JP3096347B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3096347B2
JP3096347B2 JP04088058A JP8805892A JP3096347B2 JP 3096347 B2 JP3096347 B2 JP 3096347B2 JP 04088058 A JP04088058 A JP 04088058A JP 8805892 A JP8805892 A JP 8805892A JP 3096347 B2 JP3096347 B2 JP 3096347B2
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詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打玉が通過可能な複数
の通過入球口を備えた遊技盤上に一定個数の打玉を発射
して一単位遊技を行い、少なくとも前記一単位遊技の遊
技結果が予め定めた通過入球口の入賞組合せとなったこ
とに基づいて所定の遊技価値を付与する弾球遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、打玉が通過可能な複数の通過入球
口を備えた遊技盤上に一定個数の打玉を発射して一単位
遊技を行い、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予
め定めた通過入球口の入賞組合せとなったことに基づい
て所定の遊技価値を付与する弾球遊技機として、例え
ば、一単位遊技(以下、1ゲームともいう)中に16個
の打玉を遊技盤上に打ち込み、その打ち込まれた打玉が
遊技盤の遊技領域の最下方に横一列に並列された複数の
通過入球口のいずれかを通過し、その打玉が通過した通
過入球口の組合せが予め定められた入賞組合せとなるこ
とにより、得点を付与し、該得点に基づいて当該ゲーム
終了後に遊技価値として得点に対応する賞球を払い出す
形式のものが多数提供されていた。このような弾球遊技
機の中には、可変表示装置を備え、その可変表示装置の
表示結果が予め定めた表示結果(以下、特定表示結果と
いう)となったときに前記入賞組合せを容易に得ること
が可能なように構成されたものも提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した可変表示装置
を備えた弾球遊技機にあっては、可変表示装置が特定表
示結果を導出する確率は、一定に設定されているため、
一度特定表示結果が導出されて次の特定表示結果が表示
されるまでの周期がほぼ一定となり、遊技に抑揚がな
く、遊技者に飽きられ易いという問題があった。本発明
は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、遊技に抑揚を持たせて遊技者の興趣を盛
り上げることができる入賞組合せ式の弾球遊技機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、打玉が通過可能な複数の通
過入球口を備えた遊技盤上に一定個数の打玉を発射して
一単位遊技を行い、少なくとも前記一単位遊技の遊技結
果が予め定めた通過入球口の入賞組合せとなったことに
基づいて所定の遊技価値を付与する弾球遊技機におい
て、該弾球遊技機には、一単位遊技の開始後打玉が通過
口を通過したことにより開成し且つその開成中に打玉が
入賞したときに前記入賞組合せの成立を容易にすること
が可能な可変入賞球装置と、その表示結果に関連して前
記可変入賞球装置の開成を複数回の一単位遊技に亘って
連続して可能とする特定遊技状態を生起せしめることが
可能な可変表示装置と、を備えると共に、前記特定遊技
状態の発生又は消滅に関連する予め定めた条件が成立し
たときに前記可変表示装置が前記特定遊技状態を生起せ
しめるための表示結果を導出する確率を向上させる確率
向上手段を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】一単位遊技において可変表示装置が作動して
も、その表示結果が予め定めた表示結果以外の表示結果
のときには、多くの場合、主として打玉が通過入球口に
通過した組合せに基づいて入賞か否かが判定される。ま
た、一単位遊技において可変表示装置が作動し、その表
示結果が予め定めた表示結果となったときには、入賞組
合せが成立するように、可変入賞球装置が開放する遊技
状態が生起し、そのような遊技状態における一単位遊技
を複数回行うことができる特定遊技状態となる。しかし
て、特定遊技状態の発生又は消滅に関連する予め定めた
条件が成立したときには、可変表示装置が予め定めた表
示結果を導出する確率が向上せしめられるため、次回の
特定遊技状態となるまでの周期が変化するので、遊技に
抑揚を与え、遊技者の興趣を盛り上げることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図において、図1及び図2は、第1実施
例に係る弾球遊技機の遊技盤1の正面図と主要な動作の
タイミングチャートであり、図3及び図4は、第2実施
例に係る弾球遊技機の遊技盤40の正面図と主要な動作
のタイミングチャートであり、図5及び図6は、第3実
施例に係る弾球遊技機の遊技盤70の正面図と主要な動
作のタイミングチャートである。そこで、以下、各実施
例毎に説明する。
【0007】第1実施例 まず、図1を参照して、第1実施例に係る弾球遊技機の
遊技盤1の構成について説明する。図1において、遊技
盤1の表面には、発射レール(図示しない)から誘導さ
れた打玉を誘導するための区画レール2がほぼ円状に植
立されている。そして、区画レール2によって囲まれた
領域が遊技領域3を構成するものである。遊技領域3に
は、複数(3つ)の可変表示器4a〜4cを有する可変
表示装置4と、回転盤7を有する回転振分装置5と、前
記可変表示装置4の可変表示動作を開始させる変動開始
スイッチ11を内蔵する特定入賞口10と、前記可変表
示装置4の表示結果が導出されたときに機能する通過口
12a,12bと、該通過口12a,12bの機能中の
打玉の通過に基づいて開放する可変入賞球装置13と、
打玉の通過する通過口17及びこれに関連する可変入賞
球装置18と、入賞口22a,22bと、複数(16
個)の通過入球口23a〜23pと、装飾ランプ類等が
配置されている。これらの関係について以下具体的に説
明する。
【0008】まず、遊技領域3の中央に配置される回転
振分装置5においては、その回転盤7が常時モータ(図
示しない)によって時計方向に回転駆動されている。回
転盤7には、2つの溝の浅い第1凹部8a,8bと1つ
の溝の深い第2凹部9とが設けられている。この第1凹
部8a,8b及び第2凹部9には、回転振分装置5の上
部中央の玉入口6から侵入する打玉が受け入れられる。
しかして、第1凹部8a,8bに受け入れられた打玉
は、半回転する前に回転振分装置5の基板に形成された
入賞開口(図示しない)に取り込まれて通過入球口23
a〜23pのうちの8番目の通過入球口23hに導かれ
(ただし、遊技盤1の裏面で導かれる)、一方、第2凹
部9に受け入れられた打玉は、半回転したときに下方に
向かって放出されて特定入賞口10に受け入れられる。
特定入賞口10に受け入れられた打玉は、変動開始スイ
ッチ11を作動させた後、前記と同様に8番目の通過入
球口23hに導かれる。
【0009】ところで、打玉が特定入賞口10に入賞し
て変動開始スイッチ11を作動させたときには、可変表
示装置4の可変表示器4a〜4cが可変表示を開始し、
その開始時から一定時間が経過すると左の可変表示器4
aから順次停止する。そして、停止時に表示される識別
情報(図柄ともいう)が予め定めた図柄の組合せ(以
下、特定組合せという)となったとき(例えば、7・7
・7)に特定遊技状態となり、打玉が遊技領域3の上部
及び中央右側に配置される通過口12a,12bを通過
したときに、遊技領域3の中央右側に配置される可変入
賞球装置13が開放する。一方、停止時の表示結果が前
記特定組合せ以外の組合せ(以下、通常組合せという)
となったときには、上部の通過口12aを打玉が通過し
たときに、可変入賞球装置13を開放する。ただし、特
定組合せが成立したときには、再度打玉が特定入賞口1
0に導かれて変動開始スイッチ11を作動させるか、あ
るいは所定回数(例えば、14回)の一単位遊技が終了
するまで通過口12a,12bの機能を有効とするのに
対し、通常組合せが成立したときには、再度打玉が特定
入賞口10に導かれて変動開始スイッチ11を作動させ
るか、あるいは極めて少ない所定回数(例えば、1回)
の一単位遊技が終了するまで通過口12aの機能を有効
とするに過ぎない。なお、前記可変表示器4a〜4c
は、7セグメントLEDで構成され、0〜9までの10
個の数字と、A、J、F、U、Pの5個の英文字からな
る図柄を順次変動表示することが可能なように構成され
ていると共に、後述するように、前記特定組合せの出現
確率が予め定めた条件が成立することにより向上するよ
うになっている。
【0010】また、通過口12a,12bの機能が有効
となっているときに開放する可変入賞球装置13は、一
対の玉受部材15a,15bをソレノイド14によって
開放するもので、その内部に入賞玉検出器16を内蔵し
ている。しかして、開放した可変入賞球装置13は、打
玉が1個入賞するまで、あるいは入賞がないときに規定
数(例えば、3回)の一単位遊技が終了するまで開放す
る。また、可変入賞球装置13に打玉が入賞して入賞玉
検出器16を作動させると、通過入球口23a〜23p
のうち、11〜13番目の通過入球口23i〜23kに
打玉が通過したと見做されると共に、可変入賞球装置1
3自体に入賞した打玉が15番目の通過入球口23oに
導かれるので、結果的に4つの通過入球口23i,23
j,23k,23oに打玉が通過したと同等な価値を得
ることができる。更に、可変入賞球装置13への打玉の
入賞に基づくさらに大きな特徴は、上記した複数の通過
入球口への見做し入球に加えて当該ゲームにおける得点
が倍増されることである。ただし、倍増した結果が「1
0」点を超える場合には、その超えた分が切り捨てられ
て最高10点に抑えられる。また、得点が倍増される旨
は、後述する2倍表示器26が点灯することにより報知
されるようになっている。
【0011】上記した通過口12b及び可変入賞球装置
13と対称位置に設けられる通過口17と可変入賞球装
置18においては、打玉が通過口17を通過すると、可
変入賞球装置18の玉受部材20a,20bが2回開閉
動作される。この開閉動作は、ソレノイド19によって
駆動されるが、例えば、2回の開放時間が2秒ずつとさ
れ、開放と開放との間の閉成時間が1秒とされる。そし
て、可変入賞球装置18の内部には、入賞玉検出器21
が内蔵され、上記した開放中に打玉が受け入れられて入
賞玉検出器21を作動させると、通過入球口23a〜2
3pのうち、7、8番目の通過入球口23g,23hに
打玉が通過したと見做される。この場合には、可変入賞
球装置18自体に入賞した打玉は、遊技盤1の裏面にお
いて、いずれの通過入球口23a〜23pをも通過しな
いように誘導処理される。
【0012】また、前記特定入賞口10の左右の遊技領
域3に配置される入賞口22a,22bについて簡単に
説明すると、入賞口22a,22bは、遊技領域3を落
下する打玉を受け入れて遊技盤1の裏面に誘導し、遊技
盤1の裏面でそれぞれ3番目の通過入球口23cと14
番目の通過入球口23nに導く。したがって、入賞口2
2aに打玉が入賞することにより、3番目の通過入球口
23cに打玉が入賞したものと見做され、入賞口22b
に打玉が入賞することにより、14番目の通過入球口2
3nに打玉が入賞したものと見做される。
【0013】次に、遊技領域3の最下方には、複数(実
施例では、16個)の通過入球口23a〜23pが横方
向に一列に設けられ、その通過入球口23a〜23pの
前面を覆う入球口装飾カバーには、各通過入球口23a
〜23pに対応する通過表示ランプ24a〜24pが設
けられている。なお、図示の実施例では、通過入球口2
3a〜23pには、「1〜16」の入球口番号が付され
ている。しかして、打玉が複数の通過入球口23a〜2
3pのいずれかを通過したときには、対応する通過表示
ランプ24a〜24pが点灯し、その通過表示ランプ2
4a〜24pが4個連なって点灯したとき得点が1点と
なる。ただし、2〜5、7〜10、12〜15に配置さ
れるそれぞれ4つの通過入球口23b〜23e、23g
〜23j、23l〜23oが連続して点灯したときに
は、3点となるように設定されている。この4つの連続
した通過入球口をジャックポットという。したがって、
本実施例においては、3組のジャックポットが設定され
ている。また、5個以上連なって点灯したときには、1
個点灯する毎に1点加算される。なお、通過表示ランプ
24a〜24pは、電源投入時又はリセット出力が導出
されてから所定期間が経過するまでは、点灯するように
なっている。
【0014】本実施例においては、各通過入球口23a
〜23pの上部に植立される障害釘の調整具合にもよる
が、ジャックポットの組合せを成立させることばかりで
なく、連続して4つ点灯させることも難しく、全体とし
て通常の遊技状態においては、得点の成立する可能性が
低い。しかし、特定遊技状態となって、可変入賞球装置
13が開放し、それに打玉が入賞すると、入賞し難い1
3番と15番の通過入球口23m,23oを含む11、
12、13、15番の通過入球口23k,23l,23
m,23oに打玉が入賞したものと見做され、後は、比
較的入賞し易い14番の通過入球口23nに入賞させれ
ば、右ジャックポットが成立すると共に11番も点灯し
ているので3点+1点が獲得できる。更に、16番の通
過入球口23pにも打玉が入賞し易いので、これに入賞
すれば、更に1点が加算される。そして、この場合、5
点となるが、可変入賞球装置13を打玉が通過している
ので、それが2倍されて最高の10点となる。したがっ
て、特定遊技状態となると上記した高い得点を得るゲー
ムを連続して最高14ゲーム行うことができるので、多
量の賞球を獲得することができる。
【0015】上記した通過表示ランプ24a〜24pが
設けられる入賞口装飾カバーの下部中央には、得点表示
器25と2倍表示器26とが設けられる。1つのディジ
タル表示器で構成される得点表示器25は、1ゲームに
おいて獲得した得点が表示されるものであるが、本実施
例においては、得点の上限が「10」点に制限されるた
め、得点表示器25で最高点を表示する場合には、
「F」を表示するようにしている。また、得点表示器2
5には、ゲーム開始時に前のゲームで成立した得点を点
滅表示し、賞球の払出が行われる毎にその得点表示を減
算表示し、「0」になったときに、当該ゲームにおいて
得点が発生していれば、その得点を点灯表示して、それ
ぞれのゲームで獲得した得点を表示態様によって区別す
るようにしてもよい。この場合、2色発光のディジタル
表示器を1つ使用して区別しても良い。また、ゲームの
進行中に発生する得点を表示する表示器と、払出す得点
を表示する表示器とを別々に設けてもよい。また、2倍
表示器26は、前記入賞玉検出器16がONし且つ得点
が成立しているときに点灯するものである。更に、本実
施例においては、得点表示器25がエラー表示を兼用す
るようになっている。この場合には、「E」の文字とエ
ラーの種類によって定められた数字とが交互に点滅表示
されることにより表される。
【0016】更に、遊技盤1の遊技領域3には、前記可
変表示装置4の左右側方に風車ランプ27a,27bが
設けられ、遊技領域3の中央両端には、サイドランプ2
8a,28bが設けられ、前記区画レール2の上部から
右側側方の外側にレール飾りランプ29が設けられてい
る。これらは、主として可変表示装置4の変動中や特定
遊技状態中に所定の態様で表示制御される。
【0017】上記した構成を有する第1実施例の主要な
動作について図2を参照して説明する。図2は、可変表
示装置4の可変表示器4a〜4cが特定組合せを表示し
たときの誘導増加装置の作動と確率の増加との関係を示
すタイミングチャートである。ここで、図柄とは、可変
表示器4a〜4cに表示される図柄を指し、誘導増加装
置とは、前記した特定遊技状態を保持するもので図示し
ない遊技制御回路内に設定されるものである。また、確
率とは、可変表示器4a〜4cが特定組合せを出現する
確率を指している。
【0018】しかして、特定組合せを出現する確率が低
確率(例えば、1/100)であるときに、可変表示器
4a〜4cが特定組合せを表示したときには、誘導増加
装置が作動し、特定遊技状態となる。このため、前記し
たように高得点を得る可能性が高い一単位遊技を所定回
数(14回)行うことができる。そして、そのような特
定遊技状態が終了して誘導増加装置が停止すると、特定
組合せを出現する確率が高確率(例えば、1/10)に
変更される。したがって、次に打玉が特定入賞口10に
導かれて変動開始スイッチ11を作動させたときに導出
される表示結果が特定組合せを表示させる可能性が極め
て高くなる。つまり、特定遊技状態が終了したという条
件が成立したときには、可変表示装置4が特定組合せを
導出する確率が向上せしめられるため、次回の特定遊技
状態となるまでの周期が変化するので、遊技に抑揚を与
え、遊技者の興趣を盛り上げることができる。そして、
本実施例においては、上記した動作を3回繰り返すよう
になっているので、比較的短い周期間隔での特定遊技状
態が3回続いた後には、比較的長い周期間隔で次の特定
遊技状態が出現するため、遊技の抑揚感を更に遊技者に
与えることとなる。
【0019】第2実施例 次に、図3及び図4を参照して、第2実施例について説
明する。第2実施例が第1実施例と異なるところは、第
1実施例では、可変表示装置4が特定組合せを表示した
ことに基づいて直接的に特定遊技状態を生起せしめたの
に対し、第2実施例においては、可変表示装置43が特
定組合せを表示した後に入賞球装置48の回転体51の
回転によって打玉を特定領域53に誘導し、特定入賞玉
検出器55を作動させたときに特定遊技状態を生起せし
める点であり、他の構成は、ほぼ第1実施例と同じであ
る。
【0020】以下、第2実施例の具体的な構成について
説明する。図3において、遊技盤40の表面には、発射
レール(図示しない)から誘導された打玉を誘導するた
めの区画レール41がほぼ円状に植立されている。そし
て、区画レール41によって囲まれた領域が遊技領域4
2を構成するものである。遊技領域42には、複数(2
つ)の可変表示器46a,46bを有する可変表示装置
43と、回転体51を有する入賞球装置48と、一対の
可変入賞球装置56a,56b及びこれに関連する通過
口59a,59bと、通過入球口64a〜64pと、装
飾ランプ類等が配置されている。
【0021】可変表示装置43は、遊技領域42の中央
やや上部に設けられ、その上部に入賞口44が形成され
ている。この入賞口44は、遊技盤40の裏面を通って
後述する通過入球口64a〜64pの中の8番目の通過
入球口64hに導かれる。また、入賞口44の下方に
は、すり鉢状に形成される玉旋回板45が設けられてい
る。この玉旋回板45には、可変表示装置43の斜め上
方から飛来する打玉が入賞して旋回し、勢いがなくなっ
たときに中央の玉落下口(図示しない)から下方に落下
するものである。
【0022】ところで、玉旋回板45の中央に形成され
る玉落下口から落下した打玉は、遊技盤40の裏面を通
って可変表示装置43の下方に位置する玉放出口47に
到達し、再度遊技盤40の前面に誘導されて遊技領域4
2に放出される。玉放出口47から遊技領域42に放出
された打玉は、その下方に平行状に植立された障害釘に
誘導されて入賞球装置48の入球口49に導かれるよう
になっている。また、可変表示装置43の前記玉旋回板
45の下部前方には、一対の可変表示器46a,46b
が臨むように設けられている。この可変表示器46a,
46bは、7セグメントLEDで構成され、0〜9まで
の10個の数字と、A、J、F、U、Pの5個の英文字
からなる図柄を順次変動表示することが可能なようにな
っている。しかして、可変表示器46a,46bは、入
賞球装置48の入球口49に打玉が入り、入賞玉検出器
50をONさせると、変動を開始し、所定時間経過後に
停止する。そして、停止時の表示が予め定めた図柄の組
合せ(以下、この図柄の組合せを特定組合せという)、
例えば、「7、7」となったときには、入賞球装置48
の回転体51を時計方向に回転させ、それ以外の図柄の
組合せ(以下、この図柄の組合せを通常組合せという)
のときには、回転体51を反時計方向に回転する。
【0023】前記入賞球装置48は、遊技領域42の中
央やや下部に設けられ、その上部には、入球口49が形
成され、該入球口49に入賞玉検出器50が臨むように
なっている。また、入球口49の直下には、入球口49
に入った玉を受け入れる受入凹部52を有する回転体5
1が設けられている。この回転体51は、図示しないモ
ータに連結されており、モータの駆動により回転するよ
うになっている。また、モータは、正逆回転可能であ
り、その停止位置(受入凹部52が右側方を向いた位
置)を検出するために停止位置検出器が設けられてい
る。しかして、回転体51は、通常の状態で受入凹部5
2が右側方に向いた状態で停止しており、前記可変表示
器46a,46bが特定組合せとなったときには、回転
体51が正面から見て時計方向に1回転され、逆に通常
組合せとなったときには、回転体51が反時計方向に1
回転される。
【0024】回転体51が時計方向にほぼ1回転して受
入凹部52が傾斜した位置となったときには、受入凹部
52に受け入れられた玉は、特定領域53に放出され、
その後、特定入賞玉検出器55をONさせて前記通過入
球口64hに導かれる。一方、回転体51が反時計方向
に回転して受入凹部52が傾斜した位置となったときに
は、受入凹部52に受け入れられた玉は、通常領域54
に放出され、その後、前記通過入球口64hに導かれ
る。そして、特定入賞玉検出器55がONしたときに
は、特定遊技状態となる。この特定遊技状態は、所定回
数(例えば、14回)の一単位遊技が終了するまで、又
はその所定回数の一単位遊技に達する前に再度特定入賞
玉検出器55がONするまで継続される。なお、特定遊
技状態時には、後に詳述する可変入賞球装置56a,5
6bのうち右側に配置される可変入賞球装置56bが所
定の条件が成立したときに開放するようになっている。
これについては、後に詳述する。
【0025】可変入賞球装置56a,56bは、前記可
変表示装置43の両サイドやや下方の遊技領域42に配
置されており、一対の開閉部材がソレノイド57a,5
7bによって開閉制御されるものである。ただし、左右
のソレノイド57a,57bが開閉される条件は、異な
るものである。また、可変入賞球装置56a,56bに
は、入賞した打玉を検出するための入賞玉検出器58
a,58bが内蔵されている。
【0026】まず、左側に配置される可変入賞球装置5
6aは、その斜め下方に配置される通過口59aを打玉
が通過したときに、短い時間間隔で2回開閉動作される
ものである。そして、その2回の開閉動作中に打玉が可
変入賞球装置56aに入賞すると、入賞玉検出器58a
がONして後述する7番目の通過入球口64gに打玉が
入球したと同等の効果を奏する。また、可変入賞球装置
56aに入賞した玉は、8番目の通過入球口64hに導
かれている。即ち、可変入賞球装置56aに打玉が入賞
することにより、7番目と8番目の通過入球口64g,
64hに打玉が入賞したものと見做される。
【0027】一方、右側に配置される可変入賞球装置5
6bは、その斜め下方に配置される通過口59bを打玉
が通過したときに、開放されるようになっている。ただ
し、このような作動をするのは、特定遊技状態のときだ
けであり、通常の遊技状態のときに打玉が通過口59b
を通過しても可変入賞球装置56bは、開放されない。
しかして、可変入賞球装置56bの開放中に打玉が入賞
すると、入賞玉検出器58bがONして可変入賞球装置
56bを閉じると共に、後述する11番目〜13番目の
通過入球口64k,64l,64mに打玉が入球したと
同等の効果を奏する。また、可変入賞球装置56bに入
賞した玉は、15番目の通過入球口64oに導かれてい
る。即ち、可変入賞球装置56bに打玉が入賞すること
により、11番目と12番目と13番目と15番目の通
過入球口64k,64l,64m,64oに打玉が入賞
したものと見做される。
【0028】なお、一単位遊技における一定個数の打玉
の弾発が終了しても開放している可変入賞球装置56b
に打玉が入賞しなかった一単位遊技が3回連続したとき
には、可変入賞球装置56bが自動的に閉じるようにな
っている。更に、可変入賞球装置56bへの打玉の入賞
に基づくさらに大きな特徴は、上記した複数の通過入球
口への見做し入球に加えて当該一単位遊技における得点
が倍増されることである。ただし、倍増した結果が「1
0」点を超える場合には、その超えた分が切り捨てられ
て最高10点に抑えられる。また、得点が倍増される旨
は、後述する2倍表示器67が点灯することにより報知
されるようになっている。
【0029】また、上記した構成以外の入賞口60a,
60b、風車ランプ61a,61b、サイドランプ62
a,62b、レール飾りランプ63、通過入球口64a
〜64p、通過表示ランプ65a〜65p、得点表示器
66、及び2倍表示器67は、第1実施例における入賞
口22a,22b、風車ランプ27a,27b、サイド
ランプ28a,28b、レール飾りランプ29、通過入
球口23a〜23p、通過表示ランプ24a〜24p、
得点表示器25、及び2倍表示器26と全く同じ機能を
奏するものであるので、その説明は省略する。
【0030】次に、図4を参照して第2実施例の主要な
動作について説明する。図4は、可変表示装置43の可
変表示器46a,46bが特定組合せを表示したときの
誘導増加装置の作動と確率の増加との関係を示すタイミ
ングチャートである。ここで、図柄とは、可変表示器4
6a,46bに表示される図柄を指し、誘導増加装置と
は、前記した特定遊技状態を保持するもので図示しない
遊技制御回路内に設定されるものである。また、確率と
は、可変表示器46a,46bが特定組合せを出現する
確率を指している。
【0031】しかして、特定組合せを出現する確率が低
確率(例えば、1/100)であるときに、可変表示器
46a,46bが特定組合せを表示したときには、入賞
球装置48の回転体51を時計方向に回転せしめて打玉
を特定領域54に導き特定入賞玉検出器55をONさせ
ると誘導増加装置が作動し、特定遊技状態となる。この
ため、前記したように高得点を得る可能性が高い一単位
遊技を所定回数(14回)行うことができる。そして、
そのような特定遊技状態が終了して誘導増加装置が停止
すると、特定組合せを出現する確率が高確率(例えば、
1/10)に変更される。したがって、次に打玉が入賞
球装置48の入球口49に導かれて入賞玉検出器50を
作動させたときに導出される表示結果が特定組合せを表
示する可能性が極めて高くなる。つまり、特定遊技状態
が終了したという条件が成立したときには、可変表示装
置43が特定組合せを導出する確率が向上せしめられる
ため、次回の特定遊技状態となるまでの周期が変化する
ので、遊技に抑揚を与え、遊技者の興趣を盛り上げるこ
とができる。そして、本実施例においては、上記した動
作を3回繰り返すようになっているので、比較的短い周
期間隔での特定遊技状態が3回続いた後には、比較的長
い周期間隔で次の特定遊技状態が出現するため、遊技の
抑揚感を更に遊技者に与えることとなる。
【0032】第3実施例 次に、図5及び図6を参照して第3実施例について説明
する。第3実施例が第1及び第2実施例と異なるところ
は、第1及び第2実施例では、可変表示装置が特定組合
せを表示したときには、直接的に又は間接的に確実に特
定遊技状態を生起せしめたのに対し、第3実施例におい
ては、可変表示装置73が特定組合せを表示した後に可
変入賞球装置75が開放し、その開放中に受け入れられ
た打玉(本実施例においては、1個)が回転振分装置7
8の回転盤80の第2凹部82に導かれて特定入賞口8
3に入賞し、特定入賞玉検出器84を作動させたときに
特定遊技状態を生起せしめる点である。このため、可変
表示装置73が特定組合せを表示したからといって必ず
しも特定遊技状態となる分けではないが、しかし、前提
として可変表示装置73が特定組合せを表示しなけれ
ば、特定遊技状態とならないため、可変表示装置73が
特定遊技状態を生起せしめることに関連していることに
変わりはない。
【0033】以下、第3実施例の具体的な構成について
簡単に説明する。図5において、遊技盤70の表面に
は、発射レール(図示しない)から誘導された打玉を誘
導するための区画レール71がほぼ円状に植立されてい
る。そして、区画レール71によって囲まれた領域が遊
技領域72を構成するものである。遊技領域72には、
複数(3つ)の可変表示器73a〜73cを有する可変
表示装置73と、該可変表示装置73の可変表示動作を
開始せしめる通過口74と、前記可変表示装置73の表
示結果が特定組合せとなったときにソレノイド76によ
って開放される可変入賞球装置75と、該可変入賞球装
置75に受け入れた打玉を振り分ける回転振分装置78
と、該回転振分装置78の第2凹部82に受け入れられ
た打玉が導かれる特定入賞口83と、特定遊技状態時に
打玉が通過口88を通過することによって開放する可変
入賞球装置85と、入賞口89a,89bと、通過入球
口90a〜90pと、第1実施例と同様の装飾ランプ類
等が配置されている。
【0034】まず、遊技領域72を落下する打玉が通過
口74を通過すると可変表示装置73の可変表示器73
a〜73cが可変表示動作を開始し、一定時間経過後順
次停止する。そして、停止時の表示結果が予め定めた図
柄の組合せ、即ち特定組合せ(例えば、7・7・7)と
なったときには、可変入賞球装置75のソレノイド76
が駆動して開放する。この開放は、打玉が1個入賞する
まで、又は1個も入賞しない一単位遊技が規定数(例え
ば、3回)に達するまでである。しかして、可変入賞球
装置75に入賞した打玉は、入賞玉検出器77によって
検出された後、回転振分装置78の玉入口79に導かれ
る。なお、入賞玉検出器77が作動すると、通過入球口
90a〜90pのうち、7番目の通過入球口90gに打
玉が通過したものと見做される。
【0035】回転振分装置78の玉入口79に導かれた
打玉は、常時回転している回転盤80の第1凹部81
a,81b又は第2凹部82のいずれかに受け入れられ
る。第1凹部81a,81bに受け入れられた打玉は、
第1実施例と同様に遊技盤70の裏面に導かれて8番目
の通過入球口90hに誘導される。このため、特定遊技
状態とならない。一方、第2凹部82に受け入れられた
打玉は、回転振分装置78の下方に位置する特定入賞口
83に誘導され、特定入賞玉検出器84を作動した後、
8番目の通過入球口90hに誘導される。
【0036】特定入賞玉検出器84が作動すると、特定
遊技状態となり、以下、第1実施例と同様に、通過口8
8を打玉が通過することにより可変入賞球装置85がソ
レノイド86により開閉駆動され、その開放中に受け入
れられた入賞玉が入賞玉検出器87によって検出される
と、通過入球口90a〜90pのうち、11〜13番目
の通過入球口90i〜90kに打玉が通過したと見做さ
れると共に、可変入賞球装置85自体に入賞した打玉が
15番目の通過入球口90oに導かれるので、結果的に
4つの通過入球口90i,90j,90k,90oに打
玉が通過したと同等な価値を得ることができる。更に、
可変入賞球装置85への打玉の入賞に基づいて当該一単
位遊技における得点が倍増される。
【0037】また、上記した構成以外の入賞口89a,
89b、風車ランプ94a,94b、サイドランプ95
a,95b、レール飾りランプ96、通過入球口90a
〜90p、通過表示ランプ91a〜91p、得点表示器
92、及び2倍表示器93は、第1実施例及び第2実施
例における対応する構成要素と全く同じ機能を奏するも
のであるので、その説明は省略する。
【0038】次に、図6を参照して第3実施例の主要な
動作について説明する。図6は、可変表示装置73の可
変表示器73a〜73cが特定組合せを表示し且つ可変
入賞球装置75及び回転振分装置78を介して打玉が特
定入賞口83に導かれたときの誘導増加装置の作動と確
率の増加との関係を示すタイミングチャートである。こ
こで、図柄とは、可変表示器73a〜73cに表示され
る図柄を指し、誘導増加装置とは、前記した特定遊技状
態を保持するもので図示しない遊技制御回路内に設定さ
れるものである。また、確率とは、可変表示器73a〜
73cが特定組合せを出現する確率を指している。
【0039】しかして、特定組合せを出現する確率が低
確率(例えば、1/100)であるときに、可変表示器
73a〜73cが特定組合せを表示したときには、可変
入賞球装置75が開放し、その開放中に受け入れられた
打玉が回転振分装置78の第2凹部82に受け入れられ
て打玉を特定入賞口83に導き特定入賞玉検出器84を
ONさせると誘導増加装置が作動し、特定遊技状態とな
る。このため、高得点を得る可能性が高い一単位遊技を
所定回数(14回)行うことができる。そして、そのよ
うな特定遊技状態が終了して誘導増加装置が停止する
と、特定組合せを出現する確率が高確率(例えば、1/
5)に変更される。したがって、次に打玉が通過口74
を通過して可変表示装置73を可変表示動作させたとき
に導出される表示結果が特定組合せを表示する可能性が
極めて高くなる。つまり、1回目の特定遊技状態が終了
したという条件が成立したときには、可変表示装置73
が特定組合せを導出する確率が向上せしめられるため、
次回の特定遊技状態となるまでの周期が変化するので、
遊技に抑揚を与え、遊技者の興趣を盛り上げることがで
きる。そして、本実施例においては、上記した動作を3
回繰り返すようになっているので、比較的短い周期間隔
での特定遊技状態が3回続いた後には、比較的長い周期
間隔で次の特定遊技状態が出現するため、遊技の抑揚感
を更に遊技者に与えることとなる。
【0040】以上、3つの実施例について説明してきた
が、いずれの実施例においても、一単位遊技において可
変表示装置4、43、73が作動し、その表示結果が予
め定めた表示結果となったときには、入賞組合せが成立
するように、可変入賞球装置13、56b、85が開放
する遊技状態が生起し、そのような遊技状態における一
単位遊技を複数回行うことができる特定遊技状態とな
る。そして、特定遊技状態が終了したという条件が成立
したときには、可変表示装置73が特定組合せを導出す
る確率が向上せしめられるため、次回の特定遊技状態と
なるまでの周期が変化するので、遊技に抑揚を与え、遊
技者の興趣を盛り上げることができる。
【0041】なお、上記した実施例においては、高確率
に移行するための特定遊技状態の発生又は消滅に関連す
る予め定めた条件として、特定遊技状態が終了(消滅)
したという条件を示したが、特定遊技状態が発生したと
いう条件、可変表示装置を使用して特定組合せが成立し
た後に打玉を特定遊技状態を生起せしめる特定領域に誘
導するもの(例えば、第2実施例)において、特定組合
せが成立したという条件、あるいは、可変表示装置を使
用して特定組合せが成立したときに特定遊技状態となる
もの(例えば、第1実施例)において、可変表示開始前
又は可変表示開始後に特定組合せで停止表示すべき乱数
が抽出されたという条件であってもよい。また、上記し
た実施例では、特定遊技状態が終了すると直ちに確率が
向上するものを示したが、特定遊技状態終了後、所定ゲ
ーム数が行われた後に確率が向上するものでも良い。
【0042】また、上記した実施例においては、通常の
確率に戻る(低確率に移行する)条件として、特定遊技
状態が発生したという条件を示したが、可変表示装置の
表示結果が特定組合せ以外の予め定めた表示結果(この
表示結果を導出するための乱数を抽出したときを含む)
となったとき、遊技盤上又は入賞球装置内の所定の通過
口又は入球口に打玉が入ったとき、高確率へ移行したと
きから所定期間(例えば、所定時間が経過する期間、可
変表示装置の所定回数の可変表示動作が経過する期間、
それらのいずれか早い方の期間が経過するまで、可変表
示装置の特定組合せの発生回数が所定値に達する期間
等)が経過したとき、ある時点からの打込玉数と補給玉
数との差玉数又は出玉率が所定値に達したとき、一単位
遊技における得点が所定の得点に満たないとき、という
条件であっても良い。
【0043】更に、上記した実施例においては、可変表
示装置として主として7セグメントLEDで構成された
ものを示したが、他の可変表示器(例えば、ドットマト
リックス、LCD、ドラム、円盤等)で構成されたもの
でも良い。また、入賞組合せを成立させ易いものとし
て、チューリップ式の可変入賞球装置を示したが、他の
形式の可変入賞球装置(例えば、開閉板、スライド板
等)であっても良い。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、特定遊技状態の発生又は消滅に
関連する予め定めた条件が成立したときには、可変表示
装置が予め定めた表示結果を導出する確率が向上せしめ
られるため、次回の特定遊技状態となるまでの周期が変
化するので、遊技に抑揚を与え、遊技者の興趣を盛り上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る弾球遊技機の遊技盤の正面図
である。
【図2】第1実施例に係る弾球遊技機の主要な動作のタ
イミングチャートである。
【図3】第2実施例に係る弾球遊技機の遊技盤の正面図
である。
【図4】第2実施例に係る弾球遊技機の主要な動作のタ
イミングチャートである。
【図5】第3実施例に係る弾球遊技機の遊技盤の正面図
である。
【図6】第3実施例に係る弾球遊技機の主要な動作のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1、40、70 遊技盤 4、43、73 可変表示装置 23a〜23p、64a〜64p、90a〜90p 通
過入球口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉が通過可能な複数の通過入球口を備
    えた遊技盤上に一定個数の打玉を発射して一単位遊技を
    行い、少なくとも前記一単位遊技の遊技結果が予め定め
    た通過入球口の入賞組合せとなったことに基づいて所定
    の遊技価値を付与する弾球遊技機において、 該弾球遊技機には、一単位遊技の開始後打玉が通過口を
    通過したことにより開成し且つその開成中に打玉が入賞
    したときに前記入賞組合せの成立を容易にすることが可
    能な可変入賞球装置と、その表示結果に関連して前記可
    変入賞球装置の開成を複数回の一単位遊技に亘って連続
    して可能とする特定遊技状態を生起せしめることが可能
    な可変表示装置と、を備えると共に、前記特定遊技状態
    の発生又は消滅に関連する予め定めた条件が成立したと
    きに前記可変表示装置が前記特定遊技状態を生起せしめ
    るための表示結果を導出する確率を向上させる確率向上
    手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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