JP2001310897A - 格納装置 - Google Patents

格納装置

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JP2001310897A
JP2001310897A JP2000129888A JP2000129888A JP2001310897A JP 2001310897 A JP2001310897 A JP 2001310897A JP 2000129888 A JP2000129888 A JP 2000129888A JP 2000129888 A JP2000129888 A JP 2000129888A JP 2001310897 A JP2001310897 A JP 2001310897A
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cable
storage
rope
operating mechanism
fixing part
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JP2000129888A
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English (en)
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Takanori Adachi
高則 足立
Yukihiko Toyama
幸彦 遠山
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Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】格納装置は格納台1を入庫位置を含む複数
の位置へ昇降し得る昇降機構6,7,8,9を備えてい
る。昇降機構6,7,8,9にあっては、索支持部材1
2と、索支持部材12に対し昇降し得る格納台1に設置
されて格納台1とともに昇降し得る索作動機構13(駆
動部と索案内部材17と巻胴18)と、索支持部材12
に掛けた吊下索14とを備えている。吊下索14の両端
部14a,14bのうち、一端部14a側を巻胴18に
支持するとともに、他端部14b側を格納台1の接続部
19に支持している。巻胴18により吊下索14を送っ
て、索支持部材12に対し索作動機構13が接近するに
従い格納台1の接続部19も接近し、索支持部材12に
対し索作動機構13が離間するに従い格納台1の接続部
19も離間する。 【効果】索作動機構13の動滑車的機能により昇降負荷
を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、格納台を入庫位
置を含む複数の位置へ昇降し得る昇降機構を備えた駐車
装置などの格納装置において、特に昇降機構の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
昇降機構においては、索作動機構の駆動部により回転す
る巻胴で吊下索を作動させて格納台が昇降するようにな
っている。この索作動機構の駆動部や巻胴は格納台を昇
降可能に支持する支柱などに一定位置で設置され、巻胴
に巻かれた吊下索により格納台を昇降可能に吊り下げた
構造になっていた。そのため、格納台の重量はそのまま
吊下索を介して巻胴にかかり、索作動機構の昇降負荷が
大きくなっていた。
【0003】本発明は、索作動機構の昇降負荷を軽減す
ることを目的にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】後記実施
形態の図面(図1(a)及び図2,3,4,5に示す第
一実施形態、図6に示す第二実施形態、図1(b)に示
す第三実施形態、図7に示す第四実施形態、図7,8に
示す第五実施形態、図9,10,11に示す第六実施形
態、図12,13,14に示す第七実施形態)の符号を
援用して本発明を説明する。 * 請求項1の発明 この発明は、特に第一実施形態、第二実施形態、第三実
施形態、第四実施形態及び第五実施形態に対応し、下記
のように構成されている。
【0005】格納装置は、格納台1を入庫位置Dを含む
複数の位置D,Uへ昇降し得る昇降機構6,7,8,9
を備えている。この昇降機構6,7,8,9にあって
は、索支持部材12と、この索支持部材12に対し昇降
し得る格納台1に設置されて格納台1とともに昇降し得
る索作動機構13と、この索支持部材12に掛けた吊下
索14とを備えている。この吊下索14の両端部14
a,14bのうち、一端部14a側を前記索作動機構1
3に支持するとともに、他端部14b側を前記格納台1
の接続部19に支持している。前記格納台1に設置した
前記索作動機構13と前記索支持部材12との間の索作
動側距離L13と、前記格納台1の接続部19と前記索
支持部材12との間の接続部側距離L19とをそれぞれ
変更し得るように、この索作動機構13により吊下索1
4を送って、この索支持部材12に対しこの索作動機構
13が接近するに従いこの格納台1の接続部19も接近
し、この索支持部材12に対しこの索作動機構13が離
間するに従いこの格納台1の接続部19も離間する。こ
のような昇降機構6,7,8,9によれば、昇降される
格納台1自体に設置された索作動機構13により格納台
1を昇降させるとともに、この索作動機構13に動滑車
的機能を持たせたので、索作動機構13の昇降負荷を軽
減することができる。また、この索作動機構13を格納
台1の下側に設置することができ、その場合には前記従
来技術の場合と比較して索作動機構13の設置スペース
を節約することができるとともに索作動機構13の設置
作業も行い易くなる。
【0006】* 請求項2の発明 この発明は、特に第六実施形態に対応し、下記のように
構成されている。格納装置は、格納台1を入庫位置を含
む複数の位置へ昇降し得る昇降機構21,22を備えて
いる。この昇降機構21,22にあっては、索固定部2
3a,23bと、この索固定部23a,23bに対し昇
降し得る格納台1に設置されて格納台1とともに昇降し
得る索作動機構24と、この索作動機構24に掛けた吊
下索25とを備えている。前記索固定部は、吊下索25
の両端部25a,25bのうち、一端部25aを支持し
た一端側索固定部23aと、他端部25bを支持した他
端側索固定部23bとを有している。前記格納台1に設
置した索作動機構24と一端側索固定部23aとの間の
一端側距離M28と、この索作動機構24と他端側索固
定部23bとの間の他端側距離M29とをそれぞれ変更
し得るように、この索作動機構24により吊下索25を
送って、この索作動機構24がこの一端側索固定部23
aに接近するに従いこの他端側索固定部23bから離間
し、この索作動機構24がこの一端側索固定部23aか
ら離間するに従いこの他端側索固定部23bに接近す
る。このような昇降機構21,22によれば、昇降され
る格納台1自体に設置された索作動機構24により格納
台1を昇降させるとともに、この索作動機構24に動滑
車的機能を持たせたので、索作動機構24の昇降負荷を
軽減することができる。また、この索作動機構24を格
納台1の下側に設置することができ、その場合には前記
従来技術の場合と比較して索作動機構24の設置スペー
スを節約することができるとともに索作動機構24の設
置作業も行い易くなる。さらに、吊下索25として例え
ばワイヤを利用した場合には、格納台1の衝突等の原因
による索作動機構24の過負荷時に索作動機構24と吊
下索25との間で滑りが生じるため、索作動機構24を
保護することができるとともに、吊下索25の損傷を防
止することができる。
【0007】* 請求項3の発明 この発明は、特に第七実施形態に対応し、下記のように
構成されている。格納装置は、格納台1を入庫位置を含
む複数の位置へ昇降し得る昇降機構32,33を備えて
いる。この昇降機構32,33にあっては、索固定部3
6と、この索固定部36に対し昇降し得る格納台1に設
置されて格納台1とともに昇降し得る索作動機構13
と、この索作動機構13に掛けた吊下索14とを備えて
いる。この索作動機構13は、この吊下索14の両端部
14a,14bのうち一端部14a側を支持して吊下索
14を送り得る巻胴18と、この巻胴18から引き出さ
れた吊下索14を掛ける索案内部材17と、この巻胴1
8を作動させる駆動部16とを備えている。この巻胴1
8と索案内部材17との間の吊下索14は入庫方向(前
後方向X)に対し直交する方向(左右方向Y)へ掛け渡
され、この吊下索14の両端部14a,14bのうち他
端部14b側を前記索固定部36に支持している。駆動
部16による巻胴18の回転に伴い、吊下索14が巻胴
18で送られて索作動機構13と索固定部36との間の
距離Lを変更し得る。このような昇降機構32,33に
よれば、昇降される格納台1自体に設置された索作動機
構13により格納台1を昇降させるとともに、この索作
動機構13に動滑車的機能を持たせたので、索作動機構
13の昇降負荷を軽減することができる。また、この索
作動機構13を格納台1の下側に設置することができ、
その場合には前記従来技術の場合と比較して索作動機構
13の設置スペースを節約することができるとともに索
作動機構13の設置作業も行い易くなる。さらに、昇降
機構32,33の駆動部16や巻胴18を格納台1の中
央に配置し易くなる。
【0008】* 請求項4の発明 この発明は、特に第五実施形態に対応し、請求項1また
は請求項2または請求項3の発明に下記の構成を追加し
ている。
【0009】格納台1は昇降方向(上下方向Z)へ複数
段並設され、前記昇降機構6,7,21,22は各段の
格納台1ごとに設置され、それぞれの昇降機構6,7,
21,22がそれぞれの格納台1を単独で昇降し得る。
請求項1または請求項2の発明の効果に加え、例えば図
8(b)に示すように各段の格納台1のうち必要な段数
だけを昇降させればよく、各段の格納台1すべてを常に
一体的に昇降させる必要がなくなり、多段式格納装置に
おける昇降動力を節約することができる。
【0010】* 請求項5の発明 この発明は、特に第一実施形態、第二実施形態及び第三
実施形態に対応し、請求項1または請求項2または請求
項3の発明に下記の構成を追加している。
【0011】前記格納台2の外周において入庫方向(前
後方向X)に対し直交する方向(左右方向Y)の両側で
相対向して設置された両案内レール2,3、4,5を一
組とした複数組の両案内レール2,3、4,5を設置し
て、この格納台1を各案内レール2,3,4,5に対し
昇降可能に支持している。入庫方向Xに対し直交する方
向Yの両側では、各組の両案内レール2,3、4,5の
うち互いに入庫方向Xで隣接する案内レール2,4、
3,5の上端部2a,4a、3a,5a間に第一補強枠
10を架設している。入庫方向Xの両側のうち、進入側
にある一組の両案内レール2,3間と、この進入側に対
する反対側にある一組の両案内レール4,5間とのう
ち、少なくともいずれか一組の両案内レール2,3の上
端部2a,3a間に第二補強枠11を架設している。請
求項1または請求項2の発明の効果に加え、前述した第
一補強枠10及び第二補強枠11により、格納装置の剛
性を高めることができるばかりではなく、各案内レール
2,3,4,5の下端部間に補強枠を架設する必要がな
くなる。従って、このような下端補強枠に対し格納台1
が昇降時に擦れ合うことを防止するためにそれらの間に
隙間を設けることを設計上考慮する必要もなくなり、格
納台1の幅を広げて格納面積を広く取ることができる。
【0012】* 請求項6の発明 この発明は、特に第三実施形態に対応し、請求項1また
は請求項2または請求項3の発明に下記の構成を追加し
ている。
【0013】前記昇降装置6,7,8,9は、格納台1
が入庫位置Dにある状態で、入庫方向(前後方向X)の
両側のうち進入側に設けた格納台1の進入部1aに対し
反対側になる格納台1の奥部1bが上方へ傾斜し、格納
台1がこの入庫位置D以外の位置Uへ移動した状態で、
格納台1の進入部1aと奥部1bとがほぼ同じ高さHに
なるか、または、格納台1の奥部1bに対し格納台1の
進入部1aが上方へ傾斜するように、格納台1を昇降さ
せる。請求項1または請求項2の発明の効果に加え、格
納台1に対する格納物の入庫を容易に行なうことができ
るとともに、格納台1に対する格納物の保持にも支障を
来すことがなくなる。また、この入庫位置Dを出庫位置
としても利用する場合には、格納台1からの格納物の出
庫も容易に行なうことができる。さらに、索作動機構1
3,24を格納台1の奥部1bの下側に設置して索作動
機構13,24の設置スペースを節約することができ
る。
【0014】* 上記請求項以外の発明 第7の発明は、特に第一実施形態、第二実施形態、第三
実施形態、第四実施形態及び第五実施形態に対応し、請
求項1の発明にかかる索作動機構13おいて、吊下索1
4を送る索送り部材15と、この索送り部材15を作動
させる駆動部16とを備えている。
【0015】第8の発明は、第7の発明を前提にして下
記のように構成されている。索作動機構13の索送り部
材15は、索支持部材12に掛けられた吊下索14を掛
ける索案内部材17と、この索案内部材17に掛けられ
た吊下索14を巻き得る巻胴18とを備えている。駆動
部16によるこの巻胴18の回転に伴い、吊下索14が
この巻胴18に巻き取られて索支持部材12に対し索作
動機構13及び格納台1の接続部19が接近し、吊下索
14がこの巻胴18から引き出されて索支持部材12に
対し索作動機構13及び格納台1の接続部19が離間す
る。設計的には、索案内部材17を省略して巻胴18に
対し吊下索14を索支持部材12から掛けて巻胴18に
動滑車的機能を持たせてもよいが、駆動部16や巻胴1
8を格納台1の中央に配置した場合には格納台1の上方
域に吊下索14が入って格納時に邪魔になる。この索案
内部材17があると、巻胴18に動滑車的機能を持たせ
るか否かに関係なく、この索案内部材17に対し動滑車
的機能を持たせるとともに吊下索14の案内機能も持た
せることができる。従って、駆動部16や巻胴18を格
納台1の中央に配置することができるとともに、その場
合でも格納台1上で吊下索14が邪魔にならず広い格納
容積を確保することができる。
【0016】第9の発明は、第8の発明を前提にして下
記のように構成されている。格納台1の外周にはこの格
納台1を昇降可能に支持する複数の案内レール2,3,
4,5を設けている。昇降機構6,7,8,9は、この
格納台1の外周でこの各案内レール2,3,4,5ごと
に設けられている。この昇降機構6,7,8,9におい
て、索支持部材12は案内レール2,3,4,5に支持
され、索作動機構13の索送り部材15の索案内部材1
7はこの案内レール2,3,4,5で格納台1に支持さ
れ、吊下索14は、この案内レール2,3,4,5でこ
の索支持部材12とこの索案内部材17との間に掛けら
れているとともに、この案内レール2,3,4,5でこ
の索支持部材12を通って格納台1の接続部19に連結
されている。従って、各案内レール2,3,4,5ごと
に設けた昇降機構6,7,8,9の一部、例えば、索支
持部材12や索案内部材17や吊下索14を各案内レー
ル2,3,4,5に沿ってコンパクトにまとめることが
できる。
【0017】第10の発明は、第9の発明を前提にして
下記のように構成されている。入庫方向Xに対し直交す
る方向Yの両側で相対向して格納台1の外周に設置され
た両案内レール2,3、4,5を一組として、一組以上
の両案内レール2,3、4,5を設置している。各案内
レール2,3、4,5ごとに設けた昇降機構6,7,
8,9のうち、格納台1に設置した索作動機構13にお
いて一つの駆動部16を一組ごとに兼用し、索送り部材
15の巻胴18は一組ごとに一つの駆動部16により作
動する。一組の両案内レール2,3、4,5でそれぞれ
索送り部材15の索案内部材17に掛けられた吊下索1
4は、この巻胴18に巻かれる。上記駆動部16の兼用
により、昇降機構6,7,8,9の部品点数を少なくし
てその構造を簡単にすることができる。
【0018】第11の発明は、特に第一実施形態、第二
実施形態及び第三実施形態に対応し、第9の発明を前提
にして下記のように構成されている。入庫方向Xに対し
直交する方向Yの両側で相対向して格納台1の外周に設
置された両案内レール2,3、4,5を一組として、複
数組の両案内レール2,3、4,5を設置している。全
組の両案内レール2,3,4,5に設けた昇降機構6,
7,8,9において格納台1に設置した索作動機構13
で一つの駆動部16を兼用し、索送り部材15の巻胴1
8は一つの駆動部16により作動する。全組の両案内レ
ール2,3、4,5でそれぞれ索送り部材15の索案内
部材17に掛けられた吊下索14は、この巻胴18に巻
かれる。上記駆動部16の兼用により、昇降機構6,
7,8,9の部品点数を少なくしてその構造を簡単にす
ることができる。
【0019】第12の発明は、特に第六実施形態に対応
し、請求項2の発明にかかる索作動機構24において、
吊下索25を送る索送り部材26と、この索送り部材2
6を作動させる駆動部27とを備えている。
【0020】第13の発明は、第12の発明を前提にし
て下記のように構成されている。索作動機構24の索送
り部材26は、一端側索固定部23aに支持した吊下索
25を掛ける一端側索案内部材28と、他端側索固定部
23bに支持した吊下索25を掛ける他端側索案内部材
29と、これらの索案内部材28,29に掛けられた吊
下索25を巻き得る巻胴30とを備えている。駆動部2
7によるこの巻胴30の回転に伴い、吊下索25がこの
巻胴30により送られて、この一端側索案内部材28が
この一端側索固定部23aに接近するに従いこの他端側
索案内部材29がこの他端側索固定部23bから離間
し、この一端側索案内部材28がこの一端側索固定部2
3aから離間するに従いこの他端側索案内部材29がこ
の他端側索固定部23bに接近する。設計的には、索案
内部材28,29を省略して巻胴30に対し吊下索25
を索固定部23a,23bから掛けて巻胴30に動滑車
的機能を持たせてもよいが、駆動部27や巻胴30を格
納台1の中央に配置した場合には格納台1の上方域に吊
下索25が入って格納時に邪魔になる。この索案内部材
28,29があると、巻胴30に動滑車的機能を持たせ
るか否かに関係なく、一方の索案内部材28に対し動滑
車的機能を持たせるとともに両方の索案内部材28,2
9に対し吊下索25の案内機能も持たせることができ
る。従って、駆動部27や巻胴30を格納台1の中央に
配置することができるとともに、その場合でも格納台1
上で吊下索25が邪魔にならず広い格納容積を確保する
ことができる。
【0021】第14の発明は、第13の発明を前提にし
て下記のように構成されている。格納台1の外周にはこ
の格納台1を昇降可能に支持する複数の案内レール2,
3を設けている。昇降機構21,22は、この格納台1
の外周でこの両案内レール2,3間に設けられている。
この昇降機構21,22において、一端側索固定部23
aは両案内レール2,3のうち一方の一端側案内レール
2に設けられ、他端側索固定部23bは両案内レール
2,3のうち他方の他端側案内レール3に設けられ、索
作動機構24の索送り部材26の一端側索案内部材28
はこの一端側案内レール2で格納台1に支持され、索作
動機構24の索送り部材26の他端側索案内部材29は
この他端側案内レール3で格納台1に支持され、吊下索
25は、この一端側案内レール2でこの一端側索固定部
23aからこの一端側索案内部材28に掛けられている
とともに、この他端側案内レール3でこの他端側索固定
部23bからこの他端側索案内部材29に掛けられてい
る。従って、両案内レール2,3間に設けた昇降機構2
1,22の一部、例えば、索固定部23a,23bや索
案内部材28,29や吊下索25を各案内レール2,3
に沿ってコンパクトにまとめることができる。
【0022】第15の発明は第8〜11の発明または第
13〜14の発明を前提にして下記のように構成されて
いる。巻胴18,30と索案内部材17,28,29と
の間の吊下索14,25は、入庫方向Xに対し直交する
方向Yへ掛け渡されている。従って、昇降機構6,7,
8,9,21,22の駆動部16,27や巻胴18,3
0を格納台1の中央に配置し易くなる。
【0023】第16の発明は第7〜15の発明を前提に
して下記のように構成されている。入庫方向Xに対し直
交する方向Yの両側で相対向して格納台1の外周に設置
された両案内レール2,3、4,5を一組として、一組
以上の両案内レール2,3、4,5を設置している。昇
降機構6,7,8,9,21,22は、一組の両案内レ
ール2,3、4,5間に設けられている。従って、昇降
機構6,7,8,9,21,22の駆動部16,27や
巻胴18,30を格納台1の中央に配置し易くなる。
【0024】第17の発明は、請求項4の発明を前提に
して下記のように構成されている。入庫方向Xの両側の
うち、進入側にある一組の両案内レール2,3間にある
第二補強枠11は、その進入側で格納台1に設けた進入
部1aの上方域Tを避けて架設されている。上記進入部
1aの上方域Tが開放されているので、格納台1に対す
る格納物の入庫時に格納物が第二補強枠11に当たるこ
となく入庫を円滑に行なうことができる。また、この入
庫位置Dを出庫位置としても利用する場合には、格納台
1からの格納物の出庫時に格納物が第二補強枠11に当
たることなく出庫を円滑に行なうことができる。
【0025】第18の発明は、請求項4の発明または第
17の発明を前提にして下記のように構成されている。
第二補強枠11内には索作動機構13を制御し得る制御
装置31を収納した。従って、この制御装置31の設置
スペースを節約することができる。また、この第二補強
枠11が制御装置31の防水ケースとしての機能も兼用
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】〔第一実施形態〕まず、本発明の
第一実施形態にかかる格納装置(二段式駐車装置)を図
1(a)及び図2〜5を参照して説明する。
【0027】<上記二段式駐車装置の概要>格納場所の
四隅部で格納台1の外周には、入庫方向である前後方向
Xに対し直交する左右方向Yの両側で相対向する左右両
案内レール2,3または4,5をそれぞれ一組とする前
後二組の案内レール(前側案内レール2,3、後側案内
レール4,5)が設置されている。この格納台1は、各
案内レール2,3,4,5に対しローラ(図示せず)で
案内されて昇降機構6,7,8,9(後で詳述)により
昇降方向である上下方向Zへ昇降可能に支持され、入庫
位置及び出庫位置である下降位置D(一段目の格納位
置)と上昇位置U(二段目の格納位置)との間で昇降し
得る。
【0028】<前記案内レール2,3,4,5の補強構
造>四隅部の案内レール2,3,4,5のうち、前左側
案内レール2の上端部2aと後左側案内レール4の上端
部4aとの間、前右側案内レール3の上端部3aと後右
側案内レール5の上端部5aとの間には、それぞれ補強
枠10(第一補強枠)が架設されている。また、四隅部
の案内レール2,3,4,5のうち、前左側案内レール
2の上端部2aと前右側案内レール3の上端部3aとの
間には、前側補強枠11(第二補強枠)が架設されてい
る。左右両補強枠10は格納台1の左右両縁部の上方域
で架設されている。前側補強枠11は、進入側で格納台
1の前部に設けた進入部1aの上方域Tを避けるように
外側(入庫方向である前後方向Xにおける入庫向きX1
に対し反対向きである出庫向きの側)へ向けてコ字形状
に湾曲されて架設されている。四隅部の案内レール2,
3,4,5のうち、後左側案内レール4の上端部4aと
後右側案内レール5の上端部5aとの間は開放され、そ
れらの間には後側補強枠が架設されていない。
【0029】なお、図示しないが、前側補強枠11ばか
りではなく、後左側案内レール4の上端部4aと後右側
案内レール5の上端部5aとの間にも後側補強枠を架設
したり、この前側補強枠11を省略してこの後側補強枠
のみを架設してもよい。
【0030】<前記各昇降機構6,7,8,9の一例>
この各昇降機構6,7,8,9は、各案内レール2,
3,4,5ごとに設けられ、大別して、案内レール2,
3,4,5内でその上端部2a,3a,4a,5aに支
持された定滑車である索支持部材12と、この索支持部
材12に対しその下方で昇降し得る格納台1の下側に設
置されて格納台1とともに昇降し得る索作動機構13
(後述)と、この索支持部材12に巻き掛けられた一本
の吊下索14(ワイヤやチェーンなど)とを備えてい
る。前記各索作動機構13は、吊下索14を送る索送り
部材15(後述)と、この索送り部材15を作動させる
電動モータである駆動部16とを備えている。前記各索
送り部材15は、案内レール2,3,4,5内で格納台
1に支持された動滑車である索案内部材17と、この索
案内部材17に巻き掛けられた吊下索14を巻く巻胴1
8とを備えている。各昇降機構6,7,8,9の駆動部
16は兼用され、一つの駆動部16により回転する出力
軸16aに対し各昇降機構6,7,8,9の巻胴18が
一体回転可能に取着されている。前左側案内レール2と
前右側案内レール3との間、後左側案内レール4と後右
側案内レール5との間でそれぞれ、索送り部材15の索
案内部材17に巻き掛けられた両吊下索14は、一端部
14a側で索送り部材15の巻胴18に巻かれ、各案内
レール2,3,4,5内で索支持部材12と索案内部材
17との間に巻き掛けられているとともに、各案内レー
ル2,3,4,5内で索支持部材12を通って他端部1
4b側で格納台1の接続部19に連結されている。前記
駆動部16と索案内部材17と巻胴18と吊下索14と
はそれぞれ格納台1の下側に設置され、特に駆動部16
と巻胴18とは、格納台1上の左右両載置面1c間にあ
る膨出部1dの下側に設置され、格納台1上へ突出せず
格納台1上から見えないように隠されている。さらに、
駆動部16は、格納台1の進入部1aに対し反対側にな
る格納台1の奥部1bで、格納台1の膨出部1dの下側
に設置されている。
【0031】駆動部16により巻胴18が回転して吊下
索14が巻胴18に巻き取られると、索支持部材12に
対し索作動機構13及び格納台1の接続部19が接近し
てそれらの間の索作動側距離L13及び接続部側距離L
19が共に狭まり、格納台1は索支持部材12よりも下
方で下降位置D(入出庫位置である一段目の格納位置)
から上昇して上昇位置U(二段目の格納位置)になる。
また、駆動部16により巻胴18が回転して吊下索14
が巻胴18から引き出されると、索支持部材12に対し
索作動機構13及び格納台1の接続部19が離間してそ
れらの間の索作動側距離L13及び接続部側距離L19
が共に広がり、格納台1は索支持部材12よりも下方で
上昇位置U(二段目の格納位置)から下降して下降位置
D(入出庫位置である一段目の格納位置)になる。
【0032】<第一実施形態の別例>前述した前側補強
枠11及び左右両補強枠10は中空状に形成されてい
る。図1,2に示すように、この前側補強枠11の中央
部内には小型の制御装置31が収納されている。この制
御装置31は、利用者の発信した遠隔信号を受けて前記
索作動機構13の駆動部16を制御するためのものであ
る。図示しないが、この制御装置31が収納された前側
補強枠11には、収納室の蓋が設けられているととも
に、遠隔信号通過壁が設けられている。また、この制御
装置31から引き出された配線は、各補強枠11,10
を通して駆動部16に接続されている。左右両補強枠1
0のうち一方に制御装置31を収納してもよいが、前側
補強枠11に制御装置31があると、遠隔信号を受け易
くなる。
【0033】〔第二実施形態〕図6に示す第二実施形態
は、下記の点で第一実施形態と主に異なる。前左側案内
レール2側の昇降機構6における駆動部16と、前右側
案内レール3側の昇降機構7における駆動部16とが兼
用されているとともに、後左側案内レール4側の昇降機
構8における駆動部16と、後右側案内レール5側の昇
降機構9における駆動部16とが兼用されている。
【0034】〔第三実施形態〕図1(b)に示す第三実
施形態は、下記の点で第一実施形態や第二実施形態と主
に異なる。
【0035】格納台1が下降位置D(入出庫位置である
一段目の格納位置)になると、入庫方向である前後方向
Xの両側のうち進入側に設けられた格納台1の進入部1
aに対し反対側になる格納台1の奥部1bが上方へ傾斜
する。格納台1が上昇位置U(二段目の格納位置)にな
ると、格納台1の進入部1aと奥部1bとがほぼ同じ高
さHになるか、または、格納台1の奥部1bに対し格納
台1の進入部1aが上方へ傾斜する。
【0036】このような変化を与えるため、例えば下記
のように構成する。図4に示すように一つの駆動部16
により回転する各巻胴18においては、前左側案内レー
ル2側の昇降機構6における巻胴18の巻き径と、前右
側案内レール3側の昇降機構7における巻胴18の巻き
径とを同一に設定するとともに、後左側案内レール4側
の昇降機構8における巻胴18の巻き径と、後右側案内
レール5側の昇降機構9における巻胴18の巻き径とを
同一に設定し、しかも両昇降機構6,7における巻胴1
8の巻き径を両昇降機構8,9における巻胴18の巻き
径よりも大きく設定する。
【0037】また、図6に示す場合には、両駆動部16
の回転数を同一に設定して上記のように両昇降機構6,
7における巻胴18の巻き径と両昇降機構8,9におけ
る巻胴18の巻き径とを互いに変えるか、逆に、すべて
の巻胴18の巻き径を同一に設定し、両昇降機構6,7
における駆動部16の回転数を両昇降機構8,9におけ
る駆動部16の回転数よりも大きく設定する。
【0038】〔第四実施形態〕図7に示す第四実施形態
は、格納台1が左右両案内レール2,3のみにより案内
される点で、第一実施形態や第二実施形態や第三実施形
態と主に異なる。なお、左右両案内レール2,3の上端
部2a,3aには図8に示すような枠体20が設けら
れ、図1,2,3に示したような補強枠10,11は設
けられていない。
【0039】〔第五実施形態〕次に、本発明の第五実施
形態にかかる格納装置(三段式駐車装置)を図8を参照
して説明する。
【0040】格納台1は、昇降方向である上下方向Zへ
三段並設されている。図7と同様な両昇降機構6,7
が、各段の格納台1ごとに設置され、それぞれの両昇降
機構6,7がそれぞれの格納台1を単独で昇降し得る。
図8(a)に示す状態では、上段の格納台1が入庫位置
にあり、中段及び下段の格納台1が地下に格納される。
図8(b)に示す状態では、中段の格納台1が入庫位置
にあり、上段の格納台1が上昇位置にあるとともに、下
段の格納台1が地下に格納される。図8(c)に示す状
態では、下段の格納台1が入庫位置にあり、上段及び中
段の格納台1が上昇位置にある。
【0041】〔第六実施形態〕次に、本発明の第六実施
形態にかかる格納装置を図9,10,11を参照して説
明する。
【0042】前後両昇降機構21,22が一組の左右両
案内レール2,3間で並設されている。前側昇降機構2
1及び後側昇降機構22にあっては、いずれも、案内レ
ール2,3内でその上端部2a,3aに取着された索固
定部23aと、案内レール2,3内でその下端部2b,
3bに取着された索固定部23bと、この索固定部23
a,23bに対し昇降し得る格納台1に設置されて格納
台1とともに昇降し得る索作動機構24(後述)と、こ
の索作動機構24に巻き掛けられた吊下索25とを備え
ている。前側昇降機構21にあっては、この吊下索25
の両端部25a,25bのうち、一端部25aは右側案
内レール3内の索固定部23aに支持され、他端部25
bは左側案内レール2内の索固定部23bに支持されて
いる。逆に、後側昇降機構22にあっては、この吊下索
25の両端部25a,25bのうち、一端部25aは左
側案内レール2内の索固定部23aに支持され、他端部
25bは右側案内レール3内の索固定部23bに支持さ
れている。いずれも、この索作動機構24は、吊下索2
5を送る索送り部材26(後述)と、この索送り部材2
6を作動させる電動モータである駆動部27とを備えて
いる。また、いずれも、この索送り部材26は、案内レ
ール2,3内で格納台1に支持された動滑車である一端
側索案内部材28と、案内レール2,3内で格納台1に
支持された定滑車である他端側索案内部材29と、これ
らの索案内部材28,29に巻き掛けられた吊下索25
を巻く巻胴30とを備えている。前側昇降機構21の駆
動部27と後側昇降機構22の駆動部27とは兼用さ
れ、一の駆動部27により回転する出力軸27aに対し
両昇降機構21,22の巻胴30が一体回転可能に取着
されている。いずれも、吊下索25は、案内レール2,
3で一端側索固定部23aからこの一端側索案内部材2
8に巻き掛けられているとともに、案内レール2,3で
他端側索固定部23bから他端側索案内部材29に巻き
掛けられている。前記駆動部27と索案内部材28,2
9と巻胴30と吊下索25とはそれぞれ格納台1の下側
に設置され、特に駆動部27と巻胴30とは、格納台1
上の左右両載置面1c間にある膨出部1dの下側に設置
され、格納台1上へ突出せず格納台1上から見えないよ
うに隠されている。さらに、駆動部27は、格納台1の
進入部1aに対し反対側になる格納台1の奥部1bで、
格納台1の膨出部1dの下側に設置されている。
【0043】駆動部27により巻胴30が回転して吊下
索25が巻胴30に巻き取られるとともに巻胴30から
引き出されて一方へ送られると、一端側索案内部材28
が一端側索固定部23aに接近してそれらの間の一端側
距離M28が狭まるに従い、他端側索案内部材29が他
端側索固定部23bから離間してそれらの間の他端側距
離M29が広がり、一端側索固定部23aと他端側索固
定部23bとの間で格納台1が上昇する。また、駆動部
27により巻胴30が回転して吊下索25が巻胴30に
巻き取られるとともに巻胴30から引き出されて他方へ
送られると、一端側索案内部材28が一端側索固定部2
3aから離間してそれらの間の一端側距離M28が広が
るに従い、他端側索案内部材29が他端側索固定部23
bに接近してそれらの間の他端側距離M29が狭まり、
一端側索固定部23aと他端側索固定部23bとの間で
格納台1が下降する。
【0044】〔第七実施形態〕次に、本発明の第七実施
形態にかかる格納装置を図12,13,14を参照して
説明する。
【0045】前後両昇降機構32,33が一組の左右両
案内レール2,3間で並設されている。前側昇降機構3
2及び後側昇降機構33は、前記第一実施形態の昇降機
構6.7,8,9と比較して下記の点で異なる。
【0046】図5に示すように、第一実施形態では、索
支持部材12に巻き掛けられた吊下索14が格納台1の
接続部19に固定されている。前側昇降機構32におい
ては、この接続部19に代えて左側案内レール2で格納
台1に左側索案内部材34が索作動機構13の索案内部
材17に隣接して設けられているとともに、右側案内レ
ール3で格納台1に右側索案内部材35が設けられ、右
側案内レール3の上端部3aには索固定部36が設けら
れている。逆に、後側昇降機構33においては、右側案
内レール3で格納台1に右側索案内部材34が索作動機
構13の索案内部材17に隣接して設けられているとと
もに、左側案内レール2で格納台1に左側索案内部材3
5が設けられ、左側案内レール2の上端部2aには索固
定部36が設けられている。いずれの昇降機構32,3
3においても、吊下索14の両端部14a,14bのう
ち一端部14a側が巻胴18に支持され、この巻胴18
から引き出された吊下索14は、入庫方向である前後方
向Xに対し直交する左右方向Yへ格納台1の下側を横切
って、索案内部材17と索支持部材12と索案内部材3
4と索案内部材35とに巻き掛けられ、吊下索14の他
端部14b側が索固定部36に固定されている。
【0047】駆動部16により巻胴18が回転して吊下
索14が巻胴18に巻き取られると、索支持部材12及
び索固定部36に対し索作動機構13の索案内部材17
や索案内部材34,35が接近してそれらの間の距離L
が狭まる。また、駆動部16により巻胴18が回転して
吊下索14が巻胴18から引き出されると、索支持部材
12及び索固定部36に対し索作動機構13の索案内部
材17や索案内部材34,35が離間してそれらの間の
距離Lが広がる。
【0048】なお、前述した第六実施形態の昇降機構2
1,22や第七実施形態の昇降機構32,33を第一実
施形態、第二実施形態、第三実施形態、第四実施形態及
び第五実施形態の昇降機構として採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施形態にかかる二段式駐車装
置を示す概略側面図であり、(b)は第三実施形態にか
かる二段式駐車装置を示す概略側面図である。
【図2】 第一実施形態にかかる二段式駐車装置を示す
概略正面図である。
【図3】 第一実施形態にかかる二段式駐車装置を示す
概略斜視図である。
【図4】 第一実施形態にかかる二段式駐車装置を平面
側から見た概略断面図である。
【図5】 第一実施形態にかかる二段式駐車装置を正面
側から見た概略断面図である。
【図6】 第二実施形態にかかる二段式駐車装置を平面
側から見た概略断面図である。
【図7】 第四実施形態にかかる二段式駐車装置を平面
側から見た概略断面図である。
【図8】 第五実施形態にかかる三段式駐車装置を示す
概略側面図である。
【図9】 第六実施形態にかかる駐車装置を平面側から
見た概略断面図である。
【図10】 第六実施形態にかかる駐車装置を正面側か
ら見た概略断面図である。
【図11】 第六実施形態にかかる駐車装置を概略的に
示す斜視図である。
【図12】 第七実施形態にかかる駐車装置を概略的に
示す斜視図である。
【図13】 第七実施形態にかかる駐車装置を平面側か
ら見た概略断面図である。
【図14】 第七実施形態にかかる駐車装置を正面側か
ら見た概略断面図である。
【符号の説明】
1…格納台、1a…進入部、1b…奥部、2,3,4,
5…案内レール、2a,4a,3a,5a…上端部、
6,7,8,9…昇降機構、10,11…補強枠、12
…索支持部材、13…索作動機構、14…吊下索、14
a…一端部、14b…他端部、19…接続部、21,2
2…昇降機構、23a…一端側索固定部、23b…他端
側索固定部、24…索作動機構、25…吊下索、25a
…一端部、25b…他端部、32,33…昇降機構、3
6…索固定部、L13…索作動側距離、L19…接続部
側距離、M28…一端側距離、M29…他端側距離、L
…距離、D…下降位置(入庫位置)、U…上昇位置、X
…前後方向(入庫方向)、Y…左右方向、Z…上下方向
(昇降方向)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納台を入庫位置を含む複数の位置へ昇
    降し得る昇降機構を備えた格納装置において、 この昇降機構にあっては、 索支持部材と、この索支持部材に対し昇降し得る格納台
    に設置されて格納台とともに昇降し得る索作動機構と、
    この索支持部材に掛けた吊下索とを備え、この吊下索の
    両端部のうち、一端部側を前記索作動機構に支持すると
    ともに、他端部側を前記格納台の接続部に支持し、 前記格納台に設置した前記索作動機構と前記索支持部材
    との間の索作動側距離と、前記格納台の接続部と前記索
    支持部材との間の接続部側距離とをそれぞれ変更し得る
    ように、この索作動機構により吊下索を送って、この索
    支持部材に対しこの索作動機構が接近するに従いこの格
    納台の接続部も接近し、この索支持部材に対しこの索作
    動機構が離間するに従いこの格納台の接続部も離間する
    ことを特徴とする格納装置。
  2. 【請求項2】 格納台を入庫位置を含む複数の位置へ昇
    降し得る昇降機構を備えた格納装置において、 この昇降機構にあっては、 索固定部と、この索固定部に対し昇降し得る格納台に設
    置されて格納台とともに昇降し得る索作動機構と、この
    索作動機構に掛けた吊下索とを備え、前記索固定部は、
    吊下索の両端部のうち、一端部を支持した一端側索固定
    部と、他端部を支持した他端側索固定部とを有し、 前記格納台に設置した索作動機構と一端側索固定部との
    間の一端側距離と、この索作動機構と他端側索固定部と
    の間の他端側距離とをそれぞれ変更し得るように、この
    索作動機構により吊下索を送って、この索作動機構がこ
    の一端側索固定部に接近するに従いこの他端側索固定部
    から離間し、この索作動機構がこの一端側索固定部から
    離間するに従いこの他端側索固定部に接近することを特
    徴とする格納装置。
  3. 【請求項3】 格納台を入庫位置を含む複数の位置へ昇
    降し得る昇降機構を備えた格納装置において、 この昇降機構にあっては、 索固定部と、この索固定部に対し昇降し得る格納台に設
    置されて格納台とともに昇降し得る索作動機構と、この
    索作動機構に掛けた吊下索とを備え、この索作動機構
    は、この吊下索の両端部のうち一端部側を支持して吊下
    索を送り得る巻胴と、この巻胴から引き出された吊下索
    を掛ける索案内部材と、この巻胴を作動させる駆動部と
    を備え、この巻胴と索案内部材との間の吊下索は入庫方
    向に対し直交する方向へ掛け渡され、この吊下索の両端
    部のうち他端部側を前記索固定部に支持し、駆動部によ
    る巻胴の回転に伴い、吊下索が巻胴で送られて索作動機
    構と索固定部との間の距離を変更し得ることを特徴とす
    る格納装置。
  4. 【請求項4】 前記格納台は昇降方向へ複数段並設さ
    れ、前記昇降機構は各段の格納台ごとに設置され、それ
    ぞれの昇降機構がそれぞれの格納台を単独で昇降し得る
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項
    3に記載の格納装置。
  5. 【請求項5】 前記格納台の外周において入庫方向に対
    し直交する方向の両側で相対向して設置された両案内レ
    ールを一組とした複数組の案内レールを設置して、この
    格納台を各案内レールに対し昇降可能に支持し、 入庫方向に対し直交する方向の両側では、各組の両案内
    レールのうち互いに入庫方向で隣接する両案内レールの
    上端部間に第一補強枠を架設し、 入庫方向の両側のうち、進入側にある一組の両案内レー
    ル間と、この進入側に対する反対側にある一組の両案内
    レール間とのうち、少なくともいずれか一組の両案内レ
    ールの上端部間に第二補強枠を架設したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2または請求項3に記載の格納
    装置。
  6. 【請求項6】 前記昇降装置は、 格納台が入庫位置にある状態で、入庫方向の両側のうち
    進入側に設けた格納台の進入部に対し反対側になる格納
    台の奥部が上方へ傾斜し、 格納台がこの入庫位置以外の位置へ移動した状態で、格
    納台の進入部と奥部とがほぼ同じ高さになるか、また
    は、格納台の奥部に対し格納台の進入部が上方へ傾斜す
    るように、格納台を昇降させることを特徴とする請求項
    1または請求項2または請求項3に記載の格納装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009107356A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Tadano Eng:Kk 昇降床付き貨物自動車の昇降床駆動装置
JP2013505181A (ja) * 2009-09-29 2013-02-14 セントロニクス コーポレーション リミテッド リフト装置
CN104261031A (zh) * 2014-09-25 2015-01-07 常州工学院 一种层间隔可调的自装卸轻载型货架
CN107035178A (zh) * 2017-04-21 2017-08-11 李裕民 一种家用双层立体停车装置
CN110356455A (zh) * 2019-07-31 2019-10-22 重庆长安汽车股份有限公司 一种自动升降的曲轴转运车

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