JP4598251B2 - パチンコ遊技場装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技場装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技場においては、例えば、パチンコ遊技における大当り情報、図柄変動を行わせるための始動口への入賞情報、賞球の払出し情報、特定領域への遊技球の通過に関する特定領域情報がパチンコ遊技機から遊技場管理装置に対して送信され、遊技場管理装置からパチンコ遊技機に、例えば、打止等による打球停止信号が送信されている。
【0003】
上記パチンコ遊技機から遊技場管理装置に送信される各種遊技情報は、遊技場の経営に関わる遊技場の管理データとして機能し、遊技場管理装置からパチンコ遊技機に送信されるパチンコ遊技に関わる制御情報は、適正にパチンコ遊技場を運営するために機能している。
【0004】
ところで、このようなパチンコ機と遊技場管理装置との相互間を伝送されているデータが、遊技場関係者に関係のない他者に不正行為によって傍受されたり、あるいは、盗み取られることがある場合には、漏洩したデータをねたに悪用されること(例えば、改ざんしたROMにより不正にパチンコ遊技機が制御されること)も考えられ、遊技場の経営は、公正な管理を実現することが困難となり兼ねない。監督官庁に対する適正な対応と社会的信用を失うことにつながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、パチンコ機と遊技場管理装置との相互間を伝送されるデータが不正に傍受された場合、このデータの機密が漏れることを防護できるパチンコ遊技場装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るパチンコ遊技場装置は、パチンコ機と遊技場管理装置との相互間を伝送されるデータをデータ伝送前に暗号化する暗号鍵手段と、前記暗号鍵手段に対応して組合せを構成すると共に、データ受信後に前記暗号鍵手段によって暗号化された伝送データを復号化して認証する復号鍵手段と、前記遊技場管理装置の操作部への操作に対応して前記暗号鍵手段と復号鍵手段との組合せを切り換える鍵プログラム手段とを備えた記憶手段を有し、
前記鍵プログラム手段は、前記パチンコ機と前記遊技場管理装置とに各々設けられると共に、前記暗号鍵手段及び前記復号化手段をランダムに生成するための予め設定されたタイミングで更新される暗号用兼復号用乱数を備え、
前記パチンコ機と前記遊技場管理装置との各々に設けられた前記暗号用兼復号用乱数は、前記遊技場管理装置から前記パチンコ機に送出される同期信号により、両者の初期値を一致させると共に、予め設定された同じ更新タイミングでそれぞれ更新されることにより、前記両者の暗号用兼復号用乱数値を同期するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載のパチンコ遊技場装置は、請求項1に記載のものにおいて、前記復号鍵手段によって復号化して認証した結果が異常である場合に、異常を表示する表示手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のパチンコ遊技場におけるデータ伝送系統の概略を示す要部ブロック図である。図1において、複数のパチンコ遊技機2a,2b,2c,2d,2e,…と遊技場管理装置3とは相互にデータ通信可能に接続されている。また、リセット回路22は、遊技場管理装置3及び該遊技場管理装置3に通信接続されている複数のパチンコ遊技機2a,2b,2c,2d,2e,…に対して同時にリセット信号を供給する。なお、当該リセット信号は、後述する暗号鍵手段及び復号鍵手段をランダムに生成するための乱数更新処理を、遊技場管理装置3及び複数のパチンコ遊技機2a,2b,2c,2d,2e,…に対して同期して実行させるために用いられる。
【0009】
図2は、本実施形態のパチンコ遊技場装置1の制御系統の概略を示す要部ブロック図である。図2において、パチンコ遊技機2と遊技場管理装置3とは相互に通信可能に接続されている。遊技場管理装置3は、管理コンピュータ4、データ等の表示を行うためのCRT表示装置5、管理コンピュータ4に対して入力操作を行うためのキーボード入力装置(操作部)6、印字を行うためのプリンタ7を備えている。
【0010】
管理コンピュータ4は、制御処理実行手段としてのCPU、CPUが実行する各制御回路プログラム等を格納したROM、随時データの読み出しと書き込みが可能とされたRAM、パチンコ遊技機2と通信を行うための通信インタフェース等を備えている。なお、管理コンピュータ4の内部構成については図示を省略する。
【0011】
パチンコ遊技機2と遊技場管理装置3との相互間を伝送されるデータをデータ伝送前に暗号化する暗号鍵手段8と、暗号鍵手段8に対応して組合せを構成すると共に、データ受信後に暗号鍵手段8によって暗号化された伝送データを復号化して認証する復号鍵手段9と、遊技場管理装置3のキーボード入力装置(操作部)6への操作に対応して暗号鍵手段8と復号鍵手段9との組合せを切り換える鍵プログラム手段は、遊技場管理装置3の記憶手段並びに後述するパチンコ遊技機2の記憶手段にそれぞれ格納されている。なお、本実施形態では、遊技場管理装置3の記憶手段は管理コンピュータ4のROMで構成され、パチンコ遊技機2の記憶手段は後述のメイン制御部のROMで構成されている。
【0012】
パチンコ遊技機2から遊技場管理装置3に伝送されるデータは、例えば、パチンコ遊技における大当り情報、図柄変動を行わせるための始動口への入賞情報、賞球の払出し情報、特定領域への遊技球の通過に関する特定領域情報等の遊技情報である。また、遊技場管理装置3からパチンコ遊技機2に伝送されるデータは、例えば、打止等による打球停止信号等のパチンコ遊技に関わる制御信号である。なお、打球停止信号については、当該パチンコ遊技機2における異常が判定された場合や、当該パチンコ遊技機2における払出し数が所定の範囲を超えた場合に出力される。
【0013】
パチンコ遊技機2において暗号鍵手段8により遊技情報が暗号化され、暗号化された遊技情報が遊技場管理装置3に伝送される。遊技場管理装置3は、伝送されたデータを受信すると、暗号鍵手段8と組合せとなる復号鍵手段9によって暗号化された伝送データを復号化して認証する。遊技場管理装置3は、正規に認証された遊技情報をデータ記憶手段(例えば、ハードディスク装置等)に記憶する。
【0014】
また、遊技場管理装置3において暗号鍵手段8によりパチンコ遊技に関わる制御信号(例えば、打球停止信号)が暗号化され、暗号化されたパチンコ遊技に関わる制御信号がパチンコ遊技機2に伝送される。パチンコ遊技機2は、伝送されたデータを受信すると、暗号鍵手段8と組合せとなる復号鍵手段9によって暗号化された伝送データを復号化して認証する。パチンコ遊技機2は、正規に認証された制御信号に応じた制御を行う。例えば、打球停止信号の場合であれば、打球発射装置を停止を行う。
【0015】
さらに、遊技場管理装置3からパチンコ遊技機2に、暗号鍵手段8と復号鍵手段9との組合せを切り換える鍵プログラム手段を起動させるための鍵プログラム用トリガ信号が送信される。該鍵プログラム用トリガ信号は、遊技場管理装置3のキーボード入力装置6への操作(例えば、所定のキー操作の組合せ等による鍵設定操作入力)に対応して送信される。
【0016】
遊技場管理装置3は、鍵プログラム手段が起動すると、暗号鍵手段8と復号鍵手段9との組合せを切り換える。また、パチンコ遊技機2は、遊技場管理装置3から送信された鍵プログラム用トリガ信号を受信すると、鍵プログラム手段を起動する。パチンコ遊技機2は、遊技場管理装置3と同様に、鍵プログラム手段が起動すると、暗号鍵手段8と復号鍵手段9との組合せを切り換える。なお、本実施形態では、暗号鍵手段8及び復号鍵手段9の組合せをランダムに選択して切り換える構成とし、暗号鍵手段8及び復号鍵手段9はそれぞれ乱数カウンタにより構成する。そして、遊技場管理装置3における乱数カウンタの更新周期とパチンコ遊技機2の乱数カウンタの更新周期とを同じ周期とする。また、遊技場管理装置3における乱数カウンタの初期値とパチンコ遊技機2の乱数カウンタの初期値とを一致させるため、遊技場管理装置3からパチンコ遊技機2に同期信号を送信する。
【0017】
図3は、実施形態のパチンコ遊技機2に配備された制御系統の要部ブロック図である。パチンコ遊技機2のメイン制御部10は、入賞の種別判定と、大当りの判定と、大当りの出現確率の切換えと、表示と、音声拡声とをパチンコ遊技機2の動作状況や遊技状況に応じて制御すると共に賞球や貸球の払出しを制御する各種制御プログラムが記憶されたROM11と、該制御プログラムに基づいて処理されたデータを一時記憶するRAM12と、各種制御プログラムに基づいて入出力側に設けられる各手段や、後述する各種のサブ制御部を制御するCPU13とを少なくとも備えている。
【0018】
メイン制御部10の入力側には、遊技盤面上に配置される普通入賞口或は入賞装置に入賞したパチンコ球等を検出する複数個の普通入賞口入賞検出手段14と、特別図柄表示装置(液晶制御部)において大当りの変動表示を開始させる始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出する始動入賞口検出手段15と、大入賞口装置の大入賞口の特定入賞領域に設けられる特定入賞領域検出手段16と、大入賞口に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口入賞検出手段17とが設けられている。各検出手段からの検出信号は、入力回路18を介して信号処理されメイン制御部10にデータ入力される。
【0019】
メイン制御部10の出力側には、カードユニット制御部19、音声制御部21、枠ランプLED制御部22、遊技盤ランプLED制御部23、図柄表示制御部(例えば、第1種パチンコ機の特別図柄表示装置を制御する液晶制御部)24、大入賞口装置25、入賞装置26及び払出制御部27の各サブ制御部と、情報入出力部20、打球発射装置28が接続されている。
【0020】
カードユニット制御部19は、プリペイドカードに記録された貸球残高データに基づいて貸球要求をメイン制御部10に出力する。情報入出力部20は、メイン制御部10にて暗号鍵手段8により暗号化された始動入賞の検出データや、大当りデータ等を遊技場管理装置3に出力するとともに遊技場管理装置3からのパチンコ遊技に関わる制御信号(例えば、打球停止信号)及び遊技場管理装置3から送信された鍵プログラム用トリガ信号を入力する。
【0021】
音声制御部21は、メイン制御部10からのデータを受信して図示しないスピーカから各遊技状況に応じた音声を拡声するもので、例えば、サウンドジェネレータ回路などから構成される。枠ランプLED制御部22は、メイン制御部10からのデータを入力してパチンコ遊技機2の枠に設けられたランプやLEDを点灯駆動するもので、例えば、発光ダイオード駆動回路等によりなる。遊技盤ランプLED制御部23は、メイン制御部10からの指令により遊技盤に設けられるランプやLEDを駆動するセグメント若しくはドットマトリクスLED駆動回路等により構成される。
【0022】
図柄表示制御部(特別図柄表示装置)24は、CPUとビデオプロセッサVDPとキャラクタROMとROMとRAMと液晶表示盤LCDとにより構成され、メイン制御部10からのデータを入力して大当り表示や大当り判定のための変動表示、或は大入賞口の継続開放動作を示す表示となるラウンド表示を実行する。
【0023】
該図柄表示制御部24は、メイン制御部10からのデータを受け、液晶表示盤の画面上でキャラクタROMからキャラクタデータを読み出して所定の画像処理を実行する。即ち、液晶表示盤の表示制御は、CPUからの制御によりVRAMにキャラクタコードを書き込み、キャラクタROMに記録されたキャラクタデータをLCDに表示制御する。
【0024】
スプライト面の属性(スプライト番号、スプライトのバイト番号等)を指定し、ページマッピングアドレスを指定し、表示座標位置を指定し、カラーパレットのデータを指定し、水平、垂直スクロールを指定し、サイズ、表示位置、スプライトの表示色をカラーパレットで選択設定し、カラー演算、シューティング、拡大縮小、表示優先順位、ライン転送、回転等を指定すると供に、表示パターン面の指定、表示色、表示パターン面の表示優先順位を指定し、パターン面のパターンサイズを指定し、パターン面のページサイズ、表示領域サイズ、ページアドレスを指定し、パターン面の回転、反転、パターン面の転送単位、パターン面の拡大縮小回転スクロール量を指定し、スプライト面の表示制御、割込、カラーパレットの選択、カラーの演算処理、陰影度数処理、ボーダー面のカラー設定をし、表示走査制御を実行する。これらの画像処理により入賞の検出や大当りの判定などに伴って画面上において二次元或は三次元画像が変動及び切換え表示される。
【0025】
大入賞口装置25は、大当りの判定に基づくメイン制御部10からの指令によって電磁ソレノイドにより大入賞口を開放駆動する。払出制御部27は、メイン制御部10からの入賞データや貸球要求データを受信することにより入賞の別に対応しあるいは貸球要求に対応して所定個のパチンコ球をパチンコ機の球受け皿に供出する。打球発射装置28は、遊技者の打球ハンドルへの打球操作が検出されて球弾発用駆動モータの回転力によりパチンコ球を1球毎発射する。
【0026】
メイン制御部10には、パチンコ機における遊技状況を支配する特別図柄表示装置17の表示内容を指定する各種の乱数カウンタが設けられている。たとえば、大当り表示を抽選するための乱数値選択用カウンタ、大当りが抽選される確率を高く設定するための確率切換用の乱数値、複数種類設定された大当り表示内容の別を設定する大当り図柄設定用乱数カウンタ、変動表示の時間を長短切換える変動時間設定用乱数カウンタや乱数値などが設けられている。
【0027】
また、選択された乱数値に基づきメイン制御部10において作成されたコマンドデータが、サブ制御部である特別図柄表示装置24に出力される。大当り乱数値が選択された場合には、サブ制御部の一つである大入賞口装置25に大入口開放データが出力される。また、大当り情報を遊技場管理装置3に送信するために情報入出力部20には暗号化された大当りデータが出力される。さらに、大当り表示を枠ランプLED制御部22に大当り表示起動データが出力される。また、大当り音を音声制御部21により拡声起動するための大当りサウンドデータなどがメイン制御部10より音声制御部21に出力される。
【0028】
以上に説明した、メイン制御部10の記憶手段であるROM4などのメモリに、前述の遊技情報を暗号化する暗号鍵手段8及び遊技場管理装置3から送られた暗号化された制御信号を復号化して認証する復号鍵手段9及び暗号鍵手段8と復号鍵手段9の組合せを切り換える鍵プログラム手段が記憶される。
【0029】
図4は、メイン制御部10のメモリマップと、情報管理装置3の管理コンピュータ4のメモリマップを示す図である。メイン制御部10における第1ユーザープログラム領域30は、入賞判定、大当り判定、払出し指令等を行うためのパチンコ機の制御プログラムが格納される領域である。暗号化プログラム領域31は、遊技場管理装置3に対して伝送するデータ(遊技情報)を暗号化するための暗号化プログラム手段が記憶される領域である。復号化プログラム領域32は、遊技場管理装置3の暗号化プログラム手段に対応して暗号化されたデータ(例えば、打球停止信号)を復号化する復号化プログラム手段と、復号化プログラム手段によって復号化されたデータが正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、正規に処理を実行可能とする認証手段が記憶される領域である。
【0030】
暗号化データ領域33は、暗号化されたデータを一時的に格納ストアする領域である。また、復号化データ領域34には遊技場管理装置3より送信された暗号化データがストアされる。データ領域35には、プログラムの実行のため若しくは実行により作成されたデータが格納される一方、復号化された復号化済データが格納される。なお、復号化済データはパチンコ遊技に関わる制御データ(例えば、打球停止信号)である。なお、データ領域35には、復号化済データに異常があった場合や不正データであった場合に、これらの異常データを保存するための異常データ格納領域36が設けられている。また、ワーキング領域37は、制御プログラムの実行過程で使用する作業領域である。
【0031】
情報管理装置3において、第2ユーザープログラム領域38は、管理コンピュータ4が実行する各制御プログラムが格納される領域である。暗号化プログラム領域39は、パチンコ遊技機2に対して伝送するデータ(パチンコ遊技に関わる制御信号)を暗号化するための暗号化プログラム手段が記憶される領域である。復号化プログラム領域40は、パチンコ遊技機2の暗号化プログラム手段に対応して暗号化されたデータ(例えば、遊技情報)を復号化する復号化プログラム手段と、復号化プログラム手段によって復号化されたデータが正規であるか正規でないかを認証し、認証結果が正規である場合にのみ、正規に処理を実行可能とする認証手段が記憶される領域である。
【0032】
暗号化データ領域41は、暗号化されたデータを一時的に格納ストアする領域である。また、復号化データ領域42にはパチンコ遊技機2から送信された暗号化データがストアされる。データ領域43には、プログラムの実行のため若しくは実行により作成されたデータが格納される一方、復号化された復号化済データが格納される。なお、復号化済データはパチンコ遊技に関わる制御データ(例えば、打球停止信号)である。なお、データ領域43には、復号化済データに異常があった場合や不正データであった場合に、これらの異常データを保存するための異常データ格納領域44が設けられている。また、ワーキング領域45は、制御プログラムの実行過程で使用する作業領域である。
【0033】
次に、暗号化処理の具体的な形態について説明する。図5は、データレコード、あるいはポートに割り付けられるデータ、および作業領域に格納されるデータ、若しくはプログラムのステートメントデータ(プログラムステートメントやワード、定義データを機械語のビット単位に展開したもの)についての暗号化処理の実施形態をビット単位とワード単位とで示した図である。
【0034】
図5においては、暗号化を行う暗号化プログラムについて、暗号化プログラム手段の一例である加算処理によって2進数1バイトデータの1桁目と16進数の1桁目に暗号鍵データ1を加えて暗号化し、制御プログラムのうちデータ転送命令であるMOVの転送元を暗号化する例を示している。
【0035】
すなわち、図5(a)に示すように、暗号化対象データは、2進数表示で「01111000」、16進数表示で「78」、プログラムステートメント「MOV A,B」である。図5(b)に示すように、図5(a)の暗号化対象2進データに対して加算する暗号鍵データを2進数表示で「00000001」、16進数表示で「01」とした。図5(c)に示すように、図5(b)の暗号鍵データを暗号化対象である図5(a)のデータに加算して得られた暗号化データは、2進数表示で「01111001」、16進数表示で「79」となり、プログラムステートメント「MOV A,C」に(暗号化データの転送元を実際には無い領域に指定してプログラムの実行を暗号化する)暗号化される。
【0036】
ただし、制御プログラムの暗号化についても例示したステートメントを切換えて暗号化するのではなく、制御プログラムデータをビット処理して暗号化変換する暗号化プログラム手段がデータ処理上は明快なものとなる。
【0037】
なお、暗号化プログラム手段は、レジスタのデータそのものではなく、制御プログラムや制御データが格納されるレジスタのアドレスをビット処理して暗号化する手段としてもよい。
【0038】
図6は、図5(a)の暗号化対象データを1ビット左にシフトして暗号化した暗号化データを示す図である。この場合、ビット配列を1ビット左シフトするコマンドが暗号化プログラム手段となり、暗号鍵データは、シフト量「1ビット」である例となる。
【0039】
図7は、図2のパチンコ遊技機2から遊技場管理装置3に対して出力される始動口入賞情報データ及び大当り情報データを暗号化する暗号化データの生成例を示す図である。図7(a)において、始動入賞信号を暗号化する暗号化データの生成例を示す。始動入賞ありである場合、即ち、始動口入賞検出手段8を構成する始動口検出スイッチが作動しONである場合において、暗号化前のデータは「1」であり、データ「D」で表される。暗号鍵データ「1」を使用して加算処理により暗号化すると、暗号化データは「E」に変換される。一方、始動入賞なしの場合、即ち、始動口検出スイッチがOFFである場合には、暗号化前のデータは「0」であり、データ「A」で表される。データ「A」を暗号鍵データ「−1」を使用して加算処理により暗号化すれば、9にデータが暗号化変換される。
【0040】
図7(b)において、大当りフラグのデータを暗号化する例を示す。即ち、大当りデータ「1」をコンバートした暗号化前のデータを「B」とする。暗号鍵データ「−1」を変換前のデータ「B」から減算し、「C」を暗号化データとする。外れデータ「0」をコンバートした暗号化前のデータを「C」とする。暗号鍵データ「2」を変換前のデータ「C」から減算し、「A」を暗号化データとして使用する。
【0041】
上記暗号化データの復号化処理は、図7(a)に対しては、始動入賞ありの場合は「1」を、始動入賞なしの場合は「−1」を復号鍵データとして減算処理して復号化データを得る。図7(b)の大当りフラグについては、大当りであれば「−1」を、外れであれば「2」を復号鍵データとして加算し、復号化する。
【0042】
図8は、乱数発生手段(乱数カウンタ)から抽選した乱数値の別により暗号鍵データ並びに復号鍵データをランダムに設定する態様を示す図である。乱数カウンタから抽選した乱数値により暗号鍵データを設定し、当該暗号鍵データによりパチンコ遊技機から遊技場管理装置3へ伝送する遊技情報の暗号化を行う。乱数発生手段から抽選される乱数値により暗号鍵データをランダムに異ならせることにより、暗号化処理の解読が極めて困難となる。
【0043】
図8(a)は、暗号化プログラム手段が加算処理である態様を示している。乱数カウンタ(図1に示すリセット回路22からのリセット信号の入力毎に、1乃至5の範囲内で循環的に更新される)から抽選された乱数値が1である場合は、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータに1を加算し、データを暗号化する。同様に、乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合は、暗号鍵データが2となり、暗号化するデータに2を加算し、データを暗号化する。
【0044】
図8(b)は、図8(a)の暗号化プログラム手段と組合せとなる復号化プログラム手段を示し、この場合には復号化プログラム手段が減算処理である。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合は、復号鍵データが1となり、暗号化されたデータより1を減算してデータを復号化する。同様に、乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合は、復号鍵データが2となり、暗号化されたデータより2を減算してデータを復号化する。
【0045】
図8(c)は、暗号化プログラム手段が乗算処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータに1を乗算し、データを暗号化する。同様に、乱数カウンタから抽選された乱数値が5である場合は、暗号鍵データが5となり、暗号化するデータに5を乗算し、データを暗号化する。
【0046】
図8(d)は、暗号化プログラム手段が、シフト処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータのビット配列を右に1シフトし、データを暗号化する。また、乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合は、暗号鍵データが2となり、暗号化するデータのビット配列を左に1シフトし、データを暗号化する。乱数カウンタから抽選された乱数値が5である場合は、暗号鍵データが5となり、暗号化するデータのビット配列を左に3シフトし、データを暗号化する。
【0047】
図8(e)は、暗号化プログラム手段が、アドレス変換処理である態様を示している。乱数カウンタから抽選された乱数値が1である場合、暗号鍵データが1となり、暗号化するデータが記憶されるアドレスを1前方へずらす。乱数カウンタから抽選された乱数値が2である場合、暗号鍵データが2となり、暗号化するデータが記憶されるアドレスを7前方へずらす。乱数カウンタから抽選された乱数値が3である場合、暗号鍵データが3となり、暗号化するデータが記憶されるアドレスを2前方へずらす。
【0048】
以上の処理により暗号化されたデータの復号化は、図8(c)については、暗号鍵データと対となる復号鍵データにより除算処理を行う。図8(d)については、逆方向へのデータシフトを指定する復号鍵データに基づいて処理される。また図8(e)については、データが格納されたレジスタのアドレスをバックさせる復号鍵データに基づいて処理される。
【0049】
図9乃至図10は、パチンコ遊技機2に関わるメイン制御部10の伝送データの送受信処理を示すフローチャートであり、図11は、パチンコ遊技機2のメイン制御部10又は遊技場管理装置3の管理コンピュータ4が行う暗号化処理のサブルーチンを示すフローチャートであり、図12は、パチンコ遊技機2のメイン制御部10又は遊技場管理装置3の管理コンピュータ4が行う復号化処理のサブルーチンを示すフローチャートであり、図13乃至図14は、遊技場管理装置3の管理コンピュータが行うパチンコ遊技機に関わるデータ送受信処理を示すフローチャートである。
【0050】
メイン制御部10は、例えば、図8に例示したように、暗号鍵手段(暗号化プログラム手段)は、遊技情報を暗号化するための複数の暗号鍵を有する一方、復号鍵手段(復号化プログラム手段)は、複数の暗号鍵の各々に対応して組合せとなると共に、暗号化されたデータを復号化する複数の復号鍵を有し、鍵プログラム用トリガ信号の入力により、暗号鍵データ及び復号鍵データの組合せをランダムに選択して切り換えるものである。
【0051】
まず、電源投入時におけるパチンコ遊技機2のメイン制御部10の処理と、遊技場管理装置3の管理コンピュータ4の処理について説明する。電源投入のタイミングは、各パチンコ遊技機2と遊技場管理装置3とでは一致していないので、リセット信号入力によりメイン制御部10と管理コンピュータ4とがそれぞれ行う暗号鍵手段及び復号鍵手段をランダムに生成するための乱数更新処理の乱数カウンタの更新タイミングを一致させる必要がある。また、管理コンピュータ4からパチンコ遊技機2に対して同期信号を送出し、乱数カウンタの初期値を一致させる必要がある。
【0052】
図9のフローチャートを参照し、パチンコ遊技機2への電源投入時、メイン制御部10は、ステップS01の初期化処理を行って以下の処理に必要な各レジスタ、各フラグ、カウンタ及び記憶領域の初期化を行うと、遊技管理装置3から送信される同期信号が入力されているか否かを判別する(ステップS02)。メイン制御部10は、遊技管理装置3から送信される同期信号が入力されていない場合、ステップS02を偽と判別し、以下、遊技管理装置3から出力された同期信号が入力するまでの間ステップS02の判別処理を繰り返す待機状態となる。
【0053】
図13のフローチャートを参照し、一方、遊技場管理装置3に電源が投入されると、管理コンピュータ4は、ステップB01の初期化処理を行って以下の処理に必要な各レジスタ、各フラグ、カウンタ及び記憶領域の初期化を行うと、暗号用兼復号用乱数更新処理を行う(ステップB02)。ステップB02の暗号用兼復号用乱数更新処理は、暗号用兼復号用乱数カウンタにより構成されるものであり、初期値は1からスタートし、所定のタイミング毎(リセット回路29が発生するリセット信号の入力によって特定の割り込みタイミング毎)に、その値が1、2、3、4、5、1,2、…のように1つずつシーケンスに更新アップする。
【0054】
なお、ステップB01の初期化処理を行い、引き続いて暗号用兼復号用乱数更新処理を行った場合、暗号用兼復号用乱数カウンタの値が初期値「1」とされたものとする。即ち、電源投入時、管理コンピュータ4が、ステップB01及びステップB02を行い、ステップB03に移行した時点の暗号用兼復号用乱数カウンタの値は初期値「1」となっているものとする。
【0055】
ステップB03に移行すると、管理コンピュータ4は、暗号用兼復号用乱数カウンタの値が初期値「1」であるか否かを判別する(ステップB03)。管理コンピュータ4は、暗号用兼復号用乱数カウンタの値が初期値「1」である場合、ステップB03を真と判別すると、傘下の全てのパチンコ遊技機に対して同期信号を送信し(ステップB04)、ステップB05に移行する。一方、管理コンピュータ4は、暗号用兼復号用乱数カウンタの値が初期値「1」でない場合には、ステップB03を偽と判別して、直接ステップB05に移行する。
【0056】
ステップB05に移行した管理コンピュータ4は、オペレータのキーボード操作入力による鍵設定操作があるか否かを判別する。電源投入直後は、オペレータによる鍵設定操作がなされていないと考えられるので、管理コンピュータ4はステップB05を偽と判別し、ステップB08に移行する。次いで、管理コンピュータ4は、パチンコ遊技機2から送信された遊技データの受信があるか否かを判別する(ステップB06)。電源投入直後は、遊技が行われておらず、パチンコ遊技機2からの遊技データの送信はないと考えられるので、管理コンピュータ4は、ステップB08を偽と判別し、以下、リセット信号が入力するまでの間待機状態となる。
【0057】
このように、電源投入直後からリセット信号が入力されるまでの間に、ステップB03の判別処理が真となり、続いて行うステップB04の処理により遊技場管理装置3の傘下の全てのパチンコ遊技機に対して同期信号が送信される。従って、パチンコ遊技機2のメイン制御部10は、ステップS02を真と判別し、暗号用兼復号用乱数カウンタに初期値「1」をセットし(ステップS3)、以下、リセット信号が入力するまでの間待機状態となる。
【0058】
以上のように、遊技場管理装置3の管理コンピュータ4の暗号用兼復号用乱数カウンタの値を初期値「1」とし、同期信号をパチンコ遊技機に送出することにより、パチンコ遊技機2のメイン制御部10の暗号用兼復号用乱数カウンタの値を初期値「1」に一致させる。なお、本実施形態においては、暗号用兼復号用乱数カウンタの値の範囲が、1乃至5としてあり、暗号用兼復号用乱数カウンタの値が5から1に変わると、再び、ステップB03の判別結果が真となり、傘下のパチンコ遊技機に同期信号が送出される。従って、一定周期で両方の暗号用兼復号用乱数カウンタの値の一致が行われるため、両方の暗号用兼復号用乱数カウンタの値のずれが防止され正確なものとなる。
【0059】
そして、リセット信号が入力されると、管理コンピュータ4は、ステップB02の暗号用兼復号用乱数更新処理から処理を開始する。また、リセット信号が入力されると、メイン制御部10は、ステップS04に移行し、暗号用兼復号用乱数更新処理を実行する。ステップS04の暗号用兼復号用乱数更新処理も、先に述べた管理コンピュータ4が行うステップB02の暗号用兼復号用乱数更新処理と同様のアルゴリズムにより、暗号用兼復号用乱数カウンタにより構成されるものであり、初期値は1からスタートし、所定のタイミング毎(リセット回路29が発生するリセット信号の入力によって特定の割り込みタイミング毎)に、その値が1、2、3、4、5、1,2、…のように1つずつシーケンスに更新アップする。従って、メイン制御部10の暗号用兼復号用乱数の値と管理コンピュータ4の暗号用兼復号用乱数の値とは常に同じタイミングで(リセット信号の入力タイミングで)更新される。
【0060】
ステップS04の暗号用兼復号用乱数更新処理を終えると、メイン制御部10は、遊技制御処理を行うが(ステップS05)、電源投入直後は、遊技者による遊技が行われていないと考えられるため、遊技状態は初期化処理の終了時と同じであり変化しない。メイン制御部10は、ステップS05の遊技制御処理を終えると、遊技管理装置3から送信される鍵プログラム用トリガ信号が入力されているか否かを判別する(ステップS06)。電源投入直後は、鍵プログラム用トリガ信号は送信されていないと考えられるので、メイン制御部10は、ステップS06を偽と判別してステップS08に移行する。
【0061】
ステップS08に移行すると、メイン制御部10は、データ送信条件が成立しているか否かを判別する。遊技者による遊技が行われている場合、遊技状態が変化し、例えば、パチンコ遊技において大当り発生となったり、図柄変動を行わせるための始動口への入賞発生となったり、賞球払出し口に設定されている領域への入賞発生となったり、特定領域への遊技球の通過発生となったりする。本実施形態では、上述の大当り発生となった場合、図柄変動を行わせるための始動口への入賞発生となった場合、賞球払出し口に設定されている領域への入賞発生となって賞球の払出し数が所定の単位数(例えば、10個単位)に達した場合、特定領域への通過発生となった場合のうちのいずれか1つ(複数が成立した場合もよい)が成立した場合に、データ送信条件が成立したものとする。また、データ送信条件が成立した場合、データ送信条件を成立させた遊技情報(大当り情報、始動口への入賞情報、賞球の払出し情報及び特定領域への通過情報)を暗号化して遊技場管理装置3に送信する。なお、電源投入直後は、遊技状態に変化がなく、データ送信条件が成立していないものと考えられるので、メイン制御部10は、ステップS08を偽と判別してステップS11に移行する。
【0062】
ステップS11に移行すると、メイン制御部10は、遊技管理装置3からデータが自己に送信され、データ受信が必要か否かを判別する(ステップS11)。なお、遊技管理装置3から送信されるデータは、例えば、前述した暗号化された打球停止信号である。電源投入直後は、遊技管理装置3からデータは送信されていないと考えられるので、メイン制御部10は、ステップS11を偽と判別すると、以下、リセット信号が入力するまでの間待機状態となる。
【0063】
さて、遊技場管理装置3の電源投入を終えたオペレータは、始業時の処理として、鍵設定を行う。オペレータは、キーボード入力装置6の所定のキーの組合せ操作入力により、鍵操作入力を行う。これに応じて、管理コンピュータ4は、ステップB05を真と判別すると、鍵プログラム用トリガ信号を傘下の全てのパチンコ遊技機に対して送信し(ステップB06)、暗号用兼復号用乱数カウンタの現在値を読み込んで暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納し(ステップB07)、ステップB08に移行する。
【0064】
遊技場管理装置3からパチンコ遊技機2に対して鍵プログラム用トリガ信号が送信される結果、メイン制御部10は、ステップS06を真と判別し、暗号用兼復号用乱数カウンタの現在値を読み込んで暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納し(ステップS07)、ステップS08に移行する。従って、キーボード入力装置6への鍵設定操作に応じて管理コンピュータ4において抽選される暗号用兼復号用乱数の値と、前記鍵設定操作に応じて送信される鍵プログラム用トリガ信号に応じて、メイン制御部10において抽選される暗号用兼復号用乱数の値(暗号鍵)とが常に同じ値となる。
【0065】
さて、パチンコ遊技が行われると、パチンコ遊技において大当り発生となったり、図柄変動を行わせるための始動口への入賞発生となったり、賞球払出し口に設定されている領域への入賞発生となって賞球の払出し数が所定の単位数(例えば、10個単位)に達したり、特定領域への遊技球の通過発生となったりする。応じてステップS05の遊技制御処理において各遊技データが変化する。これらのうちのいずれか1つ(複数が成立した場合もよい)が成立した場合に、データ送信条件の成立となる。
【0066】
データ送信条件の成立となると、メイン制御部10は、ステップS08を真と判別し、ステップS09の暗号化処理に移行する。なお、ステップS09の暗号化処理で暗号化される遊技データは、例えば、大当り情報、始動口入賞情報、払出し数情報(例えば、10個単位)及び特定領域通過情報である。ここで、ステップS09の暗号化処理について説明する。図11のフローチャートを参照し、暗号化処理を開始したメイン制御部10は、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が1であるか否かを判別し(ステップS21)、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が1である場合は、ステップS21を真と判別し、遊技データに1を加算して暗号化し(ステップS22)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0067】
暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が1でない場合、メイン制御部10はステップS21を偽と判別し、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が2であるか否かを判別する(ステップS23)。メイン制御部10は、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が2である場合は、ステップS23を真と判別し、遊技データに2を加算して暗号化し(ステップS24)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0068】
暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が2でない場合、メイン制御部10はステップS23を偽と判別し、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が3であるか否かを判別する(ステップS25)。メイン制御部10は、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が3である場合は、ステップS25を真と判別し、遊技データに3を加算して暗号化し(ステップS26)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0069】
暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が3でない場合、メイン制御部10はステップS25を偽と判別し、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が4であるか否かを判別する(ステップS27)。メイン制御部10は、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が4である場合は、ステップS27を真と判別し、遊技データに4を加算して暗号化し(ステップS28)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0070】
暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている暗号兼復号鍵の値が4でない場合、メイン制御部10はステップS27を偽と判別し、この場合は、暗号兼復号鍵レジスタRAN1に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が5であることとなり、遊技データに5を加算して暗号化し(ステップS29)、暗号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0071】
メイン制御部10は、ステップS09の暗号化処理を終了すると、暗号化した遊技データを管理コンピュータ4に送信する(ステップS10)。メイン制御部10は、ステップS10を終えると、ステップS11のデータ受信があるか否かの判別処理を偽と判別し、リセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0072】
メイン制御部10から管理コンピュータ4に暗号化された遊技データが送信されると、管理コンピュータ4は、ステップB08を真と判別し、暗号化された遊技データを受信バッファに取り込み(ステップB09)、ステップB10の復号化処理に移行する。
【0073】
図12の復号化処理のサブルーチンを示すフローチャートを参照しつつ、復号化処理を説明する。復号化処理を開始した管理コンピュータ4は、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が1であるか否かを判別し(ステップA11)、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が1である場合は、ステップA11を真と判別し、受信したデータから1を減算して復号化し(ステップA12)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0074】
暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が1でない場合、管理コンピュータ4はステップA11を偽と判別し、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が2であるか否かを判別する(ステップA13)。管理コンピュータ4は、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が2である場合は、ステップA13を真と判別し、受信したデータから2を減算して復号化し(ステップA14)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0075】
暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が2でない場合、管理コンピュータ4はステップA13を偽と判別し、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が3であるか否かを判別する(ステップA15)。管理コンピュータ4は、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が3である場合は、ステップA15を真と判別し、受信したデータから3を減算して復号化し(ステップA16)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0076】
暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が3でない場合、管理コンピュータ4はステップA15を偽と判別し、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が4であるか否かを判別する(ステップA17)。管理コンピュータ4は、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が4である場合は、ステップA17を真と判別し、受信したデータから4を減算して復号化し(ステップA18)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0077】
暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている暗号兼復号鍵の値が4でない場合、管理コンピュータ4はステップA17を偽と判別し、この場合は、暗号兼復号鍵レジスタRAN2に格納されている乱数値(暗号兼復号鍵)が5であることとなり、受信したデータから5を減算して復号化し(ステップA19)、復号化処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0078】
管理コンピュータ4は、復号化処理を終了すると、復号化した遊技データが正規であるか否かを判別する(ステップB11)。暗号化プログラム手段が搭載された正規の制御回路基板が不正に差し換えられていなければ、メイン制御部10で暗号兼復号鍵により暗号化された遊技データを、管理コンピュータ4のステップB10の復号化処理にて、前記暗号兼復号鍵に対応すると共に同期して選択された暗号兼復号鍵で復号化されることとなる。
【0079】
管理コンピュータ4は、復号化された遊技データが正規であれば、ステップB11を真と判別してステップB12に移行し、受信した遊技データに基づいてパチンコ台番号等と共に集計処理あるいは編集処理を行って処理結果をハードディスク等の記憶手段の記憶ファイルに記憶し(ステップB12)、ステップB14に移行する。ステップB14に移行したメイン制御部10は、ステップB12の処理において、打止めであるか否かを判別する(ステップB14)。なお、受信した遊技データのうち、払出し数情報に基づいて集計処理した払出し数が所定の範囲を超えた場合に打止めとする。管理コンピュータ4は、打止めでない場合には、ステップB14を偽と判別し、リセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0080】
管理コンピュータ4は、打止めである場合には、ステップB14を真と判別し、当該パチンコ遊技機に送信出力する制御信号として打球停止信号を選択し(ステップB15)、ステップB16の暗号化処理に移行する。
【0081】
一方、メイン制御部10が不正なメイン制御部を含む制御基板に差し換えられた場合においては、差し換えられた不正なメイン制御部には所定の暗号化プログラム手段や暗号兼復号鍵が設けられておらず、正規の暗号化処理が行われない。差換えられた不正なメイン制御部から管理コンピュータ4に遊技データが送信され、管理コンピュータ4に設けられた所定の復号化プログラム手段及び暗号兼復号鍵によって復号化が実行された場合、不正なメイン制御部からの遊技データは正規に復号化されず、結果として、管理コンピュータ4は正規でないと判別する。すなわち、管理コンピュータ4はステップB11を偽と判別し、CRT表示装置5にパチンコ台番号と共に認証異常を表示することにより報知し(ステップB13)、当該パチンコ遊技機2における異常が判定されたとし、ステップB15に移行し、当該パチンコ遊技機に送信出力する制御信号として打球停止信号を選択し(ステップB15)、ステップB16の暗号化処理に移行する。このように、前記の不正な遊技データによる管理制御は行われない。また、認証異常と判断された異常データは、前記の異常データ格納領域44に格納される。
【0082】
ステップB16の暗号化処理は、先に述べたメイン制御部10が行うステップS09の暗号化処理と全く同様のアルゴリズムで行われるので、詳細な説明は省略する。また、暗号化されるデータは打球停止信号である。管理コンピュータ4は、ステップB16の暗号化処理を終えると、暗号化した打球停止信号を当該パチンコ遊技機に対して送信し(ステップB17)、リセット信号が入力されるまで待機状態となる。
【0083】
遊技場管理装置3からパチンコ遊技機2に対して暗号化された制御信号(この場合は、暗号化された打球停止信号)が送信されると、メイン制御部10は、図10のステップS11を真と判別し、受信データを受信バッファに取り込み(ステップS12)、ステップS13の復号化処理に移行し、受信したデータを復号化する。ステップS13の復号化処理は、先に述べた管理コンピュータ4が行うステップB10の復号化処理と全く同様のアルゴリズムで行われるので、詳細な説明は省略する。
【0084】
メイン制御部10は、ステップS13の復号化処理を終えると、復号化したデータが正規のものであるか否かを判別する(ステップS14)。メイン制御部10は、復号化したデータが正規のものである場合には、ステップS14を真と判別し、復号化した正規の制御データに基づいて制御処理を行い、ステップS14の処理を終えるとリセット信号が入力されるまで待機状態となる。本実施形態の場合は、復号化された打球停止信号に従って打球発射装置28を停止し、遊技を停止する。
【0085】
また、メイン制御部10は、復号化したデータが正規のものでない場合には、ステップS14を偽と判別し、図3に示す音声制御部14、枠ランプLED制御部15及び遊技盤ランプLED制御部16に異常報知の指令制御を出力し、認証異常を音声の拡声、枠ランプLEDの点灯、遊技盤ランプLEDの点灯にて報知し(ステップS16)、以下、ステップS16の認証報知処理を繰り返す。
【0086】
以上に示すように、暗号用兼復号用乱数カウンタの値を遊技場管理装置3のキーボード入力装置6(操作部)への操作(鍵設定操作)に対応して抽選し、抽選した暗号用兼復号用乱数カウンタの値により、パチンコ機2と遊技場管理装置3との相互間を伝送されるデータを、送信側では暗号化し、受信側にて復号化するようにし、暗号兼復号鍵の組合せがランダムに切り換えられるしたので、暗号化データの解読は困難にされる。
【0087】
なお、上記の実施形態では、遊技データを暗号化するための暗号兼復号鍵データ及び暗号化された遊技データを復号化するための暗号兼復号鍵データを抽選する条件の成立を、遊技場管理装置3の操作部への鍵設定操作としたものである。しかしながら、暗号兼復号鍵データの組合せを切り換える契機(条件)は、鍵操作に特に限るものではなく、操作部への操作であれば如何なる条件としてもよい。
【0088】
また、上記実施形態では、パチンコ遊技機のメイン制御部10に暗号鍵手段8、復号鍵手段9及び暗号鍵手段8と復号鍵手段9の組合せを切り換える鍵プログラム手段を設けた構成としたが、これに代えて、メイン制御部10には前記暗号鍵手段8、復号鍵手段9及び鍵プログラム手段を設けず、図3に示す情報入出力部20にCPU、ROM、RAM及び入出力インタフェースを備えた制御部を設け、該制御部に前記前記暗号鍵手段8、復号鍵手段9及び鍵プログラム手段を設ける構成としてもよい。
【0089】
なお、前記構成とする場合には、メイン制御部10から前述の遊技情報を情報入出力部20に出力し、これを受け取った情報入出力部20が、受け取った遊技情報を暗号化して遊技場管理装置3に送信する。また、遊技場管理装置3から送信された暗号化されたデータ(制御信号)を情報入出力部20が受け取り、受け取ったデータ(制御信号)を復号化してメイン制御部10に入力する。
【0090】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、パチンコ機と遊技場管理装置との相互間で伝送されるデータを暗号化する暗号鍵手段と、暗号鍵手段によって暗号化された伝送データを復号化して認証する復号鍵手段との組合せが切り換わるので、暗号化データの解読は困難となり、パチンコ機と遊技場管理装置との相互間を伝送されるデータが不正に傍受された場合、このデータの機密が漏れることを防護することができる。また、遊技場管理装置が伝送データを認証することにより、公正な遊技場の管理を実現でき、監督官庁に対する適正な対応と社会的信用を維持できる。
【0091】
請求項2に記載の構成によれば、復号鍵手段によって復号化して認証した結果が異常である場合に、認証異常が表示されるので、仮に、パチンコ機に不正が改ざんが加えられて伝送データが改変された場合には、直ちに認証異常として発見することができ、パチンコ機の不正改ざんに迅速に対応措置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパチンコ遊技場におけるデータ伝送系統の概略を示す要部ブロック図
【図2】本実施形態のパチンコ遊技場装置の制御系統の概略を示す要部ブロック図
【図3】実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図
【図4】メイン制御部のメモリマップと、情報管理装置の管理コンピュータのメモリマップを示す図
【図5】暗号化処理の実施形態をビット単位とワード単位とで示した図
【図6】図5(a)の暗号化対象データを1ビット左にシフトして暗号化した暗号化データを示す図
【図7】図2のパチンコ遊技機から遊技場管理装置に対して出力される始動口入賞情報データ及び大当り情報データを暗号化する暗号化データの生成例を示す図
【図8】乱数発生手段(乱数カウンタ)から抽選した乱数値の別により暗号鍵データ並びに復号鍵データをランダムに設定する態様を示す図
【図9】パチンコ遊技機に関わるメイン制御部の伝送データの送受信処理を示すフローチャート
【図10】図9のフローチャートのつづき
【図11】パチンコ遊技機のメイン制御部又は遊技場管理装置の管理コンピュータが行う暗号化処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図12】パチンコ遊技機のメイン制御部又は遊技場管理装置の管理コンピュータが行う復号化処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図13】遊技場管理装置の管理コンピュータが行うパチンコ遊技機に関わるデータ送受信処理の一部を示すフローチャート
【図14】図13のフローチャートのつづき
【符号の説明】
1 パチンコ遊技場装置
2 パチンコ遊技機
3 遊技場管理装置
4 管理コンピュータ
5 CRT表示装置
6 キーボード入力装置
7 プリンタ
8 暗号兼復号鍵手段
9 復号鍵手段
10 メイン制御部
11 ROM
12 RAM
13 CPU
14 普通入賞口入賞検出手段
15 始動入賞口検出手段
16 特定入賞領域検出手段
17 大入賞口入賞検出手段
18 入力回路
19 カードユニット制御部
20 情報入出力部
21 音声制御部
22 枠ランプLED制御部
23 遊技盤ランプLED制御部
24 図柄表示制御部
25 大入賞口装置
26 入賞装置
27 払出制御部
28 打球発射装置
29 リセット回路
30 第1ユーザプログラム領域
31 暗号化プログラム領域
32 復号化プログラム領域
33 暗号化データ領域
34 復号化データ領域
35 データ領域
36 異常データ格納領域
37 ワーキング領域
38 第2ユーザプログラム領域
39 暗号化プログラム領域
40 復号化プログラム領域
41 暗号化データ領域
42 復号化データ領域
43 データ領域
44 異常データ格納領域
45 ワーキング領域

Claims (2)

  1. パチンコ機と遊技場管理装置との相互間を伝送されるデータをデータ伝送前に暗号化する暗号鍵手段と、前記暗号鍵手段に対応して組合せを構成すると共に、データ受信後に前記暗号鍵手段によって暗号化された伝送データを復号化して認証する復号鍵手段と、前記遊技場管理装置の操作部への操作に対応して前記暗号鍵手段と復号鍵手段との組合せを切り換える鍵プログラム手段とを備えた記憶手段を有し、
    前記鍵プログラム手段は、前記パチンコ機と前記遊技場管理装置とに各々設けられると共に、前記暗号鍵手段及び前記復号化手段をランダムに生成するための予め設定されたタイミングで更新される暗号用兼復号用乱数を備え、
    前記パチンコ機と前記遊技場管理装置との各々に設けられた前記暗号用兼復号用乱数は、前記遊技場管理装置から前記パチンコ機に送出される同期信号により、両者の初期値を一致させると共に、予め設定された同じ更新タイミングでそれぞれ更新されることにより、前記両者の暗号用兼復号用乱数値を同期するように構成されている、
    ことを特徴とするパチンコ遊技場装置。
  2. 前記復号鍵手段によって復号化して認証した結果が異常である場合に、異常を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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