JP4877915B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は少なくとも一部を透明とした遊技盤を備える遊技機に関する。
従来のパチンコ遊技機として、遊技盤をアクリルなど透明部材で形成し、遊技盤の背面に遊技画像を表示する液晶パネルを配置し、遊技球の発射に伴い変化する遊技画像を透明部材を介して視認可能とした遊技機がある(特許文献1参照)。
液晶パネルを遊技盤に取付る必要がないため、遊技盤に配置される入賞領域との直接的な干渉がなく、したがって遊技盤の設計、デザインの自由度がそれだけ高められ、今までにない斬新な雰囲気をもつ遊技機とすることができる。
特開2005−28119号公報
ところがこの遊技機にあって、遊技盤には入賞領域の一部を構成する入賞始動口が設置され、ここに遊技球が入賞すると変動表示ゲームなどの遊技が開始されるのであるが、遊技制御のためには、入賞した遊技球(以下入賞球ともいう)を電気的、電磁的に検出する必要がある。上記公報には直接的な開示がないものの、入賞球検出のためのセンサが遊技盤の裏面に設けられる場合、このセンサには当然のことながらリード線が接続されている。
このようなリード線は透明な遊技盤を通して遊技者から見えることになり、せっかくの美観を損なってしまう。リード線を見えないようにするには、例えば液晶パネルにリード線を導く穴を設けることも考えられるが、このような特殊加工を行えばそれだけコスト高となるのは避けられない。
そこで、本発明は、透明な遊技盤の特性を活かしつつ、センサリード線などによる美観を損なうことのない遊技機を提供することを目的とする。
第1の発明は、少なくとも遊技領域が透明部材で形成された遊技盤に、遊技球が入賞可能な入賞部を配置してなる遊技盤ユニットと、前記遊技盤と共に遊技盤ユニットの背面に位置して本体枠に収められ、前記透明部材を介して前記遊技盤ユニットの前面から透視可能な画像表示パネルと、を備えた遊技機において、前記画像表示パネルの前面かつ遊技盤ユニットの背面には、前記入賞部に入賞した遊技球を流下案内する入賞球流下路と、前記入賞球流下路に導かれる遊技球の通過に伴い磁気を変化させる可変磁気発生手段とを設け、前記画像表示パネルの背面には前記可変磁気発生手段の磁気変化を検出する磁気検出手段を備え、前記磁気検出手段の検出出力に基づいて遊技制御を実行するようにしたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記可変磁気発生手段は、前記入賞球流下路に近接して磁気発生体を配置し、前記入賞球流下路に導かれる磁性材からなる遊技球の通過により、前記磁気検出手段で検出される磁気を変化させるようになっている。
第3の発明は、第1の発明において、前記可変磁気発生手段は、前記入賞球流下路に近接して設けられ、前記入賞球流下路に導かれる遊技球の通過に伴い変位する可動部材と、この可動部材に取付けられた磁気発生体とを備え、前記可動部材の変位により前記磁気検出手段で検出される磁気を変化させるようになっている。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記可変磁気発生手段は、前記遊技盤ユニットの前面からは透視できない、前記入賞部の裏面に配置される。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記入賞部は、入賞する遊技球を受け入れる開口部と、開口部からの遊技球を略水平方向に案内した後、前記入賞球流下路に落下させる案内路と、を備え、前記入賞球流下路が略垂直路に形成されている。
第6の発明は、第2〜第5の発明において、前記可変磁気発生手段は、少なくとも前記磁気検出手段と対峙した部位を除いた方向について、前記磁気発生体からの発生磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材を備えている。
第7の発明は、第1〜第6の発明において、前記画像表示パネルは、液晶パネル、プラズマディスプレイパネル、ELディスプレイパネル等の薄型表示パネルであり、前記磁気検出手段を前記可変磁気発生手段での磁気変化を検出可能な距離に配置させられるようになっている。
第1の発明によれば、画像表示パネルの前面かつ遊技盤ユニットの背面には、入賞部に入賞した遊技球を流下案内する入賞球流下路と、前記入賞球流下路に導かれる遊技球の通過に伴い磁気を変化させる可変磁気発生手段とを設け、前記画像表示パネルの背面には前記可変磁気発生手段の磁気変化を検出する磁気検出手段を備えるため、透明な遊技盤として、その背面に配置した画像表示パネルの表示を遊技盤前面側から視認可能としても、入賞部への入賞球を検出するための磁気検出手段のリード線が外部から見えることがなく、美観が損なわれることがない。このことは、遊技盤のより多くの部位を、画像表示パネルで占めるように配置することを可能とし、透明にした遊技盤のもつ優位性をなお一層高められる、すなわち画像表示パネルの大画面構成による迫力のある遊技表示が実現できる。なお、画像表示パネルに対しては、従来想定されるような、リード線を貫通させるための特殊加工も不要となり、それだけ製造コストも低減できる。
第2の発明によれば、可変磁気発生手段は、入賞球流下路に近接して磁気発生体を配置し、前記入賞球流下路に導かれる磁性材からなる遊技球の通過により、磁気検出手段で検出される磁気を変化させるので、磁気発生体と遊技球が直接的に接触する機会が少なく、磁気発生体の耐久性が確保できる。
第3の発明によれば、可変磁気発生手段は、入賞球流下路に近接して設けられ、前記入賞球流下路に導かれる遊技球の通過に伴い変位する可動部材と、この可動部材に取付けられた磁気発生体とを備えているので、遊技球が鉄などの強磁性材で形成されていなくても入賞検出が可能となり、それだけ遊技球としての材料選択の余地が広まる。
第4の発明によれば、可変磁気発生手段は、遊技盤ユニットの前面からは透視できない、入賞部の裏面に配置されるので、透明にした遊技盤の美観が維持され、また背面に配置する画像表示パネルの占める表示領域を拡大することも可能となる。
第5の発明によれば、入賞部は、入賞する遊技球を受け入れる開口部と、開口部からの遊技球を略水平方向に案内した後、入賞球流下路に落下させる案内路とを備え、しかも前記入賞球流下路が略垂直路に形成されているので、可変磁気発生手段を通過する入賞球が自由落下状態となり、磁気の変化時間をほぼ均等化できるので、入賞球の検出精度を向上させることができる。また、入賞球が連続する場合でもいったん水平方向に導くので、入賞球の落下間隔を保って、入賞球数を正確に検出することが可能となる。
第6の発明によれば、可変磁気発生手段は、少なくとも磁気検出手段と対峙した部位を除いた方向について、磁気発生体からの発生磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材を備えているため、磁気発生体に対する遊技球の吸い寄せを抑制し、可変磁気発生手段での磁気変化を安定させ、ノイズによる誤検出を防ぎ、また遊技機前面からの不正な磁気を作用させることによる誤動作を確実に阻止できる。
第7の発明によれば、画像表示パネルは、液晶パネル、プラズマディスプレイパネル、ELディスプレイパネル等の薄型表示パネルとして、前記磁気検出手段を前記可変磁気発生手段での磁気変化を検出可能な距離に配置させられるようになっているので、特別に高性能の磁気検出機能を持たせることなく、入賞検出が可能で、またそれだけ検出精度も高められる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の遊技機(パチンコ機)1の斜視図、また図2は同じくガラス枠9が開放された遊技機1の斜視図である。なお、本実施の形態の説明において、遊技機1の遊技者が遊技する側(図の左手前側)を前として前後方向を示す。
遊技機1の外枠2には、後述する遊技盤ユニット5を着脱可能に収納する前面枠3の一側がヒンジ4を介して開閉回動可能に取り付けられる。
さらに前面枠3には、ガラス枠9がヒンジ10を介して開閉回動可能に取り付けられている。ガラス枠9の前面は、略円形状の開口部11が形成されている。ガラス枠9には、裏面側からカバーガラス12が組み込まれている。ガラス枠9を閉じた状態で遊技機1を前面視した場合、遊技盤ユニット5の前面はカバーガラス12で透視可能な状態に覆われている。
前面枠3の要所には、ランプやLED等からなる装飾発光装置15が設けられる。装飾発光装置15は、大当り遊技状態等のイベント発生時や異常発生時に、遊技機1の遊技状態に対応して発光する。
前面枠3の下方には、遊技球を貯留するとともに、打球発射装置(図示省略)に案内する上皿16が配設される。また、前面枠3の下部の固定パネル17には、下皿18及び打球発射装置の発射操作部19が配設され、その操作に応じて遊技盤ユニット5の遊技領域52に遊技球を打ち出す。
遊技領域52に設けられた、後述する一般入賞口、始動入賞口56(図2参照)及び特別変動入賞装置に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が、遊技機1内部に設けられた払出ユニット(図示省略)から上皿16または下皿18に排出される。また、上皿16には、遊技の開始にあたって操作される、遊技機1に接続された、図3の制御系のブロック図に示す、カードユニット49の球貸要求に応じた個数の遊技球が、遊技機1の背面に設けられた補給タンク20から排出される。
上皿16の上縁には、カードユニット49に挿入されたプリペイドカードの残高を表示するカード残高表示部21、遊技球の貸し出しを指令する球貸スイッチ22、及び、プリペイドカードの返却を指令するカード返却スイッチ23が設けられる。
また、上皿16の側縁には、上皿16に貯留された遊技球を下皿18へ排出するための上皿返却レバー24が設けられている。
下皿18の下方には、下皿18に貯留された遊技球を下方へ排出するための下皿返却レバー25が設けられている。なお通常は、下皿18の下方には、図示しない膳板(カウンタ)に遊技球貯留箱が載置され、下皿18から下方に排出された遊技球を、当該遊技球貯留箱に溜めることが可能となっている。
また、下皿18の左には、音出力装置(スピーカ)26及び灰皿27が設けられる。
前面枠3は、遊技盤ユニット5と略同一形状、同一面積の開口部31を有する額縁状の枠体である。前面枠3には遊技盤収納部32が一体に形成され、遊技盤収納部32の下部には、遊技盤ユニット5の板厚と同一の前後幅を有する遊技盤載置台33が一体に形成されている。
遊技盤ユニット5は、この遊技盤載置台33の上面に載置された状態で遊技盤収納部32に収納される。このとき、遊技盤ユニット5は、遊技盤収納部32の一側の壁に設けられた止着金具34によって一側を着脱可能な状態であって、かつ、遊技盤収納部32の上側及び他側の壁に設けられた固定部材(図示省略)によって上側及び他側を固定された状態で、遊技盤収納部32に収納される。
なお、本実施の形態では、遊技機1のうち、遊技盤ユニット5、及び図3に示す、遊技制御装置100及び表示制御装置150以外の部材(具体的には、外枠2、前面枠3、光源ユニット6、ガラス枠9及び遊技盤収納部32)が互に組み付けられて一体化されて本体枠13を構成する。遊技盤ユニット5は、この本体枠13の前面に対して着脱可能に設けられている。
遊技盤ユニット5は、機種毎に異なるデザインが施されているが、本体枠13は機種全般で共通して利用可能なように構成されている。よって、遊技機1の機種を交換する場合、本体枠13は交換することなく島設備に残して、遊技盤ユニット5、遊技制御装置100及び表示制御装置150のみを新たな機種のものに交換すればたりる。
前記した固定部材は、遊技盤収納部32の上側及び他側の壁に回動可能に取り付けられている。そして、その先端を前面枠3の内側に向けて回動させることで、遊技盤収納部32に収納された遊技盤ユニット5の前面に当接して、遊技盤ユニット5を後方へ押し付けて固定する。
遊技盤ユニット5は、例えばアクリルなど透明な板状部材よりなる遊技盤ベース50及びその四方に各々設けられた樹脂製のサイドケース53によって構成される。したがって遊技盤ベース50の前面からその内側が透視できる。遊技盤ベース50の表面には、ガイドレール51で囲われた略円形状の遊技領域52が形成される。遊技盤ベース50の右上及び右下に設けられたサイドケース53には、それぞれ一部をくぼませた係合部54が形成されている。遊技盤収納部5の他側壁に設けた固定部材を90度内側へ回動させて、この係合部54に係合させることによって、遊技盤ユニット5は遊技盤収納部32に固定される。
また、前面枠3には、遊技盤収納部32の背面に開口部31と略同一の面積を有する光源ユニット6が配置される。光源ユニット6の前面には、後述する画像表示パネル55及び透過板61が配置され、画像表示パネル55を背面側から照射するバックライト(光源)62(図3参照)を内部に備える。なお、図2では、光源ユニット6のうち外枠2及び前面枠3に覆われて視認できない部分を破線で示す。
前面枠3には、遊技盤ユニット5の背面で、遊技領域52に対応した位置に、遊技画像を表示する薄型の画像表示パネル55が配置される。画像表示パネル55は、LCD(液晶表示器)によって構成される。画像表示パネル55は前記光源ユニット6の直前で、ガラスなどの透過板61の背面に位置して設けられる。画像表示パネル55は背面側からバックライト(光源)62(図3参照)により照射される。
このLCDによって表示される表示画面のうち、透明な遊技盤ベース50を通して遊技者から視認可能な領域には、複数の変動表示領域が設けられており、各変動表示領域に識別情報(装飾図柄)や特図変動表示ゲームを演出するキャラクタ等、特図変動表示ゲームに関する画像が表示される。すなわち、表示画面の左、中及び右に設けられた変動表示領域には、識別情報として割り当てられた装飾図柄(例えば、「0」〜「9」までの数字及び「A」、「B」の英文字による12種類の図柄)が変動表示して特図変動表示ゲームが行われる。その他、表示画面には遊技の進行に基づく画像(例えば、大当り表示、ファンファーレ表示又はエンディング表示等)が表示される。
遊技盤ベース50の遊技領域52には、透過する画像表示パネル55と干渉しない位置に、始動入賞口(入賞部)56が設けられる。また、遊技領域52には、図示しない方向転換部材、普通図柄始動ゲート、複数の一般入賞口及び二つの特別変動入賞装置等も設けられる。したがって、換言すると、画像表示パネル55は遊技領域52の全域にわたって配置されるが、これら各入賞口等に対峙する位置では画像表示が行われないように表示制御される。
また、前記画像表示パネル55には、図3に示す、特図変動表示ゲームの特図表示部44A及び特図記憶表示部44Bからなる特図表示域(図示省略)や、普図変動表示ゲームの普図表示部45A及び普図記憶表示部45Bからなる普図表示域が設けられる。
遊技機1では、打球発射装置(図示省略)から遊技領域52に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域52内の各所に配置された図示しない釘や風車等の方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域52を流下する。そして、一般入賞口、始動入賞口56又は特別変動入賞装置に入賞するか、遊技領域52の最下部に設けられたアウト口57から排出される。
一般入賞口への遊技球の入賞は、各一般入賞口に備えられた入賞口センサ40.1〜40.N(図3参照)によって検出される。また、始動入賞口56への遊技球の入賞は、特図始動センサ41(図3参照)によって検出される。
前記入賞口センサ40.1〜40.Nあるいは特図始動センサ41は、後述するようにして構成され、透明な遊技盤ベース50を透過してセンサリード線等が遊技盤前面から見えないようになっている。ただし詳しくは、後に図4を参照して説明する。
始動入賞口56への遊技球の入賞が特図始動センサ41(図3参照)によって検出されると、遊技球の通過タイミングによって抽出された特別図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100内の特図記憶領域に特別図柄入賞記憶として所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特別図柄入賞記憶の記憶数は、画像表示パネル55の特図記憶表示部44Bとしての表示域に表示される。遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶に基づいて、同じく特図表示部44Aからなる表示域にて特図変動表示ゲームを行う。
始動入賞口56へ遊技球の入賞があると、画像表示パネル55では、前述した数字等で構成される装飾図柄(識別情報)が順に変動表示して、特図変動表示ゲームに関する画像が表示される。つまり、画像表示パネル55では、特図表示部44Aの表示に対応する装飾図柄の変動表示が行われる。特図表示部44Aは、変動表示状態と変動表示結果とを遊技者に正確に知らしめる役割を有し、画像表示パネル55は、興趣向上のために多様な表示を演出する役割を有する。
始動入賞口56への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別図柄乱数カウンタ値が当り値であるとき)には大当り遊技状態となり、表示図柄が特定の結果態様を導出する。具体的には、特図表示部44Aは、当り図柄である一桁の特別図柄で停止して、画像表示パネル55は、三つの装飾図柄が揃った状態(大当り図柄)で停止する。
このとき、二つの特別変動入賞装置のうちどちらかが、大入賞口ソレノイド47.1又は47.2(図3参照)への通電によって、所定の時間(例えば、30秒)だけ、遊技球を受け入れない閉状態から遊技球を受け入れやすい開状態に変換される。すなわち、特別変動入賞装置が所定の時間だけ大きく開くので、この間遊技者は多くの遊技球を獲得することができるという遊技価値が付与される。なお、二つの特別変動入賞装置は、同時に開放されることはない。特別変動入賞装置への遊技球の入賞は、カウントセンサ43.1又は43.2(図3参照)によって検出される。
普通図柄始動ゲートへの遊技球の通過は、普図始動ゲートセンサ42(図3参照)で検出される。この遊技球の通過タイミングによって抽出された普通図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100内の普図記憶領域に普通図柄入賞記憶として所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この普通図柄入賞記憶の記憶数は、普図記憶表示部45Bに表示される。
普通図柄始動ゲートを遊技球が通過すると、遊技制御装置100は普通図柄入賞記憶に基づいて普図表示部45Aで普図変動表示ゲームが開始される。すなわち、普通図柄始動ゲートへの通過検出が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、通過検出時の普通図柄乱数カウンタ値が当り値であるときには)には当り状態となり、普図表示部45Aに表示される普通図柄が当り状態で停止する。このとき、図示しない普通変動入賞装置は、普通電動役物ソレノイド46(図3参照)への通電によって、所定の時間だけ拡開するように変換される。
なお、図2では、カバーガラス12を介して透過されるガラス枠9の前面の開口部11は、図示を省略してある。
図3は、本発明の第1の実施の形態の遊技機1の遊技制御装置100を中心とする制御系の一部を示すブロック図である。
遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置であって、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報(プログラム、データ等)を記憶しているROM及び遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイコン101、入力インターフェース102及び出力インターフェース103から構成される。
遊技用マイコン101には外部通信端子が設けられている。外部通信端子は、遊技用マイコン101に一意に設定された識別番号を出力することができる。この外部通信端子に検査装置や管理装置(いわゆるホールコンピュータ)を接続することで、管理装置が遊技機1を識別可能となっている。
遊技用マイコン101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(入賞口センサ40.1〜40.N、特図始動センサ41、普図始動ゲートセンサ42及びカウントセンサ43.1、43.2)からの検出信号を受けて、大当り抽選等、種々の処理を行う。
また、遊技用マイコン101は、出力インターフェース103を介して画像表示パネル55に設けられた特図表示域(特図表示部44A、特図記憶表示部44B)及び普図表示域(普図表示部45A、普図記憶表示部45B)に各種情報を出力する。
特図表示部44Aには、特図変動表示ゲームの変動表示態様を出力する。また、特図記憶表示部44Bには、特別図柄入賞記憶数表示を出力する。
普図表示部45Aには、普図変動表示ゲームの変動表示態様を出力する。また、普図記憶表示部45Bには、普通図柄入賞記憶数表示を出力する。
また、遊技用マイコン101は、出力インターフェース103を介して、各従属制御装置(表示制御装置150及び排出制御装置200)、普通電動役物ソレノイド46、大入賞口ソレノイド47.1及び47.2等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
また、遊技用マイコン101は、盤用外部情報48を介して、管理装置に遊技機1に関する情報を出力する。
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号に基づいて、払出ユニットの動作を制御し賞球を排出させる。また、カードユニット49からの貸球要求信号に基づいて、払出ユニットの動作を制御し貸球を排出させる。
遊技制御装置100から表示制御装置150には、表示制御指令信号として特図変動開始コマンド、変動表示コマンド、識別情報コマンド、確定コマンド、デモ表示コマンド、ファンファーレコマンド、大当りコマンド、エラーコマンド等が送信される。さらに、通常遊技状態、特別遊技状態、確率変動状態、変動時間短縮状態等の遊技状態の違いによって表示態様を変化させるための指令信号も送信される。
なお、通常遊技状態とは、特別遊技が実行されておらず、かつ、確率変動状態でも変動時間短縮状態でもない状態である。特別遊技状態とは、特図変動表示ゲームの結果として大当りが発生し、特別遊技(大当り遊技)が実行されている状態である。確率変動状態とは、通常遊技状態と比較して特賞発生確率が高く、特別遊技状態の発生に対して遊技者に有利に作用する特定遊技状態である。変動時間短縮状態とは、識別情報が変動表示する時間が短縮される状態である。
特図変動開始コマンドは、特図変動表示ゲームの開始を指示する。変動表示コマンドは、識別情報の変動表示態様を指示する。識別情報コマンドは、特図変動表示ゲームの結果として停止表示される識別情報を指示する。確定コマンドは、識別情報の変動表示の停止を指示する。デモ表示コマンドは、特図変動表示ゲームが所定時間なされないときに行われる表示を指示する。ファンファーレコマンドは、特別遊技状態に移行する前の状態の表示を指示する。大当りコマンドは、特別遊技状態中のラウンド表示、インターバル表示、特別遊技状態中のラウンド間表示等の特別遊技状態中の表示を指示する。エラーコマンドは、異常時の表示を指示する。
表示制御装置150は、これらのコマンドによって、遊技制御装置100が管理している遊技状態の遷移を把握することができる。
表示制御装置150には出力インターフェースが設けられている。そして、出力インターフェースを介して画像表示パネル55、及び、光源ユニット6に設けられたバックライト62に信号を出力する。表示制御装置150は光量制御手段として機能し、画像表示パネル55のバックライト62を点灯(輝度を制御)させて、バックライト62からの光量を制御する。
装飾制御装置250は、表示制御装置150からの装飾制御指令信号に基づいて、前面枠11に設けられたLED又は装飾用ランプ等の装飾発光装置15を制御する。
音制御装置300は、表示制御装置150からの音制御指令信号に基づいて、遊技機1に設けられたスピーカ26から出力される効果音を制御する。
なお、ここでは装飾制御装置250及び音制御装置300を表示制御装置150とは別個に設けたが、装飾制御装置250や音制御装置300を表示制御装置150に含めて、装飾制御装置250及び/又は音制御装置300を表示制御装置150と一体に構成してもよい。また、装飾制御装置250及び音制御装置300を表示制御装置150に接続せずに、遊技制御装置100に直接接続してもよい。
図4は本発明の第1の実施の形態の遊技盤ユニット5の始動入賞口56を中心とした縦断面図であって、図2におけるA−A断面図である。図5は同じく図4におけるB−B断面図である。なお、図の左側が遊技機1の前方であって、図の右側が遊技機1の後方である。
遊技盤ユニット5の遊技盤ベース50は、前記したように透明な板状部材で形成され、この背面に位置して透明な透過板61及び画像表示パネル55が、遊技盤ベース50と平行に配置される。画像表示パネル55はその背後に配置したバックライト62により光を照射される。なお、透過板61は画像表示パネル55の画像表示が透明な遊技盤ベース50を通して明確に視認できるようにするとともに、後述するように遊技盤ベース50の裏面側に入賞球が通過するときに、画像表示パネル55を保護する。
光源ユニット6のバックライト62は、マトリクス状の白色LEDで構成される。バックライト62は、表示制御装置150によって制御され、遊技機1の遊技状態に応じて画像表示パネル55の表示内容に対応する領域だけが発光する。なお、図ではLED同士を隙間なく詰めて配置してバックライト62を構成するが、各LEDの間隔をあけて配置してもよい。
遊技盤ベース50に取り付けた入賞部としての始動入賞口56は、遊技領域52に打ち込まれた遊技球を受け入れる開口部71と、開口部71に連なる垂直路72a及び直角に曲がる水平路72bとをもつ案内路72とを備え、これらが入賞口基枠70に一体に形成されている。なお、入賞口基枠70は遊技盤ベース50の前面に密着するフランジ部74を有し、図示しない固定手段ないし固着手段により遊技盤ベース50にしっかりと固定される。
案内路72の垂直路72aと水平路72bとの接続隅部には斜めのガイド突起75が設けられ、開口部71から落下してくる遊技球を垂直路72aから水平路72bと円滑に導くようになっている。
案内路72の水平路72bの端部が遊技盤ベース50の裏面に貫通開口しており、遊技球をここから下方に落下させる。この案内路72の開放端の下方には、遊技球を垂直に導く入賞球流下路81が、遊技盤ベース50と透過板61との間に位置して形成される。なお、遊技盤ベース50と透過板61との間隔は、少なくとも遊技球の通過を許容できる程度に設定される。
入賞球流下路81は、入賞口基枠70に固定した磁気発生体としてのコ字状の永久磁石82の両脚部82a,82aに取り囲まれた部位に形成される。永久磁石82は入賞口基枠70に水平に配置されるが、両脚部82a,82aが遊技盤ベース50の裏面に突出するように、例えば樹脂成形される入賞口基枠70の樹脂成型時に一体的に鋳込むことにより固定される。
磁気発生体である永久磁石82の両脚部82a,82aの間を強磁性体である遊技球が通過するときに発生磁気が変化し、この磁気変化を捉えることにより、遊技球の通過を検出できる。つまり、入賞球流下路81に近接して配置した永久磁石82は、遊技球の通過に伴い磁気変化する可変磁気発生部(可変磁気発生手段)85を構成する。
なお、永久磁石82を鋳込んだ入賞口基枠70には、後述する磁気検出部(磁気検出手段)86に対峙する面を除いて、永久磁石82の鋳込み部位の上下、及び遊技盤前面側に、永久磁石82と所定の間隔をもって強磁性板84を鋳込むことにより磁気遮蔽部88を形成する。これにより永久磁石82による強磁性材である遊技球の吸い付きを防止し、また電波シールド機能をもたせて磁気変化の誤検出を防止する。
一方、この可変磁気発生部85に近接対峙して、画像表示パネル55の裏面側には磁気検出部86が設けられ、この磁気検出部86により可変磁気発生部85に生じた磁気変化を検出可能にしている。これにより始動入賞口56に入賞した遊技球を検出するための前述の特図始動センサ41を構成している。
すなわち、始動入賞口56に入賞した遊技球は、開口部71、案内路72を経て遊技盤ベース50の裏面の入賞球流下路81に落下し、このとき永久磁石82の近傍を通過することにより、可変磁気発生部85の磁気変化が発生する。この磁気変化は画像表示パネル55の裏面に配置した磁気検出部86により検出され、始動入賞口56への遊技球の入賞が検出される。
この場合、可変磁気発生部85は、ほぼ垂直に形成した入賞球流下路81の周囲に面して形成されているので、遊技球の落下速度が一定の状態(自由落下)で遊技球が通過し、このため可変磁気発生部85の磁気変化時間が常に略一定となる。磁気検出部86はこの磁気変化を検出するので、磁気変化に対応した出力パルスは常にほぼ一定のパルス幅となる。このため、入賞球の検出が誤りなく精度よく行える。この場合、入賞球流下路81が垂直でなく、傾斜路などの場合は、遊技球の落下速度が変動しやすく、検出誤差も生じやすくなる。
図7の(A)はこの様子を示しており、遊技球の通過中は磁気検出部86の出力が立ち上がり、遊技球の検出が可能となる。ただし、図は出力波の波形処理を行うことで、整形された後のパルス波の状態が示されている。
ところで、図6にも示すように、始動入賞口56へは、遊技の実行中は、連続的に遊技球が入賞することが頻繁にある。この場合、遊技球を入賞球流下路81へと導く案内路82は、垂直路82aと水平路82bとからなり、開口部71から落下する遊技球の速度をいったん減速し、その後再び垂直な入賞球流下路81へと落下させる。このため、図示するような2つの遊技球AとBは、垂直な入賞球流下路81に落下するときに、互いに連続して落下せずに、いくらかの時間的なずれを生じる。これにより図7の(B)に示すように、可変磁気発生部85で発生する磁気変化には、各遊技球の落下に準じた時間差が発生し、磁気検出部86により検出される2つの出力パルスの間に必ず所定の時間間隔ができる。このように時間間隔ができると、遊技球が次々と通過しても、正確に遊技球の通過数を検出することが可能となる。
また、前述のように、可変磁気発生部85には磁気検出部86に対峙する面を除いて磁気遮蔽部88を形成しているので、入賞球が永久磁石82の間を通過するときに吸い寄せられる力が弱く、このため入賞球流下路81を流下する遊技球に速度変化をもたらさない。したがって遊技球の検出が高精度に維持される。また、磁気遮蔽部88は可変磁気発生部85を遊技盤前面側からそっくり遮蔽するため、遊技機前面から磁気を与えて、磁気検出部86の誤動作を起こさせるような不正をも確実に阻止できる。
可変磁気発生部85を構成する永久磁石82は、両脚部82a,82aを除いて樹脂成形される入賞口基枠70に一体的に鋳込まれている。したがって仮に両脚部82a,82aに入賞球が接触しても、しっかりと保持されているため高い耐久性を発揮できる。またこのように入賞口基枠70と予め一体化できることにより、可変磁気発生部85の遊技盤ベース50への取付けが、始動入賞口56の取付作業により完了してしまうので、組立作業性が大幅に向上する。
また、このことは、前記磁気遮蔽部88についても同様であり、予め可変磁気発生部85と共に磁気遮蔽部88を、鋳込みにより入賞口基枠70に一体形成できるので、個別に取付けるのに比較して、磁気遮蔽部88を可変磁気発生部85に対して正確に位置決めでき、高い磁気遮蔽効果をもたらすことを保証できる。このことは、前述した不正行為の防止にとっても極めて効果的である。
画像表示パネル55は液晶パネルなどの薄型表示パネルで構成されているので、画像表示パネル55の裏側に磁気検出部86を配置しても、入賞球流下路81を挟んで反対側に位置する可変磁気発生部85との間隔がそれほど大きくならず、可変磁気発生部85での磁気変化を確実かつ安定して検出することができる。もちろん、可変磁気発生部85と磁気検出部86の設置間隔を大きくしなければならない場合には、それだけ磁気変化の検出が難しくなり、検出誤差も生じやすくなる。
なお、したがって、本発明では、画像表示パネル55は液晶パネルにとどまらず、プラズマディスプレイパネル、ELディスプレイパネル等の薄型表示パネルを用いることができる。
可変磁気発生部85は、単に永久磁石82で構成されているだけのために、電磁石など異なり、リード線などの接続が不要であり、しかも可変磁気発生部85は入賞口基枠70の背面に隠れることから、透明な遊技盤ベース50を通して遊技盤前面側から見えることがない。これに対して磁気検出部86には図示しないがリード線が接続され、前記遊技制御装置100に出力信号を送信するようになっているが、このリード線は画像表示パネル55の裏面側にあるため、透明な遊技盤ベース50を通して遊技盤前面から見えることはない。
このようにして、透明な遊技盤ベース50として、その背面に配置した画像表示パネル55の表示を遊技盤前面側から視認可能としても、始動入賞口56の入賞球を検出するための特図始動センサ41を構成する磁気検出部86のリード線、あるいは可変磁気発生部85が見えることがないため、せっかくの美観が損なわれることがない。
また、当然のことながら画像表示パネル55には、従来の想定されるような、リード線を貫通させるための特殊加工が不要となり、それだけ製造コストも低減できる。
なお、始動入賞口56の始動センサ41について、可変磁気発生部85と磁気検出部86とから構成する例を示したが、これに限らず、入賞口センサ40.1〜40.Nについても同様にして、各リード線などが遊技盤前面側から見えることのないように構成することで、同じく美観を著しく高められる。とくにこのようにすると、遊技領域52のより多くの部位を、画像表示パネル55が占めるように配置することが可能となり、透明にした遊技盤ベース50のもつ特徴をなお一層高めることができる。つまり、画像表示パネル55の大画面構成による迫力のある遊技表示が実現できる。
(第2の実施の形態)
図8に示す第2の実施の形態は、可変磁気発生部85が可動部材を備える点で第1の実施の形態と異なる。ここでは、前述した第1の実施の形態と異なる構成を中心に説明し、第1の実施の形態と同一の構成には同じ符号を付して、その説明を省略する。
始動入賞口56に連なる入賞球流下路81には、可動部材としての可動片91が、その基端91bを入賞口基枠70の背面上部庇76に、一体に鋳込まれた状態で支持される。可動片91の遊端91aには磁気発生体としての永久磁石92が接着などにより取付けられる。
可動片91は遊端側が案内路72に向くように途中で折り曲げられたバネ板材からなる金属片で形成され、遊端91aと入賞球流下路81を画成する入賞口基枠70の背板77との間に遊技球の直径よりも小さい間隔を維持する。したがって、遊技球が通過するたびに可動片91は後方に移動し、その遊端91aの背後に取付けた永久磁石92が、画像表示パネル55の背面側に設けた磁気検出部86で検出される磁気を変化させる。すなわち、これら可動片91と永久磁石92とにより可変磁気発生部85を構成している。
永久磁石92は小片として形成され、かつ可動片91が回動したときに磁気検出部86との距離が接近し、遊技球が通過する間は、磁気検出部86で検出される磁気が強まるようになっている。このように遊技球と物理的に接触しながら入賞を検出することができるので、ノイズなどの影響を受けにくく、入賞球の検出精度を高められる。また、遊技球が鉄などの強磁性材で形成されていなくても、遊技球の検出が可能となる。このため、遊技機の遊技球として磁性材料以外のものの選択も可能となり、それだけ選択の幅を広められる。
可動片91は金属片として形成したが、弾性変形しやすい合成樹脂材料などで形成することもでき、場合によっては入賞口基枠70と一体的に成型するようにしてもよい。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は前述した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明はパチンコ遊技機などの遊技機に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態の遊技機の斜視図である。 同じくガラス枠が開放された遊技機の斜視図である。 同じく遊技機の遊技制御装置を中心とする制御系を示すブロック図である。 同じく遊技盤ユニットの縦断面図である。 同じく遊技盤ユニットの横断面図である。 同じく第1の実施の形態の作動状態を示す遊技盤ユニットの縦断面図である。 同じく第1の実施の形態の出力波形を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態の遊技盤ユニットの縦断面図である。
符号の説明
1 遊技機
2 外枠
3 前面枠
5 遊技盤ユニット
6 光源ユニット
13 本体枠
50 遊技盤ベース
52 遊技領域
55 画像表示パネル
56 始動入賞口
61 透過板
62 バックライト
70 入賞球基枠
72 案内路
81 入賞球流下路
82 永久磁石
85 可変磁気発生部
86 磁気検出部
91 可動片
92 永久磁石

Claims (7)

  1. 少なくとも遊技領域が透明部材で形成された遊技盤に、遊技球が入賞可能な入賞部を配置してなる遊技盤ユニットと、
    前記遊技盤と共に遊技盤ユニットの背面に位置して本体枠に収められ、前記透明部材を介して前記遊技盤ユニットの前面から透視可能な画像表示パネルと、
    を備えた遊技機において、
    前記画像表示パネルの前面かつ遊技盤ユニットの背面には、
    前記入賞部に入賞した遊技球を流下案内する入賞球流下路と、
    前記入賞球流下路に導かれる遊技球の通過に伴い磁気を変化させる可変磁気発生手段とを設け、
    前記画像表示パネルの背面には前記可変磁気発生手段の磁気変化を検出する磁気検出手段を備え、
    前記磁気検出手段の検出出力に基づいて遊技制御を実行するようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記可変磁気発生手段は、前記入賞球流下路に近接して磁気発生体を配置し、前記入賞球流下路に導かれる磁性材からなる遊技球の通過により、前記磁気検出手段で検出される磁気を変化させるようになっている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記可変磁気発生手段は、前記入賞球流下路に近接して設けられ、前記入賞球流下路に導かれる遊技球の通過に伴い変位する可動部材と、この可動部材に取付けられた磁気発生体とを備え、前記可動部材の変位により前記磁気検出手段で検出される磁気を変化させるようになっている請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記可変磁気発生手段は、前記遊技盤ユニットの前面からは透視できない、前記入賞部の裏面に配置される請求項1から3のいずれか一つに記載の遊技機。
  5. 前記入賞部は、入賞する遊技球を受け入れる開口部と、開口部からの遊技球を略水平方向に案内した後、前記入賞球流下路に落下させる案内路と、を備え、
    前記入賞球流下路が略垂直路に形成されている請求項1から4のいずれか一つに記載の遊技機。
  6. 前記可変磁気発生手段は、少なくとも前記磁気検出手段と対峙した部位を除いた方向について、前記磁気発生体からの発生磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材を備えている請求項2から5のいずれか一つに記載の遊技機。
  7. 前記画像表示パネルは、液晶パネル、プラズマディスプレイパネル、ELディスプレイパネル等の薄型表示パネルであり、前記磁気検出手段を前記可変磁気発生手段での磁気変化を検出可能な距離に配置させられるようになっている請求項1から6のいずれか一つに記載の遊技機。
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