JP2001308272A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2001308272A
JP2001308272A JP2000117590A JP2000117590A JP2001308272A JP 2001308272 A JP2001308272 A JP 2001308272A JP 2000117590 A JP2000117590 A JP 2000117590A JP 2000117590 A JP2000117590 A JP 2000117590A JP 2001308272 A JP2001308272 A JP 2001308272A
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planar
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JP2000117590A
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Akihiro Yamada
晃弘 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作回路領域と低速動作回路領域とが混
在する多層配線構造の半導体集積回路装置において、高
速動作回路の高速動作と低速動作回路領域の省面積との
双方を両立させる。 【解決手段】 第k配線層200kに低速動作回路領域
部分100kLを面状電源供給パターン配線層として形
成する。第n配線層200nに低速動作回路領域部分1
00nLを面状グランド供給パターン配線層として形成
する。セル21の電源ピン22を面状電源供給パターン
配線層(低速動作回路領域部分)100kLにスタック
ドビアとして接続する。グランドピン23を面状グラン
ド供給パターン配線層(低速動作回路領域部分)100
nLにスタックドビアとして接続する。高速動作回路領
域部分100kH,100nHには面状電源供給パター
ン配線層および面状グランド供給パターン配線層は広げ
ずに、線状配線構造となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムLSIす
なわち例えば高性能マイクロコンピュータとメモリその
他の周辺回路との混載チップのように高速動作回路領域
と低速動作回路領域とが混在する多層配線構造の半導体
集積回路装置にかかわり、特には、高速動作回路の高速
動作と低速動作回路領域の省面積との双方を両立させる
ための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の技術における多層配線構
造の半導体集積回路装置のレイアウト構造を示す概略的
平面図である。図10において、符号の91は半導体集
積回路装置600における周辺部に多数配列された外部
入出力部、92は例えば第3配線層での電源配線、93
は例えば第5配線層でのグランド配線である。電源配線
92もグランド配線93もともに線状配線構造となって
いる。
【0003】この半導体集積回路装置においては、複数
の回路ブロックに対する電源の供給のための構成として
は、個々の回路ブロックに対する幹線としての電源配線
と、回路ブロック内のセル(メモリセルまたはトランジ
スタ)に対するブロック内電源配線と、セル内の電源供
給のためのセル内電源配線とが隈なく枝分かれした電源
配線敷設構造となっている。
【0004】また、別の従来技術として、最近、多層配
線構造における特定の配線層の外部入出力部を除くほぼ
全面領域を電源供給用に使用して面状電源供給パターン
配線層となし、電源供給を面状に行うという技術が使用
されるようになった(例えばDEC社のAlphaチッ
プ)。
【0005】この面状電源供給パターン配線層を有する
半導体集積回路装置は、大きな駆動能力のクロックバッ
ファをチップ内の各所に配置したものとして構成されて
いる。この場合、チップ全体に面状に電源供給を行うの
で、多大な電力を消費しつつも電圧降下を充分に抑制し
て、前記の大きな駆動能力のバッファを駆動することが
可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10に示した従来技
術の場合には、上記のようにブロック間の幹線的電源配
線、ブロック内電源配線、セル内電源配線がチップ内の
全領域に渡って隈なく存在していて、これらの配線のた
めに大きなスペースを必要としているので、プロセス技
術の発展によって5層、6層といった多層配線構造が可
能になった今日においても、この電源配線が面積削減の
障害となっている。
【0007】また、特定配線層を面状電源供給パターン
配線層となした上記別の従来技術(Alphaチップ)
の場合には、上記の5層、6層といった多層配線技術を
動作速度の高速化のために用いるような場合には不適格
なものである。すなわち、この従来技術は特定の配線層
のほぼ全面領域を面状電源供給パターン配線層となした
ものであるが、システムLSIすなわち例えば高性能マ
イクロコンピュータとメモリその他の周辺回路との混載
チップのように高速動作回路領域と低速動作回路領域と
が混在する近時の多層配線構造の半導体集積回路装置の
場合にあっては、低速動作回路領域に対してはともか
く、高速動作回路領域に対しては特定の配線層のほぼ全
面領域を面状電源供給パターン配線層となすと、層間容
量が大きくなりすぎて信号遅延量が増大するため、高速
動作の要請からは、その対応が非常にむずかしいもので
あり、また、設計上でも製造上でも得策とはいえないの
である。
【0008】本発明は上記した課題の解決を図るべく創
作したものであって、高速クロックで動作する高速動作
回路領域と低速クロックで動作する低速動作回路領域と
が混在する多層構造の半導体集積回路装置において、高
速動作回路の高速動作と低速動作回路領域の省面積との
双方を両立させることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題の解決を図
ろうとする多層配線構造の半導体集積回路装置について
の本発明は、低速動作回路領域における配線形態と高速
動作回路領域における配線形態とに異なる考え方を適用
する。
【0010】すなわち、低速動作回路領域においては、
互いに異なる2つの配線層の一方を電源供給専用の配線
層となし他方をグランド供給専用の配線層となすことを
大きな概念とし、それらの専用の配線層をともに面状に
構成することとしたものである。それぞれ、面状電源供
給パターン配線層と面状グランド供給パターン配線層で
ある。
【0011】また、高速動作回路領域においては、電源
およびグランド供給パターンを線状配線構造となしたも
のとなっている。
【0012】従来技術にあっては、低速動作回路領域に
おいて、ブロック間の幹線的電源配線、ブロック内電源
配線、セル内電源配線がチップ内の全領域に渡って隈な
く存在していたために面積削減上の障害となっていたの
であるが、本発明によれば、低速動作回路領域において
は、それぞれ特定の層に面状電源供給パターン配線層と
面状グランド供給パターン配線層とを設け、個々の回路
ブロック内のセルと前記面状電源供給パターン配線層お
よび面状グランド供給パターン配線層との間ではスタッ
クドビアなどの垂直配線を介して接続すればよいので、
ブロック間の幹線的電源配線、ブロック内電源配線、セ
ル内電源配線を無くすことが可能となり、従来これらの
配線のために必要としていたスペースを省略することが
可能となり、大幅な省面積化が可能となる。面状電源供
給パターン配線層と面状グランド供給パターン配線層と
の層間容量が大きくなるが、この領域では動作が低速で
あるので問題はない。
【0013】また、高速動作回路領域にまで面状電源供
給パターン配線層や面状グランド供給パターン配線層を
広げるとなると、これら両配線層間の容量が大きくなり
すぎ、信号遅延量が増大するために、実際上の問題とし
てむずかしいが、本発明においては、高速動作回路領域
に対しては上記のような面状電源供給パターン配線層、
面状グランド供給パターン配線層は広げることはしない
でいる。そして、高速動作回路領域において、電源およ
びグランド供給パターンについては、それを線状配線構
造となすことにより、層間容量を小さくして、高速動作
を確保することが可能となっている。
【0014】このように、本発明によれば、高速クロッ
クで動作する高速動作回路領域と低速クロックで動作す
る低速動作回路領域とが混在する多層構造の半導体集積
回路装置において、それぞれに適した互いに異なる概念
を採用したので、高速動作回路の高速動作と低速動作回
路領域の省面積との双方を両立させることが可能となっ
ている。
【0015】また、電源供給またはグランド供給につい
ての面状パターン配線層において空き領域を介してその
内部に信号線を配線することにより、隣接配線間の容量
の変動を抑制して層間容量変動に起因するクロストーク
による信号伝達の遅延時間の変動を抑制することができ
る。
【0016】また、電源供給またはグランド供給につい
ての面状パターン配線層において、隣接する回路ブロッ
ク間に相当する部位にスリットを形成することにより、
隣接回路ブロック間、特に大電流回路ブロックとの間で
のノイズ伝搬を抑制し、互いに誤動作を抑制することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を総括
的に説明する。
【0018】本願第1の発明の半導体集積回路装置は、
高速動作回路領域と低速動作回路領域とが混在する多層
配線構造の半導体集積回路装置であることを前提とし
て、前記低速動作回路領域において、ある配線層を面状
電源供給パターン配線層となし、別のある配線層を面状
グランド供給パターン配線層となしてあるとともに、前
記高速動作回路領域において、電源およびグランド供給
パターンを線状配線構造となしてあることを特徴として
いる。
【0019】この第1の発明による作用は、上記の〔課
題を解決するための手段〕の項で説明したのと実質的に
同様のものとなる。すなわち、低速動作回路領域におい
ては、ブロック間の幹線的電源配線、ブロック内電源配
線、セル内電源配線を無くすことが可能となり、従来こ
れらの配線のために必要としていたスペースを省略する
ことが可能となり、また、高速動作回路領域において
は、上記のような面状電源供給パターン配線層、面状グ
ランド供給パターン配線層は広げることはせず、電源お
よびグランド供給パターンを線状配線構造となすことに
より遅延量を軽減し、以上の相乗によって、高速動作回
路の高速動作と低速動作回路領域の省面積との双方を両
立させることを可能となしてある。
【0020】本願第2の発明の半導体集積回路装置は、
上記の第1の発明において、前記高速動作回路領域にお
いて、前記電源およびグランド供給パターン以外の信号
線を前記電源およびグランド供給パターンと同様に線状
配線構造となしてあることを特徴としている。これは、
上記第1の発明をより詳しく記述したものに相当し、上
記と同様に、高速動作回路の高速動作と低速動作回路領
域の省面積との双方を両立させることが可能となってい
る。
【0021】本願第3の発明の半導体集積回路装置は、
上記の第1・第2の発明において、最上位配線層を面状
電源供給パターン配線層となし、最上位より1つ下の第
2位配線層を面状グランド供給パターン配線層となし、
これら面状電源供給パターン配線層および面状グランド
供給パターン配線層のそれぞれの層内において、空き領
域を介して信号線を配線してあることを特徴としてい
る。
【0022】本願第4の発明の半導体集積回路装置は、
上記の第1・第2の発明において、最上位配線層を面状
グランド供給パターン配線層となし、最上位より1つ下
の第2位配線層を面状電源供給パターン配線層となし、
これら面状電源供給パターン配線層および面状グランド
供給パターン配線層のそれぞれの層内において、空き領
域を介して信号線を配線してあることを特徴としてい
る。
【0023】第3の発明と第4の発明との違いは、最上
位配線層に構成する面状の配線層が電源供給パターン配
線層であるかグランド供給パターン配線層であるか、そ
して、それに対応して、最上位より1つ下の第2位配線
層に構成する面状の配線層がグランド供給パターン配線
層であるか電源供給パターン配線層であるかの違いであ
る。
【0024】この第3の発明、第4の発明による作用は
次のとおりである。面状電源供給パターン配線層や面状
グランド供給パターン配線層を信号線の配線のための層
として兼用するのであるが、そのままでは、信号線は電
源配線またはグランド配線からの強力な干渉を受けるた
め信号線として成立しにくくなる。しかし、各配線層に
おいて空き領域を設け、その内部に信号線を配線するこ
とにより、電源配線またはグランド配線からの干渉を避
けることができる。しかも、信号線が面状電源供給パタ
ーン配線層や面状グランド供給パターン配線層と同一配
線層に配置されることから、通常のレイアウトで問題と
なる隣接配線間の容量の変動が充分に抑制されることと
なり、その層間容量変動に起因するところのクロストー
クによる信号伝達の遅延時間の変動を抑制することが可
能となる。
【0025】本願第5の発明の半導体集積回路装置は、
上記の第3・第4の発明において、前記空き領域を介し
て配線した信号線がクロック信号配線であることを特徴
としている。これは、上記第3・第4の発明をより詳し
く記述したものに相当し、信号線のうちでも、半導体集
積回路装置の全体の動作においてとりわけ重要であるク
ロック信号配線に適用することを強調したものであっ
て、クロストークに起因するクロック信号の遅延時間の
変動を抑制することは、半導体集積回路装置の動作の高
精度化および安定化をもたらすことになる。
【0026】本願第6の発明の半導体集積回路装置は、
上記の第1〜第5の発明において、前記面状電源供給パ
ターン配線層および面状グランド供給パターン配線層に
おいて、隣接する回路ブロック間に相当する部位にスリ
ットが形成されることを特徴としている。
【0027】この第6の発明による作用は次のとおりで
ある。隣接する回路ブロック間では、互いに相手側で発
生するノイズが当該の回路ブロックにおける誤動作の原
因となることがしばしばである。そこで、隣接する回路
ブロックどうし間において、面状電源供給パターン配線
層および面状グランド供給パターン配線層にスリットを
形成すると、隣接回路ブロック間でのノイズ伝搬が抑制
されることになり、互いに誤動作を抑制することが可能
となる。とりわけ、ノイズが大きい大電流回路ブロック
に対しては、この構成は有効なものとなる。
【0028】(具体的な実施の形態)以下、本発明にか
かわる多層配線構造の半導体集積回路装置の具体的な実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0029】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1の多層配線構造の半導体集積回路装置のレイアウト
の一例を概略的に示している。図1において、符号の1
00は半導体集積回路装置、11は半導体集積回路装置
100における周辺部に多数配列された外部入出力部、
100Lは低速なクロックによって動作する回路の領域
としての低速動作回路領域、100Hは高速なクロック
によって動作する回路の領域としての高速動作回路領域
であり、高速動作回路領域100Hの代表的な一例とし
てマイクロコンピュータの回路領域がある。このマイク
ロコンピュータの回路領域においては、電源およびグラ
ンド供給パターンについては、従来構造と同様な線状配
線構造の電源配線、グランド配線で行われるようなって
いる。低速動作回路領域100Lの代表的な一例として
メモリセルの回路領域がある。
【0030】図2は図1における低速動作回路領域10
0Lの一部分を示している。図2において、矩形状に示
された符号の21はセル、22はセル21における電源
ピン、23はセル21におけるグランドピンである。
【0031】図3は図2における多数のセル21‥群の
領域を覆う配線層構成の概略を立体的に示している。図
3において、符号の200kは第k配線層、100kH
は第k配線層200kにおける高速動作回路領域部分、
100kLは第k配線層200kにおける低速動作回路
領域部分、200nは第n配線層、100nHは第n配
線層200nにおける高速動作回路領域部分、100n
Lは第n配線層200nにおける低速動作回路領域部分
である。200mは第k配線層200kと第n配線層2
00nとの間の第m配線層、100mHは第m配線層2
00mにおける高速動作回路領域部分である。
【0032】そして、ここでは、第k配線層200kに
おける低速動作回路領域部分100kLが面状電源供給
パターン配線層となっており、第n配線層200nにお
ける低速動作回路領域部分100nLが面状グランド供
給パターン配線層となっているものとする。第k配線層
200k、第n配線層200nのそれぞれが半導体集積
回路装置100において各何層目であるかは任意である
が、例えば6層の多層配線技術では、例えば、第k配線
層200kとして第3配線層を、第n配線層200nと
して第5配線層を考えてよい。この場合、第m配線層2
00mは第4配線層となる。
【0033】図2に示したセル21のそれぞれは、その
ドレイン領域における電源ピン22およびソース領域に
おけるグランドピン23をスタックドビアとするレイア
ウト構造を有している。すなわち、トランジスタに対す
る電源供給のためのセル内電源配線を必要としない構成
のものとなっている。また、ブロック間の幹線的電源配
線、ブロック内電源配線も必要としない構成となってい
る。
【0034】より詳しくは次のとおりである。セル21
における電源ピン22は、第k配線層200kの低速動
作回路領域部分である面状電源供給パターン配線層10
0kLへのスタックドビアとなっており、また、セル2
1におけるグランドピン23は、第n配線層200nの
面状グランド供給パターン配線層(低速動作回路領域部
分)100nLへのスタックドビアとなっている。
【0035】なお、通常の信号線は、第k配線層200
kおよび第n配線層200n以外の配線層(k=3、n
=5の場合には、第1層、第2層および第4層)を用い
て配線が行われている。
【0036】このように、低速動作回路領域100Lに
おいては、セル21における電源ピン22をスタックド
ビアとして直接に面状電源供給パターン配線層(低速動
作回路領域部分)100kLに接続してあるとともに、
セル21におけるグランドピン23もスタックドビアと
して直接に面状グランド供給パターン配線層(低速動作
回路領域部分)100nLに接続してある。
【0037】上記の第k配線層200kの面状電源供給
パターン配線層(低速動作回路領域部分)100kLお
よび第n配線層200nの面状グランド供給パターン配
線層(低速動作回路領域部分)100nLにおいては、
セル21‥群に対する線状の電源配線、グランド配線は
存在しておらず、面状電源供給パターン配線層(低速動
作回路領域部分)100kLおよび面状グランド供給パ
ターン配線層(低速動作回路領域部分)100nLによ
って各セル21に対する電源供給を行うことが可能とな
っている。
【0038】なお、第k配線層200kにおける面状電
源供給パターン配線層(低速動作回路領域部分)100
kLにおいては、第k配線層200kを上下で挟む第j
配線層200jと第m配線層200mとの間を接続する
信号線24およびグランド配線25であるスタックドビ
アを通す領域が空き領域151k,152kとなってい
るが、それ以外の領域はすべて電源領域となっている。
【0039】本実施の形態1の半導体集積回路装置10
0は、上記のように構成されているので、マイクロコン
ピュータなどの高速動作回路が配置される高速動作回路
領域100Hにおいては、第1配線層から最上位配線層
までのすべての配線層(すなわち高速動作回路領域部分
100kH,100mH,100nHなど)を信号線2
6…の配線のための配線層として利用することが可能と
なる。この場合に、例えば、短距離配線として例えば第
1、第2配線層を使用し、中距離配線として例えば第
3、第4配線層を使用し、長距離配線として例えば第5
配線層を使用するといった配線形態をとることが可能と
なる。そして、このことによって、マイクロコンピュー
タなどの高速動作回路にとっての配線長の総合的検討に
おいて最適化することが可能となり、高速動作回路の高
速動作を保証し、あるいはさらなる高速化を図ることが
できる。
【0040】さらに、半導体集積回路装置100の低速
動作回路領域100Lにおいては、電源ピン22および
グランドピン23としてスタックドビア構造をもつ前記
のセル構造のセル21‥群を配置することにより、電源
配線およびグランド配線として、ブロック間の幹線的電
源配線、ブロック内電源配線、セル内電源配線を無くす
ことが可能となり、大幅な省面積化を図ることができ
る。
【0041】以上のように、本実施の形態1によれば、
高速クロックで動作する高速動作回路領域100Hと低
速クロックで動作する低速動作回路領域100Lとが混
在している半導体集積回路装置100において、高速動
作回路の高速動作と低速動作回路領域の省面積との双方
を合理的かつ有機的に両立させることができ、その実用
上の効果にはきわめて大きなものがある。
【0042】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2の多層配線構造の半導体集積回路装置のレイアウト
の一例を概略的に示している。図4において、符号の3
00は半導体集積回路装置、31は半導体集積回路装置
300における周辺部に多数配列された外部入出力部、
300Lは低速なクロックによって動作する回路の領域
としての低速動作回路領域、300Hは高速なクロック
によって動作する回路の領域としての高速動作回路領域
である。実施の形態1の場合と同様に、低速動作回路領
域300Lにおいては、面状電源供給パターン配線層と
面状グランド供給パターン配線層とが配置されることに
なり、高速動作回路領域300Hにおいては線状配線構
造が構成されることになる。高速動作回路領域300H
の代表的な一例としてマイクロコンピュータの回路領域
がある。このマイクロコンピュータの回路領域において
は、電源およびグランド供給パターンについては、従来
構造と同様な線状配線構造の電源配線、グランド配線で
行われるようなっている。低速動作回路領域300Lの
代表的な一例としてメモリセルの回路領域がある。
【0043】本実施の形態2においては、特定の信号線
としてクロック信号配線を例にあげる。
【0044】図5は最上位配線層400tを示し、図6
は最上位より1つ下の第2位配線層400sを示し、図
7は図5と図6とを重ね合わせた状態を示す。また、図
8は配線層構成の概略を立体的に示す。
【0045】図5に示すように、最上位配線層400t
における面状電源供給パターン配線層51内に空き領域
51aが形成され、その空き領域51a内にクロック信
号配線52が配線されている。
【0046】また、図6に示すように、最上位より1つ
下の第2位配線層400sにおける面状グランド供給パ
ターン配線層61内に空き領域61aが形成され、その
空き領域61a内にクロック信号配線62が配線されて
いる。
【0047】図7は図5におけるクロック信号配線52
と図6におけるクロック信号配線62とを抜き出して、
重ね合わせた状態で示しているが、この図7において、
符号の63はセル21に対するクロックピンであり、こ
のクロックピン63はスタックドビアとなっている。
【0048】最上位配線層400tにおけるクロック信
号配線52と第2位配線層400sにおけるクロック信
号配線62とは、互いに周波数を異にするクロック信号
を伝搬するものとして配線されている。
【0049】なお、図4において、面状電源供給パター
ン配線層および面状グランド供給パターン配線層をなす
低速動作回路領域300Lにおいては、実施の形態1の
場合の低速動作回路領域100Lに配置されているのと
同じ形態のセル21‥群が配置されている。すなわち、
このセル21は、電源ピン22とグランドピン23がス
タックドビアとなっている。
【0050】クロック信号配線52,62以外の部分に
あっては、実施の形態1と同様の配線形態となってい
る。
【0051】本実施の形態2によれば、実施の形態1と
同様の効果が得られるとともに、面状電源供給パターン
配線層51に形成した空き領域51a内にクロック信号
配線52を配線するとともに、面状グランド供給パター
ン配線層61に形成した空き領域61a内にクロック信
号配線62を配線してあるので、換言すると、クロック
信号配線を面状電源供給パターン配線層または面状グラ
ンド供給パターン配線層と同一配線層に配置してあるの
で、通常のレイアウトで問題となる隣接配線間の容量の
変動が充分に抑制されることとなり、その層間容量変動
に起因するところのクロストークによる信号伝達の遅延
時間の変動を抑制することができる。
【0052】なお、信号線としてクロック信号配線を例
にあげたが、クロック信号配線以外の信号線としてもよ
いことはいうまでもない。
【0053】また、上記では、最上位配線層400tを
面状電源供給パターン配線層とし、最上位より1つ下の
第2位配線層400sを面状グランド供給パターン配線
層としたが、必ずしもそれにとらわれる必要性はなく、
上記とは逆に、最上位配線層400tを面状グランド供
給パターン配線層とし、第2位配線層400sを面状電
源供給パターン配線層としてもよい。
【0054】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3の多層配線構造の半導体集積回路装置のレイアウト
の一例を概略的に示している。図9において、符号の5
00は半導体集積回路装置、71は半導体集積回路装置
500における周辺部に多数配列された外部入出力部、
500Lは低速なクロックによって動作する回路の領域
としての低速動作回路領域、500Hは高速なクロック
によって動作する回路の領域としての高速動作回路領域
である。実施の形態1の場合と同様に、低速動作回路領
域500Lにおいては、面状電源供給パターン配線層と
面状グランド供給パターン配線層とが配置されることに
なり、高速動作回路領域500Hにおいては線状配線構
造が構成されることになる。高速動作回路領域500H
の代表的な一例としてマイクロコンピュータの回路領域
がある。このマイクロコンピュータの回路領域において
は、電源およびグランド供給パターンについては、従来
構造と同様な線状配線構造の電源配線、グランド配線で
行われるようなっている。低速動作回路領域500Lの
代表的な一例としてメモリセルの回路領域がある。
【0055】低速動作回路領域500Lに対応する面状
電源供給パターン配線層72にスリット72a,72
b,72cが形成されている。面状電源供給パターン配
線層72においては実施の形態1と同じ構造のセル21
が配置されている。
【0056】面状電源供給パターン配線層72におい
て、ある回路ブロック81の隣に大電流回路ブロック8
2が配置されている場合に、回路ブロック81と大電流
回路ブロック82との間にスリット72aを形成する。
【0057】大電流回路ブロック82では瞬間的に大き
な電流が流れ、それによって電源電流ノイズが大きくな
る傾向があるが、その電源電流ノイズが隣接する回路ブ
ロック81に伝搬するのをスリット72aで防止するこ
とができ、したがって、ノイズに起因する回路ブロック
81の誤動作対策が簡単な構成で実現することができ
る。回路ブロック81での誤動作の防止により、大電流
回路ブロック82での誤動作も抑制することも可能とな
る。
【0058】
【発明の効果】高速動作回路領域と低速動作回路領域と
が混在する多層配線構造の半導体集積回路装置について
の本発明は、低速動作回路領域における配線形態と高速
動作回路領域における配線形態とに異なる考え方を適用
することとし、低速動作回路領域においては、互いに異
なる2つの配線層の一方を電源供給専用の配線層となし
他方をグランド供給専用の配線層となし、それらの専用
の配線層をともに面状に構成する、すなわち、面状電源
供給パターン配線層と面状グランド供給パターン配線層
として構成する一方、高速動作回路領域においては、電
源およびグランド供給パターンを線状配線構造となして
ある。
【0059】低速動作回路領域においては、個々の回路
ブロック内のセルと前記面状電源供給パターン配線層お
よび面状グランド供給パターン配線層との間ではスタッ
クドビアなどの垂直配線を介して接続することになるの
で、ブロック間の幹線的電源配線、ブロック内電源配
線、セル内電源配線を無くすことが可能となり、従来こ
れらの配線のために必要としていたスペースを省略する
ことができ、大幅な省面積化が可能となる。面状電源供
給パターン配線層と面状グランド供給パターン配線層と
の層間容量が大きくなるが、この領域では動作が低速で
あるので問題はない。
【0060】高速動作回路領域に対しては層間容量が増
大する面状電源供給パターン配線層および面状グランド
供給パターン配線層は広げることなく、また、電源およ
びグランド供給パターンについては、それを線状配線構
造となすことにより、高速動作を確保することが可能と
なっている。
【0061】したがって、本発明によれば、高速クロッ
クで動作する高速動作回路領域と低速クロックで動作す
る低速動作回路領域とが混在する多層構造の半導体集積
回路装置において、高速動作回路の高速動作と低速動作
回路領域の省面積との双方を両立させることができる。
【0062】加えて、面状パターン配線層とすることに
より、その領域における電圧降下を抑制することができ
る。
【0063】また、面状電源供給パターン配線層や面状
グランド供給パターン配線層において空き領域を介して
その内部に信号線を配線することにより、電源配線また
はグランド配線からの干渉を避けることができ、さらに
は、隣接配線間の容量の変動を抑制して層間容量変動に
起因するクロストークによる信号伝達の遅延時間の変動
を抑制することができる。結果として、動作の信頼性を
向上することができる。
【0064】また、面状電源供給パターン配線層や面状
グランド供給パターン配線層において、隣接する回路ブ
ロック間に相当する部位にスリットを形成することによ
り、隣接回路ブロック間でのノイズ伝搬を抑制し、互い
に誤動作を抑制することができ、特に、ノイズが大きい
大電流回路ブロックに対して有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の多層配線構造の半導
体集積回路装置のレイアウトの一例を示す概略的平面図
【図2】 実施の形態1についての上記の図1における
低速動作回路領域でのセルのレイアウトの一例を示す概
略的平面図
【図3】 実施の形態1についての上記の図2における
セル群の領域を覆う配線層構成の概略を立体的に示す斜
視図
【図4】 本発明の実施の形態2の多層配線構造の半導
体集積回路装置のレイアウトの一例を示す概略的平面図
【図5】 実施の形態2についての上記の図4における
最上位配線層のレイアウトの一例を示す概略的平面図
【図6】 実施の形態2についての上記の図4における
最上位より1つ下の第2位配線層のレイアウトの一例を
示す概略的平面図
【図7】 実施の形態2についての上記の図5および図
6におけるクロック信号配線を抜き出し重ね合わせた状
態でのレイアウトの一例を示す概略的平面図
【図8】 実施の形態2についての配線層構成の概略を
立体的に示す斜視図
【図9】 本発明の実施の形態3の多層配線構造の半導
体集積回路装置のレイアウトの一例を示す概略的平面図
【図10】 従来の技術における多層配線構造の半導体
集積回路装置のレイアウト構造を示す概略的平面図
【符号の説明】
11,31,71…外部入出力部 21…セル 22…電源ピン(スタックドビア) 23…グランドピン(スタックドビア) 24…信号線 25…グランド配線 26…信号線 51…面状電源供給パターン配線層 51a…空き領域 52…クロック信号配線 61…面状グランド供給パターン配線層 61a…空き領域 62…クロック信号配線 63…クロックピン(スタックドビア) 72…面状電源供給パターン配線層 72a,72b,72c…スリット 81…回路ブロック 82…大電流回路ブロック 100,300,500…半導体集積回路装置 100L,300L,500L…低速動作回路領域 100H,300H,500H…高速動作回路領域 100kL…第k配線層の低速動作回路領域部分 (面状電源供給パターン配線層) 100kH…第k配線層の高速動作回路領域部分 100mH…第m配線層における高速動作回路領域部分 100nL…第n配線層における低速動作回路領域部分 (面状グランド供給パターン配線層) 100nH…第n配線層における高速動作回路領域部分 151k,152k…空き領域 200k…第k配線層 200m…第m配線層 200n…第n配線層 400t…最上位配線層(面状電源供給パターン配線層
または面状グランド供給パターン配線層) 400s…最上位より1つ下の第2位配線層(面状グラ
ンド供給パターン配線層または面状電源供給パターン配
線層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/10 461 Fターム(参考) 5F033 UU05 5F038 BE09 CA05 CA16 CD02 CD05 CD06 DF11 EZ20 5F064 DD26 EE22 EE27 EE52 EE54 5F083 GA02 GA03 GA09 GA12 GA13 KA15 KA16 KA20 LA17 LA18 ZA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速動作回路領域と低速動作回路領域と
    が混在する多層配線構造の半導体集積回路装置であっ
    て、前記低速動作回路領域において、ある配線層を面状
    電源供給パターン配線層となし、別のある配線層を面状
    グランド供給パターン配線層となしてあるとともに、前
    記高速動作回路領域において、電源およびグランド供給
    パターンを線状配線構造となしてあることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記高速動作回路領域において、前記電
    源およびグランド供給パターン以外の信号線を前記電源
    およびグランド供給パターンと同様に線状配線構造とな
    してあることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積
    回路装置。
  3. 【請求項3】 最上位配線層を面状電源供給パターン配
    線層となし、最上位より1つ下の第2位配線層を面状グ
    ランド供給パターン配線層となし、これら面状電源供給
    パターン配線層および面状グランド供給パターン配線層
    のそれぞれの層内において、空き領域を介して信号線を
    配線してあることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 最上位配線層を面状グランド供給パター
    ン配線層となし、最上位より1つ下の第2位配線層を面
    状電源供給パターン配線層となし、これら面状電源供給
    パターン配線層および面状グランド供給パターン配線層
    のそれぞれの層内において、空き領域を介して信号線を
    配線してあることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記空き領域を介して配線した信号線が
    クロック信号配線であることを特徴とする請求項3また
    は請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記面状電源供給パターン配線層および
    面状グランド供給パターン配線層において、隣接する回
    路ブロック間に相当する部位にスリットが形成されるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに
    記載の半導体集積回路装置。
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