JP2001103257A - 画像形成装置及び記録制御装置 - Google Patents

画像形成装置及び記録制御装置

Info

Publication number
JP2001103257A
JP2001103257A JP27436099A JP27436099A JP2001103257A JP 2001103257 A JP2001103257 A JP 2001103257A JP 27436099 A JP27436099 A JP 27436099A JP 27436099 A JP27436099 A JP 27436099A JP 2001103257 A JP2001103257 A JP 2001103257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
unit
image data
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27436099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001103257A5 (ja
Inventor
Jun Yamaguchi
純 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27436099A priority Critical patent/JP2001103257A/ja
Publication of JP2001103257A publication Critical patent/JP2001103257A/ja
Publication of JP2001103257A5 publication Critical patent/JP2001103257A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成スピードを低下させた場合に、画像
の濃度が変化することを防止する。 【解決手段】 複数の発光素子がアレイ状に配列された
LED210〜213と、LED210〜213によっ
て、感光体上に画像を形成する画像形成手段と、画像デ
ータを記憶するRAM1,2と、記憶された画像データ
に基づいてLED210〜213を駆動するLED駆動
部206〜209と、画像形成スピードに応じて、発光
デューティを変化させる発光デューティ制御部30と、
画像形成スピードに応じて、RAM1,2から読み出さ
れた画像データを選択的に間引く画像データ間引き制御
部20を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録素子アレイを
用いた画像形成装置及び記録制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光素子アレイを有するプリント
ヘッドを搭載した画像形成装置では、通常、記録が行わ
れる記録媒体の搬送方向を副走査方向としたとき、該副
走査方向に直行する主走査方向を発光素子アレイによる
記録方向としている。
【0003】このような装置において、画像形成スピー
ドを変更しても発光素子の発光デューティを変更してい
なかった。さらに副走査方向の印字デューティも変更し
ていなかった。発光デューティおよび副走査方向の印字
デューティ一定では画像形成スピードを遅くしたときに
出力画像の濃度が高くなるので、これを回避するため
に、潜像、現像を形成するための高圧出力値をプロセス
スピードに応じて可変させる手法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記高
圧出力値の設定値を決定するには多くの検討期間を要す
る上に、高圧設定可変のためにD/A変換器などを使用
する必要があるためにコストアップにつながるという課
題があった。
【0005】そこで本発明は上述した課題を解決するた
めになされたものであって、画像形成スピードに応じ、
発光素子の発光デューティおよび副走査方向の印字デュ
ーティを可変設定することで、画像形成スピードを変化
させたときでも高圧設定を一定としたまま出力画像の濃
度を常に一定にすることができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における画像形成
装置は、複数の記録素子がアレイ状に配列された記録素
子アレイと、前記記録素子アレイによって、記録媒体上
に画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データに
基づいて前記記録素子アレイを駆動する駆動手段と、前
記画像形成手段の画像形成スピードに応じて、前記記録
素子の記録デューティを変化させるデューティ制御手段
と、前記画像形成手段の画像形成スピードに応じて、前
記記憶手段から読み出された画像データによる記録動作
を選択的に禁止する禁止手段とを有することを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)第1の実施例と
してLEDアレイを露光系に用いた2値記録デジタルカ
ラー複写機により説明する。
【0008】図3はデジタルカラー複写機の横断面概略
図である。図3では上部にリーダ部、下部にプリンタ部
を配置してある。
【0009】(リーダ部の構成)図3において101は
CCD、311はCCD101の実装された基板、31
2は図4の画像処理部からCCD101を除いた部分及
び図5の201・202〜205の部分を含む画像処理
部、301は原稿台ガラス、302は原稿給紙装置(D
F)(なお、この原稿給紙装置302の代わりに未図示
の鏡面圧板を装着する構成もある)、303及び304
は原稿を照明する光源(ハロゲンランプ又は蛍光灯)、
305及び306は光源303・304の光を原稿に集
光する反射傘、307〜309はミラー、310は原稿
からの反射光又は投影光をCCD101上に集光するレ
ンズ、314はハロゲンランプ303・304と反射傘
305・306とミラー307を収容するキャリッジ、
315はミラー308・309を収容するキャリッジ、
313は他のIPU等とのインターフェイス(I/F)
部である。なお、キャリッジ314は速度Vで、キャリ
ッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に移動するこ
とによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0010】図4はディジタル画像処理部312の詳細
な構成を示すブロック図である。
【0011】原稿台ガラス上の原稿は光源303・30
4からの光を反射し、その反射光はCCD101に導か
れて電気信号に変換される(CCD101はカラーセン
サの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上
にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインC
CDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタ
をそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、
フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構
成になったものでも構わない)。そして、その電気信号
(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力されク
ランプ&Amp.&S/H&A/D部102でサンプル
ホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレ
ベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記
処理順番は表示順とは限らない)、A/D変換されて、
例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換され
る。そして、RGB信号はシェーディング部103で、
シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&
MTF補正&原稿検知部104で、CCD101が3ラ
インCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が
異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整
し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミ
ングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によって
読取のMTFが変わるため、その変化を補正し、原稿検
知は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより原稿サ
イズを認識する。読取位置タイミングが補正されたデジ
タル信号は入力マスキング部105によって、CCD1
01の分光特性及び光源303・304及び反射傘30
5・306の分光特性を補正する。入力マスキング部1
05の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレク
タ106に入力される。セレクタ106から出力された
信号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下
地除去部115に入力される。下地除去部115に入力
された信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文
字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、
原稿から黒文字信号を生成する。また、もう一つのセレ
クタ106の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&
LOG変換部107では、色空間圧縮は読み取った画像
信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか
判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合
は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補
正する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換でR
GB信号からCMY信号に変換する。そして、黒文字判
定部116で生成された信号とタイミングを補正するた
め色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力信
号は遅延108でタイミングを調整される。この2種類
の信号はモワレ除去部109でモワレが除去され、11
0で、主走査方向に変倍処理される。111はUCR&
マスキング&黒文字反映部で、変倍処理部で処理された
CMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マ
スキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正さ
れると共に黒文字判定部116で生成された判定信号が
CMYK信号にフィードバックされる。UCR&マスキ
ング&黒文字反映部111で処理された信号はγ補正部
112で濃度調整された後フィルタ部113でスムージ
ング又はエッジ処理される。以上処理された信号は図5
の201の2値変換部で8ビットの多値信号から2値信
号に変換される。(変換方法はディザ法・誤差拡散法・
誤差拡散の改良したものいずれもかまわない。)
【0012】(プリンタ部の構成)図3において、31
7はY画像形成部、318はM画像形成部、319はC
画像形成部、320はK画像形成部で、それぞれの構成
は同一なのでY画像形成部317を詳細に説明し、他の
画像形成部の説明は省略する。
【0013】Y画像形成部317において、342は感
光ドラムであり図示しない超音波モータにより駆動され
る。LEDアレイ210からの光によって、その表面に
潜像が形成される。321は一次帯電気で、感光ドラム
342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備
をする。322は現像器で、感光ドラム342上の潜像
を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像器32
2には、現像バイアスを印加して現像するためのスリー
ブ345が含まれている。323は転写帯電気で、転写
ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342
上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録紙などへ
転写する。本実施例は転写効率がよいため、クリーナ部
が配置されていない。(クリーナ部を装着しても問題な
いことは言うまでもない。)
【0014】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。カセット340・341に格納された記
録紙等はピックアップローラ339・338により1枚
毎給紙し、給紙ローラ336・337で転写ベルト33
3上に供給される。給紙された記録紙は、吸着帯電器3
46で帯電させられる。348は転写ベルトローラで、
転写ベルト333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と
対になって記録紙等を帯電させ、転写ベルト333に記
録紙等を吸着させる。347は紙先端センサで、転写ベ
ルト333上の記録紙等の先端を検知する。なお、紙先
端センサの検出信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ
送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号
を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0015】この後、記録紙等は、転写ベルト333に
よって搬送され、画像形成部317〜320においてY
MCKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画
像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト33
3からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除
電された後、転写ベルト333から分離される。350
は剥離帯電器で、記録紙等が転写ベルト333から分離
する際の剥離放電による画像乱れを防止するものであ
る。分離された記録紙等は、トナーの吸着力を補って画
像乱れを防止するために、定着前帯電器351・352
で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱定着さ
れた後、335の排紙トレーに排紙される。
【0016】LED画像記録について説明する。図4及
び図5の画像処理部で生成された2値のYMDKの画像
信号はページメモリ218に記憶され、図示しないペー
ジメモリ制御部により読み出された画像データは、紙先
端センサ347からの紙先端信号を基に、それぞれ遅延
部202〜205によって紙先端センサとそれぞれの画
像形成部との距離の違いを調整することにより4色を所
定の位置に印字することが可能となる。LEDアレイ制
御部214〜217はLEDアレイの発光制御信号を画
像データに応じて発生し、LED駆動206〜209に
よりLED210〜213を駆動する。
【0017】次に本実施例で特徴的なLEDアレイ制御
部214〜217について説明する。
【0018】まず発光制御の必要性について説明する。
ここで述べる発光制御とはライン単位の間引きと、1画
素を形成するために各LED1素子が発光している時間
(デューティ)の制御のことである。本デジタルカラー
複写機では記録媒体の違いにより、画像形成スピード
(以下プロセススピードという)を変更しなければなら
ない。それは主に定着の特性に起因する。厚紙の場合は
定着器の熱を多く吸収するために、普通紙と同じプロセ
ススピードで定着器を通すと、定着ローラの熱が下が
り、定着性が悪くなる。またOHPシートの場合、普通
紙と同じスピードで定着器を通すと、トナーが融解しき
らず、光の透過性が悪いものとなる。そこで本デジタル
カラー複写機では普通紙のプロセススピードを標準速と
し、厚紙では2分の1速、OHPシートでは4分の1速
としている。2分の1速、4分の1速のとき、LEDア
レイの発光制御は標準速と同じ制御ではいけない。もし
も同じ発光制御で印字すると図8のb、cに示すように
ラインピッチが詰まりそれぞれ副走査方向に2分の1、
4分の1に圧縮された画像になってしまうからである。
このピッチ詰まりの改善を、以下に述べる画像データ更
新制御部により行う。ここで問題となるのが、画像濃度
である。標準速に対し2分の1速、4分の1速としたと
き単純に記録を行うと、単位面積あたりの発光量が2
倍、4倍となり画像濃度が濃くなってしまう。この画像
濃度をプロセススピードに関係なく一定に保つために効
果があるのが、LEDアレイ発光制御装置である。
【0019】なお、プロセススピードとは画像形成に係
る処理スピードのことをいい、具体的には、記録媒体と
しての記録紙Pが副走査方向へ搬送される速度のことを
いう。この搬送方向である副走査方向に垂直に交差する
主走査方向に沿ってLEDアレイ210〜213が配置
されている。これにより、主走査方向の主走査同期信号
を同期基準として、LEDアレイ210〜213が画像
データに基づいて駆動制御され、これにより感光ドラム
342〜345上に潜像が形成されることになる。ま
た、LEDアレイ210〜213の内部には、記録素子
としての発光素子が複数アレイ状に配列されている。
【0020】(画像データ更新制御部)前述したライン
ピッチの詰まりを解決するために図1の画像データ更新
制御部10によりラインごとのデータの更新を制御す
る。まず図5の遅延部から出力されたデータを出力切替
え部508に入力する。この出力切替え部はセレクタ5
12の出力(更新タイミング信号)により切替えを行な
う。出力切替え部の出力はRAM1とRAM2に交互に
書込まれる。RAM1、RAM2はラインメモリであ
り、遅延部から送られてくるラスタデータを、図示しな
いデータ並べ替え装置によりLEDの発光順に合わせて
並べ替えたデータを書込む。RAM1、RAM2の出力
はセレクタ511で選択される。出力切替え部とセレク
タ511の切替えタイミングを生成しているのが、スピ
ードレジスタ513とセレクタ512である。スピード
レジスタは2bitのレジスタで標準速のとき“0
0”、1/2速のとき“01”、1/4速のとき“1
0”をセットする。セレクタ512に入力される信号D
は、主走査同期信号HSYNCN(ヘッド1走査周期)
をカウントする3bitカウンタ514の出力である。
セレクタ512はスピードレジスタの設定値“00”、
“01”、“10”に対し、D(0)、D(1)、D
(2)をそれぞれ出力する。この出力は図示しないペー
ジメモリ制御装置に入力され、図5のページメモリから
のデータの呼び出しタイミングも制御している。RAM
1、RAM2のリードも書き込み同様1ラインごと交互
に行われる。このような構成により、1/2速、1/4
速のときでも、主走査同期信号で毎回データが更新され
ることがなくなるので、出力画像は図9のようになり、
プロセススピードによる副走査方向の画像圧縮がなくな
る。画像データ更新制御部によるデータ更新のタイミン
グを図12に示す。
【0021】次に解決しなければならないのは画像濃度
である。図9のb、cからわかるように、画像サイズは
同一であっても、1/2速、1/4速とすることによ
り、画像濃度が2倍、4倍になってしまっている。これ
を解決すべく、発光制御を行う。この制御は図1の画像
データ間引き制御部および発光デューティ制御部により
行なう。
【0022】(画像データ間引き部)まず画像データ間
引き部20について説明する。画像データ間引き制御部
は、画像データによる発光・記録動作を選択的に禁止す
るためのものである。Dフリップフロップ503とイン
バータ504とAND505により、主走査同期信号H
SYNCNの立下がりタイミングを検出し3bitカウ
ンタ506のイネーブルに入力する。PCLKは画像転
送クロックかつシステムクロックであり、周波数は25
MHzである。このPCLK8192周期がHSYNC
Nの1周期にあたる。3bitカウンタ506は結局H
SYNCNをカウントすることになる。3bitカウン
タ506の出力はセレクタ502に入力されパターンレ
ジスタ530の出力をbitごとに選択する。これらの
タイミングを図2に示す。このときのパターンレジスタ
の設定値を図6に示す。これからわかるようにパターン
レジスタの設定値が0であるbit数と3bitカウン
タ506の出力が一致したときはセレクタ502の出力
信号Eが‘L’となり組合せ回路507によりデータを
マスクすることになる。これによりライン間引きが実現
する。図2−Aのパターンレジスタ値を1/2速時の印
字に適用すると図7のような出力画像となる。破線は印
字されないライン、実線は印字されるラインである。こ
れにより600dpil画素幅の間に1ラインしか印字
されていないことがわかる。よって画像濃度は標準速時
と同等になる。1/4速時もレジスタ値に“01000
100”のように4回に1回発光するように設定すれば
よい。またパターンレジスタの値を変更することによ
り、あるラインは2倍濃度または4倍濃度にすることも
できる。さらに本実施例ではパターンレジスタを8bi
tとしたがさらにbit数を増やし長い周期で印字パタ
ーンを設定してもよい。
【0023】(発光デューティ制御部)つぎに発光デュ
ーティ制御部30について説明する。まず発光デューテ
ィ制御部30で生成する信号はΦIと呼び、このΦIが
Lの時にLEDは発光する。基準レジスタ520はΦI
の立上がりのタイミングを設定するレジスタでありプロ
セススピードに関わらず一定である。ここではレジスタ
520に“30(D)”を設定している。標準速度レジ
スタ521、2分の1速レジスタ522、4分の1速レ
ジスタ523はΦIの立下がりタイミングを設定するレ
ジスタであり、それぞれ順に標準速、1/2速、1/4
速用の設定値を設定しておく。ここでは簡単のため“1
0(D)”、“20(D)”、“25(D)”を設定し
ている。セレクタ527はプロセススピード設定レジス
タ513の出力値に応じてレジスタ521〜523の値
をセレクトする。カウンタ524は5bitカウンタで
ありPCLKをカウントする。PCLKはシステムクロ
ックかつ画像転送クロックである。コンパレータ525
はレジスタ520の値とカウンタ524の出力を比較し
等しいときHを出力する。コンパレータB525の出力
はJKフリップフロップ528のJ端子に入力されΦI
の立上がりタイミングを生成するコンパレータA526
はカウンタ524とセレクタ527の出力を比較し、等
しいときHを出力する。コンパレータ526の出力はJ
Kフリップフロップ528のK端子に入力され、ΦIの
立下がりタイミングを生成する。以上のようにして生成
されたΦIのタイミングを図10に示す。図10から明
らかな様に標準速度、1/2、1/4のときそれぞれ発
光時間は20、10、5となる。このタイミングで印字
した場合の模式的なプリント結果を図11に示す。図1
1からわかるように、本実施例に特徴的な画像データ更
新制御と発光デューティ制御を行なえば、プロセススピ
ードが変化しても画像濃度を一定に保つことが出来、安
定した画像を得られる。
【0024】本例では簡単のため発光デューティを標準
速度を100%、2分の1速50%、4分の1速25%
としたが、実際には前述したライン間引きと組み合わせ
て使用するためこのような単純な値にはならない。ライ
ン間引き制御により大体の濃度を決定し、発光デューテ
ィ制御により微調整を行なうのが、望ましい使用方法で
ある。発光デューティはプロセススピードの他、記録媒
体の種類によっても設定値を変えると、より高画質な出
力画像を得ることができる。
【0025】また本例では3種のプロセススピードにつ
いて説明したが、本発明は3種のプロセススピードに限
定されることはなく、また1/2、1/4速のような1
/(2のn乗)速に限定されないことはいうまでもな
い。
【0026】(第2の実施例)本発明はデジタルカラー
LED複写機に限定されず、全ての記録素子アレイ画像
形成装置に適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成スピードを変化させた場合であっても、画像濃
度の変化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例特徴を最もよく表す構成
【図2】本発明の第1の実施例に係る画像データ間引き
部のタイミング
【図3】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複
写機の横断面図
【図4】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複
写機の画像処理フローチャート
【図5】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複
写機のLED駆動ブロック図
【図6】本発明の第1の実施例に係るパターンレジスタ
設定値を示す図
【図7】本発明の第1の実施例に係る画像データ間引き
制御部を使用したときの画像を示す図
【図8】本発明の第1の実施例に係る画像データ更新制
御部を使用しない時の画像を示す図
【図9】本発明の第1の実施例に係る画像データ更新制
御部を使用した時の画像を示す図
【図10】本発明の第1の実施例に係る発光デューティ
制御部により生成されたΦIを示す図
【図11】本発明の第1の実施例に係る発光デューティ
制御部を使用したときの画像を示す図
【図12】本発明の第1の実施例に係る画像データ更新
制御部による画像データ更新タイミングチャート
【符号の説明】
214〜217 LEDアレイ制御部 206〜209 LED駆動部 210〜213 LEDアレイ 10 画像データ更新制御部 20 画像データ間引き制御部 30 発光デューティ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 Fターム(参考) 2C162 AF13 AF20 AF69 FA17 2H027 EA02 5C074 AA02 BB04 CC04 CC26 DD16 DD22 DD24 DD28 EE06 FF15 GG12 HH02 9A001 BB01 BB02 BB03 BB04 EE05 HH31 JJ35 KK16 KK31 KK37 KK42 LL02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子がアレイ状に配列された
    記録素子アレイと、 前記記録素子アレイによって、記録媒体上に画像を形成
    する画像形成手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて前記記
    録素子アレイを駆動する駆動手段と、 前記画像形成手段の画像形成スピードに応じて、前記記
    録素子の記録デューティを変化させるデューティ制御手
    段と、 前記画像形成手段の画像形成スピードに応じて、前記記
    憶手段から読み出された画像データによる記録動作を選
    択的に禁止する禁止手段とを有することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段は、画像のライン単位で、
    画像データによる記録を選択的に禁止することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記禁止手段は、画像データを選択的に
    間引くことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記禁止手段は、前記記録素子アレイの
    記録動作制御信号を操作することによって、記録動作を
    選択的に禁止することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記デューティ制御手段は、 前記複数の画像形成スピードのそれぞれに対応する複数
    の設定値を記憶する設定値記憶手段と、 前記設定値記憶手段に記憶された複数の設定値の何れか
    を選択する選択手段と、 基準クロックをカウントするカウント手段と、 前記選択手段により選択された設定値と前記カウント手
    段のカウント値を比較する比較手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶された画像データを
    更新する更新手段と、 前記画像形成スピードに応じて、前記更新手段の更新タ
    イミングを変化させる更新制御手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録素子は発光素子であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数の記録素子がアレイ状に配列された
    記録素子アレイと、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて前記記
    録素子アレイを駆動する駆動手段と、 画像形成装置の画像形成スピードに応じて、前記記録素
    子の記録デューティを変化させるデューティ制御手段
    と、 前記画像形成装置の画像形成スピードに応じて、前記記
    憶手段から読み出された画像データによる記録動作を選
    択的に禁止する禁止手段とを有することを特徴とする画
    像形成装置のための記録制御装置。
JP27436099A 1999-09-28 1999-09-28 画像形成装置及び記録制御装置 Pending JP2001103257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27436099A JP2001103257A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 画像形成装置及び記録制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27436099A JP2001103257A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 画像形成装置及び記録制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001103257A true JP2001103257A (ja) 2001-04-13
JP2001103257A5 JP2001103257A5 (ja) 2006-11-16

Family

ID=17540583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27436099A Pending JP2001103257A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 画像形成装置及び記録制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001103257A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519711A (ja) * 2004-11-14 2008-06-12 ヒューレット・パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド バックライトディスプレイ印刷の方法
JP2010181841A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519711A (ja) * 2004-11-14 2008-06-12 ヒューレット・パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド バックライトディスプレイ印刷の方法
JP2010181841A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3887951B2 (ja) 画像形成装置
JP3581477B2 (ja) デジタル複写機
JP2004048265A (ja) 原稿読み取り装置および画像形成装置
JPH11240202A (ja) 画像記録装置及び複写システム
US6570671B1 (en) Image forming apparatus and recording control device
JP3492096B2 (ja) 画像処理装置
JP4248633B2 (ja) 画像読み取り装置およびディジタル複写機
JP3330392B2 (ja) カラー画像形成装置
US7092124B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method with judging pixels in halftone-dot areas based on isolated pixel counts
JP2001103257A (ja) 画像形成装置及び記録制御装置
JP4315401B2 (ja) 画像形成装置
JPH05236277A (ja) 画像処理装置
JP3688100B2 (ja) 画像処理装置
JP3897464B2 (ja) 画像形成装置
JP3997048B2 (ja) 画像形成装置
JP2001096792A (ja) 画像形成装置
JP4065512B2 (ja) データ処理装置
JP3810271B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH1198353A (ja) 画像形成装置及情報処理装置及び制御方法及びシステム及び記憶媒体
JPH10257325A (ja) 画像形成装置
JPH06178111A (ja) 画像処理装置
JP2000103110A (ja) 画像出力制御装置および画像出力制御方法
JPH11129534A (ja) 画像記録装置
JP2001057633A (ja) 像域分離処理を用いる画像デ−タ処理装置
JPH09191674A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020