JP2001300953A - モールの脚部加工方法及びモールの脚部加工装置 - Google Patents

モールの脚部加工方法及びモールの脚部加工装置

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JP2001300953A JP2000121253A JP2000121253A JP2001300953A JP 2001300953 A JP2001300953 A JP 2001300953A JP 2000121253 A JP2000121253 A JP 2000121253A JP 2000121253 A JP2000121253 A JP 2000121253A JP 2001300953 A JP2001300953 A JP 2001300953A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールの脚部に熱プレスで正確に突出部を形
成できる加工方法及びその加工を容易に行える加工装置
を提供する。 【解決手段】 モール50の長手方向所定部で脚部53
の底部側を除去し、前記除去部を含む加工予定部位をプ
レス用キャビティ型11に配置し、プレス用コア型31
で熱プレスする際に、前記除去後の脚部底面53bをモ
ールの脚部幅d方向中央部で他部よりも強圧して前記脚
部の樹脂を外方へ押し出し、脚部側面に突出部を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モールの脚部加
工方法及びモールの脚部加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等には種々の樹脂製モールが用い
られている。例えば、自動車のルーフにおいては、ルー
フの車幅方向中央部を構成するルーフパネルと、その両
側のアウターサイドパネルが一体に接合される構造のも
のがあり、その両パネルの接合線を隠すため、前記両パ
ネルの接合部に溝を形成し、該溝にルーフモールを取り
付けるようにしている。
【0003】前記ルーフモールは、図4から理解される
ように、前記ルーフの溝に被さって意匠面を構成する装
飾部51と、その裏側に形成されてルーフの溝に挿入さ
れる脚部53と、該脚部53の底面側の側面に形成され
て溝への固定を確実にするリップ55とよりなる長尺の
押出成形品を、所定長に切断したモール50が多用され
ている。前記脚部53には、補強用の金属製芯材54が
適宜埋設される。
【0004】ところで、前記ルーフの接合部の溝は、車
両前後方向両端近くで浅くされ、それによってルーフパ
ネルのプレス時に溝の両端で破れを生じないようにされ
ている。そのため、前記ルーフモールにあっては、図5
に示すように、前記溝の両端と対応するモール50の長
手方向端末部56で脚部53の底部側53aを溝の深さ
に応じて切除することが行われている。その際、リップ
55も除去されるため、溝端部ではルーフモールの固定
が不十分となる。そこで、図6及び図7に示すルーフモ
ール50Aのように、前記モール50の除去後の脚部5
3の側面に突出部57を形成し、またルーフの溝61端
部の底面には上向きの係止片63,63が両側に形成さ
れたクリップ60を固着し、該クリップ60の係止片6
3間に前記除去後の脚部53を挿入して前記脚部の突出
部57とクリップの係止片63とを係合させることによ
り、モール端末部を固定している。なお、この例の突出
部57には、溝からの浮き上がりを阻止する浮き上がり
阻止用の突出部57aと、溝の長さ方向に沿う位置ズレ
を阻止する位置決め用突出部57bとがある。
【0005】前記モール脚部53における突出部57形
成のための加工方法として、前記除去後の脚部底面53
bを熱プレスする方法がある。その熱プレスによる加工
方法においては、前記除去後の脚部を含むモールの加工
予定部位58をプレス用キャビティ型に裏向きにして配
置し、前記切除後の脚部底面53bをプレス用コア型の
押圧面で熱プレスすることにより、前記脚部53の樹脂
を脚部53の両側に押し出し、該押し出された樹脂をコ
ア型に形成されている突出部形成用凹部に充填して所要
形状の突出部57に賦形する。なお、ルーフモール50
Aの端末美観向上のため、前記プレス用コア型による熱
プレス時、モールの先端側59を裏側から押して裏側へ
屈曲させる、曲げ加工も併せて行われることがある。
【0006】しかし、前記熱プレス時にプレス用コア型
の突出部形成用凹部に脚部の樹脂を充分に充填すること
ができず、突出部57が不完全に形成されることがあ
る。そのような不完全な突出部は、前記クリップ60に
確実に係合せず、ルーフモールがルーフの溝から浮き上
がったり、位置ズレする不具合を生じるようになる。な
お、この不具合を防ぐには、前記熱プレス時における脚
部底面の押圧力を大にして、脚部の樹脂を充分に脚部の
側面外方へ押し出すようにすればよいが、その場合には
装飾部51まで押圧の影響を受け、美観が損なわれる問
題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、モールの脚部に熱プレスで正確
に突出部を形成できる加工方法及びその加工を容易に行
える加工装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、装飾
部裏面に脚部と該脚部の側面にリップが形成されたモー
ルに対し、該モールの長手方向所定部で前記リップを含
む脚部の底部側を除去し、前記モールの除去部を含む加
工予定部位をプレス用キャビティ型に配置し、前記除去
後の脚部底面をプレス用コア型で熱プレスすることによ
り、前記脚部の樹脂を脚部の側面外方へ押し出して当該
脚部の側面に突出部を賦形する加工方法であって、前記
除去後の脚部底面と当接するコア型の押圧面をモールの
脚部幅方向中央部と対応する押圧面中央部が他部よりも
プレス方向へ突出した突形状とし、前記コア型の押圧面
で脚部底面を熱プレスする際、前記押圧面の突形状によ
り脚部底面の幅方向中央部を他部よりも強圧して前記脚
部の樹脂を外方へ押し出し、前記突出部を形成すること
を特徴とするモールの脚部加工方法に係る。
【0009】請求項2の発明は、前記モールの脚部加工
方法に用いるプレス用キャビティ型とプレス用コア型と
よりなる加工装置であって、前記プレス用キャビティ型
のモール配置用キャビティの両側にはプレス用コア型と
対向する位置にガイド用コッター部が突出して設けら
れ、前記コア型には、前記モールの脚部幅方向中央部と
対応する押圧面中央部が押圧面他部よりもプレス方向へ
突出した突形状の押圧面を有する可動プレス部材が、プ
レス方向に沿って前進後退可能にかつプレス方向へ付勢
して設けられ、前記可動プレス部材の幅方向両側には、
該可動プレス部材と対向する先端面に突出部形成用凹部
の形成された突出部形成用スライド部材が、前記可動プ
レス部材から遠ざかる方向へ付勢され、前記熱プレス時
に突出部形成用凹部とは反対側の後部で前記ガイド用コ
ッター部と接触して可動プレス部材側へ押圧され前進す
るように設けられていることを特徴とするモールの脚部
の加工装置に係る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1はこの発明の一実施例にお
ける加工装置の縦断面図、図2は図1の2−2拡大断面
図、図3は図1の加工装置の熱プレス状態を示す断面図
である。
【0011】この実施例のモールの脚部の加工は、従来
技術の項で説明した、図4の樹脂製モール50に対して
行う。前記モール50は、押出成形により連続的に形成
された後、所定長に切断されたルーフモール用のもので
あり、装飾部51の裏側に脚部53が形成され、該脚部
53底部側の両側面にリップ55の形成されたものであ
る。図5に示すように、前記モール50の端末部56に
対し、予め設定された加工予定部位58で脚部底部53
a側をリップ55とともに所要量切除する。加工予定部
位58は、車両ルーフの溝の端部に固着される前記クリ
ップ60の位置と対応する部分とされ、また切除量は、
溝の深さに応じて定められるが、後述する熱プレス時の
樹脂の押し出しを考慮して、装飾部51裏面に脚部53
が所要量残るようにされる。さらにこの例では、モール
の端末部先端59については、脚部53が芯材54とと
もに完全に除去され、熱プレス時に裏側へ折り曲げ易く
されている。
【0012】前記切除後のモール50に対し、図1ない
し図3に示すモールの脚部の加工装置10を用いて熱プ
レスを行う。加工装置10は、プレス用キャビティ型1
1とプレス用コア型31とよりなる。プレス用キャビテ
ィ型11は、モールの加工予定部位58が配置されるキ
ャビティ13を上面12に有する。キャビティ13は、
前記モールの加工予定部位58を、装飾部51が下向き
となるようにして収容できる形状からなり、切除後の脚
部53を上方(コア型31側)へ突出させた状態で保持
できるようになっている。
【0013】前記プレス用キャビティ型11の上面12
には、モール配置用キャビティ13におけるモールの脚
部幅d方向両側にガイド用コッター部15,15がプレ
ス用コア型31へ向けて突設されている。このガイド用
コッター部15は、モール配置用キャビティ13側の面
上部が外方へ拡がるテーパ面15aとなっている。ま
た、モール配置用キャビティ13のモール端末先端59
側は、モールの先端折り曲げ用スライド部17となって
いる。該先端折り曲げ用スライド部17は、モール50
の長さ方向に沿って前進後退可能に、かつモールの端末
部56から離れる方向へスプリング18で付勢して設け
られており、上部外面がモール配置用キャビティ13側
へ傾斜したテーパ面17aとなっている。
【0014】プレス用コア型31は、前記プレス用キャ
ビティ型11の上方に位置し、図示しないプレス装置に
よって昇降するようになっている。このプレス用コア型
31の下面(キャビティ型11と対向する面)32に
は、前記プレス用キャビティ型11のモール配置用キャ
ビティ13に配置されるモール50の切除後の脚部底面
53bと対向する位置に、可動プレス部材33が設けら
れている。この可動プレス部材33は、前記モールの切
除後の脚部底面53bをプレスできる大きさからなっ
て、プレス方向Pに対し前進後退(昇降)可能に、かつ
プレス方向Pである下方へスプリング34で付勢して設
けられている。また、この可動プレス部材33の下端面
は、前記切除後の脚部底面53bと当接して脚部底面5
3bを押圧する押圧面35となっている。前記押圧面3
5は、モールの脚部幅d方向中央部53cと対応する押
圧面中央部36が押圧面他部、すなわち押圧面縁部37
よりもプレス方向Pへ突出した突形状とされたものであ
る。押圧面35の突形状は、下方へ突出する楔形、円弧
等、中央部36が盛り上がった形状であればよく、特に
限定されない。
【0015】前記可動プレス部材33の幅方向(モール
の脚部幅d方向と同じ)両側には、可動プレス部材33
の側面38に向けて前進後退可能な突出部形成用スライ
ド部材41,41が、前記可動プレス部材33から遠ざ
かる方向へスプリング42で付勢され、可動プレス部材
33後退(上昇)後の突出部形成スライド部材41,4
1間に前記モールの脚部53挿入可能な隙間を形成する
ようになっている。また、前記突出部形成用スライド部
材41における可動プレス部材33の側面38と対向す
る先端面43には、突出部形成用凹部45が、前記図6
及び図7に示したモールの突出部57に対応した形状で
形成され、この凹部45とは反対側の後部46には熱プ
レス時に前記ガイド用コッター部15のテーパ面15a
と接触して、突出部形成用スライド部材41を可動プレ
ス部材33側へ押圧移動させるためのテーパ面46aが
設けられている。この突出部形成用スライド部材41の
前進後退量は、突出部形成用スライド部材41の後退時
に該スライド部材41,41間が前記モールの脚部の幅
dよりも大なる間隔となり、前進時に先端面の突出部形
成用凹部45がモールの加工予定部位58における脚部
側面53dに当接できる程度とされる。
【0016】また、前記プレス用コア型31の下面32
には、熱プレス時に前記プレス用キャビティ型11の先
端折り曲げ用スライド部材17の後端テーパ面17aと
接触して該スライド部材17を前進させるガイド用突部
39が設けられている。さらに、前記下面32の突出部
形成用スライド部材41の外側には、熱プレス時に前記
プレス用キャビティ型11のガイド用コッター部15の
外面15bと当接してプレス用コア型31の位置ずれを
防止する位置決め突部40,40が下向きに突出形成さ
れている。
【0017】前記プレス用コア型31を、図1及び図2
のようにプレス用キャビティ型11の上方へ離して保持
した状態で、前記切除後のモール50の加工予定部位5
8を、プレス用キャビティ型11のモール配置用キャビ
ティ13に、装飾部51が下向きとなるようにして配置
する。そして、その状態で、モールの加工予定部位58
を、ヒーター等の加熱装置(図示せず)で加熱し、モー
ルの加工予定部位58、特に切除後の脚部底部側を押圧
変形可能となるまで軟化させる。その際の加熱温度は、
モール50の材質によって決定される。なお、前記加熱
装置は、プレス用キャビティ型11やコア型31に組み
込まれていてもよい。
【0018】次いで、図2及び図3のように、前記プレ
ス用コア型31を下降させ、前記可動プレス部材33下
端の押圧面35でモールの加工予定部位58における切
除後の脚部底面53bを押圧する。その際、前記押圧面
35が中央部36で突出した形状からなっているため、
脚部底面53bの幅d方向中央部53cが充分に押され
て脚部53の樹脂が脚部53両側へ押し出される。
【0019】また、前記可動プレス部材33は、下端の
押圧面35がモールの脚部底面53bに当接して上方へ
押されるため、所定位置まで後退し、その後退分だけ前
記モールの脚部53が、前記突出部形成用スライド部材
41,41間に進入する。その際の可動プレス部材33
の最大後退(上方移動)位置は、前記押圧面35の縁3
7が少なくとも突出部形成用凹部45よりも後退した
(上方)位置となるようにされる。
【0020】さらに、前記プレス用コア型31の下降
時、該コア型31の突出部形成用スライド部材41の後
端のテーパ面46aが、前記プレス用キャビティ型11
のガイド用コッター部15のテーパ面15aと接触して
突出部形成用スライド部材41を可動プレス部材33側
へ押し、前進させる。その前進量は、プレス用コア型3
1の最下降時に、突出部形成用スライド部材41の突出
部形成用凹部45を有する先端面43が、前記モールの
加工部位58における脚部側面53dに当接できるよう
に設定される。
【0021】前記モールの加工予定部位58の脚部側面
53dと当接したプレス用コア型11の突出部形成用凹
部45に、前記脚部53から押し出された樹脂53eが
侵入充填され、凹部45形状に賦形された前記樹脂53
eからなる突出部(図6及び図7に示した突出部57)
が形成される。その際、前記脚部の底面中央部53cが
前記押圧面35の突出形状により強圧されるため、凹部
45へ押し出される樹脂量が充分な量となり、確実に凹
部45内を満たし、正確に突出部57が賦形される。
【0022】また、前記熱プレス時、前記モールの端末
部先端59においては、折り曲げ用スライド部材17が
プレス用コア型31のガイド用突部39と接触して前進
し、当該端末部先端59を裏側へ折り曲げて賦形する。
【0023】その後、プレス用コア型31を上昇させ
て、プレス用キャビティ型11から離す。その上昇にし
たがい、突出部形成用スライド部材41,41がそれぞ
れスプリング42により、モールの脚部側面53dから
離れ、モールの加工部が脱型される。
【0024】なお、この発明は、モールの端末部位での
加工に限定されず、モールの端末部以外の部位にも適用
されるものである。
【0025】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、モールの脚部側面に確実に突出部を形成するこ
とができるため、その突出部をクリップと係合させてモ
ールを固定した場合に、クリップから外れたり、モール
の位置がズレたりするのを防ぐことができるようにな
る。さらに、突出部を形成する熱プレス時に、モールの
脚部底面をその幅方向中央部で強圧し、脚部底面の全体
を強圧しないため、モールの装飾部に変形等の装飾性を
害する悪影響を生じず、外観良好にモールの加工を行う
ことができる。しかも、加工作業も簡単であり、何ら複
雑な操作を必要としない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における加工装置の縦断面
図である。
【図2】図1の2−2拡大断面図である。
【図3】図1の加工装置の熱プレス状態を示す断面図で
ある。
【図4】加工前のモールの斜視図である。
【図5】脚部切除後を示すモールの裏側斜視図である。
【図6】突出部の形成されたモールの端末部とクリップ
を示す斜視図である。
【図7】ルーフの溝のクリップへモールを係止する際を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 加工装置 11 プレス用キャビティ型 13 モール配置用キャビティ 15 ガイド用コッター部 31 プレス用コア型 33 可動プレス部材 35 押圧面 36 押圧面中央部 41 突出部形成用スライド部材 45 突出部形成用凹部 50 モール 51 装飾部 53 脚部 53b 除去後の脚部底面 55 リップ 57 突出部 58 加工予定部位
フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 AA01 AB01 AC08 AD07 AD22 AD26 4F202 AD05 AD27 AH23 CA09 CB01 CK32 CK52 CK75 4F204 AD05 AD27 AH23 FA01 FB01 FN06 FN15 FQ15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾部(51)裏面に脚部(53)と該
    脚部の側面にリップ(55)が形成されたモール(5
    0)に対し、該モールの長手方向所定部で前記リップを
    含む脚部の底部側を除去し、前記モールの除去部を含む
    加工予定部位(58)をプレス用キャビティ型(11)
    に配置し、前記除去後の脚部底面(53b)をプレス用
    コア型(31)で熱プレスすることにより、前記脚部の
    樹脂を脚部の側面外方へ押し出して当該脚部の側面に突
    出部(57)を賦形する加工方法であって、 前記除去後の脚部底面(53b)と当接するコア型の押
    圧面(35)をモールの脚部幅方向(d)中央部と対応
    する押圧面中央部(36)が他部よりもプレス方向
    (P)へ突出した突形状とし、 前記コア型の押圧面(35)で脚部底面(53b)を熱
    プレスする際、前記押圧面(35)の突形状により脚部
    底面(53b)の幅方向中央部(53c)を他部よりも
    強圧して前記脚部(53)の樹脂を外方へ押し出し、前
    記突出部(57)を形成することを特徴とするモールの
    脚部加工方法。
  2. 【請求項2】 モール(50)の脚部底部側が除去され
    たモールの加工予定部位(58)が配置されるプレス用
    キャビティ型(11)と、前記除去後の脚部底面を熱プ
    レスするプレス用コア型(31)とで構成され、該プレ
    ス用コア型(31)には前記除去後の脚部底面(53
    b)と当接して脚部の樹脂を脚部の側面外方へ押し出す
    押圧面(35)が形成され、前記脚部の側面外方へ押し
    出された樹脂からなる突出部(57)を脚部の側面に賦
    形する加工装置(10)であって、 前記プレス用キャビティ型(11)のモール配置用キャ
    ビティ(13)の両側にはプレス用コア型(31)と対
    向する位置にガイド用コッター部(15,15)が突出
    して設けられ、 前記コア型(31)には、前記モールの脚部幅方向
    (d)中央部と対応する押圧面中央部(36)が押圧面
    他部よりもプレス方向(P)へ突出した突形状の押圧面
    (35)を有する可動プレス部材(33)が、プレス方
    向(P)に沿って前進後退可能にかつプレス方向(P)
    へ付勢して設けられ、 前記可動プレス部材(33)の幅方向両側には、該可動
    プレス部材(33)と対向する先端面(43)に突出部
    形成用凹部(45)の形成された突出部形成用スライド
    部材(41,41)が、前記可動プレス部材(33)か
    ら遠ざかる方向へ付勢され、前記熱プレス時に突出部形
    成用凹部(45)とは反対側の後部で前記ガイド用コッ
    ター部(15)と接触して可動プレス部材(33)側へ
    押圧され前進するように設けられていることを特徴とす
    るモールの脚部加工装置。
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