JP3388106B2 - 無線通信機のリモートコントロール装置 - Google Patents
無線通信機のリモートコントロール装置Info
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Description
ートコントロール装置に関する。
の動作をリモートコントロールするリモートコントロー
ル部に、無線通信機本体に装備されている電源スイッチ
の代わりにもっぱら電源オン/オフをリモートコントロ
ールする電源キーが個別に用意されていたため、リモー
トコントロール部で無線通信機本体の電源オン/オフを
行わない場合には、リモートコントロール部の電源キー
は役立たず使用効率の悪いキーになってしまっていた。
従来の問題点を解決し、リモコンキーの使用効率を改善
した無線通信機のリモートコントロール装置を提供する
ことにある。
のリモートコントロール装置は、無線通信機本体の動作
をリモートコントロールする複数のリモコンキーと、複
数のリモコンキーの操作による電圧信号を検出する電圧
検出手段と、電圧信号が入力されるアナログ入力ポート
及び電圧検出手段の出力信号が入力される割り込み入力
ポートを有するマイクロコンピュータと、リモコンキー
の機能を切り換えるためのキー機能切換指令手段とを備
え、マイクロコンピュータは、キー切換制御指令手段の
指令にしたがって、割り込み入力ポートによる入力によ
り割り込みをかけて、アナログ入力ポートへの入力電圧
を判断し、複数のリモコンキーのうちの特定キーを無線
通信機の電源キーまたはそれ以外の機能キーとして機能
するように切換制御するものである。
コントロール装置は、上述の発明に加えて更に、特定キ
ーが電源キーとして機能している時、マイクロコンピュ
ータは、無線通信機本体の電源オン時に特定キーを操作
した場合は、無線通信機の電源をオフにすると共に低電
流動作モードに入るように制御し、無線通信機本体の電
源オフ時に特定キーを操作した場合は、割り込み入力ポ
ートへの入力にしたがって低電流動作モードから電源オ
ンモードに移行するものである。さらに、本発明に係る
無線通信機のリモートコントロール装置は、上述の発明
に加えて更に、マイクロコンピュータは、電源オフから
オンに移行する際、電圧検出手段からの出力信号により
割り込みをかけると共に、電源オンからオフに移行する
際、割り込み入力ポートへの入力を無視するものであ
る。
する複数のリモコンキーの操作による電圧信号をマイク
ロコンピュータの入力ポートに入力し、複数のリモコン
キーのうちの特定キーの操作による電圧信号を検出する
電圧検出手段の出力をマイクロコンピュータの割り込み
入力ポートに入力する。マイクロコンピュータは、キー
切換制御指令手段の指令にしたがって、アナログ入力ポ
ート及び割り込み入力ポートへの入力を判断し、複数の
リモコンキーのうちの特定キーを無線通信機の電源キー
またはそれ以外の機能キーとして機能するように切換制
御する。また、特定キーが電源キーとして機能している
時、マイクロコンピュータは、無線通信機の電源をオフ
にすると共に低電流動作モードに入る。
のリモートコントロール装置の一実施例の回路図であ
る。図1において、1は無線通信機本体、2はリモート
コントロール部である。無線通信機本体1は、無線通信
を行なうための構成部はここでは省略されて本発明に直
接関係ある部分として、全体の動作を制御するためのマ
イクロコンピュータ11と、キー入力部12と、電圧検
出回路13が示されている。また、リモートコントロー
ル部2は、例えば送信マイク(図示しない)に付属して
無線通信機本体1の動作をリモートコントロールする、
例えばプッシュ式スイッチからなるリモコンキーSW
1、SW2、SW3を有している。
力ポートP1及び割り込み入力ポートP2を備えてお
り、また、無線通信機本体1の電源オフ時には低電流動
作モードになる。アナログ入力ポートP1には、抵抗R
1を介して+B電源(無線通信機本体1の電源オフ時に
も供給されている)が接続されると共に、リモートコン
トロール部2のリモコンキーSW1、SW2、SW3の
一端が共通接続されている。また、リモコンキーSW
1、SW2の他端はそれぞれ抵抗R2、R3(ただしR
2>R3)を介して接地され、SW3の他端は直接接地
されている。したがって、リモコンキーSW1、SW
2、SW3を押すと、マイクロコンピュータ11のアナ
ログ入力ポートP1にそれぞれ違った電圧V1、V2、
V3(V1>V2>V3)が発生するようになってい
る。
生電圧は電圧検出回路13に入力され、電圧検出回路1
3は、予め決められたスレショールド電圧VR以下の入
力電圧を検出すると出力信号を発生して、マイクロコン
ピュータ11の割り込み入力ポートP2に供給する。こ
こでは、スレショールド電圧VRは、V1より低くかつ
V2、V3より高く設定されており、したがって、電圧
検出回路13はリモコンキーSW2、SW3が押された
時に働くものである。また、無線通信機本体1のキー入
力回路12には、リモコンキーSW1、SW2、SW3
のキー機能を切り換えるためのキー機能切換指令キー
(例えば、無線通信機本体1の前面パネルに備えられる
が図示しない)が含まれている。
キーのオン/オフに応じたアナログ入力ポートP1にお
ける発生電圧が、認識可能なデジタル信号に変換するア
ナログ/デジタル変換手段を介して入力され、各リモコ
ンキーに応じたリモートコントロールを行なうと共に、
キー機能切換指令キーが押されるとそれに応じて、リモ
コンキーSW1、SW2、SW3のキー機能を切り換え
るように制御する。例えば、キー機能切換指令キーが押
されていない場合は、リモコンキーSW1、SW2、S
W3がそれぞれ、例えば、メモリキー、バンド切換キ
ー、周波数ダウンキーとして機能するように制御し、ま
たキー機能切換指令キーが押された場合は、例えばリモ
コンキーSW2が、無線通信機本体1に装備されている
電源スイッチ(図示しない)の代わりに電源オン/オフ
をリモートコントロールする電源キーとして機能するよ
うに制御する。
に関して詳述する。 (リモコンキーSW2を無線通信機本体1の電源キーと
して使用しない場合)キー機能切換指令キーが押されて
いない場合であり、マイクロコンピュータ11は、リモ
コンキーSW2が例えばバンド切換キーとして機能する
ように制御すると共に、電圧検出回路13に接続されて
いる割り込みポートP2は無視するように制御する。ま
た、マイクロコンピュータ11は、リモコンキーSW
1、SW3がそれぞれ、例えば、メモリキー、周波数ダ
ウンキーとして機能するように制御する。
合)無線通信機本体1の動作中にキー機能切換指令キー
が押された場合、マイクロコンピュータ11は、前記キ
ーからの指令信号により、リモコンキーSW2が無線通
信機本体1の電源投入キーとして機能するように切り換
える。そこで、無線通信機本体1の電源オフ時、マイク
ロコンピュータ11は消費電流を低く抑えるため低電流
動作モードになっているが、キー機能切換指令キーが押
されている場合、リモコンキーSW2またはSW3が押
されると、電圧検出回路13が働きその出力信号が割り
込み入力ポートP2に供給されるため、マイクロコンピ
ュータ11に割り込みがかかり動作し始める。この時、
マイクロコンピュータ11は、アナログ入力ポートP1
の発生電圧をチェックして、発生電圧がV2ならば、リ
モコンキーSW2が押されたと判断して無線通信機本体
1の電源をオンする。
がV3ならば、リモコンキーSW3が押されたと判断し
て、無線通信機本体1の電源をオンにせず、マイクロコ
ンピュータ11は消費電流を抑えるため低電流動作モー
ドに戻る。また、リモコンキーSW1が押された場合
は、アナログ入力ポートP1の発生電圧がV1となり、
電圧検出回路13が働かないのでその出力信号が割り込
み入力ポートP2に供給されない。したがって、マイク
ロコンピュータ11に割り込みがかからないため、無線
通信機本体1の電源はオンしない。
トである。まず、ステップS1において、マイクロコン
ピュータ11は、主動作が停止して低電流動作モードに
入っている。次いで、ステップS2で、電圧検出回路1
3によりリモコンキーSW2またはSW3のオンが検出
されると、割り込み入力ポートP2に出力信号が供給さ
れて割り込みが発生し、ステップS3でマイクロコンピ
ュータ11が起動して低電流動作モードから電源オンモ
ードに移行し、次いでステップS4に進む。ステップS
4では、マイクロコンピュータ11は、アナログ入力ポ
ートP1の発生電圧により電源キーに割り当てられたリ
モコンキーが押されたか否かを判断する。ステップS4
の答がイエスならば、ステップS5に進み、マイクロコ
ンピュータ11は、無線通信機本体1の電源をオンに
し、本体各部に電源電圧を供給する。一方、ステップS
4の答がノーならば、ステップS1に戻る。
合)リモコンキーSW2の機能が電源キーに切り換えら
れている場合、無線通信機本体1の動作中にリモコンキ
ーSW2が押されると、アナログ入力ポートP1の発生
電圧がV2になり、マイクロコンピュータ11はこの発
生電圧V2に応じて、無線通信機本体1の電源をオフす
るように制御すると共に、低電流動作モードに入る。ま
た、リモコンキーSW1またはSW3が押された場合、
マイクロコンピュータ11は、アナログ入力ポートP1
の発生電圧がV2でないため、無線通信機本体1の電源
をオンのまま維持する。なおこの時、マイクロコンピュ
ータ11は、電圧検出回路13に接続されている割り込
み入力ポートP2は無視し、アナログ入力ポートP1の
状態のみを監視する。(電圧検出回路13は、リモコン
キーSWが押されたことを検出する回路として使っても
良い。)
ーが押されていた場合には、リモコンキーSW2は無線
通信機本体1のリモートコントロール用電源キーとして
機能する。
操作検出にマイクロコンピュータのアナログ入力ポート
を使用し、1つのポートで複数のキーの検出ができるよ
うになっているが、キー検出に普通のポートを使用して
1つのポートに1つのキーを割り当てても良い。また、
上記の実施例は有線式リモートコントロール装置である
が、本発明は無線式リモートコントロール装置としても
実施できるのはもちろんである。
電源キーを他の機能用のキーと兼用するので、使用効率
が良くなり、キー数を少なくできる。また、割り込み入
力ポートを使用しているので、電源オフ時の消費電流を
低くできる。
ル装置の一実施例の回路図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 無線通信機本体の動作をリモートコント
ロールする複数のリモコンキーと、前記複数のリモコン
キーの操作による電圧信号を検出する電圧検出手段と、
前記電圧信号が入力されるアナログ入力ポート及び前記
電圧検出手段の出力信号が入力される割り込み入力ポー
トを有するマイクロコンピュータと、前記リモコンキー
の機能を切り換えるためのキー機能切換指令手段とを備
え、前記マイクロコンピュータは、前記キー切換制御指
令手段の指令にしたがって、前記割り込み入力ポートに
よる入力により割り込みをかけて、前記アナログ入力ポ
ートへの入力電圧を判断し、前記複数のリモコンキーの
うちの特定キーを無線通信機の電源キーまたはそれ以外
の機能キーとして機能するように切換制御することを特
徴とする無線通信機のリモートコントロール装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線通信機のリモートコ
ントロール装置において、前記特定キーが電源キーとし
て機能している時、前記マイクロコンピュータは、無線
通信機本体の電源オン時に前記特定キーを操作した場合
は、無線通信機の電源をオフにすると共に低電流動作モ
ードに入るように制御し、無線通信機本体の電源オフ時
に前記特定キーを操作した場合は、割り込み入力ポート
への入力にしたがって低電流動作モードから電源オンモ
ードに移行することを特徴とする無線通信機のリモート
コントロール装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線通信機のリモートコ
ントロール装置において、前記マイクロコンピュータ
は、電源オフからオンに移行する際、前記電圧検出手段
からの出力信号により割り込みをかけると共に、電源オ
ンからオフに移行する際、前記割り込み入力ポートへの
入力を無視することを特徴とする無線通信機のリモート
コントロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23868896A JP3388106B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 無線通信機のリモートコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23868896A JP3388106B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 無線通信機のリモートコントロール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066164A JPH1066164A (ja) | 1998-03-06 |
JP3388106B2 true JP3388106B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=17033829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23868896A Expired - Lifetime JP3388106B2 (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 無線通信機のリモートコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3388106B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP23868896A patent/JP3388106B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1066164A (ja) | 1998-03-06 |
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