JP2001300104A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2001300104A
JP2001300104A JP2000116552A JP2000116552A JP2001300104A JP 2001300104 A JP2001300104 A JP 2001300104A JP 2000116552 A JP2000116552 A JP 2000116552A JP 2000116552 A JP2000116552 A JP 2000116552A JP 2001300104 A JP2001300104 A JP 2001300104A
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game
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game ball
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JP2000116552A
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English (en)
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Satoru Sasaki
悟 佐々木
Tatsuaki Hashimoto
達明 橋本
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Newgin Co Ltd
Original Assignee
Newgin Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技に関係のない余分な部品を設ける必要が
ないと共に、入賞を即無効にするのではなく、エラーを
報知することにより、遊技者、遊技場の関係者、及び不
正行為者に対して明確に検出装置の誤作動を認識させる
ことができるパチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 始動入賞口における始動口スイッチが遊
技球の入賞を感知した際に(S101がYes)、大入
賞口に設けられた特定入賞スイッチ又は入賞球検出用ス
イッチのうちいずれか一方のスイッチが同時に遊技球の
入賞を感知した場合において(S102又はS103が
Yes)、前記大入賞口の大入賞扉が閉止状態であった
際には(S104がNo)、CPUはエラーと判断して
特別図柄表示装置にエラーメッセージを表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に設けられ
る各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の遊技動作
を行うパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコ遊技機では、遊技盤の遊
技領域内に、複数個の入賞器具が配設されており、これ
らの入賞器具における各入賞口に入った遊技球の1個ず
つに対して、各入賞口に設けられた検出装置が遊技球の
通過(入賞)を感知し、所定数の賞球を遊技者が獲得で
きるように設定されている。
【0003】ところで、近時におけるパチンコ遊技機の
電子化に伴い、前記検出装置は、電磁気的な作用によっ
て遊技球の通過を感知するセンサを備えるものが増えて
いる。このようなセンサを用いた場合、外部からの電磁
波により、遊技球が前記検出装置を通過していないにも
関わらず、これを感知してしまうことがある。このた
め、例えば携帯電話、違法無線、電子ライタ等の電磁波
を発生させる機器を使用して故意に検出装置を誤作動さ
せて、あたかも各種入賞口に遊技球が入ったかのように
する不正な行為(所謂電波ゴト)を行う者がいる。
【0004】そこで、従来、このような検出装置の誤作
動を防ぐために、パチンコ遊技機以外の島設備に電磁波
感知センサを設けたものが知られている。そして、前記
遊技盤の各入賞口における検出装置のセンサと前記島設
備の電磁波感知センサが同時に感知した際は、検出装置
が誤作動したと判断するようにしていた(第1の従来構
成)。
【0005】また、実用新案登録第3045310号公
報、特公平7−44967号公報、及び特許第2954
182号公報に示すように、パチンコ遊技機内における
検出装置の近傍で遊技には関係しない位置に同検出装置
と同一特性の電磁波感知センサを設けたものも知られて
いる。そして、この電磁波感知センサが前記検出装置の
センサと同時に感知した際は、検出装置が誤作動したと
判断するようにしていた(第2の従来構成)。
【0006】さらに、特開平11−76583号公報に
示すように、遊技盤の図柄表示装置の図柄が一致するこ
とにより、開放動作を行う大入賞口内に設けられた検出
装置を利用して誤作動防止を図るものも知られている。
すなわち、前記図柄表示装置の図柄を始動させるための
始動入賞口における検出装置のセンサが遊技球の入賞を
感知したときに、前記大入賞口が閉止状態にも関わら
ず、大入賞口内における検出装置のセンサが同時に感知
した場合は、前記始動入賞口のセンサが誤作動したとし
て、同入賞口のセンサの感知を即無効とするようにして
いた(第3の従来構成)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1及び第2の従来構成においては、不正行為を防止する
ためとはいえ、遊技に関係のないセンサ(検出装置)を
設けるという点で、無駄なコストがかかってしまうとい
う問題があった。
【0008】一方、前記第3の従来構成においては、各
々遊技に関係する大入賞口のセンサ(検出装置)と始動
入賞口のセンサ(検出装置)が同時に感知した際に誤作
動と見なすため、前記第1及び第2の従来構成と異な
り、無駄なコストがかかるということはない。しかし、
不正行為が行われたと判断されると始動入賞口のセンサ
の感知を即無効にしてしまうため、例えば、外部から不
正な電磁波を発生させたのが遊技を行っている遊技者自
身でないにも関わらず、所定の入賞処理が行われないと
いう事態が起こり得る。この結果、始動入賞口のセンサ
の感知を即無効にすることにより、不正行為を行ってい
ない遊技者に対して不満感を抱かせてしまうおそれがあ
るという問題があった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、遊技に関係のない余分な
部品を設ける必要がないと共に、入賞を即無効にするの
ではなく、エラーを報知することにより、遊技者、遊技
場の関係者、及び不正行為者に対して明確に検出装置の
誤作動を認識させることができるパチンコ遊技機を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、遊技盤に設けられる各
種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の遊技動作を行
うパチンコ遊技機において、通常遊技状態時に入賞の感
知が有り得る非接触型の第1検出手段と、通常遊技状態
時には入賞の感知が有り得ず、特定遊技状態時にのみ入
賞の感知が有り得る非接触型の第2検出手段と、前記各
検出手段が前記通常遊技状態時に同時に入賞を感知した
場合には報知動作を行う報知手段とを備えたことを要旨
とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のパチンコ遊技機において、前記第1及び第2の両検出
手段は、遊技盤上の各種入賞口に個別対応して設けられ
ていることを要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のパチンコ遊技機において、前記第1検出手段は、遊技
盤に設けられた図柄表示手段の図柄を遊技球の入賞によ
り始動させる始動入賞部の始動入賞検出装置を含んで構
成され、前記第2検出手段は、開閉体の開閉動作により
通常遊技状態時には遊技球の入球を阻止し、特定遊技状
態時に遊技球の入球を許容する大入賞口部に設けられた
特定入賞検出装置又は入賞計数用検出装置のうち少なく
とも一方であることを要旨とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のうちいずれか1項に記載のパチンコ遊技機におい
て、第1及び第2の両検出手段が通常遊技状態時に同時
に入賞を感知した場合に、前記入賞に関する情報を無効
にする制御手段を更に備えたことを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のパチンコ遊技機において、前記制御手段は、更に、賞
球の払い出しを不能状態にすることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
第1種のパチンコ遊技機に具体化した一実施形態を図1
〜図9に従って説明する。
【0016】最初に、本実施形態におけるパチンコ遊技
機(以下、「遊技機」という。)の基本的構成と同遊技
機の各種制御を行う各種制御基板について詳細に説明す
る。図1には遊技機の機裏側が概略的に示されており、
同図において、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側
には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の前
枠12が開閉及び着脱可能に組み付けられている。又、
前記前枠12の前面側には、図2に示すような遊技盤1
8を透視保護するための窓枠13と上球皿14が開閉可
能に組み付け整合されると共に、前記前枠12の下部に
は、下球皿15及び打球発射装置16などが装着されて
いる。
【0017】前記前枠12の裏側には、各種の球経路及
び各種制御基板などを備えた機構セット盤17が着脱可
能にセットされており、同機構セット盤17の略中央開
口部には遊技盤18が設けられている。遊技盤18の裏
面には同遊技盤18の表面に設けられた特別図柄表示装
置19の図柄内容の制御を行う特別図柄制御基板20が
配設されている。そして、その特別図柄制御基板20の
側方(図1では左方)には、入賞情報信号等をホールコ
ンピュータ(図示しない)や島設備へ出力する第1外部
接続端子板28aが配設されている。なお、前記遊技盤
18の側方(図1では右側方)には、球タンク21から
整流樋22を介して貯留球が流下供給される供給経路部
(図示しない)が設けられている。そして、同供給経路
部(図示しない)の下流端には球払い出し装置24が着
脱可能にビス等で取着セットされている。
【0018】また、前記遊技盤18の下方、即ち、前記
機構セット盤17の下部外側には、遊技機の遊技内容を
統括して制御する主制御基板25が配置されている。そ
して、前記主制御基板25の前面側には、貯留球排出処
理(賞球払い出しと貸し球払い出し)を制御する払い出
し制御基板26が配設されている。さらに、前記主制御
基板25の側方には、遊技機に装着された各種スピーカ
31(図6参照)から発せられる効果音を制御する音声
制御基板32が配設されている。そして、前記払い出し
制御基板26の下方位置には打球発射装置16の作動状
態を制御する発射制御基板27が配設されている。
【0019】また、前記遊技盤18の上方には遊技場の
電源(24V)が供給されると共に、賞球情報及び球貸
し情報信号をホールコンピュータ(図示しない)や島設
備等へ出力する第2外部接続端子板28bが配置されて
いる。尚、図1には示さないが、機構セット盤17には
主制御基板25と後述する各スイッチSW1〜SW8と
を電気的に中継接続する第1中継基板29、主制御基板
25と後述する普通図柄表示基板39等とを電気的に中
継接続する第2中継基板30、機表側に設けられた各種
装飾用のランプ33,34,44を制御する第1〜第3
ランプ基板35〜37、遊技盤18の表面に設けられた
普通図柄表示装置38、始動保留球数表示器40、普通
図柄保留球数表示器41及びラウンド数表示装置59の
制御を行う普通図柄表示基板39、始動保留球数表示基
板42、普通図柄保留球数表示基板43、及びラウンド
数表示基板60等が設けられている(図6参照)。
【0020】次に、前記遊技盤18の遊技領域について
説明する。図3に示すように、遊技盤18における前面
略中央には複数の図柄(特別図柄)を表示可能な図柄表
示手段としての特別図柄表示装置19が配置されてい
る。前記特別図柄表示装置19の下方には、普通電動役
物45が一体的に構成された始動入賞部としての始動入
賞口46が配設されている。図4に示すように、前記普
通電動役物45は一対の羽根部47、同羽根部47に開
閉動作を行わせる第1作動機構48、及び第1ソレノイ
ドSOL1等を備えている。この第1ソレノイドSOL
1が励磁されることにより、第1作動機構48を介して
両羽根部47が開放動作を行うようになっている。
【0021】また、図4(b)に示すように、前記始動
入賞口46に対応する位置、即ち始動入賞口46の奥方
には入賞した遊技球を検出する始動入賞検出装置として
の始動口スイッチSW1が配設されている。そして、前
記始動入賞口46に遊技球が入賞することにより、前記
特別図柄表示装置19の図柄が変動するようになってい
る。図3に示すように、前記始動入賞口46の下方には
普通図柄作動ゲート49が配置されており、同普通図柄
作動ゲート49には、入賞した遊技球を検出する普通図
柄変動スイッチSW2(図6参照)が配置されている。
尚、前記普通図柄作動ゲート49も入賞口に相当する。
【0022】前記特別図柄表示装置19の上方には、前
記始動入賞口46に入賞した遊技球のうち、始動保留球
として記憶した始動保留球数の記憶値を表示するための
始動保留球数表示器40が配置されている。又、同始動
保留球数表示器40の上方には普通図柄の変動を表示可
能な普通図柄表示装置38、及び前記普通図柄作動ゲー
ト49に入賞した遊技球のうち、普通図柄保留球として
記憶した普通図柄保留球数の記憶値を表示するための普
通図柄保留球数表示器41が設けられている。そして前
記普通図柄表示装置38の図柄の当たりに応じて前記普
通電動役物45の両羽根部47は開放動作を行うように
なっている。
【0023】前記始動保留球数表示器40は特別図柄表
示装置19の図柄の変動中に、前記始動入賞口46に1
個の遊技球が入賞すると1個のLED40aが点灯し、
その後、前記特別図柄表示装置19が始動(回転)する
と1個のLED40aが消灯するようになっている。
又、前記普通図柄保留球数表示器41は普通図柄表示装
置38の図柄の変動中に前記普通図柄作動ゲート49に
1個の遊技球が入賞すると1個のLED41aが点灯
し、その後、普通図柄表示装置38が始動すると1個の
LED41aが消灯するようになっている。
【0024】また、前記普通図柄保留球数表示器41の
上方には、後述する大入賞口50における大入賞扉51
の開閉動作の回数を表示するラウンド数表示装置59が
配設されている。
【0025】前記普通図柄作動ゲート49の下方には、
大入賞口部としての大入賞口50が配設されている。図
5に示すように、大入賞口50は開閉可能な開閉体とし
ての大入賞扉51、及び同大入賞扉51の開閉を行う第
2ソレノイドSOL2及び第2作動機構52を備えてい
る。前記大入賞扉51は、通常は、遊技球の大入賞口5
0内への入球を阻止するように閉止状態になっている。
そして、前記特別図柄表示装置19の図柄が一致した場
合に、第2ソレノイドSOL2が励磁され、第2作動機
構52を介して大入賞扉51の開放動作が行われるよう
になっている。
【0026】図5(a)に示すように、大入賞口50に
対応した位置、即ち、同大入賞口50の機裏側の奥部に
は特定入賞検出装置としての特定入賞(所謂V入賞)ス
イッチSW3及び入賞計数用検出装置としての入賞球検
出用(カウント用)スイッチSW4が並設されている。
そして、前記特別図柄表示装置19の図柄が一致した際
には、大入賞扉51は例えば30秒経過するまで、ある
いは、10個の遊技球が大入賞口50に入るまで開放状
態が続くようになっている。また、この動作は、前記大
入賞扉51の開放中に特定入賞スイッチSW3へ遊技球
が通過する限り、所定回数(例えば、最大16回)行わ
れると共に、その数は前記ラウンド数表示装置59に表
示されるようになっている。なお、本実施形態では、前
記大入賞扉51が閉止状態にあるときが通常遊技状態時
に相当し、特別図柄表示装置19の図柄が一致して大入
賞扉51が開放状態にあるときが特定遊技状態に相当す
る。
【0027】また、前記大入賞口50には第2ソレノイ
ドSOL2の他に、第3ソレノイドSOL3が備えられ
ており、同第3ソレノイドSOL3は第3作動機構53
を介して、大入賞口50内に設けられたシャッタ54の
開閉動作を行うようになっている。そして、通常は前記
シャッタ54は、入賞球検出用スイッチSW4へ遊技球
が通過しないように同遊技球の通出経路を塞いでおり、
大入賞口50に入球した遊技球は特定入賞スイッチSW
3へ導かれるようになっている。そして、前記特定入賞
スイッチSW3が遊技球の入賞を検出すると、前記第3
ソレノイドSOL3が励磁され、第3作動機構53を介
して前記シャッタ54の開放動作が行われ、大入賞口5
0に入球した遊技球は入賞球検出用スイッチSW4に導
かれるようになっている。
【0028】前記大入賞口50及び特別図柄表示装置1
9の両側方には遊技球の入賞により所定数(例えば、1
個の入賞に対して12個)の賞球を払い出す第1〜第4
入賞口55〜58が配置されている。そして、前記第1
〜第4入賞口55〜58に対応した位置には第1〜第4
払い出しスイッチSW5〜SW8(図6参照)が配置さ
れている。尚、33,34及び44は遊技状態に応じて
作動する装飾用の第1〜第3ランプである(図2及び図
3参照)。また、本実施形態では、始動口スイッチSW
1,普通図柄変動スイッチSW2及び第1〜第4払い出
しスイッチSW5〜SW8にて第1検出手段が構成さ
れ、特定入賞スイッチSW3及び入賞球検出用スイッチ
SW4にて第2検出装置が構成されている。
【0029】次に、本実施形態における遊技機の電気的
構成について図6を用いて説明する。主制御基板25に
は、制御手段としてのCPU61が設けられている。そ
して、同CPU61には遊技機の遊技に必要な全ての制
御情報を格納したROM62が接続されていると共に、
始動入賞口46に入賞した遊技球の総数等が一時的に記
憶されるRAM63が接続されている。また、CPU6
1には、同CPU61に対しての入出力を司る入出力ポ
ート64が接続されている。
【0030】主制御基板25には、第1及び第2外部接
続端子板28a,28b、特別図柄制御基板20、音声
制御基板32、始動口スイッチSW1、第1中継基板2
9、第2中継基板30、及び払い出し制御基板26が接
続されている。前記第2外部接続端子板28bには発射
制御基板27、払い出し制御基板26及び第2ランプ基
板36等が接続されており、第2外部接続端子板28b
に供給された電源が前記各基板25〜27,36へ分配
供給されることで遊技機の各種制御が行われるようにな
っている。
【0031】前記第1中継基板29には、普通図柄変動
スイッチSW2、特定入賞スイッチSW3、入賞球検出
用スイッチSW4、第1〜第4払い出しスイッチSW5
〜SW8、及び第1〜第3ソレノイドSOL1〜SOL
3が接続されている。そして、前記各スイッチSW2〜
SW8から検出される情報が前記第1中継基板29を介
して主制御基板25に入力される一方で、前記主制御基
板25からの制御情報が第1中継基板29を介して各種
ソレノイドSOL1〜SOL3に出力されるようになっ
ている。
【0032】また、第2中継基板30には、普通図柄表
示基板39、始動保留球数表示基板42、普通図柄保留
球数表示基板43、ラウンド数表示基板60、及び第1
〜第3ランプ基板35〜37が接続されており、主制御
基板25からの制御情報が第2中継基板30を介して各
基板35〜37,39,42,43,60に出力される
とともに、第2中継基板30及び第3ランプ基板37の
間から接続された第2外部接続端子板28bに出力され
るようになっている。又、前記第2ランプ基板36には
払い出し制御基板26が接続されており、払い出し制御
基板26から第2ランプ基板36に制御信号が出力され
るようになっている。
【0033】尚、前記始動口スイッチSW1は他のスイ
ッチSW2〜SW8と異なり、遊技球の検出情報を第1
中継基板29を介さずに直接主制御基板25に入力する
とともに、特別図柄制御基板20、音声制御基板32、
及び払い出し制御基板26は主制御基板25から直接制
御情報が出力され、その制御情報を特別図柄表示装置1
9、スピーカ31、及び球払い出し装置24に出力する
ようになっている。
【0034】次に遊技球の入賞を検出する各スイッチS
W1〜SW8について詳しく説明する。尚、以下の説明
では、始動口スイッチSW1を例に挙げて説明するが、
他のスイッチSW2〜SW8に関しても構成は同一のも
のであり、その重複説明は省略する。又、図5に示す大
入賞口50の特定入賞スイッチSW3及び入賞球検出用
スイッチSW4に関しては、同一符号を使用する。
【0035】図4(b)に示すように、前記始動口スイ
ッチSW1は非接触型の磁気近接スイッチとされてお
り、同スイッチSW1には遊技球が通過するための球通
過孔71が形成されている。同球通過孔71は始動入賞
口46に入球する遊技球の排出のための経路である通出
経路上に配置されている。前記スイッチSW1内には球
通過孔71と隔壁により隔てられた基板室72が形成さ
れており、同基板室72には回路基板73が収納されて
いる。
【0036】前記回路基板73の球通過孔71側にはコ
イル74が配設されており、回路基板73の反球通過孔
71側には検出確認回路75が配設されている。前記検
出確認回路75は遊技球が球通過孔71を通過したこ
と、即ち、遊技球の入賞を前記コイル74のインピーダ
ンスの変化によって検出している。そして、検出確認回
路75は検出した遊技球の通過をオンーオフ状態の変化
として主制御基板25へ出力するようになっている。こ
の結果、携帯電話等の電磁波を発生することができる機
器を使用して外部から電磁波を発生させると、コイル7
4に誘導電流が発生して、あたかも遊技球が球通過孔7
1を通過したかのように誤作動する場合が起こり得る。
【0037】次に、上記のように構成された遊技機にお
いて、前記主制御基板25が遊技球の入賞又はエラー報
知の制御を行う制御態様について図7に示すフローチャ
ート及び図8に示すタイミングチャートに基づいて説明
する。
【0038】なお、以下の説明は始動口スイッチSW1
を例に挙げて説明するが、普通図柄変動スイッチSW
2、第1〜第4払い出しスイッチSW5〜SW8におけ
る入賞及びエラーの判断に関しても、始動口スイッチS
W1と同様の制御態様をとるものとし、その作用のみを
後述して、重複説明を省略する。
【0039】主制御基板25のCPU61は常に割り込
み処理により始動口スイッチSW1(検出確認回路7
5)からの入力状態を監視しており、この割り込み処理
にてCPU61は検出確認回路75のオン状態又はオフ
状態を検出している。
【0040】まず、CPU61は始動口スイッチSW1
が遊技球の入賞を感知したか否か、即ち、始動口スイッ
チSW1における検出確認回路75からの入力がオン状
態であるか否かを判定する(S101)。そして、始動
口スイッチSW1が遊技球の入賞を感知していない(検
出確認回路75からの入力がオフ状態)と判断したなら
ば(ステップ101がNo)、再びステップ101に戻
り始動口スイッチSW1からの入力状態の検出は繰り返
される。
【0041】また、始動口スイッチSW1の検出確認回
路75からの入力状態がオン状態であったならば(S1
01がYes)、ステップ102へ進み、特定入賞スイ
ッチSW3が遊技球の入賞を感知したか否か、即ち、特
定入賞スイッチSW3の検出確認回路75からの入力が
オン状態であるか否かを判定する。そして、CPU61
が特定入賞スイッチSW3が遊技球の入賞を感知した
(入力がオン状態)と判断したならば(S102がYe
s)、ステップ103に進む。
【0042】一方、特定入賞スイッチSW3からの入力
がオフ状態であった場合は(S102がNo)、ステッ
プ104に進み、入賞球検出用スイッチSW4が遊技球
の入賞を感知したか否か、即ち、入賞球検出用スイッチ
SW4の検出確認回路(図示しない)からの入力がオン
状態であるか否かを判定する。そして、入賞球検出用ス
イッチSW4が遊技球の入賞を感知していない(入力が
オフ状態)と判断した場合は(S104がNo)、再び
ステップ101に戻る(図8(a)参照)。また、入賞
球検出用スイッチSW4からの入力がオン状態であった
場合は(S104がYes)、ステップ103に進む。
【0043】そして、CPU61が特定入賞スイッチS
W3からのオン状態を検出した場合(S102がYe
s)、又は入賞球検出用スイッチSW4からのオン状態
を検出した場合(S104がYes)においては、ステ
ップ103にて、前記CPU61は特別図柄表示装置1
9の図柄が一致して、大入賞扉51が開放動作中である
か否か、即ち、特定遊技状態時(大当たり中)であるか
否かを判定する。特定遊技状態時であると判断した場合
は(S103がYes)、ステップ101に戻る。
【0044】従って、ステップ101を繰り返す場合
(パターン1)、S101、S102、S104と進
み、再びS101に戻る場合(パターン2)、S10
1、S102、S103と進み、再びS101に戻る場
合(パターン3)、及びS101、S102、S10
4、S103と進み、再びS101に戻る場合(パター
ン4)については、CPU61は始動口スイッチSW
1、特定入賞スイッチSW3及び入賞球検出用スイッチ
SW4が正常な動作をしていると判断する。
【0045】そして、パターン2に関しては、CPU6
1は遊技球の始動入賞口46への入賞を判断して、所定
数(例えば、例えば、1個の入賞に対して5個)の賞球
の払い出しを行うよう払い出し制御基板26に制御信号
を出力するとともに、特別図柄を変動させるように特別
図柄制御基板20へ制御信号を出力する。また、パター
ン3及びパターン4に関しては、CPU61は遊技球の
始動入賞口46への入賞とともに、大入賞口50への入
賞を判断して、更に所定数(例えば、1個の入賞に対し
て15個)の賞球の払い出しを行うように払い出し制御
基板26に制御信号を出力する。
【0046】一方、特定入賞スイッチSW3からの入力
がオン状態であった場合(S102がYes)、又は入
賞球検出用スイッチSW4からの入力がオン状態であっ
た場合(S104がYes)において、ステップ103
にてCPU61が大入賞扉51が閉止状態である、即ち
通常遊技状態時であると判断した際は(S103がN
o、図8(b)及び図8(c)参照)、ステップ105
に進む。そして、大入賞扉51が閉止状態にも関わら
ず、始動口スイッチSW1と、特定入賞スイッチSW3
又は入賞球検出用スイッチSW4からのオン状態が同時
に検出されることは有り得ないため、CPU61はエラ
ーと判断する。その後、特別図柄制御基板20に制御信
号を出力し、特別図柄表示装置19にエラーメッセージ
の表示をさせ、再びステップ101に戻る。このとき、
ステップ105にて、CPU61は払い出し制御基板2
6にも制御信号を出力し、賞球の払い出し及び特別図柄
の変動等は行われる。なお、本実施形態では、前記特別
図柄表示装置19が報知手段に相当する。
【0047】次に、普通図柄変動スイッチSW2,第1
〜第4払い出しスイッチSW5〜SW8の作用について
説明する。普通図柄作動ゲート49(普通図柄変動スイ
ッチSW2)に遊技球が入賞したとCPU61が判断し
たときは、同CPU61は普通図柄表示基板39に制御
信号を出力して普通図柄表示装置38の図柄を始動させ
る。前記普通図柄表示装置38の図柄が変動中であるな
らば、普通図柄保留球数表示基板43に制御信号を出力
し普通図柄保留球数表示器41のLED41aを1個点
灯させる。
【0048】また、第1〜第4入賞口55〜58の第1
〜第4払い出しスイッチSW5〜SW8に遊技球が入賞
したとCPU61が判断した場合は、払い出し制御基板
26に制御信号を出力し、所定数(例えば、1個の入賞
に対して12個)の賞球が払い出される。尚、前記普通
図柄変動スイッチSW2及び第1〜第4払い出しスイッ
チSW5〜SW8における遊技球の入賞の感知に関して
もCPU61がエラーと判断した際は、特別図柄表示装
置19によるエラーメッセージの表示と共に、夫々の入
賞時の処理は行われる。
【0049】従って、上記実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)上記実施形態では、大入賞口50に設けられた特
定入賞スイッチSW3及び入賞球検出用スイッチSW4
は磁気近接スイッチとされており、いずれか一方のスイ
ッチSW3,SW4と、磁気近接スイッチである始動口
スイッチSW1を始めとするその他のスイッチSW2,
SW5〜SW8とが、大入賞扉51の閉止状態(通常遊
技状態時)にも関わらず、同時に遊技球の入賞を感知し
た場合は、特別図柄表示装置19にてエラーメッセージ
の表示を行っている。このため、従来と異なり、遊技に
関係のない部材を不正行為の防止のためにいちいち設け
る必要がなく、不正行為防止のためのコストを低減させ
ることができる。
【0050】(2)また、前記大入賞口50に設けられ
たスイッチSW3,SW4と他のスイッチSW1、SW
2,SW5〜SW8とが通常遊技状態時に同時に遊技球
の入賞を感知した場合は、従来と異なり、特別図柄表示
装置19にてエラーメッセージが表示される一方で、賞
球の払い出しや図柄の変動等は行われるため、不正行為
にて外部から電磁波を発生させたのが、遊技者自身でな
い場合において同遊技者に不満感を与えることはない。
【0051】(3)さらに、エラーメッセージの表示に
より、各スイッチSW1、SW2,SW5〜SW8が誤
作動を行ったことを遊技者、遊技場の関係者及び不正行
為者に対して明確に認識させることができる。
【0052】(4)上記実施形態では、大入賞口50に
設けられた特定入賞スイッチSW3及び入賞球検出用ス
イッチSW4は共に磁気近接スイッチとされているた
め、外部から電磁波を発生させる不正行為が行われた
際、少なくともいずれか一方が電磁波を検出すればよ
い。従って、例えば、いずれか一方のスイッチSW3,
SW4のみが磁気近接スイッチである場合と比較してそ
の応答性は優れている。
【0053】(5)また、大入賞口50のスイッチSW
3,SW4を除く、他のスイッチSW1,SW2,SW
5〜SW8も全て磁気近接スイッチとされているため、
通常遊技状態時に前記大入賞口50のスイッチSW3,
SW4が不正に遊技球の入賞を感知した場合、始動口ス
イッチSW1、普通図柄変動スイッチSW2、又は第1
〜第4払い出しスイッチSW5〜SW8のうちいずれか
1つが遊技球の入賞を感知すればよい。従って、例え
ば、1つのスイッチSW1,SW2,SW5〜SW8の
みが磁気近接スイッチである場合と比較してその応答性
は優れている。
【0054】(6)上記実施形態では、始動入賞口46
における始動口スイッチSW1が磁気近接スイッチとさ
れているため、その入賞により特別図柄表示装置19の
図柄の変動を行うという、最も遊技者に利益を与える可
能性が高いスイッチSW1に関しての電磁波による不正
行為を防止することができる。
【0055】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を説明する。尚、第2実施形態においては、既に説
明した第1実施形態と同一構成又は相当する構成につい
ては、その重複説明を省略する。又、本第2実施形態に
おいて上記第1実施形態と異なるのは、CPU61がエ
ラーと判断した際の態様であるため、これについて説明
する。
【0056】大入賞扉51が閉止状態(通常遊技状態
時)にも関わらず、始動口スイッチSW1、普通図柄変
動スイッチSW2、又は第1〜第4払い出しスイッチS
W5〜SW8と、特定入賞スイッチSW3又は入賞球検
出用スイッチSW4とが同時に遊技球の入賞を感知した
場合は、CPU61はエラーと判断して、特別図柄表示
装置にエラーメッセージの表示をさせる。そして、前記
各スイッチSW1〜SW8の入賞情報を無効として、例
えば、特別図柄表示装置19や、普通図柄表示装置38
等の図柄の変動を行わせるような制御信号を出力しな
い。さらに、払い出し制御基板26に対して制御信号を
出力せず、賞球の払い出しを不能状態にする。
【0057】従って、本実施形態によれば、前記第1の
実施形態における(1),(3)〜(5)に記載の効果
に加えて、以下のような効果を得ることができる。 (6)上記第2実施形態では、前記大入賞口50に設け
られたスイッチSW3,SW4と他のスイッチSW1、
SW2,SW5〜SW8とが通常遊技状態時に同時に遊
技球の入賞を感知した場合は、特別図柄表示装置19に
よるエラーメッセージが表示された上で、各スイッチS
W1〜SW8における遊技球の入賞情報は無効とされ、
特別図柄制御基板20や普通図柄表示基板39等に制御
信号が出力されない。従って、不正行為が行われたにも
関わらず、例えば特別図柄表示装置19の図柄の変動
等、入賞と判断された際の動作が行われることはないと
ともに、たとえ不正行為を行ったのが遊技者自身でない
としても同遊技者はエラーメッセージの表示により外部
からの不正行為によって入賞情報が無効にされたという
原因を明確にできる。
【0058】(7)さらに、CPU61がエラーと判断
した際は、同CPU61は払い出し制御基板に対して制
御信号を出力せず、賞球の払い出しを不能状態にする。
従って、不正行為が行われたにも関わらず、不正行為者
に対して賞球が払い出されることはないとともに、たと
え不正行為を行ったのが遊技者自身でないとしても同遊
技者はエラーメッセージの表示により外部からの不正行
為によって賞球が払い出されないという原因を明確にで
きる。
【0059】なお、上記実施形態は以下のような別例に
変更して具体化してもよい。 ・上記第1及び第2実施形態では、CPU61がエラー
と判断した際は、特別図柄表示装置19にエラーメッセ
ージが表示されていたが、エラーメッセージを特別図柄
表示装置19に表示させなくても、普通図柄表示装置3
8又はラウンド数表示装置59に表示させてもよい。
【0060】また、エラーメッセージの表示ではなくて
も第1〜第3ランプ33,34,44又はLED40
a,41aを点滅させたり、通常は消灯している部位を
点灯させたり、逆に通常点灯している部位を消灯させた
り、色を変化させたりしてエラーを表示してもよい。
【0061】また、スピーカ31にてエラー音やエラー
メッセージが告知されるようにしてもよいし、あるい
は、第1又は第2外部接続端子板28a,28bを介し
て例えば遊技場内のホールコンピュータに報知したり、
島設備に報知したりしてもよい。
【0062】さらに、上記した各装置19,31,3
3,34,38,40a,41a,44,59を組み合
わせることにより、エラーを報知するようにしてもよ
い。なお、これらの場合、上述した各装置31,33,
34,38,40a,41a,44,59にて報知手段
は構成されることになる。
【0063】・上記第1及び第2実施形態では、遊技盤
18に備えられた各スイッチSW1〜SW8は全て磁気
近接スイッチとされていたが、始動口スイッチSW1と
特定入賞スイッチSW3だけを磁気近接スイッチとし
て、他のスイッチSW2,SW4,SW5〜SW8を機
械式スイッチにしてもよいし、始動口スイッチSW1と
入賞球検出用スイッチSW4のみを磁気近接スイッチと
してもよい。このようにしても、最も遊技者に利益を与
える可能性が高い始動口スイッチSW1に関して電磁波
による不正行為が行われることはない。
【0064】また、上記した始動口スイッチSW1の代
わりに、普通図柄変動スイッチSW2又は第1〜第4払
い出しスイッチSW5〜SW8のうち少なくともいずれ
か1つが磁気近接スイッチであってもよい。
【0065】・上記第1及び第2実施形態では、第1種
の遊技機に具体化させて、特定遊技状態時のみに入賞の
感知が有り得る大入賞口50の特定入賞スイッチSW3
と入賞球検出用スイッチSW4を磁気近接スイッチとし
たが、第3種の遊技機に具体化させて、同遊技機の遊技
盤に備えられ、特定遊技状態時のみに遊技球の入賞の感
知が有り得る権利発生用スイッチを磁気近接スイッチと
してもよい。また、第1種又は第3種の遊技機に限るこ
となく、その他の遊技機に具体化させることも勿論可能
である。なお、権利発生用スイッチが備えられる第3種
の遊技機においては、同遊技機における図柄表示装置
(図示しない)の図柄が一致したときが特定遊技状態時
に相当する。
【0066】・上記第2実施形態では、CPU61にて
エラーが判断された際は、エラーメッセージの報知に加
えて、入賞情報の無効及び賞球の払い出しの不能処理が
行われたが、入賞の無効若しくは払い出しの不能処理の
うちいずれか一方のみをエラーメッセージの表示と組み
合わせてもよい。
【0067】・上記第1及び第2実施形態では、大入賞
扉51の開閉動作により、遊技球の大入賞口50への入
球を許容若しくは阻止していたが、前記大入賞扉51を
用いず、開閉作動機構を備えた一対の羽根部材を大入賞
口50に設けて、同羽根部材の開閉動作により、特定遊
技状態時における入球の許容、及び通常遊技状態時にお
ける入球の阻止を行うようにしてもよい。このようにし
た場合は、前記羽根部材にて開閉体は構成される。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、遊技に関係のない余分な部品を設ける必要がな
いと共に、入賞を無効にするのではなく、エラーを報知
することにより、遊技者、遊技場の関係者、及び不正行
為者に対して明確に検出手段の誤作動を認識させること
ができる。
【0069】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、第1及び第2検出手段は遊技盤に備え
られた各入賞口に個別対応して設けられているため、不
正行為が行われた際の応答性が優れ、確実に不正行為を
防ぐことができる。
【0070】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、始動入賞検出装置と大入賞口部の検出
装置が同時に感知した際にエラーが報知されるため、遊
技者に最も利益を与える可能性のある始動入賞部の始動
入賞検出装置に対して不正行為が行われることはない。
【0071】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3のうちいずれか1項の発明の効果に加えて、制御手
段にて入賞の情報が無効にされるため、不正行為が行わ
れたにも関わらず、入賞と判断された際の動作が行われ
ることはない。
【0072】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の効果に加えて、制御手段にて賞球の払い出しを不能状
態にするため、不正行為が行われたにも関わらず、不正
行為者に対して賞球が払い出されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の概略を示す背面
図。
【図2】同じくパチンコ遊技機の概略を示す正面図。
【図3】同じく遊技盤の概略を示す正面図。
【図4】同じく(a)は、始動入賞口及び普通電動役物
を示す拡大正面図、(b)はその側断面図。
【図5】同じく(a)は、大入賞口を示す平断面図、
(b)は(a)におけるα−α線断面図。
【図6】同じく各基板の接続図。
【図7】同じく各スイッチからの入力状態に基づいた入
賞及びエラー処理を示すフローチャート。
【図8】同じく(a)は各スイッチからの入力状態に基
づいた入賞検出を示すタイミングチャート、(b)、
(c)は各スイッチからの入力状態に基づいたエラー検
出を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
SW1…始動口スイッチ(第1検出手段、始動入賞検出
装置)、SW2…普通図柄変動スイッチ(第1検出手
段)、SW3…特定入賞スイッチ(第2検出手段、特定
入賞検出装置)、SW4…入賞球検出用スイッチ(第2
検出手段、入賞計数用検出装置)、SW5〜SW8…第
1〜第4払い出しスイッチ(第1検出手段)、18…遊
技盤、19…特別図柄表示装置(図柄表示手段、報知手
段)、46…始動入賞口(始動入賞部)、49…普通図
柄作動ゲート(入賞口)、50…大入賞口(大入賞口
部)、51大入賞扉(開閉体)、55〜58…第1〜第
4入賞口、61…CPU(制御手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられる各種入賞口への遊技
    球の入賞に基づき所定の遊技動作を行うパチンコ遊技機
    において、 通常遊技状態時に入賞の感知が有り得る非接触型の第1
    検出手段と、 通常遊技状態時には入賞の感知が有り得ず、特定遊技状
    態時にのみ入賞の感知が有り得る非接触型の第2検出手
    段と、 前記各検出手段が前記通常遊技状態時に同時に入賞を感
    知した場合に報知動作を行う報知手段とを備えたパチン
    コ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の両検出手段は、遊技
    盤上の各種入賞口に個別対応して設けられている請求項
    1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1検出手段は、遊技盤に設けられ
    た図柄表示手段の図柄を遊技球の入賞により始動させる
    始動入賞部の始動入賞検出装置を含んで構成され、前記
    第2検出手段は、開閉体の開閉動作により通常遊技状態
    時には遊技球の入球を阻止し、特定遊技状態時に遊技球
    の入球を許容する大入賞口部に設けられた特定入賞検出
    装置又は入賞計数用検出装置のうち少なくとも一方であ
    る請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の両検出手段が通常遊技状
    態時に同時に入賞を感知した場合に、前記入賞に関する
    情報を無効にする制御手段を更に備えた請求項1〜請求
    項3のうちいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、更に、賞球の払い出し
    を不能状態にする請求項4に記載のパチンコ遊技機。
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