JP2001303829A - 車両用収納体 - Google Patents

車両用収納体

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JP2001303829A
JP2001303829A JP2000122398A JP2000122398A JP2001303829A JP 2001303829 A JP2001303829 A JP 2001303829A JP 2000122398 A JP2000122398 A JP 2000122398A JP 2000122398 A JP2000122398 A JP 2000122398A JP 2001303829 A JP2001303829 A JP 2001303829A
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JP
Japan
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lid
vehicle
housing body
housing
tilt lock
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Pending
Application number
JP2000122398A
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English (en)
Inventor
Chikafumi Takeichi
親史 竹市
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両用収納体に関し、構成する部
品の点数が少なく、且つ生産性及び経済性が良い車両用
収納体を実現することを目的とする。 【解決手段】 車両の内装部材20に設けられる収納体
21と、前記収納体21に開閉自在に設けられる蓋体2
2と、前記収納体21と蓋体22との間に設けられ、蓋
体22の開放角度を調整可能とするチルトロック機構2
4とから構成され、前記収納体21の内壁面と蓋体22
とにより物品を挟持して保持可能とするように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用収納体に関す
る。詳しくは、部品点数を少なくして生産生、経済生を
向上した車両用収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用収納体の一例として特開平
7−237482号公報に開示されたものを図5に示
す。同図(a)は、カップホルダー収納装置1がコンソ
ールボックス2に設けられている状態を示しており、該
カップホルダー装置1は蓋3が開閉可能に設けられてい
る。同図は蓋3を開放した状態を示している。図5
(b)はこのカップホルダー装置1をコンソールボック
ス2から取り出した状態を示した斜視図である。このカ
ップホルダー装置1は、同図に示すように、その蓋3に
は折り畳み可能な缶ホルダー片4が設けられており、こ
の缶ホルダー片4と容器壁面との間に缶5を保持するこ
とが出来るようになっている。
【0003】また、缶ホルダー片4には容器壁面との間
に小缶を保持する小缶ホルダー片6がピン7により回動
可能に軸支されている。この小缶ホルダー片6は、図5
(c)に示すように、ばね8により缶ホルダー片4より
突出する方向に付勢されている。また、該小缶ホルダー
片6は一方通行のハートカム溝9を有し、該ハートカム
溝9には缶ホルダー片本体より突出する揺動可能な突軸
10が嵌合することにより、前記小缶ホルダー片6は、
缶ホルダー片4に対しプッシュオープン、プッシュキャ
ッチ機能を具備している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用収納
体では、構成する部品の点数が多く、生産性及び経済性
が良くないという問題があった。特にこの点は、蓋体を
備えた収納体の内部にカップ類を収納する場合の収納体
に著しい。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、構成す
る部品の点数が少なく、且つ生産性及び経済性が良い車
両用収納体を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、車両の内装部材20に設けられる収納体21と、前
記収納体21に開閉自在に設けられる蓋体22と、前記
収納体21と蓋体22との間に設けられ、蓋体22の開
放角度を調整可能とするチルトロック機構24とから構
成され、前記収納体21の内壁面と蓋体22とにより物
品を挟持して保持可能としたことを特徴とする。
【0007】この構成を採ることにより、構成する部品
の点数が少なく、且つ生産性及び経済性が良い車両用収
納体が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の車両用収納体の実
施の形態を示す断面図である。本実施の形態は、同図に
示すように、フロアコンソール等の車両用内装部材20
に埋設された収納体21と蓋体22とよりなり、収納体
21は箱状をなし、その一方の端部に凹部21aが形成
されている。また、蓋体22は収納体21の開口部を開
閉可能なように設けられ、その一方端に、前記収納体2
1に形成された凹部21aに対応した膨出部22aが形
成され、該部で軸23により収納体21に回動自在に支
持されている。
【0009】前記収納体21に形成された凹部21a
と、蓋体22に形成された膨出部22aとは間隙Dを有
し、蓋体の膨出部22aは軸23を中心とする円弧状を
なしている。そして間隙Dには蓋体22の開放角度を調
節できるチルトロック機構24が設けられている。
【0010】前記チルトロック機構24を図2により説
明する。このチルトロック機構24は蓋体22の膨出部
22aの外周に設けられたラチェット30と、該ラチェ
ット30に平行して設けられたロック解除部材31と、
収納体21の凹部21aに設けられたチルトロック部材
32とよりなり、前記ラチェット30は複数の爪30a
を有し、ロック解除部材31は断面矩形で円弧状をなし
ている。
【0011】また、チルトロック部材32は、ラチェッ
ト係合部材33とロック解除レバー34とが軸35によ
り回動可能に支持されており、前記ラチェット係合部材
33はラチェット30に係合する爪33aを有し第1ば
ね36により反時計方向(矢印A方向)に付勢され、且
つ、ピン37によりほぼ水平に初期位置が規制されてい
る。また、ロック解除レバー34はラチェット係合部材
33に対して第2ばね38により時計方向(矢印B方
向)に付勢され、且つ、ピン39によりラチェット係合
部材33に係止されてほぼ垂直状態に維持されている。
【0012】このように構成された本実施の形態の作用
を図3及び図4により説明する。先ずチルトロック機構
の作用を説明すると、図3(a)の如く蓋体22が閉鎖
され、ラチェット30とチルトロック部材32が離れた
位置にある初期状態から、図3(b)の如く、蓋体22
を矢印C方向に回動するとロック解除部材31はロック
解除レバー34を押し上げてラチェット係合部材33と
共に矢印D方向に回動させる。
【0013】さらに蓋体22を回動させると、図3
(c)の如く、ロック解除レバー34はロック解除部材
31から離脱し、ラチェット係合部材33と共に矢印E
方向に回動する。そして該ラチェット係合部材33はラ
チェット30との係合が可能な状態となる。この状態か
ら図2(d)の如く、蓋体22を矢印Cとは反対の矢印
C′方向に回動するとラチェット係合部材33は、その
爪33aをラチェット30の複数ある爪30aの何れか
に係合することができる。
【0014】次に収納体の作用を図4により説明する。
先ず図4に示すように、蓋体22を矢印C方向に回動し
て開放する。このときチルトロック機構24は図3
(c)の状態となる。そして収納体21の内壁に缶40
を沿わせて載置した後、蓋体22を矢印C′方向に回動
させ缶40に当接させる。すると、チルトロック機構が
そのラチェット30にラチェット係合部材33を係合さ
せて蓋体22をその状態でロックする。このときチルト
ロック機構24は図3(d)の状態となっている。
【0015】これにより、収納体21の内壁と蓋体22
により缶40を、その大小にかかわらず保持することが
できる。この図4の状態から蓋体22を元の状態に復帰
させるには、缶40を取り除けば、蓋体22を矢印C′
方向に回動して元の状態に復帰させることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の車両用収納体に依れば、蓋体と
収納体との間にチルトロック機構を設けたことにより、
構造簡単で、且つ、開放した蓋体をチルトロック機構に
より希望する位置に停止させることができ、カップ、缶
等を、その大小にかかわらず保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用収納体の実施の形態を示す断面
図である。
【図2】本発明の車両用収納体の実施の形態におけるチ
ルトロック機構を示す斜視図である。
【図3】本発明の車両用収納体実施の形態におけるチル
トロック機構の作用を説明するための図である。
【図4】本発明の車両用収納体の実施の形態の作用を説
明するための図で有る。
【図5】従来の車両用収納体の一例を示す図である。
【符号の説明】
20…車両用内装部材 21…収納体 22…蓋体 23…軸 24…チルトロック機構 30…ラチェット 31…ロック解除部材 32…チルトロック部材 33…ラチェット係合部材 34…ロック解除レバー 35…軸 36…第1ばね 37,39…ピン 38…第2ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の内装部材(20)に設けられる収
    納体(21)と、 前記収納体(21)に開閉自在に設けられる蓋体(2
    2)と、 前記収納体(21)と蓋体(22)との間に設けられ、
    蓋体(22)の開放角度を調整可能とするチルトロック
    機構(24)とから構成され、 前記収納体(21)の内壁面と蓋体(22)とにより物
    品を挟持して保持可能としたことを特徴とする車両用収
    納体。
JP2000122398A 2000-04-18 2000-04-18 車両用収納体 Pending JP2001303829A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435896B1 (ko) * 2001-12-17 2004-06-12 기아자동차주식회사 차량 수납함 도어의 록킹장치
KR100450275B1 (ko) * 2002-02-04 2004-09-30 가부시키가이샤 니프코 소형물 수납장치
CN106184039A (zh) * 2015-04-29 2016-12-07 长城汽车股份有限公司 行李箱盖板开度的调节机构及其棘轮
CN107985209A (zh) * 2016-10-27 2018-05-04 长城汽车股份有限公司 用于车辆的扶手箱
CN112282555A (zh) * 2020-10-29 2021-01-29 余周阳 一种基于重力可自控车门起闭大小的汽车门

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