JP2000086129A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP2000086129A JP10249938A JP24993898A JP2000086129A JP 2000086129 A JP2000086129 A JP 2000086129A JP 10249938 A JP10249938 A JP 10249938A JP 24993898 A JP24993898 A JP 24993898A JP 2000086129 A JP2000086129 A JP 2000086129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械室レスの省スペース型のエレベータ装置
を実現する。 【解決手段】 このエレベータ装置は、昇降路24内に設
けられた1対のガイドレール20a,20bに沿って昇降する
エレベータかご21と、昇降路内に設けられた他のガイド
レール27a,27bに沿って昇降する釣合錘28と、エレベー
タかごと釣合錘とを懸垂する吊りロープ23と、吊りロー
プが巻付けられたトラクションシーブ25を回転駆動する
駆動装置26とを備えている。そして、駆動装置26は薄型
に構成し、かつ昇降路24の側壁24aとエレベータかご21
の昇降移動空間との間に形成される間隙に収容し、吊り
ロープ23は、エレベータかごの側面に設けられた転向シ
ーブ22aと釣合錘28に設けられた転向シーブ29とに巻掛
け、その両端を昇降路の上端部内に設置された支持部材
に連結支持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降路内に駆動装
置を設置したトラクション方式のエレベータ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、特に都市部においては建物自体の
効率的な利用が要求されるようになり、たとえば屋上等
に突出したエレベータの機械室等が日照権問題に影響を
与えたり、美観を損ねかねないようにもなってきた。
【0003】そこでこれまでにも、エレベータ機械室を
特に設置することなく、昇降路内にエレベータ制御装置
を収納しコンパクト化する考えが種々なされている。例
えば、特許第2593288号公報に記載の「トラクシ
ョンシーブエレベータ」は、図16に示すように、トラ
クションシーブ1を備えた偏平薄型の駆動装置2が、昇
降路3内の側壁3aとエレベータかご4の昇降移動空間
との間に形成される間隙に設置され、かご4の下部に取
り付けられた動滑車をなすシーブ5aと、釣合錘6の上
部に取り付けられた動滑車をなすシーブ5bとに順次吊
りロープ7を巻き掛け、吊りロープ7の両端部を昇降路
3の天井壁3bに連結支持した構成である。なお、図1
6で昇降路3内のピット3cは、1階(1F)の位置3
dの下に位置していることを示している。
【0004】この図16に示したエレベータ装置は、か
ご4の下部のシーブ5aに吊りロープ7を巻き掛けてか
ごを動滑車的に駆動する方式であって、上記構成によ
り、かご4上の空間は有効利用できると共に、駆動機構
のモータ容量を比較的小さく抑えることができ、駆動装
置の占有空間を小さくすることができる。
【0005】また、特開平9−156855公報に記載
の「エレベータ装置」は、図17に示すように、釣合錘
16の上部空間に同じく偏平薄型の駆動装置12を配置
し、昇降路13内の頂部に設けられた転向シーブ18
a,18b及び反らせシーブ18cを介して、かご4を
吊り下げるよう構成されている。
【0006】このように、トラクションシーブ11を備
えた偏平薄型の駆動装置12を、昇降路13内の側壁と
エレベータかご14の昇降移動空間との間に形成される
間隙との間に設置することにより、屋上等に格別機械室
を設けることなく、装置全体の占める空間のコンパクト
化が図られ、スペース効率の良いエレベータ装置を実現
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエレベータ装置では、次のような問題点があっ
た。図16に示したエレベータ装置では、かごの下部に
動滑車をなすシーブを取り付けているため、エレベータ
かごの下にスペースを必要とし、またかごを吊る位置も
かご下の左右両側面に限定されてしまい、限られたスペ
ースにエレベータかご、釣合錘、巻上機などを自由にレ
イアウトすることが難しい問題点があった。また図17
に示した従来のエレベータ装置では、昇降路の上部に転
向シーブを収容する空間を必要とする問題点があった。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、格別機械室を設けることなく、省スペース
化が可能で、かつ昇降路空間に合わせて自由な機器配置
が可能なエレベータ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、昇降
路内に設けられた1対のガイドレールに沿って昇降する
エレベータかごと、前記昇降路内に設けられた他のガイ
ドレールに沿って昇降する釣合錘と、前記エレベータか
ごと釣合錘とを懸垂する吊りロープと、前記吊りロープ
が巻付けられたトラクションシーブを回転駆動する駆動
装置とを備えて成るエレベータ装置であって、前記駆動
装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の側壁と前記エレ
ベータかごの昇降移動空間との間に形成される間隙に収
容し、前記吊りロープは、前記エレベータかごの側面に
設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シ
ーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設
置された支持部材に連結支持したものである。
【0010】請求項2の発明は、昇降路内に設けられた
1対のガイドレールに沿って昇降するエレベータかご
と、前記昇降路内に設けられた他のガイドレールに沿っ
て昇降する釣合錘と、前記エレベータかごと釣合錘とを
懸垂する吊りロープと、前記吊りロープが巻付けられた
トラクションシーブを回転駆動する駆動装置とを備えて
成るエレベータ装置であって、前記駆動装置は薄型に構
成し、かつ前記昇降路の背壁と前記エレベータかごの昇
降移動空間との間に形成される間隙に収容し、前記吊り
ロープは、前記エレベータかごの背面に設けられた転向
シーブと前記釣合錘に設けられた転向シーブとに巻掛
け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置された支持
部材に連結支持したものである。
【0011】請求項3の発明は、昇降路内に設けられた
1対のガイドレールに沿って昇降するエレベータかご
と、前記昇降路内に設けられた他のガイドレールに沿っ
て昇降する釣合錘と、前記エレベータかごと釣合錘とを
懸垂する吊りロープと、前記吊りロープが巻付けられた
トラクションシーブを回転駆動する駆動装置とで構成さ
れるエレベータ装置であって、前記駆動装置は薄型に構
成し、かつ前記昇降路の側壁と前記エレベータかごの昇
降移動空間との間に形成される間隙に収容し、前記吊り
ロープは、前記エレベータかごの両側面と底面とに設け
られた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シーブ
とに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置さ
れた支持部材に連結支持したものである。
【0012】請求項4の発明は、昇降路内に設けられた
1対のガイドレールに沿って昇降するエレベータかご
と、前記昇降路内に設けられた他のガイドレールに沿っ
て昇降する釣合錘と、前記エレベータかごと釣合錘とを
懸垂する吊りロープと、前記吊りロープが巻付けられた
トラクションシーブを回転駆動する駆動装置とで構成さ
れるエレベータ装置であって、前記駆動装置は薄型に構
成し、かつ前記昇降路の側壁と前記エレベータかごの昇
降移動空間との間に形成される間隙に収容し、前記吊り
ロープは、前記エレベータかごの両側面と天井面とに設
けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シー
ブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置
された支持部材に連結支持したものである。
【0013】請求項5の発明は、昇降路内に設けられた
1対のガイドレールに沿って昇降するエレベータかご
と、前記昇降路内に設けられた他のガイドレールに沿っ
て昇降する釣合錘と、前記エレベータかごと釣合錘とを
懸垂する吊りロープと、前記吊りロープが巻付けられた
トラクションシーブを回転駆動する駆動装置とで構成さ
れるエレベータ装置であって、前記駆動装置は薄型に構
成し、かつ前記昇降路の背壁と前記エレベータかごの昇
降移動空間との間に形成される間隙に収容し、前記吊り
ロープは、前記エレベータかごの両側面及び背面に設け
られた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シーブ
とに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置さ
れた支持部材に連結支持したものである。
【0014】請求項6の発明は、昇降路内に設けられた
1対のガイドレールに沿って昇降するエレベータかご
と、前記昇降路内に設けられた他のガイドレールに沿っ
て昇降する釣合錘と、前記エレベータかごと釣合錘とを
懸垂する吊りロープと、前記吊りロープが巻付けられた
トラクションシーブを回転駆動する駆動装置とで構成さ
れるエレベータ装置であって、前記駆動装置は薄型に構
成し、かつ前記昇降路の背壁又は側壁と前記エレベータ
かごの昇降移動空間との間に形成される間隙に収容し、
前記吊りロープは、前記エレベータかごの側面、背面及
び底面に設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられ
た転向シーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端
部内に設置された支持部材に連結支持したものである。
【0015】請求項7の発明は、昇降路内に設けられた
1対のガイドレールに沿って昇降するエレベータかご
と、前記昇降路内に設けられた他のガイドレールに沿っ
て昇降する釣合錘と、前記エレベータかごと釣合錘とを
懸垂する吊りロープと、前記吊りロープが巻付けられた
トラクションシーブを回転駆動する駆動装置とで構成さ
れるエレベータ装置であって、前記駆動装置は薄型に構
成し、かつ前記昇降路の背壁と前記エレベータかごの昇
降移動空間との間に形成される間隙に収容し、前記吊り
ロープは、前記エレベータかごの両側面及び天井面に設
けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シー
ブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置
された支持部材に連結支持したものである。
【0016】請求項1〜7の発明のエレベータ装置で
は、エレベータかごの昇降路の上方や下方に隣接して機
械室などの余分な空間を必要とせず、省スペース化が可
能である。
【0017】請求項8の発明は、請求項1〜7のエレベ
ータ装置において、前記釣合錘を案内するガイドレール
を前記昇降路の側壁に配置したものであり、横幅方向に
余裕のある昇降路に対して対応できる。
【0018】請求項9の発明は、請求項1〜7のエレベ
ータ装置において、前記釣合錘を案内するガイドレール
を前記昇降路の背壁に配置したものであり、奥行き方向
に余裕のある昇降路に対して対応できる。
【0019】請求項10の発明は、請求項3〜7のエレ
ベータ装置において、前記エレベータかごの側面又は背
面に設けられた転向シーブをエレベータかごの重心に対
して上方から見て対称の位置に配置したものであり、エ
レベータかごのガイドレール及び案内装置にかかる偏荷
重を防止することができる。
【0020】請求項11の発明は、請求項1〜10のエ
レベータ装置において、前記駆動装置に、各々がトラク
ションシーブを有する複数の薄型巻上機を用いたもので
あり、大容量のエレベータかごのトラクション駆動が可
能である。
【0021】請求項12の発明は、請求項11のエレベ
ータ装置において、前記複数の薄型巻上機を1台の制御
装置によって同時に駆動するようにしたものであり、制
御の共通化により装置構成を簡素化できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1及び図2は本発明の第1の実施
の形態のエレベータ装置の構成を示している。昇降路2
4の側壁24aにブラケット(図示せず)などで取り付
けられたかご用ガイドレール20a,20bによってエ
レベータかご21は案内される。このエレベータかご2
1の側面21a(エレベータかご21の入り口側を正面
21bとして左右のいずれかの側面)に、転向シーブ2
2がその回転面が当該側面21aと平行となる位置関係
で取り付けられている。転向シーブ22には吊りロープ
23が巻き掛けられ、エレベータかご21はこの転向シ
ーブ22を介して吊りロープ23によって懸垂された状
態になっている。
【0023】転向シーブ22が取り付けられた側面側に
設置されているガイドレール20aの頂部に、駆動装置
26が固定されており、この駆動装置26によって回転
駆動される扁平薄型のトラクションシーブ25が、昇降
路24の側壁24aとエレベータかご21の昇降移動空
間との間の間隙に位置するようにしてある。そしてこの
トラクションシーブ25に吊りロープ23が巻き掛けら
れ、トラクションシーブ25の回転によって吊りロープ
23が釣瓶式に巻き上げ/巻き戻しされる。
【0024】かご用ガイドレール20aに隣接する位置
に釣合錘用ガイドレール27a,27bが設置されてい
て、これらに釣合錘28が昇降自在に案内される。釣合
錘28の頂部には転向シーブ29が取り付けられてい
て、吊りロープ23がこの転向シーブ29にも巻き掛け
られ、釣合錘28を懸垂している。なお、吊りロープ2
3の両端は、エレベータかご21の上方の昇降路24の
天井部に架設されている支持部材(図示せず)にヒッチ
ばね(図示せず)を介して連結され、支持されている。
【0025】次に、上記の第1の実施の形態のエレベー
タ装置の動作を説明する。駆動装置26を駆動すること
により、トラクションシーブ25が回転駆動され、これ
に巻き掛けられている吊りロープ23が巻き上げ/巻き
戻しされ、吊りロープ23に懸垂されているエレベータ
かご21と釣合錘28とが互いに逆向きに、それぞれの
ガイドレール20a,20b;27a,27bに案内さ
れながら昇降動作する。このとき、エレベータかご21
はその天井面21cより下方の側面21aに設けられた
転向シーブ22を介して吊りロープ23に懸垂されてい
るため、エレベータかご21の天井面21cが昇降路2
4の上方へ駆動装置26を超えて上昇する。
【0026】これにより、第1の実施の形態のエレベー
タ装置では、吊りロープ23に懸垂されたエレベータか
ご21がそれに取り付けられている転向シーブ22によ
り動滑車的な動きを行うため、エレベータかご21をト
ラクションシーブ25によって直接につり上げる機構の
場合よりも駆動装置26の容量が小さくて済む。また、
駆動装置26はエレベータかご21の昇降移動空間と昇
降路24の側壁24aとの間の間隙において昇降路24
内に設置されており、しかもエレベータかご21は昇降
路24の上部及び下部に空間を必要とせず、昇降路24
の天井及び床近くまで昇降可能であるため、昇降24路
の高さを最小限に設定することができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態のエレベ
ータ装置について、図3及び図4に基づいて説明する。
第2の実施の形態のエレベータ装置は、図1及び図2に
示した第1の実施の形態のエレベータ装置に対して、釣
合錘28は昇降路24の背壁24bに設置されたガイド
レール27a,27bによって案内されて自由に昇降す
る設定とし、またエレベータかご21の背面21dに転
向シーブ22を取り付け、扁平薄型の駆動装置26を釣
合錘用ガイドレール27aの上部に取り付け、昇降路2
4におけるエレベータかご21の昇降移動空間と昇降路
24の背壁24bとの間の間隙にトラクションシーブ2
5が位置するようにしたことを特徴とする。その他の構
成は、図1及び図2に示した第1の実施の形態と同じで
あり、同一の要素に対しては同一の符号を付して示して
ある。
【0028】第2の実施の形態のエレベータ装置では、
昇降路24の奥行きに比較的余裕がある設置場所におい
て利用するのに有用である。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図5に基づいて説明する。第3の実施の形
態は、昇降路24の(正面から見て左側)側壁にブラケ
ット(図示せず)などで取り付けられたかご用ガイドレ
ール20a,20bに案内されるエレベータかご21の
側面21a,21eそれぞれの左右相対称な位置に転向
シーブ22a,22bを取り付け、さらに、エレベータ
かご21の床面21fの下面側に、床面21fと平行な
回転面を持つ転向シーブ22c,22dを取り付け、こ
れらに吊りロープ23を巻き掛けている。また、一方の
かご用ガイドレール20bに隣接して、釣合錘用ガイド
レール27a,27bを昇降路24の側壁に設置し、こ
れらによって釣合錘28をその昇降を案内させるように
している。この釣合錘28の頂部に転向シーブ29が取
り付けられている。
【0030】この第3の実施の形態の場合、駆動装置2
6はかご用ガイドレール20bの上部に取り付け、トラ
クションシーブ25はエレベータかご21の昇降移動空
間と昇降路24の側壁との間の間隙に位置する設定であ
る。
【0031】そして吊りロープ23は、トラクションシ
ーブ25に巻き掛けられ、エレベータかご21の両側面
21a,21eに取り付けられた転向シーブ22a,2
2b、底面に取り付けられた転向シーブ22c,22d
に巻き掛けられ、さらに釣合錘28の転向シーブ29に
巻き掛けられ、その両端は昇降路24の上方の天井部に
架設されている支持部材(図示せず)にヒッチばねを介
して連結し、支持されている。
【0032】この第3の実施の形態のエレベータ装置で
は、駆動装置26を駆動することにより、吊りロープ2
3がトラクションシーブ25との係合により駆動され、
この吊りロープ23に懸垂されたエレベータかご21及
び釣合錘28がそれぞれのガイドレール20a,20
b;27a,27bに案内されて互いに逆向きに昇降す
る。このとき、エレベータかご21はその天井面21c
より下方の側面21a,21eに取り付けられている転
向シーブ22a,22bなどを介して吊りロープ23に
よって懸垂されているため、エレベータかご21の天井
面21cは昇降路24の上方へ駆動装置26よりも高い
位置まで上昇する。
【0033】これにより、第3の実施の形態によれば、
吊りロープ23に懸垂されたエレベータかご21が動滑
車的な動作を行うため、駆動装置26の容量が小さくて
済む。またトラクションシーブ25を有する駆動装置2
6はエレベータかご21の昇降移動空間と昇降路24の
側壁との間の間隙に収容されており、しかもエレベータ
かご21は昇降路24の上方と下方とに空間を必要とせ
ず、昇降路24の天井及び床近くまで昇降可能であるた
め、昇降路24の高さを最小限に抑えることができる。
加えて、エレベータかご21の側面21a,21eに取
り付けられた転向シーブ22a,22bの位置は、それ
らと対をなす床面21fの転向シーブ22c,22dの
位置と共に自由に設定することができる利点がある。
【0034】次に、本発明の第4の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図6に基づいて説明する。第4の実施の形
態の特徴は、第3の実施の形態と上下反対になるよう
に、転向シーブをエレベータかご21の両側面21a,
21eと天井面21cに配置した点にある。すなわち、
エレベータかご21の左右の側面21a,21eの中央
部近くに転向シーブ22e,22fを取り付け、さらに
両側面21a,21bの上稜線近くの位置に転向シーブ
22g,22hを取り付け、かご21の天井面21cの
左右両端近くに天井面21cと回転面が平行になるよう
に転向シーブ22i,22jを取り付けている。そし
て、釣合錘28の配置、駆動装置26とトラクションシ
ーブ25の配置は、図5に示した第3の実施の形態と同
様である。
【0035】第4の実施の形態のエレベータ装置でも、
第3の実施の形態と同様に、吊りロープ23に懸垂され
たエレベータかご21が動滑車的な動作を行い、駆動装
置26の容量が小さくて済む。またトラクションシーブ
25を有する駆動装置26はエレベータかご21の昇降
移動空間と昇降路24の側壁との間の間隙に収容されて
おり、しかもエレベータかご21は昇降路24の上方と
下方とに空間を必要とせず、昇降路24の天井及び床近
くまで昇降可能であるため、昇降路24の高さを最小限
に抑えることができる。加えて、エレベータかご21の
側面21a,21eに取り付けられた転向シーブ22
e,22f,22g,22hの位置は、それらと組をな
す天井面21cの転向シーブ22i,22jの位置と共
に自由に設定することができる利点がある。
【0036】次に、本発明の第5の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図7及び図8に基づいて説明する。第5の
実施の形態は、図5及び図6に示した第4の実施の形態
においてエレベータかご21の天井面21cに取り付け
た転向シーブ22i,22jに代えて、エレベータかご
21の背面21dに転向シーブ22k,22lを取り付
けた点に特徴がある。また、昇降路24におけるエレベ
ータかご21の昇降移動空間と昇降路背壁との間の間隙
に駆動装置26とトラクションシーブ25を設置し、同
じ間隙空間において釣合錘28を昇降させる構成にして
いる。
【0037】第5の実施の形態のエレベータ装置では、
第4の実施の形態と同様に、駆動装置26の容量が小さ
くて済み、またトラクションシーブ25を有する駆動装
置26がエレベータかご21の昇降移動空間と昇降路2
4の背壁との間の間隙に収容されており、しかもエレベ
ータかご21は昇降路24の上方と下方とに空間を必要
とせず、昇降路24の天井及び床近くまで昇降可能であ
るため、昇降路24の高さを最小限に抑えることができ
る。加えて、エレベータかご21の側面21a,21e
に取り付けられた転向シーブ22e,22f,22g,
22hの位置は、それらと組をなす背面21dの転向シ
ーブ22k,22lの位置と共に自由に設定することが
できる利点がある。
【0038】次に、本発明の第6の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図9及び図10に基づいて説明する。エレ
ベータかご21の一方(ここでは、正面から見て右側)
側面21aと背面21dとに転向シーブ22m,22n
を取り付け、さらに床面21fにもそれに平行な回転面
で回転する転向シーブ22oを取り付け、また駆動装置
26とトラクションシーブ25をエレベータかご21の
昇降移動空間と昇降路24の背壁との間の間隙の上部に
設置し、同じ間隙空間において釣合錘28が昇降するよ
うに設置し、吊りロープ23をこれらの転向シーブ22
m,22n,22o、そして釣合錘28に取り付けた転
向シーブ29に巻き掛け、またトラクションシーブ25
に巻き掛け、その両端を昇降路24の天井部に架設され
た支持部材(図示せず)に連結し、支持させている。
【0039】この第6の実施の形態のエレベータ装置で
も、第3〜第5の実施の形態と同様に、駆動装置26の
容量が小さくて済み、またトラクションシーブ25を有
する駆動装置26がエレベータかご21の昇降移動空間
と昇降路24の背壁との間の間隙に収容されていて、昇
降路24の高さを最小限に抑えることができ、その上、
エレベータかご21の側面21a、背面21d、床面2
1fに取り付けられた転向シーブ22m,22n,22
oの位置を自由に設定することができる利点がある。
【0040】次に、本発明の第7の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図11に基づいて説明する。第7の実施の
形態のエレベータ装置は、図7及び図8に示した第5の
実施の形態においてエレベータかご21の側面21a,
21eの上部に取り付けた転向シーブ22g,22h及
び背面21dに取り付けた転向シーブ22k,22lに
代えて、エレベータかご21の天井面21cの両側に、
転向シーブ22p,22qをそれらの回転面が左右方向
のほぼ垂直面になるように取り付け、吊りロープ23を
これらの転向シーブ22e,22f,22p,22q、
そして釣合錘28の頂部の転向シーブ29に巻き掛けた
構成である。
【0041】この第7の実施の形態のエレベータ装置で
も、第5の実施の形態と同様の作用効果を奏し、加え
て、エレベータかご21に取り付ける転向シーブの使用
個数を4個に減らせる利点がある。
【0042】次に、本発明の第8の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図12に基づいて説明する。この第8の実
施の形態は、図1に示した第1の実施の形態において駆
動装置26の代わりに、複数台の駆動装置26a,26
bを使用し、これらを同時に駆動する構成にした点に特
徴がある。すなわち、エレベータかご21のためのガイ
ドレール20a,20bのうち、一方のガイドレール2
0bの上端部に、それぞれがトラクションシーブ25
a,25bを有する複数台の駆動装置26a,26bを
取り付け、これらのトラクションシーブ25a,25b
を同時に巻き上げ/巻き戻しするようにしている。
【0043】吊りロープ23は、その一端23aが釣合
錘28に取り付けられた転向シーブ29に巻き掛けられ
た後に昇降路24の天井部に連結され、支持されてい
る。そして、この吊りロープ23の他端23bは、下方
からまず上側トラクションシーブ25aの上半周を経て
下側トラクションシーブ25bの下半周に巻き掛けら
れ、再度、上側トラクションシーブ25aの上半周を経
て下方に下り、エレベータかご21の側面21eに取り
付けられた転向シーブ22に巻き掛けられ、その後に昇
降路24の天井部に連結支持されている。これによっ
て、2台のトラクションシーブ25a,25bそれぞれ
に等しく3/4周ずつ巻き掛けることができる。なお、
この場合、上側トラクションシーブ25aのロープ溝
は、下側トラクションシーブ25bの2倍、形成されて
いる。
【0044】この第8の実施の形態のエレベータ装置で
は、駆動装置26a,26bの2台で吊りロープ23を
巻き上げるようにしているので、エレベータかご21を
駆動する推力を2倍にすることができ、大容量のエレベ
ータかご21の駆動に対応することができる。
【0045】なお、図13に示すように、複数台の駆動
装置26a,26bを横並びに設置することも可能であ
る。この場合、吊りロープ23は、駆動装置26a,2
6bそれぞれのトラクションシーブ25a,25bの部
分では、下方からまず前側のトラクションシーブ25a
の上方を1/4周させ、後側のトラクションシーブ25
bの後半周を経て再び前側のトラクションシーブ25a
を下方より半周させ、再度、後側のトラクションシーブ
25bの上方を1/4周するように巻き掛けて下方に至
り、エレベータかご21の側面21eに取り付けられた
転向シーブ22に巻き掛ける。これによって、2台のト
ラクションシーブ25a,25bそれぞれに等しく3/
4周ずつ巻き掛けることができる。
【0046】また、複数台の駆動装置を並設し、それぞ
れのトラクションシーブに吊りロープを巻き掛ける構成
は、第1の実施の形態〜第7の実施の形態のいずれのエ
レベータ装置においてもその駆動装置26に置き換えて
採用することができる。
【0047】さらに、これらの複数台の駆動装置を採用
する場合、それらを1台の制御装置によって同期的に制
御することにより、装置構成が複雑化するのを防止する
ことができる。
【0048】次に、本発明の第9の実施の形態のエレベ
ータ装置を、図14及び図15に基づいて説明する。上
述した第3〜第7の実施の形態のようにエレベータかご
21の左右両側面21a,21d、あるいは側面21
a,21eと背面21d又は天井面21cとの複数面に
転向シーブを取り付けている場合には、図14に示すよ
うにエレベータかご21の重心位置Gに対して、それら
の転向シーブ22a〜22dの配置を対称(この場合に
は180度対称)にすることができる。
【0049】また図15に示したように、エレベータか
ご21の側面21aと背面21d、そして底面21fに
転向シーブ22m〜22oが設置されている場合にも、
同様に、エレベータかご21の重心位置Gに対して、そ
れらの転向シーブの配置を対称(この場合には、90度
対称)にすることができる。
【0050】これによって、エレベータかご21の重心
Gを挟む形でエレベータかご21を懸垂することがで
き、ガイドレール20a,20bに過大な偏荷重が作用
することを防止し、安定した昇降が実現できる。
【0051】なお、上記の各実施の形態において、左右
のいずれか片方の側面側に駆動装置、トラクションシー
ブ、釣合錘が配置されている場合、それとは反対側の側
面側に設置することも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜7の発明によ
れば、エレベータかごの昇降路の上方や下方に隣接して
機械室などの余分な空間を必要とせず、省スペース化が
可能である。
【0053】請求項8の発明によれば、請求項1〜7の
エレベータ装置において、釣合錘を案内するガイドレー
ルを昇降路の側面に配置したので、横幅方向に余裕のあ
る昇降路に対して対応できる。
【0054】請求項9の発明によれば、請求項1〜7の
エレベータ装置において、釣合錘を案内するガイドレー
ルを昇降路の背面に配置したので、奥行き方向に余裕の
ある昇降路に対して対応できる。
【0055】請求項10の発明によれば、請求項3〜7
のエレベータ装置において、エレベータかごの側面又は
背面に設けられた転向シーブをエレベータかごの重心に
対して上方から見て対称の位置に配置したので、エレベ
ータかごのガイドレール及び案内装置にかかる偏荷重を
防止することができる。
【0056】請求項11の発明によれば、請求項1〜1
0のエレベータ装置において、駆動装置に各々がトラク
ションシーブを有する複数の薄型巻上機を用いたので、
大容量のエレベータかごのトラクション駆動が可能であ
る。
【0057】請求項12の発明によれば、請求項11の
エレベータ装置において、複数の薄型巻上機を1台の制
御装置によって同時に駆動するようにしたので、制御の
共通化により装置構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図。
【図2】上記の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の斜視図。
【図4】上記の実施の形態の平面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の斜視図。
【図6】本発明の第4の実施の形態の斜視図。
【図7】本発明の第5の実施の形態の斜視図。
【図8】上記の実施の形態の平面図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の斜視図。
【図10】上記の実施の形態の平面図。
【図11】本発明の第7の実施の形態の斜視図。
【図12】本発明の第8の実施の形態の斜視図。
【図13】上記の実施の形態の別の例の斜視図。
【図14】本発明の第9の実施の形態の平面図。
【図15】上記の実施の形態の別の例の平面図。
【図16】従来例の斜視図。
【図17】他の従来例の斜視図。
【符号の説明】
20a,20b かご用ガイドレール 21 エレベータかご 21a,21e 側面 21b 正面 21c 天井面 21d 背面 21f 底面 22a〜22q 転向シーブ 23 吊りロープ 24 昇降路 24a,24c 側壁 24b 背壁 25,25a,25b トラクションシーブ 26,26a,26b 駆動装置 27a,27b 釣合錘用ガイドレール 28 釣合錘 29 転向シーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 晃正 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 3F305 BA02 BB02 BB19 3F306 AA07 BA07 BB19 BC10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とを備えて成るエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の側壁と
    前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形成される
    間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの側面に設けら
    れた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シーブと
    に巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置され
    た支持部材に連結支持したことを特徴とするエレベータ
    装置。
  2. 【請求項2】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とを備えて成るエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の背壁と
    前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形成される
    間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの背面に設けら
    れた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転向シーブと
    に巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内に設置され
    た支持部材に連結支持したことを特徴とするエレベータ
    装置。
  3. 【請求項3】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とで構成されるエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の側壁と
    前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形成される
    間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの両側面と底面
    とに設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転
    向シーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内
    に設置された支持部材に連結支持したことを特徴とする
    エレベータ装置。
  4. 【請求項4】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とで構成されるエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の側壁と
    前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形成される
    間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの両側面と天井
    面とに設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた
    転向シーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部
    内に設置された支持部材に連結支持したことを特徴とす
    るエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とで構成されるエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の背壁と
    前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形成される
    間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの両側面及び背
    面に設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた転
    向シーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部内
    に設置された支持部材に連結支持したことを特徴とする
    エレベータ装置。
  6. 【請求項6】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とで構成されるエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の背壁又
    は側壁と前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形
    成される間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの側面、背面及
    び底面に設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられ
    た転向シーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端
    部内に設置された支持部材に連結支持したことを特徴と
    するエレベータ装置。
  7. 【請求項7】 昇降路内に設けられた1対のガイドレー
    ルに沿って昇降するエレベータかごと、前記昇降路内に
    設けられた他のガイドレールに沿って昇降する釣合錘
    と、前記エレベータかごと釣合錘とを懸垂する吊りロー
    プと、前記吊りロープが巻付けられたトラクションシー
    ブを回転駆動する駆動装置とで構成されるエレベータ装
    置であって、 前記駆動装置は薄型に構成し、かつ前記昇降路の背壁と
    前記エレベータかごの昇降移動空間との間に形成される
    間隙に収容し、 前記吊りロープは、前記エレベータかごの両側面及び天
    井面に設けられた転向シーブと前記釣合錘に設けられた
    転向シーブとに巻掛け、その両端を前記昇降路の上端部
    内に設置された支持部材に連結支持したことを特徴とす
    るエレベータ装置。
  8. 【請求項8】 前記釣合錘を案内するガイドレールを前
    記昇降路の側壁に配置したことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載のエレベータ装置。
  9. 【請求項9】 前記釣合錘を案内するガイドレールを前
    記昇降路の背壁に配置したことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載のエレベータ装置。
  10. 【請求項10】 前記エレベータかごの側面又は背面に
    設けられた転向シーブをエレベータかごの重心に対して
    上方から見て対称の位置に配置したことを特徴とする請
    求項3〜7のいずれかに記載のエレベータ装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動装置は、各々がトラクション
    シーブを有する複数の薄型巻上機であることを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれかに記載のエレベータ装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の薄型巻上機を1台の制御装
    置によって同時に駆動することを特徴とする請求項11
    に記載のエレベータ装置。
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