JP2010125002A - 電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム - Google Patents
電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】主制御基板310と、主制御基板310によって送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺基板330とを備える電子機器において、主制御基板310は、周辺基板330に送信する制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、主制御基板310から送信されたデータの照合に用いる期待値を補正するための補正データや主制御基板310を認証するための認証データ、認証データのダミーデータを付加する。周辺基板330は、ダミーデータを受信した場合は、そのまま主制御基板310を認証し、認証データを受信した場合は、補正された期待値を用いて主制御基板310を認証する。
【選択図】図3
Description
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子機器の機能を有したぱちんこ遊技機と、このぱちんこ遊技機に搭載されている複数の基板間(主制御基板および周辺基板)の制御信号に含まれる制御コマンドを認証する認証方法および認証プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のぱちんこ遊技機の遊技盤の一例を示す正面図である。遊技盤101の下部位置に配置された発射部(図2参照)の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入賞口が配設されている。
図3は、主制御基板(主制御部)および周辺基板(演出制御部、賞球制御部)の機能的構成を示すブロック図である。まず、主制御部201としての機能を有する主制御基板310の機能的構成について説明する。図3に示すように、主制御基板310は、周辺基板330を動作させるための制御コマンドを送信する機能部であり、制御コマンド格納部311、記録部312、補正データ生成部313、補正データ付加部314、補正データ送信部315、認証データ生成部316、認証データ付加部317、認証データ送信部318、ダミー認証データ生成部319、ダミー認証データ付加部320、ダミー認証データ送信部321によって構成される。
なお、補正データ付加部314は、電源を投入されてから電源がオフされるまでの間に、複数回の大当たりコマンドに補正データを付加してもよい。
上記構成によるぱちんこ遊技機の基本動作の一例を説明する。主制御部201は、各入賞口に対する遊技球の入賞状況を制御コマンドとして賞球制御部203に出力する。賞球制御部203は、主制御部201から出力された制御コマンドに応じて、入賞状況に対応した賞球数の払い出しをおこなう。
つぎに、各制御部がおこなう各種処理の詳細について説明する。はじめに、主制御部201による演出制御部202の制御処理について説明する。図4および図5は、主制御部による演出制御部の制御処理の手順を示すフローチャートである。なお、図4〜9においては、演出制御部201の制御処理の手順を明確にするため、補正データ、認証データおよび付随データについては考慮しないものとする。すなわち、図4〜図9の説明において、「コマンドを送信する」とは、「当該コマンドを示すデータ(制御コマンドデータ)を含む制御信号を送信する」との意味であり、たとえば補正データや認証データや付随データ(図10参照)の有無は考慮しないものとする。
つづいて、主制御部201が周辺基板に出力する制御信号のデータフォーマットについて説明する。図10は、主制御部が出力する制御信号のデータフォーマットを模式的に示す説明図である。図10に示すように、主制御部201が出力する通常の制御信号1010には、制御コマンドデータ1001および付随データ1002が含まれている。制御コマンドデータ1001は、たとえば大当たりリーチコマンドや大当たり開始コマンド、ラウンド別コマンドなどの各コマンド固有のデータである。また、付随データ1002は、制御コマンドデータ1001に付随するデータであり、たとえば、入賞した遊技球の数など制御コマンドデータ1001に基づく処理に必要なデータである。
つづいて、図11、図12を用いて、主制御部201と周辺部との間でおこなう制御信号の送受信処理について説明する。以下、主制御部201と演出制御部202との間の制御信号の送受信処理について説明するが、主制御部201と賞球制御部203との間の制御信号の送受信処理も同様の手順でおこなわれる。
つぎに、主制御部201と周辺部との間の制御信号の流れを、図13のシーケンス図を用いて説明する。ここで、周辺部は、たとえば演出制御部202や賞球制御部203(図2)である。図13は、制御部間の制御信号の流れの一例を示すシーケンス図である。図13において、点線Aに囲まれた部分が1回分のダミー認証処理のステップであり、点線Bに囲まれた部分が1回分の補正処理のステップであり、点線Cに囲まれた部分が1回分の認証処理のステップである。ダミー認証処理は、周辺部において、期待値との照合を行わず、仮に認証を成立させる認証処理である。なお、図13のシーケンス図においては、補正処理および認証処理を明確にするため、大当たりコマンド以外のコマンドの際の制御信号の流れを省略して記載している。
=0x35 xor 0x22
=0x17 ・・・(3)
=0x17 xor 0x22
=0x35 ・・・(5)
=0x77 xor 0x22
=0x55 ・・・(8)
=0x55 xor 0x22
=0x77 ・・・(10)
311 制御コマンド格納部
312 記録部
313 補正データ生成部
314 補正データ付加部
315 補正データ送信部
316 認証データ生成部
317 認証データ付加部
318 認証データ送信部
319 ダミー認証データ生成部
320 ダミー認証データ付加部
321 ダミー認証データ送信部
330 周辺基板
331 補正データ受信部
332 補正部
333 認証データ受信部
334 判断部
335 認証部
336 報知信号出力部
Claims (27)
- 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部によって送信された前記制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に保持され、前記主制御部から送信されたデータの照合に用いる期待値を補正する補正処理のための補正データを生成する補正データ生成手段と、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記補正データ生成手段によって生成された前記補正データを当該制御コマンドに付加する補正データ付加手段と、
前記補正データ付加手段によって前記補正データの付加された前記制御コマンド(以下、「補正データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信する補正データ送信手段と、
前記主制御部を認証する認証処理のための認証データを生成する認証データ生成手段と、
前記補正データ送信手段によって前記補正データ付制御コマンドが前記周辺部に送信された後に、当該周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記認証データ生成手段によって生成された前記認証データを当該制御コマンドに付加する認証データ付加手段と、
前記認証データ付加手段によって前記認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信する認証データ送信手段と、
前記認証データのダミーデータ(以下、「ダミー認証データ」という)を生成するダミー認証データ生成手段と、
前記ダミー認証データ生成手段によって生成されたダミー認証データを、前記補正データ付加手段または前記認証データ付加手段によって、前記補正データまたは前記認証データが付加された前記制御コマンド以外の制御コマンドに付加するダミー認証データ付加手段と、
前記ダミー認証データ付加手段によって前記ダミー認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「ダミー認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信するダミー認証データ送信手段と、
を備え、
前記周辺部は、
前記主制御部によって送信された前記補正データ付制御コマンドを受信する補正データ受信手段と、
前記補正データ受信手段によって受信された前記補正データ付制御コマンドを用いて前記周辺部に保持されている前記期待値を補正する補正手段と、
前記主制御部によって送信された前記認証データ付制御コマンドを受信する認証データ受信手段と、
前記認証データ受信手段によって受信された前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値が、前記補正手段によって補正された前記期待値と一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と、前記期待値と、が一致すると判断された場合、前記主制御部を認証する認証手段と、
前記主制御部によって送信された前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信するダミー認証データ受信手段と、
を備え、
前記認証手段は、前記ダミー認証データ受信手段によって前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信した場合、前記主制御部を認証することを特徴とする電子機器。 - 前記補正データ付加手段または前記認証データ付加手段は、前記周辺部に送信する前記制御コマンドが大当たりコマンドである場合、当該大当たりコマンドに前記補正データまたは前記認証データを付加することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記補正データ付加手段は、前記周辺部に送信する前記制御コマンドが前記主制御部に電源が投入されてから所定回数後の前記大当たりコマンドである場合、当該大当たりコマンドに前記補正データを付加することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記補正データ付加手段は、前記周辺部に送信する前記制御コマンドが、前記主制御部がリセットされてから所定回数後の前記大当たりコマンドである場合、当該大当たりコマンドに前記補正データを付加することを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記ダミー認証データ付加手段は、前記補正データまたは前記認証データが付加された前記制御コマンド以外の制御コマンドが、前記補正データが付加される前の前記大当たりコマンドの場合に、前記ダミー認証データを付加することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記ダミー認証データ付加手段は、前記大当たりコマンド以外の種類の制御コマンドの場合に、前記ダミー認証データを付加することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記認証手段は、前記ダミー認証データ受信手段によって前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信した場合、前記判断手段による前記ダミー認証データを用いて算出された値と前記期待値とが一致するか否かの処理を省略して、前記主制御部を認証することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記判断手段は、前記ダミー認証データ受信手段によって受信された前記ダミー認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と前記期待値とが一致するか否かを判断し、
前記認証手段は、前記判断手段による判断結果が前記ダミー認証データを用いて算出された値と前記期待値とが一致したか否かに関わらず、前記主制御部を認証することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記認証データ付加手段は、前記周辺部に送信する前記制御コマンドが、前記補正データ送信手段によって送信された前記補正データ付制御コマンドの次の前記大当たりコマンドである場合、当該大当たりコマンドに前記認証データを付加することを特徴とする請求項2〜8のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記補正データ生成手段は、前記主制御部が他の前記主制御部に変更された場合、前記周辺部に保持された前記期待値を、他の前記主制御部から送信されたデータの照合に用いる期待値に補正するための補正データを生成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記主制御部は、
前記主制御部に設定されている固有の値を記録する記録手段を備え、
前記補正データ生成手段は、前記記録手段によって記録された前記固有の値を用いて前記補正データを生成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記補正データ生成手段は、前記主制御部が他の前記主制御部に変更された場合、前記記録手段に記録された、変更される前の前記主制御部に設定されていた固有の値と、変更された後の他の前記主制御部に設定されている固有の値との差分を、前記補正データとして生成することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
- 前記補正データ生成手段は、前記固有の値とともに所定の前記制御コマンドを用いて前記補正データを生成することを特徴とする請求項11または12に記載の電子機器。
- 前記主制御部は、
所定のプログラムコードを記録した記録手段を備え、
前記補正データ生成手段は、前記記録手段に記録されたプログラムコードを用いて前記補正データを生成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記補正データ生成手段は、前記プログラムコードとともに所定の前記制御コマンドを用いて前記補正データを生成することを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
- 前記主制御部は、
所定のプログラムコードを記録した記録手段を備え、
前記認証データ生成手段は、前記記録手段によって記録されたプログラムコードを用いて前記認証データを生成することを特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記認証データ生成手段は、前記プログラムコードとともに所定の前記制御コマンドを用いて前記認証データを生成することを特徴とする請求項16に記載の電子機器。
- 前記補正手段は、前記主制御部から送信された前記制御コマンドが前記補正データ付制御コマンドの場合、前記補正データ付制御コマンドを用いて前記周辺部に保持されている前記期待値を補正することを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記補正手段は、前記主制御部から送信された前記制御コマンドが前記所定の制御コマンドである場合、前記補正データ付制御コマンドを用いて前記周辺部に保持されている前記期待値を補正することを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記判断手段は、前記主制御部から送信された前記制御コマンドが前記認証データ付制御コマンドの場合、前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と、前記期待値と、が一致するか否かを判断することを特徴とする請求項1〜19のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記判断手段は、前記主制御部から送信された前記制御コマンドが前記所定の制御コマンドである場合、前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と、前記期待値と、が一致するか否かを判断することを特徴とする請求項1〜19のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記周辺部は、
前記認証手段によって前記主制御部が認証されなかった場合、報知信号を出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一つに記載の電子機器。 - 請求項1〜22のいずれか一つに記載の電子機器を備え、
主制御基板は、前記認証データ付制御コマンドを送信し、周辺基板は、前記主制御基板によって送信された前記認証データ付制御コマンドに基づいて認証処理をおこなうことを特徴とする遊技機。 - 電子機器に搭載され、周辺基板に所定の処理をおこなわせる制御コマンドを送信する主制御基板であって、
前記周辺基板に保持され、前記主制御基板から送信されたデータの照合に用いる期待値を補正する補正処理のための補正データを生成する補正データ生成手段と、
前記周辺基板に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記補正データ生成手段によって生成された前記補正データを当該制御コマンドに付加する補正データ付加手段と、
前記補正データ付加手段によって前記補正データの付加された前記制御コマンド(以下、「補正データ付制御コマンド」という)を前記周辺基板に送信する補正データ送信手段と、
前記主制御基板を認証する認証処理のための認証データを生成する認証データ生成手段と、
前記補正データ送信手段によって前記補正データ付制御コマンドが前記周辺基板に送信された後に、当該周辺基板に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記認証データ生成手段によって生成された前記認証データを当該制御コマンドに付加する認証データ付加手段と、
前記認証データ付加手段によって前記認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺基板に送信する認証データ送信手段と、
前記認証データのダミーデータ(以下、「ダミー認証データ」という)を生成するダミー認証データ生成手段と、
前記ダミー認証データ生成手段によって生成されたダミー認証データを、前記補正データ付加手段または前記認証データ付加手段によって、前記補正データまたは前記認証データが付加された前記制御コマンド以外の制御コマンドに付加するダミー認証データ付加手段と、
前記ダミー認証データ付加手段によって前記ダミー認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「ダミー認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信するダミー認証データ送信手段と、
を備えることを特徴とする主制御基板。 - 電子機器に搭載され、主制御基板から送信された制御コマンドに応じた処理をおこなう周辺基板であって、
前記主制御基板によって送信され、当該主制御基板から送信されたデータの照合に用いる期待値を補正するための補正データの付加された前記制御コマンド(以下、「補正データ付制御コマンド」という)を受信する補正データ受信手段と、
前記補正データ受信手段によって受信された前記補正データ付制御コマンドを用いて前記周辺基板に保持されている前記期待値を補正する補正手段と、
前記主制御基板によって送信された、前記主制御基板を認証するための認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「認証データ付制御コマンド」という)を受信する認証データ受信手段と、
前記認証データ受信手段によって受信された前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値が、前記補正手段によって補正された前記期待値と一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と、前記期待値と、が一致すると判断された場合、前記主制御基板を認証する認証手段と、
前記主制御部によって送信された前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信するダミー認証データ受信手段と、
を備え、
前記認証手段は、前記ダミー認証データ受信手段によって前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信した場合、前記主制御部を認証することを特徴とする周辺基板。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部によって送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に保持され、前記主制御部から送信されたデータの照合に用いる期待値を補正する補正処理のための補正データを生成する補正データ生成工程と、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記補正データ生成工程によって生成された前記補正データを当該制御コマンドに付加する補正データ付加工程と、
前記補正データ付加工程によって前記補正データの付加された前記制御コマンド(以下、「補正データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信する補正データ送信工程と、
前記主制御部を認証する認証処理のための認証データを生成する認証データ生成工程と、
前記補正データ送信工程によって前記補正データ付制御コマンドが前記周辺部に送信された後に、当該周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記認証データ生成工程によって生成された前記認証データを当該制御コマンドに付加する認証データ付加工程と、
前記認証データ付加工程によって前記認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信する認証データ送信工程と、
前記認証データのダミーデータ(以下、「ダミー認証データ」という)を生成するダミー認証データ生成工程と、
前記ダミー認証データ生成工程によって生成されたダミー認証データを、前記補正データ付加工程または前記認証データ付加工程によって、前記補正データまたは前記認証データが付加された前記制御コマンド以外の制御コマンドに付加するダミー認証データ付加工程と、
前記ダミー認証データ付加工程によって前記ダミー認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「ダミー認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信するダミー認証データ送信工程と、
を含み、
前記周辺部において、
前記主制御部によって送信された前記補正データ付制御コマンドを受信する補正データ受信工程と、
前記補正データ受信工程によって受信された前記補正データ付制御コマンドを用いて前記周辺部に保持されている前記期待値を補正する補正工程と、
前記主制御部によって送信された前記認証データ付制御コマンドを受信する認証データ受信工程と、
前記認証データ受信工程によって受信された前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値が、前記補正工程によって補正された前記期待値と一致するか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程によって前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と、前記期待値と、が一致すると判断された場合、前記主制御部を認証する認証工程と、
前記主制御部によって送信された前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信するダミー認証データ受信工程と、
を含み、
前記認証工程は、前記ダミー認証データ受信工程によって前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信した場合、前記主制御部を認証することを特徴とする認証方法。 - 請求項26に記載の認証方法をコンピュータに実行させることを特徴とする認証プログラム。
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