JP2001300545A - 消臭方法 - Google Patents

消臭方法

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JP2001300545A
JP2001300545A JP2000116915A JP2000116915A JP2001300545A JP 2001300545 A JP2001300545 A JP 2001300545A JP 2000116915 A JP2000116915 A JP 2000116915A JP 2000116915 A JP2000116915 A JP 2000116915A JP 2001300545 A JP2001300545 A JP 2001300545A
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Japan
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alkyl
sludge
halogen
nitrite
medium
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Application number
JP2000116915A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Hamaguchi
高嘉 浜口
Kazuyuki Minato
一之 湊
Tadashi Okazaki
正 岡崎
Hidetoshi Ikeda
英俊 池田
Tomonori Kato
智則 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】硫黄系物質を含む媒体(廃水、汚泥、洗浄水
等)の臭気を温和な条件で除去する方法を提供する。 【解決手段】硫黄系臭気物質を含有する媒体を酸化剤と
硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオンと防菌剤で処理
する。酸化剤としては、過酸化物、亜塩素酸塩、次亜塩
素酸塩、臭素酸塩、亜臭素酸塩、または次亜臭素酸塩を
用い、それらの量は100重量%換算で媒体に対して1
〜2000mg/Lである。また、防菌剤としては、媒
体中の菌類、特に嫌気性菌に作用し、硫化水素、メルカ
プタン等硫黄系臭気物質の発生を抑制できるもの、8−
オキシキノリン硫酸塩、ジクロロイソシアヌル酸、メチ
ルイソチオシアネート、メチレンビスチオシアネート等
を用い、それらの量は媒体に対し0.1〜3000mg
/Lである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃水中や廃水を処
理する際に発生する生汚泥、余剰汚泥、消化汚泥、凝集
汚泥等、さらに汚泥を脱水処理して生じる脱水ケーキ、
または洗浄装置の洗浄水やそれらの混合物より発生する
臭気を迅速に少ない薬注量で除去できる方法または消臭
剤である。
【0002】
【従来の技術】最近の都市及び近郊への人口の密集は、
大量の水資源の消費につながっている。そこで使用され
た水資源は、さまざまな有機、無機物を含有する廃水と
なって公共下水道やビル中の滞留槽等へ排出される。さ
らにこれらは下水処理場にて処理される過程で、大量の
生汚泥、余剰汚泥、消化汚泥を産出する。また、規模の
大きな工場等の事業所も河川、海洋等の深刻な環境汚染
に伴い排水規制が強化され所定の水質まで処理すること
が義務づけられているが、この事業所での凝集沈殿処理
や活性汚泥処理等でも大量の汚泥が産出する。生じた汚
泥は、後工程で濃縮され、次いでスクリューデカンタ
ー、ベルトプレス脱水機等で脱水・減容化され脱水ケー
キが生じる。これら廃水や汚泥、脱水ケーキの中には、
硫酸塩や多量のBOD成分が含まれる。また廃水や汚
泥、脱水ケーキ中には通常硫酸還元菌が存在し汚泥中の
硫酸塩を硫化水素に還元して生産活動を行っている。
【0003】生成された硫化水素は、常温では気体なた
め気相へ放散される。この硫化水素は、毒性のある不快
な臭気を持つ物質のため、下水道設備のマンホールやビ
ルの地下から漏洩し、周辺住民への悪臭問題の原因とな
ったり、汚泥の処理時には作業者に対する危険性が危惧
される。また、硫化水素は、コンクリート施設中に付着
する硫黄酸化菌および空気により酸化を受け、ミスト中
に溶け込み硫酸を生成する。こうして生成した硫酸はア
ルカリ性であるコンクリートや金属を腐蝕し建築物の構
造に致命的な欠陥をもたらす原因となっている。さらに
硫化水素と同様に廃水および汚泥の腐敗の過程ではメル
カプタン類が産出し悪臭問題の原因となっている。
【0004】これら臭気の発生や構造物の腐蝕を防止す
る手段としては、苛性ソーダ等を用いてpHをアルカリ
性にし硫化水素の放散を抑制する方法があるが、これは
硫化水素そのものを分解もしくは除去するわけではない
ので、中和した際、硫化水素が再発生したり、アルカリ
スケールが発生するなど充分な処理とは言えない。また
悪臭成分を酸化する方法として過酸化水素を添加する方
法がある。この方法は硫化水素、メルカプタン類の除去
ができるが、添加量が少量であると、汚泥を長時間放置
しておく場合などは酸化された硫黄もしくは硫酸イオン
が、バクテリアにより再び硫化水素を生成してしまうと
いう問題がある。硫化水素を金属塩として固定化してし
まう方法として金属塩を添加する方法があるが、この方
法は硫化水素と金属イオンが反応し、金属硫化物として
硫化水素を固定する方法であるが、スラッジを大量に生
成するという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における上記したような課題を解決し、媒体中の硫
化水素、メルカプタン類を温和な条件で効率良く分解除
去し、悪臭の拡散及び施設の腐蝕を防止する方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、媒体中の
臭気の除去方法を解決すべく鋭意研究した結果、硫化水
素、メルカプタン類、ジメチルスルフィド等硫黄系臭気
物質を含む媒体に、酸化剤と硝酸イオンおよび/または
亜硝酸イオンと防菌剤を添加することにより媒体中の硫
化水素、メルカプタン類が効率的に除去でき、かつ、そ
の除去に持続性が付与できることを見いだし本発明に到
達した。すなわち、本発明は硫黄系臭気物質を含有する
媒体を酸化剤と硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオン
と防菌剤で処理することを特徴とする消臭方法に関する
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の方法を具体的に説明す
る。本発明の媒体は、家庭からの一般廃水または工場等
の廃水、また洗浄装置等に含まれる洗浄水等が含まれ
る。さらに汚泥として下水、し尿または工場廃水を処理
する際に発生する生汚泥、余剰汚泥、消化汚泥、凝集汚
泥等やそれらの混合物および汚泥を脱水して生じた脱水
ケーキが含まれる。
【0008】本発明で使用される酸化剤としては、過酸
化物、ハロゲン系酸化剤が含まれる。本発明で使用され
る過酸化物としては、過酸化水素、過酢酸、過硫酸塩、
過炭酸塩、過ホウ素酸塩、過酸化カルシウムその他無
機、有機の過酸化物が使用し得るが、好ましくは過酸化
水素又は過炭酸塩が使用される。過酸化物の使用量は、
過酸化水素100重量%換算で媒体に対して1〜200
0mg/L、好ましくは2〜1000mg/Lである。
過酸化水素は35重量%、60重量%のものが市販され
ているが、これをそのまま使用しても良く、また媒体と
混合しやすいように希釈して使用しても良い。
【0009】本発明で使用されるハロゲン系酸化剤とし
ては、亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸ソーダ、臭素酸ソー
ダ、臭素酸カリウム、亜臭素酸ソーダ、次亜臭素酸ソー
ダ等が使用し得る。ハロゲン系酸化剤の使用量は、10
0重量%換算で媒体に対して1〜2000mg/L、好
ましくは2〜1000mg/Lである。市販品は固体、
水溶液があるが、これをそのまま使用しても良く、また
媒体と混合しやすいように希釈して使用しても良い。
【0010】本発明で使用される硝酸イオンとしては、
硝酸および硝酸塩で供給される。硝酸塩としてはナトリ
ウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等のアルカリおよび
アルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、鉄塩、銅塩、ニ
ッケル塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、マンガン塩並びに
アンモニウム塩等が例示されるが特にこれらに制限され
ない。硝酸塩は無水塩でも含水塩でも良い。亜硝酸イオ
ンとしては、亜硝酸および亜硝酸塩で供給される。亜硝
酸塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩
等のアルカリおよびアルカリ土類金属塩、並びにアンモ
ニウム塩等が例示されるが特にこれらに制限されない。
また亜硝酸塩は無水塩でも含水塩でも良い。硝酸イオン
および/または亜硝酸イオンをそのまま使用しても良
く、媒体と混合しやすいように水で希釈して使用しても
良い。
【0011】硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオンの
使用量としては媒体に対し1〜1000mg/L、好ま
しくは2〜1000mg/Lの濃度になる量である。酸
化剤と硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオンは同時に
添加しても良いし、予め混合したものを添加しても良
い。酸化剤に対する硝酸イオンの量は特に限定されない
が、通常は酸化剤100%換算に対して硝酸イオンおよ
び/または亜硝酸イオンとして1〜300重量%程度使
用される。酸化剤と硝酸イオンを添加する際、亜硝酸イ
オンを共存させても良く、酸化剤と硝酸イオンを予め混
合して使用する際、亜硝酸イオンを予め同時に混合して
使用しても良い。また酸化剤と亜硝酸イオンを予め混合
した溶液と硝酸イオンで処理しても良いし、酸化剤と硝
酸イオンを予め混合した溶液と亜硝酸イオンで処理して
も良い。
【0012】予め混合する場合は、安定剤として有機ホ
スホン酸系、有機アミノホスホン酸系、有機カルボン系
等のキレート剤を添加することができる。キレート剤と
しては、特に制限はないがこの代表例としてエチレンジ
アミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン
五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ポリヒドロキ
シカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジ
ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、エチ
レンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、1,2−
プロピレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジ
エチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、ヘ
キサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、
トリエチレンテトラミンへキサ(メチレンホスホン
酸)、トリアミノトリエチルアミンへキサ(メチレンホ
スホン酸)、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミ
ンテトラ(メチレンホスホン酸)、グリコールエーテル
ジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、テトラエチレ
ンヘプタ(メチレンホスホン酸)、ポリヒドロキシカル
ボン酸、フェニル尿素等が挙げられる。また、これらは
遊離酸でも良く、塩の形でも良い。塩の形で使用する場
合は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニ
ウム塩および有機アミン塩等が使用できるが、ナトリウ
ム塩、アンモニウム塩が好適に使用される。キレート剤
の使用量は、硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオンの
含有量に依存するが、酸化剤と硝酸イオンおよび/また
は亜硝酸イオンの合計量に対し、1〜50,000重量
ppmが好適である。また必要に応じてリン酸等の他の
安定剤を併用しても良い。
【0013】酸化剤と亜硝酸イオンをあらかじめ混合す
る場合は、混合物のpHを6から9の範囲にすることが
好ましい。更に好ましくはpHを7から8.5にする。
pH調整剤としては、特に限定はないが、苛性ソーダ、
苛性カリ等無機のアルカリや有機アルカリ等が好適に使
用される。
【0014】本発明で使用される防菌剤としては、殺菌
剤、静菌剤、防腐剤等媒体の菌類特に嫌気性菌に作用
し、硫化水素、メルカプタン等硫黄系臭気の発生を抑制
出来るものである。例えば、下記式(化1)〜(化1
1)で表される化合物が挙げられる。
【0015】
【化12】 (式中R1、R2、R3は、H、Na、ハロゲン、ハロゲ
ンアルキルを表す。)
【0016】
【化13】 (式中R1、R2、R3はアルキル、ハロゲン、アミノ
基、水酸基、アルコキシを示す。)
【0017】
【化14】 (式中R1はH、Na、Zn、Cu、nは1または2を
示す。)
【0018】
【化15】 (式中R1はH、Na、R2はハロゲン、スルホン酸)
【0019】
【化16】 (式中、R1はアルキル、アルケニルを示す。)
【0020】
【化17】 (式中R1はアルキル、アルケニル、ハロゲンアルキ
ル、フェニル、nは1または2を示す。)
【0021】
【化18】 (式中R1、R2、R3はH、アルキル、ハロゲンを示
す。)
【0022】
【化19】 (式中R1、R2はH、アルキル、ジチオカルバミン酸N
−アルキレン、R3はH、第4級アンモニウム、ヒドラ
ジン、アルキルアミノ、金属を示す。)
【0023】
【化20】 (式中R1、R2、R3、R4はH、アルキル、アルキレ
ン、nは1または2を示す。)
【0024】
【化21】 (式中R1はアルキルを示す。)
【0025】
【化22】 (式中R1、R2、R4はH、ハロゲン、R3はH、ハロゲ
ンアルキルを示す。)
【0026】(化12)の例としては、イソシアヌル酸
やジクロロイソシアヌル酸やトリクロロイソシアヌル酸
等のイソシアヌル酸類が挙げられる。(化13)の例と
しては2,4−ジクロロ−6−イソシアノ−1,3,5
−トリアジンや2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−
1,3,5−トリアジンナトリウムや2,4−ジクロロ
−6−(o−クロロアニリン)−1,3,5−トリアジ
ン等のトリアジン類が挙げられる。(化14)の例とし
ては、2−メルカプトピリジン−N−オキサイドや(2
−ピリジルチオ−1−オキシド)ナトリウムやビス(2
−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛等のピリジン類が
挙げられる。(化15)の例としては、8−オキシキノ
リンや8−オキシキノリン硫酸塩や8−オキシキノリン
塩酸塩や5−クロロキノリノールや8−オキシキノリン
−5−スルホン酸等のオキシキノリン類が挙げられる。
(化16)の例としては、メチルイソチオシアネートや
アリルイソチオシアネート等のイソチオシアン類が挙げ
られる。(化17)の例としては、メチレンビスチオシ
アネートやエチレンビスチオシアネートやクロロメチル
チオシアネートやクロロエチレンビスチオシアネートや
フェニルチオシアネートやビニレンビスチオシアネート
等のチオシアン類が挙げられる。(化18)の例として
は、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オンや2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンや
2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンや
1,2−ベンズイソチアゾロン等が挙げられる。(化1
9)の例としては、N−メチルジチオカルバミン酸ナト
リウムやN−メチルジチオカルバミン酸カリウムやN−
メチルジチオカルバミン酸亜鉛やN−メチルジチオカル
バミン酸アンモニウムやN,N'−ジメチルジチオカル
バミン酸ナトリウムやN,N'−ジメチルジチオカルバ
ミン酸カリウムやN,N'−ジメチルジチオカルバミン
酸銅やN,N'−ジメチルジチオカルバミン酸マンガン
やN,N'−ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛やN,N'
−ジメチルジチオカルバミン酸鉄やN,N'−ジメチル
ジチオカルバミン酸ニッケルやN,N'−ジメチルジチ
オカルバミン酸鉛やN,N'−ジメチルジチオカルバミ
ン酸アンモニウムやN,N'−ジエチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛やN,N'−ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛
やジチオカルバミン酸ヒドラジンやエチレンビス(ジチ
オカルバミン酸)亜鉛やエチレンビスチオカルバミン酸
マンガンやエチレンビスチオカルバミン酸亜鉛やエチレ
ンビスチオカルバミン酸ナトリウムやエチレンビスチオ
カルバミン酸アンモニウム等のジチオ炭酸アミド類が挙
げられる。(化20)の例としては、テトラメチルチラ
ウムモノスルフィドやテトラエチルチラウムモノスルフ
ィドやテトラメチルチラウムジスルフィドやテトラエチ
ルチラウムジスルフィドやエチレンチラウムモノスルフ
ィド等のチラウムスルフィド類が挙げられる。(化2
1)の例としては、ミリスチン酸モノグリセライドやパ
ルミチン酸モノグリセライドやステアリン酸モノグリセ
ライド等の脂肪酸モノグリセライド類が挙げられる。
(化22)の例としては、3,4,4'−トリクロロカ
ルバニリドや3−トリフルオロメチル−4,4'−ジク
ロロカルバニリド等のアニリド類が挙げられる。
【0027】またN−(2−ヒドロキシプロピル)−ア
ミノメタノールや2−(ヒドロキシメチルアミノ)エタ
ノールや2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
オールやジブロモ−ニトロ−エタノール等のアルコール
類、クレゾールや4−クロロ−3,5−ジメチルフェノ
ール等のフェノール類、グルタルアルデヒドやα−ブロ
モシンナムアルデヒド等のアルデヒド類、2−メトキシ
カルボニルアミノベンツイミダゾールやチアベンダゾー
ルやベンゾチアゾール等のイミダゾール・チアゾール
類、グルコン酸クロルヘキシジンや塩酸クロルヘキシジ
ンや塩酸ポリヘキサメチレンビグアニジン等のビグアナ
イド類、塩化ベンザルコニウム、塩化セタルコニウム、
1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−S−ヘ
キサヒドロトリアジン、2,2−ジブロモ−3−ニトロ
プロピオアミド、ビス(1−オキシ−2ピリジル)ジス
ルフィド、ヒノキチオールなどが挙げられる。これらの
防菌剤は単独で用いても良いし、2種以上を組み合わせ
て用いても良い。
【0028】防菌剤の使用形態は特に制限はなく、液
状、粉末状、懸濁液で入手可能であるが、これをそのま
ま使用しても良く、媒体と混合しやすいように水で希釈
して使用しても良い。防菌剤の使用量としては媒体に対
し0.1〜3000mg/L、好ましくは0.5〜20
00mg/Lの濃度になる量である。防菌剤は、酸化
剤、硝酸塩および/または亜硝酸塩と同時に添加しても
良いしその1種もしくは2種以上と予め混合して使用し
ても良い。ただし、防菌剤が酸化剤により分解してしま
う場合は、予め酸化剤と硝酸塩および/または亜硝酸塩
で媒体を処理し、しかる後に防菌剤を添加することが好
ましい。
【0029】本発明による方法を効率的に行うために、
酸化剤、硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオン、防菌
剤の混合物を添加する際、媒体との混合のために撹拌す
ることが好ましいが、その際用いられる撹拌方法として
は、撹拌混合槽、撹拌翼、インラインミキサー等廃水、
汚泥と酸化剤と硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオン
と防菌剤が混合できる方法であればいずれの方法でも良
い。また防菌剤が粉体状の場合には、廃水や汚泥や汚泥
ケーキに散布する方法でも良い。
【0030】薬剤の添加方法としては、ダイヤフラム
式、プランジャー式の定量ポンプ等薬品を正確に供給で
きる方式であればいずれの方法でも良い。薬剤を添加す
る場所としては、下水、廃水や汚泥や汚泥ケーキと混合
できる場所であれば何れの場所でも良く、ビルの廃水ピ
ット、下水ポンプ場のピットやし渣除去槽、下水処理場
の汚泥濃縮槽、汚泥混合槽、汚泥貯留槽や凝集剤混合
槽、また下水、廃水や汚泥の移送配管中に直接投入して
も良い。
【0031】本発明では、媒体の移送を検知して、これ
に連動して消臭剤を添加するポンプの起動および停止を
行うと好ましい。媒体の移送の検知は、媒体の移送ポン
プの起動信号、移送配管のバルブの開閉状態を示す信
号、または媒体の流量指示等による。
【0032】
【実施例】本発明の方法を実施例により更に具体的に説
明する。ただし、本発明はこれらの実施例によって限定
されるものではない。
【0033】実施例1 下水処理場の汚泥貯留槽から採取した汚泥200ml
に、100%過酸化水素として80mg/Lとなる量の
過酸化水素と、硝酸イオンとして50mg/Lとなる
量)を添加混合し、防菌剤として8−オキシキノリン硫
酸塩を50mg/Lとなる量を添加混合し処理5分後と
5、24、48時間放置しておいた後、気相中の硫化水
素、全メルカプタン類を測定した結果を表1に示す。表
中のN.D.は検出限界以下、Tr.は痕跡を示す。
【0034】実施例2 酸化剤として亜塩素酸ナトリウムを100mg/L使用
した以外は実施例1と同様の処理を行った。結果を表1
に示す。
【0035】実施例3 防菌剤としてジクロロイソシアヌル酸を使用した以外は
実施例1と同様の処理を行った。結果を表1に示す。
【0036】実施例4 防菌剤としてN−(2−ヒドロキシプロピル)−アミノ
メタノールを使用した以外は実施例1と同様の処理を行
った。結果を表1に示す。
【0037】実施例5 防菌剤としてメチルイソシアネートを使用した以外は実
施例1と同様の処理を行った。結果を表1に示す。
【0038】実施例6 防菌剤としてメチレンビスシアネートを使用した以外は
実施例1と同様の処理を行った。結果を表1に示す。
【0039】実施例7 防菌剤として5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾ
リン−3−オンを使用した以外は実施例1と同様の処理
を行った。結果を表1に示す。
【0040】実施例8 防菌剤としてN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム
を使用した以外は実施例1と同様の処理を行った。結果
を表1に示す。
【0041】実施例9 防菌剤としてテトラメチルチラウムジスルフィドを使用
した以外は実施例1と同様の処理を行った。結果を表1
に示す。
【0042】実施例10 防菌剤としてステアリン酸モノグリセライドを使用した
以外は実施例1と同様の処理を行った。結果を表1に示
す。
【0043】実施例11 防菌剤として3,4,4'−トリクロロカルバニリドを
使用した以外は実施例1と同様の処理を行った。結果を
表1に示す。
【0044】比較例1 薬剤を添加しなかった以外は実施例1と同様の処理を行
った。結果を表1に示す。
【0045】比較例2 防菌剤を使用しなかった以外は実施例1と同様の処理を
行った。結果を表1に示す。
【0046】比較例3 防菌剤を使用しなかった以外は実施例2と同様の処理を
行った。結果を表1に示す。
【0047】比較例4 過酸化水素と硝酸イオンを使用しなかった以外は実施例
1と同様な処理を行った。結果を表1に示した。
【0048】
【表1】 下水汚泥の消臭処理における臭気濃度(単位:ppm)
【0049】実施例12 汚泥濃縮槽から採取した下水汚泥200mlに、酸化剤
として100%過酸化水素換算で100mg/Lとなる
量の過酸化水素と、亜硝酸ナトリウム(亜硝酸イオンと
して100mg/Lとなる量)を添加混合し、防菌剤と
してビス(1−オキシ−2−ピリジル)ジスルフィドを
10mg/Lとなる量を添加混合し24時間放置してお
いた後、この汚泥に高分子凝集剤(ポリアミジン系強カ
チオン高分子凝集剤)を対DS1%添加混合し、スリー
ワンモーターで1分間撹拌し汚泥フロックを生じさせ脱
水し、脱水ケーキを作成した。汚泥ケーキをテドラーバ
ッグに入れ25℃の恒温槽中に24、48、72hr保
存した後の硫化水素、全メルカプタン類を測定した。結
果を表2に示す。
【0050】実施例13 酸化剤として亜塩素酸ナトリウムを150mg/L使用
した以外は、実施例12と同様な処理をした。結果を表
2に示す。
【0051】実施例14 防菌剤としてビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)
亜鉛を使用した以外は、実施例12と同様な処理をし
た。結果を表2に示す。
【0052】実施例15 防菌剤として2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパ
ンジオールを使用した以外は、実施例12と同様な処理
をした。結果を表2に示す。
【0053】実施例16 防菌剤として1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)−S−ヘキサヒドロトリアジンを使用した以外は、
実施例12と同様な処理をした。結果を表2に示す。
【0054】実施例17 防菌剤としてチアベンダゾールを使用した以外は、実施
例12と同様な処理をした。結果を表2に示す。
【0055】実施例18 防菌剤としてグルタルアルデヒドを使用した以外は、実
施例12と同様な処理をした。結果を表2に示す。
【0056】比較例5 薬剤の添加を行わなかった以外は実施例12と同様な処
理を行った。結果を表2に示す。
【0057】比較例6 亜硝酸ナトリウムを添加しなかった以外は、実施例12
と同様な処理を行った。結果を表2に示す。
【0058】比較例7 亜硝酸ナトリウムを添加しなかった以外は、実施例13
と同様な処理を行った。結果を表2に示す。
【0059】比較例8 過酸化水素と亜硝酸イオンを添加せずビス(1−オキシ
−2−ピリジル)ジスルフィドを20mg/L添加した
以外は実施例12と同様な処理を行なった。結果を表2
に示した。
【0060】
【表2】 下水汚泥の消臭処理における臭気濃度(単位:ppm)
【0061】実施例19 図1は、本発明を汚泥処理設備の脱水機およびホッパー
の消臭へ適用した場合の実施例装置の構成を示す全体構
成図である。汚泥貯留槽(101)に貯留された汚泥
は、送泥ポンプ(102)により凝集剤混合槽(10
4)に移送される。ここでは、汚泥は凝集剤と混合さ
れ、脱水機(105)にて脱水される。脱水汚泥ケーキ
はベルトコンベアで汚泥ケーキホッパー(106)に貯
留され、汚泥搬出まで保管される。この工程中で、脱水
機内では硫化水素やメルカプタン類の硫黄系臭気が発生
する。また、脱水汚泥ケーキの貯留時にも硫化水素やメ
ルカプタン類等の硫黄系臭気が発生する。
【0062】過酸化水素と硝酸カリウムの混合液は、薬
注ポンプ(107)を使用し、薬剤配管(108)を介
し、汚泥配管(103)へ汚泥に対して100%過酸化
水素換算で汚泥に対して100mg/L、硝酸イオンを
汚泥に対して50mg/Lとなるように添加した。ま
た、防菌剤として(2−ピリジルチオ−1−オキシド)
ナトリウムを用い、薬注ポンプ(109)から、薬剤配
管(110)を介し、凝集剤混和槽に滴下した。(2−
ピリジルチオ−1−オキシド)ナトリウムは、汚泥に対
して5mg/Lとなるよう滴下した。送泥ポンプ(10
2)は、毎日9時から15時まで起動するが、薬剤ポン
プ(107、109)の起動は、送泥ポンプ(102)
の起動に連動させた。脱水機内および脱水ケーキホッパ
ー内の硫化水素を連続測定した結果を図2、3に示し
た。過酸化水素と硝酸塩と(2−ピリジルチオ−1−オ
キシド)ナトリウムで処理することにより、脱水機、脱
水ケーキホッパー内の臭気は大きく低減できた。また、
薬注ポンプは送泥ポンプと連動して起動することにより
配管内の汚泥と効率よく混合でき正確に薬剤が投入され
た。
【0063】比較例9 薬注を行わなかった場合の硫化水素濃度を測定した結果
を図2、3に示した。
【0064】比較例10 過酸化水素、硝酸カリウムを添加せず、(2−ピリジル
チオ−1−オキシド)ナトリウムを10mg/L添加し
た以外は、実施例19と同様の処理を行った。結果を図
2、3に示した。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、少ない薬注量で媒体中
の硫化水素、メルカプタン類の臭気を瞬時に除去でき、
装置が簡便で小型化できる。更にその効果を持続させる
ことができる。その結果、有害で不快臭を持つ硫化水
素、メルカプタン類の放散は大幅に抑えられ、更にセメ
ント、金属等の腐蝕を防止するための実用的な方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を下水汚泥処理に適用した場合の説明図
【図2】実施例19及び比較例9、10の結果図
【図3】実施例19及び比較例9、10の結果図
【符号の説明】
101:汚泥貯留槽 102:送泥ポンプ 103:凝集剤混合槽 104:脱水機 106:汚泥ケーキホッパー 107:薬注ポンプ 108:薬剤配管 109:薬注ポンプ 110:薬剤配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/72 C02F 1/72 Z ZAB ZABC 1/76 1/76 D Z 11/00 11/00 F (72)発明者 池田 英俊 東京都葛飾区新宿6丁目1番1号 三菱瓦 斯化学株式 会社 東京工場内 (72)発明者 加藤 智則 東京都葛飾区新宿6丁目1番1号 三菱瓦 斯化学株式 会社 東京工場内 Fターム(参考) 4D050 AA13 AA15 AB04 AB06 AB18 AB40 AB41 BB03 BB04 BB06 BB08 BB09 BB14 BD08 CA12 CA13 4D059 AA03 AA05 AA06 AA23 BC05 BK03 DA01 DA31 DA44 DA45 DA46 DB02 DB08 DB09 DB40 EA02 EA09 EB11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫黄系臭気物質を含有する媒体を酸化剤
    と硝酸イオンおよび/または亜硝酸イオンと防菌剤で処
    理することを特徴とする消臭方法。
  2. 【請求項2】 酸化剤が過酸化物、亜塩素酸塩、次亜塩
    素酸塩、臭素酸塩、亜臭素酸塩、次亜臭素酸塩からから
    なる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載
    の消臭方法。
  3. 【請求項3】 過酸化物が過酸化水素又は過炭酸塩であ
    る請求項2記載の消臭方法。
  4. 【請求項4】 硝酸イオンが硝酸、またはアルカリ金属
    もしくはアルカリ土類金属の硝酸塩である請求項1記載
    の消臭方法。
  5. 【請求項5】 亜硝酸イオンが亜硝酸、またはアルカリ
    金属もしくはアルカリ土類金属の亜硝酸塩である請求項
    1記載の消臭方法。
  6. 【請求項6】 防菌剤が下記式(化1)〜(化11)で
    表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種
    である請求項1記載の消臭方法。 【化1】 (式中R1、R2、R3は、H、Na、ハロゲン、ハロゲ
    ンアルキルを表す。) 【化2】 (式中R1、R2、R3はアルキル、ハロゲン、アミノ
    基、水酸基、アルコキシを示す。) 【化3】 (式中R1はH、Na、Zn、Cu、nは1または2を
    示す。) 【化4】 (式中R1はH、Na、R2はハロゲン、スルホン酸) 【化5】 (式中、R1はアルキル、アルケニルを示す。) 【化6】 (式中R1はアルキル、アルケニル、ハロゲンアルキ
    ル、フェニル、nは1または2を示す。) 【化7】 (式中R1、R2、R3はH、アルキル、ハロゲンを示
    す。) 【化8】 (式中R1、R2はH、アルキル、ジチオカルバミン酸N
    −アルキレン、R3はH、第4級アンモニウム、ヒドラ
    ジン、アルキルアミノ、金属を示す。) 【化9】 (式中R1、R2、R3、R4はH、アルキル、アルキレ
    ン、nは1または2を示す。) 【化10】 (式中R1はアルキルを示す。) 【化11】 (式中R1、R2、R4はH、ハロゲン、R3はH、ハロゲ
    ンアルキルを示す。)
  7. 【請求項7】 防菌剤がN−(2−ヒドロキシプロピ
    ル)−アミノメタノール、2−(ヒドロキシメチルアミ
    ノ)−エタノール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−
    プロパンジオール、ジブロモ−ニトロ−エタノール、ク
    レゾール、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、
    グルタルアルデヒド、α−ブロモシンナムアルデヒド、
    1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−S−ヘ
    キサヒドロトリアジン、2−メトキシカルボニルアミノ
    ベンツイミダゾール、チアベンダゾール、ベンゾチアゾ
    ール、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシ
    ジン、塩酸ポリヘキサメチレンビグアニジン、塩化ベン
    ザルコニウム、塩化セタルコニウム、2,2−ジブロモ
    −3−ニトロプロピオアミド、ビス(1−オキシ−2ピ
    リジル)ジスルフィドおよびヒノキチオールからなる群
    から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の消臭
    方法。
  8. 【請求項8】 防菌剤を添加する前に酸化剤と硝酸イオ
    ンおよび/または亜硝酸イオンで処理することを特徴と
    する請求項1記載の消臭方法。
  9. 【請求項9】 媒体が、廃水、汚泥または洗浄装置の洗
    浄水である請求項1記載の消臭方法。
  10. 【請求項10】 酸化剤と硝酸イオンおよび/または亜
    硝酸イオンと防菌剤からなる硫黄系臭気物質を含有する
    媒体の消臭剤。
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