JPH11276672A - パチンコ遊技機の入賞装置 - Google Patents
パチンコ遊技機の入賞装置Info
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- JPH11276672A JPH11276672A JP10402598A JP10402598A JPH11276672A JP H11276672 A JPH11276672 A JP H11276672A JP 10402598 A JP10402598 A JP 10402598A JP 10402598 A JP10402598 A JP 10402598A JP H11276672 A JPH11276672 A JP H11276672A
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- ball
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技者の興味を引き、パチンコ遊技を面白く
することができるような入賞装置を提供する。 【解決手段】 打球を受け入れない第1状態と打球を受
け入れ可能な第2状態に変換することができる開閉部材
15,15と、前面開口の凹室16と、一般入賞口1
1,11及び特別入賞口12とを備えてなるパチンコ遊
技機の入賞装置において、前記凹室16内に電気的駆動
源39により前方から見て上向方向に回転し、開閉部材
が受け入れた打球を中へ収容する籠部材32と、打球を
特別入賞口12に入賞させる通路部とを設け、前記籠部
材32には、該籠部材32と一体に回転し、下方位置で
打球を掬い上げて保持すると共に、通路部の上方位置で
反転して該打球を通路部に落下させるバケット47と、
打球を凹室16の底部に落下させて一般入賞口11,1
1に入賞させる球排出用の開口部46を設けてなること
を特徴とする。
することができるような入賞装置を提供する。 【解決手段】 打球を受け入れない第1状態と打球を受
け入れ可能な第2状態に変換することができる開閉部材
15,15と、前面開口の凹室16と、一般入賞口1
1,11及び特別入賞口12とを備えてなるパチンコ遊
技機の入賞装置において、前記凹室16内に電気的駆動
源39により前方から見て上向方向に回転し、開閉部材
が受け入れた打球を中へ収容する籠部材32と、打球を
特別入賞口12に入賞させる通路部とを設け、前記籠部
材32には、該籠部材32と一体に回転し、下方位置で
打球を掬い上げて保持すると共に、通路部の上方位置で
反転して該打球を通路部に落下させるバケット47と、
打球を凹室16の底部に落下させて一般入賞口11,1
1に入賞させる球排出用の開口部46を設けてなること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
入賞装置に関し、特に開閉部材が受け入れた打球を変化
に富んだ態球で入賞処理するようにしたパチンコ遊技機
の入賞装置に関するものである。
入賞装置に関し、特に開閉部材が受け入れた打球を変化
に富んだ態球で入賞処理するようにしたパチンコ遊技機
の入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機の入賞装置とし
て、取付基板の前面上部に打球を受け入れない第1状態
と打球を受け入れ可能な第2状態とに変換することがで
きる開閉部材を設けると共に、該開閉部材の下方に前面
開口の凹室と開閉部材が受け入れた打球を入賞させる一
般入賞口及び特別入賞口を設け、該特別入賞口に打球が
入賞すると開閉部材をあらかじめ定める一定時間又は一
定回数打球を受け入れ可能な状態を維持する特別遊技状
態として遊技者に有利を与えるようにしたものが知られ
ている。
て、取付基板の前面上部に打球を受け入れない第1状態
と打球を受け入れ可能な第2状態とに変換することがで
きる開閉部材を設けると共に、該開閉部材の下方に前面
開口の凹室と開閉部材が受け入れた打球を入賞させる一
般入賞口及び特別入賞口を設け、該特別入賞口に打球が
入賞すると開閉部材をあらかじめ定める一定時間又は一
定回数打球を受け入れ可能な状態を維持する特別遊技状
態として遊技者に有利を与えるようにしたものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパチン
コ遊技機の入賞装置は、開閉部材が受け入れた打球を特
別入賞口又は一般入賞口に入賞させるまでの経緯が単調
かつマンネリ化して面白さに欠けるため、遊技者に与え
る興味や感動も少なくて飽きられつつあるという問題が
あった。
コ遊技機の入賞装置は、開閉部材が受け入れた打球を特
別入賞口又は一般入賞口に入賞させるまでの経緯が単調
かつマンネリ化して面白さに欠けるため、遊技者に与え
る興味や感動も少なくて飽きられつつあるという問題が
あった。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、遊技者の興味を
引き、パチンコ遊技を面白くすることができるようなパ
チンコ遊技機の入賞装置を提供するものである。
れたもので、その目的とするところは、遊技者の興味を
引き、パチンコ遊技を面白くすることができるようなパ
チンコ遊技機の入賞装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、取付基板の前面上部に打球を受け入
れない第1状態と打球を受け入れ可能な第2状態に変換
することができる開閉部材を設けると共に、該開閉部材
の下方に前面開口の凹室と一般入賞口及び特別入賞口と
を設けてなるパチンコ遊技機の入賞装置において、前記
凹室内に電気的駆動源により前方から見て上向方向に回
転し、開閉部材が受け入れた打球を中へ収容する籠部材
と、打球を特別入賞口に入賞させる通路部とを設け、前
記籠部材には、該籠部材と一体に回転し、下方位置で打
球を掬い上げて保持すると共に、通路部の上方位置で反
転して該打球を通路部に落下させるバケットと、打球を
凹室の底部に落下させて一般入賞口に入賞させる球排出
用の開口部を設けてなることを特徴としている。
ために、本発明は、取付基板の前面上部に打球を受け入
れない第1状態と打球を受け入れ可能な第2状態に変換
することができる開閉部材を設けると共に、該開閉部材
の下方に前面開口の凹室と一般入賞口及び特別入賞口と
を設けてなるパチンコ遊技機の入賞装置において、前記
凹室内に電気的駆動源により前方から見て上向方向に回
転し、開閉部材が受け入れた打球を中へ収容する籠部材
と、打球を特別入賞口に入賞させる通路部とを設け、前
記籠部材には、該籠部材と一体に回転し、下方位置で打
球を掬い上げて保持すると共に、通路部の上方位置で反
転して該打球を通路部に落下させるバケットと、打球を
凹室の底部に落下させて一般入賞口に入賞させる球排出
用の開口部を設けてなることを特徴としている。
【0006】前記籠部材は、左右の側板間に複数本の針
金を打球の直径より小さい間隔幅で横方向に張設するこ
とにより中央部分を膨らませた円弧状の胴部を有する樽
形に形成するのが好ましい。
金を打球の直径より小さい間隔幅で横方向に張設するこ
とにより中央部分を膨らませた円弧状の胴部を有する樽
形に形成するのが好ましい。
【0007】また、球排出用の開口部は、針金間の間隔
幅を打球の直径より大きくすることによって形成するの
が好ましい。
幅を打球の直径より大きくすることによって形成するの
が好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1は本発明に係る入賞装置を装着し
たパチンコ遊技機の正面図である。パチンコ遊技機の遊
技盤1の表面にはガイドレール2で囲まれる遊技領域の
ほぼ中央に本発明に係る入賞装置3が設けられると共
に、該入賞装置3の下方に2つの第1始動入賞口4,4
と1つの第2始動入賞口5とが並設されており、第1始
動入賞口4,4には第1球検出器6が、第2始動入賞口
5には第2球検出器7がそれぞれ設けられている。
に従い説明する。図1は本発明に係る入賞装置を装着し
たパチンコ遊技機の正面図である。パチンコ遊技機の遊
技盤1の表面にはガイドレール2で囲まれる遊技領域の
ほぼ中央に本発明に係る入賞装置3が設けられると共
に、該入賞装置3の下方に2つの第1始動入賞口4,4
と1つの第2始動入賞口5とが並設されており、第1始
動入賞口4,4には第1球検出器6が、第2始動入賞口
5には第2球検出器7がそれぞれ設けられている。
【0009】図2は入賞装置3の斜視図、図3は正面
図、図4は分解斜視図である。入賞装置3は、遊技盤1
の表面に取着する取付基板8を有する。取付基板8の中
央部には大きな開口が形成され、その開口の上方に入賞
口9を有するガイド部材10が突設され、開口の下方に
は一般入賞口11,11と特別入賞口12とが並設され
た入賞球受枠13が突設されている。前記特別入賞口1
2には入賞した打球を検知するための入賞球検出器52
が設けられている。また、ガイド部材10の左右両側に
位置した取付基板8の前面には球受口14,14が設け
られており、該球受口14,14のそれぞれ側部に開閉
部材としての開閉翼片15,15が設けられている。
図、図4は分解斜視図である。入賞装置3は、遊技盤1
の表面に取着する取付基板8を有する。取付基板8の中
央部には大きな開口が形成され、その開口の上方に入賞
口9を有するガイド部材10が突設され、開口の下方に
は一般入賞口11,11と特別入賞口12とが並設され
た入賞球受枠13が突設されている。前記特別入賞口1
2には入賞した打球を検知するための入賞球検出器52
が設けられている。また、ガイド部材10の左右両側に
位置した取付基板8の前面には球受口14,14が設け
られており、該球受口14,14のそれぞれ側部に開閉
部材としての開閉翼片15,15が設けられている。
【0010】一方、取付基板8の裏面には前面開口の凹
室16を有する箱枠17が固着され、該箱枠17の背面
に開閉翼片15,15を開閉する電気的駆動源としての
ソレノイド18,18と装飾用のLED19が取り付け
られたLED基板20が設けられている。
室16を有する箱枠17が固着され、該箱枠17の背面
に開閉翼片15,15を開閉する電気的駆動源としての
ソレノイド18,18と装飾用のLED19が取り付け
られたLED基板20が設けられている。
【0011】前記開閉翼片15,15は、下端に回動軸
21,21が前面からねじ止めされる。該回動軸21,
21は取付基板8の裏側に一体的に形成された軸受筒2
2,22及び球受口14,14に連接される通路部材2
3,23と一体の筒部24,24に挿通して回動自在に
軸支され、その後端に係合ピン25,25を突設したL
字状のリンク部材26,26が固着されている。
21,21が前面からねじ止めされる。該回動軸21,
21は取付基板8の裏側に一体的に形成された軸受筒2
2,22及び球受口14,14に連接される通路部材2
3,23と一体の筒部24,24に挿通して回動自在に
軸支され、その後端に係合ピン25,25を突設したL
字状のリンク部材26,26が固着されている。
【0012】前記ソレノイド18,18は取付板27に
ねじ止めされており、該ソレノイド18,18のプラン
ジャ28,28の下端には連結部材29,29が固着さ
れている。この連結部材29,29には係合孔30,3
0が設けられており、該係合孔30,30にリンク部材
26,26の係合ピン25,25が挿入されている。ま
た、ソレノイド18,18のプランジャ28,28には
コイルスプリング31,31が巻装されており、連結部
材29,29を下方に付勢している。
ねじ止めされており、該ソレノイド18,18のプラン
ジャ28,28の下端には連結部材29,29が固着さ
れている。この連結部材29,29には係合孔30,3
0が設けられており、該係合孔30,30にリンク部材
26,26の係合ピン25,25が挿入されている。ま
た、ソレノイド18,18のプランジャ28,28には
コイルスプリング31,31が巻装されており、連結部
材29,29を下方に付勢している。
【0013】従って、ソレノイド18,18が消磁した
状態においてはコイルスプリング31,31の付勢によ
り開閉翼片15,15が図3実線のように閉じていて打
球を受け入れない第1状態を維持しており、ソレノイド
18,18が励磁されるとプランジャ28,28が上方
に引かれて連結部材29,29及びリンク部材26,2
6を介して回動軸21,21が回動すると共に、開閉翼
片15,15が図3鎖線のように回動して打球を受け入
れ可能な第2状態に変換する。53,53は球受口1
4,14に受け入れられた打球の個数をカウントする球
検出器である。
状態においてはコイルスプリング31,31の付勢によ
り開閉翼片15,15が図3実線のように閉じていて打
球を受け入れない第1状態を維持しており、ソレノイド
18,18が励磁されるとプランジャ28,28が上方
に引かれて連結部材29,29及びリンク部材26,2
6を介して回動軸21,21が回動すると共に、開閉翼
片15,15が図3鎖線のように回動して打球を受け入
れ可能な第2状態に変換する。53,53は球受口1
4,14に受け入れられた打球の個数をカウントする球
検出器である。
【0014】一方、前記箱枠17の凹室16内には籠部
材32が配設されている。この籠部材32は、開閉翼片
15,15に受け入れられた球受口14,14から通路
部材23,23に導かれる打球を中に収容して一般入賞
口11,11又は特別入賞口12に振分け案内するため
のもので、左右の側板33,33間に複数本の針金34
を打球の直径より小さい間隔幅で横方向に張設すること
により中央部分を膨らませた円筒状の胴部を有する樽形
に形成されている。また、籠部材32は、中心に横軸3
5が貫通状に設けられおり、その両突出端が箱枠17の
両側壁に形成された軸受孔36,36に装通されて回転
可能に支持されている。
材32が配設されている。この籠部材32は、開閉翼片
15,15に受け入れられた球受口14,14から通路
部材23,23に導かれる打球を中に収容して一般入賞
口11,11又は特別入賞口12に振分け案内するため
のもので、左右の側板33,33間に複数本の針金34
を打球の直径より小さい間隔幅で横方向に張設すること
により中央部分を膨らませた円筒状の胴部を有する樽形
に形成されている。また、籠部材32は、中心に横軸3
5が貫通状に設けられおり、その両突出端が箱枠17の
両側壁に形成された軸受孔36,36に装通されて回転
可能に支持されている。
【0015】前記横軸35は両端を除く中央部分が断面
角形に形成されており、この角形部分を左右の側板3
3,33の中心角孔37,37に嵌合することによって
籠部材32と横軸35とが一体に回転するようになって
いる。また、横軸35の一端には可動歯車38が固着さ
れており、該可動歯車38と電気的駆動源としてのモー
ター39の出力軸40に固着された小歯車41とが中間
歯車42,43を介して噛合されている。前記モーター
39は箱枠17の外側面に固着されるギヤボックス44
の側面に取り付けられている。
角形に形成されており、この角形部分を左右の側板3
3,33の中心角孔37,37に嵌合することによって
籠部材32と横軸35とが一体に回転するようになって
いる。また、横軸35の一端には可動歯車38が固着さ
れており、該可動歯車38と電気的駆動源としてのモー
ター39の出力軸40に固着された小歯車41とが中間
歯車42,43を介して噛合されている。前記モーター
39は箱枠17の外側面に固着されるギヤボックス44
の側面に取り付けられている。
【0016】また、前記横軸35の他端には箱枠17の
外側に設けられた位置検出器54から発せられる光が透
過する切欠部55が形成された円板56が固着されてい
る。そして、位置検出器54は、切欠部55を検出する
と打球が特別入賞口12に入賞して入賞球検出器52で
検出されたことを条件にモーター39の駆動を停止する
ように設定されている。
外側に設けられた位置検出器54から発せられる光が透
過する切欠部55が形成された円板56が固着されてい
る。そして、位置検出器54は、切欠部55を検出する
と打球が特別入賞口12に入賞して入賞球検出器52で
検出されたことを条件にモーター39の駆動を停止する
ように設定されている。
【0017】前記籠部材32の側板33,33には、通
路部材23,23に導かれる打球を中に収容するための
導入開口45,45が形成されている。また、籠部材3
2の胴部には針金34間の間隔幅を打球の直径より大き
くすることにより中に収容された打球を凹室16の底面
上に落下させるための開口部46が形成され、胴部の中
央位置には球搬送用のバケット47が設けられている。
このバケット47は、一個の打球を保持可能な半球状の
球受凹部48と重錘部49とを有し、該球受凹部48の
両側部を針金34で支持して反転自在に取り付けられて
いる。
路部材23,23に導かれる打球を中に収容するための
導入開口45,45が形成されている。また、籠部材3
2の胴部には針金34間の間隔幅を打球の直径より大き
くすることにより中に収容された打球を凹室16の底面
上に落下させるための開口部46が形成され、胴部の中
央位置には球搬送用のバケット47が設けられている。
このバケット47は、一個の打球を保持可能な半球状の
球受凹部48と重錘部49とを有し、該球受凹部48の
両側部を針金34で支持して反転自在に取り付けられて
いる。
【0018】また、前記凹室16の底面は後方から前方
に向かって下り傾斜すると共に、左右両側から中央に向
かって下り傾斜し、その傾斜した下端が一般入賞口1
1,11に臨むように形成されている。また、凹室16
の底面中央には傾斜した上端を開口して球落入部57と
し、下端が特別入賞口12に臨む樋状の通路部50が形
成されている。
に向かって下り傾斜すると共に、左右両側から中央に向
かって下り傾斜し、その傾斜した下端が一般入賞口1
1,11に臨むように形成されている。また、凹室16
の底面中央には傾斜した上端を開口して球落入部57と
し、下端が特別入賞口12に臨む樋状の通路部50が形
成されている。
【0019】前記バケット47は、籠部材32と一体に
回転して凹室16の底面に近づこうとするときに籠部材
32の中に収容された一個の打球を球受凹部48に掬い
取って保持し得るようになっており、かつ通路部50の
上方位置で反転して球受凹部48の打球を通路部50の
球落入部57に落下させるように重心が設けられてい
る。
回転して凹室16の底面に近づこうとするときに籠部材
32の中に収容された一個の打球を球受凹部48に掬い
取って保持し得るようになっており、かつ通路部50の
上方位置で反転して球受凹部48の打球を通路部50の
球落入部57に落下させるように重心が設けられてい
る。
【0020】前記箱枠17の左右の内側面には図7に示
すように上面が籠部材32の側板33,33に向かって
下り傾斜する棚部51,51が設けらている。この棚部
51,51は籠部材32の軸方向の移動を規制すると共
に、通路部材23,23に導かれる打球を側板33,3
3の導入開口45,45に誘導する役目をなしている。
すように上面が籠部材32の側板33,33に向かって
下り傾斜する棚部51,51が設けらている。この棚部
51,51は籠部材32の軸方向の移動を規制すると共
に、通路部材23,23に導かれる打球を側板33,3
3の導入開口45,45に誘導する役目をなしている。
【0021】次に、本実施の形態の入賞装置3の作用に
ついて説明する。本実施の形態において、通常時にはモ
ーター39の駆動により小歯車41、中間歯車42,4
3及び可動歯車38を介して籠部材32が前方から見て
上向方向(図5矢印方向)に連続回転するように設定さ
れている。この状態で遊技盤1に打込まれた打球が第1
始動入賞口4,4のいずれかに入賞して第1検出器6で
検出されるとソレノイド18,18が所定時間(例えば
0.7秒)の1回だけ励磁されて開閉翼片15,15を
第1状態から第2状態に変換し、打球が第2始動入賞口
5に入賞して第2検出器7で検出されるとソレノイド1
8,18が所定時間ずつの2回だけ開閉翼片15,15
を第1状態から第2状態に変換する。
ついて説明する。本実施の形態において、通常時にはモ
ーター39の駆動により小歯車41、中間歯車42,4
3及び可動歯車38を介して籠部材32が前方から見て
上向方向(図5矢印方向)に連続回転するように設定さ
れている。この状態で遊技盤1に打込まれた打球が第1
始動入賞口4,4のいずれかに入賞して第1検出器6で
検出されるとソレノイド18,18が所定時間(例えば
0.7秒)の1回だけ励磁されて開閉翼片15,15を
第1状態から第2状態に変換し、打球が第2始動入賞口
5に入賞して第2検出器7で検出されるとソレノイド1
8,18が所定時間ずつの2回だけ開閉翼片15,15
を第1状態から第2状態に変換する。
【0022】しかして、開閉翼片15,15が第2状態
のとき、打球がその開閉翼片15,15に受けられて球
受口14,14に入ると通路部材23,23を通って棚
部51,51上に導かれる。そして、籠部材32の側板
33に開設された導入開口45,45が棚部51,51
の側方を通過するとき該棚部51,51上の打球が籠部
材32の中に落下する。このとき籠部材32は回転を続
けるも打球は図8(イ)に示すようにその球重量により
針金34による押動作用に打勝って回転方向に移動する
ことなく胴部中央の下方位置で滞留し続けることにな
る。
のとき、打球がその開閉翼片15,15に受けられて球
受口14,14に入ると通路部材23,23を通って棚
部51,51上に導かれる。そして、籠部材32の側板
33に開設された導入開口45,45が棚部51,51
の側方を通過するとき該棚部51,51上の打球が籠部
材32の中に落下する。このとき籠部材32は回転を続
けるも打球は図8(イ)に示すようにその球重量により
針金34による押動作用に打勝って回転方向に移動する
ことなく胴部中央の下方位置で滞留し続けることにな
る。
【0023】一方、バケット47は籠部材32と一体に
回転し、該バケット47がタイミングよく下方位置を通
過すると、図8(ロ)に示すように打球を球受凹部48
に掬い上げて保持しながら回転を続け、図8(ハ)に示
すように通路部50の上方位置で球重量により反転して
球受凹部48の打球を通路部50の球落入部57に落下
させる。なお、図9(イ)に示すようにバケット47が
下方位置を通過した後に籠部材32の中に落下する打球
は図9(ロ)に示すように開口部46が下方位置を通過
するとき、その開口部46から凹室16の底面上に排出
されて一般入賞口11,11に入賞するに止まる。
回転し、該バケット47がタイミングよく下方位置を通
過すると、図8(ロ)に示すように打球を球受凹部48
に掬い上げて保持しながら回転を続け、図8(ハ)に示
すように通路部50の上方位置で球重量により反転して
球受凹部48の打球を通路部50の球落入部57に落下
させる。なお、図9(イ)に示すようにバケット47が
下方位置を通過した後に籠部材32の中に落下する打球
は図9(ロ)に示すように開口部46が下方位置を通過
するとき、その開口部46から凹室16の底面上に排出
されて一般入賞口11,11に入賞するに止まる。
【0024】そして、通路部50に落下した打球は特別
入賞口12に導かれて入賞球検出器52で検出され、そ
の検出位置によって開閉翼片15,15を所定回数(例
えば18回)連続して開閉する等の特別遊技状態が付与
される。同時に位置検出器54が円板56の切欠55を
検出することでモーター39の駆動が停止し籠部材32
の回転が停止されることになる。このとき図10(イ)
に示すようにバケット47が下方に位置して球受凹部4
8に打球が嵌入し易いようにその籠部材32の停止位置
が設定されている。
入賞口12に導かれて入賞球検出器52で検出され、そ
の検出位置によって開閉翼片15,15を所定回数(例
えば18回)連続して開閉する等の特別遊技状態が付与
される。同時に位置検出器54が円板56の切欠55を
検出することでモーター39の駆動が停止し籠部材32
の回転が停止されることになる。このとき図10(イ)
に示すようにバケット47が下方に位置して球受凹部4
8に打球が嵌入し易いようにその籠部材32の停止位置
が設定されている。
【0025】一方、この特別遊技状態の動作中、開閉翼
片15,15に受けられて球受口14,14に入る打球
はすべて球検出器53,53によって検出されながら通
路部材23,23を通って棚部51,51から籠部材3
2の中に落下し収容される。そして、球検出器53,5
3が所定個数(例えば10個)の打球をカウントするか
或いは開閉翼片15,15が所定回数開閉するとその信
号によってモーター39が再び駆動して籠部材32が回
転を始め、図10(ロ)に示すように中に収容されてい
る打球を開口部46から凹室16の底面上に排出して一
般入賞口11,11に入賞させる。また、バケット47
の球受凹部48に嵌入している打球は通路部50の球落
入部57に落下して特別入賞口12に入賞し再び特別遊
技状態が付与される。そして、特別遊技状態が所定回数
(例えば16回)繰り返し行なわれて終了するか或いは
特別入賞口12に打球が入賞し得なった場合には、特別
遊技状態が解除される。
片15,15に受けられて球受口14,14に入る打球
はすべて球検出器53,53によって検出されながら通
路部材23,23を通って棚部51,51から籠部材3
2の中に落下し収容される。そして、球検出器53,5
3が所定個数(例えば10個)の打球をカウントするか
或いは開閉翼片15,15が所定回数開閉するとその信
号によってモーター39が再び駆動して籠部材32が回
転を始め、図10(ロ)に示すように中に収容されてい
る打球を開口部46から凹室16の底面上に排出して一
般入賞口11,11に入賞させる。また、バケット47
の球受凹部48に嵌入している打球は通路部50の球落
入部57に落下して特別入賞口12に入賞し再び特別遊
技状態が付与される。そして、特別遊技状態が所定回数
(例えば16回)繰り返し行なわれて終了するか或いは
特別入賞口12に打球が入賞し得なった場合には、特別
遊技状態が解除される。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、籠部材
の中に収容される打球のタイミングと、該籠部材と一体
に回転するバケットの通過タイミングとによって特別遊
技状態を付与したり付与し得なったりすることができる
ものであるから、遊技者の興味を引き、変化に富んだ入
賞装置を提供することができる。
の中に収容される打球のタイミングと、該籠部材と一体
に回転するバケットの通過タイミングとによって特別遊
技状態を付与したり付与し得なったりすることができる
ものであるから、遊技者の興味を引き、変化に富んだ入
賞装置を提供することができる。
【0027】また、籠部材を使用することによって動的
な面白さと視覚的な変化を付加することができ、パチン
コ遊技の面白さを著しく高めることができる。
な面白さと視覚的な変化を付加することができ、パチン
コ遊技の面白さを著しく高めることができる。
【図1】本発明の一実施の形態の入賞装置を装着したパ
チンコ遊技機の正面図である。
チンコ遊技機の正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態の入賞装置の斜視図であ
る。
る。
【図3】図2の入賞装置の正面図である。
【図4】図2の入賞装置の分解斜視図である。
【図5】図2の入賞装置の要部側面断面図である。
【図6】図2の入賞装置の要部平面断面図である。
【図7】通路部材部分の斜視図である。
【図8】(イ)、(ロ)、(ハ)は打球が特別入賞口に
入賞する場合の作用説明図である。
入賞する場合の作用説明図である。
【図9】(イ)、(ロ)は打球が一般入賞口に入賞する
場合の作用説明図である。
場合の作用説明図である。
【図10】(イ)、(ロ)は特別遊技状態における打球
の入賞状態の作用説明図である。
の入賞状態の作用説明図である。
8 取付基板 11,11 一般入賞口 12 特別入賞口 15,15 開閉翼片(開閉部材) 16 凹室 32 籠部材 39 モーター(電気的駆動源) 46 開口部 47 バケット
Claims (1)
- 【請求項1】 取付基板の前面上部に打球を受け入れな
い第1状態と打球を受け入れ可能な第2状態に変換する
ことができる開閉部材を設けると共に、該開閉部材の下
方に前面開口の凹室と一般入賞口及び特別入賞口とを設
けてなるパチンコ遊技機の入賞装置において、 前記凹室内に電気的駆動源により前方から見て上向方向
に回転し、開閉部材が受け入れた打球を中へ収容する籠
部材と、打球を特別入賞口に入賞させる通路部とを設
け、 前記籠部材には、該籠部材と一体に回転し、下方位置で
打球を掬い上げて保持すると共に、通路部の上方位置で
反転して該打球を通路部に落下させるバケットと、打球
を凹室の底部に落下させて一般入賞口に入賞させる球排
出用の開口部を設けてなることを特徴とするパチンコ遊
技機の入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10402598A JPH11276672A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | パチンコ遊技機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10402598A JPH11276672A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | パチンコ遊技機の入賞装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11276672A true JPH11276672A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14369726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10402598A Pending JPH11276672A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | パチンコ遊技機の入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11276672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220401A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Olympia:Kk | 遊技機の役物 |
JP2020114299A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 入賞装置及びそれを備えた遊技機 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10402598A patent/JPH11276672A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220401A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Olympia:Kk | 遊技機の役物 |
JP2020114299A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 入賞装置及びそれを備えた遊技機 |
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