JP2001300043A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001300043A JP2000116959A JP2000116959A JP2001300043A JP 2001300043 A JP2001300043 A JP 2001300043A JP 2000116959 A JP2000116959 A JP 2000116959A JP 2000116959 A JP2000116959 A JP 2000116959A JP 2001300043 A JP2001300043 A JP 2001300043A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技作動中にあっても、遊技の技量が問
われる構成を提案する。 【解決手段】 左右に可変入賞口15a,15bを具備
する変動入賞装置10を備えたものにあって、特別遊技
作動中の開閉ラウンドにあって、左可変入賞口15aと
右可変入賞口15bの入賞球数比x/y又は入賞球数差
(x−y)等の入賞球数比較値を、遊技者の利得と関係
付けられた所定有利形態の決定条件としたから、特別遊
技作動中において、左可変入賞口15aと、右可変入賞
口15bに可及的均等に入賞させる必要を生じ、遊技者
は左右にバランス良く打ち分けるよう留意することとな
り、技能差により、獲得利得の差別化を生じ、遊技者の
技量が試されることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変入賞口から球流入
が可能な作動領域内に、普通入賞領域と特定入賞領域と
を具備し、かつ可変入賞口を開閉片により開閉制御され
る変動入賞装置を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】可変入賞口から球流入が可能な作動領域
内に、普通入賞領域と特定入賞領域とを具備し、かつ可
変入賞口を開閉片により開閉制御される変動入賞装置を
備え、遊技盤面に設けられた始動領域に球が流入する
と、開閉片が開放位置して可変入賞口を開放すると共
に、該可変入賞口から流入した遊技球が作動領域内の特
定入賞領域に球が流入すると、開閉片が往復開閉駆動を
行ない(開閉ラウンドの実行)、その開放位置で、可変
入賞口から球流入を可能とし、作動領域内で特定入賞領
域に遊技球が入ると、その開閉ラウンドを継続可能とし
たパチンコ機は、2種パチンコ機として良く知られてい
る。
【0003】ここでこの開閉ラウンドは、開閉片の所定
制限開閉回数の開閉満了、または可変入賞口からの規定
個数の入賞満了により一旦終了し、特定入賞領域への球
通過を条件として、あらかじめ定められた制限開閉回数
以内で開閉ラウンドが繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特別
遊技作動にあっては、変動入賞装置の可変入賞口が開放
し、所定制限開閉回数(例;18回)の経過、又は該開
放開閉回数内における規定個数(例;10個)の入賞満
了により、可変入賞口が閉鎖し、さらに開放するという
行程(開閉ラウンド)を所定回(例;16ラウンド)繰
り返して、遊技者に利得を供与するものである。ところ
で、通常の打ち方をすれば、1ラウンドで、所定開放開
閉回数の18回内には、ほぼ確実に10個はいるように
なっており、そこには遊技者の技術の介入の余地は殆ど
ない。このように、この2種パチンコ機にあっても、昨
今は、技量による利得差が少なくなっており、競技的な
要素が低下し、これにより機台が飽き易くなり、当該機
台の遊技客離れや遊技機の短命化が進んでいる。この様
な短命化は、遊技機のリサイクルの点からも憂慮され
る。
【0005】本発明は、特別遊技作動中にあっても、遊
技の技量が問われる構成を提案し、上述の問題点を解決
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、開閉片により
開閉制御される可変入賞口が左右位置に配設され、かつ
該左右の可変入賞口と連通する作動領域内に普通入賞領
域と特定入賞領域とを具備する変動入賞装置を備え、遊
技盤面に設けられた始動領域に球が流入すると、開閉片
が開放して可変入賞口を開放すると共に、該可変入賞口
から流入した遊技球が作動領域内の特定入賞領域に球が
流入すると、開閉片が往復開閉駆動を行ない、開閉片の
所定制限開閉回数の開閉満了、または可変入賞口からの
規定個数の入賞満了により、往復開閉駆動を停止する開
閉ラウンドを、1回又は複数回繰り返してなる特別遊技
作動を実行するようにしたパチンコ機において、特別遊
技作動中の開閉ラウンドにあって、左可変入賞口と右可
変入賞口の入賞球数比又は入賞球数差等の入賞球数比較
値を、遊技者の利得と関係付けられた所定有利形態の決
定条件としたものである。ここで、左可変入賞口と右可
変入賞口の入賞球数比と入賞球数差とは、左右の可変入
賞口からの入賞球数を対比する比較値としては本質的に
同じである。また、この入賞球数比較値には、左右の可
変入賞口からの入賞球数を変数とする種々の関数により
算出される各種の比較値を含むものとする。すなわち、
入賞球数比較値とは左可変入賞口と右可変入賞口の入賞
球数の相対比較が可能な全ての数値を差すものである。
【0007】かかる構成にあって、特別遊技作動中にあ
って、変動入賞装置の可変入賞口が開閉を繰り返してい
る状態において、左右に打ち分けて、左可変入賞口と、
右可変入賞口に可及的均等に入賞させることを条件とし
て、利得を供与しようとするものである。これにより、
遊技者は左右にバランス良く打ち分けることを要求さ
れ、その技能差により、獲得利得の差別化を生ずる。従
って、特別遊技作動中にあっても、緊張感が維持される
こととなり、遊技の興趣が向上する。
【0008】ここで、特別遊技作動の満了時における左
可変入賞口と右可変入賞口の積算入賞球数比又は積算入
賞球数差を、所定有利形態の決定条件とするようにして
もよい。これにより、一連の特別遊技作動全体として、
遊技評価がなされることとなり、特別遊技の一体性を保
全できる。
【0009】また、所定有利形態の構成としては、この
所定有利形態が、次の開閉ラウンドへの更新作動であ
り、開閉ラウンドの満了時における左可変入賞口と右可
変入賞口の入賞球数比較値が所定閾値以内であることを
条件として、次の開閉ラウンドに更新可能とする構成が
提案される。すなわち、該条件が具備されることによ
り、次の開閉ラウンドへの継続権を付与するものであ
る。
【0010】所定有利形態が、基本開閉ラウンド数消化
後に付加開閉ラウンドを追加するものであり、積算入賞
球数比較値が所定閾値内であることを条件として、付加
開閉ラウンドを追加するようにした構成が提案される。
【0011】さらに所定有利形態としては、特別遊技作
動終了後の利得に係るものであっても良い。このような
構成としては、特別遊技作動の終了後に、始動領域の通
過に伴って開閉制御される開閉片の、その開放時間を延
長したり、または開放回数を所定回数付加するようにし
たものが提案される。この所定有利形態は、始動領域へ
あらかじめ定められた所定個数が通過満了したり、また
は次の特別遊技作動が開始する等の終了条件が満たされ
ることにより終了する。
【0012】このように、特別遊技作動中にあって、左
右の可変入賞口からの入賞球数比較値又は積算入賞球数
比較値を、遊技者の利得と関係付けられた所定有利形態
の決定条件とすることにより、種々の利得を遊技者に供
与することができる。
【0013】ところで、このような所定有利形態または
該形態に向けての現状は遊技者の知りたいところであ
る。そこで、入賞球数比較値,積算入賞球数比較値また
は所定有利形態の消化状態等の所定有利形態と関係する
情報を画面表示又は音声で報知する報知手段を備えるよ
うにしてもよい。それ以外の報知手段としては、LE
D,ランプ等が提案される。この情報には、所定有利形
態の開始又は終了等の、メッセージ情報が含まれる。こ
れにより遊技者は、所定有利状態への期待感を刺激さ
れ、かつ所定有利状態時にあっては、現状を的確に把握
できる。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明の実施例を図面に従って説
明する。図1はパチンコ遊技機1の遊技盤4の正面図で
あって、その盤面中央には、変動入賞装置10が配設さ
れる。また、変動入賞装置10の下方には表示装置6を
備える始動領域5,5が配設されている。この始動領域
5,5は、その球流入に伴って表示装置6が変動し、所
定図柄を表示すると、開閉駆動装置7(図3,4参照)
を駆動して、後述する開閉片16,16を1回又は2回
作動して、可変入賞口15を開閉する。その他、遊技盤
4には種々の一般入賞口が設けられている。
【0015】次に変動入賞装置10について説明する。
入賞ケース11の中央部には、周壁12に囲繞されて閉
鎖され、かつ奥に深い作動領域13が配設されている。
該作動領域13上には天井部14により直上を遮蔽され
た左右の可変入賞口15a,15bが設けられ、さらに
天井部14と可変入賞口15との間に、左右方向へ移動
する開閉片16,16が両側に配設されている。この開
閉片16,16は、入賞ケース11内に設けられたソレ
ノイドからなる開閉駆動装置7により内外方向へ駆動制
御され、左可変入賞口15a,右可変入賞口15bを夫
々遮蔽する閉鎖位置と、外方へ移動して左可変入賞口1
5a,右可変入賞口15bを開放する開放位置とに変換
される。また、閉鎖位置では、開閉片16,16の外端
に形成された遮蔽部18,18により、左可変入賞口1
5a,右可変入賞口15bを遮断して、球の流入を阻止
するようにしている。さらには、左可変入賞口15a,
右可変入賞口15b間には遊技球を左右に分離する振り
分け突部17が突成される。そして該突部17により分
離される作動領域13側への通過経路19a,19bに
は、左可変入賞口15aからの入賞個数を検知する入賞
球検知スイッチ(カウントスイッチ)S と、右可変
入賞口15bからの入賞個数を検知する入賞球検知スイ
ッチ(カウントスイッチ)Sとが設けられている。
【0016】開閉駆動装置7は、後述する始動領域への
球の流入、又は特別遊技作動の開始に伴って駆動し、開
閉片16,16の開放位置で、左可変入賞口15a,右
可変入賞口15bからの球の流入が可能となると共に、
該左可変入賞口15a,右可変入賞口15bから入った
球は、開閉片16,16上を案内とし、かつその閉鎖位
置退避に伴って、通過経路19a,19bへ送りこま
れ、作動領域13内に流下する。
【0017】この作動領域13内にあって、図中ホッケ
ー選手形の係止作動片20,20が左右に配設され、そ
のホッケーからなる係止片21,21を係止駆動装置9
により上下方向へ傾動可能とし、その上部停止位置で、
該係止片21,21間に遊技球を滞留可能としている。
また、その作動領域13の下部には、中央に特定入賞領
域25がその左右に普通入賞領域26,26が夫々配設
され、入賞口25,26間上に係止片21,21により
係止された遊技球が通過する案内台27,27が配設さ
れている。
【0018】かかる構成にあって、始動領域5,5の球
流入にともない、開閉片16,16が開放作動し、その
開放中に左右の可変入賞口15a,15bから作動領域
13内に入った遊技球が、特定入賞領域25に流入する
と、特別遊技作動が開始され、開閉ラウンドとして開閉
片16,16の往復回動を生ずる。そして、左右の可変
入賞口15a,15bから流入した入賞球は、一旦係止
片21,21により係止され、かつ係止不能の球は、案
内台27の突起が前方に駆動して、特定入賞領域25を
塞ぐ位置にあるため、前方へこぼれても殆どが普通入賞
領域26に流入する。また、規定個数10個が流入する
か、所定制限開閉回数18回が消化されると、開閉ラウ
ンドが終了し、その終了時に、係止駆動装置9が駆動し
て、前記係止片21,21が下方へ傾動し、同時に案内
台27が回転して突起が側方(左右)に位置するため、
特定入賞領域25に流入し易くなって、該特定入賞領域
25に流入した場合には、開閉ラウンドが再開される。
尚、本発明にあっては、この開閉ラウンドが継続しない
場合がある。
【0019】上述の変動入賞装置10の作動制御手段
は、図4で示す中央制御装置CPU等からなる遊技制御
装置30(マイクロコンピュータシステム)によって構
成される。かかる構成及び制御態様につき説明する。
【0020】この中央制御装置CPUは、制御動作を所
定の手順で実行するものであって、動作プログラムを格
納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き
できる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置RO
Mには、制御プログラム、及びランプ,LEDの表示パ
ターン、スピーカからの効果音等を発生させるための音
声発生パターン等の固定データが記憶されている。
【0021】また中央制御装置CPUには入力ポートを
介して始動領域5,5に設けられた始動スイッチS
、特定入賞領域25に設けられた特定領域スイッチ
、及び左可変入賞口15aからの入賞個数を検知
する入賞球検知スイッチ(カウントスイッチ)S
と、右可変入賞口15bからの入賞個数を検知する入賞
球検知スイッチ(カウントスイッチ)S 等の各種ス
イッチが接続される。ここで、作動領域13に入った入
賞球数を計数する計数スイッチは、入賞球検知スイッチ
(カウントスイッチ)S ,S により兼用され、そ
の和により総入賞球数が計数可能となる。この各スイッ
チから送り出された信号は波形整形回路により波形整形
して中央制御装置CPUに入力データとして伝えられ、
その情報が記憶装置RAMに記憶される。この記憶装置
RAMには、メモリにデータを読み書きするアドレスを
指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示せ
ず)と、中央制御装置CPUと記憶装置ROM,RAM
とデータのやり取りを行なうデータバスとが接続され
る。
【0022】さらに、中央制御装置CPUには、出力ポ
ートを介して制御する上述した各種ソレノイド、装飾ラ
ンプ・LED等の周辺機器が接続される。その他、中央
制御装置CPUには、上述したように、音データを受け
てアンプに出力するサウンドジェネレータが接続されて
いる。
【0023】次に、本発明の要部につき説明する。上述
したように、始動領域5,5への球流入にともない、開
閉片16,16が開放作動し、その開放中に遊技球が左
右の可変入賞口15a,15bから作動領域13の特定
入賞領域25内に入った場合に、変動入賞装置10が特
別遊技作動が開始される。そして、サウンドジェネレー
タ(図4参照)によりファンファーレが鳴り、開閉片1
6,16の開閉駆動を生じ、開閉ラウンドが開始され
る。この開閉ラウンド中にあって、開閉片16,16が
所定制限開閉回数18回だけ開閉を繰り返すか、又は規
定個数10個の遊技球が入賞満了すると、一旦開閉片1
6,16が閉じて、1回目の開閉ラウンドが満了し、か
つその開閉ラウンド中に特定入賞領域25に球が入るこ
とを条件として、次の開閉ラウンドへ移行する(実施例
によっては移行しない場合を生ずる)。
【0024】ところで、本発明は、この特別遊技作動中
にあって、開放状態にある可変入賞口15a,15bか
らの入賞球数比x/y又は入賞球数差(x−y)等の入
賞球数比較値を、遊技者の利得と関係付けられた所定有
利形態の決定条件としている。換言すれば、規定個数1
0個内の入賞数内にあって、左右可変入賞口20a,2
0bに可及的均等に入賞することにより、遊技者に直接
的利得又は間接的利得を供与するようにしているもので
ある。
【0025】これにより、遊技者は、特別遊技作動中に
あっても、盤面へ左右均等にバランス良く打球する必要
を生じ、かつその技能差により、獲得利得の差別化を生
ずる。従って、特別遊技作動中にあっても、緊張感が維
持されることとなり、遊技の興趣が向上する。また、遊
技者の技量が試されることとなり、これにより、遊技の
悪平等化が是正されて、パチンコ遊技の本来の楽しみを
取り戻し得ることとなる。この可変入賞口15a,15
bからの規定個数10個の入賞満了を限度とする(積
算)入賞球数比又は(積算)入賞球数差は、左可変入賞
口15aへの入賞個数を検知する入賞球検知スイッチ
(カウントスイッチ)S ,右可変入賞口15bへの
入賞個数を検知する入賞球検知スイッチ(カウントスイ
ッチ)Sによる計数に基づき、中央制御装置CPUに
より演算される。この実施例を以下説明する。
【0026】イ;開閉ラウンドの更新 左可変入賞口15aと右可変入賞口15bからの入賞球
数比又は入賞球数差等の入賞球数比較値が所定域値以内
であることを条件として、次の開閉ラウンドに移行する
ようにした構成が提案される。例えば、1ラウンド中に
あって、左入賞領域の入賞個数xと、右入賞領域の入賞
個数yの比x/yが、4/6≦x/y≦6/4を所定閾
値範囲として、その範囲内で次の開閉ラウンドへ更新可
能とし、これ以外では更新不能とする。−2≦(x−
y)≦2の範囲で、次の開閉ラウンドへ更新可能とする
等入賞個数差を所定閾値としても良い。そしてかかる条
件が満足すると、特定入賞領域25に球が入ったことを
更なる条件として、開閉片16,16が一旦閉鎖した後
に、次の開閉ラウンドが開始されるようにする。尚、範
囲外であれば、特定入賞領域25に球が入っても、次の
開閉ラウンドには移行しないこととなる。
【0027】この場合に、最多継続ラウンドを定めて、
このラウンド以上は継続しないこととすることができ
る。尚、規定放出球数に至るまで、ラウンドを継続可能
としても良く、この場合には、更新条件を厳しくするこ
とにより調和のとれた利得供与が確保される。
【0028】ロ;開閉ラウンド数の付加 所定有利形態が、基本開閉ラウンド数消化後に付加開閉
ラウンドを追加するものであり、積算入賞球数比較値が
所定閾値内であることを条件として、付加開閉ラウンド
を追加するようにした構成が提案される。すなわち、基
本開閉ラウンド数を16ラウンドとして、例えば(Σx
−Σy)が絶対値で30〜21であれば1ラウンド追加
し、20以下であれば2ラウンド追加する等の利得を供
与するものである。尚、勿論、1回の加算を限度とする
ようにしても良い。このほか、基本開閉ラウンド数に対
して開閉ラウンド数の増減を行なう構成は、種々採用さ
れ得る。また、この場合に、基本開閉ラウンド数を10
回として、最小回数5,最大回数16回等、最小/最大
回数を制限するようにしても良い。
【0029】上述の各実施例にあっては、いずれも、従
前通り、次の開閉ラウンドへ更新するためには特定入賞
領域25に球が流入することが条件として加わる。尚、
特定入賞領域25の流入を条件としない構成であっても
良い。
【0030】その他の、所定有利形態としては、1開閉
ラウンド当たりの、開閉片16の作動回数を増加させた
り、開閉可動時間を延長する等が提案される。すなわ
ち、入賞球数比x/y又は入賞球数差(x−y)が所定
閾値以内であると、通常1開閉ラウンド当たりの所定制
限開閉回数18回であるのを、次の開閉ラウンドでは所
定制限開閉回数を19回にしたり、または、その開閉時
間を緩徐として、入り易くしたり、さらには、1開閉ラ
ウンド当たりの入賞制限個数10個を増やすようにする
等が考えられる。
【0031】また、上述の構成は、所定有利形態が特別
遊技作動中における開閉ラウンドと関係するものである
が、特別遊技作動終了後に実行される所定有利形態であ
っても良い。このような、構成として、始動領域5,5
は、その球流入に伴って表示装置6が変動し、所定図柄
を表示すると、開閉片16,16を1回又は2回作動し
て、可変入賞口15を開閉するが、この開閉片16,1
6の開放時間を延長したり、又は開放回数を所定回数付
加するようにした構成が提案される。この所定有利形態
は、始動領域5,5へあらかじめ定められた所定個数が
通過満了したり、または次の特別遊技作動が開始する等
の終了条件が満たされると終了するようにすればよい。
【0032】このように、左可変入賞口15aと右可変
入賞口15bとの入賞球数比較値を、遊技者の利得と関
係付けられた所定有利形態の決定条件として、種々の利
得を遊技者に供与するようにしたから、特別遊技作動中
にあって、遊技球が遊技盤面に左右にバランス良く打ち
出されることがもとめられ、遊技者の技量が試されるこ
ととなる。
【0033】ところで、このような所定有利形態または
該形態に向けての現状は遊技者の知りたいところであ
る。そこで、積算入賞球数比Σx/Σy又は積算入賞球
数差(Σx−Σy),入賞球数比x/y又は入賞球数差
(x−y),所定有利形態の消化状態等の所定有利形態
と関係する情報を画面表示又は音声で報知する報知手段
を備えるようにしてもよい。これにより遊技者は、所定
有利状態への期待感を刺激され、かつ所定有利状態時に
あっては、現状を的確に把握できる。ここで、音声報知
の場合には上述したサウンドジェネレータが用いられ
る。また、画面表示の場合には、遊技者に視認可能な位
置に配設された液晶表示器,ドットマトリックス表示
器,7セグメント表示器等が用いられる。または、遊技
盤面に既に用いられている表示器を兼用しても良い。そ
れ以外の報知手段としては、単独で用いられるLED,
ランプ等が提案される。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述したように、左右に可変
入賞口を具備する変動入賞装置を備えたものにあって、
特別遊技作動中の開閉ラウンドにあって、左可変入賞口
と右可変入賞口の入賞球数比又は入賞球数差等の入賞球
数比較値を、遊技者の利得と関係付けられた所定有利形
態の決定条件としたから、左可変入賞口と右可変入賞口
に可及的均等に入賞させる必要を生じ、遊技者は左右に
バランス良く打ち分けるよう留意することとなり、技能
差により、獲得利得の差別化を生ずる。従って、特別遊
技作動中にあっても、緊張感が維持されることとなり、
遊技の興趣が向上する。また、遊技者の技量が試される
こととなり、これにより、遊技の悪平等化が是正され
て、パチンコ遊技の本来の楽しみを取り戻し得ることと
なる。このため、当該パチンコ機に飽きがこず、その面
白さを持続できて、遊技客離れや遊技機の短命化を防止
できる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の遊技盤1を示す正面図で
ある。
【図2】本発明の変動入賞装置10の正面図である。
【図3】本発明の変動入賞装置10の縦断側面図であ
る。
【図4】遊技制御装置(マイクロコンピュータ)を示す
ブロック回路図である。
【符号の説明】
5 始動領域 10 変動入賞装置 13 作動領域 15a 左可変入賞口 15b 右可変入賞口 16 開閉片 25 特定入賞領域 26 普通入賞領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉片により開閉制御される可変入賞口が
    左右位置に配設され、かつ該左右の可変入賞口と連通す
    る作動領域内に普通入賞領域と特定入賞領域とを具備す
    る変動入賞装置を備え、遊技盤面に設けられた始動領域
    に球が流入すると、開閉片が開放して左右の可変入賞口
    を開放すると共に、該可変入賞口から流入した遊技球が
    作動領域内の特定入賞領域に球が流入すると、開閉片が
    往復開閉駆動を行ない、開閉片の所定制限開閉回数の開
    閉満了、または可変入賞口からの規定個数の入賞満了に
    より、往復開閉駆動を停止する開閉ラウンドを、1回又
    は複数回繰り返してなる特別遊技作動を実行するように
    したパチンコ機において、 特別遊技作動中の開閉ラウンドにあって、左可変入賞口
    と右可変入賞口の入賞球数比又は入賞球数差等の入賞球
    数比較値を、遊技者の利得と関係付けられた所定有利形
    態の決定条件としたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】特別遊技作動の満了時における左可変入賞
    口と右可変入賞口の積算入賞球数比又は積算入賞球数差
    等の積算入賞球数比較値を、所定有利形態の決定条件と
    したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】所定有利形態が、次の開閉ラウンドへの更
    新作動であり、開閉ラウンドの満了時における左可変入
    賞口と右可変入賞口の入賞球数比較値が所定閾値内であ
    ることを条件として、次の開閉ラウンドに更新可能とし
    た請求項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】所定有利形態が、基本開閉ラウンド数消化
    後に付加開閉ラウンドを追加するものであり、積算入賞
    球数比較値が所定閾値内であることを条件として、付加
    開閉ラウンドを追加するようにした請求項2記載のパチ
    ンコ機。
  5. 【請求項5】所定有利形態が、特別遊技作動の終了後
    に、始動領域の通過に伴って開閉制御される開閉片の、
    その開放時間を延長したり、または開放回数を所定回数
    付加するようにしたものである請求項1又は請求項2記
    載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】入賞球数比較値,積算入賞球数比較値また
    は所定有利形態の消化状態等の所定有利形態と関係する
    情報を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載のパチンコ機。
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