JP2001296650A - レチクル - Google Patents

レチクル

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JP2001296650A
JP2001296650A JP2000121054A JP2000121054A JP2001296650A JP 2001296650 A JP2001296650 A JP 2001296650A JP 2000121054 A JP2000121054 A JP 2000121054A JP 2000121054 A JP2000121054 A JP 2000121054A JP 2001296650 A JP2001296650 A JP 2001296650A
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Katsushi Ito
勝志 伊藤
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/50Mask blanks not covered by G03F1/20 - G03F1/34; Preparation thereof

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 矩形パターンを露光するためのレチクルにお
いて、露光工程を煩雑化することなく、しかも高精度な
パターン露光を可能にしたレチクルを提供する。 【解決手段】 第1の透明基板101の表面に光透過率
の低い材料で第1のパターン102が形成された第1基
板100と、第2の透明基板201の表面に所要の光透
過率の材料で第2のパターン202が形成された第2基
板200とを備え、前記第1のパターン102と前記第
2のパターン202とを向かい合わせにして前記第1基
板100と第2基板200とを接合材料301等により
一体化し、前記第1のパターン102と第2のパターン
202との重なる矩形パターンPの領域を遮光パターン
として構成する。矩形パターンPの角部は、第1のパタ
ーン102と第2のパターン202の辺の交差によって
構成されるので、従来のようにレチクルに光不透過膜を
用いて矩形パターンを形成する場合のような、パターン
寸法の縮小に伴って角部が丸くなるようなこともなく、
高精度な矩形パターンのレチクルを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォトリソグラフィ
技術で用いるレチクル(フォトマスク)に関し、特に矩
形をしたマスクパターン(以下、単にパターンと称す
る)の形状精度を高めたレチクルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積度化と小
型化により、半導体デバイスに形成する各素子の設計パ
ターンが縮小されてきている。また、半導体デバイスの
各素子はフォトリソグラフィ技術を用いて形成されてい
るが、半導体チップの容量増大化、及びズループット向
上に対応するため、半導体デバイスの各パターンを露光
するための露光機は、広露光エリア対応の露光機に移行
してきている。そのため、レチクルにおいては、露光機
での縮小率が従来の5倍から4倍になり、しかも、設計
パターンが縮小されているため、レチクルに形成するパ
ターン(マスクパターン)のパターン寸法を縮小する必
要があり、レチクル作製が難しくなってきている。
【0003】また、一方で高精度なレチクルのニーズが
高まっている。特に、レチクルのパターンの端部や、微
小面積のパターンの角部においては、パターンの角部が
丸くなってしまう。そのため、半導体基板上のパターン
形成精度が低下するとともに、性能低下や製造歩留低下
の要因となっている。すなわち、レチクルに形成するパ
ターン自体も、透明基板に光不透過膜を形成し、当該光
不透過膜をフォトリソグラフィ技術を用いてエッチング
してパターン形成を行っているため、パターン寸法の縮
小に伴って、所望のパターンを高精度に形成することが
困難になる。特に、露光時における光の回折、干渉等に
よって縁部や角部の鮮鋭性が低下され、前記したパター
ンの角部では丸いパターンに形成されてしまうことにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解消
するためには、例えば、特開平6−118624号公報
に記載のように、X方向のパターンを形成したレチクル
と、Y方向のパターンを形成したレチクルとを用いた二
回の露光を行うことにより、両レチクルにより二重露光
された領域にパターン精度の高いパターン露光を行う技
術が提案されている。しかしながら、この公報に記載の
技術では、二回の露光工程が必要とされるるとともに、
各露光工程の二つのレチクルの相対位置決めを行う必要
があり、フォトリソグラフィ工程が煩雑化するという問
題がある。また、二回の露光に際しての相対位置決めに
おいて、位置ずれが生じると、目的とするパターンを高
精度に露光することができなくなるという問題も生じ
る。
【0005】本発明の目的は、露光工程を煩雑化するこ
となく、しかも矩形パターンを高精度に露光することが
可能なレチクルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレチクルは、第
1の透明基板の表面に光透過率の低い材料で第1のパタ
ーンが形成された第1基板と、第2の透明基板の表面に
所要の光透過率の材料で第2のパターンが形成された第
2基板とを備え、前記第1のパターンと前記第2のパタ
ーンとを向かい合わせにして前記第1基板と第2基板と
を一体化し、前記第1のパターンと第2のパターンとが
重なる領域を遮光パターンとして構成したことを特徴と
する。
【0007】例えば、前記第1のパターン及び第2のパ
ターンの少なくとも一方は、前記第1または第2の透明
基板の表面に形成した前記所要の光透過率の材料膜を所
要のパターンに形成した構成とする。あるいは、前記第
1のパターン及び第2のパターンの少なくとも一方は、
前記第1または第2の透明基板の表面に所要のパターン
に形成した凹溝内に前記所要の光透過率の材料を埋め込
んだ構成とする。
【0008】本発明のレチクルによれば、第1のパター
ンと第2のパターンとが重なった領域を実質的な遮光パ
ターンとして構成され、特に矩形パターンの角部は、第
1のパターンと第2のパターンの辺の交差によって構成
されるので、従来のようにレチクルに光不透過膜を用い
て矩形パターンを形成する場合のような、パターン寸法
の縮小に伴って角部が丸くなるようなこともなく、高精
度な矩形パターンのレチクルを得ることができる。そし
て、1枚のレチクルを用いた1回の露光で、所要の配置
の矩形パターンの露光が可能とされるため、露光工程が
増加することもはなく、また、2枚のレチクルを用いる
場合のような相対位置決めの必要もなく、露光工程を簡
略化し、かつ相対位置決め誤差による矩形パターンの精
度が低下されることもない。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態のレ
チクル1を示し、(a)は平面図、(b)はAA線断面
図である。また、図2はその分解した状態の斜視図であ
る。この実施形態では、レチクルに形成するパターンと
して、微小な矩形パターンをX方向、Y方向にそれぞれ
所定のピッチ寸法でマトリクス配置したパターンの例を
示している。前記レチクル1は、第1基板100と第2
基板200とを貼り合わせて一つのレチクルを構成して
いる。前記第1基板100は、透明ガラス基板101の
表面に、低光透過材料として、例えばCr等の金属材料
が、一方向(X方向)に所要のピッチ寸法をおいてY方
向に延長された所要幅寸法の複数本のY方向ラインパタ
ーン102として形成されている。また、前記第2基板
200は、同様に透明ガラス基板201の表面に、低光
透過材料としてCr等の金属材料が、他方向(Y方向)
に所要のピッチ寸法をおいてX方向に延長された所要幅
寸法、ここでは前記Y方向ラインパターンとほぼ同一ピ
ッチ寸法で同一幅寸法の複数本のX方向ラインパターン
202として形成されている。
【0010】なお、前記第1及び第2の各基板100,
200の各ラインパターン102,202の製造方法
は、図3に第1基板100の概略工程断面図を示すよう
に、(a)に示すガラス基板101に、(b)のように
前記金属材料の膜103を形成した後、(c)のよう
に、その上面に形成したフォトレジスト104に対して
前記ラインパターンのパターン形状で露光を行い、かつ
現像した上で、(d)のように前記フォトレジスト10
4をマスクにして前記金属材料103をエッチングする
ことによって形成する。また、このとき、各基板10
1,201に形成する前記各ラインパターン102,2
02の金属材料の膜厚を極めて薄く形成することで、各
ラインパターン102,202の光透過率が約70%程
度ないしそれよりも多少小さくなるように形成する。第
2基板200についても同様である。
【0011】そして、前記第1基板100と第2基板2
00は、各ラインパターン102,202が形成されて
いる面を互いに向かい合わせにして密着した上で、両基
板100,200を接着して一体化する。このとき、両
基板の前記ラインパターンが形成されている面には、例
えば、光透過性のあるガラスや石英等からなる接合材料
301を塗布した上で、両基板を向かい合わせに密着
し、その上で前記接合材料301を加熱して硬化するこ
とで、両基板100,200を一体化することが可能で
ある。この場合、接合材料301は、前記各ラインパタ
ーン102,202が形成されていない領域に塗布する
ことが好ましい。
【0012】以上の構成のレチクル1によれば、第1基
板100と第2基板200を接合することにより、第1
基板のY方向ラインパターン102と、第2基板のX方
向ラインパターン202が重なった領域には、各ライン
パターンの幅寸法を辺寸法とする矩形、ここでは正方形
の矩形パターンPがマトリクス配置された状態で形成さ
れることになる。そして、第1基板100においては、
Y方向ラインパターン102が形成されている領域の光
透過率は略70%であり、それ以外の領域は略100%
である。同様に、第2基板200においては、X方向ラ
インパターン202が形成されている領域の光透過率は
略70%であり、それ以外の領域は略100%である。
そのため、Y方向ラインパターン102とX方向ライン
パターン202が重なった前記矩形パターンPの光透過
率は0.7×0.7=0.49、すなわちほぼ49%と
なる。また、前記矩形パターンP以外の領域の光透過率
は、各ラインパターン102,202の領域の70%
と、各ラインパターン以外の領域の100%となる。
【0013】したがって、このレチクル1を用いて露光
機によりフォトレジストに対して露光を行なうときに、
当該レチクル1を透過する光の50%から60%程度以
上の光強度で当該フォトレジストが感光するように、光
源の光強度を設定することにより、前記レチクル1の矩
形パターンPを透過した光はフォトレジストにおいて感
光されず、それ以外の領域を透過した光はフォトレジス
トにおいて感光されることになる。これにより、マトリ
クス配置した矩形パターンPのみを選択的に遮光した状
態のて露光が実現できる。
【0014】そして、このように1枚のレチクルを用い
た1回の露光で、所要の配置の矩形パターンの露光が可
能とされるため、フォトリソグラフィ工程が増大するこ
ともない。また、2枚のレチクルを用いる場合のような
相対位置決めの必要もなく、フォトリソグラフィ工程を
簡略化し、かつ相対位置決め誤差による矩形パターンの
精度が低下されることもない。さらに、レチクルに光不
透過膜を用いて矩形パターンを形成する場合のような、
パターン寸法の縮小に伴って、所望のパターンを高精度
に形成することが困難になるようなこともなく、特に形
成される矩形パターンPの角部はY方向及びX方向の各
ラインパターン102,202の辺同士の交差によって
形成されるため、角部が丸くなることがない矩形パター
ンPを高精度に形成することも可能になる。
【0015】図4は本発明の第2の実施形態のレチクル
1Aを示す図であり、前記第1の実施形態の図1
(a),(b)に対応する図である。また、図5はその
分解斜視図である。この第2の実施形態では、第1基板
110に形成するY方向ラインパターン112と、第2
基板210に形成するX方向パターン212をそれぞれ
の基板の表面内に埋設した状態で形成したことを特徴と
している。すなわち、第1基板110では、透明ガラス
基板111の表面にY方向ラインパターンに対応する凹
溝113が形成されており、この凹溝113内にCr等
の金属材料が埋設されて前記Y方向ラインパターン11
2が形成されている。同様に、第2基板210では、透
明ガラス基板211の表面にX方向ラインパターンに対
応する凹溝213が形成されており、この凹溝213内
にCr等の金属材料が埋設されて前記X方向ラインパタ
ーン212が形成されている。そして、前記第1基板1
10と第2基板210は、各ラインパターン112,2
12を向かい合わせにした状態で接着材料、接合材料に
より一体化されている。なお、この実施形態では、前記
接着材料、接合材料は極めて薄いため、図には表れな
い。
【0016】前記第1及び第2の各基板110,210
の各ラインパターン112,212の製造方法は、図6
に第1基板110の概略工程断面図を示すように、
(a)に示すガラス基板111の表面を図外のフォトレ
ジストを用いたフォトリソグラフィ技術により選択エッ
チングして、(b)のように、前記Y方向ラインパター
ンに対応する凹溝113を形成する。そして、(c)の
ように、ガラス基板111の表面にCr等の金属材料1
14を蒸着法、スパッタ法により、少なくとも前記凹溝
113を埋め込む厚さに形成する。その上で、前記金属
材料114をエッチングバックし、あるいは化学機械研
磨法(CMP法)により研磨して、前記金属材料を前記
凹溝113内にのみ残すことによって、(d)のよう
に、前記Y方向ラインパターン113を形成する。ここ
で、前記凹溝113の深さを浅く形成することで、当該
凹溝113に埋設される前記金属材料114で構成され
る前記Y方向ラインパターン112の光透過率が約70
%程度ないしそれよりも多少小さくなるように形成す
る。第2基板210についても同様である。
【0017】以上の構成の、第2の実施形態のレチクル
1Aによれば、第1基板110と第2基板210を接合
することにより、第1基板110のY方向ラインパター
ン112と、第2基板210のX方向ラインパターン2
12が重なった領域には、各ラインパターンの幅寸法を
辺寸法とする矩形、ここでは正方形の矩形パターンPが
マトリクス配置された状態で形成されることになる。そ
して、前記矩形パターンPの光透過率はほぼ49%以下
となり、また、前記矩形パターン以外の領域の光透過率
は、各ラインパターン112,212の領域の70%
と、各ラインパターン以外の領域の100%となること
は第1の実施形態と同じである。したがって、このレチ
クルを用いて、第1の実施形態で説明したと同様に、露
光機によりフォトレジストに対して露光を行なうことに
より、マトリクス配置した矩形パターンの露光が実現で
きる。
【0018】この第2の実施形態のレチクルにおいて
も、1枚のレチクルを用いた1回の露光で、所要の配置
の矩形パターンの露光が可能とされるため、フォトリソ
グラフィ工程が増大することもない。また、2枚のレチ
クルを用いる場合のような相対位置決めの必要もなく、
フォトリソグラフィ工程を簡略化し、かつ相対位置決め
誤差による矩形パターンの精度が低下されることもな
い。さらに、レチクルに光不透過膜を用いて矩形パター
ンを形成する場合のような、パターン寸法の縮小に伴っ
て、所望のパターンを高精度に形成することが困難にな
るようなこともなく、特に角部が丸くなることがない矩
形パターンを高精度に形成することも可能になる。ま
た、このレチクルでは、第1及び第2の各基板110,
210に形成したラインパターン112,212は、ガ
ラス基板111,211の表面内に埋め込み状態に形成
されているため、第1の実施形態のように金属材料をエ
ッチング形成したラインパターンにおいて生じ易いパタ
ーン欠陥を防止する上で有利になる。また、両基板を接
合したときに、両基板間にラインパターン、すなわち金
属材料膜による隙間が生じることはなく、両基板の密着
性を高め、矩形パターンの精度をより高くすることが可
能になる。
【0019】ここで、前記各実施形態では、本発明をマ
トリクス配置した矩形パターンのレチクルについて説明
したが、任意の配置の矩形パターンのレチクルを形成す
る場合においても本発明を適用することが可能である。
例えば、独立した矩形パターンを形成する場合には、第
1及び第2の基板にそれぞれ所要の長さ、幅寸法のY方
向ラインパターンとX方向ラインパターンが十字状に交
差するように形成することで、所望の位置に所望の辺寸
法の矩形パターンを形成することが可能となる。このよ
うに形成される矩形パターンは、前記第1及び第2の実
施形態で説明したように、角部が丸くなることはなく、
高精度の形状のパターンを得ることが可能になる。
【0020】また、本発明は、第1基板と第2基板のい
ずれか一方の基板のラインパターンを金属材料膜のエッ
チングにより形成し、他方の基板のラインパターンを凹
溝内に埋設した金属材料で形成し、これらを向かい合わ
せに接合するように構成してもよい。このようにすれ
ば、一方の基板はこれまでのレチクルの製造方法と同じ
でよく、2枚の基板のそれぞれに凹溝を用いたラインパ
ターンを形成する前記第2の実施形態よりも製造工程を
簡略化することができる一方で、向かい合わせにした両
基板の間の隙間を低減し、密着性を向上し、かつ精度を
向上することが可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレチクル
は、第1のパターンを有する第1基板と、第2のパター
ンを有する第2基板とを一体化し、前記第1のパターン
と第2のパターンとの重なる領域を遮光パターンとして
構成しているので、特に矩形パターンの角部は、第1の
パターンと第2のパターンの辺の交差によって構成され
るので、遮光パターンの角部が丸くなるようなこともな
く、高精度な矩形パターンのレチクルを得ることができ
る。また、本発明のレチクルは、1枚のレチクルで構成
されているので、1回の露光で所要の矩形パターンの露
光が可能とされるため、フォトリソグラフィ工程が増大
することもはなく、また、2枚のレチクルを用いる場合
のような相対位置決めの必要もなく、フォトリソグラフ
ィ工程を簡略化し、かつ相対位置決め誤差による矩形パ
ターンの精度を向上することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のレチクルの平面図と
AA線断面図である。
【図2】図1のレチクルの分解斜視図である。
【図3】図1のレチクルの製造方法を説明するための工
程断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のレチクルの断面図で
ある。
【図5】図4のレチクルの分解斜視図である。
【図6】図4のレチクルの製造方法を説明するための工
程断面図である。
【符号の説明】
1,1A レチクル 100,110 第1基板 101,111 透明ガラス基板 102,112 Y方向ラインパターン 113 凹溝 200,210 第2基板 201,211 透明ガラス基板 202,212 X方向ラインパターン 213 凹溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の透明基板の表面に光透過率の低い
    材料で第1のパターンが形成された第1基板と、第2の
    透明基板の表面に所要の光透過率の材料で第2のパター
    ンが形成された第2基板とを備え、前記第1のパターン
    と前記第2のパターンとを向かい合わせにして前記第1
    基板と第2基板とを一体化し、前記第1のパターンと第
    2のパターンとが重なる領域を遮光パターンとして構成
    したことを特徴とするレチクル。
  2. 【請求項2】 前記第1のパターン及び第2のパターン
    の少なくとも一方は、前記第1または第2の透明基板の
    表面に形成した前記所要の光透過率の材料膜を所要のパ
    ターンに形成していることを特徴とする請求項1に記載
    のレチクル。
  3. 【請求項3】 前記第1のパターン及び第2のパターン
    の少なくとも一方は、前記第1または第2の透明基板の
    表面に所要のパターンに形成した凹溝内に前記所要の光
    透過率の材料を埋め込んでいることを特徴とする請求項
    1に記載のレチクル。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のパターンの重なる領
    域が矩形パターンとして構成されることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載のレチクル。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のパターンは、その光
    透過率を略70%に形成していることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載のレチクル。
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