JP2001302448A - 温感を有する発泡組成物 - Google Patents

温感を有する発泡組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用感、安全性に優れる、温感を有するパッ
ク化粧料を提供する。 【解決手段】 1)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種
以上と2)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選
ばれる1種乃至は2種以上と3)炭素数10〜24の高
級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上とを発泡
パック化粧料に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温感を有する発泡
パックに好適なパックに関する。
【0002】
【従来の技術】パック或いはマッサージなどの化粧行為
時に重要な要素の一つに、温感を感じることがある。こ
れは、この様な化粧行為に於いて期待される効果に血行
促進作用があり、温感を感じることにより、この様な効
果の実感が具現され、その結果、この化粧行為そのもの
に大いなる満足を感じるためと、適度な温感が使用時の
心地よさを具現し、この快感によって、個人的な生態系
の環境を整え、健康上好ましい効果を発揮するためであ
る。この様な温感の具現化方法としては、従来知られて
いた技術としては、多量のグリセリン等の多価アルコー
ルを化粧料中に含有させ、このグリセリンが生体の水と
混和するときに生じる溶解熱を利用する方法や還元性酸
化鉄を含有させ、生体が有している水により酸化される
ときに生じる化学反応熱を利用する方法などが知られて
いるが、溶解熱はその熱の発生量が小さいため、感じる
温感は充分ではないという欠点を有し、酸化反応による
化学反応熱によるものは、熱の発生量のコントロールが
しにくく、アレルギーなどを引き起こす可能性のある鉄
イオンを多量に放出する欠点があったため、この様な欠
点を改良した温感化粧料の開発が望まれていた。
【0003】更に、パック化粧料という観点に於いて
は、使用時の延展に於ける心地よさを有する剤形とし
て、発泡タイプのパック料が知られている。この様な発
泡タイプのものとしては、外殻形成剤として高級アルコ
ールを用い、フロンガス或いは液化天然ガスなどを用い
たものが知られているが、これらには環境的な問題や爆
発の危険性等の問題があり、年々使用しづらい環境にな
りつつある。又、外殻形成剤として高級アルコールを用
い、用時に炭酸ガスを発生させて使用する発泡タイプの
上記発泡パックの欠点を改良したパック料は未だ知られ
ていないし、この様なタイプで温感を有するパックも知
られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、使用感、安全性に優れる、温
感を有するパック化粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、使用感、安全性に優れる、温感を有するパック化粧
料を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、1)炭酸塩から
選ばれる1種乃至は2種以上と2)マグネシウム塩及び
酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上と
3)炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる1
種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする発泡パ
ック用組成物を用時、有機酸から選ばれる1種乃至は2
種以上を含有することを特徴とする発泡用の組成物で発
泡させるタイプのパック料にこの様な特性があることを
見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は
以下に示す技術に関するものである。 (1)1)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上と
2)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる
1種乃至は2種以上と3)炭素数10〜24の高級アル
コールから選ばれる1種乃至は2種以上とを含有するこ
とを特徴とする発泡パック用組成物。 (2)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上として、
炭酸水素ナトリウムを0.5〜8重量%含有することを
特徴とする、(1)に記載の発泡パック用組成物。 (3)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれ
る1種乃至は2種以上として、酸化マグネシウムを1〜
5重量%含有することを特徴とする(1)又は(2)に
記載の発泡パック用組成物。 (4)炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる
1種乃至は2種以上として、セタノールを1〜10重量
%含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1
項に記載の発泡パック用組成物。 (5)有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上を含有す
ることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項の記載
の発泡パック用組成物を発泡させる為の発泡用の組成
物。 (6)有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上として、
クエン酸イオンをクエン酸に換算して10〜20重量%
含有することを特徴とする、(5)に記載の発泡用の組
成物。 (7)(1)〜(4)何れか1項に記載の発泡パック用
の組成物と(5)又は(6)に記載の発泡用の組成物と
を組み合わせてなる発泡パック。 (8)温感を有することを特徴とする、(7)に記載の
発泡パック。以下、本発明について実施の形態を中心に
詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の発泡パック用の組
成物の必須成分である炭酸塩 本発明の発布パック用の組成物は炭酸塩から選ばれる1
種乃至は2種以上を必須成分として含有することを特徴
とする。本発明で使用できる炭酸塩としては、化粧料な
どで使用されているものであれば特段の限定無く使用す
ることが出来、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウムなどの炭酸と
水素イオンを含有しても良いアルカリ金属の塩、炭酸カ
ルシウム、炭酸水素カルシウムなどの炭酸と水素イオン
を含有しても良いアルカリ土類金属の塩が好ましく例示
でき、これらの内では、発泡特性から、炭酸水素ナトリ
ウムを含有することが特に好ましい。炭酸水素ナトリウ
ムの含有量は、組成物全量に対して0.5〜8重量%が
好ましく、1〜7重量%が更に好ましい。又、炭酸塩の
含有量としては、1〜10重量%が好ましく、更に好ま
しくは2〜8重量%である。これは多すぎても少なすぎ
ても泡形成が阻害されるからである。
【0007】(2)本発明の発泡パック用の必須成分で
あるマグネシウム塩、酸化マグネシウム 本発明の発泡パック用の組成物はマグネシウム塩及び酸
化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上を含有
することを特徴とする。マグネシウム塩としては、硫酸
マグネシウム、塩酸マグネシウム、硝酸マグネシウムな
どのマグネシウムの鉱酸塩、炭酸マグネシウム、炭酸水
素マグネシウム、酢酸マグネシウムなどが例示できる。
この様なマグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ば
れる1種乃至は2種以上の好ましい形態としては、酸化
マグネシウムの反応熱も生ずるという発熱特性から、組
成物全量に対して酸化マグネシウムを1〜5重量%、更
に好ましくは2〜4.5重量%含有する形態が好ましく
例示できる。これらマグネシウム塩及び酸化マグネシウ
ムから選ばれる1種乃至は2種以上の含有量は総量で
0.5〜10重量%が好ましく、1〜8重量%が更に好
ましい。これは、この範囲内において発熱量が適当であ
るためである。
【0008】(3)本発明の発泡パック用の組成物の必
須成分である高級アルコール 本発明の発泡パック用の組成物は炭素数10〜20の高
級アルコールを必須成分として含有することを特徴とす
る。この様な高級アルコールとしては、脂肪族飽和高級
アルコールが好ましく、具体的には、ラウリルアルコー
ル、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアル
コールなどが好ましく例示できる。これらの中ではセタ
ノールが特に好ましい。特に好ましい形態としては、組
成物全量に対してセタノールを1〜10重量%、更に好
ましくは2〜5重量%含有する形態である。これは、こ
の様な高級アルコールの組合せが、泡の形成特性、維持
率に優れるからである。本発明の発泡パック用の組成物
における、この様な高級アルコールの含有量としては1
〜15重量%、更に好ましくは1.5〜10重量%であ
る。
【0009】(4)本発明の発泡パック用の組成物 本発明の発泡パック用組成物は、上記必須成分を含有す
ることを特徴とし、使用時に発泡用の組成物を添加、混
合することにより発泡し、パック剤として機能すること
を特徴とする。本発明の発泡パック用の組成物には上記
必須成分以外に、通常化粧料で使用する任意の成分を含
有することが出来、この様な任意成分としては、、スク
ワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の
炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン
酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛
脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オ
レイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコ
ール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等
の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキ
シエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活
性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジ
アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、こ
れらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、
グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコー
ル類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色
剤、防腐剤、粉体等を好ましく例示することができる.
これらの任意の成分の内、特に好ましいものは水を含有
する発泡用の組成物との混合時に熱を発生するグリセリ
ン、ポリエチレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、ジプロピレングリコール、ジグリセリンなどの多価
アルコールであり、中でもポリエチレングリコールが好
ましく、ポリエチレングリコールでは平均分子量が10
0〜600のものが特に好ましい。その好ましい含有量
は、組成物全量に対して30〜80重量%であり、更に
好ましくは40〜70重量%である。これは、多すぎる
と発泡を損なうことがあり、少なすぎると発熱補助効果
を発揮できない場合があり、適度であれば保湿付加作用
を発揮することが出来るからである。更に、安全性を損
なうことなく泡の肌理を整える効果があることから、親
水性の非イオン界面活性剤を含有することが好ましく、
この様な親水性非イオン界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンの付加モル数の大きいポリオキシエチレン脂
肪酸エステルが好ましく例示できる。この様なポリオキ
シエチレン脂肪酸エステルのポリオキシエチレンの付加
モル数としては40以上が好ましく、100以上が更に
好ましい。特に好ましいものとしては、ポリオキシエチ
レン(150)ステアリン酸エステルが例示できる。こ
の様な非イオン界面活性剤の好ましい含有量は組成物全
量に対して1〜10重量%であり、更に好ましくは2〜
5重量%である。本発明の発泡パック用の組成物は上記
必須の成分と任意の成分とを常法に従って処理すること
により製造することが出来る。
【0010】(5)本発明の発泡用の組成物 本発明の発泡用の組成物は、使用直前に上記発泡パック
用の組成物と混合して、これを発泡させるためのもので
あって、その必要な構成要件としては、有機酸を含有す
ることである。これは、かかる有機酸によって、上記発
泡パック用の組成物中の炭酸塩が加水分解して炭酸ガス
を発生するからである。この様な有機酸は、発泡用に組
成物全体が酸性になるのであれば、遊離の有機酸の形態
であっても、一部が塩になった酸性の緩衝組成物の形態
であってもかまわない。好ましい形態は、泡が持続的の
発生することから、一部が塩となった緩衝組成物の形態
である。この様な有機酸(イオン)としては、クエン酸
(イオン)、蓚酸(イオン)、グリコール酸(イオ
ン)、乳酸(イオン)、リンゴ酸(イオン)等が例示で
き、これらは唯1種を含有することも出来るし、2種以
上を組み合わせて含有することも出来る。この様な中で
特に好ましい形態は、組成物全量に対して、クエン酸
を、クエン酸イオンをクエン酸に換算して10〜20重
量%、更に好ましくは15〜18重量%含有することで
ある。有機酸の含有量としては、酸の量に換算して、総
量で組成物全量に対して10〜25重量%であり、更に
好ましくは15〜20重量部である。これは、上記の炭
酸塩の加水分解に見合った量だからである。
【0011】(6)本発明の発泡パック 本発明の発泡パックは上記発泡パック用の組成物と発泡
用の組成物の組み合わせたものである。これらの2種の
組成物はパックとして使用する直前に混合し、発泡させ
て用いることを特徴とする。この時、同時に上記酸化マ
グネシウム及びマグネシウム塩から選ばれる1種乃至は
2種以上の作用により、発熱し温感を有することを第2
の特徴とする。この様に使用部位において発熱すること
により、使用部位に於ける血行を改善し、新陳代謝を高
め、整肌作用を発揮する。この様な新陳代謝の活性化に
より、従来のパックに比して、有効成分の効率的な経皮
吸収を促すことも出来る。又、フロンガスなどによる環
境への懸念もなく、液化天然ガスなどを使用した場合の
ように爆発の懸念もない。
【0012】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこの様な実施例にのみ
限定を受けないことは言うまでもない。
【0013】<実施例1>下記に示す処方に従って発泡
パック用の組成物1を作成した。即ち、処方成分をニー
ダーで混練りし、均一な組成物として本発明の発泡パッ
ク用の組成物を得た。 ベヘニルアルコール 0.7重量部 セタノール 4 重量部 ステアリン酸 1.4重量部 POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部 デカグリセリンモノオレート 2.7重量部 ホホバ油 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 13.7重量部 ポリエチレングリコール400 54.5重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カオリン 6.7重量部 無水珪酸 4 重量部 酸化マグネシウム 4 重量部 炭酸水素ナトリウム 4 重量部 燐酸2水素1カリウム 2.7重量部
【0014】<実施例2>下記に示す処方に従って、本
発明の発泡用の組成物1を作成した。即ち、処方成分を
攪拌可溶化して発泡用の組成物を得た。 水酸化カリウム 3.2重量部 クエン酸 16.1重量部 水 80.7重量部
【0015】<実施例3>発泡パック用の組成物1と発
泡用の組成物1と組み合わせて本発明の発泡パック1と
した。(重量比1:1)このものについて、従来のパッ
クとの比較を行った。従来のパックとしては、下記に処
方を示す比較例1を用いた。比較はパネラー3名を使用
して、右半顔を5分間パックし、左半顔は無処置とし、
パックを除去後洗顔し、その後5分にサーモグラフイー
を用いて左右の平均温度差を測定した。この作業はパッ
クの種類を変えて2日間実験した。結果を表1に示す。
これより、本発明の発泡パックは、血行を改善しその結
果、パック部位の右半顔の温度が洗顔後5分であっても
パックをしなかった左半顔に比し有意に温度が上昇して
いることがわかる。 (従来のパック) ポリ酢酸ビニルエマルジョン 50 重量部 グリセリン 20 重量部 1,3−ブタンジオール 10 重量部 カオリン 10 重量部 水 10 重量部
【0016】
【表1】
【0017】<実施例4>発泡パック用の組成物1の酸
化マグネシウムを1,3−ブタンジオールに置換して発
泡パック用の比較組成物1とし、このものと発泡用の組
成物1と組み合わせて比較例2とした。このものを実施
例3と同様に評価した結果を表2に示す。これより、本
発明の発泡パックの新陳代謝促進効果は、酸化マグネシ
ウムの発熱効果によることがわかった。
【0018】
【表2】
【0019】<実施例5>発泡の効果を見るために、酸
化マグネシウムを従来のパックに混ぜ込み、使用直前に
このものと発泡用の組成物1とを混合し、(比較例3)
これを用いてパックし、実施例3、4と同様に比較し
た。結果を表3に示す。これより、発泡タイプにするこ
とで発熱の効果を著しく増強させていることがわかる。 (従来のパック+酸化マグネシウム) ポリ酢酸ビニルエマルジョン 50 重量部 グリセリン 20 重量部 1,3−ブタンジオール 10 重量部 カオリン 10 重量部 水 6 重量部 酸化マグネシウム 4 重量部
【0020】
【表3】
【0021】<実施例6>下記の処方に従って、発泡パ
ック用の組成物の炭酸塩の量を変えて適正量を検討し
た。発泡組成物として発泡用の組成物1を使用した。結
果を表4に示す。これより、炭酸塩は1〜10重量%が
好ましく、更に好ましくは2〜8重量%であることがわ
かる。 ベヘニルアルコール 0.7重量部 セタノール 4 重量部 ステアリン酸 1.4重量部 POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部 デカグリセリンモノオレート 2.7重量部 ホホバ油 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 13.7重量部 ポリエチレングリコール400 54.5重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カオリン 6.7重量部 無水珪酸* 酸化マグネシウム 4 重量部 炭酸水素ナトリウム* 燐酸2水素1カリウム 2.7重量部 *表4に示す。
【0022】
【表4】
【0023】<実施例7>下記の処方に従って、発泡パ
ック用の組成物の酸化マグネシウムの量を変えて適正量
を検討した。発泡組成物として発泡用の組成物1を使用
した。結果を表5に示す。これより、酸化マグネシウム
及びマグネシウム塩から選ばれる1種乃至は2種以上は
1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは2〜8重量
%であることがわかる。 ベヘニルアルコール 0.7重量部 セタノール 4 重量部 ステアリン酸 1.4重量部 POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部 デカグリセリンモノオレート 2.7重量部 ホホバ油 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 13.7重量部 ポリエチレングリコール400 54.5重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カオリン 6.7重量部 無水珪酸** 酸化マグネシウム** 炭酸水素ナトリウム 4 重量部 燐酸2水素1カリウム 2.7重量部 **表5に示す。
【0024】
【表5】
【0025】<実施例8>下記の処方に従って、発泡パ
ック用の組成物の高級アルコールの量を変えて適正量を
検討した。発泡組成物として発泡用の組成物1を使用し
た。結果を表6に示す。これより、高級アルコールは1
〜10重量%が好ましく、更に好ましくは2〜5重量%
であることがわかる。 ベヘニルアルコール 0.7重量部 セタノール*** ステアリン酸 1.4重量部 POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部 デカグリセリンモノオレート 2.7重量部 ホホバ油 0.1重量部 1,3−ブタンジオール 13.7重量部 ポリエチレングリコール400 54.5重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カオリン 6.7重量部 無水珪酸*** 酸化マグネシウム 4 重量部 炭酸水素ナトリウム 4 重量部 燐酸2水素1カリウム 2.7重量部 ***表6に示す。
【0026】
【表6】
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、使用感、安全性に優れ
る、温感を有するパック化粧料を提供することができ
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種
    以上と2)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選
    ばれる1種乃至は2種以上と3)炭素数10〜24の高
    級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上とを含有
    することを特徴とする発泡パック用組成物。
  2. 【請求項2】 炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上
    として、炭酸水素ナトリウムを0.5〜8重量%含有す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の発泡パック用組
    成物。
  3. 【請求項3】 マグネシウム塩及び酸化マグネシウムか
    ら選ばれる1種乃至は2種以上として、酸化マグネシウ
    ムを1〜5重量%含有することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の発泡パック用組成物。
  4. 【請求項4】 炭素数10〜24の高級アルコールから
    選ばれる1種乃至は2種以上として、セタノールを1〜
    10重量%含有することを特徴とする、請求項1〜3何
    れか1項に記載の発泡パック用組成物。
  5. 【請求項5】 有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上
    を含有することを特徴とする、請求項1〜4何れか1項
    の記載の発泡パック用組成物を発泡させる為の発泡用の
    組成物。
  6. 【請求項6】 有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上
    として、クエン酸イオンをクエン酸に換算して10〜2
    0重量%含有することを特徴とする、請求項5に記載の
    発泡用の組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4何れか1項に記載の発泡パ
    ック用の組成物と請求項5又は6に記載の発泡用の組成
    物とを組み合わせてなる発泡パック。
  8. 【請求項8】 温感を有することを特徴とする、請求項
    7に記載の発泡パック。
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