JP2001300045A - 可動入賞装置またはその可動入賞装置を用いた遊技機 - Google Patents

可動入賞装置またはその可動入賞装置を用いた遊技機

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JP2001300045A JP2000123997A JP2000123997A JP2001300045A JP 2001300045 A JP2001300045 A JP 2001300045A JP 2000123997 A JP2000123997 A JP 2000123997A JP 2000123997 A JP2000123997 A JP 2000123997A JP 2001300045 A JP2001300045 A JP 2001300045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉扉のデザインの自由度を高めて、開閉扉
周囲の美観を良くすることができる可動入賞装置を提供
する。 【解決手段】 特別入賞装置41は、パチンコ遊技機1
の遊技領域11を転動するパチンコ球を入賞させるため
の開閉扉39と、開閉用ソレノイド54及びクランク5
5とを備える。開閉用ソレノイド54は、開閉扉39の
裏面側に配置され、上下動するプランジャ54aを有す
る。クランク55は、プランジャ54aに係止される第
1作動部58と、開閉扉39に向かって延びる第2作動
部59とを備え、開閉用ソレノイド54のプランジャ5
4aの上下動に伴って支点57を中心に揺動する。開閉
扉39は、クランク55の第2作動部59と係合される
第1係合部60を有する。クランク55が支点57を中
心に揺動すると、クランク55の第2作動部59が開閉
扉39の第1係合部60を移動させて、開閉扉39を閉
じた状態から開いた状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の遊技領域
を流れる遊技球を入賞させるための開閉扉を備えた可動
入賞装置またはその可動入賞装置を備えた遊技機に関
し、特に、開閉扉のデザインの自由度を高めて、開閉扉
周囲の美観を良くすることができる可動入賞装置または
その可動入賞装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機としてのパチンコ遊技機に
設けられる可動入賞装置は、例えば特別入賞装置を備え
ている。この特別入賞装置は、遊技領域を流れるパチン
コ球を入賞させるための開閉扉を備えている。その特別
入賞装置の開閉扉は、遊技領域に設けられる表示装置
が、始動入賞口への入賞に伴ってキャラクタの変動を開
始して、その表示装置の表示結果が予め定めた大当たり
図柄(特定表示結果)となった場合に、所定時間または
所定個数だけ入賞するまで、開いた状態となる。このよ
うな従来の特別入賞装置は、開閉用ソレノイドを作動さ
せて開閉扉を引っ張る構成でもって、開閉扉を開いた状
態から閉じた状態にするのに対して、開閉扉を閉じた状
態から開いた状態にするには、開閉扉に埋め込まれた重
りの重量でもって、開閉扉を開く構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような重
りの重量によって、開閉扉を開く構成の場合、遊技者側
から重りが見えると、開閉扉周囲の美観が悪くなる問題
点があった。そのため、開閉扉に埋め込まれた重りを見
えなくするように、開閉扉に工夫を施す必要があるが、
かかる場合、開閉扉のデザインが制限されたりして、開
閉扉のデザインの自由度を悪くし、結果的に開閉扉周囲
の美観を損なうおそれがある。本発明は、上記した問題
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、開閉扉のデザインの自由度を高めて、開閉扉周囲の
美観を良くすることができる可動入賞装置またはその可
動入賞装置を備えた遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明によれば、遊技機の遊技領域
を転動する遊技球を入賞させるための開閉扉を備えた可
動入賞装置において、前記開閉扉の裏面側に配置され、
上下動する突出部を有する駆動手段と、この突出部に係
止される第1作動部と、前記開閉扉に向かって延びる第
2作動部とを少なくとも備え、前記駆動手段の突出部の
上下動に伴って、支点を中心として揺動する作動部材
と、この作動部材の第2作動部と係合される係合部(第
1係合部及び第2係合部)を少なくとも有する開閉扉と
を備え、前記駆動手段でもって作動部材が前記支点を中
心として揺動することにより、前記作動部材の第2作動
部が前記開閉扉の係合部(第1係合部)を移動させて、
開閉扉を閉じた状態から開いた状態にすることを特徴と
する。
【0005】このような特徴を有する発明によれば、駆
動手段は、突出部が上方向に移動するように駆動する
と、作動部材の第1作動部が上方向に移動し、作動部材
が支点を中心として揺動し、作動部材の第2作動部が開
閉扉の係合部(第2係合部)を移動させて、開閉扉を開
いた状態から閉じた状態にする。それに対し、駆動手段
は、突出部が下方向に移動するように駆動すると、作動
部材の第1作動部が下方向に移動し、作動部材が支点を
中心として揺動し、作動部材の第2作動部が開閉扉の係
合部(第1係合部)を移動させて開閉扉を閉じた状態か
ら開いた状態になる。このように駆動手段が作動部材を
支点を中心として揺動して、開閉扉を閉じた状態から開
いた状態にしたり、開閉扉を開いた状態から閉じた状態
にすることができるので、従来技術と異なり開閉扉を開
くために開閉扉に重りを埋め込む必要がない。そのた
め、従来技術のような開閉扉の重りを見えなくするよう
な工夫を施すこす必要もなく、開閉扉のデザインが制限
されることがないため、開閉扉のデザインの自由度を高
めて、開閉扉周囲の美観を良くすることができる。
【0006】この場合、開閉扉が作動部材の第2作動部
と係合される第1係合部(開閉扉の裏面側に突設する突
部)及び第2係合部(駆動手段に向かって延設される腕
部)を少なくとも有し、作動部材の第2作動部が開閉扉
の第1係合部を移動させて、開閉扉を閉じた状態から開
いた状態にするとともに、第2作動部が開閉扉の第2係
合部と当接して開閉扉の開いた位置から閉じた状態にす
るのが望ましい。
【0007】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に記載された可動入賞装置において、前記作動部材
は、上下動する突出部を有する前記駆動手段に係止され
る第1作動部が開閉扉に向かって延びる第2作動部より
重くなるように設定されており、前記駆動手段の突出部
が下方向へ移動するのに伴って、作動部材の第1作動部
が前記支点を中心として下方向へ移動することを特徴と
する。
【0008】このように第1作動部が第2作動部より重
くなるように設定されているので、第1作動部の自重で
もって作動部材が支点を中心として揺動し、作動部材の
第2作動部が開閉扉の第1係合部を移動させて、開閉扉
を閉じた状態から開いた状態にする。それにより、開閉
扉はスムーズに閉じた状態から開いた状態になり、従来
技術と異なり開閉扉を開くために開閉扉に重りを埋め込
む必要がないため、開閉扉の重りを見えなくするような
工夫を施すことが不要となる。従って、開閉扉のデザイ
ンの自由度を高めて、開閉扉周囲の美観を良くすること
ができる。
【0009】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1または請求項2に記載された可動入賞装置を備えた
ことを特徴とする遊技機。このような特徴を有する発明
によれば、開閉扉のデザインの自由度を高めて、開閉扉
周囲の美観を良くすることができる遊技機を提供でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る遊技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技盤1
の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す正面
図である。図2はこの実施の形態に係るパチンコ遊技機
の遊技領域を示した拡大正面図である。図1に示すパチ
ンコ遊技機1は、いわゆる第一種パチンコ機であって、
特別図柄変動装置(表示装置)に表示される左側及び右側
のキャラクタが一致するリーチ状態(例えば「7、不確
定数値、7」)及びこのリーチ状態を経て、全てのキャ
ラクタを一致させる大当たり状態(例えば「7、7、
7」)に設定することができる。
【0011】このパチンコ遊技機1は、後述する入賞
口、特別図柄表示装置、電動役物及びゲート等の各種構
造物を遊技盤2上に配設している。具体的には、その遊
技盤2の下方には、賞球払出装置(図示せず)を介して
払い出される賞球を受ける上皿3がプレート4に配設さ
れ、このプレート4はスピーカ3Aを内蔵している。そ
して、その上皿3の下には、上皿3から溢れたパチンコ
球を受ける下皿5が配設されている。また、プレート4
の下方には、発射装置(図示せず)用の操作ハンドル6
が設けられており、上皿3上のパチンコ球が、上皿3に
連通する球送り機構(図示せず)を介して、発射装置
(図示せず)へ送られるように構成されている。
【0012】また、遊技盤2の両肩部には、賞球払い出
し表示用及び球切れ表示用ランプ10、10が設けられ
ている。この遊技盤2の前側は、鋼板やステンレス等の
金属製のガラス扉9により覆われており、このガラス扉
9は、枠体の前側にヒンジ部材等を介して開閉自在に取
り付けられている内枠に取り付けられている。また、ガ
ラス扉9には、開口部を有する鋼板やステンレス等の金
属製のガラス保持枠が、スポット溶接等により固着され
ている。そのため、遊技者はガラス保持枠に装着された
2枚のガラスを通して、遊技盤2上の遊技領域11を見
ることができる。また、ガラス扉9の上部には、遊技中
のエラーを表示するエラー表示ランプ7や、「当たり」
を表示する当たり表示ランプ8、8が取り付けられてい
る。
【0013】次に、図2において、パチンコ機1におけ
る遊技盤2上の遊技領域11の構成について説明する。
所定厚さの板材からなる遊技盤2上の遊技領域11に
は、入賞口などの各種構造物が配設されており、それを
囲むように環状のレール12が遊技盤2上に立設されて
いる。このレール12は、発射されたパチンコ球を遊技
領域11内に案内する案内路13を構成し、遊技盤2上
の右肩部には、レール12に沿って打ち込まれるパチン
コ球の進行を制限するための段差部14が配設されてい
る。
【0014】遊技領域11のほぼ中央には、開口部が遊
技盤2に開設され、この開口部の前面側には、表示装置
としての特別図柄表示装置18が配設されている。この
特別図柄表示装置18は、映像表示用の液晶表示器19
を備え、この液晶表示器19が遊技盤2の開口部に裏面
側から取り付けられる。この液晶表示器19は、変動す
る背景画面上に、左側のキャラクタ、中側のキャラク
タ、及び右側のキャラクタの3つの変動図柄を表示する
が、この変動図柄としてのキャラクタが液晶表示器19
の上下方向に変動する際に、数字「1」乃至「9」の数
字等のキャラクタが各々独立して順番に表示される。
【0015】また、その液晶表示器19の右下角部に
は、左右に二分割された普通図柄(例えば「0」乃至
「9」の数字)を表示する普通図柄表示部20が設けら
れている。一方、特別図柄表示装置18の左右には、飾
り風車23、24が設けられている。また、各飾り風車
23、24及び特別図柄表示装置18の間には、通常の
風車25、26が設けられ、特別図柄表示装置18の両
肩側には、電飾ランプ付きの風車27、28が設けられ
ている。また、特別図柄表示装置18の直下には、液晶
表示器19の特別図柄変動開始用の第1始動口31が配
設されている。この第1始動口31の左右には、普通図
柄表示部20の普通図柄変動開始用の各ゲート32、3
3が配設されている。この第1始動口31には、パチン
コ球の入賞を検出する第1始動口スイッチ(図示せず)
が設けられている。
【0016】この第1始動口スイッチがパチンコ球の入
賞を検出すると、液晶表示器19の背景画面上に表示さ
れている左側のキャラクタ、中側のキャラクタ、及び右
側のキャラクタ等の特別図柄の変動が開始するように構
成されている。そして、これら特別図柄が変動中に、第
1始動口スイッチが第1始動口31内のパチンコ球の入
賞を検出した場合には、主基板に設けられるRAM(記
憶装置)の第1保留カウンタ(図示せず)に、その入賞
個数のカウント値が、4個まで記憶されて、変動確定回
数として保留される。この第1保留カウンタに記憶され
ているカウント値を表示する第1保留LED34が、液
晶表示器19の両肩部に各々2個ずつ配置されている。
また、各ゲート32、33には、パチンコ球の通過を検
出するゲートスイッチ(図示せず)が備えられている。
これらゲートスイッチがパチンコ球の通過を検出する
と、普通図柄表示部20の普通図柄が変動するように構
成されている。そして、普通図柄の変動中に、各ゲート
32、33が入賞したことを検出した場合に、主基板に
設けられるRAM(記憶装置)の第2保留カウンタに、
その入賞個数のカウント値が、4個まで記憶されて変動
確定回数として保留される。この第2保留カウンタに記
憶されているカウント値を表示する第2保留LED35
が、液晶表示器19の上側に左右方向に4個配置されて
いる。
【0017】そして、これら第1始動口31、各ゲート
32、33の下側には、特別入賞装置41が配設されて
おり、この特別入賞装置41は、遊技者にとって有利な
特定遊技状態(いわゆる大当たり遊技状態)を発生させ
る際に利用する。その特別入賞装置41には、第2開閉
扉(図示せず)で前面部を覆われる第2始動口38が上
方側に形成される他に、第2始動口38よりも横幅が広
く開口し、開閉扉39で前面部を覆われる大入賞口40
が下方側に形成されている。そして、液晶表示器19の
左側のキャラクタ、中側のキャラクタ、及び右側のキャ
ラクタが変動を開始した後、所定時間の変動状態を経過
して停止した状態で、3個のキャラクタが揃う(すなわ
ち、複数のキャラクタが、例えば「7、7、7」等の予
め定めた特定表示結果となった)と、いわゆる大当たり
遊技状態となる。
【0018】この場合、開閉扉39が開いて大入賞口4
0を開口させ、大入賞口40内にパチンコ球が入賞しや
すくなって、遊技者にとって有利な特定遊技状態(いわ
ゆる「大当たり」となって多数の賞球が払い出される状
態)となる。その大入賞口40内には、入賞個数カウン
ト用の大入賞口カウントスイッチが設けられる他に、
「大当たり」を継続するためのVスイッチ(図示せず)
が設けられている。また、普通図柄表示部20の普通図
柄が変動開始した後に、所定時間経過して停止して、左
右の普通図柄が揃った(すなわち、複数のキャラクタ
が、例えば「3、3」等の予め定めた特定表示結果とな
った)場合、第2開閉扉が開いて第2始動口38が開口
し、第2始動口38内にパチンコ球が入賞しやすくな
る。
【0019】その第2始動口38には、パチンコ球の入
賞を検出する第2始動口スイッチが設けられている。こ
の第2始動口スイッチがパチンコ球の入賞を検出する
と、液晶表示器19の背景画面上に表示されている左側
のキャラクタ、中側のキャラクタ及び右側のキャラクタ
の3つの特別図柄のそれぞれが、液晶表示器19の上下
方向に変動するように構成されている。そして、特別図
柄が変動中に、第2始動口スイッチが、第2始動口38
内に入賞したことを検出した場合には、入賞個数が4個
までのカウント値が、主基板に設けられるRAMの第1
保留カウンタに記憶される。
【0020】また、このような特別入賞装置41の両側
上方には、電飾ランプを付設した下入賞口42、43が
配設されている。これら下入賞口42、43には、この
下入賞口42、43への入賞を検出する下入賞口スイッ
チが設けられている。また、特別入賞装置41の直下に
は、レール12に沿ってアウト口44が開設されてい
る。更に、レール12に囲まれたこのような遊技領域1
1には、前記各構成物とともに複数の釘(不図示)が打
設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
【0021】次に、各特別入賞装置41について図3に
基づいて説明する。図3はこの実施形態に係るパチンコ
機1の各特別入賞装置41を拡大して示す斜視図であ
る。この特別入賞装置41は、遊技領域11の裏面側に
位置する装置本体51と、この装置本体51の前面部に
取り付けられる装飾基板45とから構成され、遊技盤2
の表面にビス等で取り付けられる。その装置本体51に
は、図3に示すように、前面中央部の上側に大入賞口4
0が形成されると共に、下側にパチンコ球が1個通過で
きる大きさの第2始動口38が形成されている。そし
て、装飾基板45の開閉扉39に対向する位置には横幅
が広い長四角形の開口部45Aが形成され、更に、その
下側には略四角形の開口部45Bが形成されている。ま
た、この開口部45Aの左右両側には上方に開口する各
入賞口45C、45Dが前面側に突出して形成されてい
る。
【0022】また、開口部45Bの前面側には、案内部
37が設けられている。この案内部37は、各入賞口4
5C、45Dの内側(大入賞口40側)を転動落下して
きたパチンコ球を開口部45Bに案内する案内路37a
を形成しているので、案内路37aに沿って案内される
パチンコ球が第2始動口38内に入り、パチンコ球が入
賞するようになっている。また、大入賞口40は、開閉
自在となるように開閉扉39によって覆われている。こ
の開閉扉39は、次述するように、大入賞口40の右奥
側に配設される開閉用ソレノイド54によってクランク
55を介して開閉扉39の基部39Aを回転中心として
開閉駆動される。
【0023】次に、開閉扉39の開閉機構について、図
4乃至図6を参照して説明する。図4は、実施形態に係
る特別入賞装置41の開閉扉39の裏面側に配置される
開閉用ソレノイド54及び開閉扉39を抽出して示す拡
大斜視図で、(A)は開閉扉39が開いた状態、(B)
は開閉扉39が閉じた状態である。図5はその特別入賞
装置41の開閉扉39の開閉状態を順に示す拡大側面図
である。図6はその開閉扉39の開閉状態を模式的に示
す拡大側面図で、(A)はソレノイド54のプランジャ
54aが上がった場合、(B)はソレノイド54のプラ
ンジャ54aが下がった直後であってクランク55の第
1作動部58がまだ下がらない場合、(C)は、ソレノ
イド54のプランジャ54aが下がり、クランク55の
第1作動部58も下がった場合を示す。
【0024】開閉扉39の裏面側には、駆動手段として
の開閉用ソレノイド54が配置されている。この開閉用
ソレノイド54は、突出部として上下動するプランジャ
54aを備えており、プランジャ54aの下方位置に
は、コイルバネ54bが取り付けられている。この場
合、開閉用ソレノイド54の駆動時には、コイルバネ5
4bの付勢力に抗して、プランジャ54aが下方向に移
動するのに対して、開閉用ソレノイド54の非駆動時に
は、コイルバネ54bの付勢力によりプランジャ54a
が上方向に移動する。
【0025】また、開閉扉39の裏面側には、作動部材
としてのクランク55が配置されている。クランク55
は、湾曲形状をなすとともに、プランジャ54aに係止
される第1作動部58と、開閉扉39に向かって延びる
第2作動部59とを備えている。そして、クランク55
は開閉用ソレノイド54のプランジャ54aの上下動に
伴って、第1作動部58が上下動して支点57を中心と
して揺動する。すなわち、プランジャ54aの上端部側
には、クランク55の第1作動部58が載置されるの
で、開閉用ソレノイド54がプランジャ54aを上方向
に移動させるように駆動すると(図6(C)から図6
(A)の状態に移る)、第1作動部58が上方向に移動
するのに対して、プランジャ54aを下方向に移動させ
る(図6(A)から図6(C)の状態に移る)ように駆
動すると、第1作動部58も下方向に移動し、その結
果、クランク55は支点57を中心として揺動する。
【0026】この実施の形態の場合、第1作動部58は
プランジャ54aの上端部と分離するとともに、金属棒
X1等を取り付けた重り部58aを備えてクランク55
の第1作動部58が第2作動部59より重くなるように
設定されているので、重り部58aを備える第1作動部
58の自重でもって、クランク55が支点57を中心と
して揺動する。それにより、プランジャ54aが上方位
置から下方向に移動する(図6(A)から図6(C)の
状態に移る)際に、第1作動部58とプランジャ54a
の上端部と分離した(図6(B)参照)状態を経て、第
1作動部58も下方向に移動する結果、開閉扉39はス
ムーズに閉じた状態から開いた状態になる。もっとも、
第1作動部58は、必要に応じて、プランジャ54aの
上端部と連結していても良く、その場合、第1作動部5
8はプランジャ54aと一体的に移動することになる。
【0027】そして、開閉扉39は、その基端部39A
を回転中心として、閉じた状態(図4(B)参照)から
開いた状態(図4(A)参照)になるように回動すると
ともに、開いた状態(図4(A)参照)から閉じた状態
(図4(B)参照)になるように回動する。この場合、
開閉扉39はクランク55の第2作動部59と係合され
る第1係合部60及び第2係合部61を有し、第1係合
部60は開閉扉39の裏面側に突設する突部からなるの
に対して、第2係合部61は開閉用ソレノイド54に向
かって延設される腕部からなる。そして、開閉扉39が
閉じた状態で、先端部が丸みを帯びた第2作動部59
は、その下面59a側でもって、開閉扉39の第2係合
部61と当接した状態となる(図4(A)参照)。それ
から、開閉扉39が閉じた状態で、開閉用ソレノイド5
4がプランジャ54aを上方位置から下方向に移動させ
るように駆動すると(図6(B)参照)、クランク55
が支点57を中心として揺動する(図6(C)参照)。
すると、第2作動部59は、その前面59b側でもっ
て、開閉扉39の第1係合部60を押圧移動させて、開
閉扉39は閉じた状態から開いた状態にする。この場合
も、開閉扉39が開いた状態で、第2作動部59は、そ
の後面59c側でもって、開閉扉39の第2係合部61
と当接した状態となるので、その後面59cで開閉扉3
を開いた位置に保持する(図6(C)参照)。
【0028】一方、開閉扉39が開いた状態で(図6
(C)参照)、開閉用ソレノイド54がプランジャ54
aを下方位置から上方向に移動させるように駆動すると
(図6(A)参照)、第1作動部58が下方位置から上
方向に移動する。すると、クランク55が支点57を中
心に揺動することにより、クランク55の第2作動部5
9が開閉扉39の第2係合部61を押圧移動させて、開
閉扉39を開いた状態(図4(A)参照)から閉じた状
態(図4(B)参照)にする。この場合、第2作動部5
9は、その前面59bが開閉扉39の第1係合部60と
当接して、その前面59bで、開閉扉3を閉じた位置に
保持する。尚、クランク55の第1作動部58を第2作
動部59より重くなるように設定する方法として、金属
棒X1等を取り付けた重り部58aを備える必要は必ず
しもなく、例えば図7に示すように、第1作動部58の
形状を大きくして重くなるようにしても良い。
【0029】以上詳細に説明した通り、この実施形態に
係るパチンコ遊技機1によれば、遊技領域11を転動す
るパチンコ球(遊技球)を入賞させるための開閉扉39
(開閉扉)を備える特別入賞装置41(可動入賞装置)
において、開閉扉39の裏面側に配置され、上下動する
プランジャ54a(突出部)を有する開閉用ソレノイド
54(駆動手段)と、このプランジャ54aに係止され
る第1作動部58と、開閉扉39に向かって延びる第2
作動部59とを少なくとも備え、開閉用ソレノイド54
のプランジャ54aの上下動に伴って、支点57を中心
に揺動するクランク55(作動部材)と、このクランク
55の第2作動部59と係合される第2係合部61を少
なくとも有する開閉扉39とを備える。そして、開閉用
ソレノイド54の駆動でもってクランク55が支点57
を中心に揺動することにより、クランク55の第2作動
部59が開閉扉39の第1係合部60を移動させて、開
閉扉39を閉じた状態から開いた状態にするとともに、
第2作動部59が前記開閉扉39の第2係合部61と当
接して開閉扉39の開いた位置から閉じた状態にする。
それにより、従来技術と異なり開閉扉39に重りを埋め
込む必要がないので、従来技術のような開閉扉の重りを
見えなくするような工夫を施す必要もない。従って、開
閉扉のデザインが制限されることがないため、開閉扉の
デザインの自由度を高めて、開閉扉周囲の美観を良くす
ることができる。
【0030】尚、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
以下のようにしてもよい。前記実施形態では、開閉扉3
9を備える特別入賞装置41においてこの発明を実施し
たが、必ずしもそれに限定される訳ではなく、開閉扉を
備える可動入賞装置であれば、通常の入賞装置において
この発明を実施してもよい。また、前記実施形態では、
駆動手段として開閉用ソレノイド54を用いたが、上下
動する突出部を有する駆動手段であれば、例えば駆動モ
ータ等を用いたカム機構等であってもよい。また、開閉
扉39を備える特別入賞装置41は、パチンコ遊技機1
と一体的に製造しても良いし、別個に製造しても良い。
【0031】また、作動部材としてクランク55の第1
作動部58を第2作動部59より重くなるように設定す
る方法として、第1作動部58自体の重量を第2作動部
59自体の重量より重くなるように設定する以外に、第
1作動部58から支点57までの距離と、第2作動部5
9から支点57までの距離を調整するように設定しても
よい。また、作動部材としてクランク55を用いたが、
クランク以外のものを用いてもよいし、第1作動部58
及び第2作動部59の形状及び構成等を適宜変更しても
良い。更に、第1係合部60及び第2係合部61の形状
及び構成等を適宜変更しても良い。クランク55は第1
作動部58及び第2作動部59以外のものを含んでいて
も良いし、開閉扉39は第1係合部60以外のものを含
んでいても良い。また、駆動手段としての開閉用ソレノ
イド54の場合、プランジャ54a(突出部)が開閉用
ソレノイド54に対して上下動すれば足り、開閉用ソレ
ノイド54を鉛直方向に設置する必要はなく、例えば横
方向に設置してもよい。また、前記実施形態では、遊技
機はパチンコ遊技機1であったが、遊技球を入賞させる
ための開閉扉を備える可動入賞装置であれば、それ以外
の遊技機であっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1の発明によ
れば、遊技領域を転動する遊技球を入賞させるための開
閉扉を備えた可動入賞装置において、前記開閉扉の裏面
側に配置され、上下動する突出部を有する駆動手段と、
この突出部に係止される第1作動部と、前記開閉扉に向
かって延びる第2作動部とを少なくとも備え、前記駆動
手段の突出部の上下動に伴って、支点を中心として揺動
する作動部材と、この作動部材の第2作動部と係合され
る係合部を少なくとも有する開閉扉とを備え、前記駆動
手段でもって作動部材が前記支点を中心として揺動する
ことにより、前記作動部材の第2作動部が前記開閉扉の
係合部を移動させて、開閉扉を閉じた状態から開いた状
態にするので、駆動手段が作動部材を支点を中心として
揺動して、開閉扉を閉じた状態から開いた状態にでき
る。それにより、従来技術と異なり開閉扉を開くために
開閉扉に重りを埋め込む必要がないため、従来技術のよ
うな開閉扉の重りを見えなくするような工夫を施すこと
が不要となる。従って、開閉扉のデザインが制限される
ことがなく、開閉扉のデザインの自由度を高めて、開閉
扉周囲の美観を良くすることができる。
【0033】また、請求項2に係る発明によれば、前記
作動部材は、上下動する突出部を有する前記駆動手段に
係止される第1作動部が開閉扉に向かって延びる第2作
動部より重くなるように設定されており、前記駆動手段
の突出部が下方向へ移動するのに伴って、作動部材の第
1作動部が前記支点を中心として下方向へ移動するの
で、開閉扉はスムーズに閉じた状態から開いた状態にな
る。
【0034】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1または請求項2に記載された可動入賞装置を備えた
遊技機であるので、従来技術と異なり開閉扉に重りを埋
め込む必要がない。それにより、この遊技機の場合、従
来技術のような開閉扉の重りを見えなくするような工夫
を施す必要もなく、開閉扉のデザインが制限されること
がないので、開閉扉のデザインの自由度を高めて、開閉
扉周囲の美観が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパチンコ遊技機の全体を示した
正面図である。
【図2】実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技領域を拡
大して示した正面図である。
【図3】実施形態に係るパチンコ遊技機の特別入賞装置
を拡大して示す斜視図である。
【図4】実施形態に係るパチンコ機の特別入賞装置の開
閉扉の開閉用ソレノイド及び開閉扉を抽出して示す拡大
斜視図で、(A)は開閉扉が開いた状態、(B)は開閉
扉が閉じた状態である。
【図5】実施形態に係るパチンコ遊技機の特別入賞装置
の開閉扉の開閉状態を順に示す拡大側面図である。
【図6】実施形態に係るパチンコ遊技機の特別入賞装置
の開閉状態を順に示す拡大側面図であって、(A)はプ
ランジャが上がった場合、(B)はプランジャが下がっ
た直後の場合、(C)はプランジャが下がりクランクも
下がった場合を示す。
【図7】他の実施形態に係るクランクのみを示す拡大側
面図である。
【符号の説明】 1 パチンコ遊技機 2 遊技盤 11 遊技領域 18 特別図柄表示装置 39 開閉扉 40 大入賞口 41 特別入賞装置(可動入賞装置) 45 装飾基板 51 装置本体 54 開閉用ソレノイド(駆動手段) 54a プランジャ(突出部) 55 クランク(作動部材) 57 支点 58 第1作動部 59 第2作動部 60 第1係合部 61 第2係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の遊技領域を転動する遊技球を入
    賞させるための開閉扉を備えた可動入賞装置において、 前記開閉扉の裏面側に配置され、上下動する突出部を有
    する駆動手段と、 この突出部に係止される第1作動部と、前記開閉扉に向
    かって延びる第2作動部とを少なくとも備え、前記駆動
    手段の突出部の上下動に伴って、支点を中心として揺動
    する作動部材と、 この作動部材の第2作動部と係合される係合部を少なく
    とも有する開閉扉とを備え、 前記駆動手段でもって作動部材が前記支点を中心として
    揺動することにより、前記作動部材の第2作動部が前記
    開閉扉の係合部を移動させて、開閉扉を閉じた状態から
    開いた状態にすることを特徴とする可動入賞装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された可動入賞装置にお
    いて、 前記作動部材は、上下動する突出部を有する前記駆動手
    段に係止される第1作動部が開閉扉に向かって延びる第
    2作動部より重くなるように設定されており、前記駆動
    手段の突出部が下方向へ移動するのに伴って、作動部材
    の第1作動部が前記支点を中心として下方向へ移動する
    ことを特徴とする可動入賞装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された可
    動入賞装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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