JP2001296417A - 光学素子及び該光学素子を備えた露光装置 - Google Patents

光学素子及び該光学素子を備えた露光装置

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JP2001296417A
JP2001296417A JP2000113623A JP2000113623A JP2001296417A JP 2001296417 A JP2001296417 A JP 2001296417A JP 2000113623 A JP2000113623 A JP 2000113623A JP 2000113623 A JP2000113623 A JP 2000113623A JP 2001296417 A JP2001296417 A JP 2001296417A
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optical element
optical
wafer
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optical system
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JP2000113623A
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English (en)
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Kenji Saito
謙治 斉藤
Makoto Ogusu
誠 小楠
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Canon Inc
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の光学素子を接合して高精度の光学素子
を製造する。 【解決手段】 回折格子パターン41a、42aの設け
られた直径約120mm程度に対して厚みが約1mmと
極めて薄肉な回折光学素子41、42を境界部で隣接す
るように位置合せされ回折格子パターン41aと回折格
子パターン42aがそれぞれ中央領域と周辺領域とを有
するように接合して光学ユニットを製作する。鉛直方向
を光軸方向とすると、回折格子パターン41a、42a
が重畳されて密閉空間43を有する1つの回折光学素子
として機能する。この光学ユニット34は回折格子パタ
ーン41a、42aの両者の重畳作用により、回折格子
パターン41aにおける中央領域では8段の階段形状、
回折格子パターン42aにおける周辺領域では4段の階
段形状から構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回折光学素子等の
光学素子及び該光学素子を備えた露光装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の製造技術の進展は目
覚ましく、それに件う微細加工技術の進展も著しく、特
にサブミクロンオーダの解像力を有する縮小投影露光装
置を用いて微細加工が行われている。また、更に解像度
を向上させるために、光学系の開口数(NA)の拡大や
露光波長の短波長化が試みられており、新しい光学素子
として所謂回折光学素子の導入も盛んに研究されてい
る。なお、この回折光学素子は表面に所定の階段形状が
同心円状に複数形成されており、入射光を所望の偏向角
に回折させる光学素子であり、肉薄で占有空間が小さ
く、色収差補正等に優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回折光
学素子における階段形状を微細化する程理想的な所謂ブ
レーズド形状に近似できるため、できるだけ微細な階段
形状を形成することか望ましい。例えば、4段の階段形
状を形成するためには2回のパターニングが必要であ
り、8段の階段形状を形成するためには3回のパターニ
ングか必要である。
【0004】特に、8段以上の階段形状を形成するため
には、その製造プロセスにおいて、比較的大きな段差の
有する状態でエッチングをしなければならない。このよ
うな場合においては、各段差を所望の矩形形状に形成す
ることは極めて困難であり、所望の矩形形状からずれが
生じ、例えば階段形状のエッジが丸みを帯びて形成され
てしまう危険性が高い。
【0005】このように、階段形状が所望の形状からず
れが生ずると回折効率が低下し、不要な回折光が増加
し、回折光学素子における光学性能の低下を引き起こす
ことになる。この傾向は外周部の周期が小さい領域にお
いて特に顕著となり、良好な光学素子を製作することが
困難となる。
【0006】また、特公平7−92526号公報におい
ては、図46の断面図、図47の平面図に示すように所
望のパターン形状を得るために、回折格子の中央部をブ
レーズド形状1、周辺部を2段のBO形状2とすること
が考えられるが、同一基板3上に異なるエッチングプロ
セスにより、異なる段差形状を形成することは困難であ
る。また、周辺部の周期を製造可能な周期とすると、中
央部では周期が長くなり、高次回折光も所望の回折光方
向に多く出射し不要光となり、悪影響を及ぼすことにな
る。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
極めて微細なパターンを必要とする高精度の光学素子と
同等な光学的機能を容易かつ確実に実現し、不要な回折
光や迷光の発生を抑止することにより高い光学性能を有
する光学素子を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、上述の光学素
子を備え高精度で小型の露光装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光学素子は、所定面に関して複数の領域
に分割し、該分割した領域毎に基板を作成し、これらの
複数の基板を積層した素子を備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る光学素子を備えた露光
装置は、照明光を発する光源と、所定パターンを形成し
たレチクルに照明光を照射する第1光学系と、前記レチ
クルを通過した照明光を被照射面に照射する第2光学系
とを備え、前記被照射面に前記レチクルの所定パターン
を投影露光を行う露光装置であって、前記第1光学系及
び/又は前記第2光学系は、所定面に関して複数の領域
に分割し、該分割した領域毎に個々に基板を作成し、こ
れらの複数の基板を積層した素子を備えた光学素子を含
むことを特徴とする。
【0011】更に、本発明に係る光学素子の製造方法
は、所定面に関して複数の領域に基板を分割し、該分割
した領域毎に別々の基板を作成し、これらの基板を積層
する段階を含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図45に図示の実
施の形態に基づいて詳細に説明する。図1はステッパと
呼ばれる投影露光装置の構成図を示しており、高輝度の
ArFエキシマレーザー光を出射する光源11と、照明
光を照射するための第1の光学系である照明光学系12
と、所望のパターンが描かれているレチクル13と、透
過した照明光によるレチクル13のパターンをウェハ1
4の表面に縮小投影するための第2の光学系である投影
光学系15と、ウェハ14を載置して固定するウェハチ
ャック16及びこのウェハチャック16を固定するウェ
ハステージ17とから構成されている。なお、光源11
には紫外線や遠紫外線等の短波長光等の光源を用いても
よい。
【0013】また、照明光学系12は光源11から入射
した照明光を所望の光束形状に変換するビーム形状変換
手段18、複数のシリンドリカルレンズや微小レンズを
二次元的に配置しているオプティカルインテグレータ1
9、図示しない切換手段により任意の絞りに切換可能
で、オプティカルインテグレータ19により形成した二
次光源の位置近傍に配置された絞り部材20、この絞り
部材20を通過した照明光を集光するコンデンサレンズ
21、レチクル13の共役面に配置されレチクル13の
表面において照明範囲を任意に決定する4枚の可変ブレ
ードから構成されるブラインド22、このブラインド2
2において所定形状に決定された照明光をレチクル13
の表面に投影するための結像レンズ23及びこの結像レ
ンズ23を透過した照明光をレチクル13の方向に反射
させる折り曲げミラー24が順次に配置されている。
【0014】図2は投影光学系15の拡大断面図を示し
ており、鏡筒31には前段のレンズ32及び後段のレン
ズ33を有するレンズ群及びレンズ32、33の間に設
けられた光学ユニット34が配置されている。
【0015】図3は第1の実施例における光学ユニット
34の斜視図を示しており、2枚の回折光学素子41、
42がそれぞれのパターン形成面を対向して接合されて
いる。回折光学素子41、42は直径約120mm程度
に対して厚みが約1mmの極めて薄肉のものであり、そ
れぞれ石英を含む円盤状基板から成り、入射光を所望の
偏向角に回折させる光学素子であり、色収差補正等に優
れている。
【0016】また、図4は図3における光学ユニット3
4のA−A’線の断面図を示しており、回折光学素子4
1の中央部に設けられた回折格子パターン41aと、回
折光学素子42の周辺部に設けられた回折格子パターン
42aは、これらの境界部においてそれぞれ中央領域と
周辺領域となるように位置合わせされて接合されてい
る。また、鉛直方向を光軸方向とすると、回折格子パタ
ーン41a、42aが重畳されることにより、密閉空間
43を有する1つの回折光学素子として構成されてい
る。即ち、光学ユニット34は回折格子パターン41a
における中央領域では8段の階段形状、回折格子パター
ン42aにおける周辺領域では4段の階段形状とされて
いる。
【0017】図5は回折光学素子41の斜視図を示して
おり、直径約120mmの円盤状基板41bの下面の中
央部には、同心円状の回折格子パターン41aが形成さ
れている。また、図6は図5に示す回折格子パターン4
1aにおけるB−B’線の断面図を示し、高さ43nm
の8段の微細な階段形状を有しており、ピッチや深さ等
の条件が外周部に向かうに従って変化するようにされて
いる。
【0018】一方、回折光学素子42は図7に示すよう
に、円盤状基板42bの上面の円環状領域に、同心円状
の回折格子パターン42aが形成されている。図8は図
7に示す回折格子パターン42aにおけるC−C’線の
断面図を示し、高さ86nmの4段の微細な階段形状が
形成されており、回折格子パターン41aと同様に、そ
のピッチや深さ等の条件が外周部に向かうにつれて変化
するようにされている。
【0019】従って、光学ユニット34は図9、図10
に示すような1枚の基板上に回折格子パターン50a、
50bを備えた回折光学素子50と同等の機能を有する
ことになる。
【0020】更に、図3、図4における光学ユニット3
4は、回折格子パターン41a、42aの回折格子面同
士を接合しているが、図11、図12に示すように円盤
状基板41bにおける平面と円盤状基板42bにおける
回折格子面を接合したり、図13、図14に示すように
平面同士を接合することもできる。
【0021】一般に、回折光学素子は色収差補正等の目
的に用いられる多層の複雑な構成を有するレンズ群から
構成される光学素子と異なり極めて薄肉であるため、様
々な光学機器部位に設置することが可能となる。
【0022】しかしながら、回折格子パターンとして理
想的形状とされる所謂ブレーズド形状に近似するために
は、可能な限り微細な階段形状を形成することが望まし
い。特に、図5に示すような格子ピッチの粗い中央部の
領域では不要光の対策上、階段形状の段数を増加させる
必要がある。このように、領域別に異なる段差を有する
回折光学素子を作製する場合には、段数の多い領域での
歩留りを考慮し、それぞれ別々に作製し、その後に接合
する方が効果的であり、次のような利点がある。
【0023】(a)一部分の作製誤差により、回折格子全
体が使用不可能になる確率を半分に低減することができ
る。 (b)領域別に階段形状の段数を8段と6段のように深さ
を変更することが容易である。 (c)回折光学素子を張り合せにより強度を増加させるこ
とができる。 (d)4段の階段形状部分と8段の階段形状部分における
製造条件の違いにより、製造プロセスの最適化が容易と
なる。
【0024】従って、各段数に相応するプロセスにより
作製したものを接合することにより、容易に所望の回折
格子パターンを得ることができる。
【0025】なお、図4、図12に示すように回折光学
素子41、42を接合することによって、回折光学素子
41、42の間に密閉空間43が形成されるが、光源の
性質等に応じて密閉空間43内を真空としたり、使用す
るレーザー光の波長等により異なるが、ドライエアやヘ
リウム、窒素等の不活性ガス等の気体を封入してもよ
い。
【0026】図15は上述した回折光学素子41、42
を製作するための露光装置の構成図を示しており、ウェ
ハステージ61はx軸方向及びy軸方向に可動するXY
ステージ61aと、制御回路62の接合により駆動する
モータ63によってz軸方向及びx、y、z軸の周りに
回転するZステージ61bにより構成されている。ま
た、ウェハ64はZステージ61bにおける図示しない
ウェハチャックに固定されている。
【0027】更に、このウェハ64の上方に投影光学系
65とアライメントスコープ66が設けられている。こ
の投影光学系65は照明系67、レチクル68、縮小型
の投影レンズ系69を有している。
【0028】アライメントスコープ66には、ウェハ6
4側から上方に向かう光軸L2に沿って結像レンズ7
0、補正光学系71、ハーフミラー72、ハーフミラー
73、CCDカメラ74が配置されており、CCDカメ
ラ74の出力は画像処理装置75に接続されている。ま
た、ハーフミラー72の入射方向には照明用レンズ7
6、光源77が設けられている。更に、ハーフミラー7
3の反対側には焦点検出手段78が配置されており、焦
点検出手段78にはレンズ79が設けられ、このレンズ
79の偏心した位置の光軸上には開口絞り80、レンズ
81、図16に示すような開口部82aを有する視野絞
り82、光源83が配置され、他方の偏心した光軸上に
はレンズ84、回動可能な平行平面板85、検出器86
が配置されている。
【0029】投影光学系65の照明系67からz軸と平
行関係の光軸L1に沿って出射した光束は、レチクル6
8面上を均一に照明する。また、このレチクル68の面
上には所定パターンが形成されており、このレチクル6
8を透過した所定パターンは、投影レンズ系69におい
てレチクル68に形成されている所定パターンを1/5
倍に縮小し、その焦平面であるウェハ64上に回路パタ
−ン像を投影する。このウェハ64上にはレジストが塗
布されており、多数個の被露光領域(ショット)が配列
されている。
【0030】x、y、z軸は互いに直交するように設定
されており、ウェハステージ61を駆動することによ
り、ウェハ64の表面の位置を投影レンズ系69の光軸
L1方向及び光軸L1に直交する平面に沿った方向に調
整し、更に所定パターン像に対する傾きも調整してい
る。また、XYステージ61aは図示しないレーザー干
渉装置を用いて、その位置情報を検出し位置調整を行っ
ている。
【0031】ウェハ64上にはアライメントマークMが
設けられ、このアライメントマークMの上方に設けられ
たアライメントスコープ66を用いて計測することによ
り、レチクル68とウェハ64との相対的位置合わせが
行われる。
【0032】光源77から出射した光束は照明用レンズ
76において集光され、ハーフミラー72に入射し、更
にこのハーフミラー72によりウェハ64の方向に反射
され、補正光学系71、結像レンズ70を介してウェハ
64上のアライメントマークMを照明する。そして、こ
のウェハ64の測定領域からの反射光束は結像レンズ7
0、補正光学系71、ハーフミラー72、73を介して
CCDカメラ74に結像される。
【0033】画像処理装置75はCCDカメラ74に結
像したウェハ64面上のアライメントマークMの位置情
報から、レチクル68及びウェハ64との位置関係を検
出する。また、この画像処理装置75からの信号に基づ
いて、制御回路62によりモータ63を駆動させること
により、Zステージ61bの光軸L2方向の位置を調整
している。
【0034】更に、アライメントスコープ66の焦点検
出手段78は、結像レンズ70の焦平面を検出し、その
焦平面にウェハ64が位置するように制御している。光
源83から出射した光束は視野絞り82を通過し、レン
ズ81において集光され、開口絞り80により通過する
光束を制限している。更に、この開口絞り80を通過し
た光束は、レンズ79において集光され、ハーフミラー
73において反射され、更にハーフミラー72、補正光
学系71を介して結像レンズ70を透過し、ウェハ64
上のアライメントマークMを含む測定領域を斜め方向か
ら照射する。この際に、視野絞り82の像がウェハ64
面上のアライメントマークMを照明領域に含ませるよう
結像するようにしている。また、補正光学系71の調整
により集光位置を変化させることができる。
【0035】ウェハ64の測定領域からの反射光束は、
結像レンズ70、補正光学系71、ハーフミラー72、
73、第2レンズ79、第3レンズ84、そして回動可
能な平行平面板85を介して検出器86の表面に導光さ
れ、視野絞り82の像を再結像している。検出器86の
表面上に形成した像の位置を検出することにより、ウェ
ハ64の光軸L2方向の位置情報を求めることができ
る。
【0036】図17は直径120mmのウェハ64の平
面図を示しており、回折光学素子の回転対称性を考慮
し、回折光学素子のパターンと同心円となるように、中
心から半径方向に同心円状の3つの円形及び円環形領域
に分割されている。更に、最外周の領域の周縁部にはア
ライメントマークを形成する領域が設けられている。こ
れらの3つの円形又は円環形領域は、ウェハ64におけ
る中心線によりも更に円周方向にそれぞれ4分割、12
分割、18分割され、扇状の露光領域91a、91b、
91cが形成されている。これにより、ウェハ64を円
周方向に回転させることによって、同一パターンを所定
の露光領域91a、91b、91cに順次に露光するこ
とができる。先ず、フォトレジストが塗布されたウェハ
64を一方の被露光面が上面となるようにウェハチャッ
クに設置し、アライメントマークを形成する。
【0037】次に、図18に示すようなレチクル68を
用い、各回転角度成分のアライメントマークをウェハ6
4の周縁部領域に1つの回転角度に対して8個所で露光
する。レチクル68には0層として基板回転角に応じて
反時計方向に回転したアライメントマークM00〜M3
40が設けられている。なお、アライメントマークの形
状によっては対称性が認められるものもあるため、異な
る回転角度でアライメントマークを共用することも可能
である。また、露光すべき角度のアライメントマーク
は、ブレードにより選択して所定の位置に露光し、その
後に加工プロセスを経て所望のアライメントマークとし
て形成される。
【0038】図19はウェハ64の周縁部に形成された
アライメントマークを示し、0°用、20°用、30°
用のアライメントマークM00、M20、M30を代表
として表示しており、また図19は模式的な表示のため
に一部のアライメントマーク同士は重ねて表示してい
る。
【0039】図20は回折格子101を形成する工程の
製作模式図を示しており、先ず図20(a)に示すよう
に、ウェハ64上にフォトレジスト102を塗布した後
に、図示しないレチクルを用いて露光することにより、
2段の階段形状103を得ることができる。続いて、図
20(b)に示すようにフォトレジスト104を塗布し、
露光することにより4段の階段形状105を得る。更
に、フォトレジスト106を塗布し、同様の工程を繰り
返すことにより、図20(c)に示すような8段の階段形
状107を得ることができる。そして、図20(d)に示
すようにフォトレジスト106を除去することにより回
折格子101が得られる。
【0040】図21は図20における製作模式図を説明
するためのフローチャート図を示し、先ずステップS1
においてウェハ64の表面にフォトレジスト102を塗
布形成した後に、ステップS2として1層目における各
露光領域91a〜91cの一部に対応する3種類の回折
光学素子のパターンが形成された各レチクル68を設置
し、1層目の露光作業を行う。レチクル68は半径にし
て約22mm〜41mmまでのパターンを露光すること
が可能であり、既にウェハ64の回転角が0°用のアラ
イメントマークM00がウェハ64の円周上に8個形成
されているため、ステップS3としてこの8個のアライ
メントマークM00により全体的なアライメント調整を
行う。このように、全体的なアライメント調整を行った
後に、ステップS4において図22に示すような中心か
ら2番目の位置Tに、露光領域91bのレチクルパター
ンを使用して露光を行う。
【0041】続いて、ステップS5としてウェハ64を
時計方向に所定角度回転させ、例えばウェハ64の周縁
部領域に形成された反時計方向に所定角度回転したアラ
イメントマークM30が、ウェハ64の回転に伴って所
望の向きとなり、この向きのアライメントマークM30
を用いて、ステップS3と同様にアライメント調整を行
った後に、ウェハ64の右上の位置にステップS4と同
様に露光領域91bのレチクルパターンを用いて露光を
行う。更に、ウェハ64を30°、合計60°時計方向
に回転させて、反射時計方向に60°回転したアライメ
ントマークM60を用いてアライメントを行い、位置T
に同様に露光を行う。
【0042】このようにして、順次にウェハ64を時計
方向に30°ずつ回転すると、反時計方向にウェハ64
の回転角に応じた角度だけ予め回転したアライメントマ
ークが所望の向き及び位置となるため、これを用いて順
次にアライメントを行い、所定位置に露光を繰り返すこ
とにより、中心から約22mm〜41mmの2番目の円
環状の露光領域91bは、合計12回のパターン露光に
より完了する。
【0043】次に、中心の露光領域91aを露光するた
めにステップS3〜S5の工程を繰り返し行う。また、
一辺が22mmの画角において露光可能な範囲は90°
であるため、露光領域91aのレチクルパターンは中心
から約22mmまでの領域を露光する。即ち、ウェハ6
4を90°ずつ回転し、対応する角度のアライメントマ
ークM00、M90、M180、M270を使用してア
ライメントを調整し、合計4回の露光により中心から約
22mmの領域の露光を完了することができる。
【0044】同様に、最外周の露光領域91cについて
も同様に露光する。即ち、最外周パターンは1回の露光
において20°の範囲が露光可能であり、20°ずつ回
転し、アライメントマークM00、M20、M40、
…、M340を使用してアライメントを調整し、露光領
域91cをレチクルパターンを用いて露光することによ
り、合計18回の露光により最外周部の領域の露光を完
了するすることができる。以上の各ステップを経ること
により、ウェハ64における1層面の全ショットの露光
を完了することができる。
【0045】続いて、ステップS6として図20(a)に
おいて示したウェハ64の露光されたフォトレジスト1
02を現像し、更にステップS7において、加工された
フォトレジスト102をマスクとして、ウェハ64の表
面にドライエッチングを施して2段の階段形状103を
形成する。
【0046】そして、ステップS8においてO2プラズ
マを用いた灰化処理により、フォトレジスト102を除
去する。次に、露光パターンが2層目のものとされた3
種のレチクル68を用いて、1層目の形成時と同様にス
テップS1〜S6を繰り返すことにより、ウェハ64の
全面における2層目の各アライメント、露光及び現像を
行う。ただし、ステップS2で設置する各レチクル68
は、2層目の露光領域91a、91b、91cの一部に
対応するものである。
【0047】続いて、ステップS7において、図20
(b)に示した加工されたフォトレジスト104をマスク
として、2段の階段形状103の表面にドライエッチン
グを施すことにより、4段の階段形状105を形成す
る。また、ステップS8においてO2プラズマを用いた
灰化処理によりフォトレジスト104を除去する。
【0048】そして、更に露光パターンが3層目の3種
のレチクル68を用いて、1層、2層目の形成と同様に
ステップS1〜S6を繰り返すことにより、ウェハ64
の全面における3層目の各アライメント、露光及び現像
を行う。ただし、ステップS2で設置する各レチクル3
層目の露光領域91a〜91cの一部に対応するもので
ある。そして、1層、2層目と同様に、図20(c)に示
すようにステップS7において加工されたフォトレジス
ト104をマスクとして、4段の階段形状105の表面
にドライエッチングを施すことにより、最終目的である
8段の階段形状107を形成する。同様に、ステップS
8においてO2プラズマを用いた灰化処理によりフォト
レジスト106を除去することにより、ウェハ64の第
1面に図20(d)に示すような同心円状に、8段の階段
形状が複数形成された回折格子101を完成することが
できる。
【0049】図23は図21におけるステップS3の各
所定アライメントを説明するためのフローチャート図を
示している。先ず、ステップS11としてXYステージ
61aを移動させ、観察すべきアライメントマークMの
位置をアライメントスコープ66の直下、即ち結像レン
ズ70の光軸L2上の位置に移動させる。
【0050】次に、ステップS12としてZステージ6
1bを光軸L2の方向に順次に移動させると同時に、C
CDカメラ74によりアライメントマークMの画像信号
を取り込み、画像処理装置75により画像コントラスト
を評価し、この評価値が最大となる位置にZステージ6
1bを駆動して設定する。続いて、ステップS13とし
て焦点検出手段78の光源83を作動させ、検出器86
からの出力信号がゼロ位置となるように平行平面板64
を回動させる。
【0051】このような一連の画像フォーカスによるキ
ャリブレーションを行うことにより、斜入射AF方式の
ゼロ位置がアライメントにとってのウェハ64のベスト
フォーカス位置となるように設定している。
【0052】斜入射AF方式におけるウェハ64に投光
する視野絞り82の開口部82aは、アライメントマー
クMをアライメントスコープ66の観察位置に移動させ
た際に、測定領域内に納まるように設定されている。開
口部82aをこのように設定すると、XYステージ61
aを駆動させて別ショットのアライメントマークMを検
出し、ウェハ64のアライメントを行う際に、斜入射A
F方式による投光位置のパターン形状等の条件をほぼ同
じに保つことができる。
【0053】即ち、ウェハ64の面上の複数の測定領域
からの反射条件がそれぞれ略等しくなるようにしてい
る。これにより長い信号処理時間を要する画像AF方式
をアライメント毎に使用する必要がなく、高速なフォー
カス検出を行うことが可能な斜入射AF方式をアライメ
ント毎に使用することを可能としている。
【0054】その結果、上述した画像フォーカス方式に
よる一連のキャリブレーション動作を行う必要があるの
は、斜入射AF方式による投光位置の状態が変化したと
き、例えばプロセスか変わったときにのみ一度行えばよ
く、その他のアライメント時は全て高速な斜入射AF方
式により、常にベストフォーカス状態でアライメントが
行えるようにしている。これにより、本実施形態ではス
ループットを低下させることなく、アライメント精度を
向上させることができる。
【0055】図24は上述の方法により作製した2枚の
光学素子を接合する接合装置の断面図を示しており、こ
の接合装置における回転治具111上には、回折光学素
子チャック112が固定されており、このチャック11
2の上面には直径が異なる大小2つの円環状突起11
3、114が上方に向けて突設され、これらの突起11
3、114の間には排気口115が設けられている。ま
た、外側の突起113は内側の突起114よりも僅かに
低く形成されている。これらの突起113、114上に
は石英ウェハから成る回折光学素子116が載置されて
いる。更に治具111の側面には、3点の当接部117
を有する円筒状の平行平板ホルダ118が外接されてお
り、当接部117に平行平板の光学素子119を当接す
ることにより、チャック112の中心とホルダ118に
載置された光学素子119の中心とが一致するようにな
っている。
【0056】チャック112の上方には、位置測定用の
マークスコープ120が配置されている。このマークス
コープ120により回折光学素子116上の位置測定用
マークを観察することにより、回折光学素子116の中
心とチャック112の中心が一致するように調整する。
マークスコープ120は測定後に接合装置から接合に邪
魔にならない場所に移動する。なお、回折光学素子11
6の中心出しは、専用マークではなく格子パターンその
ものを使用して行ってもよい。
【0057】次に、排気口115から空気を排出するこ
とにより、回折光学素子116は突起113、114間
において吸着され、凸状に僅かに変形する。回折光学素
子116の中心と接合する光学素子119の中心の位置
合わせが終了した後に、ホルダ118を下降させると、
先ず光学素子119が接合する回折光学素子116の中
心部と接触する。続いて、排気口115から徐々に空気
を入れ大気圧に戻すことにより、回折光学素子116の
変形は徐々に開放され、回折光学素子116と光学素子
119に徐々に接触面を拡大し、最終的には全面におい
て直接接合される。
【0058】この直接接合方法はオプティカルコンタク
トと呼ばれ、光学部材の表面に吸着した水等を介して、
図25に示すような石英と水、水同士、蛍石と水等によ
る(a)水素結合及び(b)ファンデルワールス力によって光
学部材を直接接合する接着方法であり、接着剤等を用い
ずにガラスや石英等の光学部材同士を接着することがで
きる。この際に、十分な接着強度を得るためには、接合
する光学素子119と回折光学素子116の接合部の表
面粗さを、平方二乗平均で5nm以下とし、水分量を1
13分子/cm2以上に制御することが好適である。
【0059】通常では、接合部の表面は図26に示すよ
うに微細なレベルの間隙hが生じているが、半径r、表
面エネルギγ、弾性率E、厚さtとすると、式(1)を満
たす範囲内であれば、直接接合が可能であることが知ら
れている。 h/r2<(γ/E/t3)1/2 ・・・(1)
【0060】式(1)は間隙hが1個所存在する場合を示
しているが、直径200mmの基板全体における間隙h
は無数に存在する。式(1)から直接接合には間隙hと表
面エネルギγを考慮する必要があり、AFM等により測
定した表面粗さとAPIMS等で測定した水分量が基準
となることが分かる。従って、回折光学素子116にお
いて表面粗さを確保するためには、回折光学素子116
を半導体プロセスで加工する以前に、研磨等を行って基
板の表面粗さを確保し、更に加工中及び加工後も表面粗
さを十分に配慮する必要がある。
【0061】表面エネルギγに関しては、通常の石英基
板では水分量を1013分子/cm2に確保することは可
能なため、十分な表面エネルギγとすることができる
が、基板が汚染されていると表面エネルギγが不足する
場合が生ずる。石英のような親水性材料の場合には、薬
液、紫外線、オゾン洗浄等により水分量を回復すること
は可能であるが、疎水性材料では洗浄後に、更に水を吹
き付けたり、親水性の薬液で処理することによって水分
量を確保する必要がある。
【0062】このような基板を図24に示した接合装置
を用いて接合を行うことにより、基板間は水素結合とフ
ァンデルワールス力で接合される。この際に、基板間に
残留する水分が多過ぎると逆に接合強度が低下するた
め、接合前の水分量を調整すると共に、接合後において
常温で乾燥したり、また加熱をすることにより水分量を
減少させることが望ましい。通常では、吸着水の脱離は
200〜400℃程度で起こり、図27に示すような状
態となることが理想的であるが、実際には基板間に間隙
があるために、図28に示すように数分子程度の水が残
留する。このように水分子が残留すると接合強度は10
Kg/cm2程度となり、使用方法によっては強度が不
足するため、有効径から外れた部分の外周等を接着剤等
により補強を行うことが好ましい。また、400〜10
00℃に加熱することによって脱水縮合反応を起こし、
水素結合を共有結合に置き換えることにより接合強度を
増大させてもよい。
【0063】接合面における光学特性は、使用波長によ
る反射率及び透過率の損失を0.1%以下になるように
することが好適であり、塵埃等が残留したり、空気又は
水等が多く存在した場合には光学特性が維持できないこ
ともあるため、接合強度だけでなく光学特性の点からも
接合前の基板管理は重要となる。
【0064】光学素子119と回折光学素子116には
共に同一素材の石英を使用したが、接合する光学素子1
19にアルミナ等の酸化物や、弗化カルシウム、弗化リ
チウム、弗化バリウム、弗化マグネシウム、弗化ストロ
ンチウム等の弗化物を使用することにより、短波長用の
光学部材とすることも可能である。また、長波長用の光
学部材としては、接合する光学素子119にガラス材や
合成樹脂材等を使用することが好適である。更に、反射
光学系の回折光学素子においては、SiNやSiC等の
セラミックや金属等を使用することも可能であるが、同
一材料同士の方がOH基の分布間隔等の水素を供給する
表面状態が同じになるために接合は容易である。
【0065】このようにして、2倍以上の剛性の強度を
有し、微細な格子ピッチを有する光学素子を精度良く作
製することができる。また、この光学素子を用いること
により外力の影響を受け難く、光学系に組込んだ際に良
好な光学性能を発揮することが可能となる。更に、水素
結合又はファンデルワールス力による直接接合方式を使
用することにより、短波長の光を用いた光学系に安定し
て使用可能となる。
【0066】図3における光学ユニット34における位
置合わせの具体的手段としては、回折格子パターン41
a、42aの形成時に円盤状基板41b、32aの有効
径外部位にそれぞれアライメントマークを形成し、この
アライメントマークを指標として回折光学素子41、4
2の両者を接合する。また、回折格子パターン41a、
42aの形成時に、有効径外部位にそれぞれ微小突起を
形成し、微小突起を突き合わせることにより両者を接合
するようにしてもよい。
【0067】更に、回折光学素子41、42の接合時
に、光学ユニット34としての回折効率等の光学的機能
を測定しながら、最適な光学性能となる部位において円
盤状基板41b、42bの位置合わせを行うようにして
もよい。
【0068】光学ユニット34においては、回折格子パ
ターン41a、42aが一部で接触するように構成され
ているが、非接触の状態で両者が近接するように配置し
て構成してもよい。更に、構成要素である回折光学素子
41、42にそれぞれ分割パターンとなる回折格子パタ
ーン41a、42aが形成され、これら回折格子パター
ン41a、42aが光学的に重畳し、全体として所望の
光学的パターンが構成されている。
【0069】このようにして、領域により8段及び4段
の階段形状の異なる段数を有する極めて微細なパターン
を必要とする高精度の回折光学素子と同等の光学的機能
を容易かつ確実に実現し、不要回折光や迷光の発生を抑
止して高い光学性能を有する光学ユニット34を製造す
ることができる。
【0070】そして、この光学ユニット34をステッパ
の光学系の一部として配することにより、色収差等の各
種の光学的収差を効率良く除去でき、極めて均一な照明
を行う高精度のステッパを実現することが可能となる。
【0071】なお、本実施例においては、ウェハ64の
表面に各種収差の補正された均一な照明光を照射するこ
とを考慮して、光学ユニット34をステッパの投影光学
系15に設置した例を開示したが、図29に示すように
レチクル13の表面に同様の照明光を照射することを考
慮して、光学ユニット34を照明光学系12内に設置し
てもよい。更に、ウェハ14及びレチクル13の各表面
にそれぞれ同様の照明光を照射し、更なる各種収差の補
正された均一な照明を達成するために、投影光学系15
及び照明光学系12の双方に光学ユニット34を設置す
ることもできる。
【0072】図30は第2の実施例における光学ユニッ
ト131の斜視図を示しており、回折光学素子132、
42が接合されており、回折光学素子132の中央部に
は理想的なブレーズド形状である所謂フレネルレンズの
回折格子パターン132aが形成され、外周部の回折光
学素子42には第1の実施例と同様に、階段形状の回折
格子パターン42aが形成されている。なお、第1の実
施例と同一の部材には同一の符号を付している。
【0073】図31は図30における光学ユニット13
1における回折光学素子132、42の加工面同士を接
合した場合のG−G’線の断面図を示し、図32は加工
面と平面を接合した場合のG−G’線の断面図を示して
いる。勿論、図14と同様に平面同士を接合してもよ
い。
【0074】フレンネルレンズである回折光学素子13
2の作製方法は、第1の実施例における8段の回折光学
素子の段数を更に16段に増加し、全体を軽くエッチン
グすることで形状整えることにより作製する。また、ピ
ッチがそれほど微細ではなく、主として可視光から赤外
光領域において応用するフレネルレンズは、バイトによ
る切削により製作してもよい。
【0075】このように本実施例においては、一方をフ
レネルレンズ、他方を階段形状を有する回折光学素子と
し、両者を接合することにより、1つの光学ユニット1
31としている。
【0076】図33は第3の実施例における光学ユニッ
ト141の斜視図を示しており、第1の実施例における
回折光学素子41の代りに光学素子142を用いてお
り、この光学素子142の中央部には通常の凸レンズ1
42aが設けられている。図34は図33における光学
ユニット141のH−H’線の断面図を示している。本
実施例においては、凸レンズ142aと回折光学素子4
2の組合わせを示したが、図35〜図37に示すよう
に、その他の各種レンズを備えた光学素子と各種の回折
光学素子を組合わせてもよい。
【0077】図35は光学素子142の代りに光学素子
151を用いている。この光学素子151の中央部には
凹レンズ151aが設けられ、負のパワーを有する回折
格子パターン152aが設けられた回折光学素子152
と接合している。また、図36は中央部に凹レンズ15
1aを有する光学素子151の平面と回折光学素子15
2を接合し、更に図37は凸レンズ153aを有する光
学素子153と正のパワーを有する回折光学素子154
を接合している。
【0078】図38は第4の実施例における光学ユニッ
ト161の斜視図を示し、回折格子の段数が3つの領域
でそれぞれ異なる機能を有する3つの回折光学素子を積
層して接合することにより構成されている。この光学ユ
ニット161は、中央部に8段の回折格子パターン16
2aを有する上層の回折光学素子162、中間部に4段
の回折格子パターン163aを有する中層の回折光学素
子163、周辺部に2段の回折格子パターン164aを
有する下層の回折光学素子164を接合することにより
構成されている。
【0079】図39は図38におけるI−I’線の断面
図、図40はI’−I”線の断面図を示している。本実
施例では全て回折面と平面を接合したが、接合する向き
は適宣に組合せてもよい。また、本実施例では凸レンズ
を組み合わせた構成を採っているが、凹レンズや途中で
正と負のパワーが変化する非球面レンズでも同様に構成
することができる。
【0080】図41は第5の実施例における光学ユニッ
ト171の斜視図を示しており、偏心光学素子を回折光
学素子を積層して接合することにより構成している。中
央部に8段の回折パターン172aを有する上層の回折
光学素子172、中間部に4段の回折パターン173a
を有する中層の回折光学素子173、周辺部に2段の回
折パターン174aを有する下層の回折光学素子174
を接合することにより構成されている。
【0081】図42は図41におけるJ−J’線の断面
図、図43は図41におけるJ’−J”線の断面図を示
している。
【0082】ステッパを利用した半導体装置(半導体デ
バイス)の製造方法の一例を説明すると、図44はIC
やLSI等の半導体チップ、液晶パネル或いはCCD等
の半導体デバイスの製造工程のフローチャート図を示し
ている。先ず、ステップS21において半導体デバイス
の回路設計を行い、続いてステップS22においてステ
ップS1で設計した回路パターンをEB描画装置等を用
いマスクを作成する。一方、ステップS23においてシ
リコン等の材料を用いてウェハを製造する。その後に、
前工程と呼ばれるステップS24において、ステップS
22、S23において用意したマスク及びウェハを用
い、マスクを露光装置内にローディングし、マスクを搬
送しマスクチャックにチャッキングする。
【0083】次に、ウェハをローディングしてアライメ
ントのずれを検出して、ウェハステージを駆動して位置
合わせを行い、アライメントが合致すると露光を行う。
露光の終了後にウェハは次のショットヘステップ移動
し、リソグラフィ技術によってウェハ上に回路を形成す
る。更に、後工程と呼ばれるステップS25において、
ステップS24によって製造されたウェハを用いてダイ
シング、ボンディング等のアッセンブリ工程、チップ封
入等のパッケージング工程を経て半導体チップ化する。
チップ化された半導体デバイスは、ステップS26にお
いて動作確認テスト、耐久テスト等の検査を行う。この
ような一連の工程を経て半導体デバイスは完成し、ステ
ップS27に進み出荷される。
【0084】図45は図44におけるステップS23に
おいて、ウェハ製造の詳細な製造工程のフローチャート
図を示している。先ず、ステップS31においてウェハ
表面を酸化させる。続いて、ステップS32においてウ
ェハ表面をCVD法により絶縁膜を形成し、ステップS
33において電極を蒸着法により形成する。更にステッ
プS34に進みウェハにイオンを打込み、続いてステッ
プS35においてウェハ上に感光剤を塗布する。ステッ
プS36では半導体露光装置によりマスクの回路パター
ンをウェハ上の感光剤上に焼付ける。
【0085】ステップS37において、ステップS36
において露光したウェハ上の感光剤を現像する。更に、
ステップS38でステップS37において現像したレジ
スト像以外の部分をエッチングする。その後に、ステッ
プS39においてエッチングが済んで不要となったレジ
ストを剥離する。更に、これらの一連の工程を繰り返し
行うことにより、ウェハ上に多重の回路パターンを形成
することができる。
【0086】この製造方法を用いれば、ステップS36
においてウェハ面に各種の光学的収差の補正された均一
な照明光が照射されるので、従来は製造が困難であった
高集積度の半導体デバイスを容易かつ確実に製造するこ
とができる。
【0087】なお、ステッパを用いた製造方法は、上記
した半導体デバイスに限定されるものではなく、各種の
電子素子や光学素子等のフォトリソグラフィによる微細
加工が必要なもの全てに渡って適用が可能である。即
ち、光学ユニットの構成要素である回折光学素子の回折
格子パターンの形成に、この製造方法を適用することも
できる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光学素
子は、所定面を所定の領域に分割し、それぞれ対応して
個別に略同一サイズの基板上に部分光学素子として作成
し接合することにより、高精度に作成することが容易と
なる。
【0089】また、分割し略同一サイズの基板を接合す
ることにより、製造時の歩止留まりを向上し、領域によ
り変化する所望の段数の回折光学素子の製造が可能とな
り、強度が増加することによる変形が少ない光学素子の
製造が可能となる。
【0090】また、本発明に係る光学素子を備えた露光
装置は、上述の光学素子を備えているので、高精度で小
型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】投影露光装置の構成図である。
【図2】投影光学系の拡大断面図である。
【図3】第1の実施例における光学ユニットの斜視図で
ある。
【図4】図3のA−A’線の断面図である。
【図5】回折光学素子の斜視図である。
【図6】図5のB−B’線の断面図である。
【図7】回折光学素子の斜視図である。
【図8】図7のC−C’線の断面図である。
【図9】回折光学素子の斜視図である。
【図10】図9のD−D’線の断面図である。
【図11】光学ユニットの斜視図である。
【図12】図11のE−E’線の断面図である。
【図13】光学ユニットの斜視図である。
【図14】図13のF−F’線の断面図である。
【図15】露光装置の構成図である。
【図16】光学絞りの開口部の正面図である。
【図17】ウェハの平面図である。
【図18】レチクルの平面図である。
【図19】アライメントマークを形成したウェハの平面
図である。
【図20】回折格子の製作模式図である。
【図21】回折格子の製造フローチャート図である。
【図22】ウェハの露光領域を示す平面図である。
【図23】アライメントの詳細な説明図である。
【図24】接合装置の断面図である。
【図25】反応過程の説明図である。
【図26】微細構造の断面図である。
【図27】反応過程の説明図である。
【図28】反応過程の説明図である。
【図29】投影露光装置の構成図である。
【図30】第2の実施例の光学ユニットの斜視図であ
る。
【図31】図30のG−G’線の断面図である。
【図32】図30のG−G’線の断面図である。
【図33】第3の実施例の光学ユニットの斜視図であ
る。
【図34】図33のH−H’線の断面図である。
【図35】第3の実施例の光学ユニットの断面図であ
る。
【図36】第3の実施例の光学ユニットの断面図であ
る。
【図37】第3の実施例の光学ユニットの断面図であ
る。
【図38】第4の実施例の光学ユニットの斜視図であ
る。
【図39】図38のI−I’線の断面図である。
【図40】図38のI’−I”線の断面図である。
【図41】第5の実施例の光学ユニットの斜視図であ
る。
【図42】図41のJ−J’線の断面図である。
【図43】図41のJ’−J ”線の断面図である。
【図44】半導体デバイスの製造フローチャート図であ
る。
【図45】ウェハ製造の詳細なフローチャート図であ
る。
【図46】従来の回折格子の断面図である。
【図47】従来の回折格子の平面図である。
【符号の説明】
13、68 レチクル 14、64 ウェハ 31 鏡筒 32、33 レンズ 34、131、141、161、171 光学ユニット 22、23 レンズ 41、42、101、132、142、152、16
2、163、164、172、173、174 回折光
学素子 41a、42a、132a、142a、152a、16
2a、163a、164a、172a、173a、17
4a 回折格子パターン 41b、42b 円盤状基板 43 密閉空間 65 投影光学系 66 アライメントスコープ 67 照明系 91a〜91c 露光領域 102、104、106 フォトレジスト 103、105、107 階段形状 151、153 光学素子 151a 凹レンズ 153a 凸レンズ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定面に関して複数の領域に分割し、該
    分割した領域毎に基板を作成し、これらの複数の基板を
    積層した素子を備えることを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】 前記分割した領域毎の基板は平面部を有
    することを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記各基板は互いに略同一の大きさとし
    たことを特徴とする請求項2に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 前記分割した領域毎の基板のうちの少な
    くとも1つには階段形状の面を形成し、全体として入射
    光を所望の回折角で回折する回折光学素子として機能さ
    せることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求
    項に記載の光学素子。
  5. 【請求項5】 前記分割された領域毎の基板の光学パワ
    ーを有する面側同士を貼り合わせたことを特徴とする請
    求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の光学素子。
  6. 【請求項6】 前記分割した領域毎の基板では、光学パ
    ワーを有する領域と光学パワーを持たない領域が相補的
    に存在することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つ
    の請求項に記載の光学素子。
  7. 【請求項7】 前記分割した領域毎の基板の光学パワー
    を有する面と平面とを貼り合わせたことを特徴とする請
    求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の光学素子。
  8. 【請求項8】 前記分割した領域で段数が異なっている
    階段形状を有する回折光学素子を貼り合せたことを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の光学
    素子。
  9. 【請求項9】 前記分割した領域毎の光学素子の周辺に
    平面部を設けたことを特徴とする請求項1〜8の何れか
    に記載の光学素子。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の前記光
    学素子と、前記光学素子の前段及び後段のうち少なくと
    も一方に配した少なくとも1枚の光学レンズとを備え、
    前記光学素子及び前記光学レンズを鏡筒内に一体に保持
    したことを特徴とする光学系。
  11. 【請求項11】 照明光を発する光源と、所定パターン
    を形成したレチクルに照明光を照射する第1光学系と、
    前記レチクルを通過した照明光を被照射面に照射する第
    2光学系とを備え、前記被照射面に前記レチクルの所定
    パターンを投影露光を行う露光装置であって、前記第1
    光学系及び/又は前記第2光学系は、所定面に関して複
    数の領域に分割し、該分割した領域毎に個々に基板を作
    成し、これらの複数の基板を積層した素子を備えた光学
    素子を含むことを特徴とする露光装置。
  12. 【請求項12】 所定面に関して複数の領域に基板を分
    割し、該分割した領域毎に別々の基板を作成し、これら
    の基板を積層する段階を含むことを特徴とする光学素子
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 照明光を発する光源と、所定パターン
    の形成されたレチクルに照明光を照射する第1光学系
    と、前記レチクルを通過した照明光を被照射面に照射す
    る第2光学系とを備え、前記被照射面に前記レチクルの
    所定パターンを投影露光を行う露光装置であって、前記
    第1光学系及び又は前記第2光学系は、請求項11に記
    載の光学系を含む露光装置を用いてデバイスを製造する
    ことを特徴とするデバイス製造方法。
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