JP2001057639A - 画像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
画像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体Info
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- JP2001057639A JP2001057639A JP11232282A JP23228299A JP2001057639A JP 2001057639 A JP2001057639 A JP 2001057639A JP 11232282 A JP11232282 A JP 11232282A JP 23228299 A JP23228299 A JP 23228299A JP 2001057639 A JP2001057639 A JP 2001057639A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度の画像読み取り動作により、画像を出力
するプリンタや画像の処理を行う機器等の多種多様な機
器に適する多種のカラー表現方法に対応した複数の画像
データを簡単に取得すること。 【解決手段】 画像複写装置３００１のスキャナ部が読
み取った１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラ
ー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数の画像
情報を生成して大容量画像メモリ部に同時出力し、大容
量画像メモリ部がスキャナ部より同時出力された複数の
画像情報を同時入力してメモリに格納し、画像複写装置
３００１のプリンタ部又はコンピュータ３００２又はカ
ラープリンタ３００３が、画像複写装置３００１の大容
量画像メモリ部に記憶されたいずれかの画像情報を選択
して取得する構成を特徴とする。
するプリンタや画像の処理を行う機器等の多種多様な機
器に適する多種のカラー表現方法に対応した複数の画像
データを簡単に取得すること。 【解決手段】 画像複写装置３００１のスキャナ部が読
み取った１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラ
ー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数の画像
情報を生成して大容量画像メモリ部に同時出力し、大容
量画像メモリ部がスキャナ部より同時出力された複数の
画像情報を同時入力してメモリに格納し、画像複写装置
３００１のプリンタ部又はコンピュータ３００２又はカ
ラープリンタ３００３が、画像複写装置３００１の大容
量画像メモリ部に記憶されたいずれかの画像情報を選択
して取得する構成を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を入力する画
像入力装置と、画像入力装置により入力された画像情報
を記憶する画像記憶装置と、画像記憶装置に記憶された
画像情報を取得可能な画像取得装置とで構成される画像
取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装
置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取
得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出
し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するもので
ある。
像入力装置と、画像入力装置により入力された画像情報
を記憶する画像記憶装置と、画像記憶装置に記憶された
画像情報を取得可能な画像取得装置とで構成される画像
取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装
置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取
得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出
し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】ＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏ
ｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）や固定記憶装置（ハ
ードディスク）の低価格化にともない、複写装置内部に
大容量の画像記憶装置を設け、入力した原稿画像をその
画像記憶装置に保持し、後にその画像記憶装置から取り
出して画像出力装置により画像出力したり、コンピュー
タネットワークを介して接続される他のコンピュータに
より画像を取り出す等のことが一般的になってきてい
る。
ｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）や固定記憶装置（ハ
ードディスク）の低価格化にともない、複写装置内部に
大容量の画像記憶装置を設け、入力した原稿画像をその
画像記憶装置に保持し、後にその画像記憶装置から取り
出して画像出力装置により画像出力したり、コンピュー
タネットワークを介して接続される他のコンピュータに
より画像を取り出す等のことが一般的になってきてい
る。
【０００３】しかし、画像出力には多くの場合シアン
（Ｃ），マゼンタ（Ｍ），イエロー（Ｙ），ブラック
（Ｋ）（以下、ＣＭＹＫ）データを用いるが、コンピュ
ータ上で画像を扱う場合レッド（Ｒ），グリーン
（Ｇ），ブルー（Ｂ）（以下、ＲＧＢ）データを用いる
ことが一般的であるため、必要に応じて、画像記憶装置
内のデータをＲＧＢからＣＭＹＫに、ＣＭＹＫからＲＧ
Ｂに変換する、ということが行われている。
（Ｃ），マゼンタ（Ｍ），イエロー（Ｙ），ブラック
（Ｋ）（以下、ＣＭＹＫ）データを用いるが、コンピュ
ータ上で画像を扱う場合レッド（Ｒ），グリーン
（Ｇ），ブルー（Ｂ）（以下、ＲＧＢ）データを用いる
ことが一般的であるため、必要に応じて、画像記憶装置
内のデータをＲＧＢからＣＭＹＫに、ＣＭＹＫからＲＧ
Ｂに変換する、ということが行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像データは
一般にデータ量が多いため、ＲＧＢとＣＭＹＫを専用の
ハードウエアなしで相互に変換する場合は多くの時間を
要する。そのため、ＲＧＢデータとＣＭＹＫデータを同
時に保持しておく方法もあるが、その場合には画像読み
取りを２回行わなければならず、時間がかかってしまい
非効率的であるばかりでなく読取り部の寿命を縮めてし
まうという問題点があった。
一般にデータ量が多いため、ＲＧＢとＣＭＹＫを専用の
ハードウエアなしで相互に変換する場合は多くの時間を
要する。そのため、ＲＧＢデータとＣＭＹＫデータを同
時に保持しておく方法もあるが、その場合には画像読み
取りを２回行わなければならず、時間がかかってしまい
非効率的であるばかりでなく読取り部の寿命を縮めてし
まうという問題点があった。
【０００５】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第１の発明〜第１３の発
明の目的は、画像入力装置が読み取った１つの画像情報
に対して異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像
処理を同時に施して複数の画像情報を生成して画像記憶
装置に同時出力し、画像記憶装置が、画像入力装置より
同時出力された複数の画像情報を同時入力して画像記憶
装置のメモリに格納し、プリンタやコンピュータ等が、
画像記憶装置に記憶されたいずれかの画像情報を選択し
て取得することにより、一度の画像読み取り動作によ
り、画像を出力するプリンタや画像の処理を行う機器等
の多種多様な機器に適する多種のカラー表現方法に対応
した複数の画像データを簡単に取得することができる画
像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力
装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像
取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供するこ
とである。
なされたもので、本発明に係る第１の発明〜第１３の発
明の目的は、画像入力装置が読み取った１つの画像情報
に対して異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像
処理を同時に施して複数の画像情報を生成して画像記憶
装置に同時出力し、画像記憶装置が、画像入力装置より
同時出力された複数の画像情報を同時入力して画像記憶
装置のメモリに格納し、プリンタやコンピュータ等が、
画像記憶装置に記憶されたいずれかの画像情報を選択し
て取得することにより、一度の画像読み取り動作によ
り、画像を出力するプリンタや画像の処理を行う機器等
の多種多様な機器に適する多種のカラー表現方法に対応
した複数の画像データを簡単に取得することができる画
像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力
装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像
取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供するこ
とである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、画像入力装置（図１に示すスキャナ部５００）と画
像記憶装置（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）と
画像取得装置（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に
示すコンピュータ３００２，カラープリンタ３００３）
とで構成される画像取得システムにおいて、前記画像入
力装置は、画像を読み取る画像入力手段（図２に示すカ
ラースキャナ部３８０内のＣＣＤ部１２０）と、前記画
像入力手段により読み取られる１つの画像情報に対して
異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同
時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶装
置に同時に出力する複数の画像処理手段（図１に示す画
像処理部１２１ａ〜１２１ｃ，プリンタＩ／Ｆ３５３ａ
〜３５３ｃ）とを有し、前記画像記憶装置は、前記画像
入力装置より同時に出力される複数の画像情報を同時に
入力して記憶する記憶手段（図１に示すスキャナＩ／Ｆ
３８３ａ〜３８３ｃ，大容量画像メモリ２０１内の図６
に示すＲＡＭ２００２）と、前記画像取得装置からの要
求に応じて、前記記憶手段に記憶される前記いずれかの
画像情報を前記画像取得装置に出力する出力手段（図６
に示すメモリコントローラ２００３がＣＰＵＩ／Ｆ２０
１７又は外部Ｉ／Ｆ３８２を介して出力処理する）とを
有し、前記画像取得装置は、前記画像記憶装置に記憶さ
れるいずれかの画像情報を選択する選択手段（図１に示
すプリンタＣＰＵ３８４，図１３に示すコンピュータ３
００２の図示しないＣＰＵ，カラープリンタ３００３の
図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいて選択処理する）と、前記
選択手段により選択された画像情報を前記画像記憶装置
に対して要求して取得する取得手段（図１に示すプリン
タＣＰＵ３８４，図１３に示すコンピュータ３００２の
図示しないＣＰＵ，カラープリンタ３００３の図示しな
いＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて取得処理する）とを有するもので
ある。
は、画像入力装置（図１に示すスキャナ部５００）と画
像記憶装置（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）と
画像取得装置（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に
示すコンピュータ３００２，カラープリンタ３００３）
とで構成される画像取得システムにおいて、前記画像入
力装置は、画像を読み取る画像入力手段（図２に示すカ
ラースキャナ部３８０内のＣＣＤ部１２０）と、前記画
像入力手段により読み取られる１つの画像情報に対して
異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同
時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶装
置に同時に出力する複数の画像処理手段（図１に示す画
像処理部１２１ａ〜１２１ｃ，プリンタＩ／Ｆ３５３ａ
〜３５３ｃ）とを有し、前記画像記憶装置は、前記画像
入力装置より同時に出力される複数の画像情報を同時に
入力して記憶する記憶手段（図１に示すスキャナＩ／Ｆ
３８３ａ〜３８３ｃ，大容量画像メモリ２０１内の図６
に示すＲＡＭ２００２）と、前記画像取得装置からの要
求に応じて、前記記憶手段に記憶される前記いずれかの
画像情報を前記画像取得装置に出力する出力手段（図６
に示すメモリコントローラ２００３がＣＰＵＩ／Ｆ２０
１７又は外部Ｉ／Ｆ３８２を介して出力処理する）とを
有し、前記画像取得装置は、前記画像記憶装置に記憶さ
れるいずれかの画像情報を選択する選択手段（図１に示
すプリンタＣＰＵ３８４，図１３に示すコンピュータ３
００２の図示しないＣＰＵ，カラープリンタ３００３の
図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいて選択処理する）と、前記
選択手段により選択された画像情報を前記画像記憶装置
に対して要求して取得する取得手段（図１に示すプリン
タＣＰＵ３８４，図１３に示すコンピュータ３００２の
図示しないＣＰＵ，カラープリンタ３００３の図示しな
いＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて取得処理する）とを有するもので
ある。
【０００７】本発明に係る第２の発明は、前記画像入力
装置に、複数の画像処理手段により施した複数の画像処
理に基づく前記複数の画像情報のカラー表現情報（図
９，図１４に示す画像処理情報（画像情報テーブル中の
カラー情報（カラー表現情報）を記憶する記憶エリアの
列２３０６の値））を前記画像記憶装置に通知する通知
手段（図１に示すスキャナＣＰＵ３００がＲＯＭ又は図
示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて通
知処理する）を設け、前記画像記憶装置に、前記画像入
力装置より通知されるカラー表現情報を記憶するカラー
表現情報記憶手段（図７に示すＲＡＭ２００２内の画像
情報領域２１００）と、前記画像取得装置からの要求に
応じて、前記カラー表現情報記憶手段に記憶される前記
カラー表現情報を前記画像取得装置に出力するカラー表
現情報出力手段（図６に示すメモリコントローラ２００
３がＣＰＵＩ／Ｆ２０１７又は外部Ｉ／Ｆ３８２を介し
て出力処理する）とを設け、前記画像取得装置に、前記
画像記憶装置に記憶される複数の画像情報のカラー表現
情報を要求して取得するカラー表現情報取得手段（図１
に示すプリンタＣＰＵ３８４，図１３に示すコンピュー
タ３００２の図示しないＣＰＵ，カラープリンタ３００
３の図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて取得処理する）を設
け、前記画像取得装置の選択手段は、前記カラー表現情
報取得手段により取得した前記画像記憶装置に記憶され
る複数の画像情報のカラー表現情報および自機のカラー
表現機能に基づいて、前記画像記憶装置に記憶されるい
ずれかの画像情報を選択するものである。
装置に、複数の画像処理手段により施した複数の画像処
理に基づく前記複数の画像情報のカラー表現情報（図
９，図１４に示す画像処理情報（画像情報テーブル中の
カラー情報（カラー表現情報）を記憶する記憶エリアの
列２３０６の値））を前記画像記憶装置に通知する通知
手段（図１に示すスキャナＣＰＵ３００がＲＯＭ又は図
示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて通
知処理する）を設け、前記画像記憶装置に、前記画像入
力装置より通知されるカラー表現情報を記憶するカラー
表現情報記憶手段（図７に示すＲＡＭ２００２内の画像
情報領域２１００）と、前記画像取得装置からの要求に
応じて、前記カラー表現情報記憶手段に記憶される前記
カラー表現情報を前記画像取得装置に出力するカラー表
現情報出力手段（図６に示すメモリコントローラ２００
３がＣＰＵＩ／Ｆ２０１７又は外部Ｉ／Ｆ３８２を介し
て出力処理する）とを設け、前記画像取得装置に、前記
画像記憶装置に記憶される複数の画像情報のカラー表現
情報を要求して取得するカラー表現情報取得手段（図１
に示すプリンタＣＰＵ３８４，図１３に示すコンピュー
タ３００２の図示しないＣＰＵ，カラープリンタ３００
３の図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて取得処理する）を設
け、前記画像取得装置の選択手段は、前記カラー表現情
報取得手段により取得した前記画像記憶装置に記憶され
る複数の画像情報のカラー表現情報および自機のカラー
表現機能に基づいて、前記画像記憶装置に記憶されるい
ずれかの画像情報を選択するものである。
【０００８】本発明に係る第３の発明は、前記画像入力
装置の複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類
のカラー表現方法に基づく画像処理は、減法混色方法
（ＣＭＹＫ）に対応する画像処理，加法混色方法（ＲＧ
Ｂ）に対応する画像処理を含み、前記画像取得装置の選
択手段は、自機の画像処理機能が、減法混色方法に対応
する場合には、減法混色方法に対応する画像処理を施さ
れた画像情報を選択し、自機の画像処理機能が、加法混
色方法に対応する場合には、加法混色方法に対応する画
像処理を施された画像情報を選択するものである。
装置の複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類
のカラー表現方法に基づく画像処理は、減法混色方法
（ＣＭＹＫ）に対応する画像処理，加法混色方法（ＲＧ
Ｂ）に対応する画像処理を含み、前記画像取得装置の選
択手段は、自機の画像処理機能が、減法混色方法に対応
する場合には、減法混色方法に対応する画像処理を施さ
れた画像情報を選択し、自機の画像処理機能が、加法混
色方法に対応する場合には、加法混色方法に対応する画
像処理を施された画像情報を選択するものである。
【０００９】本発明に係る第４の発明は、画像入力装置
（図１に示すスキャナ部５００）と画像記憶装置（図１
に示す大容量画像メモリ部５０１）とで構成され画像取
得装置（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に示すコ
ンピュータ３００２，カラープリンタ３００３）と通信
可能なスキャナシステムにおいて、前記画像入力装置
は、画像を読み取る画像入力手段（図２に示すカラース
キャナ部３８０内のＣＣＤ部１２０）と、前記画像入力
手段により読み取られる１つの画像情報に対して異なる
複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同時に施
して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶装置に同
時に出力する複数の画像処理手段（図１に示す画像処理
部１２１ａ〜１２１ｃ，プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５
３ｃ）とを有し、前記画像記憶装置は、前記画像入力装
置より同時に出力される複数の画像情報を同時に入力し
て記憶する記憶手段（図１に示すスキャナＩ／Ｆ３８３
ａ〜３８３ｃ，図１に示す大容量画像メモリ２０１内の
図６に示すＲＡＭ２００２）と、前記画像取得装置から
の要求に応じて、前記記憶手段に記憶される前記いずれ
かの画像情報を前記画像取得装置に出力する出力手段
（図６に示すメモリコントローラ２００３がＣＰＵＩ／
Ｆ２０１７又は外部Ｉ／Ｆ３８２を介して出力処理す
る）とを有するものである。
（図１に示すスキャナ部５００）と画像記憶装置（図１
に示す大容量画像メモリ部５０１）とで構成され画像取
得装置（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に示すコ
ンピュータ３００２，カラープリンタ３００３）と通信
可能なスキャナシステムにおいて、前記画像入力装置
は、画像を読み取る画像入力手段（図２に示すカラース
キャナ部３８０内のＣＣＤ部１２０）と、前記画像入力
手段により読み取られる１つの画像情報に対して異なる
複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同時に施
して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶装置に同
時に出力する複数の画像処理手段（図１に示す画像処理
部１２１ａ〜１２１ｃ，プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５
３ｃ）とを有し、前記画像記憶装置は、前記画像入力装
置より同時に出力される複数の画像情報を同時に入力し
て記憶する記憶手段（図１に示すスキャナＩ／Ｆ３８３
ａ〜３８３ｃ，図１に示す大容量画像メモリ２０１内の
図６に示すＲＡＭ２００２）と、前記画像取得装置から
の要求に応じて、前記記憶手段に記憶される前記いずれ
かの画像情報を前記画像取得装置に出力する出力手段
（図６に示すメモリコントローラ２００３がＣＰＵＩ／
Ｆ２０１７又は外部Ｉ／Ｆ３８２を介して出力処理す
る）とを有するものである。
【００１０】本発明に係る第５の発明は、前記画像入力
装置の複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類
のカラー表現方法に基づく画像処理は、減法混色方法
（ＣＭＹＫ）に対応する画像処理，加法混色方法（ＲＧ
Ｂ）に対応する画像処理を含むものである。
装置の複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類
のカラー表現方法に基づく画像処理は、減法混色方法
（ＣＭＹＫ）に対応する画像処理，加法混色方法（ＲＧ
Ｂ）に対応する画像処理を含むものである。
【００１１】本発明に係る第６の発明は、画像記憶装置
（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）と通信可能な
画像入力装置（図１に示すスキャナ部５００）におい
て、画像を読み取る画像入力手段（図２に示すカラース
キャナ部３８０内のＣＣＤ部１２０）と、前記画像入力
手段により読み取られる１つの画像情報に対して異なる
複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同時に施
して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶装置に同
時に出力する複数の画像処理手段（図１に示す画像処理
部１２１ａ〜１２１ｃ，プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５
３ｃ）とを有するものである。
（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）と通信可能な
画像入力装置（図１に示すスキャナ部５００）におい
て、画像を読み取る画像入力手段（図２に示すカラース
キャナ部３８０内のＣＣＤ部１２０）と、前記画像入力
手段により読み取られる１つの画像情報に対して異なる
複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同時に施
して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶装置に同
時に出力する複数の画像処理手段（図１に示す画像処理
部１２１ａ〜１２１ｃ，プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５
３ｃ）とを有するものである。
【００１２】本発明に係る第７の発明は、前記複数の画
像処理手段が同時に施す異なる複数種類のカラー表現方
法に基づく画像処理は、減法混色方法（ＣＭＹＫ）に対
応する画像処理，加法混色方法（ＲＧＢ）に対応する画
像処理を含むものである。
像処理手段が同時に施す異なる複数種類のカラー表現方
法に基づく画像処理は、減法混色方法（ＣＭＹＫ）に対
応する画像処理，加法混色方法（ＲＧＢ）に対応する画
像処理を含むものである。
【００１３】本発明に係る第８の発明は、画像入力装置
（図１に示すスキャナ部５００）および画像取得装置
（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に示すコンピュ
ータ３００２，カラープリンタ３００３）と通信可能な
画像記憶装置（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）
において、前記画像入力装置より同時に出力される異な
る複数種類のカラー表現方法に対する画像処理が施され
複数の画像情報を同時に入力して記憶する記憶手段（図
１に示すスキャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３ｃ，図１に示
す大容量画像メモリ２０１内の図６に示すＲＡＭ２００
２）と、前記画像取得装置からの要求に応じて、前記記
憶手段に記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像
取得装置に出力する出力手段（図６に示すメモリコント
ローラ２００３がＣＰＵＩ／Ｆ２０１７又は外部Ｉ／Ｆ
３８２を介して出力処理する）とを有するものである。
（図１に示すスキャナ部５００）および画像取得装置
（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に示すコンピュ
ータ３００２，カラープリンタ３００３）と通信可能な
画像記憶装置（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）
において、前記画像入力装置より同時に出力される異な
る複数種類のカラー表現方法に対する画像処理が施され
複数の画像情報を同時に入力して記憶する記憶手段（図
１に示すスキャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３ｃ，図１に示
す大容量画像メモリ２０１内の図６に示すＲＡＭ２００
２）と、前記画像取得装置からの要求に応じて、前記記
憶手段に記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像
取得装置に出力する出力手段（図６に示すメモリコント
ローラ２００３がＣＰＵＩ／Ｆ２０１７又は外部Ｉ／Ｆ
３８２を介して出力処理する）とを有するものである。
【００１４】本発明に係る第９の発明は、画像記憶装置
（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）と通信可能な
画像取得装置（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に
示すコンピュータ３００２，カラープリンタ３００３）
において、１つの画像情報に対して異なる複数種類のカ
ラー表現方法に対する画像処理が施され前記画像記憶装
置に記憶される複数の画像情報のうちいずれかの画像情
報を選択する選択手段（図１に示すプリンタＣＰＵ３８
４，図１３に示すコンピュータ３００２の図示しないＣ
ＰＵ，カラープリンタ３００３の図示しないＣＰＵがＲ
ＯＭ又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに
基づいて選択処理する）と、前記選択手段により選択さ
れた画像情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得
する取得手段（図１に示すプリンタＣＰＵ３８４，図１
３に示すコンピュータ３００２の図示しないＣＰＵ，カ
ラープリンタ３００３の図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は
図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
取得処理する）とを有するものである。
（図１に示す大容量画像メモリ部５０１）と通信可能な
画像取得装置（図１に示すプリンタ部５０２，図１３に
示すコンピュータ３００２，カラープリンタ３００３）
において、１つの画像情報に対して異なる複数種類のカ
ラー表現方法に対する画像処理が施され前記画像記憶装
置に記憶される複数の画像情報のうちいずれかの画像情
報を選択する選択手段（図１に示すプリンタＣＰＵ３８
４，図１３に示すコンピュータ３００２の図示しないＣ
ＰＵ，カラープリンタ３００３の図示しないＣＰＵがＲ
ＯＭ又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに
基づいて選択処理する）と、前記選択手段により選択さ
れた画像情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得
する取得手段（図１に示すプリンタＣＰＵ３８４，図１
３に示すコンピュータ３００２の図示しないＣＰＵ，カ
ラープリンタ３００３の図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は
図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
取得処理する）とを有するものである。
【００１５】本発明に係る第１０の発明は、前記選択手
段は、自機のカラー表現機能（ＲＯＭ又は図示しない記
憶媒体に格納されているカラー表現方法（減法混色方法
（ＣＭＹＫ）、又は加法混色方法（ＲＧＢ）））に基づ
いて、前記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情
報を選択するものである。
段は、自機のカラー表現機能（ＲＯＭ又は図示しない記
憶媒体に格納されているカラー表現方法（減法混色方法
（ＣＭＹＫ）、又は加法混色方法（ＲＧＢ）））に基づ
いて、前記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情
報を選択するものである。
【００１６】本発明に係る第１１の発明は、前記１つの
画像情報に対して施される異なる複数種類のカラー表現
方法に対する画像処理は、減法混色方法（ＣＭＹＫ）に
対応する画像処理，加法混色方法（ＲＧＢ）に対応する
画像処理を含み、前記選択手段は、自機の画像処理機能
が、減法混色方法に対応する場合には、減法混色方法に
対応する画像処理を施された画像情報を選択し、自機の
画像処理機能が、加法混色方法に対応する場合には、加
法混色方法に対応する画像処理を施された画像情報を選
択するものである。
画像情報に対して施される異なる複数種類のカラー表現
方法に対する画像処理は、減法混色方法（ＣＭＹＫ）に
対応する画像処理，加法混色方法（ＲＧＢ）に対応する
画像処理を含み、前記選択手段は、自機の画像処理機能
が、減法混色方法に対応する場合には、減法混色方法に
対応する画像処理を施された画像情報を選択し、自機の
画像処理機能が、加法混色方法に対応する場合には、加
法混色方法に対応する画像処理を施された画像情報を選
択するものである。
【００１７】本発明に係る第１２の発明は、画像入力装
置と画像記憶装置と画像取得装置とで構成される画像取
得システムの画像取得方法において、前記画像入力装置
により画像を読み取る画像入力工程（図１５のステップ
Ｓ１０７）と、該読み取られる１つの画像情報に対して
異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同
時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像入力装
置から前記画像記憶装置に同時に出力する画像処理工程
（図１５のステップＳ１０７）と、前記画像入力装置よ
り同時に出力される複数の画像情報を同時に入力して前
記画像記憶装置のメモリに格納する格納工程（図１６の
ステップＳ２０４）と、前記画像取得装置からの要求に
応じて、前記メモリに格納される前記いずれかの画像情
報を前記画像記憶装置から前記画像取得装置に出力する
出力工程（図１６のステップＳ２０８）と、前記画像記
憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択する選択
工程（図１７のステップＳ３０５）と、該選択された画
像情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得する取
得工程（図１７のステップＳ３０７，Ｓ３０８）とを有
するものである。
置と画像記憶装置と画像取得装置とで構成される画像取
得システムの画像取得方法において、前記画像入力装置
により画像を読み取る画像入力工程（図１５のステップ
Ｓ１０７）と、該読み取られる１つの画像情報に対して
異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を同
時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像入力装
置から前記画像記憶装置に同時に出力する画像処理工程
（図１５のステップＳ１０７）と、前記画像入力装置よ
り同時に出力される複数の画像情報を同時に入力して前
記画像記憶装置のメモリに格納する格納工程（図１６の
ステップＳ２０４）と、前記画像取得装置からの要求に
応じて、前記メモリに格納される前記いずれかの画像情
報を前記画像記憶装置から前記画像取得装置に出力する
出力工程（図１６のステップＳ２０８）と、前記画像記
憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択する選択
工程（図１７のステップＳ３０５）と、該選択された画
像情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得する取
得工程（図１７のステップＳ３０７，Ｓ３０８）とを有
するものである。
【００１８】本発明に係る第１３の発明は、画像入力装
置と画像記憶装置と画像取得装置とで構成される画像取
得システムを制御するコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体において、前記画像入力装
置により画像を読み取る画像入力工程（図１５のステッ
プＳ１０７）と、該読み取られる１つの画像情報に対し
て異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を
同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像入力
装置から前記画像記憶装置に同時に出力する画像処理工
程（図１５のステップＳ１０７）と、前記画像入力装置
より同時に出力される複数の画像情報を同時に入力して
前記画像記憶装置のメモリに格納する格納工程（図１６
のステップＳ２０４）と、前記画像取得装置からの要求
に応じて、前記メモリに格納される前記いずれかの画像
情報を前記画像記憶装置から前記画像取得装置に出力す
る出力工程（図１６のステップＳ２０８）と、前記画像
記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択する選
択工程（図１７のステップＳ３０５）と、該選択された
画像情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得する
取得工程（図１７のステップＳ３０７，Ｓ３０８）とを
有することをコンピュータが読み出し可能なプログラム
を記憶媒体に格納したものである。
置と画像記憶装置と画像取得装置とで構成される画像取
得システムを制御するコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体において、前記画像入力装
置により画像を読み取る画像入力工程（図１５のステッ
プＳ１０７）と、該読み取られる１つの画像情報に対し
て異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を
同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像入力
装置から前記画像記憶装置に同時に出力する画像処理工
程（図１５のステップＳ１０７）と、前記画像入力装置
より同時に出力される複数の画像情報を同時に入力して
前記画像記憶装置のメモリに格納する格納工程（図１６
のステップＳ２０４）と、前記画像取得装置からの要求
に応じて、前記メモリに格納される前記いずれかの画像
情報を前記画像記憶装置から前記画像取得装置に出力す
る出力工程（図１６のステップＳ２０８）と、前記画像
記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択する選
択工程（図１７のステップＳ３０５）と、該選択された
画像情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得する
取得工程（図１７のステップＳ３０７，Ｓ３０８）とを
有することをコンピュータが読み出し可能なプログラム
を記憶媒体に格納したものである。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、図１〜図５を参照して本発
明の一実施形態を示す画像複写装置の基本的な構成を説
明する。
明の一実施形態を示す画像複写装置の基本的な構成を説
明する。
【００２０】（画像複写装置本体の論理構成）図１は、
本発明の一実施形態を示す画像複写装置の論理的な構成
および画像データ信号の流れを説明するブロック図であ
る。
本発明の一実施形態を示す画像複写装置の論理的な構成
および画像データ信号の流れを説明するブロック図であ
る。
【００２１】図において、５００はスキャナ部で、原稿
から画像情報を読取り、大容量画像メモリ部５０１に送
信する。大容量画像メモリ部５０１は、スキャナ部５０
０から読み込まれた画像情報を記憶する。５０２はプリ
ンタ部で、大容量画像メモリ部５０１に記憶された画像
情報を普通紙，ＯＨＰフィルム等の記録媒体に画像記録
する。
から画像情報を読取り、大容量画像メモリ部５０１に送
信する。大容量画像メモリ部５０１は、スキャナ部５０
０から読み込まれた画像情報を記憶する。５０２はプリ
ンタ部で、大容量画像メモリ部５０１に記憶された画像
情報を普通紙，ＯＨＰフィルム等の記録媒体に画像記録
する。
【００２２】スキャナ部５００において、１２０はＣＣ
Ｄ部で、後述する図２に示すＣＣＤイメージセンサ（Ｃ
ＣＤ）１０１およびＣＣＤ基板３１１より構成され、原
稿からの反射光を読み込み（詳細は後述する）、画像信
号を並列に配置された複数の画像処理部１２１ａ〜１２
０ｃへそれぞれ出力する。なお、画像処理部１２１ａ〜
１２０ｃは、３つに限定されるものではなく１つでもそ
の他複数であってもよい。
Ｄ部で、後述する図２に示すＣＣＤイメージセンサ（Ｃ
ＣＤ）１０１およびＣＣＤ基板３１１より構成され、原
稿からの反射光を読み込み（詳細は後述する）、画像信
号を並列に配置された複数の画像処理部１２１ａ〜１２
０ｃへそれぞれ出力する。なお、画像処理部１２１ａ〜
１２０ｃは、３つに限定されるものではなく１つでもそ
の他複数であってもよい。
【００２３】画像処理部１２１ａ〜１２１ｃは、ＣＣＤ
部１２０から読み込まれた入力画像信号にそれぞれ所定
の画像処理を施す。３５３ａ〜３５３ｃはプリンタイン
タフェース（プリンタＩ／Ｆ）で、画像処理部１２１ａ
〜１２１ｃと同じ個数あり、画像処理部１２１ａ〜１２
１ｃでそれぞれ画像処理された各画像信号の大容量画像
メモリ部５０１への送信を制御する。
部１２０から読み込まれた入力画像信号にそれぞれ所定
の画像処理を施す。３５３ａ〜３５３ｃはプリンタイン
タフェース（プリンタＩ／Ｆ）で、画像処理部１２１ａ
〜１２１ｃと同じ個数あり、画像処理部１２１ａ〜１２
１ｃでそれぞれ画像処理された各画像信号の大容量画像
メモリ部５０１への送信を制御する。
【００２４】また、３００はスキャナＣＰＵで、ＲＯ
Ｍ，ＲＡＭを有し、ＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいてスキャナ部５００全体を
統括制御する。
Ｍ，ＲＡＭを有し、ＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいてスキャナ部５００全体を
統括制御する。
【００２５】また、大容量画像メモリ部５０１におい
て、３８３ａ〜３８３ｃはスキャナインタフェース（ス
キャナＩ／Ｆ）で、プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ
と同じ個数あり、スキャナ部５００のプリンタＩ／Ｆ３
５３ａ〜３５３ｃからそれぞれ送信される信号をそれぞ
れ受け取り、大容量画像メモリ（メモリ）２０１に出力
する。メモリ２０１はスキャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３
ｃからそれぞれ出力される画像信号を記憶保持する。
て、３８３ａ〜３８３ｃはスキャナインタフェース（ス
キャナＩ／Ｆ）で、プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ
と同じ個数あり、スキャナ部５００のプリンタＩ／Ｆ３
５３ａ〜３５３ｃからそれぞれ送信される信号をそれぞ
れ受け取り、大容量画像メモリ（メモリ）２０１に出力
する。メモリ２０１はスキャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３
ｃからそれぞれ出力される画像信号を記憶保持する。
【００２６】さらに、プリンタ部５０２は、メモリ２０
１に保持された画像のうち１つを選択して読み出し、記
録媒体に出力する。このプリンタ部５０２において、３
８４はプリンタＣＰＵで、ＲＯＭ，ＲＡＭを有し、ＲＯ
Ｍ又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいてプリンタ部５０２全体を統括制御する。
１に保持された画像のうち１つを選択して読み出し、記
録媒体に出力する。このプリンタ部５０２において、３
８４はプリンタＣＰＵで、ＲＯＭ，ＲＡＭを有し、ＲＯ
Ｍ又は図示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいてプリンタ部５０２全体を統括制御する。
【００２７】また、メモリ２０１は、外部インタフェー
ス（外部Ｉ／Ｆ）３８２を介して外部装置から受け取っ
た画像を保持することができ、さらに、外部装置は、プ
リンタ部５０２と同様に外部Ｉ／Ｆ３８２を介してメモ
リ２０１に保持された画像のうち１つを選択して読み出
すことができる。
ス（外部Ｉ／Ｆ）３８２を介して外部装置から受け取っ
た画像を保持することができ、さらに、外部装置は、プ
リンタ部５０２と同様に外部Ｉ／Ｆ３８２を介してメモ
リ２０１に保持された画像のうち１つを選択して読み出
すことができる。
【００２８】この外部Ｉ／Ｆ３８２には、他のスキャナ
やプリンタ、コンピュータに接続可能である。
やプリンタ、コンピュータに接続可能である。
【００２９】また、この外部Ｉ／Ｆ３８２を通じてコン
ピュータネットワークに接続し、ネットワーク上の他の
スキャナ、プリンタ、コンピュータ等と画像データや画
像情報のやり取りを行うように構成してもよい。
ピュータネットワークに接続し、ネットワーク上の他の
スキャナ、プリンタ、コンピュータ等と画像データや画
像情報のやり取りを行うように構成してもよい。
【００３０】また、スキャナ部５００を制御するスキャ
ナＣＰＵ３００は、メモリ２０１に対して画像情報の書
き込み、読み出しを行うことができ、また画像データの
書き込みを行うときにメモリ２０１へ通知する。
ナＣＰＵ３００は、メモリ２０１に対して画像情報の書
き込み、読み出しを行うことができ、また画像データの
書き込みを行うときにメモリ２０１へ通知する。
【００３１】同様に、プリンタ部５０２を制御するプリ
ンタＣＰＵ３８４は、メモリ２０１に対して画像情報の
書き込み、読み出しを行うことができ、画像データの読
み出しを行うときにメモリ２０１へ通知する。
ンタＣＰＵ３８４は、メモリ２０１に対して画像情報の
書き込み、読み出しを行うことができ、画像データの読
み出しを行うときにメモリ２０１へ通知する。
【００３２】また、外部Ｉ／Ｆ３８２を介して通信可能
な外部装置より、外部Ｉ／Ｆ３８２を介しても同様な画
像情報の書き込み、読み出し、画像データの書き込み、
読み出し通知を行うことができる。
な外部装置より、外部Ｉ／Ｆ３８２を介しても同様な画
像情報の書き込み、読み出し、画像データの書き込み、
読み出し通知を行うことができる。
【００３３】さらに、スキャナＣＰＵ３００とプリンタ
ＣＰＵ３８４は、コマンド通信線５０３を通じて、画像
データ以外のデータ、コマンドの通信を行う。ここで通
信されるのは、スキャン、プリントのタイミングや、メ
モリ２０１中の画像データに関する詳細などである。
ＣＰＵ３８４は、コマンド通信線５０３を通じて、画像
データ以外のデータ、コマンドの通信を行う。ここで通
信されるのは、スキャン、プリントのタイミングや、メ
モリ２０１中の画像データに関する詳細などである。
【００３４】なお、上述したスキャナ部５００、大容量
画像メモリ部５０１、プリンタ部５０２は、それぞれス
キャナ装置、大容量記憶装置、プリンタ装置として独立
して単体で使用することも、スキャナ部５００と大容量
画像メモリ部５０１とプリンタ部５０２とを接続して画
像複写装置（システム）、スキャナ部５００と大容量画
像メモリ部５０１とを接続してスキャナ装置（システ
ム）または電子ファイル装置として使用することも可能
である。
画像メモリ部５０１、プリンタ部５０２は、それぞれス
キャナ装置、大容量記憶装置、プリンタ装置として独立
して単体で使用することも、スキャナ部５００と大容量
画像メモリ部５０１とプリンタ部５０２とを接続して画
像複写装置（システム）、スキャナ部５００と大容量画
像メモリ部５０１とを接続してスキャナ装置（システ
ム）または電子ファイル装置として使用することも可能
である。
【００３５】以下、動作について説明する。
【００３６】まず、ＣＣＤ部１２０から読み込まれた入
力画像信号は、並列に配置された画像処理部１２１ａ〜
１２１ｃへそれぞれ送られる。画像処理部１２１ａ〜１
２１ｃで処理された信号は画像処理部１２１ａ〜１２１
ｃと同じ個数あるプリンタインタフェース３５３ａ〜３
５３ｃを通じて大容量メモリ部５０１へ送られる。
力画像信号は、並列に配置された画像処理部１２１ａ〜
１２１ｃへそれぞれ送られる。画像処理部１２１ａ〜１
２１ｃで処理された信号は画像処理部１２１ａ〜１２１
ｃと同じ個数あるプリンタインタフェース３５３ａ〜３
５３ｃを通じて大容量メモリ部５０１へ送られる。
【００３７】大容量メモリ部５０１ではスキャナ部５０
０から送られてきた信号をスキャナインタフェース３８
３ａ〜３８３ｃで受け取り、メモリ２０１に保持する。
０から送られてきた信号をスキャナインタフェース３８
３ａ〜３８３ｃで受け取り、メモリ２０１に保持する。
【００３８】プリンタ部５０２は、メモリ２０１に保持
された画像のうち１つを選択して読み出し、記録媒体に
出力する。
された画像のうち１つを選択して読み出し、記録媒体に
出力する。
【００３９】なお、メモリ２０１は、画像出力の為に最
低１枚以上の画像データを保存することが可能であり、
プリンタ部５０２による画像の出力は、スキャナ部５０
０による画像の入力開始タイミングに非同期に行うこと
が可能である。
低１枚以上の画像データを保存することが可能であり、
プリンタ部５０２による画像の出力は、スキャナ部５０
０による画像の入力開始タイミングに非同期に行うこと
が可能である。
【００４０】図２は、図１に示した画像複写装置の全体
構成を説明する断面図であり、図１と同一のものには同
一の符号を付してある。
構成を説明する断面図であり、図１と同一のものには同
一の符号を付してある。
【００４１】図において、３８０はカラースキャナ部
で、図１で示したスキャナ部５００を含む。また、３８
１はカラープリンタ部で、図１で示した大容量画像メモ
リ部５０１，プリンタ部５０２を含む。
で、図１で示したスキャナ部５００を含む。また、３８
１はカラープリンタ部で、図１で示した大容量画像メモ
リ部５０１，プリンタ部５０２を含む。
【００４２】なお、カラースキャナ部３８０は、スキャ
ナ装置として、カラープリンタ部３８１は、大容量記憶
装置，プリンタ装置として独立して単体で使用すること
も、カラースキャナ部３８０とカラープリンタ部３８１
を接続して画像複写装置、電子ファイル装置として使用
することも可能である。
ナ装置として、カラープリンタ部３８１は、大容量記憶
装置，プリンタ装置として独立して単体で使用すること
も、カラースキャナ部３８０とカラープリンタ部３８１
を接続して画像複写装置、電子ファイル装置として使用
することも可能である。
【００４３】（カラースキャナ装置の構成）まず、図中
破線内に示されるカラースキャナ部３８０の構成につい
て説明する。
破線内に示されるカラースキャナ部３８０の構成につい
て説明する。
【００４４】（装置の名称の説明）カラースキャナ部３
８０において、３０１は原稿台ガラス（プラテン）で、
読取り原稿を載置する。３０２は原稿給紙装置（ＤＦ）
で、原稿台を有し、原稿台に載置された原稿を上又は下
から一枚ずつ原稿台ガラス３０１に給紙する。なお、こ
の原稿給紙装置３０２の代わりに非図示の圧板を装着す
る構成であってもよい。
８０において、３０１は原稿台ガラス（プラテン）で、
読取り原稿を載置する。３０２は原稿給紙装置（ＤＦ）
で、原稿台を有し、原稿台に載置された原稿を上又は下
から一枚ずつ原稿台ガラス３０１に給紙する。なお、こ
の原稿給紙装置３０２の代わりに非図示の圧板を装着す
る構成であってもよい。
【００４５】３０３及び３０４はハロゲンランプ又は蛍
光灯等の光源で、原稿台ガラス３０１上の原稿を照明す
る。３０５及び３０６は反射傘で、光源３０３，３０４
の光を原稿に集光する。３０７〜３０９はミラーで、プ
ラテン上にセットされた原稿を光学的にＣＣＤ１０１に
導くためのものである。
光灯等の光源で、原稿台ガラス３０１上の原稿を照明す
る。３０５及び３０６は反射傘で、光源３０３，３０４
の光を原稿に集光する。３０７〜３０９はミラーで、プ
ラテン上にセットされた原稿を光学的にＣＣＤ１０１に
導くためのものである。
【００４６】３１０はレンズで、前記ミラーの投影光を
ＣＣＤ１０１上に集光する。３１４は第１ミラー台（キ
ャリッジ）で、ハロゲンランプ３０３，３０４と反射傘
３０５，３０６とミラー３０７を収容する。３１５は第
２ミラー台で、ミラー３０８，３０９を収容する。３１
６はステッピングモータ駆動部で、第１ミラー台３１４
と第２ミラー合３１５を副走査方向（図中における左右
方向）に駆動する。
ＣＣＤ１０１上に集光する。３１４は第１ミラー台（キ
ャリッジ）で、ハロゲンランプ３０３，３０４と反射傘
３０５，３０６とミラー３０７を収容する。３１５は第
２ミラー台で、ミラー３０８，３０９を収容する。３１
６はステッピングモータ駆動部で、第１ミラー台３１４
と第２ミラー合３１５を副走査方向（図中における左右
方向）に駆動する。
【００４７】また、ＣＣＤ１０１は、主走査方向（図中
の手前−奥方向）に受光センサが並んだものであり、一
定周期に受光センサに対応したレジスタより、光量に比
例したアナログ電圧を順々に取り込む事が可能であり、
この主走査方向の連続した取り込みと副走査方向に駆動
する移動の繰り返しにより、原稿全面を２次元のイメー
ジで取り込むことが可能であり（２次元の画像データは
時間軸に１次元の配列をとる）、この画像データを、Ｃ
ＣＤ基板３１１に出力する。
の手前−奥方向）に受光センサが並んだものであり、一
定周期に受光センサに対応したレジスタより、光量に比
例したアナログ電圧を順々に取り込む事が可能であり、
この主走査方向の連続した取り込みと副走査方向に駆動
する移動の繰り返しにより、原稿全面を２次元のイメー
ジで取り込むことが可能であり（２次元の画像データは
時間軸に１次元の配列をとる）、この画像データを、Ｃ
ＣＤ基板３１１に出力する。
【００４８】さらに、ＣＣＤ基板３１１は、ＣＣＤ１０
１が実装された基板である。
１が実装された基板である。
【００４９】３１２はＩＰ基板（画像処理基板）で、Ｃ
ＣＤ基板３１１から送られるアナログ画像信号をデジタ
ル化したあとデジタル画像処理を行う画像処理部１２１
ａ〜１２１ｃ（図１に示した）が含まれる。
ＣＤ基板３１１から送られるアナログ画像信号をデジタ
ル化したあとデジタル画像処理を行う画像処理部１２１
ａ〜１２１ｃ（図１に示した）が含まれる。
【００５０】３１３は外部インタフェースで、他のデバ
イスと通信を制御する。この外部インタフェースには本
実施形態では図示しないが、ネットワークに接続するた
めのＬＡＮインタフェース装置、パソコン等と接続する
ためのＳＣＳＩインタフェース装置、ＦＡＸとして動作
させるためのＦＡＸ装置等、カラースキャナ部３８０に
より読み込まれるスキャナ画像を用いることが要求され
るデバイス（外部装置）を接続することが可能であり、
この外部Ｉ／Ｆを介して、スキャナＣＰＵ３００と外部
装置のＣＰＵが通信を行い、取り決められたタイミング
で、取り決められた画像データをこの外部インタフェー
ス３１３から出力することができる。
イスと通信を制御する。この外部インタフェースには本
実施形態では図示しないが、ネットワークに接続するた
めのＬＡＮインタフェース装置、パソコン等と接続する
ためのＳＣＳＩインタフェース装置、ＦＡＸとして動作
させるためのＦＡＸ装置等、カラースキャナ部３８０に
より読み込まれるスキャナ画像を用いることが要求され
るデバイス（外部装置）を接続することが可能であり、
この外部Ｉ／Ｆを介して、スキャナＣＰＵ３００と外部
装置のＣＰＵが通信を行い、取り決められたタイミング
で、取り決められた画像データをこの外部インタフェー
ス３１３から出力することができる。
【００５１】また、プリンタＩ／Ｆ３５３（図１に示し
たプリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ）は、画像複写装
置としてカラースキャナ部３８０を用いる際に、画像出
力を担当するプリンタ装置と画像情報および命令をやり
とりするための専用のインタフェースである。
たプリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ）は、画像複写装
置としてカラースキャナ部３８０を用いる際に、画像出
力を担当するプリンタ装置と画像情報および命令をやり
とりするための専用のインタフェースである。
【００５２】３９０は操作部で、不図示の表示部および
各種キーを備え、カラースキャナ部３８０の各種設定お
よび動作を指示することができる。
各種キーを備え、カラースキャナ部３８０の各種設定お
よび動作を指示することができる。
【００５３】また、カラースキャナ部３８０をプリンタ
と接続して画像複写装置として用いる場合には、画像複
写機能の各種設定および動作もを指示することができ
る。
と接続して画像複写装置として用いる場合には、画像複
写機能の各種設定および動作もを指示することができ
る。
【００５４】（原稿の読み方の説明）ＤＦ３０２もしく
は、ユーザにより原稿台ガラス３０１上に置かれた原稿
は、操作部３９０の不図示のコピーボタン押下、外部イ
ンタフェース３１３を介した外部機器からの指示等の原
稿読み込みイベントにより、スキャナＣＰＵ３００が画
像読み取りを行うための指示を各所に与える。
は、ユーザにより原稿台ガラス３０１上に置かれた原稿
は、操作部３９０の不図示のコピーボタン押下、外部イ
ンタフェース３１３を介した外部機器からの指示等の原
稿読み込みイベントにより、スキャナＣＰＵ３００が画
像読み取りを行うための指示を各所に与える。
【００５５】具体的には、光源３０３，３０４を点灯さ
せ、ＣＣＤ基板３１１を動作可能状態にし、画像処理基
板３１２に画像処理パラメータを設定する。各準備が整
うと、ステッピングモータ駆動部３１６を動作させ、第
１ミラー台３１４を副走査方向に速度Ｖで等速駆動し、
原稿の全面を順に照射していく。この時、第２ミラー台
３１５は第１ミラー台３１４の速度の１／２（即ちＶ／
２）に駆動するようにメカ的に光学設計されており、的
確にＣＣＤ１０１に原稿を光学照射する。
せ、ＣＣＤ基板３１１を動作可能状態にし、画像処理基
板３１２に画像処理パラメータを設定する。各準備が整
うと、ステッピングモータ駆動部３１６を動作させ、第
１ミラー台３１４を副走査方向に速度Ｖで等速駆動し、
原稿の全面を順に照射していく。この時、第２ミラー台
３１５は第１ミラー台３１４の速度の１／２（即ちＶ／
２）に駆動するようにメカ的に光学設計されており、的
確にＣＣＤ１０１に原稿を光学照射する。
【００５６】ＣＣＤ１０１は、上述したように主走査方
向（図中の手前−奥方向）に受光センサが並んだもので
あり、一定周期に受光センサに対応したレジスタより、
光量に比例したアナログ電圧を順々に取り込み、この主
走査方向の連続した取り込みと副走査方向に駆動する移
動の繰り返しにより、原稿全面を２次元のイメージで取
り込む（２次元の画像データは時間軸に１次元の配列を
とる）。
向（図中の手前−奥方向）に受光センサが並んだもので
あり、一定周期に受光センサに対応したレジスタより、
光量に比例したアナログ電圧を順々に取り込み、この主
走査方向の連続した取り込みと副走査方向に駆動する移
動の繰り返しにより、原稿全面を２次元のイメージで取
り込む（２次元の画像データは時間軸に１次元の配列を
とる）。
【００５７】ＣＣＤ１０１により送出される画像データ
はＣＣＤ基板３１１から画像処理基板３１２に転送さ
れ、適切な画像処理をかけた後に外部インタフェース３
１３もしくは、プリンタインタフェース３５３のいずれ
かを介して、スキャナ外に画像を出力する。
はＣＣＤ基板３１１から画像処理基板３１２に転送さ
れ、適切な画像処理をかけた後に外部インタフェース３
１３もしくは、プリンタインタフェース３５３のいずれ
かを介して、スキャナ外に画像を出力する。
【００５８】（カラープリンタ部の構成）次に、図中破
線内に示されるカラープリンタ部３８１の構成について
説明する。
線内に示されるカラープリンタ部３８１の構成について
説明する。
【００５９】（装置の名称の説明）カラープリンタ部３
８１において、スキャナＩ／Ｆ３８３（図１に示したス
キャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３ｃ）は、画像複写装置と
してカラープリンタ部３８１を用いる際にスキャナデバ
イスを接続するためのインタフェースとなる。
８１において、スキャナＩ／Ｆ３８３（図１に示したス
キャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３ｃ）は、画像複写装置と
してカラープリンタ部３８１を用いる際にスキャナデバ
イスを接続するためのインタフェースとなる。
【００６０】外部Ｉ／Ｆ３８２には、本実施形態では図
示しないが、ネットワークに接続するためのＬＡＮイン
タフェース装置、パソコン等と接続するためのＳＣＳＩ
インタフェース装置等、本プリンタに画像を出力する事
が要求されるデバイスを接続することが可能であり、こ
の外部Ｉ／Ｆ３８２を介して、プリンタＣＰＵ３８４と
外部装置のＣＰＵが通信を行い、取り決められたタイミ
ングで、取り決められた画像データをこの外部Ｉ／Ｆ３
８２から入力することができる。
示しないが、ネットワークに接続するためのＬＡＮイン
タフェース装置、パソコン等と接続するためのＳＣＳＩ
インタフェース装置等、本プリンタに画像を出力する事
が要求されるデバイスを接続することが可能であり、こ
の外部Ｉ／Ｆ３８２を介して、プリンタＣＰＵ３８４と
外部装置のＣＰＵが通信を行い、取り決められたタイミ
ングで、取り決められた画像データをこの外部Ｉ／Ｆ３
８２から入力することができる。
【００６１】３１７はマゼンタ画像形成部（Ｍ画像形成
部）、３１８はシアン画像形成部（Ｃ画像形成部）、３
１９はイエロー画像形成部（Ｙ画像形成部）、３２０は
ブラック画像形成部（Ｋ画像形成部）である。３１７〜
３２０までの各画像形成部の構成は全て同一なので、以
下ではＭ画像形成部３１７を詳細に説明し、他の画像形
成部の説明は省略する。
部）、３１８はシアン画像形成部（Ｃ画像形成部）、３
１９はイエロー画像形成部（Ｙ画像形成部）、３２０は
ブラック画像形成部（Ｋ画像形成部）である。３１７〜
３２０までの各画像形成部の構成は全て同一なので、以
下ではＭ画像形成部３１７を詳細に説明し、他の画像形
成部の説明は省略する。
【００６２】Ｍ画像形成部３１７において、３４２は感
光ドラムで、ＬＥＤアレー２１０からの光によって、そ
の表面に潜像が形成される。３２１は一次帯電器で、感
光ドラム３４２の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形
成の準備をする。３２２は現像器で、感光ドラム３４２
上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現
像器３２２には、現像バイアスを印加して現像するため
のスリーブ３６１が含まれている。
光ドラムで、ＬＥＤアレー２１０からの光によって、そ
の表面に潜像が形成される。３２１は一次帯電器で、感
光ドラム３４２の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形
成の準備をする。３２２は現像器で、感光ドラム３４２
上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現
像器３２２には、現像バイアスを印加して現像するため
のスリーブ３６１が含まれている。
【００６３】３２３は転写帯電器で、転写ベルト３３３
の背面から放電を行い、感光ドラム３４２上のトナー画
像を、転写ベルト３３３上の記録紙（普通紙、ＯＨＰフ
ィルム等の記録媒体）へ転写する。本実施形態では、転
写効率がよいため、クリーナ部が配置されていない構成
となっているが、クリーナ部を装着する構成であっても
問題ないことは言うまでもない。
の背面から放電を行い、感光ドラム３４２上のトナー画
像を、転写ベルト３３３上の記録紙（普通紙、ＯＨＰフ
ィルム等の記録媒体）へ転写する。本実施形態では、転
写効率がよいため、クリーナ部が配置されていない構成
となっているが、クリーナ部を装着する構成であっても
問題ないことは言うまでもない。
【００６４】３４０，３４１はカセットで、記録紙（普
通紙、ＯＨＰフィルム等の記録媒体）を格納する。３３
８，３３９はピックアップローラで、カセット３４０，
３４１に格納された記録紙等を１枚毎に分離給紙する。
３３６，３３７は給紙ローラで、ピックアップローラ３
３８，３３９から給紙される記録紙を転写ベルト３３３
上に供給する。
通紙、ＯＨＰフィルム等の記録媒体）を格納する。３３
８，３３９はピックアップローラで、カセット３４０，
３４１に格納された記録紙等を１枚毎に分離給紙する。
３３６，３３７は給紙ローラで、ピックアップローラ３
３８，３３９から給紙される記録紙を転写ベルト３３３
上に供給する。
【００６５】３４６は吸着帯電器で、給紙ローラ３３
６，３３７により給紙された記録紙を帯電させる。３４
８は転写ベルトローラで、転写ベルト３３３を駆動し、
かつ吸着帯電器３４６と対になって記録紙等を帯電さ
せ、転写ベルト３３３に記録紙等を吸着させる。
６，３３７により給紙された記録紙を帯電させる。３４
８は転写ベルトローラで、転写ベルト３３３を駆動し、
かつ吸着帯電器３４６と対になって記録紙等を帯電さ
せ、転写ベルト３３３に記録紙等を吸着させる。
【００６６】３４７は紙先端センサで、転写ベルト３３
３上の記録紙等の先端を検知する。なお、紙先端センサ
３４７の検出信号はカラープリンタ部３８１からカラー
スキャナ部３８０へ送られて、カラースキャナ部３８０
からカラープリンタ部３８１にビデオ信号を送る際の副
走査同期信号として用いられる。
３上の記録紙等の先端を検知する。なお、紙先端センサ
３４７の検出信号はカラープリンタ部３８１からカラー
スキャナ部３８０へ送られて、カラースキャナ部３８０
からカラープリンタ部３８１にビデオ信号を送る際の副
走査同期信号として用いられる。
【００６７】転写ベルト３３３は、転写ベルト３３３上
の記録紙をＭ画像形成部３１７，Ｃ画像形成部３１８，
Ｙ画像形成部３１９，Ｋ画像形成部３２０の順に搬送す
る。３４９は除電帯電器で、転写ベルト３３３からの分
離を容易にするため、Ｋ画像形成部３２０を通過した記
録紙等を除電する。３５０は剥離帯電器で、記録紙等が
転写ベルト３３３から分離する際の剥離放電による画像
乱れを防止する。
の記録紙をＭ画像形成部３１７，Ｃ画像形成部３１８，
Ｙ画像形成部３１９，Ｋ画像形成部３２０の順に搬送す
る。３４９は除電帯電器で、転写ベルト３３３からの分
離を容易にするため、Ｋ画像形成部３２０を通過した記
録紙等を除電する。３５０は剥離帯電器で、記録紙等が
転写ベルト３３３から分離する際の剥離放電による画像
乱れを防止する。
【００６８】３５１，３５２は定着前帯電器で、転写ベ
ルト３３３から分離された記録紙等をトナーの吸着力を
補って画像乱れを防止するために帯電する。３３４は定
着器で、記録紙上のトナー画像を記録紙に熱定着する。
３３５は排紙トレーで、排紙された記録紙等を積載す
る。
ルト３３３から分離された記録紙等をトナーの吸着力を
補って画像乱れを防止するために帯電する。３３４は定
着器で、記録紙上のトナー画像を記録紙に熱定着する。
３３５は排紙トレーで、排紙された記録紙等を積載す
る。
【００６９】（画像形成法）次に、記録紙等の記録媒体
上へ画像を形成する手順を説明する。
上へ画像を形成する手順を説明する。
【００７０】カセット３４０，３４１に格納された記録
紙等はピックアップローラ３３８，３３９により１枚毎
給紙ローラ３３６，３３７で転写ベルト３３３上に供給
される。給紙された記録紙は、吸着帯電器３４６で帯電
させられる。転写ベルトローラ３４８で転写ベルト３３
３を駆動し、かつ吸着帯電器３４６と対になって記録紙
等を帯電させ、転写ベルト３３３に記録紙等を吸着させ
る。
紙等はピックアップローラ３３８，３３９により１枚毎
給紙ローラ３３６，３３７で転写ベルト３３３上に供給
される。給紙された記録紙は、吸着帯電器３４６で帯電
させられる。転写ベルトローラ３４８で転写ベルト３３
３を駆動し、かつ吸着帯電器３４６と対になって記録紙
等を帯電させ、転写ベルト３３３に記録紙等を吸着させ
る。
【００７１】紙先端センサ３４７で、転写ベルト３３３
上の記録紙等の先端を検知すると、紙先端センサの検出
信号がカラープリンタ部３８１からカラースキャナ部３
８０へ送られて、この信号を副走査同期信号として、カ
ラースキャナ部３８０からカラープリンタ部３８１にビ
デオ信号が送出される。
上の記録紙等の先端を検知すると、紙先端センサの検出
信号がカラープリンタ部３８１からカラースキャナ部３
８０へ送られて、この信号を副走査同期信号として、カ
ラースキャナ部３８０からカラープリンタ部３８１にビ
デオ信号が送出される。
【００７２】この後、記録紙等は、転写ベルト３３３に
よって搬送され、各画像形成部３１７〜３２０において
マゼンタ（Ｍ），シアン（Ｃ），イエロー（Ｙ），ブラ
ック（Ｋ）の順にその表面にトナー画像が形成される。
Ｋ画像形成部３２０を通過した記録紙等は、転写ベルト
３３３からの分離を容易にするため、除電帯電器３４９
で除電された後、転写ベルト３３３から分離される。こ
の時、剥離帯電器３５０により、帯電され記録紙等が転
写ベルト３３３から分離する際の剥離放電による画像乱
れを防止する。
よって搬送され、各画像形成部３１７〜３２０において
マゼンタ（Ｍ），シアン（Ｃ），イエロー（Ｙ），ブラ
ック（Ｋ）の順にその表面にトナー画像が形成される。
Ｋ画像形成部３２０を通過した記録紙等は、転写ベルト
３３３からの分離を容易にするため、除電帯電器３４９
で除電された後、転写ベルト３３３から分離される。こ
の時、剥離帯電器３５０により、帯電され記録紙等が転
写ベルト３３３から分離する際の剥離放電による画像乱
れを防止する。
【００７３】転写ベルト３３３から分離された記録紙等
は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するため
に、定着前帯電器３５１，３５２で帯電された後、定着
器３３４でトナー画像が熱定着された後、排紙トレー３
３５に排紙される。
は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するため
に、定着前帯電器３５１，３５２で帯電された後、定着
器３３４でトナー画像が熱定着された後、排紙トレー３
３５に排紙される。
【００７４】（スキャナ画像処理系の説明）次に、図２
に示した画像処理基板３１２内のデジタル画像処理部
（図１に示したＣＣＤ部１２０，画像処理部１２１ａ〜
１２１ｃ）の詳細な説明を行う。
に示した画像処理基板３１２内のデジタル画像処理部
（図１に示したＣＣＤ部１２０，画像処理部１２１ａ〜
１２１ｃ）の詳細な説明を行う。
【００７５】図３は、図２に示した画像処理基板３１２
内のデジタル画像処理部（図１に示したＣＣＤ部１２
０，画像処理部１２１ａ〜１２１ｃ）の構成を詳細に説
明するブロック図であり、図２と同一のものには同一の
符号を付してある。
内のデジタル画像処理部（図１に示したＣＣＤ部１２
０，画像処理部１２１ａ〜１２１ｃ）の構成を詳細に説
明するブロック図であり、図２と同一のものには同一の
符号を付してある。
【００７６】なお、本実施形態では、図１で示したよう
にＣＣＤ部１２０一つに対して画像処理部１２１（画像
処理部１２１ａ〜１２１ｃ）およびプリンタインタフェ
ース３５３（プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ）は複
数存在するが、ここでは画像処理の流れを簡単に示すた
めに画像処理部１２１およびプリンタインタフェース３
５３が１つの場合について説明する。
にＣＣＤ部１２０一つに対して画像処理部１２１（画像
処理部１２１ａ〜１２１ｃ）およびプリンタインタフェ
ース３５３（プリンタＩ／Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ）は複
数存在するが、ここでは画像処理の流れを簡単に示すた
めに画像処理部１２１およびプリンタインタフェース３
５３が１つの場合について説明する。
【００７７】図において、１０２はクランプ＆Ａｍｐ．
＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部で、原稿台ガラス３０１上の原稿を
読み取ることによりＣＣＤ１０１（ＣＣＤ１０１はカラ
ーセンサの場合、ＲＧＢのカラーフィルタが１ラインＣ
ＣＤ上にＲＧＢ順にインラインに乗ったものでも、３ラ
インＣＣＤで、それぞれＲフィルタ・Ｇフィルタ・Ｂフ
ィルタをそれぞれのＣＣＤごとに並べたものでも構わな
いし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがＣＣＤ
と別構成になったものでも構わない）から出力される電
気信号（アナログ画像信号）をサンプルホールド（Ｓ／
Ｈ）し、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位に
クランプし、所定量に増幅し（上記処理順番は表記順と
は限らない）、Ａ／Ｄ変換して、例えばＲＧＢ各８ビッ
トのディジタル信号に変換する。
＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部で、原稿台ガラス３０１上の原稿を
読み取ることによりＣＣＤ１０１（ＣＣＤ１０１はカラ
ーセンサの場合、ＲＧＢのカラーフィルタが１ラインＣ
ＣＤ上にＲＧＢ順にインラインに乗ったものでも、３ラ
インＣＣＤで、それぞれＲフィルタ・Ｇフィルタ・Ｂフ
ィルタをそれぞれのＣＣＤごとに並べたものでも構わな
いし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがＣＣＤ
と別構成になったものでも構わない）から出力される電
気信号（アナログ画像信号）をサンプルホールド（Ｓ／
Ｈ）し、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位に
クランプし、所定量に増幅し（上記処理順番は表記順と
は限らない）、Ａ／Ｄ変換して、例えばＲＧＢ各８ビッ
トのディジタル信号に変換する。
【００７８】１０３はシェーディング部で、クランプ＆
Ａｍｐ．＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部１０２から出力されるＲＧ
Ｂ信号にシェーディング補正及び黒補正を施す。１０４
はつなぎ＆ＭＴＦ補正＆原稿検知部で、シェーディング
部１０３より出力されたＲＧＢ信号に対して、ＣＣＤ１
０１が３ラインＣＣＤの場合，つなぎ処理はライン間の
読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅
延量を調整し、３ラインの読取位置が同じになるように
信号タイミングを補正し、ＭＴＦ補正は読取速度や変倍
率によって読取のＭＴＦ（Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ Ｔｒ
ａｎｓｆｅｒＦｕｎｃｔｉｏｎ）が変るため、その変化
を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査する
ことにより原稿サイズを認識する。
Ａｍｐ．＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部１０２から出力されるＲＧ
Ｂ信号にシェーディング補正及び黒補正を施す。１０４
はつなぎ＆ＭＴＦ補正＆原稿検知部で、シェーディング
部１０３より出力されたＲＧＢ信号に対して、ＣＣＤ１
０１が３ラインＣＣＤの場合，つなぎ処理はライン間の
読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅
延量を調整し、３ラインの読取位置が同じになるように
信号タイミングを補正し、ＭＴＦ補正は読取速度や変倍
率によって読取のＭＴＦ（Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ Ｔｒ
ａｎｓｆｅｒＦｕｎｃｔｉｏｎ）が変るため、その変化
を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査する
ことにより原稿サイズを認識する。
【００７９】１０５は入力マスキング部で、つなぎ＆Ｍ
ＴＦ補正＆原稿検知部１０４により読取位置タイミング
が補正されたデジタル信号に対してＣＣＤ１０１の分光
特性及び光源３０３，３０４及び反射傘３０５，３０６
の分光特性の補正を施す。
ＴＦ補正＆原稿検知部１０４により読取位置タイミング
が補正されたデジタル信号に対してＣＣＤ１０１の分光
特性及び光源３０３，３０４及び反射傘３０５，３０６
の分光特性の補正を施す。
【００８０】１０６はセレクタで、入力マスキング部１
０５の出力と外部Ｉ／Ｆ部１１４を介して外部インタフ
ェース３１３から入力される外部Ｉ／Ｆ信号との切り換
えが可能である。
０５の出力と外部Ｉ／Ｆ部１１４を介して外部インタフ
ェース３１３から入力される外部Ｉ／Ｆ信号との切り換
えが可能である。
【００８１】このセレクタ１０６から出力された信号は
色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７と下地除去
部１１５に入力される。
色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７と下地除去
部１１５に入力される。
【００８２】下地除去部１１５は、入力された信号を下
地除去した後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定
する黒文字判定部１１６に入力し、この黒文字判定部１
１６が原稿から黒文字信号を生成する。
地除去した後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定
する黒文字判定部１１６に入力し、この黒文字判定部１
１６が原稿から黒文字信号を生成する。
【００８３】一方、セレクタ１０６のもう一つの出力が
入力される色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７
は、読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に
入っているかどうか判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現でき
る範囲に入るように補正する色空間圧縮処理を行い、そ
の後下地除去処理を行い、ＲＧＢ信号からＣＭＹ信号に
変換するＬＯＧ変換処理を行う。
入力される色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７
は、読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に
入っているかどうか判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現でき
る範囲に入るように補正する色空間圧縮処理を行い、そ
の後下地除去処理を行い、ＲＧＢ信号からＣＭＹ信号に
変換するＬＯＧ変換処理を行う。
【００８４】１０８は遅延部で、黒文字判定部１１６で
生成された信号と色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部
１０７の出力信号とのタイミングを補正（調整）する。
１０９はモワレ除去部で、黒文字判定部１１６で生成さ
れた信号と色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７
の出力信号の２種類の信号のモワレを除去する。１１０
は変倍処理部で、モワレ除去部１０９からの出力を主走
査方向に変倍処理する。
生成された信号と色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部
１０７の出力信号とのタイミングを補正（調整）する。
１０９はモワレ除去部で、黒文字判定部１１６で生成さ
れた信号と色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７
の出力信号の２種類の信号のモワレを除去する。１１０
は変倍処理部で、モワレ除去部１０９からの出力を主走
査方向に変倍処理する。
【００８５】１１１はＵＣＲ＆マスキング＆黒文字反映
部で、変倍処理部１１０で変倍処理された信号のうちＣ
ＭＹ信号に対してＵＣＲ処理を施してＣＭＹＫ信号を生
成し、このＣＭＹＫ信号に対してプリンタの出力にあっ
た信号に補正するマスキング処理を施すと共に黒文字判
定部１１６で生成された判定信号をＣＭＹＫ信号にフィ
ードバックさせる黒文字反映処理を施す。
部で、変倍処理部１１０で変倍処理された信号のうちＣ
ＭＹ信号に対してＵＣＲ処理を施してＣＭＹＫ信号を生
成し、このＣＭＹＫ信号に対してプリンタの出力にあっ
た信号に補正するマスキング処理を施すと共に黒文字判
定部１１６で生成された判定信号をＣＭＹＫ信号にフィ
ードバックさせる黒文字反映処理を施す。
【００８６】１１２はγ補正部で、ＵＣＲ＆マスキング
＆黒文字反映部１１１で処理された信号に対して濃度調
整（スキャナＣＰＵ３００により設定されるγテーブル
に基づく濃度非線形補正）を行う。１１３はフィルタ部
で、γ補正部１１２により濃度調整された信号に対して
スムージング又はエッジ処理を施す。
＆黒文字反映部１１１で処理された信号に対して濃度調
整（スキャナＣＰＵ３００により設定されるγテーブル
に基づく濃度非線形補正）を行う。１１３はフィルタ部
で、γ補正部１１２により濃度調整された信号に対して
スムージング又はエッジ処理を施す。
【００８７】１１７は２値変換部で、フィルタ部１１３
で処理された信号を８ビットの多値信号から２値信号に
変換する。なお、変換方法は、ディザ法，誤差拡散法，
誤差拡散の改良したものいずれであってもかまわない。
で処理された信号を８ビットの多値信号から２値信号に
変換する。なお、変換方法は、ディザ法，誤差拡散法，
誤差拡散の改良したものいずれであってもかまわない。
【００８８】これらの処理を経て、プリンタインタフェ
ース３５３もしくは、外部インタフェース３１３からプ
リンタ又はその他のデバイスに画像が送られる。
ース３５３もしくは、外部インタフェース３１３からプ
リンタ又はその他のデバイスに画像が送られる。
【００８９】以下、カラープリンタ部３８１を画像複写
装置として動作する場合について説明する。
装置として動作する場合について説明する。
【００９０】まず、原稿台ガラス３０１上の原稿はＣＣ
Ｄ１０１に導かれて電気信号に変換され、その電気信号
（アナログ画像信号）は画像処理部３１２に入力され、
クランプ＆Ａｍｐ．＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部１０２でサンプ
ルホールド（Ｓ／Ｈ）され、アナログ画像信号のダーク
レベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され（上
記処理順番は表記順とは限らない）、Ａ／Ｄ変換され
て、例えばＲＧＢ各８ビットのディジタル信号に変換さ
れる。
Ｄ１０１に導かれて電気信号に変換され、その電気信号
（アナログ画像信号）は画像処理部３１２に入力され、
クランプ＆Ａｍｐ．＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部１０２でサンプ
ルホールド（Ｓ／Ｈ）され、アナログ画像信号のダーク
レベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され（上
記処理順番は表記順とは限らない）、Ａ／Ｄ変換され
て、例えばＲＧＢ各８ビットのディジタル信号に変換さ
れる。
【００９１】そして、ＲＧＢ信号はシェーディング部１
０３で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、
つなぎ＆ＭＴＦ補正＆原稿検知部１０４で、ＣＣＤ１０
１が３ラインＣＣＤの場合、つなぎ処理はライン間の読
取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延
量を調整し、３ラインの読取位置が同じになるように信
号タイミングを補正し、ＭＴＦ補正は読取速度や変倍率
によって読取のＭＴＦが変るため、その変化を補正し、
原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより
原稿サイズを認識する。
０３で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、
つなぎ＆ＭＴＦ補正＆原稿検知部１０４で、ＣＣＤ１０
１が３ラインＣＣＤの場合、つなぎ処理はライン間の読
取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延
量を調整し、３ラインの読取位置が同じになるように信
号タイミングを補正し、ＭＴＦ補正は読取速度や変倍率
によって読取のＭＴＦが変るため、その変化を補正し、
原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより
原稿サイズを認識する。
【００９２】次に、つなぎ＆ＭＴＦ補正＆原稿検知部１
０４で読取位置タイミングが補正されたデジタル信号
は、入力マスキング部１０５によって、ＣＣＤ１０１の
分光特性及び光源３０３，３０４及び反射傘３０５，３
０６の分光特性が補正される。入力マスキング部１０５
の出力は外部Ｉ／Ｆ信号との切り換え可能なセレクタ１
０６に入力され、セレクタ１０６から出力された信号は
色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７と下地除去
部１１５に入力される。
０４で読取位置タイミングが補正されたデジタル信号
は、入力マスキング部１０５によって、ＣＣＤ１０１の
分光特性及び光源３０３，３０４及び反射傘３０５，３
０６の分光特性が補正される。入力マスキング部１０５
の出力は外部Ｉ／Ｆ信号との切り換え可能なセレクタ１
０６に入力され、セレクタ１０６から出力された信号は
色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７と下地除去
部１１５に入力される。
【００９３】下地除去部１１５に入力された信号は下地
除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定
する黒文字判定部１１６に入力され、原稿から黒文字信
号を生成する。
除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定
する黒文字判定部１１６に入力され、原稿から黒文字信
号を生成する。
【００９４】一方、もう一つのセレクタ１０６の出力が
入力された色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７
では、読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲
に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現でき
る範囲に入るように補正する色空間圧縮を行い、下地除
去処理を行い、ＲＧＢ信号からＣＭＹ信号に変換するＬ
ＯＧ変換する。
入力された色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７
では、読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲
に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現でき
る範囲に入るように補正する色空間圧縮を行い、下地除
去処理を行い、ＲＧＢ信号からＣＭＹ信号に変換するＬ
ＯＧ変換する。
【００９５】そして、黒文字判定部１１６で生成された
信号とタイミングを補正するため色空間圧縮＆下地除去
＆ＬＯＧ変換部１０７の出力信号は遅延部１０８でタイ
ミングを調整される。この２種類の信号はモワレ除去部
１０９でモワレが除去され、変倍処理部１１０で、主走
査方向に変倍処理される。
信号とタイミングを補正するため色空間圧縮＆下地除去
＆ＬＯＧ変換部１０７の出力信号は遅延部１０８でタイ
ミングを調整される。この２種類の信号はモワレ除去部
１０９でモワレが除去され、変倍処理部１１０で、主走
査方向に変倍処理される。
【００９６】変倍処理部１１０で処理された信号は、Ｕ
ＣＲ＆マスキング＆黒文字反映部１１１に入力され、Ｃ
ＭＹ信号はＵＣＲ処理されてＣＭＹＫ信号が生成され、
マスキング処理されてプリンタの出力にあった信号に補
正されると共に、黒文字反映処理されて黒文字判定部１
１６で生成された判定信号がＣＭＹＫ信号にフィードバ
ックされる。
ＣＲ＆マスキング＆黒文字反映部１１１に入力され、Ｃ
ＭＹ信号はＵＣＲ処理されてＣＭＹＫ信号が生成され、
マスキング処理されてプリンタの出力にあった信号に補
正されると共に、黒文字反映処理されて黒文字判定部１
１６で生成された判定信号がＣＭＹＫ信号にフィードバ
ックされる。
【００９７】ＵＣＲ＆マスキング＆黒文字反映部１１１
で処理された信号は、γ補正部１１２で濃度調整された
後、フィルタ部１１３でスムージング又はエッジ処理さ
れる。
で処理された信号は、γ補正部１１２で濃度調整された
後、フィルタ部１１３でスムージング又はエッジ処理さ
れる。
【００９８】以上処理された信号は、２値変換部１１７
は８ビットの多値信号から２値信号に変換される。これ
らの処理を経て、プリンタインタフェース３５３もしく
は、外部インタフェース３１３からプリンタ又は、その
他のデバイスに画像が送られる。
は８ビットの多値信号から２値信号に変換される。これ
らの処理を経て、プリンタインタフェース３５３もしく
は、外部インタフェース３１３からプリンタ又は、その
他のデバイスに画像が送られる。
【００９９】（画像信号の構成）図４は、図２に示した
カラースキャナ部３８０内部で流れる画像信号の構成を
説明する図であり、（ａ）はカラースキャナ部３８０内
部で流れる画像信号のタイミングを説明するタイミング
チャートであり、（ｂ）は読み取り原稿のイメージと画
像信号との対応を表した図である。
カラースキャナ部３８０内部で流れる画像信号の構成を
説明する図であり、（ａ）はカラースキャナ部３８０内
部で流れる画像信号のタイミングを説明するタイミング
チャートであり、（ｂ）は読み取り原稿のイメージと画
像信号との対応を表した図である。
【０１００】（ａ）において、４０１は副走査方向の有
効画像区間を表すＶ−ＥＮＢＬである。４０２は主走査
方向の同期信号であるＨ−ＳＹＮＣである。４０３は主
走査方向の１画素の同期信号であるＶ−ＣＬＫである。
４０４はＣＣＤから読み出されＡＤ変換された画像信号
であるＤＡＴＡ（ここでは、ＤＡＴＡは、一つしか記述
していないが、Ｄａｔａ−Ｒ，Ｄａｔａ−Ｇ，Ｄａｔａ
−Ｂが存在する）であり、４１１〜４２１は画像信号の
各画素に対応する。なお、４２２は全体を記述しきれな
いため、特徴的な部分以外を省略するためのものであ
る。
効画像区間を表すＶ−ＥＮＢＬである。４０２は主走査
方向の同期信号であるＨ−ＳＹＮＣである。４０３は主
走査方向の１画素の同期信号であるＶ−ＣＬＫである。
４０４はＣＣＤから読み出されＡＤ変換された画像信号
であるＤＡＴＡ（ここでは、ＤＡＴＡは、一つしか記述
していないが、Ｄａｔａ−Ｒ，Ｄａｔａ−Ｇ，Ｄａｔａ
−Ｂが存在する）であり、４１１〜４２１は画像信号の
各画素に対応する。なお、４２２は全体を記述しきれな
いため、特徴的な部分以外を省略するためのものであ
る。
【０１０１】なお、Ｖ−ＥＮＢＬ４０１，Ｈ−ＳＹＮＣ
４０２，Ｖ−ＣＬＫ４０３は、スキャナＣＰＵ３００又
はスキャナ部５００内の不図示の発振器により発振され
るものとする。
４０２，Ｖ−ＣＬＫ４０３は、スキャナＣＰＵ３００又
はスキャナ部５００内の不図示の発振器により発振され
るものとする。
【０１０２】（ｂ）における主走査方向は図中矢印で示
すＹ方向であり、副走査方向は図中矢印で示すＸ方向と
なる。
すＹ方向であり、副走査方向は図中矢印で示すＸ方向と
なる。
【０１０３】つまり、ＣＣＤ１０１は、Ｙ方向（図２中
における手前−奥方向）に画素を有し、この（ｂ）にお
いては左方向から右方向（図２中における左右方向）に
移動しながら画像を取り込む。
における手前−奥方向）に画素を有し、この（ｂ）にお
いては左方向から右方向（図２中における左右方向）に
移動しながら画像を取り込む。
【０１０４】また、（ａ）に示したＶ−ＥＮＢＬ４０１
は、画像の有効領域を示し、第１ミラー台３１４を等速
で駆動し、原稿の読み取り開始点（（ｂ）中の画素４１
１の位置）に来たときに、Ｖ−ＥＮＢＬ４０１は有効レ
ベルとなり、画像データの先頭と有効な領域を示す。つ
まり、原稿の読み取り開始点で第１ミラー台３１４が、
ＣＣＤ１０１に投射している画像は（ｂ）中の４１１〜
４１４の主走査方向の１ライン目の画像となる。
は、画像の有効領域を示し、第１ミラー台３１４を等速
で駆動し、原稿の読み取り開始点（（ｂ）中の画素４１
１の位置）に来たときに、Ｖ−ＥＮＢＬ４０１は有効レ
ベルとなり、画像データの先頭と有効な領域を示す。つ
まり、原稿の読み取り開始点で第１ミラー台３１４が、
ＣＣＤ１０１に投射している画像は（ｂ）中の４１１〜
４１４の主走査方向の１ライン目の画像となる。
【０１０５】この時、主走査方向の同期信号であるＨ−
ＳＹＮＣ４０２の有効エッジをトリガに、Ｖ−ＣＬＫ４
０３に同期してＣＣＤ１０１からの画像が読み出されて
いく。読み出されたＣＣＤ１０１の画像は、画像処理部
３１２のクランプ＆Ａｍｐ．＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部１０２
によりデジタルデータに変換され、（ｂ）中に４１１，
４１２，４１３，……，４１４で示す領域の画像データ
として変換される。
ＳＹＮＣ４０２の有効エッジをトリガに、Ｖ−ＣＬＫ４
０３に同期してＣＣＤ１０１からの画像が読み出されて
いく。読み出されたＣＣＤ１０１の画像は、画像処理部
３１２のクランプ＆Ａｍｐ．＆Ｓ／Ｈ＆Ａ／Ｄ部１０２
によりデジタルデータに変換され、（ｂ）中に４１１，
４１２，４１３，……，４１４で示す領域の画像データ
として変換される。
【０１０６】Ｈ−ＳＹＮＣ４０２の１Ｈ分の時間（１周
期）に対し、第１ミラー台３１４は次の取り込みライン
まで移動するように正確に制御され、第１ラインの取り
込み終了後は、同様に第２ライン（（ｂ）中４１５〜４
１７で示されるライン）を取り込む。
期）に対し、第１ミラー台３１４は次の取り込みライン
まで移動するように正確に制御され、第１ラインの取り
込み終了後は、同様に第２ライン（（ｂ）中４１５〜４
１７で示されるライン）を取り込む。
【０１０７】この動作を逐次連続して繰り返し、最終ラ
イン（（ｂ）中４１８〜４２０で示されるライン）まで
取り込む。主走査方向の取り込みが終了したため、Ｖ−
ＥＮＢＬはＯＦＦとされ、画像データが無効になったこ
とを表す。即ち、（ｂ）の４２１は有効画像外の画像デ
ータである。
イン（（ｂ）中４１８〜４２０で示されるライン）まで
取り込む。主走査方向の取り込みが終了したため、Ｖ−
ＥＮＢＬはＯＦＦとされ、画像データが無効になったこ
とを表す。即ち、（ｂ）の４２１は有効画像外の画像デ
ータである。
【０１０８】この様に読み取り原稿を２次元の画像デー
タとして取り込む事が可能となる。
タとして取り込む事が可能となる。
【０１０９】（プリンタ画像処理系の説明）図５は、図
２に示したカラープリンタ部３８１の制御構成を説明す
るブロック図である。
２に示したカラープリンタ部３８１の制御構成を説明す
るブロック図である。
【０１１０】以下、構成および動作、特に図２に示した
ＬＥＤアレー２１０〜２１３の制御動作について説明す
る。
ＬＥＤアレー２１０〜２１３の制御動作について説明す
る。
【０１１１】まず、図２に示したカラースキャナ部３８
０のプリンタＩ／Ｆ３５３（図１に示したプリンタＩ／
Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ）から出力された画像は、カラー
プリンタ部３８１のスキャナインタフェース３８３（図
１に示したスキャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３ｃ）に入力
される。これは、図中のスキャナＩ／Ｆ３８３からスキ
ャナ画像が入力されることを意味する。
０のプリンタＩ／Ｆ３５３（図１に示したプリンタＩ／
Ｆ３５３ａ〜３５３ｃ）から出力された画像は、カラー
プリンタ部３８１のスキャナインタフェース３８３（図
１に示したスキャナＩ／Ｆ３８３ａ〜３８３ｃ）に入力
される。これは、図中のスキャナＩ／Ｆ３８３からスキ
ャナ画像が入力されることを意味する。
【０１１２】スキャナＩ／Ｆ３８３から入力された画像
データはメモリ２０１に格納される。なお、メモリ２０
１は、半導体メモリでも固定記憶装置でも、その組み合
わせでも、画像を記憶するためのメモリであればどのよ
うな構成であってもよい。
データはメモリ２０１に格納される。なお、メモリ２０
１は、半導体メモリでも固定記憶装置でも、その組み合
わせでも、画像を記憶するためのメモリであればどのよ
うな構成であってもよい。
【０１１３】また、メモリ２０１への画像格納と同時も
しくは格納した後、例えば紙先端センサ３４７からの紙
先端信号などの画像出力要求に対して、メモリ２０１か
ら画像データが読み出され、それぞれ遅延部２０２〜２
０５におくられる。
しくは格納した後、例えば紙先端センサ３４７からの紙
先端信号などの画像出力要求に対して、メモリ２０１か
ら画像データが読み出され、それぞれ遅延部２０２〜２
０５におくられる。
【０１１４】遅延部２０２〜２０５は、図２に示した画
像形成部３１７〜３２０に対応し、Ｍ，Ｃ，Ｙ，Ｋ各色
の所定の遅延分だけ待って、Ｍ，Ｃ，Ｙ，Ｋ各色画像信
号をＬＥＤ駆動部２０６〜２０９に出力して、紙先端セ
ンサ３４７とそれぞれの画像形成部との距離の違いを調
整する。これにより、Ｍ，Ｃ，Ｙ，Ｋ４色を所定の位置
に印字することが可能となる。
像形成部３１７〜３２０に対応し、Ｍ，Ｃ，Ｙ，Ｋ各色
の所定の遅延分だけ待って、Ｍ，Ｃ，Ｙ，Ｋ各色画像信
号をＬＥＤ駆動部２０６〜２０９に出力して、紙先端セ
ンサ３４７とそれぞれの画像形成部との距離の違いを調
整する。これにより、Ｍ，Ｃ，Ｙ，Ｋ４色を所定の位置
に印字することが可能となる。
【０１１５】ＬＥＤ駆動部２０６〜２０９は、遅延部２
０２〜２０５から出力される各色画像信号に基づいて、
ＬＥＤ２１０〜２１３を駆動するための信号を生成す
る。ＬＥＤ２１０〜２１３は、ＬＥＤ駆動部２０６〜２
０９より入力される駆動信号に基づいて発光して、感光
ドラム３４２〜３４５に静電潜像を形成する。
０２〜２０５から出力される各色画像信号に基づいて、
ＬＥＤ２１０〜２１３を駆動するための信号を生成す
る。ＬＥＤ２１０〜２１３は、ＬＥＤ駆動部２０６〜２
０９より入力される駆動信号に基づいて発光して、感光
ドラム３４２〜３４５に静電潜像を形成する。
【０１１６】（画像メモリの構成）図６は、図１に示し
た大容量画像メモリ２０１の構成を詳細に説明するブロ
ック図であり、図１と同一のものには同一の符号を付し
てある。
た大容量画像メモリ２０１の構成を詳細に説明するブロ
ック図であり、図１と同一のものには同一の符号を付し
てある。
【０１１７】図において、２００１はＦＩＦＯ部で、複
数のＦＩＦＯ（Ｆｉｒｓｔ−ＩｎＦｉｒｓｔ−Ｏｕｔ）
メモリであるＦＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２
００５），……，ＦＩＦＯ９（２００６）により構成さ
れ、図５に示したようにスキャナＩ／Ｆ３８３または外
部Ｉ／Ｆ３８２から複数の画像信号を同時に受け取り可
能である。
数のＦＩＦＯ（Ｆｉｒｓｔ−ＩｎＦｉｒｓｔ−Ｏｕｔ）
メモリであるＦＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２
００５），……，ＦＩＦＯ９（２００６）により構成さ
れ、図５に示したようにスキャナＩ／Ｆ３８３または外
部Ｉ／Ｆ３８２から複数の画像信号を同時に受け取り可
能である。
【０１１８】なお、上述したように画像読み込みを行い
カラースキャナ部３８０から送られた画像データは、Ｆ
ＩＦＯ部２００１にスキャナの画像読み込みの同期信号
のタイミングで書かれる。
カラースキャナ部３８０から送られた画像データは、Ｆ
ＩＦＯ部２００１にスキャナの画像読み込みの同期信号
のタイミングで書かれる。
【０１１９】また、図６では、ＦＩＦＯ部２００１内に
ＩＦＯ０１，ＦＩＦＯ２，……，ＦＩＦＯ９の９つのＦ
ＩＦＯが図示されているが、９つに限られるものではな
く、必要な数だけ実装してよい。
ＩＦＯ０１，ＦＩＦＯ２，……，ＦＩＦＯ９の９つのＦ
ＩＦＯが図示されているが、９つに限られるものではな
く、必要な数だけ実装してよい。
【０１２０】ＦＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２
００５），……，ＦＩＦＯ９（２００６）のそれぞれの
出力は、画像データバス２０１０につながっており、Ｆ
ＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２００５），…
…，ＦＩＦＯ９（２００６）から出力される画像データ
は、画像データバス２０１０を通じて画像データ２０１
１としてＲＡＭ２００２へ出力され格納される（書き込
まれる）。
００５），……，ＦＩＦＯ９（２００６）のそれぞれの
出力は、画像データバス２０１０につながっており、Ｆ
ＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２００５），…
…，ＦＩＦＯ９（２００６）から出力される画像データ
は、画像データバス２０１０を通じて画像データ２０１
１としてＲＡＭ２００２へ出力され格納される（書き込
まれる）。
【０１２１】また、ＲＡＭ２００２に格納されたデータ
は、出力ポート２０１５を通じてプリンタ部５０２から
読み出される。
は、出力ポート２０１５を通じてプリンタ部５０２から
読み出される。
【０１２２】２００３はメモリコントローラで、内部に
ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭを備え、ＣＰＵはＲＯＭ又は図
示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいてメ
モリ２０１を統括制御する。また、メモリコントローラ
２００３は、ＦＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２
００５），……，ＦＩＦＯ９（２００６）に対してＦＩ
ＦＯ選択信号２００７，２００８，２００９を出力する
とともに、ＲＡＭ２００２に対してＲＡＭ書き込み信号
（ＷＲ）２０１２，ＲＡＭ読み出し信号２０１３，ＲＡ
Ｍアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４を出力する。
ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭを備え、ＣＰＵはＲＯＭ又は図
示しない記憶媒体に格納されたプログラムに基づいてメ
モリ２０１を統括制御する。また、メモリコントローラ
２００３は、ＦＩＦＯ１（２００４），ＦＩＦＯ２（２
００５），……，ＦＩＦＯ９（２００６）に対してＦＩ
ＦＯ選択信号２００７，２００８，２００９を出力する
とともに、ＲＡＭ２００２に対してＲＡＭ書き込み信号
（ＷＲ）２０１２，ＲＡＭ読み出し信号２０１３，ＲＡ
Ｍアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４を出力する。
【０１２３】２０１６はスキャナＣＰＵインタフェース
（ＣＰＵＩ／Ｆ）で、スキャナＣＰＵ３００との通信を
制御する。２０１７はプリンタＣＰＵインタフェース
（ＣＰＵＩ／Ｆ）で、プリンタＣＰＵ３８４との通信を
制御する。
（ＣＰＵＩ／Ｆ）で、スキャナＣＰＵ３００との通信を
制御する。２０１７はプリンタＣＰＵインタフェース
（ＣＰＵＩ／Ｆ）で、プリンタＣＰＵ３８４との通信を
制御する。
【０１２４】図７は、図６に示したＲＡＭ２００２にお
ける画像データの保持方法を模式的に示したメモリマッ
プである。
ける画像データの保持方法を模式的に示したメモリマッ
プである。
【０１２５】図において、ＲＡＭ２００２は、画像１〜
画像９のように、ページのイメージで画像データを格納
保持する。また、２１０４〜２１０６はそれぞれ画像１
〜画像９の格納アドレスで、メモリコントローラ２００
３が発生するＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４
により指示される。さらに、２１００は画像情報領域
で、各画像処理情報、例えば後述する図９に示すように
ＲＡＭ２１００に格納されている画像１〜４に対する画
像情報テーブルが保持されている。
画像９のように、ページのイメージで画像データを格納
保持する。また、２１０４〜２１０６はそれぞれ画像１
〜画像９の格納アドレスで、メモリコントローラ２００
３が発生するＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４
により指示される。さらに、２１００は画像情報領域
で、各画像処理情報、例えば後述する図９に示すように
ＲＡＭ２１００に格納されている画像１〜４に対する画
像情報テーブルが保持されている。
【０１２６】（画像データの書き込み）以下、図８のタ
イミングチャートを参照して、図６に示したＲＡＭ２０
０２への画像データ書き込みタイミングを説明する。
イミングチャートを参照して、図６に示したＲＡＭ２０
０２への画像データ書き込みタイミングを説明する。
【０１２７】図８は、図６に示したＲＡＭ２００２への
画像データ書き込みタイミングを説明するタイミングチ
ャートである。
画像データ書き込みタイミングを説明するタイミングチ
ャートである。
【０１２８】まず、メモリコントローラ２００３は、Ｃ
ＰＵＩ／Ｆ２０１６を介してスキャナ部５００より入力
される画像クロックＶＣＬＫ２２００よりも大きい周波
数のＣＬＫ２２０１に同期して動作する。このＣＬＫ２
２０１は、ＦＩＦＯ部２００１にあるＦＩＦＯの個数分
のパルスをＶＣＬＫ２２００の１期間内に出せるような
周波数である。
ＰＵＩ／Ｆ２０１６を介してスキャナ部５００より入力
される画像クロックＶＣＬＫ２２００よりも大きい周波
数のＣＬＫ２２０１に同期して動作する。このＣＬＫ２
２０１は、ＦＩＦＯ部２００１にあるＦＩＦＯの個数分
のパルスをＶＣＬＫ２２００の１期間内に出せるような
周波数である。
【０１２９】メモリコントローラ２００３はＶＣＬＫ２
２００の立ち上がり２２０２の次のＣＬＫ２２０１の立
ち上がり２２０３に同期して、ＦＩＦＯ１選択信号２０
０７を有効にし、ＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０
１４がＲＡＭ上のアドレス２１０４を指すようにＲＡＭ
アドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４を発生する。このよ
うにすることで画像データバス２０１０にＦＩＦＯ１
（２００４）のデータが現れる。
２００の立ち上がり２２０２の次のＣＬＫ２２０１の立
ち上がり２２０３に同期して、ＦＩＦＯ１選択信号２０
０７を有効にし、ＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０
１４がＲＡＭ上のアドレス２１０４を指すようにＲＡＭ
アドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４を発生する。このよ
うにすることで画像データバス２０１０にＦＩＦＯ１
（２００４）のデータが現れる。
【０１３０】そして、次のＲＡＭ書き込み信号（ＷＲ）
２０１２が有効になる２２０４の時点でＲＡＭにＦＩＦ
Ｏ１（２００４）のデータである画像１がアドレス２１
０４の示す位置に書き込まれる。
２０１２が有効になる２２０４の時点でＲＡＭにＦＩＦ
Ｏ１（２００４）のデータである画像１がアドレス２１
０４の示す位置に書き込まれる。
【０１３１】次に、ＣＬＫ２２０１の立ち上がり２２０
５でメモリコントローラ２００３はＦＩＦＯ１選択信号
２００７を無効にするとともにＦＩＦＯ２選択信号２０
０８を有効にし、ＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０
１４がアドレス２１０５を指すようにＲＡＭアドレス信
号（ＷＡＤＲ）２０１４を発生し、ＲＡＭ書き込み信号
（ＷＲ）２０１２を有効にする（２２０６）、というサ
イクルでＦＩＦＯ２（２００５）のデータがＲＡＭ２０
０２上のアドレス２１０５に書き込まれる。
５でメモリコントローラ２００３はＦＩＦＯ１選択信号
２００７を無効にするとともにＦＩＦＯ２選択信号２０
０８を有効にし、ＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤＲ）２０
１４がアドレス２１０５を指すようにＲＡＭアドレス信
号（ＷＡＤＲ）２０１４を発生し、ＲＡＭ書き込み信号
（ＷＲ）２０１２を有効にする（２２０６）、というサ
イクルでＦＩＦＯ２（２００５）のデータがＲＡＭ２０
０２上のアドレス２１０５に書き込まれる。
【０１３２】同様のサイクルをＦＩＦＯの個数分繰り返
すことにより、すべてのＦＩＦＯに保持された画像デー
タがＲＡＭ上の適切なアドレスに書き込まれる。このよ
うに、ＶＣＬＫ２２００を時分割してメモリに書き込む
ことにより、画像データを擬似的に同時にＲＡＭ２００
２に書き込む。
すことにより、すべてのＦＩＦＯに保持された画像デー
タがＲＡＭ上の適切なアドレスに書き込まれる。このよ
うに、ＶＣＬＫ２２００を時分割してメモリに書き込む
ことにより、画像データを擬似的に同時にＲＡＭ２００
２に書き込む。
【０１３３】このＲＡＭ２００２上に書き込まれたデー
タはデータ出力ポート２０１５を通じてプリンタ部５０
２から読み出される。読み出しの際には、メモリコント
ローラ２００３はプリンタ部５０２からの読み出し要求
をＣＰＵＩ／Ｆ２０１７で受け取るとＲＡＭ読み出し信
号２０１３を有効にし、ＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤ
Ｒ）２０１４を制御することによりＲＡＭデータ出力ポ
ート２０１５に要求されたデータが現れるようにする。
タはデータ出力ポート２０１５を通じてプリンタ部５０
２から読み出される。読み出しの際には、メモリコント
ローラ２００３はプリンタ部５０２からの読み出し要求
をＣＰＵＩ／Ｆ２０１７で受け取るとＲＡＭ読み出し信
号２０１３を有効にし、ＲＡＭアドレス信号（ＷＡＤ
Ｒ）２０１４を制御することによりＲＡＭデータ出力ポ
ート２０１５に要求されたデータが現れるようにする。
【０１３４】なお、ＶＣＬＫ２２００は、スキャナＣＰ
Ｕ３００又はスキャナ部５００内の不図示の発振器によ
り発振されるものとする。また、ＣＬＫ２２０１は、メ
モリコントローラ２００３内の不図示の発振器により発
振されるもので、メモリコントローラ２００３は、ＶＣ
ＬＫ２２００の立ち上がりエッジ後の最初のＣＬＫ２２
０１の立ち上がり（２２０３）から画像データの処理を
開始する。
Ｕ３００又はスキャナ部５００内の不図示の発振器によ
り発振されるものとする。また、ＣＬＫ２２０１は、メ
モリコントローラ２００３内の不図示の発振器により発
振されるもので、メモリコントローラ２００３は、ＶＣ
ＬＫ２２００の立ち上がりエッジ後の最初のＣＬＫ２２
０１の立ち上がり（２２０３）から画像データの処理を
開始する。
【０１３５】（画像情報の詳細）以下、図９を参照し
て、図７に示した画像情報領域２１００に保持された画
像情報テーブルの一例を説明する。
て、図７に示した画像情報領域２１００に保持された画
像情報テーブルの一例を説明する。
【０１３６】図９は、図７に示した画像情報領域２１０
０に保持された画像情報テーブルの一例を説明する図で
あり、図１に示した画像処理部１２１ａ〜１２１ｃによ
り施した画像処理に基づく複数の画像データの詳細情報
に対応する。
０に保持された画像情報テーブルの一例を説明する図で
あり、図１に示した画像処理部１２１ａ〜１２１ｃによ
り施した画像処理に基づく複数の画像データの詳細情報
に対応する。
【０１３７】図において、画像情報テーブルは、画像番
号に対応する記憶エリアの列２３００、画像サイズに対
応する記憶エリアの列２３０５、カラー情報に対応する
記憶エリアの列２３０６、濃度補正値に対応する記憶エ
リアの列２３０７、画像モードに対応する記憶エリアの
列２３０８、出力用紙種に対応する記憶エリアの列２３
０９で構成されている。
号に対応する記憶エリアの列２３００、画像サイズに対
応する記憶エリアの列２３０５、カラー情報に対応する
記憶エリアの列２３０６、濃度補正値に対応する記憶エ
リアの列２３０７、画像モードに対応する記憶エリアの
列２３０８、出力用紙種に対応する記憶エリアの列２３
０９で構成されている。
【０１３８】ここで、画像番号１に対応する記憶エリア
の行２３０１は、定型Ａ４サイズ，カラー原稿，濃度補
正値１，文字写真地図モード，普通紙出力であることを
示す。
の行２３０１は、定型Ａ４サイズ，カラー原稿，濃度補
正値１，文字写真地図モード，普通紙出力であることを
示す。
【０１３９】また、同様に画像番号２に対応する記憶エ
リアの行２３０２は、定型Ａ４サイズ，モノクロ原稿，
濃度補正値１，白黒文字モード，普通紙出力であること
を示す。
リアの行２３０２は、定型Ａ４サイズ，モノクロ原稿，
濃度補正値１，白黒文字モード，普通紙出力であること
を示す。
【０１４０】この画像情報テーブルは、画像データの書
き込み直前に、スキャナＣＰＵ３００によって、画像メ
モリ部５０１のスキャナＣＰＵインタフェース２０１６
を通じて書き込まれる。
き込み直前に、スキャナＣＰＵ３００によって、画像メ
モリ部５０１のスキャナＣＰＵインタフェース２０１６
を通じて書き込まれる。
【０１４１】スキャナ部５００は自ら送信した画像処理
情報に従って最適な画像処理を行うように、各画像に対
応する画像処理部の設定を行い、スキャンを行う。
情報に従って最適な画像処理を行うように、各画像に対
応する画像処理部の設定を行い、スキャンを行う。
【０１４２】プリンタＣＰＵ３８４は、プリンタＣＰＵ
インタフェース２０１７を通じてこの画像処理情報（画
像情報テーブル）を読み出すことができる。
インタフェース２０１７を通じてこの画像処理情報（画
像情報テーブル）を読み出すことができる。
【０１４３】また、プリンタＣＰＵ３８４は同様にプリ
ンタＣＰＵインタフェース２０１７を通じてメモリコン
トローラ２００３に対してデータポート２０１５に出力
する画像データ（画像データの読み出し要求）を通知す
る。この通知を受けて、メモリコントローラ２００３
は、ＲＡＭ読み出し信号２０１３を有効にし、ＲＡＭア
ドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４を制御して、データ出
力ポート２０１５に要求されたデータが現れるようにす
る。
ンタＣＰＵインタフェース２０１７を通じてメモリコン
トローラ２００３に対してデータポート２０１５に出力
する画像データ（画像データの読み出し要求）を通知す
る。この通知を受けて、メモリコントローラ２００３
は、ＲＡＭ読み出し信号２０１３を有効にし、ＲＡＭア
ドレス信号（ＷＡＤＲ）２０１４を制御して、データ出
力ポート２０１５に要求されたデータが現れるようにす
る。
【０１４４】以上により、プリンタ部５０２は、この画
像情報テーブルを基に、適切な画像処理が施された画像
を選択して出力することが可能となる。
像情報テーブルを基に、適切な画像処理が施された画像
を選択して出力することが可能となる。
【０１４５】また、外部Ｉ／Ｆ３８２を介して通信可能
な外部装置は、上述したＲＡＭ２００２内の画像情報領
域２１００に格納された画像情報テーブル（図９）を読
み出すことができる。
な外部装置は、上述したＲＡＭ２００２内の画像情報領
域２１００に格納された画像情報テーブル（図９）を読
み出すことができる。
【０１４６】さらに、外部Ｉ／Ｆ３８２を介して通信可
能な外部装置は、外部Ｉ／Ｆ３８２を通じてメモリコン
トローラ２００３に対して外部Ｉ／Ｆ３８２を介して出
力する画像データ（画像データの読み出し要求）を通知
する。この通知を受けて、メモリコントローラ２００３
は、ＲＡＭ２００２内からの画像読み出しを制御して、
外部Ｉ／Ｆ３８２を介して要求されたデータを出力する
ようにする。
能な外部装置は、外部Ｉ／Ｆ３８２を通じてメモリコン
トローラ２００３に対して外部Ｉ／Ｆ３８２を介して出
力する画像データ（画像データの読み出し要求）を通知
する。この通知を受けて、メモリコントローラ２００３
は、ＲＡＭ２００２内からの画像読み出しを制御して、
外部Ｉ／Ｆ３８２を介して要求されたデータを出力する
ようにする。
【０１４７】以上により、外部Ｉ／Ｆ３８２を介して通
信可能な外部装置は、図９に示した画像情報テーブルを
基に、適切な画像処理が施された画像を選択して出力す
ることが可能となる。
信可能な外部装置は、図９に示した画像情報テーブルを
基に、適切な画像処理が施された画像を選択して出力す
ることが可能となる。
【０１４８】（画像複写動作）図２に示した画像複写装
置としての操作部３９０上に配置される不図示のコピー
ボタンが押下されると、カラースキャナ部３８０はカラ
ープリンタ部３８１に対して画像の出力要求を出す。
置としての操作部３９０上に配置される不図示のコピー
ボタンが押下されると、カラースキャナ部３８０はカラ
ープリンタ部３８１に対して画像の出力要求を出す。
【０１４９】そして、カラープリンタ部３８１より画像
の読み取り要求がカラースキャナ部３８０に与えられ、
上述したように画像の読み取りを開始する。これと同
時、もしくは画像の読み取り終了後に、カラープリンタ
部３８１は、上述したようにカラースキャナ部３８０か
ら入力された画像を排紙トレイ３３５に排出することが
でき、これにより複写動作が可能となる構成になってい
る。
の読み取り要求がカラースキャナ部３８０に与えられ、
上述したように画像の読み取りを開始する。これと同
時、もしくは画像の読み取り終了後に、カラープリンタ
部３８１は、上述したようにカラースキャナ部３８０か
ら入力された画像を排紙トレイ３３５に排出することが
でき、これにより複写動作が可能となる構成になってい
る。
【０１５０】（自動判別領域信号の作り方）図１０は、
図１に示したスキャナ部５００内に設けられる自動判別
領域信号発生回路の構成を示すブロック図である。
図１に示したスキャナ部５００内に設けられる自動判別
領域信号発生回路の構成を示すブロック図である。
【０１５１】図において、１３００は自動判別領域信号
発生回路で、図４の（ａ）に示した信号（Ｖ−ＥＮＢＬ
４０１，Ｈ−ＳＹＮＣ４０２，Ｖ−ＣＬＫ４０３，ＤＡ
ＴＡ４０４）から自動判別領域信号１３０１を作り出
す。
発生回路で、図４の（ａ）に示した信号（Ｖ−ＥＮＢＬ
４０１，Ｈ−ＳＹＮＣ４０２，Ｖ−ＣＬＫ４０３，ＤＡ
ＴＡ４０４）から自動判別領域信号１３０１を作り出
す。
【０１５２】１３０２〜１３０５はレジスタ１〜レジス
タ４で、スキャナＣＰＵ３００により設定される読み込
み範囲に対して自動判別（ＡＣＳ，自動濃度補正）をか
ける領域を決定するための値が格納されている。なお、
本実施形態では、原稿に対して独立で範囲を決める構成
をとっている。
タ４で、スキャナＣＰＵ３００により設定される読み込
み範囲に対して自動判別（ＡＣＳ，自動濃度補正）をか
ける領域を決定するための値が格納されている。なお、
本実施形態では、原稿に対して独立で範囲を決める構成
をとっている。
【０１５３】１３０６は領域検出回路で、入力されるＶ
−ＥＮＢＬ４０１，Ｈ−ＳＹＮＣ４０２，Ｖ−ＣＬＫ４
０３，ＤＡＴＡ４０４およびレジスタ１（１３０２）〜
レジスタ４（１３０５）のレジスタ値に基づいて、自動
判別領域信号１３０１を発生させる。
−ＥＮＢＬ４０１，Ｈ−ＳＹＮＣ４０２，Ｖ−ＣＬＫ４
０３，ＤＡＴＡ４０４およびレジスタ１（１３０２）〜
レジスタ４（１３０５）のレジスタ値に基づいて、自動
判別領域信号１３０１を発生させる。
【０１５４】以下、図１１を参照して、図１０に示した
自動判別領域信号発生回路１３００による自動判別領域
信号１３０１の生成方法について説明する。
自動判別領域信号発生回路１３００による自動判別領域
信号１３０１の生成方法について説明する。
【０１５５】図１１は、図１０に示した自動判別領域信
号発生回路１３００により発生される自動判別領域信号
１３０１を説明する図であり、（ａ）は、自動判別領域
信号１３０１の発生タイミングを示すタイミングチャー
トに対応し、（ｂ）は、自動判別領域信号１３０１によ
り判別される領域を示す図に対応する。
号発生回路１３００により発生される自動判別領域信号
１３０１を説明する図であり、（ａ）は、自動判別領域
信号１３０１の発生タイミングを示すタイミングチャー
トに対応し、（ｂ）は、自動判別領域信号１３０１によ
り判別される領域を示す図に対応する。
【０１５６】なお、図１０で示したレジスタ１（１３０
２）にはレジスタ値１４０７が格納され、レジスタ２
（１３０３）にはレジスタ値１４０８が格納され、レジ
スタ３（１３０４）にはレジスタ値１４０９が格納さ
れ、レジスタ４（１３０５）にはレジスタ値１４１０が
格納されているものとする。
２）にはレジスタ値１４０７が格納され、レジスタ２
（１３０３）にはレジスタ値１４０８が格納され、レジ
スタ３（１３０４）にはレジスタ値１４０９が格納さ
れ、レジスタ４（１３０５）にはレジスタ値１４１０が
格納されているものとする。
【０１５７】図において、１５０１は副走査方向の自動
判別領域信号であり、領域検出回路１３０６の内部で発
生される信号である。
判別領域信号であり、領域検出回路１３０６の内部で発
生される信号である。
【０１５８】図１０で示した領域検出回路１３０６は、
入力されるＶ−ＥＮＢＬ４０１の有効エッジでＨ−ＳＹ
ＮＣ４０２のカウントを開始する。この時点の副走査方
向の自動判別領域信号１５０１は無効レベル「Ｌ」とす
る（区間１５０４に相当）。そして、Ｈ−ＳＹＮＣ４０
２のカウント値とレジスタ１（１３０２）に格納されて
いるレジスタ値１４０７とのコンペアマッチが発生する
（Ｈ−ＳＹＮＣ４０２のカウント値とレジスタ１（１３
０２）に格納されたレジスタ値１４０７が一致する）と
副走査方向の自動判別領域信号１５０１を有効レベル
「Ｈ」とする（区間１５０５に相当）。
入力されるＶ−ＥＮＢＬ４０１の有効エッジでＨ−ＳＹ
ＮＣ４０２のカウントを開始する。この時点の副走査方
向の自動判別領域信号１５０１は無効レベル「Ｌ」とす
る（区間１５０４に相当）。そして、Ｈ−ＳＹＮＣ４０
２のカウント値とレジスタ１（１３０２）に格納されて
いるレジスタ値１４０７とのコンペアマッチが発生する
（Ｈ−ＳＹＮＣ４０２のカウント値とレジスタ１（１３
０２）に格納されたレジスタ値１４０７が一致する）と
副走査方向の自動判別領域信号１５０１を有効レベル
「Ｈ」とする（区間１５０５に相当）。
【０１５９】次に、領域検出回路１３０６は、Ｈ−ＳＹ
ＮＣ４０２のカウント値とレジスタ２（１３０３）に格
納されているレジスタ値１４０８とのコンペアマッチが
発生する（Ｈ−ＳＹＮＣ４０２のカウント値とレジスタ
２（１３０３）に格納されたレジスタ値１４０８が一致
する）と副走査方向の自動判別領域信号１５０１を無効
レベル「Ｌ」に戻す（区間１５０６に相当）。
ＮＣ４０２のカウント値とレジスタ２（１３０３）に格
納されているレジスタ値１４０８とのコンペアマッチが
発生する（Ｈ−ＳＹＮＣ４０２のカウント値とレジスタ
２（１３０３）に格納されたレジスタ値１４０８が一致
する）と副走査方向の自動判別領域信号１５０１を無効
レベル「Ｌ」に戻す（区間１５０６に相当）。
【０１６０】１５０２は主走査方向の自動判別領域信号
であり、領域検出回路１３０６の内部で発生される信号
である。
であり、領域検出回路１３０６の内部で発生される信号
である。
【０１６１】領域検出回路１３０６は、入力されるＨ−
ＳＹＮＣ４０２の有効エッジでＶ−ＣＬＫ４０３のカウ
ントを開始する。この時点の主走査方向の自動判別領域
信号１５０２は無効レベル「Ｌ」とする（区間１５０７
に相当）。そして、Ｖ−ＣＬＫ４０３のカウント値とレ
ジスタ３（１３０４）に格納されているレジスタ値１４
０９とのコンペアマッチが発生する（Ｖ−ＣＬＫ４０３
のカウント値とレジスタ３（１３０４）に格納された値
１４０９が一致する）と主走査方向の自動判別領域信号
１５０２を有効レベル「Ｈ」とする（区間１５０８に相
当）。
ＳＹＮＣ４０２の有効エッジでＶ−ＣＬＫ４０３のカウ
ントを開始する。この時点の主走査方向の自動判別領域
信号１５０２は無効レベル「Ｌ」とする（区間１５０７
に相当）。そして、Ｖ−ＣＬＫ４０３のカウント値とレ
ジスタ３（１３０４）に格納されているレジスタ値１４
０９とのコンペアマッチが発生する（Ｖ−ＣＬＫ４０３
のカウント値とレジスタ３（１３０４）に格納された値
１４０９が一致する）と主走査方向の自動判別領域信号
１５０２を有効レベル「Ｈ」とする（区間１５０８に相
当）。
【０１６２】次に、領域検出回路１３０６は、Ｖ−ＣＬ
Ｋ４０３のカウント値とレジスタ４（１３０５）に格納
されているレジスタ値１４１０とのコンペアマッチが発
生する（Ｖ−ＣＬＫ４０３のカウント値とレジスタ４
（１３０５）に格納された値が一致する）と主走査方向
の自動判別領域信号１５０２を無効レベル「Ｌ」に戻す
（区間１５０９に相当）。
Ｋ４０３のカウント値とレジスタ４（１３０５）に格納
されているレジスタ値１４１０とのコンペアマッチが発
生する（Ｖ−ＣＬＫ４０３のカウント値とレジスタ４
（１３０５）に格納された値が一致する）と主走査方向
の自動判別領域信号１５０２を無効レベル「Ｌ」に戻す
（区間１５０９に相当）。
【０１６３】また、領域検出回路１３０６は、副走査方
向の自動判別領域信号１５０１と主走査方向の自動判別
領域信号１５０２を論理ＡＮＤ演算し、自動判別領域信
号１３０１として出力する。
向の自動判別領域信号１５０１と主走査方向の自動判別
領域信号１５０２を論理ＡＮＤ演算し、自動判別領域信
号１３０１として出力する。
【０１６４】即ち、自動判別領域信号１３０１は、副走
査方向の自動判別領域信号１５０１と主走査方向の自動
判別領域信号１５０２を論理ＡＮＤ演算した信号であ
る。
査方向の自動判別領域信号１５０１と主走査方向の自動
判別領域信号１５０２を論理ＡＮＤ演算した信号であ
る。
【０１６５】この自動判別領域信号１３０１は、原稿に
対して図１１の（ｂ）のような対応をとる。１５２０
（外側の四角）は通常の画像読み取り領域となり、１５
３０（内側の四角）は自動判別領域となる。区間１５０
４〜１５０９の各大きさは、レジスタ１（１３０２）〜
レジスタ３（１３０４）に格納されたレジスタ値１４０
７〜１４１０に対応して変化し、図１１の（ａ）の区間
１５０４〜１５０９で表される範囲によって作り出され
る。
対して図１１の（ｂ）のような対応をとる。１５２０
（外側の四角）は通常の画像読み取り領域となり、１５
３０（内側の四角）は自動判別領域となる。区間１５０
４〜１５０９の各大きさは、レジスタ１（１３０２）〜
レジスタ３（１３０４）に格納されたレジスタ値１４０
７〜１４１０に対応して変化し、図１１の（ａ）の区間
１５０４〜１５０９で表される範囲によって作り出され
る。
【０１６６】このように作られた自動判別領域１５３０
は、自動判別領域信号１３０１により自動判別部（例え
ば、後述する図１２に示す色判定部１４０３）のイネー
ブル信号として動作する。
は、自動判別領域信号１３０１により自動判別部（例え
ば、後述する図１２に示す色判定部１４０３）のイネー
ブル信号として動作する。
【０１６７】なお、上述した自動判別領域信号１３０１
の生成は、画像読取り動作前のプレスキャン動作時に行
われる。
の生成は、画像読取り動作前のプレスキャン動作時に行
われる。
【０１６８】（オートカラーセレクト（ＡＣＳ）の説
明）以下、図１２を参照して、スキャナ部５００内に設
けられるオートカラーセレクト部の構成を説明する。
明）以下、図１２を参照して、スキャナ部５００内に設
けられるオートカラーセレクト部の構成を説明する。
【０１６９】図１２は、図１に示したスキャナ部５００
内に設けられるオートカラーセレクト部の構成を示すブ
ロック図であり、図１０と同一のものには同一の符号を
付してある。
内に設けられるオートカラーセレクト部の構成を示すブ
ロック図であり、図１０と同一のものには同一の符号を
付してある。
【０１７０】ここで、オートカラーセレクト（以下、Ａ
ＣＳ）とは、原稿がカラーであるのか白黒であるのかを
判断することを示す。つまり、画素ごとの彩度を求めて
ある閾値以上の画素がどれだけ存在するかでカラー判定
を行うものである。
ＣＳ）とは、原稿がカラーであるのか白黒であるのかを
判断することを示す。つまり、画素ごとの彩度を求めて
ある閾値以上の画素がどれだけ存在するかでカラー判定
を行うものである。
【０１７１】しかし、白黒原稿であっても、ＭＴＦ等の
諸処の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画
素が多数存在し、単純に画素単位でＡＣＳ判定を行うの
は難しい。このＡＣＳ手法については、さまざまな方法
が提供されているが、本実施形態では、ＡＣＳの方法に
はこだわらない（ＡＣＳはいずれの方法で行ってもよ
い）ため、ごく一般的な手法で説明を行う。
諸処の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画
素が多数存在し、単純に画素単位でＡＣＳ判定を行うの
は難しい。このＡＣＳ手法については、さまざまな方法
が提供されているが、本実施形態では、ＡＣＳの方法に
はこだわらない（ＡＣＳはいずれの方法で行ってもよ
い）ため、ごく一般的な手法で説明を行う。
【０１７２】上述したように、白黒画像でもミクロ的に
見ると色画素が多数存在するわけであるから、その画素
が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周
辺の色画素の情報で判定する必要がある。
見ると色画素が多数存在するわけであるから、その画素
が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周
辺の色画素の情報で判定する必要がある。
【０１７３】図において、１４０１はフィルタであり、
注目画素に対して周辺画素を参照するためのものであ
り、そのためＦＩＦＯの構造をとっている。スキャナＣ
ＰＵ３００は、読み込み範囲に対してＡＣＳをかける領
域を決定し、レジスタ１（１３０２）〜レジスタ４（１
３０５）に対して図１１に示したレジスタ値１４０７〜
１４１０を設定する（本実施形態では、原稿に対して独
立で範囲を決める構成をとる）。
注目画素に対して周辺画素を参照するためのものであ
り、そのためＦＩＦＯの構造をとっている。スキャナＣ
ＰＵ３００は、読み込み範囲に対してＡＣＳをかける領
域を決定し、レジスタ１（１３０２）〜レジスタ４（１
３０５）に対して図１１に示したレジスタ値１４０７〜
１４１０を設定する（本実施形態では、原稿に対して独
立で範囲を決める構成をとる）。
【０１７４】自動判別領域信号発生回路１３００はスキ
ャナＣＰＵ３００からレジスタ１（１３０２）〜レジス
タ４（１３０５）にセットされたレジスタ値１４０７〜
１４１０を元にＡＣＳをかける領域を示す自動判別領域
信号１３０１を作成する。
ャナＣＰＵ３００からレジスタ１（１３０２）〜レジス
タ４（１３０５）にセットされたレジスタ値１４０７〜
１４１０を元にＡＣＳをかける領域を示す自動判別領域
信号１３０１を作成する。
【０１７５】１４０３は色判定部で、注目画素に対して
フィルタ１４０１内のメモリ内の周辺画素を参照し、注
目画素が色画素か白黒画素かを決定し、色判定信号１４
０６を出力する。
フィルタ１４０１内のメモリ内の周辺画素を参照し、注
目画素が色画素か白黒画素かを決定し、色判定信号１４
０６を出力する。
【０１７６】詳細には、色判定部１４０３は、自動判別
領域信号発生回路１３００で生成された自動判別領域信
号１３０１が有効レベル「Ｈ」である領域で動作する。
また、色判定部１４０３は、原稿から読み取られたレッ
ド成分データ（ＤＡＴＡ−Ｒ），グリーン成分データ
（ＤＡＴＡ−Ｇ），ブルー成分データ（ＤＡＴＡ−Ｂ）
の中の最小値を他の２成分から引いてできた２つの値の
差の絶対値を彩度として、ある闘値よりも大きい彩度の
画素が注目画素に対し特定の連続性を確認できたときの
みカウントアップ信号（色判定信号）１４０６を出力す
る。
領域信号発生回路１３００で生成された自動判別領域信
号１３０１が有効レベル「Ｈ」である領域で動作する。
また、色判定部１４０３は、原稿から読み取られたレッ
ド成分データ（ＤＡＴＡ−Ｒ），グリーン成分データ
（ＤＡＴＡ−Ｇ），ブルー成分データ（ＤＡＴＡ−Ｂ）
の中の最小値を他の２成分から引いてできた２つの値の
差の絶対値を彩度として、ある闘値よりも大きい彩度の
画素が注目画素に対し特定の連続性を確認できたときの
みカウントアップ信号（色判定信号）１４０６を出力す
る。
【０１７７】また、１４０４はカウンタで、色判定部１
４０３が出力した色判定信号１４０６の個数を数える。
４０３が出力した色判定信号１４０６の個数を数える。
【０１７８】スキャン終了後、スキャナＣＰＵ３００
は、経路１４１１を介してカウンタ１４０４のカウンタ
値を読み込み、このカウンタ１４０４のカウンタ値によ
り、原稿がカラーであるのかモノクロであるのかを判断
する。
は、経路１４１１を介してカウンタ１４０４のカウンタ
値を読み込み、このカウンタ１４０４のカウンタ値によ
り、原稿がカラーであるのかモノクロであるのかを判断
する。
【０１７９】なお、上述したオートカラーセレクト（Ａ
ＣＳ）は、画像読取り動作前のプレスキャン動作時に行
われる。
ＣＳ）は、画像読取り動作前のプレスキャン動作時に行
われる。
【０１８０】（自動濃度補正の説明）自動濃度補正機能
は下地飛ばしとも呼ばれ、原稿の背景が白でなく、原稿
の背景全体に薄い色がついている中に画像が存在する場
合に画像の複写を行うと、複写された画像の部分が見に
くくなることがある。これを防ぐために手動で濃度を調
整する手段が通常提供されているが、これを自動で行う
機能である。ここでは、スキャナＣＰＵ３００が行うも
のとする。
は下地飛ばしとも呼ばれ、原稿の背景が白でなく、原稿
の背景全体に薄い色がついている中に画像が存在する場
合に画像の複写を行うと、複写された画像の部分が見に
くくなることがある。これを防ぐために手動で濃度を調
整する手段が通常提供されているが、これを自動で行う
機能である。ここでは、スキャナＣＰＵ３００が行うも
のとする。
【０１８１】以下、一般的な自動濃度補正の手順につい
て説明する。
て説明する。
【０１８２】まず、原稿をスキャンして原稿画像中の濃
度のヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、ス
キャンと同時に作成され、その有効範囲は自動判別領域
信号発生回路１３００で作られた自動判別領域信号１３
０１が有効「Ｈ」になっている間である。
度のヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、ス
キャンと同時に作成され、その有効範囲は自動判別領域
信号発生回路１３００で作られた自動判別領域信号１３
０１が有効「Ｈ」になっている間である。
【０１８３】このようにして得られたヒストグラムに対
して、孤立点の除去・スムージングを行ったうえで、最
も頻度が高い濃度を求め、さらに求められた濃度に対応
した濃度補正値を決定する。ここでは、濃度補正値は、
濃度の低いほうから高いほうに対応して「０」〜「８」
の９段階の整数値である。
して、孤立点の除去・スムージングを行ったうえで、最
も頻度が高い濃度を求め、さらに求められた濃度に対応
した濃度補正値を決定する。ここでは、濃度補正値は、
濃度の低いほうから高いほうに対応して「０」〜「８」
の９段階の整数値である。
【０１８４】ここで求めた濃度補正値を使用して、画像
処理部１２１中の色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部
１０７（図３）の設定を行う。ここでは、９段階の濃度
補正値それぞれに対応したＬＯＧ変換テーブルを９つ用
意し、求めた濃度補正値に対応したＬＯＧ変換テーブル
を用いることを色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１
０７に対して設定する。このような設定を行った後、ス
キャンを行うと、濃度が補正された画像が得られる。
処理部１２１中の色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部
１０７（図３）の設定を行う。ここでは、９段階の濃度
補正値それぞれに対応したＬＯＧ変換テーブルを９つ用
意し、求めた濃度補正値に対応したＬＯＧ変換テーブル
を用いることを色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１
０７に対して設定する。このような設定を行った後、ス
キャンを行うと、濃度が補正された画像が得られる。
【０１８５】なお、上述した自動濃度補正は、画像読取
り動作前のプレスキャン動作時に行われる。
り動作前のプレスキャン動作時に行われる。
【０１８６】（画像取得システムの詳細）以下、図１３
を参照して、本発明の画像取得システムの詳細について
説明する。
を参照して、本発明の画像取得システムの詳細について
説明する。
【０１８７】図１３は、本発明の画像取得システムの構
成を説明するブロック図である。
成を説明するブロック図である。
【０１８８】図において、３００１は図１に示したスキ
ャナ部５００、大容量画像メモリ部５０１、プリンタ部
５０２を含む画像複写装置である。なお、画像複写装置
３００１は、必ずしもプリンタ部５０２を含む必要はな
い。
ャナ部５００、大容量画像メモリ部５０１、プリンタ部
５０２を含む画像複写装置である。なお、画像複写装置
３００１は、必ずしもプリンタ部５０２を含む必要はな
い。
【０１８９】画像複写装置３００１は、外部インタフェ
ース３８２を通じて例えばイーサネット等のネットワー
ク３０００に接続しており、ネットワーク上の他の機器
（ネットワーク３０００上に接続されているコンピュー
タ３００２，カラープリンタ３００３）と画像データ，
画像処理情報（図９に示した画像情報テーブル，後述す
る図１５に示す画像情報テーブル）等のやり取りを行う
ことができる。
ース３８２を通じて例えばイーサネット等のネットワー
ク３０００に接続しており、ネットワーク上の他の機器
（ネットワーク３０００上に接続されているコンピュー
タ３００２，カラープリンタ３００３）と画像データ，
画像処理情報（図９に示した画像情報テーブル，後述す
る図１５に示す画像情報テーブル）等のやり取りを行う
ことができる。
【０１９０】コンピュータ３００２は、画像複写装置３
００１と画像処理情報（図９に示した画像情報テーブ
ル，後述する図１５に示す画像情報テーブル），画像デ
ータ等のやり取り（ＲＡＭ２００２内の画像データを指
定して取得すること）が可能であればどのような構成の
ものであってもよい。
００１と画像処理情報（図９に示した画像情報テーブ
ル，後述する図１５に示す画像情報テーブル），画像デ
ータ等のやり取り（ＲＡＭ２００２内の画像データを指
定して取得すること）が可能であればどのような構成の
ものであってもよい。
【０１９１】また、画像複写装置３００１のプリンタ部
５０２，カラープリンタ３００３は、ＣＭＹＫの各色成
分を混色（減法混色）してカラー出力（カラープリン
ト）を行う出力機器（画像取得装置）であり、コンピュ
ータ３００２はＲＧＢの各色成分を混色（加法混色）し
てカラー出力を行うＣＲＴ等の表示器を備えているもの
とする。
５０２，カラープリンタ３００３は、ＣＭＹＫの各色成
分を混色（減法混色）してカラー出力（カラープリン
ト）を行う出力機器（画像取得装置）であり、コンピュ
ータ３００２はＲＧＢの各色成分を混色（加法混色）し
てカラー出力を行うＣＲＴ等の表示器を備えているもの
とする。
【０１９２】なお、自機で使用するカラー表現方法（減
法混色方法（ＣＭＹＫ）、又は加法混色方法（ＲＧ
Ｂ））は、自機に備えられているＲＯＭ又は図示しない
記憶媒体に予め格納されているものとする。
法混色方法（ＣＭＹＫ）、又は加法混色方法（ＲＧ
Ｂ））は、自機に備えられているＲＯＭ又は図示しない
記憶媒体に予め格納されているものとする。
【０１９３】また、カラープリンタ３００３は、画像複
写装置３００１のプリンタ部５０２と同構成のものであ
ってもよいが、画像複写装置３００１と画像処理情報
（図９に示した画像情報テーブル，後述する図１５に示
す画像情報テーブル），画像データ等のやり取り（ＲＡ
Ｍ２００２内の画像データを指定して取得すること）が
可能であれば別構成のものであってもよい。
写装置３００１のプリンタ部５０２と同構成のものであ
ってもよいが、画像複写装置３００１と画像処理情報
（図９に示した画像情報テーブル，後述する図１５に示
す画像情報テーブル），画像データ等のやり取り（ＲＡ
Ｍ２００２内の画像データを指定して取得すること）が
可能であれば別構成のものであってもよい。
【０１９４】また、図１３では、ネットワーク３０００
に１つの画像複写装置，１つのコンピュータ，１つのカ
ラープリンタが接続された場合について説明したが、ネ
ットワーク３０００に複数の画像複写装置，複数のコン
ピュータ，複数のカラープリンタ，複数のモノクロプリ
ンタ，その他の画像処理装置（画像取得装置）等が混在
して接続されるように構成してもよい。
に１つの画像複写装置，１つのコンピュータ，１つのカ
ラープリンタが接続された場合について説明したが、ネ
ットワーク３０００に複数の画像複写装置，複数のコン
ピュータ，複数のカラープリンタ，複数のモノクロプリ
ンタ，その他の画像処理装置（画像取得装置）等が混在
して接続されるように構成してもよい。
【０１９５】ここで、画像複写装置３００１で読み取っ
た画像を画像複写装置３００１のプリンタ部５０２に出
力する場合、ユーザは画像複写装置３００１上に取り付
けられた操作部３９０（図２に示した）上で画像複写装
置３００１のプリンタ部５０２に出力することを選択
（指定）し、不図示のコピーボタンを押下する。このコ
ピーボタンの押下により画像取得制御動作が開始され
る。
た画像を画像複写装置３００１のプリンタ部５０２に出
力する場合、ユーザは画像複写装置３００１上に取り付
けられた操作部３９０（図２に示した）上で画像複写装
置３００１のプリンタ部５０２に出力することを選択
（指定）し、不図示のコピーボタンを押下する。このコ
ピーボタンの押下により画像取得制御動作が開始され
る。
【０１９６】画像複写装置３００１のスキャナ部５００
内のスキャナＣＰＵ３００は、画像読み取り開始が指示
されると、１番目の画像処理部（例えば図１に示した画
像処理部１２１ａ）を通常の設定にし、１番目の画像処
理部からはＣＭＹＫ画像が出力されるようにする。
内のスキャナＣＰＵ３００は、画像読み取り開始が指示
されると、１番目の画像処理部（例えば図１に示した画
像処理部１２１ａ）を通常の設定にし、１番目の画像処
理部からはＣＭＹＫ画像が出力されるようにする。
【０１９７】そして、２番目の画像処理部（例えば図１
に示した画像処理部１２１ｂ）からＲＧＢ出力されるよ
うに設定を行う。具体的には、図３に示した色空間圧縮
＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７のＬＯＧ変換を行わず
画像信号をスルーするようにし、図３に示したＵＣＲ＆
マスキング＆黒文字反映部１１１のＵＣＲ＆マスキング
も行わず、画像信号をスルーするようにし、図３に示し
たγ補正部１１２にＲＧＢ用のγ補正テーブルを設定
し、図３に示したフィルタ部１１３、２値変換部１１７
へのパラメータをＲＧＢ用に変更する。
に示した画像処理部１２１ｂ）からＲＧＢ出力されるよ
うに設定を行う。具体的には、図３に示した色空間圧縮
＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７のＬＯＧ変換を行わず
画像信号をスルーするようにし、図３に示したＵＣＲ＆
マスキング＆黒文字反映部１１１のＵＣＲ＆マスキング
も行わず、画像信号をスルーするようにし、図３に示し
たγ補正部１１２にＲＧＢ用のγ補正テーブルを設定
し、図３に示したフィルタ部１１３、２値変換部１１７
へのパラメータをＲＧＢ用に変更する。
【０１９８】そして、画像情報テーブルのような画像処
理情報を大容量画像メモリ部５０１に通知する。このと
きに大容量画像メモリ部５０１で、画像情報テーブルに
基づいて作られる画像情報テーブルは、図１４に示した
ようになる。即ち、画像番号１に対応する画像処理情報
３２０１は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＣＭＹＫ），濃
度補正値１，文字写真地図モード，普通紙出力であり、
画像番号２に対応する画像処理情報３２０２は、定型Ａ
４サイズ，カラー（ＲＧＢ），濃度補正値１，文字写真
地図モード，普通紙出力であり、画像番号１に対応する
画像処理情報３２０１と画像番号２に対応する画像処理
情報３２０２とは、図１に示した画像処理部１２１ａ〜
１２１ｃのいずれかにより施された画像処理に対応する
カラー情報（カラー表現情報）を記憶する記憶エリアの
列２３０６の値以外は同じ値である。
理情報を大容量画像メモリ部５０１に通知する。このと
きに大容量画像メモリ部５０１で、画像情報テーブルに
基づいて作られる画像情報テーブルは、図１４に示した
ようになる。即ち、画像番号１に対応する画像処理情報
３２０１は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＣＭＹＫ），濃
度補正値１，文字写真地図モード，普通紙出力であり、
画像番号２に対応する画像処理情報３２０２は、定型Ａ
４サイズ，カラー（ＲＧＢ），濃度補正値１，文字写真
地図モード，普通紙出力であり、画像番号１に対応する
画像処理情報３２０１と画像番号２に対応する画像処理
情報３２０２とは、図１に示した画像処理部１２１ａ〜
１２１ｃのいずれかにより施された画像処理に対応する
カラー情報（カラー表現情報）を記憶する記憶エリアの
列２３０６の値以外は同じ値である。
【０１９９】ここで、画像読み取りスキャンを開始する
と、大容量画像メモリ部５０１には、１番目の画像処理
部でカラー（ＣＭＹＫ）用画像処理された画像１と２番
目の画像処理部でカラー（ＲＧＢ）用画像処理された画
像２の画像データが図７で示したように書き込まれ、大
容量画像メモリ部５０１は、この画像を保持しておく。
と、大容量画像メモリ部５０１には、１番目の画像処理
部でカラー（ＣＭＹＫ）用画像処理された画像１と２番
目の画像処理部でカラー（ＲＧＢ）用画像処理された画
像２の画像データが図７で示したように書き込まれ、大
容量画像メモリ部５０１は、この画像を保持しておく。
【０２００】また、画像複写装置３００１のプリンタ部
５０２内のプリンタＣＰＵ３８４は、大容量画像メモリ
部５０１内に保持された画像の出力を指示されると、ま
ず、大容量画像メモリ部５０１から後述する図１４に示
す画像情報テーブルを取得する。該取得した画像情報テ
ーブルを走査し、カラー情報に対応する記憶エリアの列
２３０６から画像１がカラー（ＣＭＹＫ）用に画像処理
された画像データであることがわかるので、大容量画像
メモリ部５０１に対して画像１を選択することを通知
し、出力用紙を給紙する。
５０２内のプリンタＣＰＵ３８４は、大容量画像メモリ
部５０１内に保持された画像の出力を指示されると、ま
ず、大容量画像メモリ部５０１から後述する図１４に示
す画像情報テーブルを取得する。該取得した画像情報テ
ーブルを走査し、カラー情報に対応する記憶エリアの列
２３０６から画像１がカラー（ＣＭＹＫ）用に画像処理
された画像データであることがわかるので、大容量画像
メモリ部５０１に対して画像１を選択することを通知
し、出力用紙を給紙する。
【０２０１】出力用紙が所定の位置に移動したとき、大
容量画像メモリ部５０１に対して画像出力開始信号を送
信すると大容量画像メモリ部５０１から画像１のデータ
の出力が開始され、そのデータを出力用紙上に画像形成
する。
容量画像メモリ部５０１に対して画像出力開始信号を送
信すると大容量画像メモリ部５０１から画像１のデータ
の出力が開始され、そのデータを出力用紙上に画像形成
する。
【０２０２】また、画像複写装置３００１で読み取った
画像をコンピュータ３００２に出力する場合、ユーザは
画像複写装置３００１上に取り付けられた操作部３９０
（図２に示した）上でコンピュータ３００２に出力する
ことを選択（指定）し、不図示のコピーボタンを押下す
る。このコピーボタンの押下により画像取得制御動作が
開始される。
画像をコンピュータ３００２に出力する場合、ユーザは
画像複写装置３００１上に取り付けられた操作部３９０
（図２に示した）上でコンピュータ３００２に出力する
ことを選択（指定）し、不図示のコピーボタンを押下す
る。このコピーボタンの押下により画像取得制御動作が
開始される。
【０２０３】この場合、ネットワーク３０００に接続さ
れたコンピュータホスト３００２は、画像複写装置３０
０１内の大容量画像メモリ部５０１内のデータの取得を
指示されると、上述した画像複写装置３００１内のプリ
ンタ部５０２の場合と同様に、まず大容量画像メモリ部
５０１から後述する図１４に示す画像情報テーブルを取
得し、該取得した画像情報テーブルを走査し、カラー情
報に対応する記憶エリアの列２３０６から画像２がカラ
ー（ＲＧＢ）用に画像処理された画像データであること
がわかるので、大容量画像メモリ部５０１に対して画像
２を選択することを通知し、画像データ取得のための待
機状態に入る。
れたコンピュータホスト３００２は、画像複写装置３０
０１内の大容量画像メモリ部５０１内のデータの取得を
指示されると、上述した画像複写装置３００１内のプリ
ンタ部５０２の場合と同様に、まず大容量画像メモリ部
５０１から後述する図１４に示す画像情報テーブルを取
得し、該取得した画像情報テーブルを走査し、カラー情
報に対応する記憶エリアの列２３０６から画像２がカラ
ー（ＲＧＢ）用に画像処理された画像データであること
がわかるので、大容量画像メモリ部５０１に対して画像
２を選択することを通知し、画像データ取得のための待
機状態に入る。
【０２０４】大容量画像メモリ部５０１は外部インタフ
ェース３８２からネットワーク３０００を通して画像２
のデータをコンピュータホスト３００２に送信する。こ
のようにして、コンピュータホスト３００２は画像複写
装置３００１の大容量画像メモリ部５０１内のＲＧＢ画
像データを取得する。こうして受け取った画像を図示し
ない表示部に表示する。
ェース３８２からネットワーク３０００を通して画像２
のデータをコンピュータホスト３００２に送信する。こ
のようにして、コンピュータホスト３００２は画像複写
装置３００１の大容量画像メモリ部５０１内のＲＧＢ画
像データを取得する。こうして受け取った画像を図示し
ない表示部に表示する。
【０２０５】さらに、画像複写装置３００１で読み取っ
た画像をカラープリンタ３００３に出力する場合、ユー
ザは画像複写装置３００１上に取り付けられた操作部３
９０（図２に示した）上でカラープリンタ３００３に出
力することを選択（指定）し、不図示のコピーボタンを
押下する。このコピーボタンの押下により画像取得制御
動作が開始される。
た画像をカラープリンタ３００３に出力する場合、ユー
ザは画像複写装置３００１上に取り付けられた操作部３
９０（図２に示した）上でカラープリンタ３００３に出
力することを選択（指定）し、不図示のコピーボタンを
押下する。このコピーボタンの押下により画像取得制御
動作が開始される。
【０２０６】この場合、ネットワーク３０００に接続さ
れたカラープリンタ３００３は、画像複写装置３００１
内の大容量画像メモリ部５０１内の画像データの出力を
指示されると、上述したコンピュータホスト３００２の
場合と同様に、まず大容量画像メモリ部５０１から後述
する図１４に示す画像情報テーブルを取得する。
れたカラープリンタ３００３は、画像複写装置３００１
内の大容量画像メモリ部５０１内の画像データの出力を
指示されると、上述したコンピュータホスト３００２の
場合と同様に、まず大容量画像メモリ部５０１から後述
する図１４に示す画像情報テーブルを取得する。
【０２０７】次に、取得した画像情報テーブルを走査
し、カラー情報に対応する記憶エリアの列２３０６から
画像１がカラー（ＣＭＹＫ）用に画像処理された画像デ
ータであることがわかるので、上述したコンピュータホ
スト３００２の場合とは異なり、大容量画像メモリ部５
０１に対して画像１を選択することを通知し、画像デー
タ取得のための待機状態に入り、大容量画像メモリ部５
０１から画像データを取得する。こうして受け取った画
像を記録媒体に出力する。
し、カラー情報に対応する記憶エリアの列２３０６から
画像１がカラー（ＣＭＹＫ）用に画像処理された画像デ
ータであることがわかるので、上述したコンピュータホ
スト３００２の場合とは異なり、大容量画像メモリ部５
０１に対して画像１を選択することを通知し、画像デー
タ取得のための待機状態に入り、大容量画像メモリ部５
０１から画像データを取得する。こうして受け取った画
像を記録媒体に出力する。
【０２０８】図１４は、スキャナ部５００から大容量画
像メモリ部５０１に通知される画像処理情報（画像情報
テーブル）の一例を示す図であり、図９と同一のものに
は同一の符号を付してあり、図１に示した画像処理部１
２１ａ〜１２１ｃにより施した画像処理に基づく複数の
画像データの詳細情報に対応する。
像メモリ部５０１に通知される画像処理情報（画像情報
テーブル）の一例を示す図であり、図９と同一のものに
は同一の符号を付してあり、図１に示した画像処理部１
２１ａ〜１２１ｃにより施した画像処理に基づく複数の
画像データの詳細情報に対応する。
【０２０９】図に示すように、画像番号１に対応する画
像処理情報３２０１は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＣＭ
ＹＫ），濃度補正値１，文字写真地図モード，普通紙出
力であり、画像番号２に対応する画像処理情報３２０２
は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＲＧＢ），濃度補正値
１，文字写真地図モード，普通紙出力であり、画像番号
１に対応する画像処理情報３２０１と画像番号２に対応
する画像処理情報３２０２とは、カラー情報に対応する
記憶エリアの列２３０６の値以外は同じ値である。
像処理情報３２０１は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＣＭ
ＹＫ），濃度補正値１，文字写真地図モード，普通紙出
力であり、画像番号２に対応する画像処理情報３２０２
は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＲＧＢ），濃度補正値
１，文字写真地図モード，普通紙出力であり、画像番号
１に対応する画像処理情報３２０１と画像番号２に対応
する画像処理情報３２０２とは、カラー情報に対応する
記憶エリアの列２３０６の値以外は同じ値である。
【０２１０】以下、図１５〜図１７のフローチャートを
参照して、本発明の画像取得システムの画像取得制御動
作について説明する。
参照して、本発明の画像取得システムの画像取得制御動
作について説明する。
【０２１１】図１５は、本発明の画像取得システムの第
１の画像取得制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、画像複写装置３００１のスキャナ部５００のスキャ
ナＣＰＵ３００がＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格納
されたプログラムに基づいて実行する。なお、Ｓ１０１
〜Ｓ１０７は各ステップを示す。
１の画像取得制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、画像複写装置３００１のスキャナ部５００のスキャ
ナＣＰＵ３００がＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格納
されたプログラムに基づいて実行する。なお、Ｓ１０１
〜Ｓ１０７は各ステップを示す。
【０２１２】まず、コピーボタンが押下されると、ステ
ップＳ１０１で、指定された画像出力先（画像複写装置
３００１のプリンタ部５０２又はコンピュータ３００２
又はカラープリンタ３００３）へ画像出力を行うことを
ネットワーク３０００を通じて通知する。この時点で、
カラープリンタ３００３は、画像出力の準備を始める。
ップＳ１０１で、指定された画像出力先（画像複写装置
３００１のプリンタ部５０２又はコンピュータ３００２
又はカラープリンタ３００３）へ画像出力を行うことを
ネットワーク３０００を通じて通知する。この時点で、
カラープリンタ３００３は、画像出力の準備を始める。
【０２１３】次にステップＳ１０２に進み、１番目の画
像処理部（例えば、図１に示した画像処理部１２１ａ）
を通常のカラー（ＣＭＹＫ）用画像処理モードに設定
し、ＣＭＹＫ画像が出力されるようにする。
像処理部（例えば、図１に示した画像処理部１２１ａ）
を通常のカラー（ＣＭＹＫ）用画像処理モードに設定
し、ＣＭＹＫ画像が出力されるようにする。
【０２１４】さらに、ステップＳ１０３で、２番目の画
像処理部（例えば、図１に示した画像処理部１２１ｂ）
をカラー（ＲＧＢ）用画像処理モードに設定し、ＲＧＢ
画像が出力されるようにする。具体的には、図３に示し
た色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７のＬＯＧ
変換を行わず画像信号をスルーするようにし、図３に示
したＵＣＲ＆マスキング＆黒文字反映部１１１のＵＣＲ
＆マスキングも行わず、画像信号をスルーするように
し、図３に示したγ補正部１１２にＲＧＢ用のγ補正テ
ーブルを設定し、図３に示したフィルタ部１１３、２値
変換部１１７へのパラメータをＲＧＢ用に変更する。
像処理部（例えば、図１に示した画像処理部１２１ｂ）
をカラー（ＲＧＢ）用画像処理モードに設定し、ＲＧＢ
画像が出力されるようにする。具体的には、図３に示し
た色空間圧縮＆下地除去＆ＬＯＧ変換部１０７のＬＯＧ
変換を行わず画像信号をスルーするようにし、図３に示
したＵＣＲ＆マスキング＆黒文字反映部１１１のＵＣＲ
＆マスキングも行わず、画像信号をスルーするように
し、図３に示したγ補正部１１２にＲＧＢ用のγ補正テ
ーブルを設定し、図３に示したフィルタ部１１３、２値
変換部１１７へのパラメータをＲＧＢ用に変更する。
【０２１５】これにより、スキャナ部５００が原稿を読
取ると、１番目の画像処理部でカラー（ＣＭＹＫ）用画
像処理された画像１と、２番目の画像処理部でカラー
（ＲＧＢ）用画像処理された画像２が生成されることに
なる。
取ると、１番目の画像処理部でカラー（ＣＭＹＫ）用画
像処理された画像１と、２番目の画像処理部でカラー
（ＲＧＢ）用画像処理された画像２が生成されることに
なる。
【０２１６】次に、ステップＳ１０４で大容量画像メモ
リ部５０１に画像処理情報を通知する。ここで通知する
画像処理情報は図１４に示したようになる。即ち、画像
番号１に対応する画像処理情報３２０１は、定型Ａ４サ
イズ，カラー（ＣＭＹＫ），濃度補正値１，文字写真地
図モード，普通紙出力であり、画像番号２に対応する画
像処理情報３２０２は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＲＧ
Ｂ），濃度補正値１，文字写真地図モード，普通紙出力
であり、画像番号１に対応する画像処理情報３２０１と
画像番号２に対応する画像処理情報３２０２とは、カラ
ー情報に対応する記憶エリアの列２３０６の値以外は同
じ値である。
リ部５０１に画像処理情報を通知する。ここで通知する
画像処理情報は図１４に示したようになる。即ち、画像
番号１に対応する画像処理情報３２０１は、定型Ａ４サ
イズ，カラー（ＣＭＹＫ），濃度補正値１，文字写真地
図モード，普通紙出力であり、画像番号２に対応する画
像処理情報３２０２は、定型Ａ４サイズ，カラー（ＲＧ
Ｂ），濃度補正値１，文字写真地図モード，普通紙出力
であり、画像番号１に対応する画像処理情報３２０１と
画像番号２に対応する画像処理情報３２０２とは、カラ
ー情報に対応する記憶エリアの列２３０６の値以外は同
じ値である。
【０２１７】次に、ステップＳ１０５で原稿読み取りス
キャンを行う。このとき、大容量画像メモリ部５０１に
実際に１番目の画像処理部でカラー（ＣＭＹＫ）用画像
処理された画像１と２番目の画像処理部でカラー（ＲＧ
Ｂ）用画像処理された画像２の画像データが書き込まれ
る（出力される）。
キャンを行う。このとき、大容量画像メモリ部５０１に
実際に１番目の画像処理部でカラー（ＣＭＹＫ）用画像
処理された画像１と２番目の画像処理部でカラー（ＲＧ
Ｂ）用画像処理された画像２の画像データが書き込まれ
る（出力される）。
【０２１８】スキャン終了後、ステップＳ１０６に進
み、スキャン終了を指定された画像出力先（画像複写装
置３００１のプリンタ部５０２又はコンピュータ３００
２又はカラープリンタ３００３）へネットワーク３００
０を通じて通知する。その後ステップＳ１０７で、スキ
ャンすべき原稿があるか否かを判断し、スキャンすべき
原稿が無いと判断された場合は、そのまま処理を終了
し、スキャンすべき原稿があると判断された場合は、原
稿交換後（画像複写装置３００１の原稿給紙装置（Ｄ
Ｆ）３０２に原稿がセットされている場合には、原稿を
自動交換した後、画像複写装置３００１の原稿給紙装置
（ＤＦ）３０２に原稿がセットされていない場合又は画
像複写装置３００１が原稿給紙装置（ＤＦ）３０２を備
えていない場合には、手動で原稿を自動交換した後再度
コピー開始ボタンを押下された後）、ステップＳ１０１
へ戻り、ステップＳ１０１〜ステップＳ１０７の処理を
繰り返す。
み、スキャン終了を指定された画像出力先（画像複写装
置３００１のプリンタ部５０２又はコンピュータ３００
２又はカラープリンタ３００３）へネットワーク３００
０を通じて通知する。その後ステップＳ１０７で、スキ
ャンすべき原稿があるか否かを判断し、スキャンすべき
原稿が無いと判断された場合は、そのまま処理を終了
し、スキャンすべき原稿があると判断された場合は、原
稿交換後（画像複写装置３００１の原稿給紙装置（Ｄ
Ｆ）３０２に原稿がセットされている場合には、原稿を
自動交換した後、画像複写装置３００１の原稿給紙装置
（ＤＦ）３０２に原稿がセットされていない場合又は画
像複写装置３００１が原稿給紙装置（ＤＦ）３０２を備
えていない場合には、手動で原稿を自動交換した後再度
コピー開始ボタンを押下された後）、ステップＳ１０１
へ戻り、ステップＳ１０１〜ステップＳ１０７の処理を
繰り返す。
【０２１９】図１６は、本発明の画像取得システムの第
２の画像取得制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、大容量画像メモリ部５０１のメモリコントローラ２
００３内のＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいて実行する。なお、Ｓ２０
１〜Ｓ２０８は各ステップを示す。
２の画像取得制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、大容量画像メモリ部５０１のメモリコントローラ２
００３内のＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に格
納されたプログラムに基づいて実行する。なお、Ｓ２０
１〜Ｓ２０８は各ステップを示す。
【０２２０】まず、ステップＳ２０１で、スキャナ部５
００からの画像処理情報の通知を受信したか否かを判定
し、受信したと判定された場合は、ステップＳ２０２
で、受信した画像処理情報を例えば図１４に示した画像
情報テーブルとしてＲＡＭ２００２内の画像情報領域２
１００に格納し、ステップＳ２０３に進む。
００からの画像処理情報の通知を受信したか否かを判定
し、受信したと判定された場合は、ステップＳ２０２
で、受信した画像処理情報を例えば図１４に示した画像
情報テーブルとしてＲＡＭ２００２内の画像情報領域２
１００に格納し、ステップＳ２０３に進む。
【０２２１】一方、ステップＳ２０１で、スキャナ部５
００からの画像処理情報通知を受信していないと判定さ
れた場合は、ステップＳ２０３に進む。
００からの画像処理情報通知を受信していないと判定さ
れた場合は、ステップＳ２０３に進む。
【０２２２】次に、ステップＳ２０３で、スキャナ部５
００からの画像データ（例えば、画像１，画像２）を受
信したか否かを判定し、受信したと判定された場合は、
ステップＳ２０４で、受信した画像データ（例えば、画
像１（カラー（ＣＭＹＫ）），画像２（カラー（ＲＧ
Ｂ）））をＲＡＭ２００２内に図７に示すように格納
し、ステップＳ２０５に進む。
００からの画像データ（例えば、画像１，画像２）を受
信したか否かを判定し、受信したと判定された場合は、
ステップＳ２０４で、受信した画像データ（例えば、画
像１（カラー（ＣＭＹＫ）），画像２（カラー（ＲＧ
Ｂ）））をＲＡＭ２００２内に図７に示すように格納
し、ステップＳ２０５に進む。
【０２２３】一方、ステップＳ２０３で、スキャナ部５
００から画像データを受信していないと判定された場合
は、ステップＳ２０５に進む。
００から画像データを受信していないと判定された場合
は、ステップＳ２０５に進む。
【０２２４】次に、ステップＳ２０５で、画像複写装置
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像処理情報の要求を受信したか否かを判定
し、受信したと判定された場合は、ステップＳ２０６
で、ＲＡＭ２００２内の画像情報領域２１００に格納さ
れている画像処理情報を要求した機器に送信し、ステッ
プＳ２０７に進む。
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像処理情報の要求を受信したか否かを判定
し、受信したと判定された場合は、ステップＳ２０６
で、ＲＡＭ２００２内の画像情報領域２１００に格納さ
れている画像処理情報を要求した機器に送信し、ステッ
プＳ２０７に進む。
【０２２５】一方、ステップＳ２０５で、画像複写装置
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像処理情報の要求を受信していないと判定
された場合は、ステップＳ２０７に進む。
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像処理情報の要求を受信していないと判定
された場合は、ステップＳ２０７に進む。
【０２２６】次に、ステップＳ２０７で、画像複写装置
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像データ（ＲＡＭ２００２に格納された複
数の画像データのいずれか、即ち画像１（カラー（ＣＭ
ＹＫ））又は画像２（カラー（ＲＧＢ）））の要求を受
信したか否かを判定し、受信したと判定された場合は、
ステップＳ２０８で、要求された画像データを要求した
機器に送信し、ステップＳ２０１に戻る。
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像データ（ＲＡＭ２００２に格納された複
数の画像データのいずれか、即ち画像１（カラー（ＣＭ
ＹＫ））又は画像２（カラー（ＲＧＢ）））の要求を受
信したか否かを判定し、受信したと判定された場合は、
ステップＳ２０８で、要求された画像データを要求した
機器に送信し、ステップＳ２０１に戻る。
【０２２７】一方、ステップＳ２０７で、画像複写装置
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像データの要求を受信していないと判定さ
れた場合は、ステップＳ２０１に戻る。
３００１のプリンタ部５０２又はネットワーク上の他の
機器（コンピュータ３００２又はカラープリンタ３００
３）からの画像データの要求を受信していないと判定さ
れた場合は、ステップＳ２０１に戻る。
【０２２８】そして、ステップＳ２０１〜ステップＳ２
０８の処理を繰り返す。
０８の処理を繰り返す。
【０２２９】図１７は、本発明の画像取得システムの第
３の画像取得制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、画像複写装置３００１のプリンタ部５０２のプリン
タＣＰＵ３８４，コンピュータ３００２，カラープリン
タ３００３の図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行する。
なお、Ｓ３０１〜Ｓ３０９は各ステップを示す。
３の画像取得制御手順の一例を示すフローチャートであ
り、画像複写装置３００１のプリンタ部５０２のプリン
タＣＰＵ３８４，コンピュータ３００２，カラープリン
タ３００３の図示しないＣＰＵがＲＯＭ又は図示しない
記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行する。
なお、Ｓ３０１〜Ｓ３０９は各ステップを示す。
【０２３０】まず、ステップＳ３０１で、画像複写装置
３００１から画像出力を行う旨の通知を受信したか否か
を判定し、受信していないと判定された場合は、受信す
るまで待機し、受信したと判定された場合は、ステップ
Ｓ３０２で、画像出力の準備を開始する。
３００１から画像出力を行う旨の通知を受信したか否か
を判定し、受信していないと判定された場合は、受信す
るまで待機し、受信したと判定された場合は、ステップ
Ｓ３０２で、画像出力の準備を開始する。
【０２３１】次に、ステップＳ３０３で、画像複写装置
３００１（大容量画像メモリ部５０１）に対して画像処
理情報を要求する。
３００１（大容量画像メモリ部５０１）に対して画像処
理情報を要求する。
【０２３２】次に、ステップＳ３０４で、画像複写装置
３００１（大容量画像メモリ部５０１）から画像処理情
報を受信し、ステップＳ３０５で、受信した画像処理情
報と自機で使用するカラー表現方法（減法混色方法（Ｃ
ＭＹＫ）、又は加法混色方法（ＲＧＢ））とに基づい
て、最適な画像データを選択する。例えば、画像複写装
置３００１のプリンタ部５０２，カラープリンタ３００
３は、ＣＭＹＫの各色成分を混色（減法混色）してカラ
ー出力（カラープリント）を行う出力機器（画像取得装
置）であるので、カラー（ＣＭＹＫ）用に画像処理され
た画像１を選択し、コンピュータ３００２はＲＧＢの各
色成分を混色（加法混色）してカラー表現する方法でデ
ータを扱う（例えば、コンピュータ３００２は、ＲＧＢ
の各色成分を混色（加法混色）してカラー出力を行うＣ
ＲＴ等の表示器を備えている）ので、カラー（ＲＧＢ）
用に画像処理された画像２を選択する。なお、自機で使
用するカラー表現方法（減法混色方法（ＣＭＹＫ）、又
は加法混色方法（ＲＧＢ））は、自機に備えられている
ＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に予め格納されているも
のとする。
３００１（大容量画像メモリ部５０１）から画像処理情
報を受信し、ステップＳ３０５で、受信した画像処理情
報と自機で使用するカラー表現方法（減法混色方法（Ｃ
ＭＹＫ）、又は加法混色方法（ＲＧＢ））とに基づい
て、最適な画像データを選択する。例えば、画像複写装
置３００１のプリンタ部５０２，カラープリンタ３００
３は、ＣＭＹＫの各色成分を混色（減法混色）してカラ
ー出力（カラープリント）を行う出力機器（画像取得装
置）であるので、カラー（ＣＭＹＫ）用に画像処理され
た画像１を選択し、コンピュータ３００２はＲＧＢの各
色成分を混色（加法混色）してカラー表現する方法でデ
ータを扱う（例えば、コンピュータ３００２は、ＲＧＢ
の各色成分を混色（加法混色）してカラー出力を行うＣ
ＲＴ等の表示器を備えている）ので、カラー（ＲＧＢ）
用に画像処理された画像２を選択する。なお、自機で使
用するカラー表現方法（減法混色方法（ＣＭＹＫ）、又
は加法混色方法（ＲＧＢ））は、自機に備えられている
ＲＯＭ又は図示しない記憶媒体に予め格納されているも
のとする。
【０２３３】次に、ステップＳ３０６で、画像複写装置
３００１から原稿読み取りスキャン終了の通知を受信し
たか否かを判定し、受信していないと判定された場合
は、受信するまで待機し、受信したと判定された場合
は、ステップＳ３０７で、選択した画像データを画像複
写装置３００１（大容量画像メモリ部５０１）に要求
し、ステップＳ３０８で、画像複写装置３００１（大容
量画像メモリ部５０１）から要求した画像データを受信
（取得）する。
３００１から原稿読み取りスキャン終了の通知を受信し
たか否かを判定し、受信していないと判定された場合
は、受信するまで待機し、受信したと判定された場合
は、ステップＳ３０７で、選択した画像データを画像複
写装置３００１（大容量画像メモリ部５０１）に要求
し、ステップＳ３０８で、画像複写装置３００１（大容
量画像メモリ部５０１）から要求した画像データを受信
（取得）する。
【０２３４】次に、ステップＳ３０９で、受信した画像
データに基づく画像を出力（画像複写装置３００１のプ
リンタ部５０２，カラープリンタ３００３は記録媒体に
プリント出力，コンピュータ３００２はＣＲＴ等の表示
部に表示出力）し、ステップＳ３０１の処理に戻り、ス
テップＳ３０１〜ステップＳ３０９の処理を繰り返す。
データに基づく画像を出力（画像複写装置３００１のプ
リンタ部５０２，カラープリンタ３００３は記録媒体に
プリント出力，コンピュータ３００２はＣＲＴ等の表示
部に表示出力）し、ステップＳ３０１の処理に戻り、ス
テップＳ３０１〜ステップＳ３０９の処理を繰り返す。
【０２３５】以上の処理により、１画像に対して複数種
類の画像処理を適用した複数の画像を同時に出力するこ
とができる画像入力装置と、複数の画像を同時に書き込
み、保持することができる画像記憶装置と、画像記憶装
置内の複数の画像から１つの画像を選択して出力するこ
とができる画像出力装置から成る画像複写装置と、上記
画像複写装置の画像記憶装置内の複数の画像から１つの
画像を選択して取得することができる画像取得システム
において、画像入力装置から入力された１つの原稿画像
に対して、ＲＧＢ信号に変換された画像データと、ＣＭ
ＹＫ信号に変換された画像データの２つの画像データを
同時に画像記憶装置に書き込み、画像出力装置は画像記
憶装置内のＣＭＹＫ画像データを選択して出力し、画像
取得装置は画像記憶装置内のＲＧＢ画像データかＣＭＹ
Ｋ画像データのいずれかを選択して取得すること、即ち
ＲＧＢデータとＣＭＹＫデータを１回の読み取り動作で
同時に画像記憶装置に書き込んで保持し、画像を取得す
る際にいずれかを選択することにより、一度の画像読み
取り動作により、ＲＧＢ画像データとＣＭＹＫ画像デー
タが同時に得られ、画像を出力するプリンタや、画像の
処理を行う他の機器は、ＲＧＢかＣＭＹＫのいずれかを
選択することにより、求める画像データを簡単に取得す
ることが可能となる。
類の画像処理を適用した複数の画像を同時に出力するこ
とができる画像入力装置と、複数の画像を同時に書き込
み、保持することができる画像記憶装置と、画像記憶装
置内の複数の画像から１つの画像を選択して出力するこ
とができる画像出力装置から成る画像複写装置と、上記
画像複写装置の画像記憶装置内の複数の画像から１つの
画像を選択して取得することができる画像取得システム
において、画像入力装置から入力された１つの原稿画像
に対して、ＲＧＢ信号に変換された画像データと、ＣＭ
ＹＫ信号に変換された画像データの２つの画像データを
同時に画像記憶装置に書き込み、画像出力装置は画像記
憶装置内のＣＭＹＫ画像データを選択して出力し、画像
取得装置は画像記憶装置内のＲＧＢ画像データかＣＭＹ
Ｋ画像データのいずれかを選択して取得すること、即ち
ＲＧＢデータとＣＭＹＫデータを１回の読み取り動作で
同時に画像記憶装置に書き込んで保持し、画像を取得す
る際にいずれかを選択することにより、一度の画像読み
取り動作により、ＲＧＢ画像データとＣＭＹＫ画像デー
タが同時に得られ、画像を出力するプリンタや、画像の
処理を行う他の機器は、ＲＧＢかＣＭＹＫのいずれかを
選択することにより、求める画像データを簡単に取得す
ることが可能となる。
【０２３６】なお、図２で示した、カラープリンタ部３
８１，図１３で示したカラープリンタ３００３は、電子
写真方式でも、インクジェット、昇華式でもその他の方
式であっても、本発明を適用可能である。
８１，図１３で示したカラープリンタ３００３は、電子
写真方式でも、インクジェット、昇華式でもその他の方
式であっても、本発明を適用可能である。
【０２３７】また、本実施形態では、スキャナ部５００
内の画像処理部１２１ａ〜１２１ｃが、読み取られた原
稿画像に対して、カラー（ＣＭＹＫ）出力用の画像処理
を施した画像及びカラー（ＲＧＢ）出力用の画像処理を
施した画像を同時に大容量画像メモリ部５０１に格納
し、該格納された画像をプリンタ部５０２，コンピュー
タ３００２，カラープリンタ３００３が選択し、画像出
力処理する場合について説明したが、カラー（ＣＭＹ
Ｋ）出力用の画像処理等を施した画像，カラー（ＲＧ
Ｂ）用の画像処理等を施した画像のみでなく、例えばカ
ラー（ＣＭＹ）出力用の画像処理等を施した画像をも同
時に大容量画像メモリ部５０１に格納し、プリンタが自
機のプリント機能に最適な画像を選択してプリント処理
するように構成してもよい。
内の画像処理部１２１ａ〜１２１ｃが、読み取られた原
稿画像に対して、カラー（ＣＭＹＫ）出力用の画像処理
を施した画像及びカラー（ＲＧＢ）出力用の画像処理を
施した画像を同時に大容量画像メモリ部５０１に格納
し、該格納された画像をプリンタ部５０２，コンピュー
タ３００２，カラープリンタ３００３が選択し、画像出
力処理する場合について説明したが、カラー（ＣＭＹ
Ｋ）出力用の画像処理等を施した画像，カラー（ＲＧ
Ｂ）用の画像処理等を施した画像のみでなく、例えばカ
ラー（ＣＭＹ）出力用の画像処理等を施した画像をも同
時に大容量画像メモリ部５０１に格納し、プリンタが自
機のプリント機能に最適な画像を選択してプリント処理
するように構成してもよい。
【０２３８】さらに、スキャナ部５００が１つの読取り
画像に対して同時に施す画像処理は、カラー（ＣＭＹ
Ｋ）出力用，カラー（ＲＧＢ）出力用，カラー（ＣＭ
Ｙ）出力用のみに限らず、その他の画像処理であっても
よい。
画像に対して同時に施す画像処理は、カラー（ＣＭＹ
Ｋ）出力用，カラー（ＲＧＢ）出力用，カラー（ＣＭ
Ｙ）出力用のみに限らず、その他の画像処理であっても
よい。
【０２３９】また、本実施形態では、画像複写装置３０
０１のスキャナ部５００からのスキャン入力画像に対し
て、カラー（ＣＭＹＫ）出力用，カラー（ＲＧＢ）出力
用のそれぞれの出力に適した画像処理を行った画像を２
種類同時に画像メモリ内に格納し、該メモリから画像を
取得する機器は、自分がＣＭＹＫの各色成分を混色（減
法混色）してカラー画像表現する機器であるか、ＲＧＢ
の各色成分を混色（加法混色）してカラー画像表現する
機器であるかに応じて、取得する画像を選択する場合に
ついて説明したが、図３に示した外部インタフェース３
１３より入力された画像（例えばデジタルカメラ等で撮
像され外部インタフェース３１３より入力された画像）
に対して、カラー（ＣＭＹＫ），カラー（ＲＧＢ）の画
像処理を行った画像を２種類同時に画像メモリ内に格納
し、画像を取得する機器は、カラー（ＣＭＹＫ）でカラ
ー画像表現する必要があるのか、カラー（ＲＧＢ）でカ
ラー画像表現する必要があるのかに応じて、取得する画
像を選択するように構成してもよい。
０１のスキャナ部５００からのスキャン入力画像に対し
て、カラー（ＣＭＹＫ）出力用，カラー（ＲＧＢ）出力
用のそれぞれの出力に適した画像処理を行った画像を２
種類同時に画像メモリ内に格納し、該メモリから画像を
取得する機器は、自分がＣＭＹＫの各色成分を混色（減
法混色）してカラー画像表現する機器であるか、ＲＧＢ
の各色成分を混色（加法混色）してカラー画像表現する
機器であるかに応じて、取得する画像を選択する場合に
ついて説明したが、図３に示した外部インタフェース３
１３より入力された画像（例えばデジタルカメラ等で撮
像され外部インタフェース３１３より入力された画像）
に対して、カラー（ＣＭＹＫ），カラー（ＲＧＢ）の画
像処理を行った画像を２種類同時に画像メモリ内に格納
し、画像を取得する機器は、カラー（ＣＭＹＫ）でカラ
ー画像表現する必要があるのか、カラー（ＲＧＢ）でカ
ラー画像表現する必要があるのかに応じて、取得する画
像を選択するように構成してもよい。
【０２４０】これにより、デジタルカメラで撮像された
画像からカラー（ＣＭＹＫ）表現とカラー（ＲＧＢ）表
現にそれぞれ適した画像データが得られ、画像処理装置
（画像取得装置）が画像データを選択することにより、
それぞれの画像処理装置（画像取得装置）に最適な画像
を取得することが可能となる。
画像からカラー（ＣＭＹＫ）表現とカラー（ＲＧＢ）表
現にそれぞれ適した画像データが得られ、画像処理装置
（画像取得装置）が画像データを選択することにより、
それぞれの画像処理装置（画像取得装置）に最適な画像
を取得することが可能となる。
【０２４１】なお、本実施形態では、コンピュータ３０
０２は、カラー（ＲＧＢ）画像データを選択して、取得
する場合について説明したが、コンピュータ３００２上
のアプリケーション等がカラー（ＣＭＹＫ）の画像デー
タを必要としている場合、大容量画像メモリ部５０１か
らカラー（ＣＭＹＫ）画像データを選択して、取得する
ように構成してもよい。
０２は、カラー（ＲＧＢ）画像データを選択して、取得
する場合について説明したが、コンピュータ３００２上
のアプリケーション等がカラー（ＣＭＹＫ）の画像デー
タを必要としている場合、大容量画像メモリ部５０１か
らカラー（ＣＭＹＫ）画像データを選択して、取得する
ように構成してもよい。
【０２４２】以上説明したように、本発明により、一度
の画像読み取り動作により、ＲＧＢ画像データとＣＭＹ
Ｋ画像データが１回の読み取り動作で同時に得られ、画
像を出力するプリンタや、画像の処理を行う他の機器
は、ＲＧＢかＣＭＹＫのいずれかを選択することによ
り、求める画像データを簡単に取得することが可能とな
る。
の画像読み取り動作により、ＲＧＢ画像データとＣＭＹ
Ｋ画像データが１回の読み取り動作で同時に得られ、画
像を出力するプリンタや、画像の処理を行う他の機器
は、ＲＧＢかＣＭＹＫのいずれかを選択することによ
り、求める画像データを簡単に取得することが可能とな
る。
【０２４３】以下、図１８に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像取得システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
て本発明に係る画像取得システムで読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
【０２４４】図１８は、本発明に係る画像取得システム
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【０２４５】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【０２４６】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【０２４７】本実施形態における図１５，図１６，図１
７に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメ
モリやＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
７に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメ
モリやＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【０２４８】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【０２４９】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【０２５０】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。
【０２５１】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【０２５２】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【０２５３】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、１つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
るシステムに適用しても、１つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【０２５４】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【０２５５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明および第２の発明によれば、画像入力装置と画像
記憶装置と画像取得装置とで構成される画像取得システ
ムにおいて、前記画像入力装置の複数の画像処理手段
が、前記画像入力装置の画像入力手段により読み取られ
る１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラー表現
方法に対する画像処理を同時に施して複数の画像情報を
生成して、前記画像記憶装置に同時に出力し、前記画像
記憶装置の記憶手段が、前記画像入力装置より同時に出
力される複数の画像情報を同時に入力して記憶し、前記
画像取得装置からの要求に応じて、出力手段が、前記記
憶手段に記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像
取得装置に出力し、前記画像取得装置の選択手段が、前
記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択
し、前記画像出力装置の取得手段が、前記選択手段によ
り選択された画像情報を前記画像記憶装置に対して要求
して取得するので、一度の画像読み取り動作により、多
種のカラー表現方法に対応した複数の画像データが同時
に得られ、該複数の画像データから画像を出力するプリ
ンタや画像の処理を行う他の機器がいずれかの画像デー
タを選択することにより、それぞれの取得機器に最適な
カラー表現方法の画像を簡単に取得することができる。
の発明および第２の発明によれば、画像入力装置と画像
記憶装置と画像取得装置とで構成される画像取得システ
ムにおいて、前記画像入力装置の複数の画像処理手段
が、前記画像入力装置の画像入力手段により読み取られ
る１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラー表現
方法に対する画像処理を同時に施して複数の画像情報を
生成して、前記画像記憶装置に同時に出力し、前記画像
記憶装置の記憶手段が、前記画像入力装置より同時に出
力される複数の画像情報を同時に入力して記憶し、前記
画像取得装置からの要求に応じて、出力手段が、前記記
憶手段に記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像
取得装置に出力し、前記画像取得装置の選択手段が、前
記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択
し、前記画像出力装置の取得手段が、前記選択手段によ
り選択された画像情報を前記画像記憶装置に対して要求
して取得するので、一度の画像読み取り動作により、多
種のカラー表現方法に対応した複数の画像データが同時
に得られ、該複数の画像データから画像を出力するプリ
ンタや画像の処理を行う他の機器がいずれかの画像デー
タを選択することにより、それぞれの取得機器に最適な
カラー表現方法の画像を簡単に取得することができる。
【０２５６】第３の発明によれば、前記画像入力装置の
複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類のカラ
ー表現方法に基づく画像処理は、減法混色方法に対応す
る画像処理，加法混色方法に対応する画像処理を含み、
前記画像取得装置の選択手段は、自機の画像処理機能
が、減法混色方法に対応する場合には、減法混色方法に
対応する画像処理を施された画像情報を選択し、自機の
画像処理機能が、加法混色方法に対応する場合には、加
法混色方法に対応する画像処理を施された画像情報を選
択するので、一度の画像読み取り動作により、ＣＭＹＫ
画像データとＲＧＢ画像データが同時に得られ、該ＣＭ
ＹＫ画像データとＲＧＢ画像データから画像を出力する
プリンタや画像の処理を行う他の機器がいずれかの画像
データを選択することにより、それぞれの取得機器に最
適なカラー表現方法の画像を簡単に取得することができ
る。
複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類のカラ
ー表現方法に基づく画像処理は、減法混色方法に対応す
る画像処理，加法混色方法に対応する画像処理を含み、
前記画像取得装置の選択手段は、自機の画像処理機能
が、減法混色方法に対応する場合には、減法混色方法に
対応する画像処理を施された画像情報を選択し、自機の
画像処理機能が、加法混色方法に対応する場合には、加
法混色方法に対応する画像処理を施された画像情報を選
択するので、一度の画像読み取り動作により、ＣＭＹＫ
画像データとＲＧＢ画像データが同時に得られ、該ＣＭ
ＹＫ画像データとＲＧＢ画像データから画像を出力する
プリンタや画像の処理を行う他の機器がいずれかの画像
データを選択することにより、それぞれの取得機器に最
適なカラー表現方法の画像を簡単に取得することができ
る。
【０２５７】第４の発明によれば、画像入力装置と画像
記憶装置とで構成され画像取得装置と通信可能なスキャ
ナシステムにおいて、前記画像入力装置の複数の画像処
理手段が、前記画像入力装置の画像入力手段により読み
取られる１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラ
ー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数の画像
情報を生成して、前記画像記憶装置に同時に出力し、前
記画像記憶装置の記憶手段が、前記画像入力装置より同
時に出力される複数の画像情報を同時に入力して記憶
し、前記画像取得装置からの要求に応じて、出力手段
が、前記記憶手段に記憶される前記いずれかの画像情報
を前記画像取得装置に出力するので、一度の画像読み取
り動作により、多種のカラー表現方法に対応した複数の
画像データを記憶することができると共に、画像を出力
するプリンタや画像の処理を行う他の機器からの要求で
前記いずれかの画像データをプリンタや他の機器等に出
力することができる。
記憶装置とで構成され画像取得装置と通信可能なスキャ
ナシステムにおいて、前記画像入力装置の複数の画像処
理手段が、前記画像入力装置の画像入力手段により読み
取られる１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラ
ー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数の画像
情報を生成して、前記画像記憶装置に同時に出力し、前
記画像記憶装置の記憶手段が、前記画像入力装置より同
時に出力される複数の画像情報を同時に入力して記憶
し、前記画像取得装置からの要求に応じて、出力手段
が、前記記憶手段に記憶される前記いずれかの画像情報
を前記画像取得装置に出力するので、一度の画像読み取
り動作により、多種のカラー表現方法に対応した複数の
画像データを記憶することができると共に、画像を出力
するプリンタや画像の処理を行う他の機器からの要求で
前記いずれかの画像データをプリンタや他の機器等に出
力することができる。
【０２５８】第５の発明によれば、前記画像入力装置の
複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類のカラ
ー表現方法に対する画像処理は、減法混色方法に対応す
る画像処理，加法混色方法に対応する画像処理を含むの
で、一度の画像読み取り動作により、ＣＭＹＫ画像デー
タとＲＧＢ画像データを記憶することができると共に、
画像を出力するプリンタや画像の処理を行う他の機器か
らの要求で前記いずれかの画像データをプリンタや他の
機器等に出力することができる。
複数の画像処理手段が同時に施す異なる複数種類のカラ
ー表現方法に対する画像処理は、減法混色方法に対応す
る画像処理，加法混色方法に対応する画像処理を含むの
で、一度の画像読み取り動作により、ＣＭＹＫ画像デー
タとＲＧＢ画像データを記憶することができると共に、
画像を出力するプリンタや画像の処理を行う他の機器か
らの要求で前記いずれかの画像データをプリンタや他の
機器等に出力することができる。
【０２５９】第６の発明によれば、画像記憶装置と通信
可能な画像入力装置において、複数の画像処理手段が、
画像入力手段により読み取られる１つの画像情報に対し
て異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を
同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶
装置に同時に出力するので、一度の画像読み取り動作に
より、多種のカラー表現方法に対応した複数の画像デー
タを得ることができる。
可能な画像入力装置において、複数の画像処理手段が、
画像入力手段により読み取られる１つの画像情報に対し
て異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理を
同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像記憶
装置に同時に出力するので、一度の画像読み取り動作に
より、多種のカラー表現方法に対応した複数の画像デー
タを得ることができる。
【０２６０】第７の発明によれば、前記複数の画像処理
手段が同時に施す異なる複数種類のカラー表現方法に対
する画像処理は、減法混色方法に対応する画像処理，加
法混色方法に対応する画像処理を含むので、一度の画像
読み取り動作により、ＣＭＹＫ画像データとＲＧＢ画像
データを得ることができる。
手段が同時に施す異なる複数種類のカラー表現方法に対
する画像処理は、減法混色方法に対応する画像処理，加
法混色方法に対応する画像処理を含むので、一度の画像
読み取り動作により、ＣＭＹＫ画像データとＲＧＢ画像
データを得ることができる。
【０２６１】第８の発明によれば、画像入力装置および
画像取得装置と通信可能な画像記憶装置において、記憶
手段が、前記画像入力装置より同時に出力される異なる
複数種類のカラー表現方法に対する画像処理が施され複
数の画像情報を同時に入力して記憶し、前記画像取得装
置からの要求に応じて、出力手段が、前記記憶手段に記
憶される前記いずれかの画像情報を前記画像取得装置に
出力するので、画像入力装置より同時に読み取られる複
数種類のカラー表現方法に対する複数の画像データを同
時に入力して記憶することができると共に、画像を出力
するプリンタや画像の処理を行う他の機器からの要求で
前記いずれかの画像データをプリンタや他の機器等に出
力することができる。
画像取得装置と通信可能な画像記憶装置において、記憶
手段が、前記画像入力装置より同時に出力される異なる
複数種類のカラー表現方法に対する画像処理が施され複
数の画像情報を同時に入力して記憶し、前記画像取得装
置からの要求に応じて、出力手段が、前記記憶手段に記
憶される前記いずれかの画像情報を前記画像取得装置に
出力するので、画像入力装置より同時に読み取られる複
数種類のカラー表現方法に対する複数の画像データを同
時に入力して記憶することができると共に、画像を出力
するプリンタや画像の処理を行う他の機器からの要求で
前記いずれかの画像データをプリンタや他の機器等に出
力することができる。
【０２６２】第９および第１０の発明によれば、画像記
憶装置と通信可能な画像取得装置において、選択手段
が、１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラー表
現方法に対する画像処理が施され前記画像記憶装置に記
憶される複数の画像情報のうちいずれかの画像情報を選
択し、取得手段が、前記選択手段により選択された画像
情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得するの
で、画像記憶装置に記憶された多種のカラー表現方法に
対応した複数の画像データのうちいずれかを選択するこ
とにより、画像を出力するプリンタや画像の処理を行う
他の機器に最適な画像を取得することができる。
憶装置と通信可能な画像取得装置において、選択手段
が、１つの画像情報に対して異なる複数種類のカラー表
現方法に対する画像処理が施され前記画像記憶装置に記
憶される複数の画像情報のうちいずれかの画像情報を選
択し、取得手段が、前記選択手段により選択された画像
情報を前記画像記憶装置に対して要求して取得するの
で、画像記憶装置に記憶された多種のカラー表現方法に
対応した複数の画像データのうちいずれかを選択するこ
とにより、画像を出力するプリンタや画像の処理を行う
他の機器に最適な画像を取得することができる。
【０２６３】第１１の発明によれば、前記１つの画像情
報に対して施される異なる複数種類のカラー表現方法に
対する画像処理は、減法混色方法に対応する画像処理，
加法混色方法に対応する画像処理を含み、前記選択手段
は、自機の画像処理機能が、減法混色方法に対応する場
合には、減法混色方法に対応する画像処理を施された画
像情報を選択し、自機の画像処理機能が、加法混色方法
に対応する場合には、加法混色方法に対応する画像処理
を施された画像情報を選択するので、画像記憶装置に記
憶されたＣＭＹＫ画像データとＲＧＢ画像データのうち
いずれかを選択することにより、画像を出力するプリン
タや画像の処理を行う他の機器に最適な画像を取得する
ことができる。
報に対して施される異なる複数種類のカラー表現方法に
対する画像処理は、減法混色方法に対応する画像処理，
加法混色方法に対応する画像処理を含み、前記選択手段
は、自機の画像処理機能が、減法混色方法に対応する場
合には、減法混色方法に対応する画像処理を施された画
像情報を選択し、自機の画像処理機能が、加法混色方法
に対応する場合には、加法混色方法に対応する画像処理
を施された画像情報を選択するので、画像記憶装置に記
憶されたＣＭＹＫ画像データとＲＧＢ画像データのうち
いずれかを選択することにより、画像を出力するプリン
タや画像の処理を行う他の機器に最適な画像を取得する
ことができる。
【０２６４】第１２および第１３の発明によれば、画像
入力装置と画像記憶装置と画像取得装置とで構成される
画像取得システムの画像取得方法およびおよびコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に
おいて、前記画像入力装置により画像を読み取り、該読
み取られる１つの画像情報に対して異なる複数種類のカ
ラー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数の画
像情報を生成して、前記画像入力装置から前記画像記憶
装置に同時に出力し、前記画像入力装置より同時に出力
される複数の画像情報を同時に入力して前記画像記憶装
置のメモリに格納し、前記画像取得装置からの要求に応
じて、前記メモリに格納される前記いずれかの画像情報
を前記画像記憶装置から前記画像取得装置に出力し、前
記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択
し、該選択された画像情報を前記画像記憶装置に対して
要求して取得するので、一度の画像読み取り動作によ
り、多種のカラー表現方法に対応した複数の画像データ
が同時に得られ、該複数の画像データから画像を出力す
るプリンタや画像の処理を行う他の機器がいずれかの画
像データを選択することにより、それぞれの取得機器に
最適なカラー表現方法の画像を簡単に取得することがで
きる。
入力装置と画像記憶装置と画像取得装置とで構成される
画像取得システムの画像取得方法およびおよびコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に
おいて、前記画像入力装置により画像を読み取り、該読
み取られる１つの画像情報に対して異なる複数種類のカ
ラー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数の画
像情報を生成して、前記画像入力装置から前記画像記憶
装置に同時に出力し、前記画像入力装置より同時に出力
される複数の画像情報を同時に入力して前記画像記憶装
置のメモリに格納し、前記画像取得装置からの要求に応
じて、前記メモリに格納される前記いずれかの画像情報
を前記画像記憶装置から前記画像取得装置に出力し、前
記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選択
し、該選択された画像情報を前記画像記憶装置に対して
要求して取得するので、一度の画像読み取り動作によ
り、多種のカラー表現方法に対応した複数の画像データ
が同時に得られ、該複数の画像データから画像を出力す
るプリンタや画像の処理を行う他の機器がいずれかの画
像データを選択することにより、それぞれの取得機器に
最適なカラー表現方法の画像を簡単に取得することがで
きる。
【０２６５】従って、一度の画像読み取り動作により、
画像を出力するプリンタや画像の処理を行う機器等の多
種多様な機器に適する多種複数のカラー表現方法に対応
した複数の画像データを簡単に取得することができる等
の効果を奏する。
画像を出力するプリンタや画像の処理を行う機器等の多
種多様な機器に適する多種複数のカラー表現方法に対応
した複数の画像データを簡単に取得することができる等
の効果を奏する。
【図１】本発明の一実施形態を示す画像複写装置の論理
的な構成および画像データ信号の流れを説明するブロッ
ク図である。
的な構成および画像データ信号の流れを説明するブロッ
ク図である。
【図２】図１に示した画像複写装置の全体構成を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図３】図２に示した画像処理基板内のデジタル画像処
理部（図１に示したＣＣＤ部，画像処理部）の構成を詳
細に説明するブロック図である。
理部（図１に示したＣＣＤ部，画像処理部）の構成を詳
細に説明するブロック図である。
【図４】図２に示したカラースキャナ部内部で流れる画
像信号の構成を説明する図である。
像信号の構成を説明する図である。
【図５】図２に示したカラープリンタ部の制御構成を説
明するブロック図である。
明するブロック図である。
【図６】図１に示した大容量画像メモリの構成を詳細に
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
【図７】図６に示したＲＡＭにおける画像データの保持
方法を模式的に示したメモリマップである。
方法を模式的に示したメモリマップである。
【図８】図６に示したＲＡＭへの画像データ書き込みタ
イミングを説明するタイミングチャートである。
イミングを説明するタイミングチャートである。
【図９】図７に示した画像情報領域に保持された画像情
報テーブルの一例を説明する図である。
報テーブルの一例を説明する図である。
【図１０】図１に示したスキャナ部内に設けられる自動
判別領域信号発生回路の構成を示すブロック図である。
判別領域信号発生回路の構成を示すブロック図である。
【図１１】図１０に示した自動判別領域信号発生回路に
より発生される自動判別領域信号を説明する図である。
より発生される自動判別領域信号を説明する図である。
【図１２】図１に示したスキャナ部内に設けられるオー
トカラーセレクト部の構成を示すブロック図である。
トカラーセレクト部の構成を示すブロック図である。
【図１３】本発明の画像取得システムの構成を説明する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図１４】スキャナ部から大容量画像メモリ部に通知さ
れる画像処理情報（画像情報テーブル）の一例を示す図
である。
れる画像処理情報（画像情報テーブル）の一例を示す図
である。
【図１５】本発明の画像取得システムの第１の画像取得
制御手順の一例を示すフローチャートである。
制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図１６】本発明の画像取得システムの第２の画像取得
制御手順の一例を示すフローチャートである。
制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図１７】本発明の画像取得システムの第３の画像取得
制御手順の一例を示すフローチャートである。
制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図１８】本発明に係る画像取得システムで読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
１２１ａ〜１２１ｃ 画像処理部 ２０１ 大容量画像メモリ ３００ スキャナＣＰＵ ３８２ 外部Ｉ／Ｆ ３８４ プリンタＣＰＵ ５００ スキャナ部 ５０１ 大容量画像メモリ部 ５０２ プリンタ部 ３０００ ネットワーク ３００１ 画像複写装置 ３００２ コンピュータ ３００３ カラープリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B057 AA11 CA01 CA02 CA06 CA08 CA12 CB01 CB02 CB06 CB08 CB12 CC01 CE17 CE18 CH11 DB02 DB06 DB08 DB09 5C062 AA05 AB17 AB22 AB40 AC02 AC04 AC21 AC22 AC64 AE03 5C073 AA06 AB04 CC01 5C079 HB01 HB03 HB12 LA03 LA12 LA21 LA31 LB02 LB04 MA02 MA19 PA02 (54)【発明の名称】 画像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装置並びに画像記憶装置並びに画像取 得装置並びに画像取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラム を格納した記憶媒体
Claims (13)
- 【請求項１】 画像入力装置と画像記憶装置と画像取得
装置とで構成される画像取得システムにおいて、 前記画像入力装置は、画像を読み取る画像入力手段と、
前記画像入力手段により読み取られる１つの画像情報に
対して異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処
理を同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像
記憶装置に同時に出力する複数の画像処理手段とを有
し、 前記画像記憶装置は、前記画像入力装置より同時に出力
される複数の画像情報を同時に入力して記憶する記憶手
段と、前記画像取得装置からの要求に応じて、前記記憶
手段に記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像取
得装置に出力する出力手段とを有し、 前記画像取得装置は、前記画像記憶装置に記憶されるい
ずれかの画像情報を選択する選択手段と、前記選択手段
により選択された画像情報を前記画像記憶装置に対して
要求して取得する取得手段を有する、ことを特徴とする
画像取得システム。 - 【請求項２】 前記画像入力装置に、複数の画像処理手
段により施した複数の画像処理に基づく前記複数の画像
情報のカラー表現情報を前記画像記憶装置に通知する通
知手段を設け、 前記画像記憶装置に、前記画像入力装置より通知される
カラー表現情報を記憶するカラー表現情報記憶手段と、
前記画像取得装置からの要求に応じて、前記カラー表現
情報記憶手段に記憶される前記カラー表現情報を前記画
像取得装置に出力するカラー表現情報出力手段とを設
け、 前記画像取得装置に、前記画像記憶装置に記憶される複
数の画像情報のカラー表現情報を要求して取得するカラ
ー表現情報取得手段を設け、 前記画像取得装置の選択手段は、前記カラー表現情報取
得手段により取得した前記画像記憶装置に記憶される複
数の画像情報のカラー表現情報および自機のカラー表現
機能に基づいて、前記画像記憶装置に記憶されるいずれ
かの画像情報を選択することを特徴とする請求項１記載
の画像取得システム。 - 【請求項３】 前記画像入力装置の複数の画像処理手段
が同時に施す異なる複数種類のカラー表現方法に基づく
画像処理は、減法混色方法に対応する画像処理，加法混
色方法に対応する画像処理を含み、 前記画像取得装置の選択手段は、自機の画像処理機能
が、減法混色方法に対応する場合には、減法混色方法に
対応する画像処理を施された画像情報を選択し、自機の
画像処理機能が、加法混色方法に対応する場合には、加
法混色方法に対応する画像処理を施された画像情報を選
択することを特徴とする請求項１記載の画像取得システ
ム。 - 【請求項４】 画像入力装置と画像記憶装置とで構成さ
れ画像取得装置と通信可能なスキャナシステムにおい
て、 前記画像入力装置は、画像を読み取る画像入力手段と、
前記画像入力手段により読み取られる１つの画像情報に
対して異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処
理を同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像
記憶装置に同時に出力する複数の画像処理手段とを有
し、 前記画像記憶装置は、前記画像入力装置より同時に出力
される複数の画像情報を同時に入力して記憶する記憶手
段と、前記画像取得装置からの要求に応じて、前記記憶
手段に記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像取
得装置に出力する出力手段と、を有することを特徴とす
るスキャナシステム。 - 【請求項５】 前記画像入力装置の複数の画像処理手段
が同時に施す異なる複数種類のカラー表現方法に対する
画像処理は、減法混色方法に対応する画像処理，加法混
色方法に対応する画像処理を含むことを特徴とする請求
項４記載のスキャナシステム。 - 【請求項６】 画像記憶装置と通信可能な画像入力装置
において、 画像を読み取る画像入力手段と、 前記画像入力手段により読み取られる１つの画像情報に
対して異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処
理を同時に施して複数の画像情報を生成して、前記画像
記憶装置に同時に出力する複数の画像処理手段と、を有
することを特徴とする画像入力装置。 - 【請求項７】 前記複数の画像処理手段が同時に施す異
なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理は、減
法混色方法に対応する画像処理，加法混色方法に対応す
る画像処理を含むことを特徴とする請求項６記載の画像
入力装置。 - 【請求項８】 画像入力装置および画像取得装置と通信
可能な画像記憶装置において、 前記画像入力装置より同時に出力される異なる複数種類
のカラー表現方法に対する画像処理が施され複数の画像
情報を同時に入力して記憶する記憶手段と、 前記画像取得装置からの要求に応じて、前記記憶手段に
記憶される前記いずれかの画像情報を前記画像取得装置
に出力する出力手段と、を有することを特徴とする画像
記憶装置。 - 【請求項９】 画像記憶装置と通信可能な画像取得装置
において、 １つの画像情報に対して異なる複数種類のカラー表現方
法に対する画像処理が施され前記画像記憶装置に記憶さ
れる複数の画像情報のうちいずれかの画像情報を選択す
る選択手段と、 前記選択手段により選択された画像情報を前記画像記憶
装置に対して要求して取得する取得手段と、を有するこ
とを特徴とする画像取得装置。 - 【請求項１０】 前記選択手段は、自機のカラー表現機
能に基づいて、前記画像記憶装置に記憶されるいずれか
の画像情報を選択することを特徴とする請求項９記載の
画像取得装置。 - 【請求項１１】 前記１つの画像情報に対して施される
異なる複数種類のカラー表現方法に対する画像処理は、
減法混色方法に対応する画像処理，加法混色方法に対応
する画像処理を含み、 前記選択手段は、自機の画像処理機能が、減法混色方法
に対応する場合には、減法混色方法に対応する画像処理
を施された画像情報を選択し、自機の画像処理機能が、
加法混色方法に対応する場合には、加法混色方法に対応
する画像処理を施された画像情報を選択することを特徴
とする請求項９記載の画像取得装置。 - 【請求項１２】 画像入力装置と画像記憶装置と画像取
得装置とで構成される画像取得システムの画像取得方法
において、 前記画像入力装置により画像を読み取る画像入力工程
と、 該読み取られる１つの画像情報に対して異なる複数種類
のカラー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数
の画像情報を生成して、前記画像入力装置から前記画像
記憶装置に同時に出力する画像処理工程と、 前記画像入力装置より同時に出力される複数の画像情報
を同時に入力して前記画像記憶装置のメモリに格納する
格納工程と、 前記画像取得装置からの要求に応じて、前記メモリに格
納される前記いずれかの画像情報を前記画像記憶装置か
ら前記画像取得装置に出力する出力工程と、 前記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選
択する選択工程と、 該選択された画像情報を前記画像記憶装置に対して要求
して取得する取得工程と、を有することを特徴とする画
像取得システムの画像取得方法。 - 【請求項１３】 画像入力装置と画像記憶装置と画像取
得装置とで構成される画像取得システムを制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体において、 前記画像入力装置により画像を読み取る画像入力工程
と、 該読み取られる１つの画像情報に対して異なる複数種類
のカラー表現方法に対する画像処理を同時に施して複数
の画像情報を生成して、前記画像入力装置から前記画像
記憶装置に同時に出力する画像処理工程と、 前記画像入力装置より同時に出力される複数の画像情報
を同時に入力して前記画像記憶装置のメモリに格納する
格納工程と、 前記画像取得装置からの要求に応じて、前記メモリに格
納される前記いずれかの画像情報を前記画像記憶装置か
ら前記画像取得装置に出力する出力工程と、 前記画像記憶装置に記憶されるいずれかの画像情報を選
択する選択工程と、 該選択された画像情報を前記記装置に対して要求して取
得する取得工程と、を有することを特徴とするコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11232282A JP2001057639A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 画像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11232282A JP2001057639A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 画像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001057639A true JP2001057639A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16936794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11232282A Pending JP2001057639A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 画像取得システム並びにスキャナシステム並びに画像入力装置並びに画像記憶装置並びに画像取得装置並びに画像取得システムの画像取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001057639A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008147856A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム |
-
1999
- 1999-08-19 JP JP11232282A patent/JP2001057639A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008147856A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム |
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