JP2989869B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2989869B2
JP2989869B2 JP2223384A JP22338490A JP2989869B2 JP 2989869 B2 JP2989869 B2 JP 2989869B2 JP 2223384 A JP2223384 A JP 2223384A JP 22338490 A JP22338490 A JP 22338490A JP 2989869 B2 JP2989869 B2 JP 2989869B2
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詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表さ
れる弾球遊技機に関し、詳しくは、たとえば複数種類の
識別情報が可変表示して表示状態が変化可能な可変表示
装置を有し、その可変表示装置の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様(たとえば777の識別情報)になっ
た場合に、可変入賞球装置が遊技者にとって有利な第1
の状態に制御されて大当り状態が発生する弾球遊技機に
関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知ら
れているものに、たとえば打玉の始動入賞に伴って可変
表示装置を可変表示し、その可変表示装置の停止時の表
示結果が特定の識別情報(たとえば777)になれば、可
変入賞球装置を遊技者にとって有利な第1の状態に駆動
制御して大当り状態が発生し、の可変入賞球装置内に形
成されている特定入賞領域に打玉が入賞したことに基づ
いて、前記可変入賞球装置をその第1の状態が終了して
第2の状態になった後再度前記第1の状態に繰返し駆動
制御するものがあった。そして、従来の弾球遊技機にお
いては、前記可変表示装置を可変表示させてその停止時
の表示結果が所定の識別情報になったことを条件として
大当り状態を発生させ、遊技者が、大当り状態の発明へ
の期待感をもちながら前記可変表示装置の可変表示を楽
しむことができるように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] この従来の弾球遊技機においては、大当り状態(特定
遊技状態)が発生するためにはまず打玉が始動入賞領域
に入賞して可変表示装置が可変表示動作しなければなら
ず、その結果、遊技者は打玉が頻繁に始動入賞領域に入
賞することを期待する。一方、遊技場にとっては、あま
りにも頻繁に打玉が始動入賞領域に入賞した場合には、
特定遊技状態が頻繁に発生しすぎて遊技場の経営が悪化
するおそれがあるという不都合が生ずる。
すなわち、遊技場にとってみれば、打玉の始動入賞領
域への入賞率は、低すぎた場合には遊技者へのサービス
が低下して客離れが生ずる一方、高すぎた場合には遊技
場の不利益が大きくなりすぎて遊技場経営が悪化するお
それがあり、この打玉の始動入賞率が遊技場経営にとっ
て非常に大きなファクタとなる。
そこで、従来から、遊技場においては、この打玉の始
動入賞率を精密に調整するべく熟練の釘師により釘調整
を行なっていた。ところが、近年、熟練の釘師が不足し
がちとなり、遊技場においては、熟練した釘調整技術が
なくても打玉の始動入賞率を比較的簡単に調整したいと
いうニーズが生じてきた。
本発明は、係る実状に鑑み考え出されたものであり、
その目的は、熟練した釘調整技術がなくても打玉の始動
入賞率を比較的簡単に調整できながらも、遊技者に斬新
で面白味のある遊技を提供し得る弾球遊技機を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、遊技領域に打玉を打込ん
で遊技が行なわれる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な普通始動
入賞領域と、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能
な普通可変入賞球装置と、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能
な特別可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な普通可変表示装置と、 表示状態が変化可能な特別可変表示装置と、 前記普通始動入賞領域に打玉が入賞した場合に前記普
通可変表示装置の表示結果を導出表示させるための可変
表示制御を行なうとともに、前記普通可変表示装置の表
示結果が予め定められた所定の表示態様になった場合に
前記普通可変入賞球装置を規制条件が成立するまで第1
の状態に制御し、前記普通可変入賞球装置へ打玉が入賞
しやすい入賞向上状態に制御する始動入賞制御手段と、 打玉が前記普通可変入賞球装置に入賞した場合に前記
特別可変表示装置の表示結果を導出表示するための可変
表示制御を行ない、前記特別可変表示装置の表示結果が
予め定められた特定の表示態様となった場合に特定遊技
状態が発生して前記特別可変入賞球装置を第1の状態に
制御した後第2の状態にし、第1の状態の前記特別可変
入賞球装置内に進入した打玉に基づいて予め定められた
繰返し継続条件が成立した場合に前記特別可変入賞球装
置を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう制御
手段と、 前記始動入賞制御手段の制御内容を変更して前記普通
可変入賞球装置への打玉の入賞率を変更する設定が可能
な可変設定手段とを含むことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の
構成に加えて、前記可変設定手段は、前記始動入賞制御
手段の制御内容をフィードバック制御するための目標値
情報を可変設定可能であり、 前記始動入賞制御手段は、前記可変設定手段により設
定された目標値情報に近づくように制御内容をフィード
バック制御することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2
に記載の発明の構成に加えて、前記普通可変入賞球装置
は、前記普通可変表示装置の表示結果が前記所定の表示
態様にならない限り第1の状態にはならないように構成
されていることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求項3に記
載の発明の構成に加えて、前記普通始動入賞領域は、進
入した打玉が通過して再度遊技領域に放出される通過領
域で構成されているとともに、前記普通可変入賞球装置
よりも上方に位置することを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、打玉が入賞可能な
普通始動入賞領域と、遊技者にとって有利な第1の状態
と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な普通
可変入賞球装置と、遊技者にとって有利な第1の状態と
遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な特別可
変入賞球装置とが、遊技領域に設けられている。また、
表示状態が変化可能な普通可変表示装置と表示状態が変
化可能な特別可変表示装置とが弾球遊技機に設けられて
いる。
そして、始動入賞制御手段の働きにより、前記普通始
動入賞領域に打玉が入賞した場合に前記普通可変表示装
置の表示結果を導出表示させるための可変表示制御が行
なわれ、その普通可変表示装置の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様になった場合に普通可変入賞球装置
を規制条件が成立するまで第1の状態にする制御が行な
われて、普通可変入賞球装置へ打玉が入賞しやすい入賞
向上状態に制御される。
制御手段の働きにより、打玉が普通可変入賞球装置に
入賞した場合に特別可変表示装置の表示結果を導出表示
するための可変表示制御が行なわれ、その特別可変表示
装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様となっ
た場合に特定遊技状態が発生して特別可変入賞球装置が
第1の状態に制御され後第2の状態となり、その第1の
状態の特別可変入賞球装置内に進入した打玉に基づいて
予め定められた繰返し継続条件が成立した場合に前記特
別可変入賞球装置を再度第1の状態にする繰返し継続制
御が行なわれる。
そして、可変設定手段の働きにより、前記始動入賞制
御手段の制御内容を変更して前記普通可変入賞球装置へ
の打玉の入賞率を変更する設定が可能となる。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の
発明の作用に加えて、可変設定手段の働きにより、前記
始動入賞制御手段の制御内容をフィードバック制御する
ための目標値情報が可変設定可能となる。そして、前記
始動入賞制御手段は、前記可変設定手段により設定され
た目標値情報に近づくように制御内容をフィードバック
制御する。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項1または請
求項2に記載の発明の作用に加えて、前記普通可変表示
装置の表示結果が前記所定の表示態様にならない限り前
記普通可変入賞球装置が第1の状態にはならない。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前記普通始
動入賞領域に進入した打玉がその普通始動入賞領域を通
過して再度遊技領域に放出される。そしてその普通始動
入賞領域よりも下方側には普通可変入賞球装置が位置す
る。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、本実施例では弾球遊技機の一例としてパチン
コ遊技機を採り上げて説明するが、本発明はこれに限ら
ず、コイン遊技機等打玉を弾発して遊技を行なうもので
あればすべて含まれる。
第1図は、パチンコ遊技機における遊技領域に配設さ
れた各種機器や装置を示す正面図である。
遊技領域223には図示しない打球装置によりパチンコ
玉が1つずつ打ち込まれる。この遊技領域223には、複
数種類の識別情報が可変表示可能な普通可変表示装置2
と、複数種類の識別情報が可変表示可能な特別可変表示
装置1と、可動部材4a,4bが開閉することにより打玉が
入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態と打玉が
入賞しにくいまたは入賞しない遊技者にとって不利な第
2の状態とに変化する普通可変入賞球装置4とが一体的
に設けられている。さらに遊技領域223の下方位置に
は、開閉板51が開閉することにより打玉が入賞しやすい
遊技者にとって有利な第1の状態と打玉が入賞しにくい
または入賞しない遊技者とって不利な第2の状態とに変
化する特別可変入賞球装置3と、特別始動入賞口9a,9b
とが一体的に設けられている。さらに遊技領域223に
は、普通始動入賞領域の一例の普通始動通過口7や打ち
込まれたパチンコ玉がいずれの入賞領域や入賞球装置に
も入賞しなかった場合にアウト玉として回収するアウト
口50等が設けられている。
遊技領域223に打ち込まれたパチンコ玉が特別始動入
賞口9a,9bのいずれかに入賞すれば、始動入賞玉検出器1
1a,11bのうちの対応する始動入賞玉検出器により検出さ
れ、その検出出力に基づいて前記特別可変表示装置1が
可変表示を開始する。この特別可変表示装置1は、左図
柄,中図画,右図柄の3つの図柄をそれぞれ可変表示す
る特別可変表示器1a,1b,1cとを含み、前記特別始動入賞
口9a,9bへのパチンコ玉の入賞に伴ってすべての特別可
変表示器1a,1b,1cがいっせいに可変表示を開始し、所定
時間の経過によりまず向かって左の図柄が停止され、さ
らに所定時間経過した後に中央の図柄が停止され、さら
に所定時間経過した後に右の図柄が停止される。なお、
この停止順序は左,中央,右以外の順序であってもよ
い。パチンコ玉が普通始動通過口7を通過すればその通
過玉が普通始動入賞玉検出手段の一例の始動通過玉検出
器8により検出され、その検出出力に基づいて普通可変
表示装置2が可変表示を開始する。この普通可変表示装
置2は、左図柄,右図柄の2つの図柄をそれぞれ可変表
示する普通可変表示器2a、2bを含む。この普通可変表示
器2a,2bは、前記始動通過玉検出器8からの検出出力に
基づいていっせいに可変表示を開始し所定時間の経過に
よりまず向かって左の普通可変表示器2aが停止されさら
に所定時間が経過することにより向かって右の普通可変
表示器2bが停止制御される。なお、この普通可変表示装
置2は1つまたは3つ以上の普通可変表示器からなるも
のであってもよく、特別可変表示装置1は1つまたは2
つあるいは4つ以上の特別可変表示器からなるものであ
ってもよい。さらに、これら可変表示装置1,2は、常時
可変表示させておき、始動入賞(始動通過)により改め
て可変開始するものであってもよい。その場合には、始
動入賞(始動通過)により可変表示の明るさや早さを切
換えて可変開始を報知するように構成することが望まし
い。さらに、本実施例では7セグLEDにより可変表示す
る可変表示装置1,2を示すが、その他に、回転ドラム式
可変表示装置,液晶表示式可変表示装置,ドットマトリ
クス式可変表示装置,エレクトロルミネセンスを用いた
可変表示装置,複数のランプが点灯走行して可変表示を
行なうルーレット式可変表示装置,回転ディスク式可変
表示装置等であってもよい。特別可変表示器1a,1b,1cや
普通可変表示器2a、2bは、0〜9の10種類の数字を可変
表示するものであり、特別可変表示装置1の表示結果
が、第1図に示す横3行および斜め対角線上に2列の合
計5列のラインにたとえば777が揃えば大当り状態とな
り、ソレノイド16が励磁されて開閉板51が開成される。
この開閉板51の開成は、所定時間(たとえば30秒間)の
経過または打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞のう
ち早い方の条件が成立するまで継続される。図中52は特
定入賞領域(Vポケット)であり、この特定入賞領域52
にパチンコ玉が入賞すれば特定入賞玉検出器12によりそ
の入賞玉が検出される。また、この特別可変入賞球装置
3内に入賞したすべてのパチンコ玉は入賞個数検出器13
により検出され、その入賞個数検出器13による入賞玉の
カウント数が入賞個数表示器14により表示される。開閉
板51が開成して第1の状態となっている特別可変入賞球
装置3内に進入したパチンコ玉が前記特定入賞領域52内
に入賞すれば、特別可変入賞球装置3がその第1の状態
が終了していったん第2の状態になった後再度開閉板51
が開成されて第1の状態に 繰返し継続制御される。この繰返し継続制御の上限回数
はたとえば16回に定められている。この特定入賞玉検出
器12により、前記特別可変入賞球装置内に設けられた特
定の入賞領域に入賞した特定入賞玉を検出手段する特定
入賞玉検出手段が構成されている。
特別可変表示装置1が可変表示中などにパチンコ玉が
特別始動入賞口9a,9bに入賞すればその始動入賞が記憶
されるのであり、その記憶値が始動入賞記憶表示器6に
より表示されるのである。その特別始動入賞の記憶の上
限値はたとえば4に定められている。普通可変表示装置
2の可変表示中などにパチンコ玉が普通始動通過口7を
通過すればその始動通過が記憶されるのであり、その始
動通過の回数が始動通過記憶表示器5により表示され
る。この始動通過記憶の上限値はたとえば4に定められ
ている。さらにこの普通始動通過口7にパチンコ玉が1
個通過したことに基づいて普通可変表示装置2の可変表
示を開始するのに代えて、所定個数のパチンコ玉が普通
始動通過口7を通過して初めて普通可変表示装置2の可
変表示が開始されるように制御してもよい。この普通始
動通過口7により打玉の通過により前記普通可変表示装
置を可変表示させるように定められた普通始動通過領域
が構成されている。始動通過玉検出器8により、前記普
通始動通過領域を通過した通過玉を検出する普通始動通
過玉検出手段が構成されている。この普通始動通過口7
にパチンコ玉が通過して可変表示された普通可変表示装
置2の停止時の表示結果が所定の識別情報(たとえば7
7)となれば、ソレノイド15を励磁させて普通可変入賞
球装置4を比較的長い所定時間(たとえば6秒間)開成
制御する。一方、普通可変表示装置2の表示結果がたと
えば「33」となればチューリップソレノイド15を励磁さ
せて普通可変入賞球装置4を比較的短い所定時間(たと
えば3秒間)開成させる。
この普通可変入賞球装置4に入賞したパチンコ玉は始
動入賞玉検出器10により検出され、その検出出力に基づ
いて特別可変表示装置1が可変表示される。またこの可
変入賞球装置4にパチンコ玉が入賞すれば1個の入賞玉
に基づき比較的少ない所定個数(たとえば7個)の景品
玉が払い出される。この普通可変入賞球装置4は、普通
可変表示装置2の表示結果次第で開成時間が変化するよ
うに構成している。たとえば、普通可変表示装置2の停
止時の表示結果が「77」であった場合には比較的長い所
定時間(たとえば6秒間)普通可変入賞球装置1を開成
させ、普通可変表示装置2の停止時の表示結果が「33」
であった場合には比較的短い所定時間(たとえば3秒
間)普通可変表示装置4を開成させる。その際に、普通
可変表示装置2の停止時の表示結果が「77」になれば、
その後普通可変表示装置が「33」の表示結果になる確率
を向上させて普通可変入賞球装置4の開成が続出するよ
うに制御してもよい。あるいは「77」になった後には、
「11」「55」「99」でも開成するようにするなど、普通
可変入賞球装置4を開成させる表示結果の組合せ数を増
加させるようにしてもよい。この普通可変入賞球装置4
と前記特別始動入賞口9a,9bとによって、打玉の入賞に
より前記特別可変表示装置を可変表示させるように定め
られた始動入賞領域が構成されている。始動入賞玉検出
器10により、前記普通可変入賞球装置に入賞した普通入
賞玉を検出する普通入賞玉検出手段が構成されている。
始動入賞玉検出器10,11a,11bにより、前記始動入賞領域
に入賞した入賞玉を検出する始動入賞玉検出手段が構成
されている。図中81はランプであり、大当り発生時に点
灯または点滅して遊技者に大当りが発生したことを表示
するためのものである。
図中146は制御基板ボックスであり、普通可変表示装
置2等を駆動制御する機能を有する。この制御基板ボッ
クス146には、キー差込式のモード設定部147が設けられ
ており、このモード設定部147に遊技場の係員が所定の
キーを差込んでゲームモードから設定モードに切換える
ことができる。その切換がモード検出器148により検出
されて後述する設定モードになる。設定モードとなった
状態で、遊技場の係員がピン差込式の設定操作部149に
所定のピンを差込めば、その差込操作が設定操作検出器
150により検出される。そのピンの差込回数により、後
述するように、普通可変表示装置2の停止時の表示結果
が所定の識別情報となる確率が可変設定される。その可
変設定された設定値に基づいて後述するように普通可変
表示装置2が停止制御され、設定された所定の確率に基
づいて前記所定の識別情報が発生するようにコントロー
ルされる。このモード設定部147,モード検出器148,設定
操作部149,設定操作検出器150により、前記普通可変表
示装置の停止時の表示結果が所定の識別情報になる確率
を可変設定可能な確率可変設定手段が構成されている。
なお、この設定操作部149によって設定した確率の設定
値は、設定モードになっている時にたとえば普通可変表
示装置2により表示される。そして、遊技場の係員が確
率の可変設定操作を終わればモード設定部147をゲーム
モードに切換えてゲームか可能な状態にする。そのゲー
ムモードに切換わった状態では前記確率設定値は普通可
変表示装置2により表示されない。また確率設定値を表
示する表示器を制御基板ボックス146等の任意の場所に
設けてもよい。
なお、図示しないが、遊技領域223に打込まれた打込
玉が打込玉検出器により検出され、パチンコ遊技機の図
示しない景品玉タンクに補給される補給玉が補給玉検出
器により検出され、それら両検出力が後述するように遊
技制御に用いられる。なお、本実施例では、遊技者にと
っての利益玉として補給玉を検出し計数するようにした
が、補給玉に代えてセーフ玉を検出し計数してもよい
し、打玉の入賞に伴なって払い出された景品玉を検出し
計数するようにしてもよい。また遊技者にとっての不利
益玉として打込玉を検出し計数する代わりに有効発射玉
(発射位置に送り込まれる玉または実際に発射された玉
からファール玉を除いたもの)を計数してもよいし、ア
ウト玉を検出し計数してもよい。
本実施例では、普通始動通過口7が上方から進入した
パチンコ玉を下方に通過させて再度遊技盤面に戻る通過
口で構成されているために、パチンコ玉が通過したとし
ても景品玉を払い出す必要がないために釘調整等を行な
ってパチンコ玉が頻繁に普通始動通過口7に通過するよ
うに調整し頻繁に普通可変表示装置2を可変表示させて
遊技者に頻繁に普通可変表示装置の可変表示に伴うおも
しろみを提供できるという利点がある。またそのように
したとしても、普通可変表示装置2の停止時の表示結果
に基づいて即座に特別可変入賞球装置3が第1の状態に
駆動制御されるわけではないために、遊技場にとっても
大きな不利益を被ることがない。なお、この普通始動通
過口7は、パチンコ玉が入賞して遊技盤裏面側に導かれ
て所定個数(たとえば15個)の景品玉が遊技者に払い出
される入賞口で構成してもよい。つまり、本発明でいう
「入賞」とは「通過」を含む広い概念である。また本実
施例では普通可変表示装置を可変表示させるに際し、パ
チンコ玉が普通始動通過口7を通過することを条件とし
たが、その他に、たとえば、特別可変入賞球装置3内に
所定個数のパチンコ玉が入賞することや特定入賞領域52
内にパチンコ玉が入賞することさらには特別可変表示装
置1の表示結果が所定の表示結果になること等を条件と
して普通可変表示装置2の可変表示を開始させるように
制御してもよい。また、普通可変入賞球装置4を第1の
状態に駆動させるに際し本実施例では普通可変表示装置
2の表示結果が所定の表示結果になることを条件とした
が、その他に、たとえば、普通可変表示装置2と特別可
変表示装置1との表示結果の組合せが所定の組合せにな
ることを条件として普通可変入賞球装置4を第1の状態
に駆動制御するようにしてもよい。また普通可変入賞球
装置4を単なる通常の入賞領域として構成し、パチンコ
玉の入賞に伴って特別可変表示装置1を可変表示するの
ではなく単に所定個数(たとえば15個)の景品玉を払い
出すのみのものにしてもよい。さらに、普通可変表示装
置の表示結果により特別可変表示装置を可変表示(すな
わち始動入賞記憶させる)させるようにしてもよい。
第2図は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示
すブロック図である。
マイクロコンピュータ60は以下に述べるような各種機
器の動作を制御する機能を有する。このため、マイクロ
コンピュータ60は、たとえば数チップのLSIで構成され
ており、その中には制御動作を所定の手順で実行するこ
とのできるMPU61と、MPU61の動作プログラムデータを格
納するROM62と必要なデータの書込および読出ができるR
AM63とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ60は入力信号を受けて
MPU61に入力データを与えるとともにMPU61からの出力デ
ータを受けて外部に出力する入出力回路64と、MPU61か
ら音データを受けるサウンドジェネレータ69と、電源投
入時にMPU61にリセットパルスを与えるパワーオンリセ
ット回路65と、MPU61にクロック信号を与えるクロック
発生回路66と、クロック発生回路66からのクロック信号
を分周してリセットパルスを定期的(たとえば2msec
毎)にMPU61に与えるパルス分周回路(定期リセット回
路)67と、MPU61からのアドレスデータをデコードする
アドレスデコード回路68とを含む。
アドレスデコード回路68はMPU61からのアドレスデー
タをデコードし、ROM62,RAM63,入出力回路64,サウンド
ジェネレータ69にそれぞれチップセレクト信号を与え
る。
なお、この実施例では、ROM62は、その内容の書替
え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格納さ
れたMPU61のためのプログラムデータを変更することが
できるようにプログラマブルROMが用いられる。そし
て、MPU61がこのROM62内に格納されたプログラムデータ
にしたがってかつ以下に述べる各制御信号の出力に応答
して、種々の機器に対し制御信号を与える。
マイクロコンピュータ60は、入力信号として、次のよ
うな信号が与えられる。
まず、遊技場の係員がキーをモード設定部147に差込
んでモード切換操作を行なえばそのモード切換検出信号
がモード検出器148から検出回路151を介してマイクロコ
ンピュータ60に与えられる。遊技場の係員が設定操作部
149にピンを差込んで確率の設定操作を行なえばその設
定操作信号が設定操作検出器110から検出器151を介して
マイクロコンピュータ60に与えられる。遊技領域223内
にパチンコ玉が打込まれれば打込玉検出器153により検
出され、その検出出力が検出回路152を介してマイクロ
コンピュータ60に与えられる。パチンコ遊技機の図示し
ない景品玉タンクに補給玉が補給されればその補給され
た補給玉が補給玉検出器154により検出され、その検出
信号が検出回路152を介してマイクロコンピュータ60に
与えられる。
次に、パチンコ玉が普通可変入賞球装置4内に入賞す
ればその入賞玉が始動入賞玉検出器10により検出されそ
の検出信号が検出回路70を介してマイクロコンピュータ
60に与えられる。パチンコ玉が特別始動入賞口9a,9bに
入賞すればその入賞玉が始動入賞玉検出器11a,11bによ
り検出されその検出信号が検出回路70を介してマイクロ
コンピュータ60に与えられる。パチンコ玉が普通始動通
過口7を通過すればその通過玉が始動通過玉検出器8に
より検出されその検出信号が検出回路71を介してマイク
ロコンピュータ60に与えられる。パチンコ玉が特別可変
入賞球装置3内に進入して特定入賞領域52内に入賞すれ
ばその入賞玉が特定入賞玉検出器12により検出されその
検出信号が検出回路72を介してマイクロコンピュータ60
に与えられる。特別可変入賞球装置3内に入賞したパチ
ンコ玉はすべて入賞個数検出器13により検出されその検
出信号が検出回路73を介してマイクロコンピュータ60に
与えられる。
次に、マイクロコンピュータ60は以下の回路および装
置に制御信号を与える。
まず、ソレノイド駆動回路74を介してアタッカーソレ
ノイド16に特別可変入賞球装置駆動用制御信号を与え
る。ソレノイド駆動回路74を介してチューリップソレノ
イド15に普通可変入賞球装置駆動用制御信号を与える。
7セグLED駆動回路75を介して、特別可変表示器1a,1b,1
cならびに普通可変表示器2a,2bに可変表示制御信号を与
える。つまり、前述したように、始動入賞玉検出器10,1
1a,11bの検出出力に基づいて特別可変表示装置を可変表
示させるための制御信号を導出し、所定の停止条件の成
立に基づいて特別可変表示装置を停止制御させるための
制御信号を導出する。さらに、前述したように、始動通
過玉検出器8からの検出信号に基づいて普通可変表示装
置を可変表示させる制御信号を導出し、所定の停止条件
の成立に基づいてかつ設定操作部149により設定された
設定値に従って普通可変表示装置を停止制御させるため
の制御信号を導出する。この7セグLED駆動回路75とマ
イクロコンピュータ60とにより、前記始動入賞玉検出手
段の検出出力に基づいて前記特別可変表示装置を可変表
示させ、所定の停止条件の成立に基づいて前記特別可変
表示装置を停止制御させる特別可変表示制御手段が構成
されている。さらに、この7セグLED駆動回路75とマイ
クロコンピュータ60とにより、前記普通始動通過玉検出
手段の検出出力に基づいて前記普通可変表示装置を可変
表示させ、所定の停止条件の成立に基づいて前記普通可
変表示装置を停止制御する普通可変表示制御手段が兼用
構成されている。一方、マイクロコンピュータ60は、後
述するように、パチンコ玉の始動入賞のタイミングに基
づいて特別可変表示装置や普通可変表示装置の停止時の
表示結果が予め定める所定の識別情報になるように停止
制御するか否かを決定し、それに基づいて特別可変表示
装置や普通可変表示装置の停止制御信号を導出するので
あり、特別可変表示装置を予め定める所定の識別情報に
なるような停止制御信号を導出すれば、前述したよう
に、マイクロコンピュータ60はソレノイド駆動回路74を
介してアタッカーソレノイド16に特別可変入賞球装置を
第1の状態に駆動制御させるための制御信号を導出す
る。さらに、普通可変表示装置を予め定める所定の識別
情報にするような停止制御信号が導出されれば、マイク
ロコンピュータ60はソレノイド駆動回路74を介してチュ
ーリップソレノイド15に対し普通可変入賞球装置4を第
1の状態に駆動制御させるための制御信号を導出する。
このソレノイド駆動回路74とマイクロコンピュータ60と
により、前記特別可変表示装置の停止時の表示結果が予
め定める特定の識別情報になった場合に、所定の規制条
件が成立するまで特別可変入賞球装置を前記第1の状態
に駆動する特別駆動制御手段が構成されている。さら
に、前述したように、第1の状態にある特別可変入賞球
装置内に進入したパチンコ玉が特定入賞領域52内に入賞
して特定入賞玉検出器12から検出信号が導出されれば、
マイクロコンピュータ60は、アタッカーソレノイド16に
対し、特別可変入賞球装置をその第1の状態が終了して
第2の状態になった後再度第1の状態に駆動制御する繰
返し継続制御を行なうための制御信号を導出する。この
ソレノイド駆動回路74とマイクロコンピュータ62とに
は、前記特定入賞玉検出手段の検出出力に基づいて、前
記可変入賞球装置を前記第1の状態終了して第2の状態
になった後再度第1の状態にする繰返し継続制御手段が
兼用構成されている。
マイクロコンピュータ60はさらに7セグLED駆動回路7
5を介して入賞個数表示器14に対し入賞個数表示用制御
信号を与える。マイクロコンピュータ60はLED駆動回路7
6を介して、始動入賞記憶表示器6および始動通過記憶
表示器5に対しそれぞれ記憶表示制御信号を与える。さ
らにマイクロコンピュータ60は、ランプ駆動回路77を介
してランプ81にランプ点灯用制御信号を与える。またア
ンプ78を介してスピーカ79に音発生用制御信号を与え
る。なお、前記各種機器および制御回路には電源回路80
から所定の直流電流が供給される。
第3A図および第3I図は、第2図に示した制御回路の動
作を説明するためのフローチャートである。
第3A図はメインルーチンを示し、たとえば2msec毎に
1回実行される。まずステップS(以下単にSという)
1には、RAMエラーがあったか否かの判断がなされ、な
い場合にはS89に進むが、プログラムの暴走や電源投入
時等にはYESの判断がなされてS2に進み、初期データが
セットされた後にS89に進む。S89では設定モードになっ
ているか否かが判断され、モード設定部147が設定モー
ドになっていればS90に進み、設定スイッチチェック処
理が行なわれてS9に進む。次にS9,S10に進み、設定操作
部149で設定された設定確率が普通可変表示装置2によ
り表示される。モード設定部147が設定モードでなかっ
た場合にはS3に進む。S3およびS4でスイッチチェック処
理が行なわれ、S5に進み、音・ランプ・LEDコントロー
ル処理が行なわれ、S6に進みアタッカーソレノイドコン
トロール処理が行なわれ、S7に進み、チューリップソレ
ノイドコントロール処理が行なわれ、S8に進み、特別図
柄LEDコントロール処理が行なわれ、S9に進み普通図柄L
EDコントロール処理が行なわれ、S10に進み前記S3ない
しS9の処理によってセットされたデータを出力する処理
が行なわれる。次にS11に進み、当たり外れ決定用カウ
ンタを「1」インクリメントする処理が行なわれる。こ
のメインルーチンがたとえば2msec毎に実行されるごと
にS11により当たりはずれ決定用カウンタが「1」ずつ
インクリメントされる。この当たりはずれ決定用カウン
タの上限値はたとえば「219」に定められている。次にS
12に進み、当たり外れ決定用カウンタが「220」に達し
たか否かの判断がなされ、達していない場合にはそのま
まS14に進むが、達している場合にはS13に進み、当たり
はずれ決定用カウンタをクリアして「0」にした後にS1
4に進む。このように、当たりはずれ決定用カウンタは
「0」からカウントアップされて220に達すればクリア
されて再度「0」からカウントアップしなおすのであ
る。そして、当たりはずれ決定用カウンタが「0」の場
合に特別可変表示装置1の可変表示において大当たりが
発生するように定められている。その結果、実際のプロ
グラム上の大当たりの発生確率は1/220となる。一方、
大当たりが発生する図柄は、特別可変表示装置1(第1
図参照)によって表示される3つの図柄のうち横3行お
よび斜め対角線上に2列の合計5ライン上に「777」が
揃った場合であり、その結果見掛上の大当たりの発生確
率は、5/103=1/200となる。
次にS14では、当たり図柄決定用カウンタを「1」イ
ンクリメントする処理がなされ、S15に進み、当たり図
柄決定用カウンタが「5」であるか否かの判断がなさ
れ、「5」でなければそのままS17に進むが、「5」に
なっている場合にはS16に進み当たり図柄決定用カウン
タをクリアした後にS17に進む。つまり、前述したよう
に、大当たりの図柄は、横3行および斜め対角線上に2
列の合計5ライン上に「777」が揃う合計5種類の識別
情報の組合せになるために、当たり図柄決定用カウンタ
のカウント値も0〜4の5種類用意し、当たり外れ決定
用カウンタの値により当たりが決定された場合には後述
するように当たり図柄決定用カウンタのカウント値に基
づいて特別可変表示装置を当たりの識別情報の組合せに
なるように停止制御するのである。次にS17に進み、停
止図柄決定用カウンタの1桁目に「3」を加算する処理
が行なわれる。この停止図柄決定用カウンタとは、当た
りはずれ決定用カウンタのカウント値に基づいてはずれ
であることが決定された場合に特別可変表示装置の停止
時の横中央ラインの識別情報を決定するためのものであ
り、前記10種類の図柄に対応した値をカウントするもの
であり、1桁目とは左図柄用の特別可変表示器1a(第1
図参照)によって表示される図柄である。そして、停止
図柄決定用カウンタの値が「0」ないし「9」の場合に
はそれぞれ「0」ないし「9」の図柄が表示される。ま
た、横中央ラインの識別情報が決定されれば、横上ライ
ン、横下ラインの識別情報は、横中央ラインの識別情報
に対しそれぞれ「+1」,「−1」した値に決定される
ことになる。
次に、S18に進み、1桁目が「10」以上であるか否か
の判断がなされ、以上でない場合には再びS17に進み停
止図柄表示用カウンタの1桁目に「3」が加算される処
理がなされる。一方、S18により1桁目が「10」以上で
あると判断された場合にはS19に進み、1桁目のカウン
ト値から「10」を減算する処理がなされるとともに停止
図柄表示用カウンタの2桁目に「1」を加算する処理が
なされる。次にS20に進み、停止図柄表示用カウンタの
2桁目が「10」か否かの判断がなされ、「10」でない場
合には、再びS17に戻るが、「10」である場合にはS21に
進み、2桁目のカウント値から「10」を減算する処理を
行ない、停止図柄表示用カウンタの3桁目に「1」を加
算する。次にS22に進み、3桁目が「10」か否かの判断
がなされ、「10」でない場合には前記S17に戻るが、「1
0」である場合にはS23に進み、3桁目のカウント値から
「10」を減算する。このS17ないしS23による処理は、前
記S1ないしS16の処理を行なった後に残っているリセッ
ト待ち時間の間繰返して行なわれるのであり、パルス分
周回路67(第2図参照)からのリセットパルスが出力さ
れた段階でS17ないしS23の処理を終了させてS1に戻る。
本実施例の場合には、2msec毎にリセットパルスが出力
されるために、2msecから前記S1ないしS16までの処理時
間を減算した残り時間を利用してS17ないしS23の処理が
繰返し行なわれる。
第3B図は、第3A図のS3,S4によって定義されたサブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。まずS2
4によりカウントスイッチ(入賞個数検出器13)のチェ
ック処理が行なわれ、S25によりVスイッチ(特定入賞
玉検出器12)のチェック処理が行なわれ、S26により始
動入賞スイッチA(始動入賞玉検出器11a)のチェック
処理が行なわれ、S27により始動入賞スイッチB(始動
入賞玉検出器11b)のチェック処理が行なわれ、S28によ
り始動入賞スイッチC(始動入賞玉検出器10)のチェッ
ク処理が行なわれ、次にS29に進み始動通過スイッチ
(始動通過玉検出器8)のチェック処理が行われ、S91
に進み打込玉スイッチ・補給玉スイッチチェック処理が
行われてサブルーチンプログラムが終了する。なお、前
記S24ないしS27のチェック処理の詳細な説明は省略す
る。なお、S26,S27の詳細は第3C図に示すフローチャー
トと同様である。
第3C図は、第3A図に示したS90により定義された設定
スイッチチェック処理のサブルーチンプログラムを示す
フローチャートである。
まずS92により設定操作があったか否かの判断がなさ
れ、設定操作がなければそのままサブルーチンプログラ
ムが終了する。遊技場の係員が設定操作部149(第1図
参照)に1回ピンを差込んで1回設定操作すればS93に
進み、設定カウンタが「1」インクリメントされ、打込
カウンタおよび補給カウンタがクリアされる。設定カウ
ンタとは、遊技場の係員が何回確率の変更設定操作を行
なったかをカウントするためのものであり、後述の第4
図で説明するように、そのカウント値に応じた確率に制
御される。打込カウンタとは、遊技領域に打込まれたパ
チンコ玉の数をカウントするものであり、後述するS102
により「1」ずつインクリメントされる。補給カウンタ
とは、パチンコ遊技機の景品玉タンク内の景品玉が不足
したことに伴なって景品玉を補給する際にその補給され
た補給玉の数をカウントするものであり、後述するS108
により「1」ずつインクリメントされる。S94では、設
定カウンタが「6」になったか否かの判断がなされ、未
だに「6」になっていない場合にはS96に進む。一方、
第4図で後述するように普通可変表示装置の確率設定が
6段階に設定できるようになっており、設定カウンタの
値も0〜5の6種類に定められているために、S94によ
り設定カウンタが「6」に達したと判断された場合には
S95に進み設定カウンタがクリアされてそのカウント値
が「0」となり、設定操作に応じて再度「0」からカウ
ントアップする状態となる。次にS96では、設定カウン
タの値に応じて当り決定範囲N1,N2をセットし、確率向
上決定出玉率Mをセットし、確率低下決定出玉率Lをセ
ットする処理がなされる。この当り決定範囲N1,N2と
は、後述する第4図に示された値であり、たとえば設定
カウンタの値が「0」の場合にはN1の値が「8」、N2の
値が「17」となる。このN1,N2の値は後述するS112、S11
4によりそれぞれ当りはずれの決定制御に用いられる。
また、確率向上決定出玉率M,確率低下決定出玉率Lと
は、第4図に示す値であり、たとえば設定カウンタの値
が「0」の場合には、Mが「50」、Lが「70」の値とな
る。このMとLは、後述するS110とS111とによりそれぞ
れ、普通可変表示装置の停止時の表示結果が所定の識別
情報になる確率のフィードバック制御に用いられる。
第3D図は、第3B図のS91により定義された打込玉スイ
ッチ・補給玉スイッチチェックのサブルーチンプログラ
ムを示すフローチャートである。
まず、S97により打込玉スイッチがONになっているか
否かの判断がなされる。そしてパチンコ玉が遊技領域に
打込まれれば打込玉スイッチがONになってS99に進む。S
99では打込玉スイッチチェックカウンタが最大か否かの
判断がなされる。この打込玉スイッチチェックカウンタ
は、この打込玉スイッチ・補給玉スイッチチェックサブ
ルーチンプログラムが実行される毎にS100により「1」
ずつ加算されるものであり、その最大値はたとえば「25
5」である。そして未だに最大に達していない場合にはS
100に進み、打込玉スイッチチェックカウンタが「1」
インクリメントされてS101に進み、打込玉スイッチチェ
ックカウンタ=「2」であるか否かの判断がなされる。
そして未だに「2」に達していない場合にはS103に進む
が、「2」に達している場合にはS102に進み、打込カウ
ンタが「1」インクリメントされる。
次にS103に進み、補給玉スイッチがONになったか否か
の判断がなされる。そして、パチンコ遊技機に補給玉が
補給されればS104に進み、払出玉スイッチチェックカウ
ンタが最大か否かの判断がなされる。この補給玉スイッ
チチェックカウンタは、この打込玉スイッチ・補給玉ス
イッチチェックサブルーチンプログラムが実行される毎
にS106により「1」ずつ加算されるものであり、その最
大値はたとえば「255」である。そして未だに最大に達
していない場合にはS106に進み、補給玉スイッチチェッ
クカウンタが「1」インクリメントされ、S107に進み、
補給玉スイッチチェックカウンタ=「2」であるか否か
の判断がなされる。そして未だに「2」に達していない
場合にはS109に進が、「2」に達している場合にはS108
に進み、補給カウンタが「1」インクリメントされる。
次にS109に進み、 出玉率X=補給カウンタの値×100/打込カウンタの値 を演算する処理がなされる。つまりS109により、遊技中
における現在の実際の出玉率Xが算出されるのである。
次に、S97により打込玉スイッチがONになっていない
と判断された場合にはS98に進み、打込玉スイッチチェ
ックカウンタがクリアされてS103に進む。さらに、S103
により補給玉スイッチがONになっていないと判断された
場合にはS105に進み、補給玉スイッチチェックカウンタ
がクリアされてS109に進む。結局、この打込玉スイッチ
・補給玉スイッチチェックサブルーチンプログラムが2
回実行され、その2回とも打込玉スイッチ,補強玉スイ
ッチがONになっている場合にのみS99,S104以降の処理が
なされるのであり、遊技場に発生するノイズ等により瞬
間的に打込玉スイッチや補給玉スイッチがONになったと
しても直ちにS99やS104以降の処理が行なわれないよう
にし、ノイズによる誤動作を極力防止し得るように構成
されている。
第3E図は、第3B図のS28により示したチェック処理の
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
まず、S30により、始動入賞スイッチC(始動入賞玉
検出器10)がONになっているか否かの判断がなされる。
そしてパチンコ玉が普通可変入賞球装置4(第1図参
照)に入賞すれば、S30によりYESの判断がなされ、S32
に進み、始動入賞スイッチCチェックカウンタが最大か
否かの判断がなされる。この始動入賞スイッチCチェッ
クカウンタは、この始動入賞スイッチCチェックカウン
タサブルーチンプログラムが実行される前にS33により
「1」ずつ加算されるものであり、その最大値はたとえ
ば「255」である。そして未だに最大に達していない場
合にはS33に進み、始動入賞スイッチ8チェックカウン
タが「1」インクリメントされ、S34に進み、始動入賞
スイッチチェックカウンタ=「2」であるか否かの判断
がなされる。そして未だに「2」に達していない場合に
はそのままサブルーチンプログラムが終了するが、
「2」に達している場合にはS35に進み、始動入賞記憶
カウンタ=「4」であるか否かの判断がなされる。始動
入賞記憶カウンタの上限値が「4」であるため、すでに
その上限値である「4」に達している場合にはそのまま
サブルーチンプログラムが終了するのであるが、未だに
「4」に達していない場合にS36に進み、始動入賞が発
生したことに伴う始動入賞記憶カウンタの「1」の加算
処理がなされる。次にS37に進み、当たりはずれ決定用
カウンタのカウント値が「0」であるか否かの判断がな
される。この当たりはずれ決定用カウンタは、前述した
ようにS11により「1」ずつ加算されS13によりクリアさ
れるものである。そして、当たりはずれ決定用カウンタ
が「0」である場合にはS38に進み、始動入賞記憶カウ
ンタの値に対応するデータ記憶エリアに大当たりデータ
を記憶させる処理がなされてサブルーチンプログラムが
終了する。一方、当たりはずれ決定用カウンタが「0」
でなかった場合にはS39に進み、始動入賞記憶カウンタ
の値に対応するデータ記憶エリアにはずれデータを記憶
させる処理がなされてサブルーチンプログラムが終了す
る。たとえば、始動入賞記憶カウンタが「1」の場合に
は、データ記憶エリアのエリア1に大当たりデータまた
ははずれデータが記憶され、始動入賞記憶カウンタが
「2」の場合にはデータ記憶エリアのエリア2に大当た
りデータまたははずれデータが記憶され、始動入賞記憶
カウンタが「3」の場合にはエリア3に、始動入賞記憶
カウンタが「4」の場合にはエリア4にそれぞれ記憶さ
れることになる。
次にS3により始動入賞スイッチCがONになっていない
と判断された場合にS31に進み、始動入賞スイッチCチ
ェックカウンタをクリアしてそのままサブルーチンプロ
グラムが終了する。結局、この始動入賞スイッチCチェ
ックサブルーチンプログラムが2回実行されて2回とも
始動入賞スイッチCがONになっている場合にのみS34に
よりYESの判断がなされ、S35以降の処理がなされるので
あり、遊技場に発生するノイズ等により瞬間的に始動入
賞スイッチCがONになったとしても直ちにS35以降の処
理が行なわれないようにし、ノイズによる誤動作を極力
防止し得るように構成している。
第3F図ないし第3I図は、第3A図のS8により定義された
特別図柄LEDコントロール処理のサブルーチンプログラ
ムを示すフローチャートである。
S55ないしS57によりそれぞれ、右図柄停止フラグがセ
ットされているか否か、中図柄停止フラグがセットされ
ているか否か、左図柄停止フラグがセットされているか
否かの判断が行なわれ、全ての図柄停止フラグがセット
されていない場合にS58に進む。前記左図柄停止フラグ
は後述するS71によりセットされS78によりクリアされ、
中図柄停止フラグは後述するS78によりセットされS81に
よりクリアされ、右図柄停止フラグは後述するS81によ
りセットされS87によりクリアされる。次にS58では、大
当りフラグがセットされているか否かの判断が行なわれ
る。この大当りフラグは、後述するS86によりセットさ
れるものである。そして大当りフラグがセットされてい
る場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了する
が、大当りフラグがセットされていない場合にはS59に
進み、始動入賞記憶カウンタが「0」であるか否かの判
断がなされ、「0」である場合にはそのままサブルーチ
ンプログラムが終了するが、「0」でない場合にはS60
に進む。S60では、はずれインターバルタイマが終了し
ているか否かの判断がなされる。この外れインターバル
タイマは、後述するS85によりセットされる0.6秒程度の
短い時間を計時するタイマであり、可変表示装置の表示
結果が外れの場合にその外れた事実を遊技者に視認させ
るために必要なものである。この外れインターバルタイ
マが終了していない場合にはそのままサブルーチンプロ
グラムが終了するが、終了している場合にはS62に進
み、データ記憶エリア(S38,S39参照)のエリア1のデ
ータを呼び出す処理がなされる。次にS63に進み、始動
記憶カウンタを1減算し、S44に進み、データ記憶エリ
アの記憶データをそっくりエリア4からエリア1の方向
に1つずつシフトさせる処理がなされる。たとえば今ま
でデータ記憶エリアのエリア2に記憶されていた当り,
外れデータがこのS64の処理がなされるとデータ記憶エ
リアのエリア1に記憶されることとなる。次にS65に進
み、前記S62により呼び出したデータが大当りのデータ
であるか否かの判断がなされ、大当りのデータであった
場合にはS66に進み、当り図柄決定用カウンタの現在値
に対応する図柄(たとえば「0」の場合「777」,
「1」の場合「666」,「2」の場合「888」,「3」の
場合「678」,「4」の場合「876」)を今回の予定停止
図柄として記憶する処理がなされてS71に進む。次に、
呼び出したデータが大当りでなかった場合にはS67に進
み、停止図柄決定用カウンタの現在値が大当りに対応す
る値(たとえば「777」,「666」,「888」,「678」,
「876」)か否かの判断がなされ、大当りに対応する値
でない場合にはS68に進み、停止図柄決定用カウンタの
現在値をそのまま今回の予定停止図柄として記憶する。
しかし大当りに対応する値である場合には、現在値をそ
のまま今回の予定停止図柄として記憶すれば可変表示装
置が大当りとなる図柄の組合せで停止してしまうために
それを回避するべくS69に進み、停止図柄決定用カウン
タの現在値の3桁目をプラス3した値を今回の予定停止
図柄として記憶させてS71に進む。つまり、S69により強
制的に右の図柄を「3」だけずらせて停止制御させるの
である。
そしてS71に進み、基本タイマがセットされ、左図柄
停止フラグがセットされてサブルーチンプログラムが終
了する。この基本タイマは、それぞれの図柄表示LEDを
順番通り停止させる際の最初の図柄表示LEDの停止まで
の基本時間を定めるものであり、たとえば5秒程度の時
間がセットされる。
この第3F図に示す図柄LEDコントロールサブルーチン
プログラムの次回の実行に際しては、前記S71により左
図柄停止フラグがセットされているために、S57によりY
ESの判断がなされて第3G図のS75に進む。S75では、左図
柄LED変動処理,中図柄LED変動処理ならびに右図柄LED
変動処理がなされ、S76に進む。S76では、前記基本タイ
マが終了しているか否かの判断がなされ、終了していな
い場合にはその図柄LEDコントロールサブルーチンプロ
グラムがそのまま終了する。一方、基本タイマが終了し
ている場合にはS77に進み、左図柄が予定停止図柄か否
かの判断が行なわれる。そして、左図柄が予定停止図柄
でなかった場合にはそのままサブルーチンプログラムが
終了する。そしてこの図柄LEDコントロールサブルーチ
ンプログラムが繰返し実行されてS77の判断が繰返し行
なわれるのであり、その間に左図柄LEDが変動して左図
柄が予定停止図柄となった場合にはS77によりYESの判断
がなされてS78に進み、左図柄停止フラグがクリアさ
れ、中図柄停止フラグがセットされてサブルーチンプロ
グラムが終了する。
次回の図柄LEDのコントロールサブルーチンプログラ
ムが実行されるに際し、前記S78により中図柄停止フラ
グがセットされているためにS56によりYESの判断がなさ
れS79に進み、中図柄LEDの変動処理および右図柄LEDの
変動処理が行なわれる。その結果、左図柄LEDの変動処
理は行なわれないために左図柄は停止制御されることに
なる。S80では、中図柄が予定停止図柄か否かの判断が
行なわれ、予定停止図柄でない場合にはそのままサブル
ーチンプログラムが終了し、予定停止図柄になった段階
でS68によりYESの判断がなされ、S81に進み、中図柄停
止フラグがクリアされ、右図柄停止フラグがセットされ
てサブルーチンプログラムが終了する。
次回の図柄LEDコントロールサブルーチンプログラム
が実行されるに再し、前記S81により右図柄停止フラグ
がセットされているために、S55によりYESの判断がなさ
れ、S82に進む。S82では、右図柄LEDの変動処理が行な
われる。その結果、左図柄LEDと中図柄LEDの変動処理が
行なわれないために、左図柄表示LEDと中図柄表示LEDは
停止制御される。次にS83に進み、右図柄が予定停止図
柄か否かの判断が行なわれ、予定停止図柄でない場合に
はそのままサブルーチンプログラムが終了し、予定停止
図柄になった段階でS83によりYESの判断がなされ、S84
に進む。
S84では、予定停止図柄が大当りであるか否かの判断
がなされ、大当りでない場合にはS85に進み外れインタ
ーバルタイマがセットされ、大当りである場合にはS86
に進み、大当りフラグがセットされるとともに大当りイ
ンターバルタイマがセットされる。この大当りインター
バルタイマは、特別可変表示装置の停止結果が大当りの
図柄の組合せとなった後実際に特別可変入賞球装置が開
成されるまでのインターバル時間を計時するためのもの
であり、たとえば4秒程度の時間がセットされる。この
大当りのインターバル時間により、遊技者に期待感を持
たせることができ大当りの興奮をより一層盛り上げるこ
とができる。次にS87に進み、右図柄停止フラグがクリ
アされた後にサブルーチンプログラムが終了する。
第3J図は、第3B図のS29で定義された始動通過スイッ
チチェックのサブルーチンプログラムを示すフローチャ
ートである。
この始動通過スイッチチェックサブルーチンプログラ
ムのS40ないしS44は、前述した始動入賞スイッチチェッ
クサブルーチンプログラムのS30ないしS34と同様である
ため、ここでは説明の繰返しを省略し、S45から説明を
行なう。S45では、始動通過記憶カウンタが「4」であ
るか否かの判断がなされる。始動通過記憶の上限が
「4」であるため、既にその上限値である「4」に達し
ている場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了
するが、未だに「4」に達していない場合にはS46に進
み、始動通過が発生したことに伴う始動通過記憶カウン
タの「1」の加算処理がなされる。次にS110に進み、X
<Mであるか否かの判断がなされる。このXは前記S109
により算出した出玉率であり、Mは前記S96によりセッ
トされた確率向上決定出玉率である。この確率向上決定
出玉率とは、現在の実際の出玉率Xがあまりにも低すぎ
るために普通可変表示装置の所定の識別情報になる確率
を向上させるためのフィードバック制御を行なうか否か
の判断基準となる出玉率の値である。現在の実際の出玉
率Xがこの確率向上決定出玉率M以上であるばS111に進
み、X>Lであるか否かの判断がなされる。このLはS9
6によりセットされた確率低下決定出玉率であり、現在
の実際の出玉率Xがあまりにも高すぎて普通可変表示装
置の所定の識別情報になる確率を低下させるフィードバ
ック制御を行なうか否かの判断基準となる出玉率の値で
ある。現在の実際の出玉率Xがこの確率低下決定出玉率
L以下であれば112に進み、当りはずれ決定用カウンタ
≦N1であるか否かの判断がなされる。このN1は前記S96
によりセットされた大当りを決定するための範囲を示す
値であり、設定カウンタ(S93〜S96参照)の値がたとえ
ば「0」の場合には「8」の値となり、設定カウンタが
たとえば「1」の場合には「12」の値となっている(第
4図参照)。そして、当りはずれ決定用カウンタがN1以
下である場合すなわち当りはずれ決定用カウンタの値が
0〜N1の範囲の場合にはS113に進み、始動通過記憶カウ
ンタの値に対応するデータ記憶エリアに大当りデータが
記憶される。つまり、始動通過記憶に基づいた普通可変
表示装置の可変制御は、当りはずれ決定用カウンタのカ
ウント値が0〜N1の場合に大当りの識別情報の組合せ
(たとえば77)になるように制御される。その結果、大
当りになる確率は、(N1+1)/220となる。次に、当り
はずれ決定用カウントの値がN1よりも大きかった場合に
はS114に進み、当りはずれ決定用カウンタ≦N2であるか
否かの判断がなされる。このN2は、前記S96によりセッ
トされた中当りを決定するための範囲を定める値であ
り、第4図に示すように、たとえば設定カウンタが
「0」の場合には「17」にセットされ、設定カウンタが
「1」の場合には「25」にセットされている。そして、
始動通過時の当りはずれ決定用カウンタの値がN1よりも
大きくN2以下であった場合にはS115に進み、始動通過カ
ウンタの値に対応するデータ記憶エリアに中当りデータ
が記憶される。つまり、当りはずれ決定用カウンタの値
がN1+1〜N2の場合に中当りの識別情報の組合せ(たと
えば33)になるように普通可変表示装置が停止制御され
る。この中当りになる確率は、(N2−N1)/220となる。
次に、当りはずれ決定用カウンタの値がN2以上であった
場合にはS116に進み、始動通過記憶カウンタの値に対応
するデータ記憶エリアにはずれデータが記憶される。つ
まり当りはずれ決定用カウンタの値がN2+1〜219であ
った場合に普通可変表示装置がはずれの識別情報の組合
せになるように停止制御される。
一方、現在の出玉率Xが確率向上決定出玉率M未満で
あった場合にはS117に進み、当りはずれ決定用カウンタ
≦71であるか否かの判断がなされ、当りはずれ決定用カ
ウンタの値が0〜71の範囲であった場合にはS113に進み
普通可変表示装置が大当りの識別情報の組合せになるよ
うに停止制御される。また、当りはずれ決定用カウンタ
の値が「71」よりも大きかった場合にはS118に進み当り
はずれ決定用カウンタ≦143であるか否かの判断がなさ
れる。そして、当りはずれ決定用カウンタの値が72〜14
3の範囲であった場合にはS115に進み、普通可変表示装
置を中当りの識別情報の組合せになるように停止制御す
る。一方、当りはずれ決定用カウンタの値が144〜219の
範囲であった場合にはS116に進み、普通可変表示装置が
はずれの識別情報の組合せになるように停止制御され
る。このように、現在の実際の出玉率Xが確率向上決定
出玉率Mを下回った場合には大当りの識別情報になる確
率と中当りの識別情報になる確率とが向上するようにフ
ィードバック制御される。
一方、現在の実際の出玉率Xが確率低下決定出玉率L
よりも大きかった場合にはS119に進み、当りはずれ決定
用カウンタの値≦4であるか否かの判断がなされる。そ
して当りはずれ決定用カウンタの値が0〜4であった場
合には113に進み、普通可変表示装置が大当りの識別情
報になるように停止制御される。また当りはずれ決定用
カウンタの値が5〜9の範囲であった場合にはS120によ
りYESの判断がなされてS115に進み、普通可変表示装置
が中当りの識別情報の組合せになるように停止制御され
る。さらに、当りはずれ決定用カウンタの値が10〜219
であった場合にはS116に進み、普通可変表示装置がはず
れの識別情報の組合せになるように停止制御される。こ
のように、現在の実際の出玉率Xが確率低下決定出玉率
Lを上回った場合には、普通可変表示装置が大当りや中
当りの識別情報の組合せになる確率が低下するようにフ
ィードバック制御される。なお、打込カウンタの値が相
対的に小さい期間においては、補給玉の発生による出玉
率の変動が大きいため、打込カウンタの値が所定値に達
するまではS110,S111の判定を行なわないようにしても
よい。
第3A図のS9に示した普通図柄LEDコントロール処理の
サブルーチンプログラムは、前述した特別図柄LEDコン
トロール処理のサブルーチンプログラムとほとんど同様
であるためにここでは詳細な説明の繰返しを省略する。
主な相違点と言えば、普通可変表示装置が2つしかない
ために停止フラグの右図柄停止フラグと左図柄停止フラ
グとの2つである。さらに、大当たりフラグの他に中当
たりフラグがある。そして、前記S65以降に示したよう
に、呼び出したデータが大当たりの場合には前述と同様
の制御を行ない、呼び出したデータが大当たりで無かっ
た場合には呼び出したデータが中当りであるか否かの判
断が行なわれ、中当たりの場合には、中当たりとなる値
(たとえば33)を今回の予定停止図柄として記憶させる
処理がなされる。そして呼び出したデータが大当たりで
もなく中当たりでもなかった場合に前述のS67以降と同
様の処理がなされる。前記S30〜S39,S55〜S87により、
前記普通入賞玉検出手段の検出出力に基づいて前記特別
可変表示装置を可変表示する普通入賞対応型特別表示制
御手段が構成されている。
第3K図は、第3A図のS7で定義されたチューリップソレ
ノイドコントロール処理のサブルーチンプログラムを示
すフローチャートである。まずS51により、チューリッ
プソレノイドタイマが終了したか否かの判断がなされ、
既に終了している場合にはS53に進みチューリップソレ
ノイドをOFFに制御して普通可変入賞球装置を閉成状態
すなわち第2の状態にしてサブルーチンプログラムが終
了する。一方、前記S113により大当りデータが記憶され
ていることにより、後述するように普通可変表示装置が
大当りの識別情報の組合せ(たとえば77)で停止制御さ
れるのであり、その大当りになる識別情報の組合せで停
止制御されたことに基づいてチューリップソレノイドタ
イマが計時を開始し比較的長い所定時間(たとえば6秒
間)の経過によりタイムアップする。そしてそのチュー
リップソレノイドタイマがタイムアップするまでの前記
比較的長い所定時間(たとえば6秒間)の間S51によりN
Oの判断がなされ続け、S52により普通可変入賞球装置4
(第1図参照)がその間開成制御される。一方、前記S1
15により中当りデータが記憶されれば、普通可変表示装
置が中当りになる識別情報の組合せ(たとえば33)で停
止制御されることになるのであり、その中当りなる識別
情報の組合せで停止制御されたことに基づいてチューリ
ップソレノイドタイマが計時を開始し、比較的短い所定
時間(たとえば3秒間)計時したことに基づいてタイム
アップする。そのチューリップソレノイドがタイムアッ
プするまでの比較的短い所定時間の間S52によりチュー
リップソレノイドがONになり続け、普通可変入賞球装置
4(第1図参照)がその間開成制御される。
第4図は、マイクロコンピュータのROMに記憶された
確率可変設定用記憶データを示す図である。図示左側の
0〜5は設定カウンタの値を示し、N1は大当り決定範囲
を決める数値、N2は中当り決定範囲を決める数値、Mは
確率向上決定出玉率、Lは確率低下決定出玉率である。
設定カウンタがたとえば「0」の行に記載された8,17,5
0,70の数字は、それぞれ設定カウンタが「0」のときの
N1,N2,M,Lの値を示す。また、たとえば設定カウンタが
「1」の行に示された12,25,70,90は、それぞれ設定カ
ウンタが「1」のときのN1,N2,M,Lの値を示している。
本実施例においては、遊技中における弾球遊技機の実
際の出玉率Xに基づいて普通可変表示装置が所定の識別
情報になる確率のフィードバック制御を行なっている
が、その出玉率Xに代えて打込玉数と補給玉数との差で
ある差数に基づいてフィードバック制御を行なってもよ
い。また、本実施例ではフィードバック制御を行なうに
おいて、確率向上決定出玉率Mと確率低下決定出玉率L
との両方の値に基づいて行なうものを示したが、それに
代えて、出玉率Xが、確率向上決定出玉率Mを下回った
場合にのみフィードバック制御したリ、または、確率低
下決定出玉率Lを上回った場合にのみフィードバック制
御をするように構成してもよい。また、フィードバック
制御を行なわない期間におけるN1,N2を、設定値にかか
わらずすべて同じにしてもよい。さらにフィードバック
制御をまったく行なわないものであってもよい。なお、
確率可変設定手段は、前記実施例では各弾球遊技機毎に
設けたが、その機能を複数の弾球遊技機を管理する集中
管理コンピュータに設けてもよい。
本発明では、所定の有価価値を特定可能な情報が記録
されたカード等の記録媒体を用いて遊技が可能な弾球遊
技機であってもよい。その場合にフィードバック制御を
行なうにおいては、出玉率の変わりに得点付与率を用い
る。この得点付与率とは、 遊技者に付与した得点×100/打ち込み玉カウンタの値
で定義される。
前記普通始動通過口7により、遊技領域に設けられ、
打玉が入賞可能な普通入賞領域が構成されている。前記
普通可変入賞球装置4により、前記遊技領域に設けら
れ、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化可能な普通可変入賞球装置が
構成されている。
前記普通可変表示装置2により、表示状態が変化可能
な普通可変表示装置が構成されている。前記特別可変表
示装置1により、表示状態が変化可能な特別可変表示装
置が構成されている。
マイクロコンピュータ60,ソレノイド駆動回路74,7セ
グLED駆動回路75,S9,第3J図の始動通過SWチェック処理
のサブルーチンプログラム,第3K図のチューリップソレ
ノイドコントロール処理のサブルーチンプログラムによ
り、前記普通始動入賞領域に打玉が入賞した場合に前記
普通可変表示装置の表示結果を導出表示させるための可
変表示制御を行なうとともに、前記普通可変表示装置の
表示結果が予め定められた所定の表示態様になった場合
に前記普通可変入賞球装置を規制条件が成立するまで第
1の状態に制御し、前記普通可変入賞球装置へ打玉が入
賞しやすい入賞向上状態に制御する始動入賞制御手段が
構成されている。
マイクロコンピュータ60,ソレノイド駆動回路74,7セ
グLED駆動回路75,第3E図の始動入賞SWCチェックのサブ
ルーチンプログラム,第3F図〜第3I図の図柄LEDコント
ロール処理のサブルーチンプログラム,S6により、打玉
が前記普通可変入賞球装置に入賞した場合に前記特別可
変表示装置の表示結果を導出表示するための可変表示制
御を行ない、前記特別可変表示装置の表示結果が予め定
められた特定の表示態様となった場合に特定遊技状態が
発生して前記特別可変入賞球装置を第1の状態に制御し
た後第2の状態にし、第1の状態の前記特別可変入賞球
装置内に進入した打玉に基づいて予め定められた繰返し
継続条件が成立した場合に前記特別可変入賞球装置を再
度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう制御手段が
構成されている。
前記モード設定部147,モード検出器148,設定操作検出
器150,設定操作部149により、前記始動入賞制御手段の
制御内容を変更して前記普通可変入賞球装置への打玉の
入賞率を変更する設定が可能な可変設定手段が構成され
ている。この可変設定手段は、前述したように、前記始
動入賞制御手段の制御内容をフィードバック制御(S110
〜S120)するための目標値情報(M,L)を可変設定可能
である。そして、前記始動入賞制御手段は、前述したよ
うに、前記可変設定手段により設定された目標値(M,
L)に近づくように制御内容(当り外れ決定用カウンタ
の当り判定領域N1,N2)をフィードバック制御する。
また、前述したように、前記普通可変入賞球装置4
は、前記普通可変表示装置の表示結果が前記所定の表示
態様にならない限り第1の状態にはならないように構成
されている。また、第1図にも示されているように、前
記普通始動入賞領域は、進入した打玉を通過させて再度
遊技領域に放出する通過領域で構成されている。なお、
前述したように、本発明でいう「入賞」とは「通過」を
含む広い概念である。そして、この普通始動入賞領域
(普通始動通過口7)は、前記普通可変入賞球装置4よ
りも上方位置に設けられている(第1図参照)。
[発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、特別可変表示装置
と始動入賞領域として機能する普通可変入賞球装置へ打
玉が入賞しやすい入賞向上状態に制御する始動入賞制御
手段を設け、その始動入賞制御手段の制御内容を変更し
て普通可変入賞球装置への打玉の入賞率を変更する設定
を可能にしたために、遊技場において熟練した釘調整技
術等を必ずしも必要とすることなく容易に始動入賞率を
所望のものに設定調整することが可能となる。しかも、
特別可変表示装置の可変表示の面白味の他に普通可変表
示装置の可変表示の面白味も提供でき、1つの可変表示
装置しか有しない従来の弾球遊技機が提供し得る面白味
の限界を打破り、斬新な遊技により新たな面白味を創出
し得る弾球遊技機を提供し得るに至った。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の
発明の効果に加えて、始動入賞制御手段が、可変設定手
段により設定された目標値情報に近づくように制御内容
をフィードバック制御するために、遊技場において前記
目標値情報を可変設定するだけで後は自動的にその目標
値情報に近づくようなフィードバック制御が行なわれ、
前記始動入賞率の設定調整がより行ないやすくなる。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項1または請
求項2に記載の発明の効果に加えて、普通可変表示装置
の表示結果が所定の表示態様にならない限り普通可変入
賞球装置が第1の状態とはならず、普通可変表示装置の
可変表示により遊技者の注目を集めた状態でその表示結
果が所定の表示態様になることにより遊技者に普通可変
入賞球装置が第1の状態となる条件が成立したことをよ
り確実に認識させることができ、遊技者にとってわかり
やすい遊技となる。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、普通始動入
賞領域に進入した打玉がその普通始動入賞領域を通過し
て再度遊技領域に放出され、その放出された打玉が下方
に設けられている普通可変入賞球装置に入賞する可能性
もあるために、普通始動入賞領域を通過した通過玉が普
通可変入賞球装置に入賞するかもしれないという期待を
遊技者に提供することができ、遊技の興趣を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる弾球遊技機の一例のパチンコ
遊技機の遊技領域およびその遊技領域に設けられた各種
装置を示す正面図である。 第2図は、パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示す
ブロック図である。 第3A図ないし第3K図は、第2図に示した制御回路の動作
を説明するためのフローチャートである。 第4図は、マイクロコンピュータのROMに記憶されてい
る確率可変設定用記憶データをしめす図である。 図中、7は普通始動通過領域の一例の普通始動通過口、
8は普通始動通過玉検出手段の一例の始動通過玉検出
器、2は普通可変表示装置、1は特別可変表示装置、4
は普通可変入賞球装置、10はチューリップソレノイド、
16はアタッカーソレノイド、3は特別可変入賞球装置、
52は特定入賞領域、12は特定入賞玉検出器、13は入賞個
数検出器、60はマイクロコンピュータである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわれ
    る弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な普通始動入
    賞領域と、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の
    状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な
    普通可変入賞球装置と、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の
    状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な
    特別可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な普通可変表示装置と、 表示状態が変化可能な特別可変表示装置と、 前記普通始動入賞領域に打玉が入賞した場合に前記普通
    可変表示装置の表示結果を導出表示させるための可変表
    示制御を行なうとともに、前記普通可変表示装置の表示
    結果が予め定められた所定の表示態様になった場合に前
    記普通可変入賞球装置を規制条件が成立するまで第1の
    状態に制御し、前記普通可変入賞球装置へ打玉が入賞し
    やすい入賞向上状態に制御する始動入賞制御手段と、 打玉が前記普通可変入賞球装置に入賞した場合に前記特
    別可変表示装置の表示結果を導出表示するための可変表
    示制御を行ない、前記特別可変表示装置の表示結果が予
    め定められた特定の表示態様となった場合に特定遊技状
    態が発生して前記特別可変入賞球装置を第1の状態に制
    御した後第2の状態にし、第1の状態の前記特別可変入
    賞球装置内に進入した打玉に基づいて予め定められた繰
    返し継続条件が成立した場合に前記特別可変入賞球装置
    を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう制御手
    段と、 前記始動入賞制御手段の制御内容を変更して前記普通可
    変入賞球装置への打玉の入賞率を変更する設定が可能な
    可変設定手段とを含むことを特徴とする、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】前記可変設定手段は、前記始動入賞制御手
    段の制御内容をフィードバック制御するための目標値情
    報を可変設定可能であり、 前記始動入賞制御手段は、前記可変設定手段により設定
    された目標値情報に近づくように制御内容をフィードバ
    ック制御することを特徴とする、請求項1に記載の弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】前記普通可変入賞球装置は、前記普通可変
    表示装置の表示結果が前記所定の表示態様にならない限
    り第1の状態にはならないように構成されていることを
    特徴とする、請求項1または請求項2に記載の弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】前記普通始動入賞領域は、進入した打玉が
    通過して再度遊技領域に放出される通過領域で構成され
    ているとともに、前記普通可変入賞球装置よりも上方に
    位置することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいず
    れかに記載の弾球遊技機。
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