JP2001313786A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001313786A
JP2001313786A JP2000131138A JP2000131138A JP2001313786A JP 2001313786 A JP2001313786 A JP 2001313786A JP 2000131138 A JP2000131138 A JP 2000131138A JP 2000131138 A JP2000131138 A JP 2000131138A JP 2001313786 A JP2001313786 A JP 2001313786A
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Tetsuo Fukusaka
哲郎 福坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り時間の高速化を図るとともに、画像
の読み取りを安定して行えるようにする。 【解決手段】 第1のキャリッジ314、第2のキャリ
ッジ315、レンズ310、及びCCD101からなる
原稿走査手段と、第1のキャリッジ374、第2のキャ
リッジ375、レンズ370、及びCCD120からな
る原稿走査手段といった2つの原稿走査手段を備え、第
1のキャリッジ314、374をいずれも速度Vで、第
2のキャリッジ315、375をいずれも速度V/2
で、CCD101、120の電気的走査(主走査)方向
に対して垂直方向に機械的に移動させることにより、原
稿の全面を走査(副走査)する構成としたので、各原稿
走査手段の移動距離は、1つしか原稿走査手段を持たな
い場合に比べて、原稿走査手段の個数分の1ですむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、原稿走査手段により原稿を走査するスキャナや複写
機等の機器に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像読取部(リーダ
部)においては、原稿台ガラスの下に、原稿を照明する
光源(ハロゲンランプや蛍光灯)、前記光源の光を原稿
に集光する反射傘、及びミラーの3つを収容する第1の
キャリッジと、前記ミラーにて反射される光をCCD上
に集光するレンズに向けて反射させる2枚のミラーを収
容する第2のキャリッジと、原稿からの反射光又は投影
光をCCD上に集光するレンズと、CCDとの4点を1
つの原稿走査手段とし、当該原稿走査手段により原稿を
走査していた。
【0003】前記第1のキャリッジを速度Vで、前記第
2のキャリッジを速度V/2で、CCDの電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に移動させる
ことにより、原稿の全面を走査(副走査)していた。こ
のように1つの原稿走査手段により原稿の画像を読み取
る装置としては、複写機の他にスキャナ等の画像読取装
置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
単位時間当たりの原稿読み取り枚数を多くするために
は、第1のキャリッジの移動速度Vを速くする必要があ
り、また、読み取る原稿の副走査方向の長さが長くなれ
ば、それだけの距離を等速度で移動させる必要があっ
た。
【0005】しかし、移動速度を高速化するのにも限度
があり、また、長い距離を移動させる場合、距離が長く
なる分だけ速度にばらつきが生じやすくなり、画像の読
み取りが不安定となるおそれがあった。
【0006】本発明は前記のような課題を解決するため
に、読み取り時間の高速化を図るとともに、画像の読み
取りを安定して行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、原稿を走査するための複数の原稿走査手段と、前記
複数の原稿走査手段により原稿を分割して同時に走査さ
せる制御手段とを備えた点に特徴を有する。
【0008】また、本発明の画像読取装置の他の特徴と
するところは、前記原稿走査手段のうち光源を含む部分
を副走査方向に移動させて原稿を走査する構成とした点
にある。
【0009】また、本発明の画像読取装置の他の特徴と
するところは、前記各原稿走査手段の前記光源を含む部
分をいずれも同じ速度で移動させる点にある。
【0010】また、本発明の画像読取装置の他の特徴と
するところは、前記複数の原稿走査手段は副走査方向に
位相をずらして配置されている点にある。
【0011】また、本発明の画像読取装置の他の特徴と
するところは、原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
手段と、前記原稿サイズ検知手段により検知された原稿
のサイズに応じて、前記複数の原稿走査手段の副走査方
向の位相差を変更する位相差変更制御手段とを備えた点
にある。
【0012】また、本発明の画像読取装置の他の特徴と
するところは、前記複数の原稿走査手段により読み取ら
れた画像を合成する画像処理手段を備えた点にある。
【0013】本発明の画像読取装置の制御方法は、原稿
を走査するための複数の原稿走査手段を備えた画像処理
装置の制御方法であって、前記複数の原稿走査手段によ
り原稿を分割して同時に走査させる手順を行う点に特徴
を有する。
【0014】本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体は、原稿を走査するための複数の原稿走査手段を備
えた画像処理装置を制御するためのプログラムを格納し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記
複数の原稿走査手段により原稿を分割して同時に走査さ
せる処理を実行するプログラムを格納した点に特徴を有
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0016】図1に、デジタルカラー複写機の横断面概
略図を示す。図1に示すように、この複写機の上部には
本実施の形態の画像読取装置としてのリーダ部、下部に
はプリンタ部が配置されている。
【0017】(リーダ部の構成)図1において、10
1、120はCCDであり、311、371は前記CC
D101、120がそれぞれ実装された基板である。3
12は後述する画像処理部である。301は原稿台ガラ
スである。302は原稿給紙装置(DF)であるが、こ
の原稿給紙装置302の代りに図示しない鏡面圧板を装
着する構成とする場合もある。
【0018】303及び304、363及び364は原
稿を照明する光源(ハロゲンランプや蛍光灯)である。
305及び306、365及び366は前記光源303
及び304、363及び364の光を原稿に集光する反
射傘である。307〜309、367〜369はミラー
である。310、370は原稿からの反射光又は投影光
をCCD101、120上に集光するレンズである。
【0019】314は第1のキャリッジであり、光源3
03及び304、反射傘305及び306、ミラー30
7を収容する。また、374は別の第1のキャリッジで
あり、光源363及び364、反射傘365及び36
6、ミラー367を収容する。
【0020】315は第2のキャリッジであり、ミラー
308及び309を収容する。また、375は別の第2
のキャリッジであり、ミラー368及び269を収容す
る。
【0021】313は他のIPU等とのインターフェー
ス(I/F)部である。
【0022】本実施の形態では、第1のキャリッジ31
4、第2のキャリッジ315、レンズ310、及びCC
D101からなる原稿走査手段と、第1のキャリッジ3
74、第2のキャリッジ375、レンズ370、及びC
CD120からなる原稿走査手段といった2つの原稿走
査手段を備えるようにしたものである。
【0023】図1の矢印に示すように、第1のキャリッ
ジ314、374をいずれも速度Vで、第2のキャリッ
ジ315、375をいずれも速度V/2で、CCD10
1、120の電気的走査(主走査)方向に対して垂直方
向に機械的に移動させることにより、原稿の全面を走査
(副走査)する。
【0024】図2には、スキャナモータとそれらスキャ
ナモータの駆動回路との関係を示す。この図2では、n
個のスキャナモータ及びドライバを示すが、図1で説明
したデジタルカラー複写機においては2つの原稿走査手
段を設けているので、それに対応して2つのスキャナモ
ータ及びドライバを具備することになる。
【0025】図2において、原稿サイズ検知手段21に
より検出された原稿サイズに応じて、位相差変更制御手
段22からの制御信号により各スキャナモータを制御し
て各原稿走査手段を駆動する。そして、各々の原稿走査
手段の第1のキャリッジ及び第2のキャリッジは、検知
された原稿サイズの副走査方向に対して原稿走査手段の
数で分割した長さだけ同期して等速移動する。
【0026】図1に示すデジタルカラー複写機では、例
えば原稿台ガラス301上の原稿サイズがA3サイズで
ある場合、第1のキャリッジ314及び第2のキャリッ
ジ315により原稿台ガラス301の基準点から0mm
地点、第1のキャリッジ374及び第2のキャリッジ3
75により原稿台ガラス301の基準点から210mm
地点からそれぞれ走査を開始し、各々がA4縦サイズの
走査距離を同期して走査することになる。
【0027】(プリンタ部の構成)図1において、31
7はY画像形成部、318はM画像形成部、319はC
画像形成部、320はK画像形成部である。これら画像
形成部317〜320の構成は同一であり、以下その構
成について説明する。
【0028】各画像形成部317〜320において、3
42〜345は感光ドラムであり、その表面には、LE
Dアレイ210〜213からの光によって潜像が形成さ
れる。321、324、327、330は一次帯電器で
あり、各感光ドラム342〜345の表面を所定の電位
に帯電させ、潜像形成の準備をする。
【0029】322、325、328、331は現像器
であり、各感光ドラム342〜345上の潜像を現像し
て、トナー画像を形成する。これら現像器322、32
5、328、331には、現像バイアスを印加して現像
するためのスリーブ353、346、347、356が
含まれている。
【0030】323、326、329、332は転写帯
電器であり、転写ベルト333の背面から放電を行い、
各感光ドラム342〜345上のトナー画像を転写ベル
ト333上の記録紙等へ転写する。本実施の形態では転
写効率がよいためクリーナ部が配置されていないが、ク
リーナ部を装着してもかまわない。
【0031】次に、記録紙等の上へ画像を形成する手順
について説明する。カセット340、341に格納され
た記録紙等はピックアップローラ339、338により
1枚ごトに給紙され、給紙ローラ336、337で転写
ベルト333上に供給される。転写ベルト333上に供
給された記録紙等は、吸着帯電器346で帯電させられ
る。
【0032】転写ベルトローラ348は、転写ベルト3
33を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対になって記
録紙等を帯電させ、転写ベルト333に記録紙等を吸着
させる。紙先端センサ347は、転写ベルト333上の
記録紙等の先端を検知し、その検知信号はプリンタ部か
らリーダ部へ送られ、リーダ部からプリンタ部にビデオ
信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0033】この後、記録紙等は転写ベルト333によ
り搬送され、画像形成部317〜320においてYMC
Kの順にその表面にトナー画像が形成される。そして、
K画像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト
333からの分離を容易にするために、除電帯電器34
9により除電された後、転写ベルト333から分離され
る。なお、剥離帯電器350により、記録紙等が転写ベ
ルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを
防止するようにしている。
【0034】分離された記録紙等は、トナーの吸着力を
補って画像乱れを防止するため、定着前帯電器351、
352により帯電された後、定着器334によりトナー
画像が熱定着された後、排紙トレー355に排紙され
る。
【0035】次に、図3に基づいて、画像処理部312
の構成について説明する。原稿台ガラス301上の原稿
は、光源303及び304、363及び364からの光
を反射し、その反射光はCCD101、120に導かれ
て電気信号に変換される。なお、CCD101、120
は、カラーセンサの場合、RGB順にインラインに乗っ
たものでもよいし、3ラインCCDでRフィルタ、Gフ
ィルタ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたも
のでもよいし、フィルタがオンチップ化、又はフィルタ
がCCDと別構成になったものでもよい。
【0036】CCD101、120により得られた電気
信号(アナログ画像信号)は、画像処理部312に入力
され、クランプ・Amp.・S/H・A/D部102に
おいて、サンプルホールド(S/H)され、アナログ画
像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量
に増幅され(処理順番は表記順とは限らない)、A/D
変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に
変換される。
【0037】シェーディング部103では、前記RGB
各8ビットのデジタル信号に、シェーディング補正処理
及び黒補正処理を行う。
【0038】つなぎ/合成・MTF補正・原稿検知部1
04では、CCD101、120が3ラインCCDであ
る場合、ライン間の読取位置が異なるため、つなぎ/合
成処理を行い、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調
整して、3ラインの読取位置が同じになるように信号タ
イミングを補正し、2つの原稿走査手段により読み取ら
れた原稿画像の合成処理を行って、一つの原稿画像へと
再生する。また、読取速度や変倍率によって読み取りの
MTFが変わるためその変化を補正し、原稿台ガラス3
01上の原稿を走査することにより原稿サイズを認識す
る。
【0039】2つの原稿走査手段により読み取られた原
稿画像が再生され、読取位置タイミングが補正されたデ
ジタル信号は、入力マスキング部105において、CC
D101、120の分光特性、光源303及び304、
363及び364、反射傘305及び306、365及
び366の分光特性の補正がなされる。この入力マスキ
ング部105の出力信号は、外部I/F信号との切換可
能なセレクタ106に入力される。
【0040】セレクタ106から出力された信号は、色
空間圧縮・下地除去・LOG変換部107と下地除去部
115とに入力される。
【0041】下地除去部115では、入力された信号の
下地除去処理を行い、黒文字判定部116では、原稿中
の黒い文字かどうかを判定して、黒文字信号の生成処理
を行う。
【0042】また、色空間圧縮・下地除去・LOG変換
部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリ
ンタで再現できる範囲にあるかどうかを判断し、範囲に
あると判断した場合はそのまま、範囲にないと判断した
場合はプリンタで再現できる範囲に入るように補正す
る。そして、下地除去処理を行い、LOG変換処理によ
りRGB信号からCMY信号に変換する。
【0043】そして、色空間圧縮・下地除去・LOG変
換部107の出力信号は、遅延部108においてタイミ
ング調整され、黒文字判定部116により生成された黒
文字信号とのタイミングの補正がなされる。
【0044】モワレ除去部109では、前記2種類の信
号(色空間圧縮・下地除去・LOG変換部107の出力
信号、黒文字信号)にモワレ除去処理を行い、変倍処理
部110では、主走査方向に変倍処理を行う。
【0045】UCR・マスキング・黒文字反映部113
では、変倍処理部110で処理されたCMY信号からU
CR処理によりCMYK信号を生成し、プリンタの出力
にあったマスキング処理を行い、黒文字判定部116で
生成された判定信号がCMYK信号にフィードバックさ
れる。
【0046】γ補正部112では、UCR・マスキング
・黒文字反映部113で処理された信号の濃度調整を行
い、フィルタ部117では、スムージング又はエッジ処
理を行う。
【0047】ヘッドシェーディング部111では、フィ
ルタ部117でスムージング又はエッジ処理された信号
のLEDヘッドの主走査方向のむらを補正するためヘッ
ドシェーディング補正を行う。このヘッドシェーディン
グ補正に用いるデータは、所定画像を印字したものをC
CD101、120によって読み取り、A/D変換まで
なされたデータに、ヘッドシェーディングサンプリング
部118で間引きや平均化等の処理を行った後、格納し
たデータを用いる。
【0048】以上のようにして処理された画像信号は、
図4に示すように、2値変換部201において8ビット
の多値信号から2値信号へと変換される。その変換方法
としては、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡散法を改良し
た方法いずれでもかまわない。
【0049】上記2値変換部201により2値信号に変
換されたYMCKの各画像信号は、遅延部202〜20
5に入力される。遅延部202〜205では、プリンタ
部の紙先端センサ347からの紙先端信号に基いて紙先
端センサ347とそれぞれの画像形成部317〜320
との距離との違いに応じた調整を行う。これにより、4
色を記録紙等の処理の位置に印字することが可能とな
る。そして、LED駆動部206〜209は、プリンタ
部の各画像形成部317〜320のLEDアレイ210
〜213を駆動するための信号を生成する。
【0050】以上述べたように本実施の形態において
は、原稿走査手段の移動距離は、上記従来例のように1
つしか原稿走査手段を持たない場合に比べて、原稿走査
手段の個数分の1(本実施の形態では2分の1)です
む。したがって、例えば上記従来例の原稿走査手段と同
じスピード(第1のキャリッジを速度V、第2のキャリ
ッジを速度V/2)で各原稿走査手段を移動させれば、
これら原稿走査手段の個数倍のスピードで原稿を読み取
ることができ、単位時間当たりの原稿読み取り枚数を多
くすることができる。
【0051】なお、上記実施の形態ではデジタルカラー
複写機について説明したが、それに限定されるものでは
なく、原稿走査手段により原稿を読み取るすべての装置
に適用される。
【0052】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、前記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0053】又、この場合、前記ソフトウェアのプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、及びそのプロ
グラムコードをコンピュータに供給するための手段、例
えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発
明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録
媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。
【0054】又、コンピュータが供給されたプログラム
コードを実行することにより、上述の実施の形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同
して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれるこ
とはいうまでもない。
【0055】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0056】なお、前記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、読み
取り時間の高速化を図ることができ、また、原稿走査手
段の移動させる場合、各原稿操作手段の移動距離が短く
てすむので、画像の読み取りを安定して行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカラー複写機の横断面概略図である。
【図2】複数のスキャナモータとそれらスキャナモータ
の駆動回路との関係を示す図である。
【図3】画像処理部の構成を示す図である。
【図4】画像処理部の構成を示す図である。
【符号の説明】
21 原稿サイズ検知手段 22 位相差変更制御手段 101、120 CCD 311、371 基板 312 画像処理部 301 原稿台ガラス 302 原稿給紙装置(DF) 303、304 光源 363、364 光源 305、306 反射傘 365、366 反射傘 307〜309 ミラー 367〜369 ミラー 310、370 レンズ 313 インターフェース部 314、374 第1のキャリッジ 315、375 第2のキャリッジ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/107 Fターム(参考) 2H012 CA08 CD03 2H108 AA01 AA24 CB01 DA01 FA22 JA15 2H109 AA02 AA15 AA23 AA24 AB44 BA06 BA23 5C072 AA01 BA03 BA10 BA13 MA01 MB04 RA01 UA11 UA20 WA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査するための複数の原稿走査手
    段と、 前記複数の原稿走査手段により原稿を分割して同時に走
    査させる制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿走査手段のうち光源を含む部分
    を副走査方向に移動させて原稿を走査する構成としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記各原稿走査手段の前記光源を含む部
    分をいずれも同じ速度で移動させることを特徴とする請
    求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の原稿走査手段は副走査方向に
    位相をずらして配置されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
    手段と、前記原稿サイズ検知手段により検知された原稿
    のサイズに応じて、前記複数の原稿走査手段の副走査方
    向の位相差を変更する位相差変更制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の原稿走査手段により読み取ら
    れた画像を合成する画像処理手段を備えたことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装
    置。
  7. 【請求項7】 原稿を走査するための複数の原稿走査手
    段を備えた画像処理装置の制御方法であって、 前記複数の原稿走査手段により原稿を分割して同時に走
    査させる手順を行うことを特徴とする画像読取装置の制
    御方法。
  8. 【請求項8】 原稿を走査するための複数の原稿走査手
    段を備えた画像処理装置を制御するためのプログラムを
    格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっ
    て、 前記複数の原稿走査手段により原稿を分割して同時に走
    査させる処理を実行するプログラムを格納したことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2000131138A 2000-04-28 2000-04-28 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2001313786A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7298529B2 (en) 2003-06-06 2007-11-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for imaging a transparent media object

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