JPH10257325A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10257325A
JPH10257325A JP9074492A JP7449297A JPH10257325A JP H10257325 A JPH10257325 A JP H10257325A JP 9074492 A JP9074492 A JP 9074492A JP 7449297 A JP7449297 A JP 7449297A JP H10257325 A JPH10257325 A JP H10257325A
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JP
Japan
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image
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detecting means
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JP9074492A
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English (en)
Inventor
Yukio Yamaguchi
幸男 山口
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地肌汚れの防止のみならず、裏写り画像によ
る画質劣化を防止することが可能な画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 図4において、ピーク位置検出手段によ
ってA、B、Cはそれぞれ地肌部の中心的濃度を示す地
肌区分、裏写り画像の中心的濃度を示す裏写り区分、表
面画像の中心的濃度を示す画像区分であると判断でき
る。そのため、裏写り区分以下の濃度の画像を記録紙上
に再現しないようにすることによって、表面のみを記録
紙上に再現することが可能となる。こうして、ヒストグ
ラム上の各極大値が求まると、濃度調整手段45は画像
区分と裏写り区分との中間濃度をしきい値として二値化
処理を行い、濃度調整後の画像データを光書き込みユニ
ット6に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを入力
してその濃度を読み取り、読み取った濃度情報より画像
の地肌を除去した画像を形成する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原稿画像を画像読取手段によって読み取
り、記録紙等の記録媒体上に原稿画像を再現する画像形
成装置では、本来原稿表面の画像のみが上記記録媒体上
に形成されることが望ましい。しかし原稿の地肌濃度が
濃い場合には、この地肌部分までもが記録媒体上に再現
され、いわゆる地肌汚れという現象を生じる。このよう
な現象を防止するため、従来の多くの画像形成装置に
は、手動で画像濃度を調整するための濃度調整キーが設
けられており、使用者はかかる濃度調整キーを用いて、
試行錯誤により地肌汚れのない適切な画像が得られるよ
うに濃度調整をおこなっていた。
【0003】また近年において、原稿の地肌部分を読み
取り、その結果に基づいて自動的に画像濃度調整をおこ
なう画像形成装置も知られるようになっている。この一
例として特開平3−30143号公報に記載の画像形成
装置がある。この装置は先ず原稿の各点の濃度を検出し
て濃度分布ヒストグラムを作成し、予め記憶されている
パターンと検出されたヒストグラムのパターンの比較を
おこなうことにより、原稿画像の種類を識別して記録画
像の濃度を調整する。そして、再現画像がもっとも見易
いように自動的に画像濃度調整をおこなうようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、再現すべき
原稿画像の存在する記録面の裏側に存在する画像が、原
稿の表面から画像が「透けて」みえる裏写り画像という
現象が存在する。上記公報記載の発明のように、従来の
自動濃度調整をおこなう画像形成装置では、原稿の再現
すべき画像の濃度および地肌濃度にのみ着目しており、
原稿のいわゆる「裏写り画像」については何等考慮をし
ていなかった。したがって従来装置においては、原稿の
地肌濃度の存在に起因した再現画像の地肌汚れを防止す
ることはできたものの、上記「裏写り画像」による画質
劣化を防止することができなかった。そこで、本発明の
目的は、地肌汚れの防止のみならず、裏写り画像による
画質劣化を防止することが可能な画像形成装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取
手段読み取った画像データを記録媒体に画像を形成する
画像形成手段と、前記画像読取手段で読み取った原稿の
濃度を検出する濃度検出手段と、この濃度検出手段で検
出した濃度ヒストグラム中から、周辺部と比較して頻度
が大きい極大位置を単数または複数検出するピーク検出
手段と、このピーク検出手段の検出結果に基づいて記録
媒体上に形成する画像の濃度を調整する画像濃度調整手
段とを具備し、前記ピーク検出手段において、ヒストグ
ラム中に3つ以上の極大位置を検出した場合には、もっ
とも濃度の高い極大位置を画像ピーク位置、もっとも濃
度の低い極大位置を地肌ピーク位置、画像ピーク位置と
地肌ピーク位置とに挟まれる領域に存在する極大位置を
裏写りピーク位置と検出して、前記画像濃度調整手段に
おいて、画像ピーク位置ともっとも濃度の高い裏写りピ
ーク位置との中間位置をしきい値として濃度調整処理を
行うことにより前記目的を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、原稿画像を読み
取る画像読取手段と、この画像読取手段読み取った画像
データを記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前
記画像読取手段で読み取った原稿の濃度を検出する濃度
検出手段と、この濃度検出手段で検出した濃度ヒストグ
ラム中から、周辺部と比較して頻度が大きい極大位置を
単数または複数検出するピーク検出手段と、このピーク
検出手段の検出結果に基づいて記録媒体上に形成する画
像の濃度を調整する画像濃度調整手段とを具備し、前記
ピーク検出手段において、ヒストグラム中に2つの極大
位置を検出した場合には、濃度の高い極大位置を画像ピ
ーク位置、濃度の低い極大位置地肌ピーク位置と検出し
て、前記画像濃度調整手段において、画像ピーク位置と
濃度の低い極大位置地肌ピーク位置、ピーク位置との中
間位置をしきい値として濃度調整処理を行うことにより
前記目的を達成する。
【0007】請求項3記載の発明では、原稿画像を読み
取る画像読取手段と、この画像読取手段読み取った画像
データを記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前
記画像読取手段で読み取った原稿の濃度を検出する濃度
検出手段と、この濃度検出手段で検出した濃度ヒストグ
ラム中から、周辺部と比較して頻度が大きい極大位置を
単数または複数検出するピーク検出手段と、このピーク
検出手段の検出結果に基づいて記録媒体上に形成する画
像の濃度を調整する画像濃度調整手段とを具備し、前記
ピーク検出手段において、ヒストグラム中に1つのみ極
大位置を検出した場合、その極大位置が所定のしきい値
より大きい場合には画像ピーク位置と検出し、また所定
のしきい値より小さい場合には地肌ピーク位置と検出し
て、前記が画像濃度調整手段において、画像ピーク位置
よりも所定オフセットだけ分小さい濃度をしきい値とし
て濃度調整処理を行うことにより前記目的を達成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図7を参照して詳細に説明する。図1は本
実施形態にかかる複写機の機略構成図である。この図1
に基づいて、本実施の形態にかかる複写機の機略構成
と、かかる構成による原稿画像の記録媒体上への画像形
成動作とについて説明する。本実施形態における複写機
1は、スキャナ2とプリンタ3とからなる。スキャナ2
は、原稿画像を光学的に読み取り画像データを出力する
画像読取手段である。プリンタ3は、スキャナ2で読み
取った原稿画像を、記録媒体、例えば記録紙上に画像形
成する画像形成手段である。また、複写機1には、複写
機1で実行される各種のモードを設定するための操作パ
ネル(図示せず)が設けられており、原稿の裏写り画像
の再現を禁止するモードである「裏写り防止モード」
も、操作パネル上の「裏写り防止キー」によって指定し
得るようになっている。
【0009】上記スキャナ2は、原稿載置台であるコン
タクトガラス17上に画像面を図中下向きにして載置さ
れた原稿を露光ランプ19で照射し、その反射光を第1
ミラー13、第2ミラー14および第3ミラー15によ
って、結像レンズ16に導く。該結像レンズ16は、上
記反射光をCCD(チャージ・カップルドゥ・デバイ
ス)18上に結像する。このCCD18は、図面に対し
て垂直方向(主走査方向)に一列に配列したものであ
り、結像した反射光を光電変換することにより、原稿画
像に対応したアナログ電気信号を出力する。従って、ス
キャナ2による原稿の読み取りは、主査方向の1ライン
を単位として行われる。
【0010】上記CCD18からのアナログ電気信号
は、A/D変換器によってデジタル電気信号に変換され
て画像データとなる。この画像データは、画像処理部5
にてシェーディング補正、2値化処理、ディザ処理等の
各種の処理が施されたのち、プリンタ3の光書き込みユ
ニット6に送られる。この書き込みユニット6には、前
記画像データに基づいて光ビームを発生するレーザダイ
オード20が設けられている。このレーザダイオード2
0からの光ビームは、ポリゴンミラー21によって偏向
され、fθレンズ22及びミラー23等を介して、感光
体7上に導かれる。そして、帯電装置8によって一様に
帯電された感光体7の表面を光走査する。
【0011】この光走査により、感光体7上に原稿に対
応した潜像が形成される。この潜像は、現像装置9によ
って顕像化され、トナー像となる。上記トナー像は、上
記感光体7に対向して設けられた転写装置10によっ
て、給紙ユニット4から搬送されてきた記録紙上に転写
される。トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルト1
2によって定着装置13に搬送され、この定着装置13
によって、定着される。こうして、原稿画像の記録紙へ
の画像形成が完了する。一方、転写装置による転写終了
後の感光体7表面は、クリーニング装置11によって、
残留トナーが回収され、クリーニングされる。
【0012】図1に示したように、本実施形態の複写機
1には、自動原稿送り装置(以下、「ADF」とい
う。)30が、取り付けられている。このADF30
は、原稿給紙台31に再現すべき画像面を上に向けて載
置された原稿を原稿給紙ローラ32および搬送ベルト3
3によって画像面が下になるように反転させつつコンタ
クトガラス17上に給送し、スキャナ2による画像読み
取り動作が終了すると上記搬送ベルト33および原稿排
紙ローラ34によって原稿排紙台36に画像面を上にし
て排紙する。上記原稿給紙台31上に複数枚の原稿が載
置された場合には、該複数枚の原稿のうち最下部にある
原稿から最上部にある原稿まで1枚ずつ順次上述のよう
な給送、排紙を繰り返す。このADF30によれば、片
面原稿については、原稿の頁順と逆の順番で画像読取部
103のコンタクトガラス107上に原稿を搬送する。
【0013】次に、本実施形態における濃度調整につい
て、図2に基づいて説明する、図2は、本実施形態にか
かる濃度調整の概念を説明するための説明図である。A
DF30の原稿給紙台31に載置された原稿は、複写機
1のコピースタートキーが押下されることによって給紙
され、コンタクトガラス17上に搬送される。この実施
形態においては、ADF30に濃度検出手段である光セ
ンサ36を設けて、コンタクトガラス17に対向するこ
ととなる原稿面の側から、原稿濃度を検出する。上記濃
度検出手段としてのセンサ36としては、反射型の光セ
ンサ、またはいわゆるイメージセンサ等を使用すること
もできる。
【0014】上記光センサ36の検出出力は、サンプリ
ング回路40に入力されることによってサンプリングさ
れる。上記サンプリング回路40の出力であるサンプル
値は、濃度区分回路41に入力される。この濃度区分回
路41は、上記サンプル値が、あらかじめ定められた濃
度区分のいずれに属するかを識別する。濃度区分回路4
1の出力は、計数回路42に入力され、この計数回路4
2によって上記濃度区分に属するサンプル値の数がいく
つになるか計数される。こうして上記濃度区分回路41
と計数回路42の動作によって、原稿の濃度分布に関す
るヒストグラムが作成される。従って、本実施形態にお
いては、上記濃度区分回路41と上記計数回路42とに
よって、ヒストグラム作成手段43が構成される。
【0015】上記ヒストグラム作成手段43によって作
成されるヒストグラムの一例を図3に示す。本実施形態
においては、上記サンプル値は、0〜255までの25
6階調をとり、この256階調のサンプル値(濃度値)
を予め定めた8つの区分に分けている。即ち、濃度区分
1は0から31、濃度区分2は32〜63、濃度区分3
は64〜95、濃度区分4は96〜127、濃度区分5
は128〜159、濃度区分6は160〜191、濃度
区分7は192〜223、そして、濃度区分8は224
から255のサンプル値をとる。
【0016】ヒストグラム作成手段43によって、原稿
画像濃度度分布に関するヒトグラムが作成されると、該
ヒトグラムは上記計数回路42に設けられている記憶手
段に記憶される。上記計数回路42の後段には、ピーク
位置検出手段44が設けられている。このピーク位置検
出手段44は、計数回路42に記憶されているヒストグ
ラムの隣り合った頻度値を比較することにより、ヒスト
グラムの極大位置を検出する。極大位置を検出するアル
ゴリズムとしては、ヒストグラムの低濃度部の頻度値か
ら順に隣り合ったもの同士の大小を次々に比較してゆ
き、その大小関係が増加(低濃度と高濃度が隣接)して
いる箇所と減少(高頻度と低頻度が隣接)している箇所
が隣り合っている箇所をヒストグラム内容をサーチする
ことによって実現できる。
【0017】例えば、本文中の図4に示すようにヒスト
グラムが形成されている場合には、ピーク位置検出手段
によってA、B、Cの3点極大位置が検出される。ここ
で前述したように再現すべき画像(コンタクトガラスに
対面した面のある画像、以下「表面画像」という)は、
原稿地肌の上に形成されていながらにして画像として認
識されるものであるので地肌部より高濃度を持つことは
明らかである。また、裏写り画像と表面画像を比較した
場合には、原稿を透かして読み取れるぶんだけ、一般的
には表面画像よりも裏写り画像の方が濃度が小さい。
【0018】従って、図4中のA、B、Cはそれぞれ地
肌部の中心的濃度を示す地肌区分、裏写り画像の中心的
濃度を示す裏写り区分、表面画像の中心的濃度を示す画
像区分であると判断できる。そのため、裏写り区分以下
の濃度の画像を記録紙上に再現しないようにすることに
よって、表面のみを記録紙上に再現することが可能とな
る。こうして、ヒストグラム上の各極大値が求まると、
濃度調整手段45は画像区分と裏写り区分との中間濃度
をしきい値として二値化処理を行い、濃度調整後の画像
データを光書き込みユニット6に与える。
【0019】二値化処理の構成は以下の通りである。即
ち、決定した閾値thrbは2値化回路46に与えら
れ、該2値化回路46は、上記閾値thrbと、スキャ
ナ2から送られてくる画像データとを比較する。そし
て、図5に示すように、画像データが上記閾値thrb
よりも小さな場合には、「0」を出力し、画像データが
上記閾値thrb以上である場合には、2値化Hiデー
タを出力する。この2値化Hiデータとして出力された
画像データのみが、記録紙上に画像を形成することとな
る。ここで本実施形態にかかる2値化回路46は、与え
られた閾値に基づいて適応的に2値化処理を行うもので
あり、適応2値化回路を形成している。
【0020】なお、ヒストグラム内の極大位置が4つ以
上ある場合には濃度の大きい順に画像区分、裏写り区分
とみなして同様の処理を行う。また、極大位置が4つ以
上ある場合には、濃度の大きい順に画像区分、裏写り区
分とみなして同様の処理を行う。また、極大位置が2つ
だけの場合には大きい方を画像区分、小さいを方を地肌
区分とみなして、上記二値化処理のしきい値として画像
区分と地肌区分との中間濃度を用いている(図6参
照)。また、極大値が1つだけの場合には、所定のしき
値(thr)を用いて二値化処理を行う(図7参照)。
【0021】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3記載の発
明では、ピーク検出手段によって画像読取手段で読み取
られた画像濃度分布のピーク位置を検出し、そのピーク
検出位置から原稿画像濃度の画像部、裏写り部、地肌部
を検出し、その検出結果から画像濃度調整手段によって
裏写り部が記録媒体に出力されないように制御している
ので、原稿画像の濃淡によらずに適切な濃度調整が可能
であり、原稿裏面に画像があって裏写り危険がある原稿
であっても適切な濃度調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる複写機の機略構成を表し
た図である。
【図2】本実施形態にかかる濃度調整の概念を説明する
ための説明図である。
【図3】ヒストグラムの一例を示した図である。
【図4】形成されたヒストグラムの一例を示した図であ
る。
【図5】二値化データ画像データの関係を示した図であ
る。
【図6】極大位置が2つだけの場合のヒストグラムの一
例を示した図である。
【図7】極大値が1つだけの場合のヒストグラムの一例
を示した図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 スキャナ 3 プリンタ 5 画像処理部 7 感光体 8 帯電装置 10 転写装置 17 コンタクトガラス 19 露光ランプ 13、14、15 ミラー 16 結像レンズ 18 CCD 30 ADF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/405 H04N 1/40 B 101E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段読み取った画像データを記録媒体に画
    像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段で読み取った原稿の濃度を検出する濃
    度検出手段と、 この濃度検出手段で検出した濃度ヒストグラム中から、
    周辺部と比較して頻度が大きい極大位置を単数または複
    数検出するピーク検出手段と、 このピーク検出手段の検出結果に基づいて記録媒体上に
    形成する画像の濃度を調整する画像濃度調整手段とを具
    備し、 前記ピーク検出手段において、ヒストグラム中に3つ以
    上の極大位置を検出した場合には、もっとも濃度の高い
    極大位置を画像ピーク位置、もっとも濃度の低い極大位
    置を地肌ピーク位置、画像ピーク位置と地肌ピーク位置
    とに挟まれる領域に存在する極大位置を裏写りピーク位
    置と検出して、 前記画像濃度調整手段において、画像ピーク位置ともっ
    とも濃度の高い裏写りピーク位置との中間位置をしきい
    値として濃度調整処理を行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段読み取った画像データを記録媒体に画
    像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段で読み取った原稿の濃度を検出する濃
    度検出手段と、 この濃度検出手段で検出した濃度ヒストグラム中から、
    周辺部と比較して頻度が大きい極大位置を単数または複
    数検出するピーク検出手段と、 このピーク検出手段の検出結果に基づいて記録媒体上に
    形成する画像の濃度を調整する画像濃度調整手段とを具
    備し、 前記ピーク検出手段において、ヒストグラム中に2つの
    極大位置を検出した場合には、濃度の高い極大位置を画
    像ピーク位置、濃度の低い極大位置地肌ピーク位置と検
    出して、 前記画像濃度調整手段において、画像ピーク位置と濃度
    の低い極大位置地肌ピーク位置、ピーク位置との中間位
    置をしきい値として濃度調整処理を行うことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段読み取った画像データを記録媒体に画
    像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段で読み取った原稿の濃度を検出する濃
    度検出手段と、 この濃度検出手段で検出した濃度ヒストグラム中から、
    周辺部と比較して頻度が大きい極大位置を単数または複
    数検出するピーク検出手段と、 このピーク検出手段の検出結果に基づいて記録媒体上に
    形成する画像の濃度を調整する画像濃度調整手段とを具
    備し、 前記ピーク検出手段において、ヒストグラム中に1つの
    み極大位置を検出した場合、その極大位置が所定のしき
    い値より大きい場合には画像ピーク位置と検出し、また
    所定のしきい値より小さい場合には地肌ピーク位置と検
    出して、 前記が画像濃度調整手段において、画像ピーク位置より
    も所定オフセットだけ分小さい濃度をしきい値として濃
    度調整処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
JP9074492A 1997-03-10 1997-03-10 画像形成装置 Pending JPH10257325A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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