JPH1017113A - 自動倉庫用スタッカクレーン - Google Patents

自動倉庫用スタッカクレーン

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Publication number
JPH1017113A
JPH1017113A JP17246396A JP17246396A JPH1017113A JP H1017113 A JPH1017113 A JP H1017113A JP 17246396 A JP17246396 A JP 17246396A JP 17246396 A JP17246396 A JP 17246396A JP H1017113 A JPH1017113 A JP H1017113A
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JP
Japan
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traveling
lifting
lowering
motor
drive unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP17246396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Yamaguchi
雅則 山口
Akihiko Mototani
彰彦 本谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH1017113A publication Critical patent/JPH1017113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、小型の自動倉庫用スタッカクレ
ーンを提供することを課題とする。 【解決手段】 走行車輪23の上方に、走行モータ2
9、昇降減速機32及び昇降モータ33が順次配置さ
れ、走行車輪23及び走行モータ29の側方に走行減速
機28が配置されている。昇降減速機32は、互いに一
直線上で反対方向に突出した水平な2本の出力軸34を
有し、これらの出力軸34にそれぞれワイヤ30を巻き
取るための巻取ドラム31が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動倉庫用スタ
ッカクレーンに係り、特に床上に敷設されたレールに沿
って水平方向に走行するための走行駆動部と直立マスト
に沿って昇降フレームを上下動させるための昇降駆動部
との配置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、物流コスト及び物流効率の改善を
目的とした物流拠点の集約、ユーザニーズの多様化に伴
う多品種少量生産の普及等を背景として自動倉庫が幅広
く用いられるようになった。自動倉庫においては、荷物
を倉庫ラックに入出庫するために図4に示されるような
スタッカクレーンが使用されている。スタッカクレーン
の走行本体1は、直立した二本のマスト2とこれらマス
ト2の下部及び上部をそれぞれ水平に連結する下部フレ
ーム3及び上部フレーム4とからなる矩形の枠構造を有
している。下部フレーム3には走行駆動部5により駆動
される走行車輪6が設けられており、この走行車輪6が
床上に配置されたレール7の上に乗っている。走行駆動
部5を駆動させることにより、走行本体1はレール7に
沿って水平方向に走行する。
【0003】また、一対のマスト2の間には、荷物をマ
スト2に沿って昇降させるための昇降フレーム8がワイ
ヤ9により吊設されており、このワイヤ9が上部フレー
ム4内の図示しないシーブを介して下部フレーム3上に
配置された昇降駆動部10の巻取ドラム11に巻き付け
られている。昇降駆動部10を駆動して巻取ドラム11
を回転させることにより、ワイヤ9を介して昇降フレー
ム8が昇降する。
【0004】図5に示されるように、走行駆動部5は、
走行車輪6に連結された走行減速機12と、この走行減
速機12に連結された走行モータ13とからなり、一
方、昇降駆動部10は、巻取ドラム11と、巻取ドラム
11に連結された昇降減速機14と、昇降減速機14に
連結された昇降モータ15とからなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示されるように、走行駆動部5と昇降駆動部10とは下
部フレーム3の一端にその長さ方向に並設されているた
め、下部フレーム3の全長が大きくなり、これに伴って
自動倉庫も大型化するという問題点があった。また、図
5に示されるように、巻取ドラム11の一端には昇降減
速機14が配置され、他端には軸受16が配置されてい
るので、昇降駆動部10が下部フレーム3の幅方向に大
きな寸法を有し、自動倉庫内のスタッカクレーンの走行
路の幅を大きくとらなければならず、自動倉庫の大型化
の一つの要因となっていた。
【0006】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、小型の自動倉庫用スタッカクレー
ンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動倉庫
用スタッカクレーンは、床上に敷設されたレ−ルに沿っ
て走行車輪で走行すると共に直立するマストに沿って昇
降フレ−ムが上下動する自動倉庫用スタッカクレ−ンに
おいて、ワイヤを介して昇降フレ−ムをマストに沿って
昇降させる昇降駆動部が、走行車輪を駆動するための走
行駆動部の上に配置されたものである。
【0008】走行駆動部が、走行モータと、この走行モ
ータ及び走行車輪に連結された走行減速機とを含み、昇
降駆動部が、昇降モータと、昇降モータに連結され且つ
互いに一直線上で反対方向に突出する2本の出力軸を有
する昇降減速機と、昇降減速機の2本の出力軸にそれぞ
れ取り付けられ且つ昇降フレ−ムに連結されたワイヤを
巻き取る一対の巻取ドラムとを含むように構成すること
ができる。
【0009】また、走行車輪の上方に走行モータ、昇降
減速機及び昇降モータを順次配置し、走行減速機を走行
モータ及び走行車輪の側方に位置させ、さらに一対の巻
取ドラムを昇降減速機の両側部に位置させることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1及び図2にこの発明の
一実施形態に係る自動倉庫用スタッカクレーンの下部フ
レームの付近を示す。下部フレーム21上に一対のマス
ト22が直立して設けられている。また、下部フレーム
21にはマスト22より前端側及び後端側にそれぞれ走
行車輪23が設けられており、これらの走行車輪23が
床上に敷設されたレール24上に乗り、レール24の側
部にガイドローラ25が当接して走行車輪23による走
行を案内している。下部フレーム21の前端側の走行車
輪23には走行駆動部26が連結されている。下部フレ
ーム21の前端は上方に向かって屈曲しており、その上
端部に図示しない昇降フレームを上下動するための昇降
駆動部27が配設されている。これにより、昇降駆動部
27は走行駆動部26の直上に位置している。
【0011】走行駆動部26は、走行車輪23に連結さ
れた走行減速機28と、走行減速機28に連結された走
行モータ29とからなっている。走行モータ29は走行
車輪23の直上に位置し、これら走行車輪23及び走行
モータ29の側方に走行減速機28が配置されている。
一方、昇降駆動部27は、図示しない昇降フレームに連
結されたワイヤ30が巻回された一対の巻取ドラム31
と、これら巻取ドラム31に連結された昇降減速機32
と、昇降減速機32に連結された昇降モータ33とから
なっている。昇降減速機32は、走行モータ29の上方
で且つ下部フレーム21の前端屈曲部上に配置されてお
り、この昇降減速機32の両側部にそれぞれ一対の巻取
ドラム31が配置され、昇降減速機32の直上に昇降モ
ータ33が配置されている。
【0012】すなわち、図3に示されるように、走行車
輪23の上方に、走行モータ29、昇降減速機32及び
昇降モータ33が順次配置されている。このため、下部
フレーム21の全長は、従来の下部フレームに比べて短
く形成されている。
【0013】昇降減速機32は、互いに一直線上で反対
方向に突出した水平な2本の出力軸34を有し、これら
の出力軸34にそれぞれ巻取ドラム31が取り付けられ
ている。このため、従来のように巻取ドラムの一端を支
持する軸受が不要となっている。また、各巻取ドラム3
1は、昇降減速機32に面する部分が内方に窪んだ凹部
35を形成しており、この凹部35内に昇降減速機32
の出力軸34の回りの突出部分が収容されている。これ
により、昇降駆動部27の幅は、従来の昇降駆動部に比
べて極めて狭く形成されている。
【0014】この実施形態に係る自動倉庫用スタッカク
レーンの動作は、図4に示した従来のスタッカクレーン
と全く同様である。すなわち、走行モータ29の駆動に
より走行減速機28を介して走行車輪23が回転し、レ
ール24上を水平方向に走行移動する。また、昇降モー
タ33の駆動により昇降減速機32を介して一対の巻取
ドラム31が回転し、これら巻取ドラム31に巻回され
ていたワイヤ30が巻き取られて昇降フレームが上昇す
る、あるいはワイヤ30が送り出されて昇降フレームが
下降する。
【0015】以上説明したように、この発明によれば、
昇降駆動部を走行駆動部の上に配置したことにより、ス
タッカクレーンの全長を短くすることができる。また、
昇降駆動部の昇降減速機の両側部に一対の巻取ドラムを
取り付けることにより、スタッカクレーンの幅を小さく
することが可能となる。このように、スタッカクレーン
の小型化が達成されるため、このスタッカクレーンを設
置する自動倉庫内のスペースを有効利用することがで
き、より多くの荷を収納することができる、あるいは同
じ荷の収納量で倉庫全体を小型化することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動倉庫用スタッ
カクレーンの下部フレームの付近を示す側面図である。
【図2】実施形態に係る自動倉庫用スタッカクレーンの
下部フレームの付近を示す平面図である。
【図3】実施形態に係る自動倉庫用スタッカクレーンの
走行駆動部及び昇降駆動部の配置関係を示す正面図であ
る。
【図4】従来の自動倉庫用スタッカクレーンを示す側面
図である。
【図5】従来の自動倉庫用スタッカクレーンの走行駆動
部及び昇降駆動部の配置関係を示す正面図である。
【符号の説明】
21 下部フレーム 22 マスト 23 走行車輪 24 レール 25 ガイドローラ 26 走行駆動部 27 昇降駆動部 28 走行減速機 29 走行モータ 30 ワイヤ 31 巻取ドラム 32 昇降減速機 33 昇降モータ 34 出力軸 35 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床上に敷設されたレ−ルに沿って走行車
    輪で走行すると共に直立するマストに沿って昇降フレ−
    ムが上下動する自動倉庫用スタッカクレ−ンにおいて、 ワイヤを介して昇降フレ−ムをマストに沿って昇降させ
    る昇降駆動部が、走行車輪を駆動するための走行駆動部
    の上に配置されていることを特徴とする自動倉庫用スタ
    ッカクレ−ン。
  2. 【請求項2】 前記走行駆動部は、走行モータと、前記
    走行モータ及び走行車輪に連結された走行減速機とを含
    み、 前記昇降駆動部は、昇降モータと、前記昇降モータに連
    結され且つ互いに一直線上で反対方向に突出する2本の
    出力軸を有する昇降減速機と、前記昇降減速機の2本の
    出力軸にそれぞれ取り付けられ且つ昇降フレ−ムに連結
    されたワイヤを巻き取る一対の巻取ドラムとを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の自動倉庫用スタッカクレ
    −ン。
  3. 【請求項3】 走行車輪の上方に前記走行モータ、前記
    昇降減速機及び前記昇降モータが順次配置され、前記走
    行減速機は前記走行モータ及び走行車輪の側方に位置
    し、前記一対の巻取ドラムは前記昇降減速機の両側部に
    位置することを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫用
    スタッカクレ−ン。
JP17246396A 1996-07-02 1996-07-02 自動倉庫用スタッカクレーン Pending JPH1017113A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100899437B1 (ko) 2006-05-10 2009-05-26 주식회사 에스에프에이 주행 유닛 및 이를 구비한 카세트 운반장치
CN102701117A (zh) * 2012-06-07 2012-10-03 无锡中鼎物流设备有限公司 堆垛机起升机构
JP2012240829A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Murata Machinery Ltd スタッカクレーン

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