JP2005261663A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遊技機1は、始動入賞装置20,可動入賞装置30,可動入賞装置80を備えている。そして、始動入賞装置20に遊技球(以降、球と称す)が入賞すると、可動入賞装置30の入賞口41が例えば0.3秒開放される。この時に、入賞口41に入賞した球が可動入賞装置30の特定入賞口53に入賞すると、所定回数を上限としてラウンドが連続して行われる大当り遊技が実行される。尚、ラウンド中は、可動入賞装置80の入賞口81が継続して開放され、1ラウンドの経過時間が30秒に達するか入賞口81への入賞数が10個に達した場合に、1ラウンドを終了する。また、大当り遊技中に球が始動入賞装置20に入賞すると入賞口41が開放され、この時に入賞口41に入賞した球が特定入賞口53に入賞すると、この時点で、実行中の大当り遊技が終了し、新たに大当り遊技が開始される。
【選択図】図1
Description
従って、大当り遊技状態においても、第1入賞口の開放という特典が無視されることがなくなる。このため、遊技者に対して損をした気分にさせてしまうことを抑制できる。即ち、大当り遊技中の興趣を向上させることができる。
或いは、本発明の遊技機では、大当り遊技実行制御手段は、大当り遊技実行手段に、特定領域検出手段が遊技球を検出した時点で実行中であった大当り遊技において、所定遊技回数より小さく設定された所定追加回数の小当り遊技を追加して実行させることにより、所定遊技回数を超えた回数の小当り遊技を連続して行わせるようにしてもよい。
そこで、本発明の遊技機では、大当り遊技実行制御手段により、所定遊技回数を超えて実行される小当り遊技の回数である延長遊技回数が、予め設定された第1所定延長回数に達すると、大当り遊技実行手段に、大当り遊技の実行を終了させる大当り遊技終了手段を備えるようにすることが望ましい。
このように構成された遊技機によれば、第1入賞口に入賞する可能性のある遊技球が第2入賞口に入賞することを防止できる。このため、大当り遊技中に遊技球が第1入賞口に入賞し難くなることを防止できる。
このように構成された遊技機によれば、始動入賞口に入賞する可能性のある遊技球が第2入賞口に入賞することを防止できる。このため、大当り遊技中に遊技球が始動入賞口に入賞し難くなることを防止できる。
以下に、第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明が適用された遊技機1の構成を図1に基づいて説明する。図1は、遊技機1の正面図である。
そして、内枠5には、遊技者に遊技を提供する遊技盤7と、遊技盤7上に遊技球を発射するためのハンドル9と、遊技盤7における遊技の結果として当該遊技機1から賞品として払い出される遊技球(賞品球)を貯留する上受け皿11と、上受け皿11から排出される遊技球を受ける下受け皿13とが設けられている。
このように構成された可動入賞装置30では、開閉羽根43により開放された可動入賞口41から入賞した遊技球は、傾斜板51上に落下する。その後に、遊技球は、傾斜板51上を前方に向かって転がり、特定入賞口53或いは普通入賞口55に入賞する。
図2に示すように、遊技機1には、CPUやROM、RAMなどを搭載してなり、当該遊技機1における遊技を統括する主制御基板100が具備され、この主制御基板100に、CPUやROM、RAMなどを搭載してなる各種制御基板や、各種装置を接続して当該遊技機1の制御系統が構築されている。
そして、各種状態フラグF1〜F6は、大当りを引き当てる為の通常遊技状態であることを示す通常遊技中フラグF1,大当り遊技状態であることを示す大当り中フラグF2,大当り遊技開始時であることを示す大当り動作開始フラグF3,大当り遊技のラウンド中であることを示すラウンド中フラグF4,大当り遊技のインターバル中であることを示すインターバル中フラグF5,大当り遊技終了時であることを示す大当り動作終了フラグF6である。また、以下の説明において、フラグをセットするとは、そのフラグの値を1にすることを示し、フラグをクリアするとは、そのフラグの値を0にすることを示す。
この通常時大当り判定処理を実行すると、主制御基板100のCPUは、まずS210にて、通常遊技中フラグF1がセットされているか否かを判断する。ここで、通常遊技中フラグF1がセットされていない場合には(S210:NO)、当該通常時大当り判定処理を終了する。一方、通常遊技中フラグF1がセットされている場合には(S210:YES)、S220にて、開閉羽根43の開放開始から所定時間(例えば2秒)(以降、大当り判定許可時間と称す)が経過したか否かを判断する。
この大当り時大当り判定処理を実行すると、主制御基板100のCPUは、まずS310にて、大当り中フラグF2がセットされているか否かを判断する。ここで、大当り中フラグF2がセットされていない場合には(S310:NO)、当該大当り時大当り判定処理を終了する。一方、大当り中フラグF2がセットされている場合には(S310:YES)、S320にて、開閉羽根43の開放開始から大当り判定許可時間が経過したか否かを判断する。
次に、S130において行われる大当り遊技中処理を、図6,図7を用いて説明する。図6は大当り遊技中処理の前半部分、図7は大当り遊技中処理の後半部分を表すフローチャートである。
従って、大当り遊技中においても、可動入賞口41の開放という特典が無視されることがなくなる。このため、遊技者に対して損をした気分にさせてしまうことを抑制できる。即ち、大当り遊技中の興趣を向上させることができる。
(第2実施形態)
以下に第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図9に示すように、第2実施形態の大当り時大当り判定処理において第1実施形態と異なるのは、S340及びS350の処理が省略されるとともに、S335の処理が追加される点である。
次に、第2実施形態における大当り遊技中処理を図10に基づいて説明する。図10は、大当り遊技中処理を表すフローチャートである。
即ち、S540にて、現ラウンド数が所定提供ラウンド数に達している場合には(S540:YES)、S543に移行し、大当り連続カウンタC21の値が0であるか否かを判断する。ここで、大当り連続カウンタC21の値が0である場合には(S543:YES)、S560に移行する。一方、大当り連続カウンタC21の値が0でない場合には(S543:NO)、S545にて、ラウンド中フラグF4をクリアするとともに、大当り動作開始フラグF3をセットする。そして、S547にて、ラウンドカウンタC11の値を1にするとともに、連続ラウンドカウンタC12をインクリメント、大当り連続カウンタC21をデクリメント(1減算)し、当該大当り遊技中処理を終了する。
(第3実施形態)
以下に第3実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図11(a)に示すように、第3実施形態の通常時大当り判定処理において第1実施形態と異なるのは、S250の処理に代わってS250aの処理が行われる点である。
図11(b)に示すように、第3実施形態の大当り時大当り判定処理において第1実施形態と異なるのは、S340及びS350の処理が省略されるとともに、S345の処理が追加される点である。
次に、第3実施形態における大当り遊技中処理を図12に基づいて説明する。図12は、大当り遊技中処理を表すフローチャートである。
即ち、S530の処理が終了すると、S540aにて、ラウンドカウンタC11の値(現ラウンド数)が提供ラウンドカウンタC31の値(提供ラウンド数)以上であるか否かを判断する。即ち、現ラウンド数が提供ラウンド数に達しているか否かを判断する。
以下に第4実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図13に示すように、第4実施形態の大当り遊技中処理において第1実施形態と異なるのは、S460,S510の処理に代わって、それぞれS460a,S510aの処理が行われる点である。
例えば、第4実施形態の遊技機1においては、大当り遊技中に始動入賞装置20a,20bに遊技球が入賞すると、その直後に、可動入賞装置30の開閉羽根43が開放動作して可動入賞口41を開放するものを示したが、始動入賞装置20a,20bに遊技球が入賞した時に可動入賞口81が開放されている場合には、可動入賞口81が閉鎖されるまで、開閉羽根43の開閉動作を保留させるようにしてもよい。
Claims (16)
- 遊技球が入賞する第1入賞口と、該第1入賞口を開閉する第1開閉部材と、遊技球が通過可能に当該装置内に設定された一般領域と、遊技球が通過可能に当該装置内に設定された特定領域とを有し、前記第1入賞口から入賞した遊技球は前記一般領域および前記特定領域の何れか一方を通過するように構成される第1可動入賞装置と、
前記特定領域を通過する遊技球を検出する特定領域検出手段と、
遊技球が入賞する第2入賞口と、該第2入賞口を開閉する第2開閉部材とを有する第2可動入賞装置と、
遊技球が入賞する始動入賞口と、
予め設定された大当り条件が成立すると、予め設定された終了条件を満たすまで前記第2入賞口に遊技球が入賞し易い状態に前記第2可動入賞装置を設定することを1回の小当り遊技、予め設定された所定遊技回数の前記小当り遊技を連続して行うことを大当り遊技として、該大当り遊技を前記第2可動入賞装置に実行させる大当り遊技実行手段と、
前記第2可動入賞装置が前記大当り遊技の実行を停止している状態である通常遊技状態において、前記始動入賞口に遊技球が入賞すると、予め設定された第1所定動作時間の間だけ前記第1入賞口への遊技球の入賞が可能となるように、前記第1開閉部材が一定の時間間隔で前記第1入賞口を開閉する開閉動作を、前記第1可動入賞装置に行わせる第1開閉手段と、
を備え、
前記大当り条件が、前記通常遊技状態において前記特定領域検出手段が遊技球を検出すること、
と設定された遊技機であって、
前記第2可動入賞装置が前記大当り遊技を実行している状態である大当り遊技状態において、前記始動入賞口に遊技球が入賞すると、予め設定された第2所定動作時間の間だけ前記第1入賞口への遊技球の入賞が可能となるように、前記第1開閉部材が一定の時間間隔で前記第1入賞口を開閉する開閉動作を、前記第1可動入賞装置に行わせる第2開閉手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記大当り遊技状態において前記特定領域検出手段が遊技球を検出すると、前記大当り遊技実行手段に、前記所定遊技回数を超えた回数の前記小当り遊技を連続して行わせる大当り遊技実行制御手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記大当り遊技実行制御手段は、前記大当り遊技実行手段に、実行中の前記大当り遊技を、前記特定領域検出手段が遊技球を検出した時点で終了させた後に、新たに前記大当り遊技を連続して実行させることにより、前記所定遊技回数を超えた回数の前記小当り遊技を連続して行わせる、
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記大当り遊技実行制御手段は、前記大当り遊技実行手段に、前記特定領域検出手段が遊技球を検出した時点で実行中であった前記大当り遊技が前記所定遊技回数の前記小当り遊技を行って終了した後に、新たに前記大当り遊技を連続して実行させることにより、前記所定遊技回数を超えた回数の前記小当り遊技を連続して行わせる、
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記大当り遊技実行制御手段は、前記大当り遊技実行手段に、前記特定領域検出手段が遊技球を検出した時点で実行中であった前記大当り遊技において、前記所定遊技回数より小さく設定された所定追加回数の小当り遊技を追加して実行させることにより、前記所定遊技回数を超えた回数の前記小当り遊技を連続して行わせる、
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記大当り遊技実行制御手段により、前記所定遊技回数を超えて実行される小当り遊技の回数である延長遊技回数が、予め設定された第1所定延長回数に達すると、前記大当り遊技実行手段に、前記大当り遊技の実行を終了させる大当り遊技終了手段を備える、
ことを特徴とする請求項2〜請求項5何れかに記載の遊技機。 - 前記第2開閉手段は、前記大当り遊技状態において前記特定領域検出手段が遊技球を検出すると、前記第1開閉部材による1回の開閉動作で前記第1入賞口を開放する期間である第1開放期間を、前記特定領域検出手段が遊技球を検出する前より短くする、
ことを特徴とする請求項2〜請求項6何れかに記載の遊技機。 - 1回の小当り遊技中において前記第2入賞口に入賞した遊技球の数である入賞遊技球数を計数する入賞計数手段を備えると共に、
前記終了条件が、前記入賞計数手段によって計数された入賞遊技球数が予め設定された終了入賞数以上であることと設定され、
前記大当り遊技実行制御手段により、前記所定遊技回数を超えて実行される小当り遊技の回数である延長遊技回数が予め設定された第2所定延長回数に達すると、前記終了入賞数を、前記延長遊技回数が前記第2所定延長回数に達する前より小さくする終了入賞数設定手段を備える、
ことを特徴とする請求項2〜請求項7何れかに記載の遊技機。 - 前記小当り遊技において、前記第2開閉部材が前記第2入賞口を前記小当り遊技中継続して開放することにより、前記第2入賞口に遊技球が入賞し易い状態に前記第2可動入賞装置が設定されるように構成され、
前記小当り遊技の開始時からの経過時間を計測する経過時間計測手段を備え、
前記終了条件が、前記経過時間計測手段によって計測された経過時間が予め設定された第2開放期間以上であることと設定され、
前記大当り遊技実行制御手段により、前記所定遊技回数を超えて実行される小当り遊技の回数である延長遊技回数が予め設定された第3所定延長回数に達すると、前記第2開放期間を、前記延長遊技回数が前記第3所定延長回数に達する前より短くする第2開放期間設定手段を備える、
ことを特徴とする請求項2〜請求項7何れかに記載の遊技機。 - 前記小当り遊技においては、前記第2開閉部材が一定の時間間隔で開閉動作を繰り返すことにより、前記第2入賞口に遊技球が入賞し易い状態に前記第2可動入賞装置が設定されるように構成され、
1回の小当り遊技中における前記第2開閉部材の開閉動作の回数である開閉動作回数を計数する開閉動作計数手段を備え、
前記終了条件が、前記開閉動作計数手段によって計数された開閉動作回数が予め設定された終了開閉回数以上であることと設定され、
前記大当り遊技実行制御手段により、前記所定遊技回数を超えて実行される小当り遊技の回数である延長遊技回数が予め設定された第4所定延長回数に達すると、前記終了開閉回数を、前記延長遊技回数が前記第4所定延長回数に達する前より小さくする開閉回数設定手段を備える、
ことを特徴とする請求項2〜請求項7何れかに記載の遊技機。 - 前記小当り遊技においては、前記第2開閉部材が一定の時間間隔で開閉動作を繰り返すことにより、前記第2入賞口に遊技球が入賞し易い状態に前記第2可動入賞装置が設定されるように構成され、
前記大当り遊技実行手段は、前記所定遊技回数を超えて実行される小当り遊技の回数である延長遊技回数が予め設定された第5所定延長回数に達すると、前記第2開閉部材による1回の開閉動作で前記第2入賞口を開放する期間である第3開放期間を、前記延長遊技回数が前記第5所定延長回数に達する前より短くする、
ことを特徴とする請求項2〜請求項7何れかに記載の遊技機。 - 前記小当り遊技においては、前記第2開閉部材が開閉動作を繰り返すことにより、前記第2入賞口に遊技球が入賞し易い状態に前記第2可動入賞装置が設定されるように構成され、
前記第2開閉手段は、前記始動入賞口に遊技球が入賞した時に前記第2入賞口が開放されている場合には、前記第2入賞口が閉鎖されるまで、前記第1可動入賞装置に前記第1開閉部材の開閉動作を保留させる、
ことを特徴とする請求項2〜請求項7何れかに記載の遊技機。 - 前記第2可動入賞装置は、当該遊技機によって発射された遊技球が前記第1入賞口に至る経路から外れた位置に設けられる、
ことを特徴とする請求項1〜請求項12何れかに記載の遊技機。 - 前記第2可動入賞装置は、前記第1入賞口の下方に設けられる、
ことを特徴とする請求項13に記載の遊技機。 - 前記第2可動入賞装置は、当該遊技機によって発射された遊技球が前記始動入賞口に至る経路から外れた位置に設けられる、
ことを特徴とする請求項1〜請求項14何れかに記載の遊技機。 - 前記第2可動入賞装置は、前記始動入賞口の下方に設けられる、
ことを特徴とする請求項15に記載の遊技機。
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