JP2001311538A - 空気調和装置の室外ユニット、及び空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置の室外ユニット、及び空気調和装置

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JP2001311538A
JP2001311538A JP2000130195A JP2000130195A JP2001311538A JP 2001311538 A JP2001311538 A JP 2001311538A JP 2000130195 A JP2000130195 A JP 2000130195A JP 2000130195 A JP2000130195 A JP 2000130195A JP 2001311538 A JP2001311538 A JP 2001311538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セパレート形空気調和装置の室外ユニット内
における閉鎖弁(18,19)の配置構造を改善して、配管施
工時の作業性を高める。 【解決手段】 外径が38.1mm以上のガス側連絡配管(17
a) に対応する接続口径を有するガス側閉鎖弁(18)を、
ガス側連絡配管(17a) の配管接続口をケーシング(20)の
側面プレート(22)の方向に向けて前面プレート(21)の近
傍に配置して底面プレート(23)に固定する。また、液側
閉鎖弁(19)を、ガス側閉鎖弁(18)の配管接続口側の側方
で該ガス側閉鎖弁(18)よりも上方かつ後方に配置し、液
側連絡配管(17b) 用の配管接続口(19b) を下向きにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の室
外ユニットと、該室外ユニットを備えた空気調和装置と
に関し、特に、室内ユニットとの間に設けられる連絡配
管を室外ユニットに接続するのに用いられる閉鎖弁の配
置構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内ユニットと室外ユニット
とを連絡配管で接続したいわゆるセパレート形の空気調
和装置(例えば特開平8−100944号公報参照)
は、一般に、室外ユニットと室内ユニットとを設置した
後に、室内ユニットとの連絡配管を、室外ユニットの内
部回路の末端部に設けられている閉鎖弁に接続して冷媒
回路を構成するようになっている。そして、該空気調和
装置は、連絡配管の接続後に閉鎖弁を開くことにより、
室外ユニットと室内ユニットの間で冷媒が流通可能とな
るように構成されている。
【0003】ところで、例えば少なくとも1台の室外ユ
ニットに複数台の室内ユニットが接続されて構成される
ビル用などのマルチタイプの空気調和装置は、能力が大
きくなると、配管径が太くなって、閉鎖弁も大型化す
る。特に、ガス側配管で外径がφ38.1mm以上程度に太く
なると、ガス側閉鎖弁が大型化し、該ガス側閉鎖弁をケ
ーシングに強固に固定することが必要となる。なお、上
記配管径のガス管を使用する場合の能力は、例えば定格
冷房能力で69Kw以上程度であり、この場合、液配管には
外径がφ22.2mm程度のものが使用される。
【0004】このようにφ38.1mm以上の太い配管径に対
応する大型のガス側閉鎖弁を使用する場合の室外ユニッ
トの部分破断正面図を図10に、部分破断平面図を図1
1に示している。また、図12〜図13には、それぞ
れ、閉鎖弁の配設部分を拡大した正面図、平面図、及び
側面図を示している。
【0005】これらの図に示すように、大型のガス側閉
鎖弁(18)を使用する場合、該ガス側閉鎖弁(18)は、室外
ユニット(2) のケーシング(20)の底面プレート(23)にベ
ース部材(24)などを介して強固に固定する構成が一般に
採用されている。また、通常は、ガス側連絡配管(17a)
と液側連絡配管(17b) とを機外で並べるように配管施工
することから、液側閉鎖弁(19)はガス側閉鎖弁(18)の隣
りに並設されるのが一般的である。なお、図10,図1
2では各連絡配管(17a,17b) は省略している。
【0006】以上のように能力の大きな従来の装置で
は、室外ユニット(2) 内にガス側閉鎖弁(18)と液側閉鎖
弁(19)とを並べて配置する構造が一般的に採用されてい
ることから、両閉鎖弁(18,19) とも、図示しているよう
に配管接続口(18a,19b) をケーシング(20)の前面側に向
けるように配置するのが一般的である。そして、各連絡
配管(17a,17b) をケーシング(20)から側方や下方へ向か
う方向に配設する場合は、閉鎖弁(18,19) からケーシン
グ(20)の前面プレート(21)を貫通して機外に引き出され
た連絡配管(17a,17b) を室外ユニット(2) の外で曲げる
ようにしている。図11には、連絡配管(17a,17b) を、
ケーシング(20)の側方に向かって配設する場合にケーシ
ング(20)の前面で曲げた状態を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように連
絡配管(17a,17b) が必ず室外ユニット(2) のケーシング
(20)の前面プレート(21)を貫通する構成では、例えば室
外ユニット(2) をビルの屋上などに複数台設置するよう
な場合に各室外ユニット(2) 間の設置スペースが狭い条
件などでは、配管施工が困難になって、作業性が極端に
低下することがあった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、閉鎖弁(1
8,19) の配置構造を改善してケーシング(20)からの連絡
配管(17a,17b) の引き出し方向の自由度を高め、ひいて
は配管施工時の作業性を高められるようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス側閉鎖弁
(18)を前面プレート(21)の近傍で側面プレート(22)から
離して横向きに配置するようにしたことを特徴としてい
る。
【0010】具体的に、本発明が講じた第1の解決手段
は、ガス側連絡配管(17a) が接続されるガス側閉鎖弁(1
8)と、液側連絡配管(17b) が接続される液側閉鎖弁(19)
とをケーシング(20)内に備えた空気調和装置の室外ユニ
ットを前提としている。そして、ガス側閉鎖弁(18)を、
配管接続口(18a) をケーシング(20)の側面プレート(22)
の方向に向けて該側面プレート(22)から所定間隔を隔て
るように、前面プレート(21)の近傍に配置したものであ
る。
【0011】また、本発明が講じた第2の解決手段は、
上記第1の解決手段において、ガス側閉鎖弁(18)を、外
径が38.1mm以上のガス側連絡配管(17a) に対応する接続
口径を有するものとして、ケーシング(20)の底面プレー
ト(23)に直接またはベース部材(24)を介して固定したも
のである。
【0012】また、本発明が講じた第3の解決手段は、
上記第1または第2の解決手段において、液側閉鎖弁(1
9)を、ガス側閉鎖弁(18)の配管接続口(18a) 側の側方で
該ガス側閉鎖弁(18)よりも上方に配置し、かつ液側連絡
配管(17b) 用の配管接続口(19b) がケーシング(20)の底
面プレート(23)の方向を向くように下向きに配置したも
のである。
【0013】また、本発明が講じた第4の解決手段は、
上記第3の解決手段において、液側閉鎖弁(19)を、ケー
シング(20)の前面プレート(21)に対してガス側閉鎖弁(1
8)よりも後方の位置に配置するようにしたものである。
【0014】また、本発明が講じた第5の解決手段は、
上記第1ないし第4の何れか1の解決手段において、ケ
ーシング(20)の前面プレート(21)、側面プレート(22)、
及び底面プレート(23)の何れか一つに、ガス側連絡配管
(17a) と液側連絡配管(17b)が貫通する配管孔(H) を形
成するようにしたものである。
【0015】また、本発明が講じた第6の解決手段は、
上記第5の解決手段において、ケーシング(20)の前面プ
レート(21)、側面プレート(22)、及び底面プレート(23)
に、それぞれ開口部(21a,22a,23a) を形成し、該開口部
(21a,22a,23a) の一つをガス側連絡配管(17a) と液側連
絡配管(17b) が貫通する配管孔(H) として用いる一方、
残りの開口部をカバー(26,27,28)により閉鎖するように
したものである。
【0016】また、本発明が講じた第7の解決手段は、
少なくとも圧縮機(11)と室外熱交換器(13)とを備えた室
外ユニット(2) と、少なくとも室内熱交換器(16)を備え
た室内ユニット(3) とが、ガス側連絡配管(17a) と液側
連絡配管(17b) とによって接続された空気調和装置を前
提としている。そして、室外ユニット(2) として、請求
項1ないし6の何れか1記載の室外ユニットを用いるよ
うにしたものである。
【0017】−作用−上記第1,第2の解決手段では、
ガス側閉鎖弁(18)に対して、ガス側連絡配管(17a) が室
外ユニット(2) の側面プレート(22)側から取り付けられ
る。この場合、液側閉鎖弁(17b) は、当然、ガス側連絡
配管(17a) の接続の邪魔にならないように、ガス側閉鎖
弁(18)の配管接続口(18a) からずれた位置に配置され
る。したがって、ガス側連絡配管(17a) は、室外ユニッ
ト(2) 内で曲げずに側面プレート(22)から機外へ引き出
すことも可能であるし、配管接続口(18a) と側面プレー
ト(22)との間のスペースを利用して室外ユニット(2) 内
で曲げて前面プレート(21)や底面プレート(23)から機外
へ引き出すことも可能である。また、液側連絡配管(17
b) は、ガス側連絡配管よりも細径であるため、ガス側
連絡配管(17a) に沿った方向に引き出すことが可能であ
る。
【0018】また、上記第3の解決手段では、液側閉鎖
弁(19)がガス側閉鎖弁(18)の配管接続口(18a) 側の側方
で該ガス側閉鎖弁(18)よりも上方に配置され、かつ液側
連絡配管(17b) 用の配管接続口(19b) がケーシング(20)
の底面プレート(23)の方向を向くように下向きに配置さ
れている。したがって、液側連絡配管(17b) は、室外ユ
ニット(2) 内で曲げずに底面プレート(23)から機外へ引
き出したり、室外ユニット(2) 内で曲げて前面プレート
(21)や側面プレート(22)から機外へ引き出したりするこ
とができる。
【0019】また、上記第4の解決手段では、液側閉鎖
弁(19)がガス側閉鎖弁(18)よりも後方の位置に配置され
ている。したがって、各連絡配管(17a,17b) を下方や側
方へ引き出すときに連絡配管(17a,17b) 同士が干渉しな
い。また、例えば連絡配管(17a,17b) を前方へ引き出す
場合は、液側連絡配管(17b) をガス側連絡配管(17a)の
下方または上方から引き出すようにすることにより、連
絡配管(17a,17b) 同士の干渉を回避できる。
【0020】また、上記第5の解決手段では、ケーシン
グ(20)の前面プレート(21)、側面プレート(22)、及び底
面プレート(23)の何れか一つに形成された配管孔(H) か
ら、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b) が引き
出される。
【0021】また、上記第6の解決手段では、ケーシン
グ(20)の前面プレート(21)、側面プレート(22)、及び底
面プレート(23)に予め形成された開口部(21a,22a,23a)
のうち、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b) を
引き出す配管孔(H) として用いるものを除いて、残りの
開口部はカバー(26,27,28)により閉塞される。
【0022】
【発明の効果】従って、上記各解決手段によれば、連絡
配管(17a,17b) をケーシング(20)の前方、側方、下方へ
引き出しやすくなるため、連絡配管(17a,17b) の引き出
し方向の自由度が高められて、配管施工時の作業性が向
上する。つまり、複数台の室外ユニット(2) を設置する
場合などにケーシング(20)の前面側にスペースが少ない
場合などには、連絡配管(17a,17b) をケーシング(20)の
側面から引き出すような対応が容易となる。
【0023】また、上記第1の解決手段によれば、ガス
側閉鎖弁(18)を前面プレート(21)の近傍で横向きに配置
しているため、ガス側連絡配管(17a) をガス側閉鎖弁(1
8)に容易に取り付けることができる。また、ガス側閉鎖
弁(18)は、一般に開閉操作部(18d) がガス側連絡配管(1
7a) の配管接続口(18a) とは反対の端部に設けられてい
るため、配管接続口(18a) を前面プレート(21)に向けて
配置する従来の構造では開閉操作部(18d) がケーシング
(20)の奥に位置するのに対して、横向きに配置すると該
操作部(18d) が前面プレート(21)の近くに位置すること
になり、開閉操作を容易に行えるようになる。
【0024】また、上記第2の解決手段によれば、ガス
側閉鎖弁(18)を比較的大型として底面プレート(23)に固
定するようにしているので、ガス側閉鎖弁(18)を強固に
保持でき、定格能力の大きな空気調和装置の室外ユニッ
トに適した構成とすることができる。
【0025】また、上記第3,第4の解決手段によれ
ば、ガス側閉鎖弁(18)に対する液側閉鎖弁(19)の配置と
向きとを特定したことによって、ガス側連絡配管(17a)
の引き出し方向に対応して液側連絡配管(17b) を引き出
すことが容易に可能となる。この場合、特に第4の解決
手段によれば、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(1
7b) が機内で干渉するのを確実に防止できる。
【0026】また、上記第5の解決手段によれば、ケー
シング(20)の前面プレート(21)、側面プレート(22)、及
び底面プレート(23)の何れか一つに設けられた配管孔
(H) を通して、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(1
7b) を機外に引き出すことができる。したがって、各閉
鎖弁(18,19) の配置に対応した室外ユニット(2) のケー
シング(20)を実用化することができる。
【0027】また、上記第6の解決手段によれば、ケー
シング(20)の前面プレート(21)、側面プレート(22)、及
び底面プレート(23)に予め開口部(21a,22a,23a) を形成
しておき、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b)
を引き出す配管孔(H) として用いない開口部(21a,22a,2
3a) をカバー(26,27,28)により閉塞するようにしている
ので、配管施工を容易に行うことができるとともに、連
絡配管(17a,17b) の引き出し方向が異なっても別のケー
シングを用いる必要がなく、コストの上昇を抑えられ
る。
【0028】そして、上記第7の解決手段によれば、上
記第1ないし第6の解決手段の室外ユニット(2) を用い
るようにしているので、該室外ユニット(2) 側での配管
施工時の作業性が高く、連絡配管(17a,17b) の引き出し
方向の自由度が高い空気調和装置を実現できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0030】−冷媒回路− まず、この空気調和装置(1) の冷媒回路(10)の概略構成
について、図1を参照して説明する。この空気調和装置
は、一つの室外ユニット(2) に対して複数の室内ユニッ
ト(3) が並列に接続されて、いわゆるセパレート形でマ
ルチタイプに構成されている。
【0031】この空気調和装置(1) の冷媒回路(10)は、
圧縮機(11)と、四路切換弁(12)と、室外熱交換器(13)
と、室外膨張弁(14)と、室内膨張弁(15)と、室内熱交換
器(16)とが冷媒配管(17)により順に接続されて、蒸気圧
縮式の冷凍サイクルを行うように構成されている。そし
て、室外ユニット(2) に圧縮機(11)と四路切換弁(12)と
室外熱交換器(13)と室外膨張弁(14)とが設けられている
一方、各室内ユニット(3) に室内膨張弁(15)と室内熱交
換器(16)とが設けられて、各室内ユニット(3) が室外ユ
ニット(2) に並列に接続されている。
【0032】なお、図1の冷媒回路は実際の回路を簡略
化したものであり、例えば圧縮機(11)には、インバータ
による回転数制御を行う容量可変の圧縮機と、オンオフ
制御される定容量の圧縮機とが組み合わせて使用され
る。また、室外ユニット(2) 内には受液器やアキュムレ
ータその他の付属機器も設けられているが、これらにつ
いては図1の冷媒回路(10)では省略している。
【0033】室外ユニット(2) の内部回路の末端部に
は、ガス側閉鎖弁(18)と液側閉鎖弁(19)とが設けられて
いる。そして、ガス側閉鎖弁(18)にガス側連絡配管(17
a) が接続され、液側閉鎖弁(19)に液側連絡配管(17b)
が接続されて、これらの連絡配管(17a,17b) により室外
ユニット(2) と各室内ユニット(3) とが接続されてい
る。
【0034】各閉鎖弁(18,19) は、室外ユニット(2) 及
び室内ユニット(3) を設置する時には閉鎖されている。
そして、各閉鎖弁(18,19) は、各ユニット(2,3) を設置
して連絡配管(17a,17b) を各閉鎖弁(18,19) に接続した
後に開放され、それによって冷媒回路(10)内を冷媒が循
環可能な状態となる。
【0035】−運転動作− 次に、この空気調和装置の運転動作について説明する。
【0036】まず、冷房運転時は、四路切換弁(12)が図
1の実線の状態に設定される。そして、圧縮機(11)から
吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁(12)を介
して室外熱交換器(13)に流入して室外空気と熱交換し、
凝縮して液化する。このとき、室外膨張弁(14)は全開で
あり、液冷媒は該室外膨張弁(14)を通過し、液側連絡配
管(17b) を通って各室内ユニット(3) に流入する。冷媒
は各室内膨張弁(15)で所定の低圧に減圧されて二相冷媒
になり、さらに室内熱交換器(16)で室内空気と熱交換し
て蒸発する。そして、その際に冷却された室内空気が室
内ファン(図示せず)で室内へ吹き出されて室内が冷房
される。また、室内熱交換器(16)で蒸発したガス冷媒
は、ガス側連絡配管(17a) を通って室外ユニット(2) に
戻り、圧縮機(11)に吸入される。冷房運転時は、以上の
ようにして冷媒が循環する。
【0037】一方、暖房運転時は、四路切換弁(12)が図
1の破線の連通状態に設定される。そして、圧縮機(11)
から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁(12)
を介して各室内ユニット(3) の室内熱交換器(16)に流入
して室内空気と熱交換し、凝縮して液化する。その際に
加熱された室内空気が室内ファンで室内へ吹き出されて
室内が暖房される。この暖房運転時には室内膨張弁(15)
は全開であり、液冷媒は該室内膨張弁(15)から液側連絡
配管(17b) を通過して室外ユニット(2) に戻る。冷媒は
室外膨張弁(14)で所定の低圧に減圧されて二相冷媒にな
り、さらに室外熱交換器(13)で室外空気と熱交換して蒸
発した後、四路切換弁(12)を介して圧縮機(11)に吸入さ
れる。暖房運転時は、以上のようにして冷媒が循環する
動作が行われる。
【0038】なお、冷房運転時と暖房運転時のいずれの
場合も、停止中の室内ユニット(3)では室内膨張弁(15)
が閉鎖されて冷媒が室内熱交換器(16)を流通しない状態
に設定される。また、このとき、室内ファンも停止した
状態となり、室内への送風は行われない。そして、圧縮
機(11)は、そのときの運転状態に対応して容量制御が行
われる。
【0039】−閉鎖弁の配置構造− 図2及び図3は、それぞれ、室外ユニット(2) の一部破
断正面図及び一部破断平面図である。また、図4,図5
及び図6は、それぞれガス側閉鎖弁(18)と液側閉鎖弁(1
9)の取付構造を示す拡大図であり、図4が正面図、図5
が平面図、図6が左側面図である。
【0040】図示するように、ガス側閉鎖弁(18)は、ガ
ス側連絡配管(17a) 用の配管接続口(18a) を室外ユニッ
ト(2) のケーシング(20)の側面プレート(22)の方向に向
けた横向きの姿勢で前面プレート(21)の近傍に配置され
ており、配管接続口(18a) と側面プレート(22)との間に
は所定の間隔があけられている。
【0041】なお、本実施形態の空気調和装置(1) の定
格冷房能力は69Kwであり、ガス側連絡配管(17a) には呼
び径がφ38.1mmまたはそれ以上のもの(例えばφ45mmな
ど)が使用され、液側連絡配管(17b) には呼び径がφ2
2.2mmのものが使用されている。ガス側閉鎖弁(18)は、
外径がφ38.1mm以上のガス側連絡配管(17a) に対応する
接続口径を有しているために比較的大型であり、ケーシ
ング(20)の底面プレート(23)にベース部材(24)を介して
強固に固定されている。なお、ガス側閉鎖弁(18)は、ベ
ース部材(24)を用いずにケーシング(20)の底面プレート
(23)に直接固定してもよい。
【0042】ガス側閉鎖弁(18)は、ガス側連絡配管(17
a) の配管接続口(18a) 側に、該連絡配管(17a) をフラ
ンジ継手で取り付けるためのフランジ(18b) を有してい
る。このフランジ(18b) は、空気調和装置(1) の設置前
には閉塞板(18c) で塞がれており、ガス側連絡配管(17
a) を取り付ける際に該閉塞板(18c) を取り外して、ガ
ス側連絡配管(17a) をフランジ継手で固定するようにな
っている。また、このガス側閉鎖弁(18)は、配管接続口
(18a) の反対側の端部に、弁開閉用の操作部(18d)を有
している。
【0043】一方、液側閉鎖弁(19)は、ケーシング(20)
の底面プレート(23)に固定された縦長のブラケット(25)
に固定されている。ブラケット(25)は、溝型部材のよう
な形状に形成された脚部(25a) と閉鎖弁固定部(25b) と
が前後にずれた位置で横板(25c) によって連接されてお
り、1枚のプレートを折り曲げ加工することで形成され
ている。そして、脚部(25a) がケーシング(20)の底面プ
レート(23)に固定されている。
【0044】液側閉鎖弁(19)は、上記ブラケット(25)の
閉鎖弁固定部(25b) に、左右へ張り出した取付部(19a)
をビス留めすることで固定されている。そして、該液側
閉鎖弁(19)は、ガス側閉鎖弁(18)の配管接続口(18a) 側
の側方で該ガス側閉鎖弁(18)よりも上方に、液側連絡配
管(17b) 用の配管接続口(19b) がケーシング(20)の底面
プレート(23)の方向を向くように下向きに配置されてい
る。また、液側閉鎖弁(19)は、前面プレート(21)に対し
てガス側閉鎖弁(18)よりも後方の位置に配置されてい
る。この液側閉鎖弁(19)は、フレアナット接合タイプで
あり、フレアナット(19c) による配管接続口(19b) が下
方に位置し、弁開閉用の操作部(19d) がケーシング(20)
の手前側を向くように位置している。
【0045】なお、図中、(17c) は機内ガス配管の一部
を示し、(17d) は機内液配管の一部を示している。
【0046】−連絡配管の引き出し方向− 本実施形態において、各連絡配管(17a,17b) は、ケーシ
ング(20)の前方、側方、及び下方から機外へ引き出すこ
とができるようになっている。
【0047】<下方引き出し>連絡配管(17a,17b) をケ
ーシング(20)の下方へ引き出す場合の構成を図7に示し
ている。この図7に示すように、ケーシング(20)の前面
プレート(21)、側面プレート(22)、及び底面プレート(2
3)には、それぞれ、開口部(21a,22a,23a) が形成されて
いる。そして、この図7の例では、底面プレート(23)の
開口部(23a) を配管孔(H) として利用してガス側連絡配
管(17a) と液側連絡配管(17b) を通す一方で、残りの開
口部(21a,22a) は、それぞれ、カバー(26,27) によって
閉塞されている。このようにすることによって、ケーシ
ング(20)の底面プレート(23)にのみ配管孔(H) が設けら
れた状態としている。
【0048】この図7の例では、現地での配管施工時
に、ガス側連絡配管(17a) の一部であるガス側付属配管
(31)が、一端側に設けられたフランジ継手(31a) によっ
て、閉塞板(18c) を取り外したガス側閉鎖弁(18)のフラ
ンジ(18b) に固定される。ガス側付属配管(31)は、上記
配管接続口(18a) から側面プレート(22)に向かって真っ
直ぐにのびた後に下方へ湾曲して、配管孔(H) から機外
へ突出している。
【0049】また、液側連絡配管(17b) の一部を構成す
る液側付属配管(32)は、一端がフレア加工されて、フレ
アナットにより液側閉鎖弁(19)に固定されている。そし
て、液側付属配管(32)は、液側閉鎖弁(19)の中心線上か
ら偏倚するように曲げられて、ガス側付属配管(31)の後
方側の位置でケーシング(20)から機外に突出している。
【0050】このように、ガス側付属配管(31)と液側付
属配管(32)とは先端部の位置が前後に揃うように配置さ
れている。なお、これらの付属配管(31,32) は、機外に
突出した部分が拡径されており、ろう付け継手として用
いられる。つまり、この拡径部分に、機外に配設される
ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b) の本体部分
(各付属配管(31,32) を除いた部分)を差し込んでろう
付けすることにより、各連絡配管(17a,17b) を固定でき
るようになっている。
【0051】<側方引き出し>次に、各連絡配管(17a,1
7b) をケーシング(20)の側方に引き出す場合、図8に示
すように、ガス側付属配管(31)はケーシング(20)内でほ
ぼ真っ直ぐの状態で、この場合の配管孔(H) である側面
プレート(22)の開口部(22a) から機外に突出している。
また、液側付属配管(32)は、ガス側付属配管(31)の下方
に位置するように曲げられて、側面プレート(22)の開口
部(22a) から突出している。そして、ガス側付属配管(3
1)と液側付属配管(32)が側面プレート(22)から突出した
先端の拡径部分にガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管
(17b) の本体部分を差し込んでろう付けすることによ
り、各連絡配管(17a,17b) が固定されるように構成され
ている。なお、この図8の例では、前面プレート(21)の
開口部(21a) と底面プレート(23)の開口部(23a) が、そ
れぞれ、カバー(26,28) によって閉塞されている。
【0052】<前方引き出し>次に、連絡配管(17a,17
b) をケーシング(20)の前方に引き出す場合の構成を図
9に示している。この場合、側面プレート(22)の開口部
(22a) と底面プレート(23)の開口部(23a) とがカバー(2
7,28) で閉塞されると共に、前面プレート(21)の開口部
(21a) には、配管孔(H) が形成されたカバー(29)が取り
付けられている。つまり、この例では、開口部(21a) 自
体を配管孔(H) として利用するのでなく、カバー(29)の
一部に配管孔(H) を形成している。これは、前面プレー
ト(21)の開口部(21a) を、各閉鎖弁(18,19) への付属配
管(31,32) の接続を行うために比較的大きな面積に形成
していることから、付属配管(31,32) の周囲に大きな隙
間ができるのを防止するためである。
【0053】そして、ガス側付属配管(31)は、ガス側閉
鎖弁(18)の中心線上の高さで前面プレート(21)側に湾曲
して該前面プレート(21)を貫通し、液側付属配管(32)
は、ガス側付属配管(31)の斜め下方となる位置において
該前面プレート(21)を貫通している。この場合にも、各
付属配管(31,32) の先端部はろう付け継手とするために
拡径され、各連絡配管(17a,17b) を差し込んでろう付け
することによって固定できるようになっている。
【0054】なお、この例では、ガス側付属配管(31)を
曲げ加工したものとしているが、例えばエルボを用いれ
ば、ガス側閉鎖弁(18)を前面プレート(21)により接近さ
せて配置することが可能となる。
【0055】以上のように、各連絡配管(17a,17b) は、
各付属配管(31,32) を用いてケーシング(20)の前面プレ
ート(21)、側面プレート(22)、及び底面プレート(23)の
何れか一つから室外ユニット(2) の外に引き出すことが
できる。したがって、機外の連絡配管(17a,17b) は、室
外ユニットの前方、側方、下方のいずれにも容易に配設
することが可能である。
【0056】−実施形態の効果− 本実施形態によれば、以下のような効果が発揮される。
【0057】まず、上記実施形態では、ガス側閉鎖弁(1
8)に対して、ガス側連絡配管(17a)の一部であるガス側
付属配管(31)をケーシング(20)の側面プレート(22)側か
ら取り付けるようにしている。したがって、ガス側連絡
配管(17a) は、図8のように室外ユニット(2) 内で殆ど
曲げずに側面プレート(22)から機外へ引き出したり、図
7及び図9のように室外ユニット(2) 内で曲げて底面プ
レート(23)や前面プレート(21)から機外へ引き出したり
する形で配設することができる。なお、図7及び図9の
例に示すように、液側閉鎖弁(19)をガス側閉鎖弁(18)か
らずらした位置に配置して、該ガス側閉鎖弁(18)の側方
にスペースを確保するようにしているため、ガス側連絡
配管(17a) を機内で曲げることも容易である。
【0058】また、液側閉鎖弁(19)をガス側閉鎖弁(18)
の配管接続口(18a) 側の側方で該ガス側閉鎖弁(18)より
も上方に配置し、かつ液側連絡配管(17b) 用の配管接続
口(19b) がケーシング(20)の底面プレート(23)の方向を
向くように下向きに配置している。したがって、液側連
絡配管(17b) は、図7に示すようにあまり曲げずに底面
プレート(23)から機外へ引き出したり、図8及び図9に
示すように直角方向に折り曲げて前面プレート(21)や側
面プレート(22)から機外へ引き出したりすることができ
る。
【0059】以上のように、本実施形態では、各連絡配
管(17a,17b) をケーシング(20)の前方、側方、下方へ引
き出しやすくなるため、配管施工時の作業性が向上す
る。また、配管施工の自由度が高くなるため、複数台の
室外ユニット(2) を設置する場合に各室外ユニット(2)
間のスペースが狭い場合でも、従来よりも配管施工を容
易に行うことができる。
【0060】次に、本実施形態では、液側閉鎖弁(19)が
ガス側閉鎖弁(18)よりも後方の位置に配置されているた
め、各連絡配管(17a,17b) を下方や側方へ引き出すとき
に連絡配管(17a,17b) 同士が当然干渉しない。一方、連
絡配管(17a,17b) を前方へ引き出す場合は液側連絡配管
(17b) をガス側連絡配管(17a) の下方または上方から
(実施形態では下方から)引き出すようにすることによ
り、連絡配管(17a,17b)同士の干渉を容易に回避でき
る。
【0061】さらに、ガス側閉鎖弁(18)を前面プレート
(21)の近傍で横向きに配置しているため、ガス側連絡配
管(17a) をガス側閉鎖弁(18)に取り付ける作業が容易で
ある。そして、大型のガス側閉鎖弁(18)は、一般に開閉
操作部(18d) がガス側連絡配管(17a) の配管接続口(18
a) とは反対の端部に設けられているため、配管接続口
(18a) を前面プレート(21)に向けて配置すると開閉操作
部(18d) がケーシング(20)の奥に位置するのに対して、
横向きに配置すると該操作部(18d) が前面プレート(21)
寄りに位置することになり、開閉操作を容易に行えるよ
うになる。
【0062】また、液側閉鎖弁(19)に関しては、該液側
閉鎖弁(19)を下向きに配置しているので、フレアナット
(19c) や開閉操作部(19d) をスパナなどの工具で回す際
の作業を容易に行うことができる。
【0063】一方、上記実施形態では、ケーシング(20)
の前面プレート(21)、側面プレート(22)、及び底面プレ
ート(23)のそれぞれに開口部(21a,22a,23a) を形成し
て、一つを配管孔(H) として利用すると共に、残りの二
つをカバー(26,27,28)で閉塞するようにしている。した
がって、連絡配管(17a,17b) の引き出し方向が異なって
も別のケーシング(20)を用いる必要がなく、コストを抑
えながら、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b)
の引き出し方向の多様化に対応した室外ユニット(2) の
ケーシング(20)を実用化することができる。
【0064】また、上記実施形態によれば、大型のガス
側閉鎖弁(18)を用いる定格能力の大きな空気調和装置の
室外ユニット(2) において、該ガス側閉鎖弁(18)をケー
シング(20)の底部に強固に固定するという制約の中で、
連絡配管(17a,17b) の取り回しに優れた構成を実現でき
る。
【0065】さらに、上記実施形態によれば、例えば、
室外ユニット(2) を設置部分の基礎から少し上に上げて
固定することでケーシング(20)の下に空間を設けるとと
もに、連絡配管(17a,17b) を底面プレート(23)から引き
出してその空間から側方へ引き出す構造として、その空
間に化粧板を設けて連絡配管(17a,17b) が前面や側面か
ら見えないようすれば、設置後の見映えを良くすること
も可能である。
【0066】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記実施形態
について、以下のような構成としてもよい。
【0067】例えば、上記実施形態では、液側閉鎖弁(1
9)をガス側閉鎖弁(18)の側方かつ上方で、しかも後方の
位置に配置するようにしているが、配管接続口(18a) に
ガス側連絡配管(17a) を接続するのに邪魔にならない位
置であれば、液側連絡配管の位置や向きは変更してもよ
い。その場合でも、径の大きなガス側連絡配管(17a)を
ケーシング(20)から3方向に引き出すことは可能である
し、液側連絡配管(17b) は径が細くて比較的任意の方向
に引き出しやすいので、ケーシング(20)からの引き出し
方向の自由度を従来よりも高めて配管施工時の作業性を
改善することは可能である。
【0068】また、上記実施形態では、ガス側連絡配管
(17a) の外径がφ38.1mm以上で、大型のガス側閉鎖弁(1
8)を用いることとしている。一方、φ38.1mmの1サイズ
下の配管としては一般に外径がφ31.8mmのものが用いら
れ、それに対応した閉鎖弁はφ38.1mm用のものと比較す
ると小型になるため、ガス側閉鎖弁の設置自体を比較的
自由に行えることから、配管施工の自由度も若干高くな
る。しかし、そのように小型のガス側閉鎖弁を用いる場
合でも本発明は適用可能であり、上述と同様の効果を奏
することは可能である。ただし、上記実施形態の配置
は、大型のガス側閉鎖弁(18)を用いる場合に、該ガス側
閉鎖弁(18)を底面プレート(23)に強固に固定する必要が
あって配管を任意の方向に引き出すことが困難になりや
すいことに対して、特に効果的である。
【0069】さらに、例えば図7の例では、液側付属配
管(32)を若干曲げて機外に引き出しているが、真っ直ぐ
に引き出せるように各閉鎖弁(18,19) を配置してもよ
い。このことは、図8の例でガス側付属配管(31)を若干
曲げていることについても同様である。
【0070】また、ケーシング(20)に形成される開口部
(21a,22a,23a) や、該開口部(21a,22a,23a) によって構
成される配管孔(H) の位置や形状は、上記実施形態の例
に限らず、適宜変更可能である。
【0071】また、上記実施形態では各閉鎖弁(18,19)
をケーシング(20)内の左側前方部分に配置しているが、
右側前方部分に配置してもよい。さらに、各連絡配管(1
7a,17b) は、場合によってはケーシング(20)の背面側に
引き出すようにしてもよい。
【0072】また、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配
管(17b) は基本的には室外ユニット(2) の機外で並べて
配設されるため、通常はケーシング(20)から同じ方向に
引き出されるが、場合によっては各連絡配管(17a,17b)
をケーシング(20)から異なる方向に引き出すようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気調和装置の冷媒回
路図である。
【図2】室外ユニットの一部破断正面図である。
【図3】室外ユニットの一部破断平面図である。
【図4】ガス側閉鎖弁と液側閉鎖弁の取付構造を示す拡
大正面図である。
【図5】ガス側閉鎖弁と液側閉鎖弁の取付構造を示す拡
大平面図である。
【図6】ガス側閉鎖弁と液側閉鎖弁の取付構造を示す拡
大左側面図である。
【図7】連絡配管をケーシングの下方から引き出す構造
を示す斜視図である。
【図8】連絡配管をケーシングの側方から引き出す構造
を示す斜視図である。
【図9】連絡配管をケーシングの前方から引き出す構造
を示す斜視図である。
【図10】従来の室外ユニットの一部破断正面図であ
る。
【図11】従来の室外ユニットの一部破断平面図であ
る。
【図12】従来の室外ユニットにおけるガス側閉鎖弁と
液側閉鎖弁の取付構造を示す拡大正面図である。
【図13】従来の室外ユニットにおけるガス側閉鎖弁と
液側閉鎖弁の取付構造を示す拡大平面図である。
【図14】従来の室外ユニットにおけるガス側閉鎖弁と
液側閉鎖弁の取付構造を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
(1) 空気調和装置 (2) 室外ユニット (3) 室内ユニット (17a) ガス側連絡配管 (17b) 液側連絡配管 (18) ガス側閉鎖弁 (18a) 配管接続口 (19) 液側閉鎖弁 (19b) 配管接続口 (20) ケーシング (21) 前面プレート (21a) 開口部 (22) 側面プレート (22a) 開口部 (23) 底面プレート (23a) 開口部 (24) ベース部材 (25) ブラケット (26〜29) カバー (31) ガス側付属配管(ガス側連絡配管) (32) 液側付属配管(液側連絡配管) (H) 配管孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス側連絡配管(17a) が接続されるガス
    側閉鎖弁(18)と、液側連絡配管(17b) が接続される液側
    閉鎖弁(19)とをケーシング(20)内に備えた空気調和装置
    の室外ユニットであって、 ガス側閉鎖弁(18)は、配管接続口(18a) をケーシング(2
    0)の側面プレート(22)の方向に向けて該側面プレート(2
    2)から所定間隔を隔てるように、前面プレート(21)の近
    傍に配置されている空気調和装置の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 ガス側閉鎖弁(18)は、外径が38.1mm以上
    のガス側連絡配管(17a) に対応する接続口径を有し、ケ
    ーシング(20)の底面プレート(23)に直接またはベース部
    材(24)を介して固定されている請求項1記載の空気調和
    装置の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 液側閉鎖弁(19)は、ガス側閉鎖弁(18)の
    配管接続口(18a) 側の側方で該ガス側閉鎖弁(18)よりも
    上方に配置され、かつ液側連絡配管(17b) を接続する配
    管接続口(19b) がケーシング(20)の底面プレート(23)の
    方向を向くように下向きに配置されている請求項1また
    は2記載の空気調和装置の室外ユニット。
  4. 【請求項4】 液側閉鎖弁(19)が、ケーシング(20)の前
    面プレート(21)に対してガス側閉鎖弁(18)よりも後方の
    位置に配置されている請求項3記載の空気調和装置の室
    外ユニット。
  5. 【請求項5】 ケーシング(20)の前面プレート(21)、側
    面プレート(22)、及び底面プレート(23)の何れか一つ
    に、ガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b) が貫通
    する配管孔(H) が形成されている請求項1ないし4の何
    れか1記載の空気調和装置の室外ユニット。
  6. 【請求項6】 ケーシング(20)の前面プレート(21)、側
    面プレート(22)、及び底面プレート(23)に、それぞれ開
    口部(21a,22a,23a) が形成され、該開口部(21a,22a,23
    a) の一つがガス側連絡配管(17a) と液側連絡配管(17b)
    の貫通する配管孔(H) に用いられる一方、残りの開口
    部がカバー(26,27,28)により閉鎖されている請求項5記
    載の空気調和装置の室外ユニット。
  7. 【請求項7】 少なくとも圧縮機(11)と室外熱交換器(1
    3)とを備えた室外ユニット(2) と、少なくとも室内熱交
    換器(16)を備えた室内ユニット(3) とが、ガス側連絡配
    管(17a) と液側連絡配管(17b) とによって接続された空
    気調和装置であって、 室外ユニット(2) が、請求項1ないし6の何れか1記載
    の室外ユニットにより構成されている空気調和装置。
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