時計手段)
に基づく時刻データをテレビ30に対して送信(時刻デ
ータ送信手段)する。テレビ30は、赤外線リモコン1
0から受信(時刻データ受信手段)した時刻データに基
づき、時計回路45(時計手段)の時刻を設定(時刻設
定手段)する。
【0069】また、テレビ30において、電圧検出回路
49(電源電圧検出手段)は電源回路43の電圧を常に
監視し、停電や電源プラグ44がコンセントから抜かれ
るなどして、電源回路43の電圧が低下するとタイマ4
8(タイマ手段)の動作情報データを、赤外線リモコン
10に対して送信(動作情報データ送信手段)する。赤
外線リモコン10は、テレビの動作情報データを受信
(動作情報データ受信手段)すると、テレビの動作情報
データをメモリ回路21(メモリ手段)にメモリする。
そして、停電の復旧や電源プラグ44がコンセントに差
し込まれたりなどして、テレビ30の電源回路43の電
圧が正常に復帰すると、テレビ30は、赤外線リモコン
10に対して、前記と同様に、テレビの時計リセット信
号を送信(時計リセット信号送信手段)する。赤外線リ
モコン10は、テレビの時計リセット信号を受信(時計
リセット信号受信手段)すると、メモリ回路21(メモ
リ手段)に基づくタイマ48(タイマ手段)の動作情報
データをテレビ30に対して送信(動作情報データ送信
手段)する。テレビ30は、赤外線リモコン10から受
信(動作情報データ受信手段)した動作情報データに基
づき、タイマ48(タイマ手段)の動作状態を設定(動
作設定手段)する。
【0070】上記において、赤外線リモコン10からテ
レビ30に対してデータ信号を送信し、テレビ30は、
赤外線リモコン10からのデータ信号を受信すると、受
信したことを知らせる応答信号を、赤外線リモコン10
に対して送信(応答信号送信手段)する。赤外線リモコ
ン10は、応答信号を受信(応答信号受信手段)するま
で、同じデータ信号を繰り返しテレビ30に対して送信
(繰り返し送信手段)する。
【0071】また、テレビ30から赤外線リモコン10
に対してデータ信号を送信し、赤外線リモコン10は、
テレビ30からのデータ信号を受信すると、受信したこ
とを知らせる応答信号を、テレビ30に対して送信(応
答信号送信手段)する。テレビ30は、応答信号を受信
(応答信号受信手段)するまで、同じデータ信号を繰り
返し赤外線リモコン10に対して送信(繰り返し送信手
段)する。
【0072】図9と図10(図9の続き)は、本発明の
赤外線リモコン10の動作を説明したフローチャートで
ある。
【0073】ステップS201において、リモコンの時
計回路16(時計手段)がリセットされたかチェックす
る。リセットされていればステップS202に進み、テ
レビ30に対してリモコンの時計リセット信号を送信
(時計リセット信号送信手段)する。テレビ30より現
在時刻を受信(時刻データ受信手段)したか及びタイマ
時刻データを受信したかをチェックし、受信するまで繰
り返しリモコンの時計リセット信号を送信(繰り返し送
信手段)する。テレビ30より現在時刻及びタイマ時刻
データを受信すると、ステップS203に進み、受信し
た現在時刻及びタイマ時刻データに基づき、時計回路1
6(時計手段)の現在時刻を設定(時刻設定手段)し、
さらにタイマ時刻を設定し、テレビ30に対して、応答
信号を送信(応答信号送信手段)し、ステップS204
に進む。
【0074】ステップS201において、リモコンの時
計回路16(時計手段)がリセットされていなければ、
ステップS204に進み、キー入力部12の操作キーが
押されているかチェックする。操作キーが押されていな
ければステップS220に進み、操作キーが押されてい
れば、ステップS205に進む。ステップS205にお
いて押された操作キーがテレビ30を制御するための操
作キー12a群であるかチェックする。押された操作キ
ーがテレビ30を制御するための操作キー12a群であ
れば、押された操作キーに該当するテレビ制御データを
送信後ステップS220に進む。
【0075】ステップS205において、押された操作
キーがテレビ30を制御するための操作キー12a群で
なければ、ステップS206に進み押された操作キーが
「現在時刻」であるかチェックする。押された操作キー
が「現在時刻」であれば、時刻「▲」「▼」で時計回路
16(時計手段)の時刻を設定後ステップS220に進
む。ステップS206において押された操作キーが「現
在時刻」でなければステップS207に進み、押された
操作キーが「タイマ時刻」であるかチェックする。押さ
れた操作キーが「タイマ時刻」であれば、時刻「▲」
「▼」でタイマ時刻を設定後ステップS220に進む。
ステップS207において押された操作キーが「タイマ
時刻」でなければステップS208に進み、押された操
作キーが「タイマ」であるかチェックする。押された操
作キーが「タイマ」でなければステップS220に進
み、押された操作キーが「タイマ」であれば、テレビ3
0に対してタイマ時刻データを送信し、ステップS22
0に進む。
【0076】ステップS220において、テレビ30よ
りデータ信号を受信したかチェックし、受信していれ
ば、ステップS221に進み、受信していなければ、ス
テップS204に戻る。
【0077】ステップS221において、受信データが
テレビ受信回路32の電源オンオフ状態データである
(動作情報データ受信手段)かチェックし、受信データ
がテレビ受信回路32の電源オンオフ状態データであれ
ばステップS222に進み、テレビ受信回路32の電源
オンオフ状態をメモリ回路21(メモリ手段)にメモリ
し、テレビ30に対して、応答信号を送信(応答信号送
信手段)し、ステップS204に戻る。受信データがテ
レビ受信回路32の電源オンオフ状態データでなけれ
ば、ステップS223に進む。
【0078】ステップS223において、受信データが
タイマ48のタイマ設定状態データである(動作情報デ
ータ受信手段)かチェックし、受信データがタイマ48
のタイマ設定状態データであればタイマ48のタイマ設
定状態をメモリ回路21(メモリ手段)にメモリし、テ
レビ30に対して、応答信号を送信(応答信号送信手
段)し、ステップS204に戻る。受信データがタイマ
48のタイマ設定状態データでなければ、ステップS2
24に進む。
【0079】ステップS224において、テレビ30よ
りテレビの時計リセット信号を受信(時計リセット信号
受信手段)したかチェックし、受信していなければステ
ップS204に戻り、受信していれば、テレビ受信回路
32の電源オンオフ状態データ及びタイマ48のタイマ
設定状態データをメモリ回路21(メモリ手段)より読
み出し、ステップS225に進む。
【0080】ステップS125において、前記テレビ受
信回路32の電源オンオフ状態データ及びタイマ48
(タイマ手段)のタイマ設定状態データをテレビ30に
対して送信(動作情報データ送信手段)し、さらに時計
回路16(時計手段)基づく時刻データ及びタイマ時刻
データをテレビ30に対して送信(時刻データ送信手
段)し、テレビ30からの応答信号を受信したかチェッ
クする。応答信号を受信(応答信号受信手段)するま
で、前記同じデータを繰り返し送信(繰り返し送信手
段)する。応答信号を受信するとステップS204に戻
る。
【0081】図11と図12(図11の続き)は、本発
明のテレビ30の動作を説明したフローチャートであ
る。
【0082】ステップS250において、テレビ30の
時計回路45(時計手段)がリセットされたかチェック
する。リセットされていなければ、ステップS260に
進み、リセットされていればステップS251に進む。
ステップS251において、テレビ30は、赤外線リモ
コン10に対してテレビの時計リセット信号を送信(時
計リセット信号送信手段)し、ステップS252に進
む。ステップS252において、テレビ受信回路32の
電源のオンオフ状態データを受信したかチェックする。
受信していなければステップS251に戻り、受信して
いれば、電源のオンオフ状態データに基づきタイマ48
(タイマ手段)の動作状態を設定(動作状態設定手段)
し、ステップS253に進む。ステップS253におい
て、タイマ設定状態データを受信したかチェックする。
受信していなければステップS251に戻り、受信して
いれば、タイマ設定状態データに基づきタイマ48(タ
イマ手段)の動作状態を設定(動作状態設定手段)し、
ステップS254に進む。ステップS254において、
現在時刻及びタイマ時刻データを受信(時刻データ受信
手段)したかチェックする。受信していなければステッ
プS251に戻り、受信していれば、現在時刻及びタイ
マ時刻データに基づき、時計回路45(時計手段)及び
タイマ48(タイマ手段)のタイマ時刻を設定(時刻設
定手段)し、赤外線リモコン10に対して応答信号を送
信(応答信号送信手段)し、ステップS260に進む。
【0083】ステップS260において、赤外線リモコ
ン10からのデータ信号を受信したかをチェックし、受
信していなければ、ステップS270に進み、受信して
いればステップS261に進む。ステップS261にお
いて、受信データがテレビ30の制御データであるかチ
ェックし、制御データであれば受信データに該当する操
作をテレビ受信回路32に対して実行し、OSD回路3
5によって実行内容を表示部37に表示後ステップ27
0に進む。ステップS261において、受信データがテ
レビ30の制御データでなければ、ステップS264に
進み、受信データがタイマ時刻データであるかチェック
し、受信データがタイマ時刻データであれば、ステップ
S265に進み、受信データがタイマ時刻データでなけ
れば、ステップS266に進む。ステップS265にお
いて、タイマ設定中であるかチェックし、タイマ設定中
であれば、タイマを解除してステップS270に進み、
タイマ設定中でなければ、タイマを設定し、タイマ時刻
をメモリ回路47(メモリ手段)にメモリ後、ステップ
S270に進む。ステップS266において、受信デー
タが赤外線リモコン10のリセット信号であるかチェッ
ク(時計リセット信号受信手段)する。受信データが赤
外線リモコン10のリセット信号でなければステップS
270に進み、受信データが赤外線リモコン10のリセ
ット信号であれば、メモリ回路47(メモリ手段)より
タイマ20(タイマ手段)のタイマ時刻を読みだし、ス
テップS267に進み時計回路45(時計手段)に基づ
く時刻データと共に赤外線リモコン10に対して送信
(時刻データ送信手段)することを、赤外線リモコン1
0から応答信号を受信(応答信号受信手段)するまで繰
り返す(繰り返し送信手段)。赤外線リモコン10から
応答信号を受信すると、ステップS270に進む。
【0084】ステップS270において、タイマ設定中
であるかチェックし、タイマ設定中でなければステップ
S273に進み、タイマ設定中であれば、ステップS2
71に進む。ステップS271において、時計回路45
(時計手段)の現在時刻とタイマ48(タイマ手段)の
タイマ時刻とが一致するかチェックし、一致しなけれ
ば、ステップS273に進み、一致すれば、ステップS
272に進む。ステップS272において、テレビ受信
回路32がオンしていればオフし、テレビ受信回路32
がオフしていればオンした後、ステップS273に進
む。ステップS273において、電圧検出回路49(電
源電圧検出手段)は、停電や電源プラグ44がコンセン
トから抜かれるなどして、電源回路43の電圧が低下し
ていないかチェックする。電源回路43の電圧が正常で
あれば、ステップS260に戻り、電源回路43の電圧
が低下していれば、ステップS274に進む。ステップ
S274において、テレビ受信回路32の電源のオンオ
フ状態データ及びタイマ48(タイマ手段)のタイマ設
定状態データを赤外線リモコン10に対して送信(動作
情報データ送信手段)することを、赤外線リモコン10
から応答信号(応答信号受信手段)が受信されるまで繰
り返し(繰り返し送信手段)た後、ステップS250に
戻る。
【0085】上記の実施の形態では、機器として代表的
なテレビ30を取り上げたが、これに限定する必要はな
く、時計やタイマなどを内蔵したビデオテープレコーダ
やラジオなどに適用してもよい。また、上記の形態で
は、リモコンとして代表的な赤外線リモコンを用いた
が、これに限定する必要はなく、電波や超音波を利用し
たリモコンであってもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の機器用リモコン
システムによれば、時計手段を備えたリモコンと、リモ
コンからの送信信号に応答動作することが可能な機器と
からなる機器用リモコンシステムであり、前記リモコン
は、リモコンの時計リセット信号送信手段と、機器の時
刻データ受信手段と、該機器の時刻データに基づき前記
リモコンの時計手段の時刻を設定するリモコンの時刻設
定手段とを備え、前記機器は、リモコンの時計リセット
信号受信手段と、時計手段と、該時計手段に基づく機器
の時刻データ送信手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0087】従って、リモコンの内部に時計を備えてい
る場合、リモコンの電池電圧が低下したり、電池を交換
すると、内部時計がリセットされてしまっても、電池を
新しい電池に交換した後、機器より機器の内部時計の現
在時刻データを受信し、リモコンの内部時計の現在時刻
が設定される。よって、リモコンの電池を新しい電池に
交換した後、内部時計の時刻を再度設定しなければなら
ない不便が解消できる。また、電池を交換するあいだ内
部時計を動作させるためのバックアップ電源が不要とな
り、バックアップ電源を備えることによるコストアップ
と、リモコンの小型化、薄型化、軽量化の妨げとなる問
題が解消できる。
【0088】本発明の請求項2記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、リモコンと、時計手段を備えリモコン
からの送信信号に応答動作することが可能な機器とから
なる機器用リモコンシステムであり、前記リモコンは、
機器の時計リセット信号受信手段と、時計手段と、該時
計手段に基づくリモコンの時刻データ送信手段とを備
え、前記機器は、機器の時計リセット信号送信手段と、
リモコンの時刻データ受信手段と、該リモコンの時刻デ
ータに基づき機器の時計手段の時刻を設定する機器の時
刻設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0089】従って、機器の内部に時計を備えている場
合、停電や、節電のため電源プラグをコンセントから抜
くと、内部時計がリセットされてしまっても、停電が復
帰したり、電源プラグをコンセントに差し込んだ後、リ
モコンよりリモコンの内部時計の現在時刻データを受信
し、機器の内部時計の現在時刻が設定される。よって、
停電や、節電のため電源プラグをコンセントから抜く
と、停電が復帰したり、電源プラグをコンセントに差し
込んだ後、機器の内部時計の時刻を再度設定しなければ
ならない不便が解消できる。また、停電や、電源プラグ
をコンセントから抜いているあいだ内部時計を動作させ
るためのバックアップ電源が不要となり、バックアップ
電源を備えることによるコストアップと、機器の小型
化、薄型化、軽量化の妨げとなる問題が解消できる。
【0090】本発明の請求項3記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、時計手段を備えたリモコンと、時計手
段を備えリモコンからの送信信号に応答動作することが
可能な機器とからなる機器用リモコンシステムであり、
前記リモコンは、リモコンの時計リセット信号送信手段
と、機器の時刻データ受信手段と、該機器の時刻データ
に基づき前記リモコンの時計手段の時刻を設定するリモ
コンの時刻設定手段と、機器の時計リセット信号受信手
段と、リモコンの時計手段に基づくリモコンの時刻デー
タ送信手段とを備え、前記機器は、リモコンの時計リセ
ット信号受信手段と、機器の時計手段に基づく機器の時
刻データ送信手段と、機器の時計リセット信号送信手段
と、リモコンの時刻データ受信手段と、該リモコンの時
刻データに基づき機器の時計手段の時刻を設定する機器
の時刻設定手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0091】従って、リモコンの内部に時計を備えてい
る場合、リモコンの電池電圧が低下したり、電池を交換
すると、内部時計がリセットされてしまっても、電池を
新しい電池に交換した後、機器より機器の内部時計の現
在時刻データを受信し、リモコンの内部時計の現在時刻
が設定される。よって、リモコンの電池を新しい電池に
交換した後、内部時計の時刻を再度設定しなければなら
ない不便が解消できる。また、電池を交換するあいだ内
部時計を動作させるためのバックアップ電源が不要とな
り、バックアップ電源を備えることによるコストアップ
と、リモコンの小型化、薄型化、軽量化の妨げとなる問
題が解消できる。加えて、機器の内部に時計を備えてい
る場合、停電や、節電のため電源プラグをコンセントか
ら抜くと、内部時計がリセットされてしまっても、停電
が復帰したり、電源プラグをコンセントに差し込んだ
後、リモコンよりリモコンの内部時計の現在時刻データ
を受信し、機器の内部時計の現在時刻が設定される。よ
って、停電や、節電のため電源プラグをコンセントから
抜くと、停電が復帰したり、電源プラグをコンセントに
差し込んだ後、機器の内部時計の時刻を再度設定しなけ
ればならない不便が解消できる。また、停電や、電源プ
ラグをコンセントから抜いているあいだ内部時計を動作
させるためのバックアップ電源が不要となり、バックア
ップ電源を備えることによるコストアップと、機器の小
型化、薄型化、軽量化の妨げとなる問題が解消できる。
【0092】本発明の請求項4記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、前記リモコンは、電源電圧検出手段
と、該リモコンの動作情報データ送信手段と、機器から
の動作情報データ受信手段と、該機器からの動作情報デ
ータに基づきリモコンの動作を設定するリモコンの動作
設定手段とを備え、前記機器は、該リモコンの動作情報
データ受信手段と、該リモコンの動作情報データをメモ
リするメモリ手段と、該メモリ手段に基づくリモコンの
動作情報データ送信手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0093】従って、リモコンの電池電圧が低下した
り、電池を交換すると、リモコンの設定動作がリセット
されてしまっても、電池を新しい電池に交換した後、機
器より機器のメモリ回路にメモリされていたリモコンの
動作情報データを受信し、リモコンの動作が再設定され
る。よって、リモコンの電池を新しい電池に交換した
後、リモコンの動作を再度設定しなければならない不便
が解消できる。また、電池を交換するあいだ設定動作を
保持させるためのバックアップ電源が不要となり、バッ
クアップ電源を備えることによるコストアップと、リモ
コンの小型化、薄型化、軽量化の妨げとなる問題が解消
できる。
【0094】本発明の請求項5記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、前記リモコンは、該機器の動作情報デ
ータ受信手段と、該機器の動作情報データをメモリする
メモリ手段と、該メモリ手段に基づく機器の動作情報デ
ータ送信手段とを備え、前記機器は、電源電圧検出手段
と、該機器の動作情報データ送信手段と、リモコンから
の動作情報データ受信手段と、該リモコンからの動作情
報データに基づき機器の動作を設定する機器の動作設定
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0095】従って、停電や、節電のため電源プラグを
コンセントから抜くと、機器の設定動作がリセットされ
てしまっても、停電が復帰したり、電源プラグをコンセ
ントに差し込んだ後、リモコンよりリモコンのメモリ回
路にメモリされていた機器の動作情報データを受信し、
機器の動作が再設定される。よって、停電が復帰した
り、電源プラグをコンセントに差し込んだ後、機器の動
作を再度設定しなければならない不便が解消できる。ま
た、停電や、電源プラグをコンセントから抜いているあ
いだ設定動作を保持させるためのバックアップ電源が不
要となり、バックアップ電源を備えることによるコスト
アップと、機器の小型化、薄型化、軽量化の妨げとなる
問題が解消できる。
【0096】本発明の請求項6記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、前記リモコンは、タイマ手段を備え、
前記リモコンの動作情報データが該タイマ手段の情報で
あることを特徴とするものである。
【0097】従って、リモコンの内部にタイマ回路を備
えている場合、リモコンの電池電圧が低下したり、電池
を交換すると、タイマ回路がリセットされてしまって
も、電池を新しい電池に交換した後、機器より機器のメ
モリ回路にメモリされていたリモコンのタイマ動作情報
データを受信し、リモコンのタイマ動作が再設定され
る。よって、リモコンの電池を新しい電池に交換した
後、リモコンのタイマ動作を再度設定しなければならな
い不便が解消できる。また、電池を交換するあいだタイ
マ設定動作を保持させるためのバックアップ電源が不要
となり、バックアップ電源を備えることによるコストア
ップと、リモコンの小型化、薄型化、軽量化の妨げとな
る問題が解消できる。
【0098】本発明の請求項7記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、前記機器は、タイマ手段を備え、前記
機器の動作情報データが該タイマ手段の情報であること
を特徴とするものである。
【0099】従って、停電や、節電のため電源プラグを
コンセントから抜くと、機器のタイマ設定動作がリセッ
トされてしまっても、停電が復帰したり、電源プラグを
コンセントに差し込んだ後、リモコンよりリモコンのメ
モリ回路にメモリされていた機器のタイマ動作情報デー
タを受信し、機器のタイマ動作が再設定される。よっ
て、停電が復帰したり、電源プラグをコンセントに差し
込んだ後、機器のタイマ動作を再度設定しなければなら
ない不便が解消できる。また、停電や、電源プラグをコ
ンセントから抜いているあいだタイマ設定動作を保持さ
せるためのバックアップ電源が不要となり、バックアッ
プ電源を備えることによるコストアップと、機器の小型
化、薄型化、軽量化の妨げとなる問題が解消できる。
【0100】本発明の請求項8記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、前記リモコンは、応答信号送信手段
と、機器からの応答信号受信手段と、該応答信号を受信
しない限り同じデータを繰り返し機器に対して送信する
繰り返し送信手段とを備え、前記機器は、応答信号送信
手段と、リモコンからの応答信号受信手段と、該応答信
号を受信しない限り同じデータを繰り返しリモコンに対
して送信する繰り返し送信手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0101】従って、リモコンと機器のあいだのデータ
を確実に伝達することができる。
【0102】本発明の請求項9記載の機器用リモコンシ
ステムによれば、前記機器が、テレビジョンであること
を特徴とするものである。従って、テレビジョンの使い
勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一例
である、赤外線リモコンの概略的構成を示すブロック回
路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムの機器の一例であ
る、テレビの概略的構成を示すブロック回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態(後述する第2の実
施の形態も同じ)に係わる機器用リモコンシステムより
なるテレビシステムのリモコンの一例である、赤外線リ
モコンの操作キー配列の一例を示す概略の平面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一例
である、赤外線リモコンの動作を説明したフローチャー
トである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一例
である、赤外線リモコンの動作を説明したフローチャー
トである(図4の続き)。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムの機器の一例であ
る、テレビの動作を説明したフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一例
である、赤外線リモコンの概略的構成を示すブロック回
路図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムの機器の一例であ
る、テレビの概略的構成を示すブロック回路図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リモ
コンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一例
である、赤外線リモコンの動作を説明したフローチャー
トである。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リ
モコンシステムよりなるテレビシステムのリモコンの一
例である、赤外線リモコンの動作を説明したフローチャ
ートである(図9の続き)。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リ
モコンシステムよりなるテレビシステムの機器の一例で
ある、テレビの動作を説明したフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係わる機器用リ
モコンシステムよりなるテレビシステムの機器の一例で
ある、テレビの動作を説明したフローチャートである
(図11の続き)。
【図13】従来例の機器用リモコンシステムよりなるテ
レビシステムのリモコンの一例である、赤外線リモコン
の概略的構成を示すブロック回路図である。
【図14】従来例の機器用リモコンシステムよりなるテ
レビシステムの機器の一例である、テレビの概略的構成
を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
10 赤外線リモコン 11 マイクロコンピュータ 12 キー入力部 13 トランジスタ 14 発光ダイオード 15 電池 16 時計回路 17 リモコン受光部 18 表示部 19 電圧検出回路 20 タイマ 21 メモリ回路 30 テレビ 31 アンテナ 32 テレビ受信回路 33 チューナ回路 34 IF増幅検波回路 35 OSD回路 36 映像増幅回路 37 映像表示部 38 音声増幅回路 39 スピーカ 40 マイクロコンピュータ 41 リモコン受光部 42 スイッチ回路 43 電源回路 44 電源プラグ 45 時計回路 46 リモコン送信部 47 メモリ回路 48 タイマ 49 電圧検出回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計手段を備えたリモコンと、リモコン
    からの送信信号に応答動作することが可能な機器とから
    なる機器用リモコンシステムにおいて、 前記リモコンは、リモコンの時計リセット信号送信手段
    と、機器の時刻データ受信手段と、該機器の時刻データ
    に基づき前記リモコンの時計手段の時刻を設定するリモ
    コンの時刻設定手段とを備え、 前記機器は、リモコンの時計リセット信号受信手段と、
    時計手段と、該時計手段に基づく機器の時刻データ送信
    手段とを備えたことを特徴とする機器用リモコンシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 リモコンと、時計手段を備えリモコンか
    らの送信信号に応答動作することが可能な機器とからな
    る機器用リモコンシステムにおいて、 前記リモコンは、機器の時計リセット信号受信手段と、
    時計手段と、該時計手段に基づくリモコンの時刻データ
    送信手段とを備え、 前記機器は、機器の時計リセット信号送信手段と、リモ
    コンの時刻データ受信手段と、該リモコンの時刻データ
    に基づき機器の時計手段の時刻を設定する機器の時刻設
    定手段とを備えたことを特徴とする機器用リモコンシス
    テム。
  3. 【請求項3】 時計手段を備えたリモコンと、時計手段
    を備えリモコンからの送信信号に応答動作することが可
    能な機器とからなる機器用リモコンシステムにおいて、 前記リモコンは、リモコンの時計リセット信号送信手段
    と、機器の時刻データ受信手段と、該機器の時刻データ
    に基づき前記リモコンの時計手段の時刻を設定するリモ
    コンの時刻設定手段と、機器の時計リセット信号受信手
    段と、リモコンの時計手段に基づくリモコンの時刻デー
    タ送信手段とを備え、 前記機器は、リモコンの時計リセット信号受信手段と、
    機器の時計手段に基づく機器の時刻データ送信手段と、
    機器の時計リセット信号送信手段と、リモコンの時刻デ
    ータ受信手段と、該リモコンの時刻データに基づき機器
    の時計手段の時刻を設定する機器の時刻設定手段とを備
    えたことを特徴とする機器用リモコンシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載の機器用リモコンシステムにおいて、 前記リモコンは、電源電圧検出手段と、該リモコンの動
    作情報データ送信手段と、機器からの動作情報データ受
    信手段と、該機器からの動作情報データに基づきリモコ
    ンの動作を設定するリモコンの動作設定手段とを備え、 前記機器は、該リモコンの動作情報データ受信手段と、
    該リモコンの動作情報データをメモリするメモリ手段
    と、該メモリ手段に基づくリモコンの動作情報データ送
    信手段とを備えたことを特徴とする機器用リモコンシス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載の機器用リモコンシステムにおいて、 前記リモコンは、該機器の動作情報データ受信手段と、
    該機器の動作情報データをメモリするメモリ手段と、該
    メモリ手段に基づく機器の動作情報データ送信手段とを
    備え、 前記機器は、電源電圧検出手段と、該機器の動作情報デ
    ータ送信手段と、リモコンからの動作情報データ受信手
    段と、該リモコンからの動作情報データに基づき機器の
    動作を設定する機器の動作設定手段とを備えたことを特
    徴とする機器用リモコンシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の機器用リモコンシステム
    において、 前記リモコンは、タイマ手段を備え、前記リモコンの動
    作情報データが該タイマ手段の情報であることを特徴と
    する機器用リモコンシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の機器用リモコンシステム
    において、 前記機器は、タイマ手段を備え、前記機器の動作情報デ
    ータが該タイマ手段の情報であることを特徴とする機器
    用リモコンシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれかに
    記載の機器用リモコンシステムにおいて、 前記リモコンは、応答信号送信手段と、機器からの応答
    信号受信手段と、該応答信号を受信しない限り同じデー
    タを繰り返し機器に対して送信する繰り返し送信手段と
    を備え、 前記機器は、応答信号送信手段と、リモコンからの応答
    信号受信手段と、該応答信号を受信しない限り同じデー
    タを繰り返しリモコンに対して送信する繰り返し送信手
    段とを備えたことを特徴とする機器用リモコンシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれかに
    記載の機器用リモコンシステムにおいて、 前記機器が、テレビジョンであることを特徴とする機器
    用リモコンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001268658A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Sharp Corp 双方向無線通信可能な情報機器
JP2006329948A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sharp Corp 時計校正システム、機器本体、リモコンおよび時計校正方法
JP2009094875A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Sharp Corp リモコン装置、放送受信装置、及びタイマー管理方法
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