JP2000196526A - 赤外線送信装置 - Google Patents

赤外線送信装置

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JP2000196526A
JP2000196526A JP10365855A JP36585598A JP2000196526A JP 2000196526 A JP2000196526 A JP 2000196526A JP 10365855 A JP10365855 A JP 10365855A JP 36585598 A JP36585598 A JP 36585598A JP 2000196526 A JP2000196526 A JP 2000196526A
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Japan
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infrared
drive current
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led
transmission switch
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JP10365855A
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Hideki Nishii
英樹 西井
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め、送信装置と受信装置間の距離を設定し
ておかなくても、使用時に最適の赤外線出力量が得られ
る構成とした赤外線送信装置を提供すること。 【解決手段】 赤外線LED7と、送信スイッチ1の押
圧操作に応答して、該赤外線LED7に駆動電流を供給
するLED駆動部とを有し、被制御機器に対して赤外線
信号を送信する赤外線送信装置に於いて、上記送信スイ
ッチ1の押圧継続操作に応じて、順次、上記赤外線LE
D7の駆動電流を増大させる駆動電流制御手段を設け
る。該駆動電流制御手段は、MPU部2と、抵抗5と、
MPU部2からの抵抗選択信号4によって、抵抗5の選
択を行う電流制御部6とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線LEDと、
制御信号に応答して、或いは送信スイッチの押圧操作に
応答して、上記赤外線LEDに駆動電流を供給するLE
D駆動部とを有し、受信装置、或いはテレビジョン受像
機等の被制御機器に対して赤外線信号を送信する赤外線
送信装置(赤外線リモコン等)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、赤外線通信を行う送受信装置に
於いては、送信回路および受信回路を備え、送信回路か
ら受信回路に対して、赤外線信号を出力して通信を行
う。送信信号の信号フォーマット(波形パターン)は、
機器によって、またメーカによって異なるものであるた
め、送信回路側で送信信号パターンを生成する制御回路
としては、ROM変更によって種々の信号パターンに柔
軟に対応できるマイコンを用いることが一般的である。
このマイコンによって生成された送信信号によって赤外
線LEDを駆動し、赤外線信号を出力する。
【0003】出力される赤外線信号は微弱なので、受信
回路側では、受け取った赤外線信号を増幅し、波形処理
等を行う。この赤外線信号を受信回路が正しく認識でき
るか否かは、赤外線の量と、送信装置と受信装置との間
の距離とによって決まる。一般に、赤外線の量が多い
程、また距離が短い程、認識率は高くなる。
【0004】実際の製品に於ける赤外線の出力レベルの
設定は、応用機器の仕様により決められた最大到達距離
を満足させるため、これに見合う赤外線強度が得られる
ように、赤外線LEDに供給する駆動電流量を多めに設
定しておく必要があり、更に、LED自体の出力特性
や、駆動回路の出力特性等もバラツキがあるため、これ
らのワースト条件でも前記最大到達距離を保証するため
に、これらのマージン分も上乗せして、電流量を多めに
設定する必要がある。
【0005】しかしながら、実際の使用環境はユーザ毎
に異なっており、必ずしも最大到達距離で使用するとは
限らず、上記のような大出力は必要ない場合は、送信装
置に於いて余計な電力を消費することになる。送信装置
が、リモコン等の電池やバッテリーを電源とする機器で
あった場合は、余計な電力消費は、電池の寿命を短くす
るため、特に好ましくない。
【0006】このような問題を回避するために、特開平
8−139685号公報や特開平7−212858号公
報等に開示される技術が提案されている。図4に、これ
らの技術の概念図(システム構成例)を示す。MPU
(マイクロプロセッサユニット)部13の距離設定部1
4に、送信装置と受信装置との距離を設定し、その距離
に応じて、電流制御部15が、NPNトランジスタ16
がオンのときに、赤外線LED17に流れる電流を決め
る方式である。この方式では、予め設定された送信装置
と受信装置の距離が短いときに比べ、距離が長くなるほ
ど、赤外線の量が大きくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に於いては、送信装置と受信装置の距離を予め設
定しておく必要があったために、距離を設定するための
手段を設ける必要があった。すなわち、コマンド入力装
置等、送信機能とは直接関係ない、ハードウェア上の構
成が必要となり、テレビジョン受像機のリモコン等に応
用しようとすると、そのコストアップを招くことにな
る。また、距離を設定した後に、送信信号を出力するた
め、最も適した電流値に設定されない可能性もあった
(実際の受信状態とは直接関係無く設定を行うため)。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決で
きる赤外線送信装置を提供すべくなされたものであり、
予め、送信装置と受信装置間の距離を設定しておかなく
ても、使用時に最適の赤外線出力量が得られる構成とし
た赤外線送信装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
赤外線送信装置は、赤外線LEDと、制御信号に応答し
て該赤外線LEDに駆動電流を供給するLED駆動部と
を有し、受信装置に対して赤外線信号を送信する赤外線
送信装置に於いて、赤外線信号出力時間の経過に応じ
て、順次、上記赤外線LEDの駆動電流を増大させる駆
動電流制御手段を設けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、請求項2に係る本発明の赤外線送信
装置は、上記請求項1に係る赤外線送信装置に於いて、
上記赤外線信号出力停止時の上記駆動電流値に対応する
情報を記憶する駆動電流制御情報記憶手段と、2度目以
降の赤外線信号出力時の上記赤外線LED駆動電流値
を、上記記憶手段の記憶情報に対応した値に固定的に設
定する駆動電流設定手段とを設けて成ることを特徴とす
るものである。
【0011】また、請求項3に係る本発明の赤外線送信
装置は、上記請求項1に係る赤外線送信装置に於いて、
上記赤外線信号出力停止時の上記駆動電流値に対応する
情報を記憶する駆動電流制御情報記憶手段と、2度目以
降の赤外線信号出力開始時の上記赤外線LED駆動電流
の初期値を、上記記憶手段の記憶情報に対応する値より
も低い値に設定する駆動電流設定手段と、上記赤外線信
号出力停止時の駆動電流値に対応する情報を、既に記憶
されている情報に代えて、上記記憶手段に記憶させるこ
とによって、上記記憶手段の記憶内容を更新する記憶内
容更新手段とを設けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、請求項4に係る本発明の赤外線送信
装置は、赤外線LEDと、送信スイッチの押圧操作に応
答して、該赤外線LEDに駆動電流を供給するLED駆
動部とを有し、被制御機器に対して赤外線信号を送信す
る赤外線送信装置に於いて、上記送信スイッチの押圧継
続操作に応じて、順次、上記赤外線LEDの駆動電流を
増大させる駆動電流制御手段を設けて成ることを特徴と
するものである。
【0013】また、請求項5に係る本発明の赤外線送信
装置は、上記請求項4に係る赤外線送信装置に於いて、
上記送信スイッチの押圧解除時の上記駆動電流値に対応
する情報を記憶する駆動電流制御情報記憶手段と、2度
目以降の上記送信スイッチ押圧操作時の上記赤外線LE
D駆動電流値を、上記記憶手段の記憶情報に対応した値
に固定的に設定する駆動電流設定手段とを設けて成るこ
とを特徴とするものである。
【0014】また、請求項6に係る本発明の赤外線送信
装置は、上記請求項4に係る赤外線送信装置に於いて、
上記送信スイッチの押圧解除時の上記駆動電流値に対応
する情報を記憶する駆動電流制御情報記憶手段と、2度
目以降の上記送信スイッチ押圧操作開始時の上記赤外線
LED駆動電流の初期値を、上記記憶手段の記憶情報に
対応する値よりも低い値に設定する駆動電流設定手段
と、上記送信スイッチの押圧解除時の駆動電流値に対応
する情報を、既に記憶されている情報に代えて、上記記
憶手段に記憶させることによって、上記記憶手段の記憶
内容を更新する記憶内容更新手段とを設けて成ることを
特徴とするものである。
【0015】更に、請求項7に係る本発明の赤外線送信
装置は、上記請求項4、5または6に係る赤外線送信装
置に於いて、上記送信スイッチが、該スイッチの押圧継
続時間に応じた動作を被制御機器に対して指示する送信
スイッチ以外の送信スイッチであることを特徴とするも
のである。
【0016】かかる本発明の赤外線送信装置によれば、
初回の動作時に、赤外線信号出力時間の経過と共に、順
次、赤外線出力量を増大させて行き、信号出力が停止さ
れた時点の赤外線出力量に対応する情報を記憶しておく
ことによって、2度目以降の動作時に於ける赤外線出力
量を、上記記憶情報に対応する出力量に設定することに
より、必要最小限の量の赤外線信号を出力させることが
でき、無駄な電力消費を防止することができるものであ
る。
【0017】また、2度目以降の動作時の赤外線出力量
の初期値を記憶情報に対応する値よりの低めの値に設定
し、その後、順次、増大させる構成とすることにより、
送信装置と受信装置の距離が、変化した場合にも対応可
能となるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態である赤外線
送信装置の構成図であり、図2は、受信装置に設けられ
る受信回路の構成図である。
【0020】両図に於いて、1は送信スイッチ、2はM
PU部、3はタイマ、4は抵抗(A〜D)選択信号、5
は抵抗(A〜D)、6は電流制御部、7は赤外線LE
D、8は送信信号、9はNPNトランジスタ、10はR
AM、11はフォトダイオード、12は受信部である。
【0021】送信スイッチ1がオンされることにより、
MPU部2は、送信信号8を出力する。また、このと
き、タイマ3を”0”からスタートさせる。送信信号8
がハイレベルのときは、NPNトランジスタ9がオンと
なる。このとき、赤外線LED7には、電流制御部6で
選択された抵抗5と電源電圧で決まる駆動電流が流れ、
赤外線信号が出力される。この赤外線信号が、受信側に
届けば、フォトダイオード11に電流が流れ、それを受
信部12が認識して、信号判別を行う。
【0022】電流制御部6で選択される抵抗5は、MP
U部2から出力される抵抗選択信号4によって、NPN
トランジスタを制御することで決定される。例えば、抵
抗A選択信号がハイレベルで、その他の選択信号がロー
レベルのときは、電流制御部6で抵抗Aが選択され、ま
た、抵抗B選択信号がハイレベルで、その他の選択信号
がローレベルのときは、電流制御部6で抵抗Bが選択さ
れる。
【0023】送信信号8がローレベルのときは、トラン
ジスタ9がオフとなり、赤外線LED7には電流は流れ
ず、図2の受信側のフォトダイオード11にも電流は流
れない。
【0024】送信信号8がハイレベルのときに赤外線L
ED7に流れる電流値は、タイマーカウント値の変化と
共に、抵抗選択信号4によって、電流制御部6で選択さ
れる抵抗を小さく変化させることで、電流量を大きくし
て行き、その後、送信スイッチがオフされると、その時
点の抵抗値をMPU部2のRAM10が記憶する。
【0025】なお、図1では、抵抗A>抵抗B>抵抗C
>抵抗Dとなっているが、これに限定されるものではな
く、赤外線LED7に供給される電流値を段階的に変化
させ得るものであれば、他の構成であってもよい。
【0026】次に、送信スイッチ1がオンされたとき
は、前回、MPU部2のRAM10で記憶した抵抗値
を、抵抗選択信号4で選択し、抵抗値を固定すること
で、電流値も固定される。受信部12は、フォトダイオ
ード11の電流を監視することで、送信装置から送られ
てきた赤外線の信号パターンを認識する。
【0027】以下、本発明をテレビ用のリモコンに応用
した場合のチャンネル選択操作を例にとって、図3のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0028】まず、所望のチャンネルを選択するスイッ
チが押されると、ステップ1でスイッチオンが検知さ
れ、タイマに”0”を設定し、カウントをスタートさせ
る(ステップ2)と共に、抵抗Aを選択し、選択状態を
RAMに記憶させる(ステップ4)。次に、押されたス
イッチに応じた送信信号を生成し、出力する(ステップ
5)。タイマにより一定時間(本例では0.25秒)、
スイッチオンの継続を検出すると(ステップ5−6−8
のループ)、次に、より小さな抵抗値の抵抗Bを選択
し、選択状態をRAMに記憶し(ステップ7)、以下、
同様にして、スイッチオン状態が0.25秒継続する毎
に、より小さな抵抗値の抵抗を選択して行き、最も小さ
な抵抗値の抵抗Dが選択・記憶(ステップ15)された
後は、スイッチオフとなるまで、抵抗D選択状態で、送
信信号出力を継続する。
【0029】ここで、例えば、チャンネル選択スイッチ
を押してから、受信側(テレビ側)で赤外線信号が認識
されて0.5秒以内に所望のチャンネルに切り替わった
とすると、その時点で、チャンネル選択スイッチはオフ
され、RAMには抵抗B選択状態(チャンネルが切り替
わるのに最低限必要なLED電流を供給する状態)が記
憶されている。この状態で、次以降にスイッチが押され
たことを検知すると(ステップ19)、RAMに記憶さ
れている抵抗B選択状態で送信信号を出力する。このよ
うに、2回目以降の送信に於いては、受信側で認識でき
る最低限の赤外線を送信するようにLED駆動電流が最
適化され、余計な電力消費が抑えられるものである。
【0030】また、本発明に係る赤外線強度調節機能
を、リモコンの全スイッチに割り当てるのではなく、例
えば、音量調節スイッチのような、瞬時操作ではなく、
ある程度の時間、押し続けるような操作をされることの
多いスイッチでは、本機能が働かないようにすることが
望ましい。すなわち、チャンネル選択や入力切り替え等
の、一操作に対して瞬間的に一動作を行うようなスイッ
チにのみ本発明の機能を割り当てることが望ましい。
【0031】なお、本例に於いて設定したタイマによる
監視時間(0.25秒)は、リモコン装置としてのレス
ポンスが遅くならないように、また人間の反応速度に対
して速くなり過ぎないように、この程度の時間に設定す
るのが適当と考えられるため、例示したものであるが、
この時間は応用機器の仕様や、想定される使用環境等に
応じて適宜設定すればよい。例えば、赤外線で双方向通
信を行うような機器への応用であれば、送受信に対する
反応は、人間が行うより速いので、更に短い時間に設定
してもよい。
【0032】また、上記実施形態では、抵抗値の異なる
抵抗を1つずつ選択する例を挙げたが、これは、赤外線
LEDに流す電流が、制御部からの信号によって可変で
きるものであれば、どのような構成を採用してもよい。
例えば、同一の抵抗値の抵抗を複数本設けておき、使用
する抵抗本数を可変する等の構成であってもよい。
【0033】上記実施形態においては、最初の送信時
に、LED駆動電流を設定し、以後は、その電流を固定
的に使用する構成としているが、他の実施形態として、
送信の度に、LED電流を最適値に設定する構成とした
場合について、以下に説明する。
【0034】すなわち、図3に於いては、2回目以降の
送信は、最初の送信時に記憶・設定された抵抗を選択す
るようにしていたが、本実施形態に於いては、送信する
度に、送信停止時の抵抗を記憶し、次回の送信では、1
つ前の送信時に記憶された抵抗よりも1つ大きい抵抗値
(LEDに供給する電流は少ない)の抵抗を最初に選択
し、以降、送信継続と共に、抵抗値の小さい(LEDに
供給する電流は多い)抵抗へと順次切り換えていく構成
としている。フローチャートを図5に示す。かかる構成
とすることにより、次に、スイッチがオンとなった場合
に、常に、前回の送信時のLED電流より1段階低い電
流を設定してから送信信号を出力するようになる。これ
は、送信側(リモコン)が移動することを考慮したもの
で、前回の送信時よりも、送信側が遠くへ移動してスイ
ッチがオンされた場合、前回設定された赤外線強度で
は、受信側で認識できないことも起こり得るが、本実施
形態では、スイッチオンの度に、送信時間の経過と共
に、赤外線強度を上げていくので、受信不能となること
はない。また、逆に、前回の送信時よりも、送信側が近
くに移動してスイッチがオンされた場合、本実施形態で
は、前回の送信停止時点で受信可能であった赤外線強度
よりも1つ弱い信号強度が選択されているため、この信
号強度で受信可能であった場合は、直ちに受信され、送
信信号が停止し、その1段階弱い信号強度に相当する抵
抗が記憶される。これにより、前回送信時に必要であっ
た信号強度よりも弱い信号強度で事足りるようになった
場合にも、必要最低限のLED電流に再設定されるの
で、より精密に送信装置の消費電力を制御することが可
能となるものである。
【0035】なお、本実施形態では、記憶されている抵
抗値より1つ大きい抵抗値の抵抗を選択する構成として
いるが、この点については、1つ大きい抵抗値に設定す
ることに限定されるものではなく、2つ大きい抵抗値
や、3つ大きい抵抗値に設定してもよく、通信速度と電
流設定精度とのバランス等に応じて、適宜設定すればよ
いものである。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、送信装置と受信装置との距離を設定する手段を設
けなくても、無駄な電力消費を防止することが可能とな
ったものである。特に、表示素子を持たない送信装置の
場合、従来技術では、距離を設定するスライドスイッチ
等を設ける必要があったが、本発明によれば、距離を設
定する手段を設ける必要がなくなったため、かかるスラ
イドスイッチ等を設ける必要もなく、送信装置のコスト
ダウンを図ることが可能となったものである。
【0037】本発明によれば、送信装置を最初に使用す
る際に、実際に使用する距離で予め送信信号を出力し、
信号が正しく受信された時点で送信スイッチをオフする
ように、送信装置の使用者に促すことで、2回目以降に
送信スイッチを操作するときは、受信装置との距離に最
適の電流を赤外線LEDに流すことで、前述の効果を得
ることが可能となったものである。
【0038】また、従来技術では、距離を設定した後
に、送信信号を出力することを行っていたので、必ずし
も、送信装置と受信装置との距離に最適な赤外線出力量
が設定されない可能性があったが、本発明によれば、最
初に送信装置を使用する際に、送信信号を出力しなが
ら、受信状態を確認できる方式をとっているため、従来
技術に比べ、より最適な電流量が選択できるようになる
ものである。
【0039】なお、制御手段(MPU部)として、マイ
コンを用いる場合は、マイコンの基本的な構成として、
RAMやタイマは内蔵されているので、ハードウェア的
は構成要素を新たに追加する必要はないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である赤外線送信装置の構
成図である。
【図2】受信装置側の構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に於ける動作を示すフロー
チャートである。
【図4】従来の赤外線送信装置の構成図である。
【図5】本発明の他の実施形態に於ける動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 送信スイッチ 2 MPU部 3 タイマ 4 抵抗選択信号 5 抵抗 6 電流制御部 7 赤外線LED 8 送信信号 9 NPNトランジスタ 10 RAM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線LEDと、制御信号に応答して該
    赤外線LEDに駆動電流を供給するLED駆動部とを有
    し、受信装置に対して赤外線信号を送信する赤外線送信
    装置に於いて、 赤外線信号出力時間の経過に応じて、順次、上記赤外線
    LEDの駆動電流を増大させる駆動電流制御手段を設け
    て成ることを特徴とする赤外線送信装置。
  2. 【請求項2】 上記赤外線信号出力停止時の上記駆動電
    流値に対応する情報を記憶する駆動電流制御情報記憶手
    段と、2度目以降の赤外線信号出力時の上記赤外線LE
    D駆動電流値を、上記記憶手段の記憶情報に対応した値
    に固定的に設定する駆動電流設定手段とを設けて成るこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の赤外線送信装置。
  3. 【請求項3】 上記赤外線信号出力停止時の上記駆動電
    流値に対応する情報を記憶する駆動電流制御情報記憶手
    段と、2度目以降の赤外線信号出力開始時の上記赤外線
    LED駆動電流の初期値を、上記記憶手段の記憶情報に
    対応する値よりも低い値に設定する駆動電流設定手段
    と、上記赤外線信号出力停止時の駆動電流値に対応する
    情報を、既に記憶されている情報に代えて、上記記憶手
    段に記憶させることによって、上記記憶手段の記憶内容
    を更新する記憶内容更新手段とを設けて成ることを特徴
    とする、請求項1に記載の赤外線送信装置。
  4. 【請求項4】 赤外線LEDと、送信スイッチの押圧操
    作に応答して、該赤外線LEDに駆動電流を供給するL
    ED駆動部とを有し、被制御機器に対して赤外線信号を
    送信する赤外線送信装置に於いて、 上記送信スイッチの押圧継続操作に応じて、順次、上記
    赤外線LEDの駆動電流を増大させる駆動電流制御手段
    を設けて成ることを特徴とする赤外線送信装置。
  5. 【請求項5】 上記送信スイッチの押圧解除時の上記駆
    動電流値に対応する情報を記憶する駆動電流制御情報記
    憶手段と、2度目以降の上記送信スイッチ押圧操作時の
    上記赤外線LED駆動電流値を、上記記憶手段の記憶情
    報に対応した値に固定的に設定する駆動電流設定手段と
    を設けて成ることを特徴とする、請求項4に記載の赤外
    線送信装置。
  6. 【請求項6】 上記送信スイッチの押圧解除時の上記駆
    動電流値に対応する情報を記憶する駆動電流制御情報記
    憶手段と、2度目以降の上記送信スイッチ押圧操作開始
    時の上記赤外線LED駆動電流の初期値を、上記記憶手
    段の記憶情報に対応する値よりも低い値に設定する駆動
    電流設定手段と、上記送信スイッチの押圧解除時の駆動
    電流値に対応する情報を、既に記憶されている情報に代
    えて、上記記憶手段に記憶させることによって、上記記
    憶手段の記憶内容を更新する記憶内容更新手段とを設け
    て成ることを特徴とする、請求項4に記載の赤外線送信
    装置。
  7. 【請求項7】 上記送信スイッチが、該スイッチの押圧
    継続時間に応じた動作を被制御機器に対して指示する送
    信スイッチ以外の送信スイッチであることを特徴とす
    る、請求項4、5または6に記載の赤外線送信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004153409A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Sharp Corp リモコン装置
JP2008061064A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Sharp Corp リモートコントロール装置
JP2010056612A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 負荷制御システム
JP2010171691A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Ishida Co Ltd 赤外線送信装置および赤外線伝送システム
JP2012193915A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Panasonic Corp 天井埋込型浴室空気調和機

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