JP4598250B2 - パチンコ機 - Google Patents

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JP4598250B2 JP2000270174A JP2000270174A JP4598250B2 JP 4598250 B2 JP4598250 B2 JP 4598250B2 JP 2000270174 A JP2000270174 A JP 2000270174A JP 2000270174 A JP2000270174 A JP 2000270174A JP 4598250 B2 JP4598250 B2 JP 4598250B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メイン制御部と該メイン制御部から送信される前記球払出し指令に対応して球の払出しを制御する払出し制御部とを備えたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機には、パチンコ遊技における総括的な制御を行うために配備されたメイン制御部の他に、各種のサブ制御部が配備されている。例えば、賞球の払出しやカード式パチンコ遊技機の場合であれば貸球の排出制御等のために配備された払出制御部、図柄表示装置における表示制御を行う図柄制御部、遊技盤面及びパチンコ遊技機の枠側に配設された各種ランプ/LEDの点灯制御を行うランプ/LED制御部、パチンコ球を遊技盤面に向けて発射する発射装置のための発射制御部、音声表示のための音声制御部、各種入賞スイッチに関するスイッチ入力部、遊技盤面に装着される各種の可変入賞装置のための制御基板等の複数種類の回路基板が配備されている。
【0003】
メイン制御部は、遊技状況に応じてこれらのサブ制御部に対して制御コマンド(制御データ)を送信し、各サブ制御部は、メイン制御部から送信された制御コマンドを受信し、受信した制御コマンドに応じて制御対象の装置を駆動制御している。例えば、メイン制御部と払出制御部との関係においては、メイン制御部が入賞発生に起因する賞球の払出数を賞球コマンド(球払出し指令)として払出制御部に送信すると、払出制御部は、メイン制御部から送信された賞球コマンドを受信し、受信した賞球コマンドに応じて賞球モータ等を駆動し、賞球コマンドで指定された払出数の賞球の払い出しを行う。
【0004】
ところで、例えば、メイン制御部が人為的行為により不正に差し換えられた場合、差し換えられたメイン制御部から送信された賞球コマンドを払出制御部が受信し、払出制御部が賞球コマンドで指定された払出数の賞球の払い出しを行ってしまう結果、例えば、入賞発生がないにも拘らず、15個の賞球を払い出す賞球コマンドを送信するように改ざんされたメイン制御部に差し換えられている場合、遊技場が多大にな損害を受けることになる。従来は、メイン制御部が不正に差し換えられた場合に、払出制御部が行う球の払出しを防ぐ有効な手段がなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、不正に差し換えられたメイン制御部による球の払出しを実現させないパチンコ遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るパチンコ機は、メイン制御部と該メイン制御部から送信される球払出し指令に対応して球の払出しを制御する払出制御部とを備えたものであって、上記課題を解決するために、前記メイン制御部に前記球払出し指令を暗号化する暗号化プログラム手段を設け、前記払出制御部に、前記メイン制御部から受信した暗号化された球払出し指令を復号化する復号化プログラム手段と前記復号化プログラムによって復号化された球払出し指令が正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、球の払出しを実行可能とする認証手段を設け
前記暗号化プログラム手段は、前記球払出し指令を暗号化するための複数の暗号鍵を有する一方、前記復号化プログラム手段は、前記複数の暗号鍵の各々に対応して組みとなると共に、前記暗号化された球払出し指令を復号化する複数の復号鍵を有し、所定の条件の成立により、前記暗号鍵及び復号鍵の組合せをランダムに選択して切り換えるように構成し、
前記メイン制御部において更新される前記暗号鍵の値の更新タイミングと、前記払出制御部において更新される前記復号鍵の値の更新タイミングとを同期させ、前記メイン制御部において選択される暗号鍵の値と前記払出制御部において選択される復号鍵の値とを常に同じ値にすることで、前記複数の暗号鍵と前記複数の復号鍵とを対応させた、
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載のパチンコ機は、請求項1に記載のものにおいて、前記認証結果が正規でない場合に、異常を表示する表示手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、請求項1に記載の発明に係る実施形態のパチンコ機に配備された制御系統の要部ブロック図である。図1においては、暗号化プログラム手段1及びこれに対応した復号化プログラム手段及び認証手段2と共に示している。
【0010】
パチンコ機のメイン制御部3は、入賞の種別判定と、大当りの判定と、大当りの出現確率の切換えと、表示と、音声拡声とをパチンコ機の動作状況や遊技状況に応じて制御すると共に賞球や貸球の払出しを制御する各種制御プログラムが記憶されたROM4と、該制御プログラムに基づいて処理されたデータを一時記憶するRAM5と、各種制御プログラムに基づいて入出力側に設けられる各手段や、後述する各種のサブ制御部を制御するCPU6とを少なくとも備えている。
【0011】
メイン制御部3の入力側には、遊技盤面上に配置される普通入賞口或は入賞装置に入賞したパチンコ球等を検出する複数個の普通入賞口入賞検出手段7と、特別図柄表示装置(液晶制御部)において大当りの変動表示を開始させる始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出する始動入賞口検出手段8と、大入賞口装置の大入賞口の特定入賞領域に設けられる特定入賞領域検出手段9と、大入賞口に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口入賞検出手段10とが設けられている。
【0012】
各検出手段からの検出信号は、入力回路11を介して信号処理されメイン制御部3にデータ入力される。なお、これらの検出手段もしくは入力回路11に暗号化プログラム手段1を設けてもよいが、各検出手段の回路構成を複雑なものとしないために、本実施形態では、検出手段もしくは入力回路11には暗号化プログラム手段1を設けず、メイン制御部3と後述の各サブ制御部との関係において設けてある。
【0013】
メイン制御部の10の出力側には、カードユニット制御部12、情報入出力部13、音声制御部14、枠ランプLED制御部15、遊技盤ランプLED制御部16、図柄表示制御部(例えば、第1種パチンコ機の特別図柄表示装置を制御する液晶制御部)17、大入賞口装置18、入賞装置19及び払出制御部20の各サブ制御部と、打球発射装置21が接続されている。
【0014】
カードユニット制御部12は、プリペイドカードに記録された貸球残高データに基づいて貸球要求をメイン制御部3に出力する。情報入出力部13は、始動入賞検出手段8からの始動入賞の検出データや、大当りデータ等を遊技場管理装置(図示せず)に出力するとともに遊技場管理装置からの打球禁止信号を入力する。
【0015】
音声制御部14は、メイン制御部3からのデータを受信して図示しないスピーカから各遊技状況に応じた音声を拡声するもので、例えば、サウンドジェネレータ回路などから構成される。枠ランプLED制御部15は、メイン制御部3からのデータを入力してパチンコ機の枠に設けられたランプやLEDを点灯駆動するもので、例えば、発光ダイオード駆動回路等によりなる。遊技盤ランプLED制御部16は、メイン制御部3からの指令により遊技盤に設けられるランプやLEDを駆動するセグメント若しくはドットマトリクスLED駆動回路等により構成される。
【0016】
液晶制御部(特別図柄表示装置)17は、CPUとビデオプロセッサVDPとキャラクタROMとROMとRAMと液晶表示盤LCDとにより構成され、メイン制御部3からのデータを入力して大当り表示や大当り判定のための変動表示、或は大入賞口の継続開放動作を示す表示となるラウンド表示を実行する。
【0017】
該液晶制御部17は、メイン制御部3からのデータを受け、液晶表示盤の画面上でキャラクタROMからキャラクタデータを読み出して所定の画像処理を実行する。即ち、液晶表示盤の表示制御は、CPUからの制御によりVRAMにキャラクタコードを書き込み、キャラクタROMに記録されたキャラクタデータをLCDに表示制御する。
【0018】
スプライト面の属性(スプライト番号、スプライトのバイト番号等)を指定し、ページマッピングアドレスを指定し、表示座標位置を指定し、カラーパレットのデータを指定し、水平、垂直スクロールを指定し、サイズ、表示位置、スプライトの表示色をカラーパレットで選択設定し、カラー演算、シューティング、拡大縮小、表示優先順位、ライン転送、回転等を指定すると供に、表示パターン面の指定、表示色、表示パターン面の表示優先順位を指定し、パターン面のパターンサイズを指定し、パターン面のページサイズ、表示領域サイズ、ページアドレスを指定し、パターン面の回転、反転、パターン面の転送単位、パターン面の拡大縮小回転スクロール量を指定し、スプライト面の表示制御、割込、カラーパレットの選択、カラーの演算処理、陰影度数処理、ボーダー面のカラー設定をし、表示走査制御を実行する。これらの画像処理により入賞の検出や大当りの判定などに伴って画面上において二次元或は三次元画像が変動及び切換え表示される。
【0019】
大入賞口装置18は、大当りの判定に基づくメイン制御部3からの指令によって電磁ソレノイドにより大入賞口を開放駆動する。払出制御部20は、メイン制御部3からの入賞データや貸球要求データを受信することにより入賞の別に対応しあるいは貸球要求に対応して所定個のパチンコ球をパチンコ機の球受け皿に供出する。打球発射装置21は、遊技者の打球ハンドルへの打球操作が検出されて球弾発用駆動モータの回転力によりパチンコ球を1球毎発射する。
【0020】
メイン制御部3には、パチンコ機における遊技状況を支配する特別図柄表示装置17の表示内容を指定する各種の乱数カウンタが設けられている。たとえば、大当り表示を抽選するための乱数値選択用カウンタ、大当りが抽選される確率を高く設定するための確率切換用の乱数値、複数種類設定された大当り表示内容の別を設定する大当り図柄設定用乱数カウンタ、変動表示の時間を長短切換える変動時間設定用乱数カウンタや乱数値などが設けられている。
【0021】
また、選択された乱数値に基づきメイン制御部3において作成されたコマンドデータが、サブ制御部である特別図柄表示装置17に出力される。大当り乱数値が選択された場合には、サブ制御部の一つである大入賞口装置18に大入口開放データが出力される。また、大当り情報を遊技場管理装置へ送信するために情報入出力部13には大当りデータが出力される。さらに、大当り表示を枠ランプLED制御部15に大当り表示起動データが出力される。また、大当り音を音声制御部14により拡声起動するための大当りサウンドデータなどがメイン制御部3より各サブ制御部に出力される。
【0022】
以上に説明した、メイン制御部3の記憶手段であるROM4などのメモリに、暗号化プログラム手段1或は復号化プログラム手段及び認証手段2が記憶される。また、各サブ制御部の記憶手段であるROMなどのメモリに、暗号化プログラム手段1或は復号化プログラム手段及び認証手段2が記憶されている。
【0023】
メイン制御部3には払出制御部20への球払出し指令を暗号化する暗号化プログラム手段が設けられ、払出制御部20には暗号化された球払出し指令を復号化する復号化プログラム手段と、復号化プログラム手段によって復号化された球払出し指令が正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、球の払出しを実行可能とする認証手段が設けられている。
【0024】
同様に、メイン制御部3には特別図柄表示装置(液晶制御部)17に表示指令データを暗号化する暗号化プログラム手段が設けられ、特別図柄表示装置17には暗号化されて受信した表示指令データを復号化する復号化プログラム手段と、復号化プログラム手段によって復号化された表示指令データが正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、表示制御を実行可能とする認証手段が設けられている。
【0025】
メイン制御部3には大入賞口装置18に大入賞口開放指令データを暗号化する暗号化プログラム手段が設けられ、大入賞口装置18には暗号化されて受信した大入賞口開放指令データを復号化する復号化プログラム手段と、復号化プログラム手段によって復号化された大入賞口開放指令データが正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、大入賞口開放制御を実行可能とする認証手段が設けられている。
【0026】
同様に、メイン制御部3には暗号化プログラム手段1が、カードユニット制御部12、情報入出力部13、音声制御部14、枠ランプLED制御部15及び遊技盤ランプLED制御部16には、それぞれ暗号化プログラム手段に対応して各復号化プログラム手段と認証手段2とが設けられている。
【0027】
また、普通入賞口検出手段7等の入力側の各検出手段7〜10に各入賞データを暗号化する暗号化プログラム手段を、メイン制御部3には暗号化された入賞データを復号化する復号化プログラム手段及び認証手段を設けてもよい。
【0028】
図2は、メイン制御部3のメモリマップと、サブ制御部(カードユニット制御部12、情報入出力部13、音声制御部14、枠ランプLED制御部15、遊技盤ランプLED制御部16、図柄表示制御部(特別図柄表示装置)17、大入賞口装置18、払出制御部20等)のメモリマップを示す図である。
【0029】
メイン制御部3における第1ユーザープログラム領域23は、入賞判定、大当り判定、払出し指令等を行うためのパチンコ機の制御プログラムが格納される領域である。暗号化プログラム領域24は、データを暗号化変換するための暗号化プログラム手段が記憶される領域である。データ領域25には、プログラムの実行のため若しくは実行により作成されたデータが格納される。なお、暗号化プログラム手段は、分割された専用の暗号化プログラム領域に配置することなく、ユーザープログラム領域やデータ領域に設定したり、或はユーザープログラムの中に暗号化プログラムのステートメントやサブルーチンを設定してもよい。暗号化データ領域26は、暗号化されたデータを一時的に格納ストアする領域である。
また、ワーキング領域27は、制御プログラムの実行過程で使用する作業領域である。
【0030】
サブ制御部において、第2ユーザープログラム領域30は、カードユニット制御部12、情報入出力部13、音声制御部14、枠ランプLED制御部15、遊技盤ランプLED制御部16、図柄表示制御部(特別図柄表示装置)17、大入賞口装置18、払出し制御部20等の各サブ制御部の制御プログラムが格納される領域である。復号化プログラム領域29は、暗号化プログラム手段に対応して暗号化されたデータを復号化する復号化プログラム手段と、復号化プログラム手段によって復号化されたデータが正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、正規に処理を実行可能とする認証手段が記憶される領域である。また、復号化データ領域30にはメイン制御部3より送信された暗号化データがストアされる。
【0031】
データ領域31には、復号化されたサブ制御部の復号化済データが格納されるものであり、カードユニット制御部12、情報入出力部13、音声制御部14、枠ランプLED制御部15、遊技盤ランプLED制御部16、図柄表示制御部(特別図柄表示装置)17、大入賞口装置18、払出し制御部20等の各サブ制御部の出力装置を制御する制御データが格納される。
【0032】
また、受信側の復号化データ領域30には、格納された変換データに異常があった場合や不正データであった場合に、これらの異常データを保存するための異常データ格納領域33が設けられている。
【0033】
次に、暗号化処理の具体的な形態について説明する。図3は、データレコード、あるいはポートに割り付けられるデータ、および作業領域に格納されるデータ、若しくはプログラムのステートメントデータ(プログラムステートメントやワード、定義データを機械語のビット単位に展開したもの)についての暗号化処理の実施形態をビット単位とワード単位とで示した図である。
【0034】
図3においては、暗号化を行う暗号化プログラムについて、暗号化プログラム手段の一例である加算処理によって2進数1バイトデータの1桁目と16進数の1桁目に暗号鍵データ1を加えて暗号化し、制御プログラムのうちデータ転送命令であるMOVの転送元を暗号化する例を示している。
【0035】
すなわち、図3(a)に示すように、暗号化対象データは、2進数表示で「01111000」、16進数表示で「78」、プログラムステートメント「MOV A,B」である。図3(b)に示すように、図3(a)の暗号化対象2進データに対して加算する暗号鍵データを2進数表示で「00000001」、16進数表示で「01」とした。図3(c)に示すように、図3(b)の暗号鍵データを暗号化対象である図3(a)のデータに加算して得られた暗号化データは、2進数表示で「01111001」、16進数表示で「79」となり、プログラムステートメント「MOV A,C」に(暗号化データの転送元を実際には無い領域に指定してプログラムの実行を暗号化する)暗号化される。
【0036】
だだし、制御プログラムの暗号化についても例示したステートメントを切換えて暗号化するのではなく、制御プログラムデータをビット処理して暗号化変換する暗号化プログラム手段がデータ処理上は明快なものとなる。
【0037】
なお、暗号化プログラムは、レジスタのデータそのものではなく、制御プログラムや制御データが格納されるレジスタのアドレスをビット処理して暗号化する手段としてもよい。
【0038】
図4は、図3(a)の暗号化対象データを1ビット左にシフトして暗号化した暗号化データを示す図である。この場合、ビット配列を1ビット左シフトするコマンドが暗号化プログラム手段となり、暗号鍵データは、シフト量「1ビット」である例となる。
【0039】
図5は、図1のメイン制御部3から情報入出力部13に対して出力される始動口入賞情報データ及び大当り情報データを暗号化する暗号化データの生成例を示す図である。図5(a)において、始動入賞信号を暗号化する暗号化データの生成例を示す。始動入賞ありである場合、即ち、始動口入賞検出手段8を構成する始動口検出スイッチが作動しONである場合において、暗号化前のデータは「1」であり、データ「D」で表される。暗号鍵データ「1」を使用して加算処理により暗号化すると、暗号化データは「E」に変換される。一方、始動入賞なしの場合、即ち、始動口検出スイッチがOFFである場合には、暗号化前のデータは「0」であり、データ「A」で表される。データ「A」を暗号鍵データ「−1」を使用して加算処理により暗号化すれば、9にデータが暗号化変換される。
【0040】
図5(b)において、大当りフラグのデータを暗号化する例を示す。即ち、大当りデータ「1」をコンバートした暗号化前のデータを「B」とする。暗号鍵データ「−1」を変換前のデータ「B」から減算し、「C」を暗号化データとする。外れデータ「0」をコンバートした暗号化前のデータを「C」とする。暗号鍵データ「2」を変換前のデータ「C」から減算し、「A」を暗号化データとして使用する。
【0041】
上記暗号化データの復号化処理は、図5(a)に対しては、始動入賞ありの場合は「1」を、始動入賞なしの場合は「−1」を復号鍵データとして減算処理して復号化データを得る。図5(b)の大当りフラグについては、大当りであれば「−1」を、外れであれば「2」を復号鍵データとして加算し、復号化する。
【0042】
メイン制御部3が不正なメイン制御部を含む制御基板に差し換えられた場合においては、差し換えられた不正なメイン制御部には所定の暗号化プログラム手段や暗号鍵データが設けられておらず、正規の暗号化処理が行われない。差換えられた不正なメイン制御部からサブ制御部に制御データが出力され、サブ制御部に設けられた所定の復号化プログラム手段もしくは復号鍵データによって復号化が実行された場合、不正なメイン制御部からのデータは正規に復号化できず、結果として、サブ制御部は、出力側装置を正常に制御することはできない。サブ制御部におけるデータの照合は認証されず、サブ制御部の出力側装置を正常に制御することはではない。
【0043】
即ち、データビットのオン、オフ、或はビット配列、ワードやステートメント等(アドレスにより指定されたレジスタの値など)の内容、出力装置の駆動データやコマンド等が正規のものと異なって対応しておらず、サブ制御部は正常に出力装置の駆動制御を実行することができない。
【0044】
なお、所定のビットデータを検出したり判別することができない場合、異常なビットデータの入力や受信を判定する判定手段をサブ制御部に設けて、サブ制御部の出力装置の駆動を停止し、枠ランプLED制御部15や音声制御部14に指令して異常表示や異常拡声をする構成としてもよい。
【0045】
また、正規のメイン制御部3に、暗号化プログラム手段若しくは暗号鍵データが設けられることにより、パチンコ機の制御プログラムや制御データは暗号化されたものとなる。従って、正規のメイン制御部3に設けられた制御プログラムや制御データを解読して不正なメイン制御部を作成することは困難となる。
【0046】
図6は、乱数発生手段(乱数カウンタ)から抽選した乱数値の別により暗号鍵データ並びに復号鍵データをランダムに設定する態様を示す図である。乱数カウンタから抽選した乱数値により暗号鍵データを設定し、当該暗号鍵データによりパチンコ機の制御データの暗号化を行う。乱数発生手段から抽選される乱数値により暗号鍵データをランダムに異ならせることにより、暗号化処理の解読が極めて困難となる。
【0047】
図6(a)は、暗号化プログラム手段が加算処理である態様を示している。乱数カウンタ(図1に示すリセット回路22からのリセット信号の入力毎に、1乃至5の範囲内で循環的に更新される)から抽選された乱数値が1である場合は、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータに1を加算し、データを暗号化する。同様に、乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合は、暗号鍵データが2となり、暗号化するデータに2を加算し、データを暗号化する。
【0048】
図6(b)は、図6(a)の暗号化プログラム手段と対となる復号化プログラム手段が減算処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合は、復号鍵データが1となり、暗号化されたデータより1を減算してデータを復号化する。同様に、乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合は、復号鍵データが2となり、暗号化されたデータより2を減算してデータを復号化する。
【0049】
図6(c)は、暗号化プログラム手段が乗算処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータに1を乗算し、データを暗号化する。同様に、乱数カウンタから抽選された乱数値が5である場合は、暗号鍵データが5となり、暗号化するデータに5を乗算し、データを暗号化する。
【0050】
図6(d)は、暗号化プログラム手段が、シフト処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータのビット配列を右に1シフトし、データを暗号化する。また、乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合は、暗号鍵データが2となり、暗号化するデータのビット配列を左に1シフトし、データを暗号化する。乱数カウンタから抽選された乱数値が5である場合は、暗号鍵データが5となり、暗号化するデータのビット配列を左に3シフトし、データを暗号化する。
【0051】
図6(e)は、暗号化プログラム手段が、アドレス変換処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータが記憶されるアドレスを1前方へずらす。乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合、暗号鍵データが2となり、暗号化するデータが記憶されるアドレスを7前方へずらす。乱数カウンタから抽選された乱数値が3である場合、暗号鍵データが3となり、暗号化するデータが記憶されるアドレスを2前方へずらす。
【0052】
以上の処理により暗号化されたデータの復号化は、図6(c)については、暗号鍵データと対となる復号鍵データにより除算処理を行う。図6(d)については、逆方向へのデータシフトを指定する復号鍵データに基づいて処理される。また図6(e)については、データが格納されたレジスタのアドレスをバックさせる復号鍵データに基づいて処理される。
【0053】
図7は、請求項2に記載の発明に係る実施形態のパチンコ機に配備された制御系統の要部ブロック図である。なお、図7においては、パチンコ機に配備されたサブ制御部は、払出制御部20のみ図示し、他のサブ制御部は図示を省略している。
【0054】
図7に示すパチンコ機が、図1に示すパチンコ機と相違する点は、始動入賞口入賞検出手段8の検出信号が払出制御部20に入力されるように構成されている点、リセット回路22が生成するリセット信号が払出制御部20に入力されるように構成されている点、および異常表示ランプ34が別個に設けられている点で相違するものである。尚、異常表示ランプ34は、請求項2に記載の認証結果が正規でない場合に異常を表示する表示手段を構成するものであって、払出制御部20がメイン制御部3が不正なものに交換されていることを認証手段により検知した場合に、払出制御部20の制御出力により点灯(点滅)され、点灯(点滅)表示によって報知するものであり、その配設箇所はパチンコ機の枠部或いは遊技盤上部の隅部が好ましい。
【0055】
ここで、パチンコ機の製造に関わって、メイン制御部が不正に差し換えられる現象を経時的に述べることにする。なお、図7において、復号化プログラム手段及び認証手段2は、メイン制御部3が不正に差し換えられた場合、サブ制御部による出力装置の動作を阻止する認証手段(払出制御部20による球の払出しを行わない認証手段)を表している。
【0056】
なお、サブ制御部(払出制御部20)を制御するデータを暗号化する構成とせず、特別に設けるセキリティデータを暗号化し、セキリティデータが正規の暗号化データ若しくは認証許可データである場合にサブ制御部(払出制御部20)が有効として制御する構成としてもよい。
【0057】
まず、パチンコ機の製造が開始される。この過程において、暗号化プログラム手段1をメイン制御部3に搭載する。同過程において、復号化プログラム手段及び認証手段2を払出制御部20に搭載する。パチンコ機メーカにおけるパチンコ機の製造が完了する。パチンコ機が出荷され、パチンコ遊技場にパチンコ機が設置される。パチンコ機に電源が投入され、パチンコ遊技待機状態からパチンコ機が起動する。
【0058】
ここで、まず、メイン制御部3が正規なものである場合について述べる。メイン制御部3において暗号化プログラム手段が起動する。同期してサブ制御部において復号化プログラム手段及び認証手段2が起動する。正規の暗号化プログラム手段及び復号化プログラム手段が搭載された場合、メイン制御部3の暗号化プログラム手段1をもって作成されるデータが暗号化される。暗号化データが払出制御部20に転送される。払出制御部20において受信した暗号化データを復号化プログラム手段により復号化する。さらに、払出制御部20が復号化したデータを認証手段により認証する。正規のデータと認証した場合には、制御データが有効となる。復号化されたデータにより、払出制御部20が球払出装置を制御して球の払出しを有効とする。
【0059】
メイン制御部3(メイン制御基板)が不正に差し換えられた場合について述べる。一方、メイン制御部3が不正に差し換えられた場合、メイン制御部3において、正規の暗号化プログラム手段1は搭載されていないので起動されることはない。一方、払出制御部20は正規なものであるから、払出制御部20に設けられた復号化プログラム手段が起動する。パチンコ遊技の実行に基づいて遊技制御プログラムにより処理されるデータについての正規の暗号化処理は実行されない。暗号化されていない(無変換の)球払出し指令(賞球コマンド)データが払出制御部20に転送される。払出制御部20において無変換のデータを復号化する。しかしながら、正規の賞球コマンド(制御データ)に復号化されない。したがって、認証手段により、復号化された賞球コマンド(データ)は正規のものと認証されず、無効、払出制御部20の出力側装置、例えば、払出モータの制御を行わず、球の払出しが阻止される。このように、パチンコ機の制御回路において、メイン制御部3が暗号化プログラム手段を搭載したものであるか否かにより、払出制御部20の球の払出制御が有効となるか無効となる。
【0060】
図8及び図9は、請求項3に記載のパチンコ機に関わるメイン制御部3の制御処理を示すフローチャートであり、図10及び図11は、同パチンコ機に関わる払出制御部20の制御処理を示すフローチャートであり、例えば、図6に例示したように、暗号化プログラム手段は、賞球コマンド(球払出し指令)を暗号化するための複数の暗号鍵を有する一方、復号化プログラム手段は、複数の暗号鍵の各々に対応して組みとなると共に、暗号化された賞球コマンド(球払出し指令)を復号化する複数の復号鍵を有し、所定の条件の成立により、暗号鍵データ及び復号鍵データの組合せをランダムに選択して切り換えるものである。
【0061】
また、前記所定の条件の成立として、例えば、遊技球が始動入賞口に入球し、始動入賞口入賞検出手段8により検出され、メイン制御部3が入賞検出信号を検出するタイミングとする。
【0062】
パチンコ機への電源投入後、メイン制御部3において暗号用乱数更新処理が行われる(ステップS01)。また、これに同期して払出制御部20において復号用乱数更新処理が行われる(ステップA01)。
【0063】
ステップS01の暗号用乱数更新処理は、暗号用乱数カウンタにより構成されるものであり、電源投入時の初期値は1からスタートし、所定のタイミング毎(リセット回路22が発生するリセット信号の入力によって特定の割り込みタイミング毎)に、その値が1、2、3、4、5、1,2、…のように1つずつシーケンスに更新アップする。
【0064】
また、ステップA01の復号用乱数更新処理も同様のアルゴリズムにより、復号用乱数カウンタにより構成されるものであり、電源投入時の初期値は1からスタートし、所定のタイミング毎(リセット回路22が発生するリセット信号の入力によって特定の割り込みタイミング毎)に、その値が1、2、3、4、5、1,2、…のように1つずつシーケンスに更新アップする。従って、メイン制御部3の暗号用乱数の値と払出制御部20の復号用乱数の値とは常に同じ値となる。
【0065】
さて、パチンコ遊技が行われ、遊技盤面に打ち出された遊技球が図示しない各種入賞口や始動入賞口に入賞する場合には、遊技盤裏面の入賞検出手段に検出された後に機内に回収される一方、入賞しなかった遊技球はアウト受け口から機内に回収される。なお、各種入賞口に遊技球が入賞した場合に払い出される賞球の数は、即ち、払出数は、1個〜15個までの何れでもかまわないが、以下の説明を簡略なものとするため、例えば、払出数は7個と15個との2種類のみとする。
【0066】
メイン制御部3のCPU6(以下、メインCPUという)は、ステップS01の暗号用乱数更新処理を終えると、始動口入賞があるか否かを判別する(ステップS02)。メインCPUは、始動口入賞がない場合はステップS02を偽と判別し、ステップS04に移行し、払出しが発生しているか否かを判別する(ステップS04)。なお、遊技球が図示しない各種入賞口や始動入賞口に入賞していない場合には払出しなしとなる。メインCPUは、払出しなしの場合には、ステップS04を偽と判別し、その他の遊技処理を行い(ステップS08)、その他の遊技処理を終えるとリセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0067】
一方、払出制御部20のCPU(以下、払出CPUという)は、ステップA01の復号用乱数更新処理を終えると、始動口入賞があるか否かを判別する(ステップA02)。払出CPUは、始動口入賞がない場合はステップA02を偽と判別し、ステップS04に移行し、メイン制御部3から送信された賞球コマンドの受信があるか否かを判別する(ステップA04)。払出CPUは、賞球コマンドの受信がない場合は、ステップA04を偽と判別してリセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0068】
図7のリセット回路22が所定の周期でリセット信号を発生させると、このリセット信号がメイン制御部3と払出制御部20に同時に入力される。応じて、メインCPUはステップS01から処理を実行し、払出CPUはステップA01から処理を実行する。従って、メイン制御部3の暗号用乱数の更新処理と払出制御部20の復号用乱数の更新処理が同期して行われる結果、メイン制御部3の暗号用乱数の値と払出制御部20の復号用乱数の値とが常に同じ値となる。
【0069】
さて、遊技盤面に打ち出された遊技球が図示しない始動入賞口に入賞すると、この遊技球が始動入賞口入賞検出手段8により検出され、始動入賞口入賞検出手段8の入賞検出信号がメイン制御部3と払出制御部20に同時に入力される。応じてメインCPUは、ステップS02を真と判別し、暗号用乱数カウンタの現在値を読み込んで暗号鍵レジスタRAN1に格納し(ステップS03)、ステップS04に移行する。
【0070】
また、始動入賞口入賞検出手段8の入賞検出信号の入力に応じて、払出CPUは、ステップA02を真と判別し、復号用乱数カウンタの現在値を読み込んで復号鍵レジスタRAN2に格納し(ステップA03)、ステップA04に移行する。従って、始動入賞口入賞検出手段8の入賞検出信号に応じてメイン制御部3において抽選される暗号用乱数の値(暗号鍵)と払出制御部20において抽選される復号用乱数の値(復号鍵)とが常に同じ値となる。
【0071】
遊技球が図示しない各種入賞口や始動入賞口に入賞した場合には払出し発生となる。メインCPUは、払出し発生の場合はステップS04を真と判別し、予め設定されている払出数に対応する賞球コマンドを選択し(ステップS05)、ステップS06の暗号化処理に移行する。なお、払出数に対応する賞球コマンドは、8ビットデータで構成され、図12に示すように16進数表示で「01H」〜「0FH」であって、払出数1個〜払出数15個までのそれぞれに対応して設けられている。
【0072】
なお、図12に示すように、メイン制御部3から払出制御部20に送信されるコマンドは、払出数を指令する賞球コマンドの他に、遊技球が球受け皿に満杯であるときに送信される満杯コマンド「51H」、球受け皿において遊技球の満杯状態が解除されたときに送信される満杯解除コマンド「51H」、補給球がタンクにないときに送信される球切れコマンド「61H」及び補給球がタンクにあるときに送信される球切れ解除コマンド「63H」があるが、これらのコマンドの内容については図示のみとし、説明を省略する。また、メイン制御部3から払出制御部20に送信される後述の暗号化されたコマンドも同様に8ビットで構成される。
【0073】
本実施形態では、入賞に対して設定する払出数は、7個と15個との2種類のみとしてあるので、ステップS05で選択される賞球コマンドは、払出数7個の場合では「07H」となり、払出数15個の場合では「0FH」となる。
【0074】
ここで、ステップS06の暗号化処理について説明する。図9はメイン制御部3のメインCPUが実行する暗号化処理のサブルーチンを示すフローチャートである。暗号化処理を開始したメインCPUは、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号鍵)が1であるか否かを判別し(ステップS11)、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が1である場合は、ステップS11を真と判別し、選択した賞球コマンドデータに1を加算して暗号化し(ステップS12)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0075】
暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が1でない場合、メインCPUはステップS11を偽と判別し、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号鍵)が2であるか否かを判別する(ステップS13)。メインCPUは、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が2である場合は、ステップS13を真と判別し、選択した賞球コマンドデータに2を加算して暗号化し(ステップS14)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0076】
暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が2でない場合、メインCPUはステップS13を偽と判別し、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号鍵)が3であるか否かを判別する(ステップS15)。メインCPUは、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が3である場合は、ステップS15を真と判別し、選択した賞球コマンドデータに3を加算して暗号化し(ステップS16)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0077】
暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が3でない場合、メインCPUはステップS15を偽と判別し、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号鍵)が4であるか否かを判別する(ステップS17)。メインCPUは、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が4である場合は、ステップS17を真と判別し、選択した賞球コマンドデータに4を加算して暗号化し(ステップS18)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0078】
暗号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号鍵の値が4でない場合、メインCPUはステップS17を偽と判別し、この場合は、暗号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号鍵)が5であることとなり、選択した賞球コマンドデータに5を加算して暗号化し(ステップS19)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0079】
メインCPUは、暗号化処理を終了すると、暗号化した賞球コマンドを払出制御部20に送信する(ステップS07)。メインCPUは、ステップS07を終えるとその他の遊技処理を行い(ステップS08)、その他の遊技処理を終えるとリセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0080】
払出数が7個である場合と払出数が15個である場合との各々について、暗号鍵の値の別によって図9の暗号化処理により暗号化された暗号化データを図13に示す。
【0081】
メイン制御部3から払出制御部20に暗号化された賞球コマンドが送信されると、払出CPUは、暗号化された賞球コマンドを受信し、ステップA04を真と判別し、ステップA05の復号化処理に移行する。
【0082】
図11は払出制御部20の払出CPUが実行する復号化処理のサブルーチンを示すフローチャートである。復号化処理を開始した払出CPUは、復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(復号鍵)が1であるか否かを判別し(ステップA11)、復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が1である場合は、ステップA11を真と判別し、受信したコマンドデータから1を減算して復号化し(ステップA12)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0083】
復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が1でない場合、払出CPUはステップA11を偽と判別し、復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(復号鍵)が2であるか否かを判別する(ステップA13)。払出CPUは、復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が2である場合は、ステップA13を真と判別し、受信したコマンドデータから2を減算して復号化し(ステップA14)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0084】
復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が2でない場合、払出CPUはステップA13を偽と判別し、復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(復号鍵)が3であるか否かを判別する(ステップA15)。払出CPUは、復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が3である場合は、ステップA15を真と判別し、受信したコマンドデータから3を減算して復号化し(ステップA16)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0085】
復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が3でない場合、払出CPUはステップA15を偽と判別し、復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(復号鍵)が4であるか否かを判別する(ステップA17)。払出CPUは、復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が4である場合は、ステップA17を真と判別し、受信したコマンドデータから4を減算して復号化し(ステップA18)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0086】
復号鍵レジスタRAN2に格納されている復号鍵の値が4でない場合、払出CPUはステップA17を偽と判別し、この場合は、復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(復号鍵)が5であることとなり、受信したコマンドデータから5を減算して復号化し(ステップA19)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0087】
払出CPUは、復号化処理を終了すると、復号化したコマンドデータ(復号化した賞球コマンド)が正規であるか否かを判別する(ステップA06)。暗号化プログラム手段が搭載された正規の制御回路基板が不正に差し換えられていなければ、メイン制御部3で暗号鍵により暗号化された賞球コマンドを、払出制御部20のステップA05の復号化処理にて、前記暗号鍵に対応すると共に同期して選択された復号鍵で復号化されることとなる。なお、本実施形態の場合であれば、復号化された賞球コマンドは、払出数7個の場合であれば「07H」となり、払出数15個の場合であれば「0FH」となる。
【0088】
払出CPUは、復号化された賞球コマンドが「07H」あるいは「0FH」であれば、払出CPUは正規であるとし、ステップA06を真と判別してステップA07に移行し、払出モータを駆動して賞球コマンドで指令された払出数(7個または15個)の球の払出しを行う。払出CPUは、指令された払出数の球の払出しを終えるとリセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0089】
一方、メイン制御部3が不正なメイン制御部を含む制御基板に差し換えられた場合においては、差し換えられた不正なメイン制御部には所定の暗号化プログラム手段や暗号鍵が設けられておらず、正規の暗号化処理が行われない。差換えられた不正なメイン制御部から払出制御部20にコマンドデータが送信され、払出制御部20に設けられた所定の復号化プログラム手段及び復号鍵によって復号化が実行された場合、不正なメイン制御部からのコマンドデータは正規に復号化できず、結果として、正規でないと判別する。本実施形態の場合であれば、払出CPUは、復号化された賞球コマンドが「07H」あるいは「0FH」でない場合には、正規でないとし、ステップA06を偽と判別し、異常表示ランプを点灯し(ステップA08)、以下、異常表示ランプ34を点灯する処理を繰り返すループ処理を行う。従って、払出モータは作動されず、球の払出しは行われない。メイン制御部が正規でないものと判別された場合に、異常表示ランプを点灯することにより報知する。
【0090】
なお、図1に示すように音声制御部14、枠ランプLED制御部15及び遊技盤ランプLED制御部16は、メイン制御部3から出力される制御データによってのみ指令制御される構成であるが、音声制御部14、枠ランプLED制御部15及び遊技盤ランプLED制御部16は、メイン制御部3及び払出制御部20の両者から出力される制御データによって指令制御される構成としてもよい。この構成により、払出制御部20がメイン制御部3を正規でないものと判別した場合、払出制御部20からの制御データにより音声制御部14を駆動して異常報知を実施し、払出制御部20からの制御データにより枠ランプLED制御部15若しくは遊技盤ランプLED制御部16を動作させ、ランプや発光ダイオードを点灯させて異常表示を実施する。
【0091】
以上に示すように、乱数値の抽選により暗号鍵及び復号鍵の組合せがランダムに切り換えられるため、暗号化データの解読は困難にされる。
【0092】
なお、図8乃至図9に示す実施形態では、賞球コマンドデータを暗号化するための暗号鍵データ及び暗号化された賞球コマンドデータを復号化するための復号化データを抽選する条件の成立を、始動口入賞ありとしたものである。しかしながら、暗号鍵データ及び復号鍵データの組合せを切り換える契機(条件)は、始動口入賞ありに限るものではなく、次のような条件としてもよい。即ち、パチンコ機への電源投入後、遊技者が打球ハンドルを操作したことを条件とする。この場合、打球ハンドルへの遊技者の接触を検知するタッチセンサの検出信号をメイン制御部3と払出制御部20に入力する構成とする。
【0093】
また、払出し条件が発生したことを条件としてもよい。この場合、各入賞口に対して配備された核入賞検出手段、即ち、図7の普通入賞口入賞検出手段7、大入賞口入賞検出手段10及び始動入賞口入賞検出手段8の検出信号をメイン制御部3と払出制御部20に入力する構成とする。
【0094】
なお、本発明の実施形態に直接関係しないが、図1においてメイン制御部3から図柄表示制御部17に送信される表示に関わる表示コマンドを暗号化し、図柄表示制御部17において暗号化された表示コマンドを復号化し、復号化した表示コマンドが正規であるか否かを認証し、正規のものである場合に限り、表示制御を行う構成とすることができる。この場合、暗号化対象となるコマンドデータとしては、例えば、外れである場合の左図柄、中図柄及び右図柄の各停止図柄を指定するコマンド、大当りである場合に停止表示する大当り図柄を指定するコマンド、大当り遊技中に所定時間にわたって開放される大入賞口の継続条件に関わるラウンド数を指定するコマンド等である。
【0095】
【発明の効果】
請求項1に係るパチンコ機によれば、正規のメイン制御部に配備された暗号化プログラム手段が球払出し指令を暗号化し、メイン制御部から暗号化された球払出し指令が払出制御部に送信されると、払出制御部に配備された復号化プログラム手段が、メイン制御部から受信した暗号化された球払出し指令を復号化し、認証手段が、復号化プログラムによって復号化された球払出し指令が正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、球の払出しを実行可能とするので、不正にメイン制御部が差し換えられた場合には、暗号化されていない球払出し指令が払出制御部に送信されることとなり、払出制御部において復号化手段による復号化を行うと、正規の球払出し指令に復号化されず、認証手段が正規でないと認証するので、不正に差し換えられたメイン制御部によっては、球の払出しを実現させないことができる。
暗号化プログラム手段が、球払出し指令を暗号化するための複数の暗号鍵を有する一方、復号化プログラム手段が、複数の暗号鍵の各々に対応して組みとなると共に暗号化された球払出し指令を復号化する複数の復号鍵を有しており、所定の条件が成立すると、暗号鍵及び復号鍵の組合せをランダムに選択して切り換えるので、暗号鍵及び復号鍵の組合せがランダムに切り換えられるため、暗号化データの解読を非常に困難なものとすることができる。
【0096】
請求項2に記載の構成によれば、認証手段による認証結果が正規でない場合に、表示手段が異常を表示するので、メイン制御部が不正なものに差し換えられたことを報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明に係る実施形態のパチンコ機に配備された制御系統の要部ブロック図
【図2】メイン制御部のメモリマップと、サブ制御部のメモリマップを示す図
【図3】データについての暗号化処理の実施形態をビット単位とワード単位とで示した図
【図4】図3(a)の暗号化対象データを1ビット左にシフトして暗号化した暗号化データを示す図
【図5】図1のメイン制御部から情報入出力部に対して出力される始動口入賞情報データ及び大当り情報データを暗号化する暗号化データの生成例を示す図
【図6】乱数発生手段(乱数カウンタ)から抽選した乱数値の別により暗号鍵データ並びに復号鍵データをランダムに設定する態様を示す図
【図7】請求項2に記載の発明に係る実施形態のパチンコ機に配備された制御系統の要部ブロック図
【図8】請求項3に記載のパチンコ機に関わるメイン制御部3の制御処理のメイン制御部ルーチンを示すフローチャート
【図9】メイン制御部のメインCPUが実行する暗号化処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図10】同パチンコ機に関わる払出制御部の制御処理を示すフローチャート
【図11】払出制御部の払出CPUが実行する復号化処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図12】メイン制御部から払出制御部に送信されるコマンドを表形式で示す図
【図13】払出数が7個である場合と払出数が15個である場合との各々について、暗号鍵の値の別によって図9の暗号化処理により暗号化された暗号化データを表形式で示す図
【符号の説明】
1 暗号化プログラム手段
2 復号化プログラム手段及び認証手段
3 メイン制御部
4 ROM
5 RAM
6 CPU
7 普通入賞口入賞検出手段
8 始動入賞口入賞検出手段
9 特定領域通過検出手段
10 大入賞口入賞検出手段
11 入力回路
12 カードユニット制御部
13 情報入出力部
14 音声制御部
15 枠ランプLED制御部
16 遊技盤ランプLED制御部
17 図柄表示制御部(特別図柄表示装置)
18 大入賞口装置
19 入賞装置
20 払出制御部
21 打球発射装置
22 リセット回路
23 第1ユーザープログラム領域
24 暗号化プログラム領域
25 データ領域
26 暗号化データ領域
27 ワーキング領域
28 第2ユーザープログラム領域
29 復号化プログラム領域
30 復号化データ領域
31 データ領域
32 ワーキング領域
33 異常データ格納領域
34 異常表示ランプ

Claims (2)

  1. メイン制御部と該メイン制御部から送信される球払出し指令に対応して球の払出しを制御する払出制御部とを備えたパチンコ機において、
    前記メイン制御部に前記球払出し指令を暗号化する暗号化プログラム手段を設け、前記払出制御部に、前記メイン制御部から受信した暗号化された球払出し指令を復号化する復号化プログラム手段と前記復号化プログラムによって復号化された球払出し指令が正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、球の払出しを実行可能とする認証手段を設け
    前記暗号化プログラム手段は、前記球払出し指令を暗号化するための複数の暗号鍵を有する一方、前記復号化プログラム手段は、前記複数の暗号鍵の各々に対応して組みとなると共に、前記暗号化された球払出し指令を復号化する複数の復号鍵を有し、所定の条件の成立により、前記暗号鍵及び復号鍵の組合せをランダムに選択して切り換えるように構成し、
    前記メイン制御部において更新される前記暗号鍵の値の更新タイミングと、前記払出制御部において更新される前記復号鍵の値の更新タイミングとを同期させ、前記メイン制御部において選択される暗号鍵の値と前記払出制御部において選択される復号鍵の値とを常に同じ値にすることで、前記複数の暗号鍵と前記複数の復号鍵とを対応させた、
    ことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記認証結果が正規でない場合に、異常を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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