JPH057284U - パチンコ機の変動入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の変動入賞装置

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JPH057284U
JPH057284U JP6205191U JP6205191U JPH057284U JP H057284 U JPH057284 U JP H057284U JP 6205191 U JP6205191 U JP 6205191U JP 6205191 U JP6205191 U JP 6205191U JP H057284 U JPH057284 U JP H057284U
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closing door
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信男 松原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打球を開閉扉上に集め易くすると共に、該開
閉扉に受けられた打球を全て入賞させるようにして遊技
客に十分な満足感と楽しみを与え得るようなパチンコ機
の変動入賞装置を提供する。 【構成】 取付基板10に横長の開口11を開設すると
共に、該開口11に前後方向へ開閉可能な開閉扉20を
設け、該開閉扉20を電気的に開閉して打球を受け入れ
ない状態と打球を受け入れ易い状態とに変換するパチン
コ機の変動入賞装置1において、前記取付基板10の前
面であり、かつ開口11の左右両側位置に、該開口11
の全長にわたって縦長のガイド部材50,50を固定的
に設け、それによって、開閉扉20に受けられた打球の
全てを開口11へ導いて入賞させるようにしたことを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気的駆動源の駆動により開閉扉を前後方向に開閉させて打球を受 け入れない状態と打球を受け入れ易い状態とに変換するパチンコ機の変動入賞装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図8に示すように取付基板100に横長の開口101を開設し、 該開口101にソレノイド102の駆動によって前後方向へ開閉する開閉扉10 3を設けてなるパチンコ機の変動入賞装置は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来のパチンコ機の変動入賞装置にあっては、開閉扉103が開いた 状態のときその開閉扉103の端部部分に落下する打球の多くは外へ零れ落ちて しまって入賞球となり得ず、遊技客に苛立ちと失望感を与えているという問題点 があった。 本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、 打球を開閉扉上に集め易くすると共に、該開閉扉に受けられた打球は全て入賞さ せるようにして遊技客に十分な満足感と楽しみを与え得るようなパチンコ機の変 動入賞装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、取付基板に横長の開口を開設すると共 に、該開口に前後方向へ開閉可能な開閉扉を設け、該開閉扉を電気的に開閉して 打球を受け入れない状態と打球を受け入れ易い状態とに変換するパチンコ機の変 動入賞装置において、前記取付基板の前面であり、かつ開口の左右両側位置に、 該開口のほぼ全長にわたって縦長のガイド部材を固定的に設け、それによって、 開閉扉に受けられた打球の全てを開口へ導いて入賞させるようにしたものである 。
【0005】
【作用】
開閉扉が設けられた開口の左右両側位置であり、かつ該開口のほぼ全長にわた って固定的に設けられたガイド部材は、打球を開閉扉に効果的に集めるように機 能する。そして、開閉扉の端部部分に受けられた打球が外へ零れ落ちるのを防止 し、全ての打球を開口に導いて入賞させるようにする。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明する。図1は本考案に係 る変動入賞装置の斜視図、図2は正面図、図3は平面図、図4は分解斜視図であ る。変動入賞装置1は、遊技盤の表面に取付ける取付基板10を有する。取付基 板10のほぼ中央には比較的大きな横長の開口11が開設され、該開口11には 開閉扉20が前後方向へ開閉自在に設けられる。また取付基板10の裏面には図 5に示すように開口11を囲むように箱枠30がビス止めによって固着され、該 箱枠30によって開閉扉20の後方に入賞空間16が形成される。
【0007】 前記開閉扉20は、下部両側に軸ピン21,21が突設されており、その軸ピ ン21,21を開口11の周縁に形成された凹部12,12に嵌挿し、これが外 れないように箱枠30の前面縁に当接させることによって回動可能に枢支されて いる。また開閉扉20の裏面側の下部一側には扇形の歯車22が設けられており 、他方の下部一側にはく字形をした回動規制片23が下方に突出するように設け られている。
【0008】 前記箱枠30は、適宜な色に着色された透光性の合成樹脂によって形成されて おり、その底部31には導出口32が形成されると共に、該底部31は導出口3 2に向かって傾斜している。また底部31の左右両側には縦スリット33a,3 3bが設けてあり、一方の縦スリット33a内に前記開閉扉20の歯車22が、 他方の縦スリット33b内には回動規制片23が挿入されている。また箱枠30 の後方には複数の突起部34が形成され、その突起部34にソレノイド35とL ED36が配設されたプリント基板37がビス止めによって取付けられている。
【0009】 前記ソレノイド35のプランジャにはラック38が形成された連結部材39が 固定されており、該ラック38と開閉扉20の歯車22とが噛合されている。こ のソレノイド35のプランジャは、オフ状態のとき図6実線のようにその自重及 び復帰ばね40によって下方に押下げられており、このため開閉扉20は反時計 方向に回動付勢されて図6実線のように閉じている。一方、ソレノイド35をオ ンするとこれのプランジャが復帰ばね40に抗して上方に吸引され、図6鎖線の ようにラック38が上昇して歯車22を回動させるため、開閉扉20が軸ピン2 1、21を支点として図6鎖線のように開く。この際に回動規制片23が図7鎖 線に示すように箱枠30の縦スリット33bの上縁に当接してその開き角度が規 制される。そして開閉扉20に受けられた打球は開口11から箱枠30の入賞空 間16に導かれて入賞することになる。また前記LED36の点灯によつて箱枠 30の後方から入賞空間16を明るく照明するようになっている。
【0010】 しかして、本考案では、前記取付基板10の前面であり、かつ開口11の左右 両側位置に該開口11の全長にわたって縦長のガイド部材50,50を設けてい る。このガイド部材50,50は、打球を開閉扉20上に集め易いようにするた めのもので、適宜な色に着色された透光性の合成樹脂によって正面から見て矢印 形状に形成され、かつ後面が開口した中空箱状に形成され、その内面にダイヤカ ット又は凹凸溝等の光拡散手段が施こされている。またガイド部材50,50の 上端は互いに内方に向けて傾斜するテーパー面53,53として形成されており 、そのテーパー面53,53によってガイド部材50,50の上端部分に落下し てくる打球を開いた開閉扉20上に確実に落下させるようにしている。そして、 ガイド部材50,50の後面の上下位置に突設した筒状突起51と小突起52を 取付基板10に形成された受容凹部13と小透孔14に嵌めてその後面を取付基 板10の前面に密着させるようにしている。なお、前記ガイド部材50,50は 、本実施例では開口11の全長にわたる長さとして例示したが、これに限られる ことなく例えば開閉扉20上に落下した打球が外へ零れ落ちない程度に長くても 短かくてもよい。
【0011】 一方、取付基板10の裏面にはガイド部材50,50に対応するようにLED 61を設けたプリント基板60,60が配設され、このプリント基板60,60 とガイド部材50,50とをビス止めすることによってガイド部材50,50を 取付基板10の前面に固着するようにしている。なお、取付基板10にはガイド 部材50,50の後面開口と一致するように縦長孔15,15が形成されており 、LED61の光が縦長孔15,15からガイド部材50,50の中空内部を透 過して該ガイド部材50,50を明るく光らせるようになっている。このため、 例えば開閉扉20が開いたときLED61を点灯させるようにすれば、ガイド部 材50,50が光り輝きかつその矢印形状によって打球が入賞し易いイメージを 遊技客に強烈にアピールすることができる。さらに、LED61の個数を多くし て順に点灯させるようにすればより打球のガイド機能が強調されて一層効果的と なる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。 取付基板の前面であり、かつ開閉扉が設けられた開口の左右両側位置にガイド 部材を設けることにより、打球を確実かつ効果的に開閉扉上に集めることができ るため、短時間で多くの入賞球が得られることになって遊技客へのサービス向上 を図ることができる。 また、開閉扉が開かれた状態のとき、その両側部分にガイド部材が位置してい るため、開閉扉上に受けられた打球は外へ零れ落ちることなく全て開口に導かれ て入賞することができ、遊技客の苛立ちを解消して満足感と楽しみを倍加させる のに大いに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る変動入賞装置の斜視図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】図3AーA線断面図である。
【図6】図3BーB線断面図である。
【図7】図3CーC線断面図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 変動入賞装置 10 取付基板 11 開口 20 開閉扉 50,50 ガイド部材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 取付基板に横長の開口を開設すると共
    に、該開口に前後方向へ開閉可能な開閉扉を設け、該開
    閉扉を電気的に開閉して打球を受け入れない状態と打球
    を受け入れ易い状態とに変換するパチンコ機の変動入賞
    装置において、 前記取付基板の前面であり、かつ開口の左右両側位置
    に、該開口のほぼ全長にわたって縦長のガイド部材を固
    定的に設け、 それによって、開閉扉に受けられた打球の全てを開口へ
    導いて入賞させるようにしたことを特徴とするパチンコ
    機の変動入賞装置。
JP1991062051U 1991-07-10 1991-07-10 パチンコ機の変動入賞装置 Expired - Fee Related JP2540268Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300045A (ja) * 2000-04-25 2001-10-30 Okumura Yu-Ki Co Ltd 可動入賞装置またはその可動入賞装置を用いた遊技機
JP2007252793A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Heiwa Corp 遊技機
JP2016007410A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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JP3031486U (ja) * 1995-08-01 1996-11-29 義昌 大林 止血器

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