JP2000093623A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000093623A
JP2000093623A JP10271674A JP27167498A JP2000093623A JP 2000093623 A JP2000093623 A JP 2000093623A JP 10271674 A JP10271674 A JP 10271674A JP 27167498 A JP27167498 A JP 27167498A JP 2000093623 A JP2000093623 A JP 2000093623A
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JP
Japan
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game
control unit
signal
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JP10271674A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Kazuya Iwata
和也 岩田
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Daiman Co Ltd
Original Assignee
Daiman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正手段による不正遊技を防止する。 【解決手段】 遊技機に関し、検出部2が出力した識別
符号を受けた遊技制御部4は、その識別符号が所定符号
と一致したときにのみ、遊技球が入賞または通過した所
定領域や操作結果に応じて遊技者6に利益を提供する。
ここで、遊技球が所定領域に入賞または通過し、あるい
はレバーやボタン等が操作されると出力される検出信号
を、何らかの手段で不正に遊技制御部4に出力したとす
る。しかし、一般に検出信号は識別符号と異なるので、
遊技制御部4は遊技者6に利益を提供することはない。
また、識別符号を遊技制御部4に出力するとしても、通
常は不正遊技を行おうとする者が識別符号の内容を知り
得ることはない。したがって、不正遊技を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、不正
遊技を防止するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機では、パ
チンコ球が入賞口に入賞すると、対応する個数の賞球
(賞品球とも呼ぶ。)を払い出す。こうした入賞口に
は、パチンコ球の入賞を検出するためのセンサが設けら
れている。このセンサは、パチンコ球の入賞を検出する
と、パチンコ遊技を制御する遊技制御装置に対して検出
信号を出力する。そして、検出信号を受けた遊技制御装
置は、賞球払出装置に払出信号を出力して賞球を払い出
す。また、パチンコ機の中には、入賞口の一つである始
動口にパチンコ球が入賞すると、表示器に図柄を変動し
始めるものがある。このパチンコ機では、その後に変動
を停止して表示された図柄が所定の図柄と一致すると、
「大当たり」として大入賞口を開ける等のような遊技者
に有利な遊技状態を提供する。また、入賞口と同様に始
動口への入賞に対しても、対応する個数の賞球を払い出
す。なお、大当たりか否かは遊技制御装置が検出信号を
受けた時点で決定するものが多い。
【0003】一方、遊技機の一つであるスロットマシン
は、レバーを操作すると回転体が回転し始める。その
後、回転を停止して表示された回転体の図柄が特定の図
柄と一致すると、対応する個数のコイン(メダルとも呼
ぶ。)を払い出す。スロットマシンでは、レバーの操作
を検出するセンサが設けられている。このセンサは、レ
バーの操作を検出すると、スロット遊技を制御する遊技
制御装置に対して検出信号を出力する。そして、検出信
号を受けた遊技制御装置は回転体を回転させ始め、その
後に停止させる。なお、回転体をどのような位置で停止
させるかは遊技制御装置が検出信号を受けた時点で決定
するものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、何らかの手段
で不正に検出信号を、遊技機における遊技を制御する遊
技制御装置に出力すれば、賞球やコインを得たり、大当
たりによって有利な遊技状態を得るなどの不当な利益を
得ることが可能になる。こうした不正遊技は必然性によ
り利益を得ることを狙って行われ、偶然性により利益を
得ることを狙って遊技する一般の遊技者を考慮すると不
公平であって許されるべきでない。本発明はこのような
点に鑑みてなされたものであり、不正手段による不正遊
技を防止する遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】請求項1に記載さ
れた遊技機は、図1に模式的に示すように、遊技球が所
定領域に入賞または通過し、あるいはレバーやボタン等
が操作されると、識別符号を出力する検出部2と、受け
た識別符号が所定符号と一致すると、遊技球が入賞また
は通過した所定領域や操作結果に応じて遊技者6に利益
を提供する遊技制御部4と有する。ここで、「所定領
域」にはゲートや始動口等のような特定領域に限らず、
単に賞球(「賞品球」とも呼ぶ。)を払い出す一般入賞
口等のような一般領域を含む。また、遊技者6に提供す
る「利益」には、特典(例えば大当たり遊技や確率変動
等)に限らず、賞球の払い出し等のように遊技者6に有
益な状態を提供することである。当該「利益」の大きさ
は、遊技球が入賞または通過した所定領域ごとに異なら
せてもよく、その一部または全部を同じにしてもよい。
さらに、「レバーやボタン等が操作される」とは、スロ
ットマシン等のような遊技機に設けられているレバーや
ボタン等が適正に操作されることを意味する。
【0006】請求項1に記載された遊技機によれば、検
出部2が出力した識別符号を受けた遊技制御部4は、そ
の識別符号が所定符号と一致したときにのみ、遊技球が
入賞または通過した所定領域や操作結果に応じて遊技者
6に利益を提供する。ここで、遊技球が所定領域に入賞
または通過し、あるいはレバーやボタン等が操作される
と出力される検出信号を、何らかの手段で不正に遊技制
御部4に出力したとする。しかし、一般に検出信号は識
別符号と異なるので、遊技制御部4は遊技者6に利益を
提供することはない。また、識別符号を遊技制御部4に
出力するとしても、通常は不正遊技を行おうとする者が
識別符号の内容を知り得ることはない。したがって、不
正遊技を防止することができる。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】請求項2に記載さ
れた遊技機は、図2に模式的に示すように、請求項1に
記載された遊技機において、遊技制御部4は所要のタイ
ミングで認証符号を出力し、検出部2は、受けた認証符
号が許可符号と一致したときにのみ識別符号を出力す
る。ここで、「所要のタイミング」には、一定のタイミ
ングと不定のタイミングとがある。
【0008】請求項2に記載された遊技機によれば、認
証符号を受けた検出部2は、その認証符号が許可符号と
一致したときにのみ識別符号を出力する。その認証符号
は遊技制御部が出力し、受けた識別符号が所定符号と一
致したときにのみ遊技者6に利益を提供する。このよう
に相互に検証できなければ遊技者6に利益を提供するこ
とはない。また、通常は不正遊技を行おうとする者が認
証符号および識別符号を知り得ることはない。したがっ
て、機密性を高め、不正遊技をより確実に防止すること
ができる。
【0009】
【課題を解決するための第3の手段】請求項3に記載さ
れた遊技機は、請求項1,2に記載された遊技機におい
て、検出部2は所定のタイミングで識別符号を変更す
る。ここで、「所定のタイミング」には、一定のタイミ
ングと不定のタイミングとがある。
【0010】請求項3に記載された遊技機によれば、識
別符号は所定のタイミングで変更されるので、そのタイ
ミングに達した後は所定符号と一致しなくなる。また、
通常は不正遊技を行おうとする者が当該所定のタイミン
グがいつなのかを知り得ることはない。したがって、不
正遊技をより確実に防止することができる。
【0011】
【課題を解決するための第4の手段】請求項4に記載さ
れた遊技機は、請求項2,3に記載された遊技機におい
て、遊技制御部4は特定のタイミングで認証符号を変更
する。ここで、「特定のタイミング」には、一定のタイ
ミングと不定のタイミングとがある。
【0012】請求項4に記載された遊技機によれば、認
証符号は所定のタイミングで変更されるので、そのタイ
ミングに達した後は許可符号と一致しなくなる。また、
通常は不正遊技を行おうとする者が当該特定のタイミン
グがいつなのかを知り得ることはない。したがって、不
正遊技をより確実に防止することができる。
【0013】
【課題を解決するための第5の手段】請求項5に記載さ
れた遊技機は、図1,図2に模式的に示すように、請求
項1〜4に記載された遊技機において、検出部2は、遊
技球が所定領域に入賞または通過すると、さらに検出信
号を出力し、遊技制御部4は、受けた識別符号が所定符
号と一致し、かつ、検出信号を受けた後に遊技者6に利
益を提供する。
【0014】請求項5に記載された遊技機によれば、識
別符号が所定符号と一致するだけでなく、検出信号(図
では二点鎖線で示す)を受けて初めて遊技制御部4は遊
技者6に利益を提供する。そのため、不正遊技をより確
実に防止することができる。
【0015】
【課題を解決するための第6の手段】請求項6に記載さ
れた遊技機は、図3に模式的に示すように、請求項5に
記載された遊技機において、遊技制御部4は、受けた識
別符号が所定符号と一致すると許可信号を出力する符号
判別回路4aと、その許可信号と検出信号との両方を受
けて作動信号を出力する信号処理回路4bと、その作動
信号を受けて遊技球が入賞または通過した所定領域に応
じて遊技者に利益を提供する利益提供部4cとを有す
る。
【0016】請求項6に記載された遊技機によれば、識
別符号と所定符号とが一致して符号判別回路4aが許可
信号を出力しない限り、検出信号を受けた信号処理回路
4bは作動信号を出力しない。そのため、結果として利
益提供部4cは遊技者6に利益を提供しない。したがっ
て、識別符号を高速に判別できるとともに、不正遊技を
防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕まず、実施の形態1は第1種パチンコ
機に本発明を適用したものであって、図4〜図12を参
照しながら説明する。ここで図4には、第1種パチンコ
機の外観を正面図で示す。図5には、制御部の構成をブ
ロック図で示す。図6には、始動口センサの外観を斜視
図で示す。図7には、始動口センサとメイン制御部との
間で送受信される信号等を示す。図8,図9には、通過
信号,識別コード,検出信号のタイミングを示す。図1
0には入賞検出処理と第1種始動口処理との関係を、図
11には図柄変動処理を、図12には大当たり処理をそ
れぞれフローチャートで示す。これらの図において、同
一の要素には同一の符号を付している。なお、実施の形
態1では、検出部2として始動口センサ48を用い、遊
技者に提供する利益として賞球の払い出しと大当たりに
よる大入賞口の開放とを適用する。
【0018】まず図4において、パチンコ機10の遊技
盤面12上には、第1種始動口26,大入賞口32,複
合装置14,一般の入賞口等が適宜に配置されている。
第1種始動口26は、通常の入賞口と同様に作用して賞
球を払い出す。第1種始動口26には始動口センサ48
が設けられ、第1種始動口26に入賞したパチンコ球を
検出する。一方、ゲート28,52には各々ゲートセン
サ30,50が設けられ、ゲート28,52を通過した
パチンコ球を検出する。なお、始動口センサ48、ゲー
トセンサ30,50はそれぞれ検出部2に相当する。大
入賞口32には蓋32aが備えられており、この蓋32
aはソレノイド46によって開閉される。また、大入賞
口32にはVゾーン32cが設けられている。Vゾーン
32cにパチンコ球が大入賞口開放期間(例えば20秒
間)中に入賞すると、大当たり遊技状態を所定回数(例
えば16回)内で継続することができる。さらに蓋32
aの下部には、第1種始動口26と同等の機能を備えた
下部始動口32bが設けられている。一方、大入賞口3
2には大入賞口センサ45が設けられ、大入賞口32に
入賞したパチンコ球を検出する。なお、大入賞口センサ
45もまた検出部2に相当する。
【0019】複合装置14には、保留球ランプ22,装
飾板54,普通図柄表示器20,特別図柄表示器24等
が設けられている。保留球ランプ22は、図柄変動中に
第1種始動口26に入賞したパチンコ球の個数を表示す
る。具体的には、特別図柄表示器24の上方に設けられ
ている装飾板54の左右両側に2個ずつ、計4個設けら
れている。装飾板54は装飾効果を発揮させるために設
けられ、普通図柄表示器20やランプ(ランプ類16に
含まれる)等が備えられている。
【0020】普通図柄表示器20には7セグメントLE
Dが用いられ、普通図柄(例えば英数字や記号等)を表
示する。普通図柄は上記ゲート28,52にパチンコ球
が通過したときに変動が始まり、その後に停止する。そ
して、停止した普通図柄が当たり図柄(例えば「7」)
と一致すると、下部始動口32bの蓋が一定期間(例え
ば10秒間)だけ開く。なお、普通図柄表示器20に
は、液晶表示器,CRT,LED表示器,プラズマ表示
器等のように普通図柄が表示可能な他の表示器を用いて
もよい。特別図柄表示器24には液晶表示器が用いら
れ、特別図柄(例えば絵柄や英数字、記号等)や装飾図
柄等を表示する。特別図柄は第1種始動口26または下
部始動口32bにパチンコ球が入賞したときに変動が始
まり、その後に停止する。なお、特別図柄表示器24に
は、CRT,LED表示器,プラズマ表示器等のように
特別図柄等が表示可能な表示器を用いてもよい。また、
普通図柄と特別図柄とを特別図柄表示器24に表示する
ようにしてもよい。
【0021】遊技盤面12以外では、賞球を含むパチン
コ球を一時的に貯留する下皿38、タバコの吸い殻を入
れる灰皿40、効果音や音楽等を出すスピーカ42、遊
技者の手がハンドル34に触れているか否かを検出する
タッチセンサ36、ガラス枠18の開放を検出する金枠
センサ56等が設けられている。スピーカ42は賞球の
受皿である上皿44の内部に設けられ、タッチセンサ3
6や金枠センサ56はそれぞれ所定の位置に設けられて
いる。また、トップランプを含むランプ類16には電球
やLED等の表示体が用いられており、図示した位置に
は限らずパチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な
位置に配置される。
【0022】次に、遊技制御部4に相当するメイン制御
部100の構成について、図5を参照しながら説明す
る。メイン制御部100はパチンコ機10の裏面側に設
けられており、パチンコ遊技を実現するための所要の制
御を行う。このメイン制御部100は、CPU(プロセ
ッサ)110,ROM102,RAM104,タイマー
106,入力処理回路108,出力処理回路112,表
示制御回路114,通信制御回路116によって構成さ
れている。CPU110は、ROM102に格納されて
いる遊技制御プログラムに従ってパチンコ機10におけ
るパチンコ遊技を制御する。遊技制御プログラムには、
後述する第1種始動口処理,図柄変動処理,大当たり処
理等を実現するためのプログラムが含まれる。ROM1
02には、上記遊技制御プログラムのほかに、大当たり
値,大当たり図柄データ,賞球テーブル,検証コード,
認証コード等のデータが格納されている。このROM1
02には一般にEPROMが用いられるが、これに限ら
ずEEPROMやフラッシュメモリを用いてもよい。R
AM104には一般にDRAMが用いられるが、SRA
Mやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよ
い。このRAM104には、各種乱数,保留球数,はず
れ図柄等の各種データ、あるいは識別コード,検出信
号,作動信号等の入出力信号が格納される。
【0023】タイマー106はCPU110から指令を
受けて計時機能を実行し、乱数値を変化(増加または減
少)させるためにカウント信号を出力したり、特別図柄
変動等のような期間管理などを行う。入力処理回路10
8はゲートセンサ30,50や大入賞口センサ45、あ
るいは始動口センサ48からそれぞれ送られた識別コー
ド,検出信号等を受けて、メイン制御部100内で処理
可能なデータ形式に変換し、バス118を介してCPU
110やRAM104に送る。出力処理回路112はC
PU110からバス118を介して送られた作動データ
を受けて、ソレノイド46やパチンコ機10に備えられ
ている他の作動装置がそれぞれ作動可能な信号等に変換
して出力する。
【0024】表示制御回路114はCPU110からバ
ス118を介して送られた表示データを受けて、特別図
柄表示器24に対して文字,図柄,画像等を表示し、保
留球ランプ22に保留球数(例えば0≦保留球数≦4)
に応じた個数のランプを表示し、ランプ類16を適宜に
点灯(点滅を含む。以下同様である。)させる等のよう
な表示制御を行う。ここで、保留球数は、特別図柄表示
器24に特別図柄が変動して表示されている間に、第1
種始動口26または下部始動口32bに入賞したパチン
コ球の数である。通信制御回路116は枠制御部200
との間においてデータを送受信するための回路である。
枠制御部200はメイン制御部100と同様にCPUを
中心に構成されており、その内容は公知であるので当該
説明を省略する。枠制御部200は、パチンコ遊技を行
うために必要なパチンコ球の発射や賞球の払い出し等を
制御し、効果音や音楽等をスピーカ42から出し、ある
いは金枠センサ56による扉開放の検査等を適切なタイ
ミングで行う。なお、上記各構成要素は、いずれもバス
118に互いに結合されている。
【0025】さて、図5に示す始動口センサ48、大入
賞口センサ45、ゲートセンサ30,50はパチンコ球
の入賞や通過を検出するためのセンサであって、同じタ
イプものを用いている。そのため、ここでは始動口セン
サ48について代表して図6を参照しながら説明する。
図6において、始動口センサ48は検出器48aと検出
回路48bとを備えている。検出回路48bはCPUを
中心に構成されている。矢印で示すようにパチンコ球B
が通過すると、検出器48aは通過信号X2を出力す
る。この通過信号X2を受けた検出回路48bは、識別
コードID,検出信号X4をメイン制御部100(具体
的には入力処理回路108)に送る。
【0026】さらに、上記始動口センサ48とメイン制
御部100との間では、図7に示すような符号や信号が
転送される。すなわち、始動口センサ48の検出回路4
8bから送信された識別コードIDは、入力処理回路1
08で受信されてCPU110に送られる。同じく検出
回路48bから送信された検出信号X4は入力処理回路
108で受信され、作動信号X6に変換されてCPU1
10に送られる。
【0027】ここで、通過信号X2を受けた検出回路4
8bが識別コードID,検出信号X4を送信するタイミ
ングは、図8に示す通りである。すなわち、通過信号X
2が時刻t2にオフ(ローレベルであり「OFF」と図
示する)からオン(ハイレベルであり「ON」と図示す
る)になると、その立ち上がりを受けて時刻t4から識
別コードIDを送信し始め、その後時刻t6に送信を終
える。そして、識別コードIDの送信終了を受けて、時
刻t8から検出信号X4を送信し始め、その後時刻t1
0に送信を終える。
【0028】もし、検出回路48bと入力処理回路10
8との間が複数のデータ(符号や信号等)をほぼ同時に
転送できるように信号線が並列接続されているならば、
図9に示すようなタイミングで識別コードID,検出信
号X4を送信してもよい。すなわち、通過信号X2が時
刻t2にオフからオンになると、その立ち上がりを受け
て時刻t4からほぼ同時に識別コードIDと検出信号X
4とを送信し始める。その後、識別コードIDの場合は
時刻t6に送信を終え、検出信号X4の場合は時刻t5
に送信を終える。こうすれば、短時間で転送することが
できる。なお、図8,図9に示す例では正論理で転送す
る場合を示したが、負論理で転送する場合でも同様であ
る。また、通過信号X2の立ち上がりに基づいて送信し
始めたが、通過信号X2の立ち下がりに基づいて送信し
始めてもよい。
【0029】次に、上述したように構成されたパチンコ
機10において本発明を実現するための処理手順につい
て、図10〜図12に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。これらの図に示す処理手順は、いずれも図
5に示すメイン制御部100においてROM102に格
納されている遊技制御プログラムをCPU110が適当
なタイミングで実行することによって実現される。な
お、「加算する」という場合には、通常は1だけ保留球
数を増やすことを意味するが、遊技状態等に応じて適宜
に2以上の値を増やす場合を含む。これに対して「減算
する」という場合には、保留球数を減らす点を除いては
加算する場合と同様である。
【0030】図10には、検出回路48bで行われる入
賞検出処理と、メイン制御部100で行われる第1種始
動口処理とを示す。ここで、入賞検出処理はパチンコ球
Bの検出処理をCPUが行い、第1種始動口処理は第1
種始動口26に対するパチンコ球Bの入賞処理をCPU
110が行う。まず、入賞検出処理では、検出器48a
から通過信号X2を受けると(ステップS10のYE
S)、識別コードIDと検出信号X4とをメイン制御部
100に送信する〔ステップS12,S14〕。その送
信タイミングは図8または図9に示すとおりである。そ
の後、入賞検出処理を終了する。なお、検出器48aか
ら通過信号X2を受けないときは(ステップS10のN
O)、何もせずに入賞検出処理を終了する。
【0031】次に、第1種始動口処理では、始動口セン
サ48から出力された識別コードIDを受信すると(ス
テップS20のYES)、その識別コードIDを照合す
る〔ステップS22〕。すなわち、識別コードIDと、
ROM102に記憶されている検証コードとが一致する
か否かを検査する。その検査によって一致したときは
(ステップS24のYES)、検出信号X4を受信する
まで待機する〔ステップS26〕。検出信号X4を受信
すると(ステップS26のYES)、保留球数が上限値
(例えば4)に達しているか否かを判別する〔ステップ
S28〕。保留球数が上限値に達していなければ(ステ
ップS28のNO)、その保留球数を加算する〔ステッ
プS30〕。この加算に伴って表示制御回路114に表
示データを出力し、保留球ランプ22で点灯するランプ
の個数を変える。そして、各種乱数の読み込みと記憶を
行い〔ステップS32〕、第1種始動口26への入賞に
対する賞球数を決定する〔ステップS34〕。賞球数の
決定は、例えばROM102に予め記憶されている賞球
テーブルを参照して決定する。この賞球テーブルは、入
賞口と賞球数とをテーブル形式で設定している。なお、
他の方法(例えば算術式や関数式等)によって賞球数を
決定してもよい。その後、決定した賞球数に基づいて賞
球を払い出し〔ステップS36〕、第1種始動口処理を
終了する。賞球の払い出しは、図5に示すCPU110
から通信制御回路116を介して枠制御部200に払い
出す賞球数を送ることによって実現される。
【0032】ここでステップS32における各種乱数に
は、大当たり判定用乱数RA,大当たり図柄用乱数R
B,リーチパターン乱数RCがある。大当たり判定用乱
数RAは、大当たりか否かを判別するための乱数であ
る。大当たり図柄用乱数RBは、大当たり判定用乱数R
Aによって大当たりと判別された場合において、特別図
柄表示器24に停止して表示する特別図柄を特定するた
めの乱数である。リーチパターン乱数RCは、特別図柄
表示器24に表示されている特別図柄がリーチ状態にな
った後、残りの特別図柄が停止するまでの表示パターン
を特定するための乱数である。なお、ステップS24に
おいて識別コードIDが検証コードと一致していない場
合(NO)、何もせずにそのまま第1種始動口処理を終
了する。ただし、パチンコ球を発射する発射装置を停止
させたり、パチンコ機10での遊技を中止や停止させた
り、不正を報知する等を適宜に行なってから第1種始動
口処理を終了してもよい。不正を遊技者,ホール係員,
ホール管理者等に報知する手段としては、特定の表示灯
(例えばランプ類16)を点灯・点滅させたり、音声や
効果音を出したり、ホールコンピュータ等に通知する等
のような手段がある。こうした手段を適宜に選択して行
うことにより、不正を予防したり、不正を素早く発見し
たり、あるいはパチンコ機10の修理等を素早く行うこ
とが可能になる。また、ステップS28において保留球
数が上限値に達している場合(YES)には、第1種始
動口26への入賞に対する賞球数を決定し〔ステップS
34〕、決定した賞球数に基づいて賞球を払い出した後
に〔ステップS36〕、第1種始動口処理を終了する。
【0033】次に、図11に示す図柄変動処理では、特
別図柄表示器24における図柄の変動を実現する。な
お、ステップS46に示す変動表示処理と、ステップS
52に示すはずれ処理との具体的な処理内容について
は、周知の処理内容と同様であるので具体的な処理内容
の説明を省略する。まず、保留球数が正数(保留球数>
0)ならば(ステップS40のYES)、ステップS3
2で記憶した大当たり判定用乱数RAを読み込み〔ステ
ップS42〕、次回の処理に備えて保留球数を減算し
〔ステップS44〕、変動表示処理を行う〔ステップS
46〕。その後、最終的に特別図柄表示器24に表示さ
れた特別図柄が大当たり図柄と一致するか否かを判別す
る〔ステップS48〕。
【0034】ここで、実際には変動表示処理でも「大当
たり」か「はずれ」かを判別しているが、この判別はス
テップS32で読み込んだ大当たり判定用乱数RAに基
づいて行なっている。しかし、変動表示処理を実行して
いるとき等において外来ノイズ等の影響を受け、予定し
ていた大当たり表示となるものがはずれ表示になること
もある。そのため、パチンコ遊技の混乱を防止するた
め、最終的に特別図柄表示器24に停止して表示された
特別図柄を優先して大当たり判別を行う。もし、特別図
柄が大当たり図柄と一致するならば(ステップS48の
YES)、「大当たり」として大当たり処理を行い〔ス
テップS50〕、図柄変動処理を終了する。大当たり処
理についての具体的な処理内容については、後述する。
一方、特別図柄が大当たり図柄と一致しないならば(N
O)、「はずれ」としてはずれ処理を行い〔ステップS
52〕、図柄変動処理を終了する。また、保留球数が正
数でなければ(ステップS40のNO)、何もせずにそ
のまま図柄変動処理を終了する。
【0035】次に、ステップS50の大当たり処理にお
ける具体的な処理内容について、図12を参照しながら
説明する。まず、大入賞口32の蓋32aを開けて大入
賞口32にパチンコ球Bが入賞しやすい状態にする〔ス
テップS60〕。その後、入賞数が所定数(例えば10
個)に達するか(ステップS68のNO)、あるいは大
入賞口開放期間を経過するまで(ステップS62のN
O)、ステップS64,S66の処理を繰り返し実行す
る。この繰り返し処理の間には、大入賞口32にパチン
コ球Bが入賞したか否かを判別し〔ステップS64〕、
入賞したときには対応する個数の賞球を払い出す〔ステ
ップS66〕。そして、大入賞口開放期間が経過したか
(ステップS62のYES)、あるいは大入賞口32に
パチンコ球Bの入賞数が所定数に達すると(ステップS
68のYES)、大入賞口32の蓋32aを閉じる〔ス
テップS70〕。さらに、所定ラウンド(例えば16ラ
ウンド)内であって、大入賞口32のVゾーン32cに
パチンコ球Bが入賞すると(ステップS72のYE
S)、再びステップS60〜S70の処理を繰り返し実
行する。この繰り返し処理によって、大入賞口32は所
定ラウンドだけ断続的に開くことになる。そのため、遊
技者6はより多くの賞球を得ることができる。その後、
所定ラウンドに達するか、Vゾーン32cにパチンコ球
Bが入賞しないと(ステップS72のNO)、大当たり
処理を終了する。
【0036】上記実施の形態1によれば、識別コードI
D{識別符号に相当}が検証コード{所定符号に相当}
と一致するだけでなく(図10に示すステップS2
0)、始動口センサ48{検出部2に相当}から送信さ
れた検出信号X4を受けて初めてメイン制御部100
{遊技制御部4に相当}は遊技者6に賞球の払い出しや
大当たり遊技等の利益を提供する(図10に示すステッ
プS34,図12に示す大当たり処理)。ここで、何ら
かの手段によって不正に検出信号X4をメイン制御部1
00に出力したとしても、検出信号X4だけでなく識別
コードIDを受信しなければ、メイン制御部100は遊
技者6に上記利益を提供することはない。また、識別コ
ードIDをメイン制御部100に出力するとしても、通
常は不正遊技を行おうとする者が当該識別コードIDの
内容を知り得ることはない。したがって、不正遊技を防
止することができる。ここで実施の形態1では始動口セ
ンサ48とメイン制御部100との間に本発明を適用し
たが、ゲートセンサ30,50等に設けられる入賞セン
サとメイン制御部100との間にも同様に適用すること
ができる。この場合には、ゲートセンサ30,50等を
用いた不正遊技を防止することができる。
【0037】なお、パチンコ球Bが第1種始動口26に
入賞すると、始動口センサ48は識別コードIDをメイ
ン制御部100に送信するので、識別コードIDのみで
も入賞を判別することが可能である。そのため、始動口
センサ48は識別コードIDのみをメイン制御部100
に送信するように構成してもよい。この場合には、検出
信号X4を送信する必要がなくなるので、図10におけ
るステップS14,S26は不要になる。この場合、識
別コードIDを送信する信号出力装置を完成させようと
しても、通常は不正遊技を行おうとする者が当該識別コ
ードIDを知り得ることはない。したがって、不正遊技
を防止することができる。さらに、識別コードIDを適
切な時期に変更(更新)してもよい。例えば、図12に
示す大当たり遊技を終了した後に、識別コードIDを変
更(更新)する〔ステップS74〕。具体的には、図5
においてメイン制御部100から新規の識別コードID
を出力処理回路112を介して始動口センサ48の検出
回路48bに送信する。新規の識別コードIDを受信し
た検出回路48bは回路内の不揮発性メモリ(例えばE
EPROMやフラッシュメモリ等)に記憶し、次回以降
は記憶した識別コードIDをメイン制御部100に送信
する。こうすれば、大当たり遊技が終わるごとに識別コ
ードIDが変わってゆくので、不正遊技を行おうとする
者が現在の識別コードIDを知るのは極めて困難であ
る。したがって、不正遊技をより確実に防止することが
できる。
【0038】〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は実
施の形態1と同様に第1種パチンコ機に本発明を適用し
たものであって、図13,図14を参照しながら説明す
る。ここで図13には、大入賞口センサとメイン制御部
との間で送受信される信号等を示す図である。図14に
は、賞球払出処理をフローチャートで示す。なお、実施
の形態2では、検出部2として大入賞口センサ45を用
い、遊技者に提供する利益として入賞による賞球の払い
出しについて適用する。また、説明を簡単にするため
に、実施の形態2では実施の形態1と異なる点について
説明する。
【0039】実施の形態2は識別コードIDを判別回路
で判別する点で、CPU110で判別する実施の形態1
と異なる。すなわち、図13に示すように、入力処理回
路108に判別回路108aと、変換回路108bとを
設ける。なお、大入賞口センサ45の構成は上述したよ
うに始動口センサ48と同様である。検出回路45bか
ら送信された識別コードIDを判別回路108aが受け
て、その判別回路108a内のROMに記憶されている
検証コードと一致するか否かを判別する。そして、判別
結果ZをCPU110に送る。また、検出回路45bか
ら送信された検出信号X4を変換回路108bが受け
て、信号変換を行なって作動信号X6としてCPU11
0に送る。
【0040】次に、上述したように構成されたパチンコ
機10において本発明を実現するための処理手順につい
て、図14に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。図14に示す賞球払出処理は大入賞口センサ45へ
の入賞によって賞球を払い出すための処理であって、図
5に示すメイン制御部100においてROM102に格
納されている遊技制御プログラムをCPU110が適当
なタイミングで実行することによって実現される。な
お、大入賞口センサ45の検出回路45bで実行される
入賞検出処理の処理内容は、図10に示すステップS1
0〜S14と同様であるので図示および説明を省略す
る。
【0041】賞球払出処理では、まず識別コードIDが
検証コードを一致したか否かを判別結果Zによって判別
する〔ステップS80〕。その判別結果Zで識別コード
IDが検証コードと一致したならば(ステップS80の
YES)、検出信号X4を受信するまで待機する〔ステ
ップS82〕。そして、検出信号X4を受信すると(ス
テップS82のYES)、大入賞口32への入賞に対す
る賞球数を決定する〔ステップS84〕。賞球数の決定
方法は、図10に示すステップS34と同様である。そ
の後、決定した賞球数に基づいて賞球を払い出し〔ステ
ップS86〕、賞球払出処理を終了する。この賞球の払
い出しも図10に示すステップS36と同様である。な
お、判別結果Zで識別コードIDが検証コードと一致し
なかったならば(ステップS80のNO)、何もせずに
そのまま賞球払出処理を終了する。ただし、パチンコ球
を発射する発射装置を停止させたり、パチンコ機10で
の遊技を中止や停止させたり、不正を報知する等を適宜
に行なってから賞球払出処理を終了してもよい。不正を
遊技者,ホール係員,ホール管理者等に報知する手段と
しては、特定の表示灯(例えばランプ類16)を点灯・
点滅させたり、音声や効果音を出したり、ホールコンピ
ュータ等に通知する等のような手段がある。こうした手
段を適宜に選択して行うことにより、不正を予防した
り、不正を素早く発見したり、あるいはパチンコ機10
の修理等を素早く行うことが可能になる。
【0042】上記実施の形態2によれば、実施の形態1
と同様に、識別コードID{識別符号に相当}が検証コ
ード{所定符号に相当}と一致するかだけでなく(図1
4に示すステップS80)、大入賞口センサ45{検出
部2に相当}から送信された検出信号X4を受けて初め
てメイン制御部100{遊技制御部4に相当}は遊技者
6に賞球の払い出しによる利益を提供する(図14に示
すステップS86)。ここで、上記信号出力装置を大入
賞口センサ45とメイン制御部100との間に不正に取
り付けても、メイン制御部100は遊技者6に賞球を払
い出さない。したがって、不正遊技を確実に防止するこ
とができる。また、識別コードIDが検証コードと一致
するか否かを、ハードウェア回路である判別回路108
aが行なっているので、高速に判別することができる。
また、CPU110は判別結果Zによって処理を分岐さ
せればよいので(図14に示すステップS80)、プロ
グラムの開発が簡単になる。ここで実施の形態2では大
入賞口センサ45とメイン制御部100との間に本発明
を適用したが、一般の入賞口に設けられる入賞センサと
メイン制御部100との間にも同様に適用することがで
きる。この場合には、一般の入賞口を用いた不正遊技を
防止することができる。
【0043】なお、パチンコ球Bが大入賞口32に入賞
すると、大入賞口センサ45は識別コードIDをメイン
制御部100に送信するので、識別コードIDのみでも
入賞を判別することが可能である。そのため、大入賞口
センサ45は識別コードIDのみをメイン制御部100
に送信するように構成してもよい。この場合には、検出
信号X4を送信する必要がなくなるので、図14におけ
るステップS82は不要になる。この場合、識別コード
IDを送信する信号出力装置を完成させようとしても、
通常は不正遊技を行おうとする者が当該識別コードID
を知り得ることはない。したがって、不正遊技を防止す
ることができる。さらに、識別コードIDを適切な時期
に変更(更新)してもよい。例えば、図14に示す賞球
を払い出した後に、識別コードIDを変更(更新)する
〔ステップS88〕。具体的な動作は図12に示すステ
ップS72と同様である。すなわち、図5においてメイ
ン制御部100から新規の識別コードIDを出力処理回
路112を介して大入賞口センサ45の検出回路45b
に送信する。新規の識別コードIDを受信した検出回路
45bは回路内の不揮発性メモリ(例えばEEPROM
やフラッシュメモリ等)に記憶し、次回以降は記憶した
識別コードIDをメイン制御部100に送信する。こう
すれば、賞球の払い出しが行われるごとに識別コードI
Dが変わってゆくので、不正遊技を行おうとする者が現
在の識別コードIDを知るのは極めて困難である。した
がって、不正遊技をより確実に防止することができる。
【0044】〔実施の形態3〕次に、実施の形態3は実
施の形態1と同様に第1種パチンコ機に本発明を適用し
たものであって、図15〜図17を参照しながら説明す
る。ここで図15には、制御部の構成をブロック図で示
す。図16には、大入賞口センサとメイン制御部との間
で送受信される信号等を示す。図17には、入賞検出処
理と賞球払出処理との関係をフローチャートで示す。な
お、実施の形態3では実施の形態2と同様に、検出部2
として大入賞口センサ45を用い、遊技者に提供する利
益として入賞による賞球の払い出しについて適用する。
また、説明を簡単にするために、実施の形態3では実施
の形態1と異なる点について説明する。
【0045】実施の形態3は大入賞口センサ45とメイ
ン制御部100との間で相互判別を行う点で、CPU1
10のみで単独判別を行う実施の形態1と異なる。すな
わち、図5に示す入力処理回路108に代えて、図15
に示す入出力処理回路109を設ける。また図16に示
すように、大入賞口センサ45内の検出回路45bを送
受信可能に構成する(他のセンサについても同様であ
る)とともに、入出力処理回路109を送信回路109
a,判別回路109b,受信回路109cによって構成
する。送信回路109aはCPU110から出力された
認証コードREを受けて検出回路45bに送信する。判
別回路109bは図13に示す判別回路108aと同様
に、検出回路45bから送信された識別コードIDを受
けて、その判別回路108a内のROMに記憶されてい
る検証コードと一致するか否かを判別し、判別結果Zを
メイン制御部100に送る。受信回路109cは、検出
回路45bから送信された検出信号X4を受けて、信号
変換を行なって作動信号X6としてCPU110に送
る。
【0046】次に、上述したように構成されたパチンコ
機10において本発明を実現するための処理手順につい
て、図17に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。図17には、大入賞口センサ45の検出回路45b
で行われる入賞検出処理と、メイン制御部100で行わ
れる賞球払出処理とを示す。ここで、入賞検出処理はパ
チンコ球Bの検出処理をCPUが行い、賞球払出処理は
大入賞口32に対する賞球の払い出し処理をCPU11
0が行う。
【0047】まず、検出回路45bは認証コードREが
メイン制御部100から送信されるのを待機しており
〔ステップS90〕、CPU110は送信回路109a
を介して認証コードREを検出回路45bに送信する
〔ステップS110〕。その認証コードREを受信する
と(ステップS90のYES)、検出回路45bは認証
コードREが許可コードと一致するか否かを照合する
〔ステップS94〕。認証コードREが許可コードと一
致すれば(ステップS94のYES)、通過信号X2を
受信したか否かを判別する〔ステップS96〕。通過信
号X2を受信すると(ステップS96のYES)、識別
コードIDと検出信号X4とをメイン制御部100(具
体的には入出力処理回路109)に送信し〔ステップS
98〕、入賞検出処理を終了する。
【0048】一方、識別コードIDを受けたメイン制御
部100は、判別回路109bから出力された判別結果
Zによって識別コードIDが検証コードと一致すると
(ステップS112のYES)、さらに検出回路45b
から送信される検出信号X4を待機する〔ステップS1
14〕。検出信号X4を受けた受信回路109cによっ
て作動信号X6が送られると(ステップS114のYE
S)、CPU110は大入賞口32への入賞に対する賞
球数を決定する〔ステップS116〕。賞球数の決定方
法は、図10に示すステップS34と同様である。その
後、決定した賞球数に基づいて賞球を払い出し〔ステッ
プS118〕、賞球払出処理を終了する。この賞球の払
い出しも図10に示すステップS36と同様である。な
お、判別結果Zによって識別コードIDが検証コードと
一致しない場合には(ステップS112のNO)、何も
せずにそのまま賞球払出処理を終了する。ただし、パチ
ンコ球を発射する発射装置を停止させたり、パチンコ機
10での遊技を中止や停止させたり、不正を報知する等
を適宜に行なってから賞球払出処理を終了してもよい。
不正を遊技者,ホール係員,ホール管理者等に報知する
手段としては、特定の表示灯(例えばランプ類16)を
点灯・点滅させたり、音声や効果音を出したり、ホール
コンピュータ等に通知する等のような手段がある。こう
した手段を適宜に選択して行うことにより、不正を予防
したり、不正を素早く発見したり、あるいはパチンコ機
10の修理等を素早く行うことが可能になる。
【0049】上記実施の形態3によれば、メイン制御部
100{遊技制御部4に相当}から大入賞口センサ45
{検出部2に相当}に送信する認証コードRE{認証符
号に相当}が許可コード{許可符号に相当}と一致し
(図17に示すステップS94)、かつ、大入賞口セン
サ45からメイン制御部100に送信する識別コードI
D{識別符号に相当}が検証コード{所定符号に相当}
と一致するかだけでなく(図17に示すステップS11
2)、大入賞口センサ45から送信された検出信号X4
を受けて(図17に示すステップS114)、初めてメ
イン制御部100は遊技者6に賞球の払い出しによる利
益を提供する(図17に示すステップS118)。すな
わち相互検証が行われた後に、遊技者6に利益を提供す
る。ここで、上記信号出力装置を大入賞口センサ45と
メイン制御部100との間に不正に取り付けても、メイ
ン制御部100は遊技者6に賞球を払い出さない。した
がって、不正遊技を確実に防止することができる。ここ
で実施の形態3では大入賞口センサ45とメイン制御部
100との間に本発明を適用したが、一般の入賞口に設
けられる入賞センサとメイン制御部100との間にも同
様に適用することができる。この場合には、一般の入賞
口を用いた不正遊技を防止することができる。
【0050】なお、パチンコ球Bが大入賞口32に入賞
すると、大入賞口センサ45は識別コードIDをメイン
制御部100に送信するので、識別コードIDのみでも
入賞を判別することが可能である。そのため、大入賞口
センサ45は識別コードIDのみをメイン制御部100
に送信するように構成してもよい。この場合には、検出
信号X4を送信する必要がなくなるので、図17におけ
るステップS100,S114は不要になる。この場
合、識別コードIDを送信する信号出力装置を完成させ
ようとしても、通常は不正遊技を行おうとする者が当該
識別コードIDを知り得ることはない。したがって、不
正遊技を防止することができる。
【0051】さらに、識別コードIDを適切な時期に変
更(更新)してもよい。例えば、図17に示す賞球を払
い出した後に、識別コードIDを変更(更新)する〔ス
テップS120〕。具体的な動作は図14に示すステッ
プS88と同様である。すなわち、図5においてメイン
制御部100から新規の識別コードIDを入出力処理回
路109を介して大入賞口センサ45の検出回路45b
に送信する。新規の識別コードIDの受信を待機してい
た検出回路45bは、回路内の不揮発性メモリ(例えば
EEPROMやフラッシュメモリ等)に記憶し(図17
に示すステップS102,S104)、次回以降は記憶
した識別コードIDをメイン制御部100に送信する
(図17に示すステップS98)。こうすれば、賞球の
払い出しが行われるごとに識別コードIDが変わってゆ
くので、不正遊技を行おうとする者が現在の識別コード
IDを知るのは極めて困難である。したがって、不正遊
技をより確実に防止することができる。そして、認証コ
ードREを適切な時期に変更(更新)してもよい。例え
ば、図17に示す賞球を払い出した後に、認証コードR
Eを変更(更新)する〔ステップS122〕。具体的に
は、図5においてROM102に記憶されている複数の
認証コードREから任意の一つを選択してRAM104
に記憶する。その後のステップS110では、RAM1
04に格納した認証コードREを検出回路45bに送信
する。こうすれば、賞球の払い出しが行われるごとに認
証コードREが変わってゆくので、不正遊技を行おうと
する者が現在の認証コードREを知るのは極めて困難で
ある。したがって、不正遊技をより確実に防止すること
ができる。
【0052】〔実施の形態4〕次に、実施の形態4は実
施の形態2と同様に第1種パチンコ機に本発明を適用し
たものであって、図18を参照しながら説明する。ここ
で図18には、大入賞口センサとメイン制御部との間で
送受信される信号等を示す。なお、実施の形態4では実
施の形態2と同様に、検出部2として大入賞口センサ4
5を用い、遊技者に提供する利益として入賞による賞球
の払い出しについて適用する。また、説明を簡単にする
ために、実施の形態4では実施の形態2と異なる点につ
いて説明する。
【0053】実施の形態4は判別回路から出力するゲー
ト信号によって検出信号X4の転送を制御する点で、検
出信号X4をそのまま転送を行う実施の形態2と異な
る。すなわち、図13に示す判別回路108a,変換回
路108bに代えて、図18に示す判別回路108c,
受信ゲート回路108dを入力処理回路108に設け
る。判別回路108cは検出回路45bから送信された
識別コードIDを受けて、その判別回路108c内のR
OMに記憶されている検証コードと一致するか否かを判
別し、識別コードIDが検証コードと一致するときにの
みゲート信号Gを受信ゲート回路108dに出力する。
受信ゲート回路108dは、検出回路45bから送信さ
れた検出信号X4を変換回路108bが受けて、ゲート
信号Gを受けたときのみ信号変換を行なって作動信号X
6としてCPU110に送る。なお、上述したように構
成されたパチンコ機10において本発明を実現するため
の処理手順は、図14に示すフローチャートと同様であ
るので説明を省略する。
【0054】上記実施の形態4によれば実施の形態2と
同様に、不正遊技を確実に防止することができる。ま
た、受信ゲート回路108dは、判別回路108cから
送信されたゲート信号Gを受信したときのみ、作動信号
X6をCPU110に送る。そのため、ROM102が
不正なものに交換された場合であっても、メイン制御部
100は遊技者に賞球の払い出し等の利益を提供しな
い。したがって、不正遊技をより確実に防止することが
できる。
【0055】〔他の実施の形態〕上述した遊技機におい
て、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,個数,配置
および動作条件等については、上記実施の形態に限定さ
れるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次
の各形態を実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明
を適用した。これらの形態に代えて、遊技球が所定領域
に入賞または通過し、あるいはレバーやボタン等が操作
されると、その遊技球が入賞または通過した所定領域や
操作結果に応じて遊技者に利益を提供する他の遊技機
(例えばスロットマシン,アレンジボール機,テレビゲ
ーム機等)についても同様に本発明を適用することがで
きる。こうした他の遊技機であっても、不正遊技を防止
することができる。特にスロットマシン等のような一部
の遊技機では、パチンコ球のような遊技球でなく遊技者
6がレバー(あるいはハンドル)やボタン等を操作して
遊技する。このような遊技機ではレバーやボタンが操作
されると、遊技制御部4に対して信号を出力するように
なっている。そのため、レバーやボタンの操作を検出す
る検出部2と遊技制御部4の間について本発明を適用す
る。こうすることによって、検出部2と遊技制御部4と
の間に上記信号出力装置が不正に取り付けられたとして
も、メイン制御部100は遊技者6に利益を提供しな
い。したがって、不正遊技を防止することができる。
【0056】(2)上記各実施の形態では、始動口セン
サ48、大入賞口センサ45、ゲートセンサ30,50
等のセンサについて、検出回路45b,48b等はCP
Uを中心に構成した。これらの形態に代えて、通過信号
X2を受けて識別コードIDおよび/または通過信号X
2を出力する信号発生回路で構成してもよい。 (3)上記各実施の形態では、遊技制御部4が遊技者6
に提供する利益としては、賞球の払い出し,大当たり遊
技であった。この形態に代えて、遊技者6にとって有益
な状態となる他の利益についても同様である。他の利益
としては、確率変動,役物の作動等がある。また、利益
の大きさは、遊技球が入賞または通過した所定領域ごと
に異ならせてもよく、その一部または全部を同じにして
もよい。
【0057】(4)上記各実施の形態では、識別符号に
相当する識別コードIDを変更(更新)するタイミング
として、大当たり遊技後(図10に示すステップS7
4)、賞球の払い出し後(図14に示すステップS8
8、図17に示すステップS102,S104,S12
0)であった。この形態に代えて(あるいは加えて)、
他のタイミングで識別コードIDを変更(更新)するよ
うにしてもよい。他のタイミングとしては、大当たり遊
技開始時、大当たり遊技中における特定のラウンド(例
えば1ラウンド,各ラウンド等)、大当たり遊技終了後
の特定時期、電源投入時やリセット時などのような一定
のタイミングがある。さらには、ランダムな時期、遊技
者6が多い時間帯、ホール係員がスイッチ操作等によっ
て行うなどのような不定のタイミングがある。こうした
タイミングで識別コードIDを変更(更新)することに
より識別コードIDが変わってゆくので、不正遊技を行
おうとする者が現在の識別コードIDの内容を知るのは
極めて困難である。したがって、不正遊技をより確実に
防止することができる。なお、認証符号に相当する認証
コードREについても、同様に他のタイミングで変更
(更新)してもよい。
【0058】(5)上記の各実施の形態では、識別コー
ドIDや検証コード、認証コードREや許可コード等を
ROM(例えばROM102)に記憶した。この形態に
代えて、少なくとも1つの項目をRAM、枠制御部20
0内のROMやRAM、通信制御回路116に通信回線
を介して接続されるコンピュータ(図5に示すホールコ
ンピュータ300を含む)に記憶してもよい。さらに
は、入力処理回路108,出力処理回路112,通信制
御回路116等からアクセス可能な記録媒体の一部(ま
たは全部)に記録してもよい。記録媒体には、光(光磁
気)ディスク、フレキシブルディスク、ICカード,紙
カード,磁気カード等のカード類、あるいは文字,符
号,記号(バーコードを含む)等を印刷した印刷物等が
ある。また、識別コードIDや認証コードRE等の機密
データの変更(更新)についても、上記記録媒体に記録
された機密データを転送して変更(更新)してもよい。
こうすれば、不正遊技を行おうとする者が現在の機密デ
ータの内容を知るのは極めて困難である。したがって、
不正遊技を確実に防止することができる。
【0059】(6)上記実施の形態3では、大入賞口3
2への入賞時に認証コードREを検出回路45bに送信
した(図17に示すステップS110)。また、そのと
きに、認証コードREが許可コードを一致するか否かを
照合した(図17に示すステップS92)。この形態に
代えて(あるいは加えて)、上記(4)に示す他のタイ
ミングあるいは任意のタイミングで認証コードREの送
信と照合を行なってもよい。こうすれば、認証コードR
Eの送信と照合によって、不一致の場合にはパチンコ球
を発射する発射装置を停止させたり、パチンコ機10で
の遊技を中止や停止させたり、不正を報知する等を適宜
に行うことができる。
【0060】(7)上記各実施の形態では、検出部2
(具体的には検出回路45b,48b等)は、パチンコ
球Bが入賞・通過するとすぐに識別コードIDや検出信
号X4を送信した。この形態に代えて、パチンコ球Bが
入賞・通過してから時間的に遅延させて(例えば時間Δ
tだけ遅らせて)、識別コードIDや検出信号X4を送
信するようにしてもよい。こうすれば、意図的に大当た
りさせようとして遊技しても、時間的な遅延によって大
当たりになる可能性は低くなる。また、どのぐらい時間
的な遅延があるのかは、一般に遊技者には分からない。
したがって、不正遊技を防止することができる。なお、
このことは、遊技制御部4内の符号判別回路4a,信号
処理回路4b,利益提供部4c(具体的には入力処理回
路108,判別回路108a,変換回路108b,入出
力処理回路109,判別回路109b,受信回路109
c等)についても同様に適用することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、不正遊技を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の態様を模式的に示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の態様を模式的に示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の態様を模式的に示すブロック図であ
る。
【図4】第1種パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図5】制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】始動口センサの外観を示す斜視図である。
【図7】始動口センサとメイン制御部との間で送受信さ
れる信号等を示す図である。
【図8】通過信号,識別コード,検出信号のタイミング
を示す図である。
【図9】通過信号,識別コード,検出信号のタイミング
を示す図である。
【図10】入賞検出処理と第1種始動口処理との関係を
示すフローチャートである。
【図11】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図12】大当たり処理を示すフローチャートである。
【図13】大入賞口センサとメイン制御部との間で送受
信される信号等を示す図である。
【図14】賞球払出処理を示すフローチャートである。
【図15】制御部の構成を示すブロック図である。
【図16】大入賞口センサとメイン制御部との間で送受
信される信号等を示す図である。
【図17】入賞検出処理と賞球払出処理との関係を示す
フローチャートである。
【図18】大入賞口センサとメイン制御部との間で送受
信される信号等を示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 14 複合装置 20 普通図柄表示器 24 特別図柄表示器 26 第1種始動口 28,52 ゲート 30,50 ゲートセンサ 32 大入賞口 32c Vゾーン(特別領域) 48 始動口センサ 100 メイン制御部 200 枠制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が所定領域に入賞または通過し、
    あるいはレバーやボタン等が操作されると、識別符号を
    出力する検出部と、 受けた識別符号が所定符号と一致すると、遊技球が入賞
    または通過した所定領域や操作結果に応じて遊技者に利
    益を提供する遊技制御部と、 を有する遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された遊技機において、 遊技制御部は所要のタイミングで認証符号を出力し、 検出部は、受けた認証符号が許可符号と一致したときに
    のみ識別符号を出力する遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1,2に記載された遊技機におい
    て、 検出部は所定のタイミングで識別符号を変更する遊技
    機。
  4. 【請求項4】 請求項2,3に記載された遊技機におい
    て、 遊技制御部は特定のタイミングで認証符号を変更する遊
    技機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載された遊技機におい
    て、 検出部は、遊技球が所定領域に入賞または通過すると、
    さらに検出信号を出力し、 遊技制御部は、受けた識別符号が所定符号と一致し、か
    つ、検出信号を受けた後に遊技者に利益を提供する遊技
    機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された遊技機において、 遊技制御部は、受けた識別符号が所定符号と一致すると
    許可信号を出力する符号処理回路と、その許可信号と検
    出信号との両方を受けて作動信号を出力する信号処理回
    路と、その作動信号を受けて遊技球が入賞または通過し
    た所定領域に応じて遊技者に利益を提供する利益提供部
    とを有する遊技機。
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